JP2004521652A - 製品をマッサージする装置 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、製品の処理、詳細には、肉製品をマッサージするための装置に関する。この装置は、製品を処理する処理手段、および製品を処理部から排出する排出手段を備えた製品を収容するスペースを有する少なくとも1つの処理部を備えている。これに関連して、用語「マッサージング」は、製品に機械的影響を与えること、かつ/または機械的影響を受けた製品に添加物を適用し、またはその中に導入することを指すことを理解されたい。
【背景技術】
【0002】
このタイプの装置は、たとえば独国特許DE−A−19614368号で知られている。この装置は、回転可能な、キャリア形状の本質的に円筒形のドラム、およびスコップ形端部を有するアームを備えている。湾曲した排出樋がドラムに固定して取り付けられ、装置の作動中は常に活動状態にある。
【0003】
他の周知の装置は、オランダ特許NL−A−9201490号で開示されている。この装置は、実質的に円筒形または円錐形のドラムを備えており、ドラムの長手方向軸は、水平または水平に対してある角度で位置する。このドラムは内部に、星形の断面をもつマッサージ面を有する。さらに、回転軸の周りに取り付けられ、その外縁部が、マッサージ面を補完している螺旋板要素を備えた案内手段が、ドラム内で実質的にマッサージ面の内側に設置されている。
【0004】
装置を使用する際は、少なくともマッサージ面および案内手段をドラムの長手方向軸の周りで回転させ、ドラムは回転可能であるが必ずしも回転させる必要はなく、マッサージすべき肉製品を連続してドラムの供給端部でドラムに供給する。肉製品は、ドラム内で星形マッサージ面の頂部上で、かつ互いに重なりあってスライドし、肉製品の構造が変化し、たとえばタンパク質が肉から解離する。
【0005】
さらに、ガス、液体、あるいは粒状もしくは粉状固体、またはこうした2つ以上の成分の所望の混合物など、すでに存在する、またはドラムに加えられたマッサージング物質を、各肉製品にうまく散布し、かつ/またはマッサージの結果、吸収させることができる。案内手段は、肉製品をドラムの供給端部から反対側の排出端部に案内し、そこで処理済肉製品はドラムを出る。その結果、装置は連続して作動する。
【0006】
オランダ特許NL−A−9201490号による装置の欠点は、柔軟性に欠けることである。製品の装置内での滞留時間は、マッサージ面および案内手段の一定の回転速度に対して実質的に一定であるため、異なる滞留時間を要する製品には、異なる装置が必要である。これは、製品を機械を通過して変化させるときに、製品に機械的負荷が生じるため、滞留時間を変えるために回転速度を変えても、一般に、所望の製品特性がもたらされる結果にならないからである。したがって、容量は処理の強度に関連する。ゆえに、長い滞留時間には、長いドラムが必要であり、短い滞留時間は、限定された長さのドラムが必要である。
【0007】
周知の装置の他の欠点は、1タイプだけのマッサージ処理、すなわち、この装置では、規定の温度、規定のマッサージング物質および規定の滞留時間で、マッサージすべき製品に規定の機械的負荷が与えられ、異なるマッサージ処理を与えなければならない製品の場合は、複数の装置を連続して配置する必要があることである。
【0008】
さらなる欠点は、マッサージング物質が、供給される製品の規定の部分に保留されず、通過する製品全てと接触状態になり、その結果、相互汚染の危険性があることである。
【0009】
他の欠点は、特に小さい製品は、その一部が螺旋板要素とマッサージ面の間の隙間内に通過してしまうため、容易に損傷を受ける可能性があることである。
【0010】
この周知の装置の他の欠点は、ドラム内部の部分全てにアクセスできる可能性が限られているため、保守および洗浄が難しいことである。螺旋板要素を保守または洗浄のためにドラムから除去する場合は、少なくともドラムの2倍の作業スペースが必要である。
【0011】
さらなる欠点は、周知の装置の設計は、達成すべき処理能力に関連して、大量の材料を要することである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の目的は、装置を提供することであり、より詳細には、装置の設計を変える必要なく、柔軟な方法で製品を処理できるマッサージ装置を提供することである。本発明のさらなる目的は、相互汚染の危険性を防ぎ、または少なくとも低減することである。本発明の他の目的は、特に小さい製品の処理装置内での損傷を防ぐことである。本発明の他の目的は、処理装置の保守および洗浄の可能性を大幅に改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
1つまたは複数のこうした目的を達成するため、本発明による装置は、排出手段を活動および非活動動作状態に移動させることができることを特徴とする。この処置は、排出手段が非活動動作状態にある場合に、製品を処理部内に移動し、排出手段を所望の滞留時間の終りに活動動作状態に移動させることによって、製品の処理部内の滞留時間を要望どおりに調節できるようにするものである。これによって、広範囲にわたる製品および適用例への装置の使用に関して、かなりの柔軟性が生まれる。従来技術とは違い、ドラムの寸法によって、たとえば滞留時間が決定されないため、モジュラー構造が可能になる。
【0014】
製品が、複数の異なる処理を受ける場合、様々な処理部を連続して配置し、排出手段がいずれの場合も製品を後続の処理部に排出することが可能である。製品は、処理部毎に1つの機械的処理を受けることができ、さらに選択したマッサージング物質を適した量で適用することができる。明らかに、様々な処理部で実質的に同じタイプの処理を実行することもでき、この場合、製品の合計処理時間は、それぞれの処理部での処理時間の合計である。こうすると、装置の容量を変えることができる。
【0015】
マッサージング物質が処理部から漏れ、または飛び散り、あるいは他の方法で流出するのを防ぐため、たとえば、処理部を密封し、処理部内に入れられた液体、または粒状あるいは粉状物質の撹拌を制限し、製品を誘導または分配などする補助手段を設けることができる。
【0016】
好ましい一実施例では、作動装置の助けによって、排出手段を活動と非活動位置の間で移動させることができる。最適の柔軟な動作のため、各処理部にそれ自体の作動装置を設けることが好ましい。しかし、簡単な動作には、複数の処理部に共通の1つの作動装置を使用することを選択することもできる。
【0017】
簡単かつ低コストで信頼できる好ましい一実施例では、作動装置は、装置の外側から作動できるロッド、またはカム・トラック機構を備える。制御およびリセットが簡単な他の好ましい実施例では、作動装置は、各処理部についての個々の作動を容易に行うことができるようにするピストンシリンダ・ユニットを備える。
【0018】
この作動装置は、たとえば、処理部の排出手段が活動位置に移動した後、処理部が空になり、製品を受け入れる用意ができたことを示すリリース信号など、制御信号を生成するように設計されることが好ましい。このタイプの特徴は、処理装置が、処理装置の上流側に配置された分配装置と相互作用できるようにし、処理部が必要なリリース信号を出すまで、製品の一部分を(第1の)処理部に供給しないことである。この作動装置が、少なくとも2つの処理部を備え、その処理部を製品が連続して通過する場合、作動装置は、第2の処理部の排出手段を活動位置に移動させて、第1の処理部の排出手段をその活動位置に移動させる前に、第2の処理部を空にするように設計されることが好ましい。これによって、第1の処理部からの製品が、第2の処理部からの製品と接触状態になるのが阻止され、その結果、処理部内の処理が互いに妨げられることはない。しかし、排出手段が、第2の処理部に入る製品から分離して、第2の処理部内に存在する製品を排出するように適合されている場合、マッサージ装置の作動装置は、第1および第2の処理部の排出手段を、活動位置に移動させて、第1および第2の処理部を空にするように設計されることが好ましい。
【0019】
さらなる有利な実施例では、処理手段は、少なくとも1つのマッサージ要素を備え、排出手段が前記少なくとも1つのマッサージ要素と相互作用して、活動および非活動位置に到達する。
【0020】
本発明による装置の好ましい一実施例では、処理手段は、駆動装置の助けによって、作動するように設計される。処理部毎に、対応する処理手段として、関連する個々の駆動装置を設けることができるが、同時に複数の処理部の処理手段を駆動する1つの駆動装置を設けることもできる。特にこの駆動装置は、所望の場合は、様々な処理部の様々な処理手段の動作を異なって設定し、その結果、非常に柔軟性があるマッサージ装置にすることができる。
【0021】
本発明による装置の少なくとも1つの処理部の処理手段は、回転するように設計されることが好ましい。本発明の装置は、有利には、少なくとも2つの処理部を備えており、異なる処理部の異なる処理手段が、1つの共通軸受を有するものである。製品が処理手段に容易にアクセスできるように、軸受は、リング、リングの周囲に沿って可動である処理手段に結合された複数の車輪を備える。このリングは、開口部への有効なアクセスを形成する。様々な処理部の様々な処理手段は、特に、同じ軸に取り付けることができ、処理部を軸受または軸に追加し、またはそれから取り外すことによって、装置を様々な使用に容易に適合させることができる。またそれによって、装置の保守、組立/分解、および洗浄が簡単になる。簡単な構造にするため、処理手段の回転は、本質的に水平に回転軸線に対して行われることが好ましい。
【0022】
処理手段は、好ましくは、処理手段の移動方向に対してある角度で方向付けされた少なくとも1つの表面を備える。さらに詳細には、可動の、詳細には回転可能な処理部の処理手段は、断面で見ると、互いにある角度をなし、1つまたは複数の好ましくは内側に向いた先端部を形成するいくつかの表面を備える。処理すべき製品は、動く先端部によって搬送され、次いで、先端部から再び落下する。処理部の動作の調節によって、継続時間、製品に与えられる機械的負荷の性質および強度が決定され、そのパラメータは、処理部の充填度、(処理中に変化する可能性がある)製品の移動パターン、製品によってカバーされる距離、および製品の粘着性など(処理中に変化する可能性がある)製品の特性に関連する。様々な処理部の動作を様々に設定して、様々な処理部に連続して供給される製品が処理部内で異なる処理を受けるようにすることができる。一方、処理部毎の異なる処理も、内部構造が異なる処理部の同じ動作で行うことができる。
【0023】
好ましい一実施例では、先端部の頂角は、少なくとも約45度であり、先端部は互いに間隔を置いて配置されている。先端部が非対称に形成されている場合、異なる方向への(たとえば、回転する処理部の回転に対して反対方向への)先端部の動きは、異なる機械的負荷を製品に与えることになる。先端部の寸法、形状、および頂角は、1つの処理部内で異なってもよく、または複数の処理部の間で異なってもよい。
【0024】
好ましい一実施例では、表面は、処理部の壁と一体化されているため、1片または数片の板材料から壁を簡単に作成することができる。有利な一実施例では、こうした壁は、少なくとも部分的に着脱可能であり、保守および洗浄のために処理部の内部へのアクセスが容易になっている。
【0025】
好ましい一実施例では、処理手段の少なくとも1つの表面が、処理部の固定壁に沿って可動である。この場合、表面は、パドルの一部でもよい。少なくとも1つの表面の縁部、すなわち壁に面している縁部は、壁から間隔をあけることができ、その間隔はゼロ以上である。実際、この間隔は、製品が通ることはできないが、マッサージング物質は通ることができる間隙が作り出されるように選択される。一実施例では、少なくとも1つの表面は、ヒンジ可能であり、ヒンジ軸線は前記回転軸線に本質的に平行である。したがって、前記縁部を固定壁と継続的に接触状態に保持することができる。この目的で、少なくとも1つのばね部材が、少なくとも1つの表面を所定のヒンジ位置に動かす。
【0026】
好ましい一実施例では、処理手段は、処理部のスペース内に配置されたマッサージング物質供給手段を備えて、マッサージング物質供給手段によって供給すべき物質と製品を直接接触させる。処理部内に供給すべきマッサージング物質の量は、処理すべき製品の数、および(現在と未来の)製品の特性に基づいて選択される。
【0027】
他の好ましい実施例では、処理部のスペースの周囲壁に穿孔部が設けられ、周囲壁の少なくとも1つの側部が開放されたチャンバが、周囲壁に隣接してスペースの外側に形成されて、処理媒体が、穿孔部を介してスペースに供給され、またはそれから排出されるようになされている。したがって、特に簡単な方法で、製品の処理を行うことができ、その場合、この穿孔部によって、処理媒体の供給中、処理媒体が処理部のスペースを介して散布されることが保証される。
【0028】
他の好ましい一実施例では、処理手段は、処理部のスペースの周囲壁を介して熱を伝達する手段を備える。こうすると、ある製品に対して、熱源もしくは冷凍源、または熱さ、もしくは冷たさを放出する媒体と製品を一方では直接接触させ、他方では接触しないようにすることができる。
【0029】
好ましい一実施例では、処理手段は、処理部のスペース内に突き出た針を備えており、その針によって、製品の表面および表面下の領域を処理することができ、その場合、製品に独占的に機械的変更を与え、針がその目的用に設計されている場合は、処理媒体を注入することができる。柔軟性のある好ましい実施例では、針の動作を変えることができ、針を針の長手方向で制御可能に移動させることができる。
【0030】
好ましい一実施例では、処理部は、前記スペースを画定する回転可能なドラムを備える。
【0031】
他の好ましい実施例では、処理手段は一連のブレードを備え、このブレードはスペース内に配置され、スペース内で回転方向に製品を切断する活動をする。処理手段は、回転可能なローラも備えており、このローラは、スペース内に配置され、ローラの回転軸線は、ドラムの回転軸線に平行であり、ローラは、変形可能な製品をマッサージする働きをする。このローラは、ローラの外面上に溝を備えていることが好ましい。
【0032】
排出手段は、好ましくは樋を備え、樋の出口端部は、処理部の外側に配置される。この樋は、処理部内に置かれた製品を収集し、その後、製品は樋の排出端部を介して排出される。
【0033】
好ましくは、この排出手段は、その活動動作状態では、対応する処理部内に置かれた製品、および液体および/または固体マッサージング物質を排出し、その結果、マッサージング物質と製品は共にされたままで、細菌性および/または化学的相互汚染の危険性を最低限にするように設計される。
【0034】
他の好ましい実施例では、排出手段は、その活動動作状態で、製品を排出し、排出手段に穿孔部が設けられている場合は特に、対応する処理部内に置かれた液体および/または固体マッサージング物質をこの処理部に戻すように設計されている。このため、製品に付着しなかったマッサージング物質が処理部から除去されるのが阻止される。
【0035】
好ましい一実施例では、各処理部のスペースの表面の少なくとも1部に、リブまたは尖った突起部などの形状が設けられ、表面が製品を移動させるようになされている。
【0036】
本発明の装置で実施される1つまたは複数の処理を、この目的の装置で自明の適した特徴を提供することによって、過剰圧力、真空、穿孔、調理、蒸気処理、冷却、および/またはガス処理と組み合わせることができる。さらに、粉体塗装ユニットを処理部に組み込むことができる。
【0037】
本発明の他の特許請求の範囲、特徴、および利点は、非限定的な例示の実施例を示す添付の図面の参照により明らかになるであろう。
【0038】
様々な図にわたり、同一の参照番号は、同一の構成要素、または同一の機能を有する構成要素に関連する。
【実施例】
【0039】
図1は、製品6、特に肉製品を開始する供給ライン2、マッサージ装置3、およびマッサージ装置3で処理された製品6aのための排出ライン4を示す。供給ライン2は、脚8上で変位可能に構成されたフレーム10を備えており、フレーム10内にコンベヤ・ベルト12などがあり、それによって、製品6を矢印14で示した方向に移動させることができる。供給ライン2は、マッサージ装置3に面する端部に、樋16を備えており、樋16によって、コンベヤ・ベルト12から落下した製品6がマッサージ装置3内に供給される。
【0040】
排出ライン4はフレーム18を備えており、フレーム18内にベルト・コンベヤ20などが配置され、それによって樋22を介してマッサージ装置3によって放出された製品6aを、さらなる処理動作を受けるために矢印24で示した方向に移動させることができる。供給ライン2および排出ライン4は、本発明による装置の一部を形成するものではない。
【0041】
マッサージ装置3は、係止可能なキャスタ25上で変位させることができるフレームを備え、1対の実質的にC形の支持部26a、26bを有しており、支持部26a、26bは、中空軸28によって互いに連結されている。1つまたは複数の回転可能な処理部30a、30b、30c、30dは、軸28上に取り付けられ、これらの処理部はそれぞれU形の断面、および以下の図を参照してさらに詳細に説明する構造を有している。処理部30a、30bは、互いに連結され、かみ合い部32がこの処理部の間に設けられており、そのかみ合い部の間で駆動モータ34に連結された歯車36の歯がかみ合って、処理部30aおよび30bを1つまたは複数の所定の速度で、所定の方向に、または反対方向に駆動する。駆動モータ34は、支持部26aに連結されている。図で示した実施例では、処理部30aおよび30bは、処理部30cおよび30dに固定して連結されている。しかし、処理部30cおよび30dは、処理部30aおよび30bとは独立して駆動されることも可能であり、この目的で、かみ合い部38が、処理部30cと30dの間に設けられている。関連する駆動モータ(図ではさらに詳細に示していない)を支持部26b上に配置することができる。処理部30a〜30dは、適切な場合は、それぞれ個々に他の処理部とは独立して、また適切な場合は異なる方向に、たとえばベルト駆動手段によって、または中空軸28内に配置された駆動軸の手段によって、他の方法で回転させて、様々な処理部を、所望の場合は異なる速度で異なる方向に駆動することができることが明らかであろう。
【0042】
オランダ特許公開第NL−A−9201490号で示されているように、処理部を軸28上に取り付ける代わりに、またはそれに加えて、軸またはローラの下側に取り付けることもできる。さらに、処理部を互いに機械的に連結し、たとえば円板などを介して端部で軸または軸受に結合し、それによって処理部の中心軸を省くことができる。
【0043】
少なくとも1つの処理部にマッサージ手段を備えた処理手段が設けられており、この場合マッサージ手段は、断面が三角形で各処理部30a〜30dの内部の周囲に沿って分配されたマッサージ要素40を備えている。マッサージ要素40の周囲に沿った分配は、均等である必要はない。処理部30a〜30d毎にマッサージ要素40を1つだけ配置し、または、実行すべき処理にマッサージ要素が必要でない場合は、マッサージ要素を全て無くすこともできる。マッサージ要素40は、たとえば半円形の断面など様々に形状付けし、または様々な寸法をもつこともできる。
【0044】
図1aは、互いに105度の角度αをなす表面で形成された6つのマッサージ要素42を備えた円筒形の処理部の内部を示す。マッサージ要素42は、互いに規則的な間隔で配置され、2つの連続するマッサージ要素42の間に延びる表面44は、マッサージ要素42の隣接する表面に対して112.5°の角度βで方向付けられている。処理部が軸28の周りで回転されて使用される場合、製品は、マッサージ要素42によってある一定の距離だけ上方に搬送され、その後、製品は表面44の1つ、または他のマッサージ要素42上に落下する。
【0045】
マッサージ要素は、たとえば図1aの破線で示したように、非対称に形成することもできる。その結果、マッサージ要素が一方向に回転した場合の製品の機械的処理は、マッサージ要素が反対方向に回転した場合の機械的処理とは異なる。
【0046】
図1bは、互いに90°の角度γをなす表面で形成された24個のマッサージ要素46を備えた円筒形の処理部の内部を示す。連続するマッサージ要素46の2つの隣接する表面は、互いに75°の角度δで方向付けられている。図1bで示した処理部を使用する場合は、製品は、軸28の周りでの回転によって、連続するマッサージ要素46上で転がる。
【0047】
図1cで示したように、着脱可能な湾曲した細長い板形状の部分45を処理部の周囲に設けることができる。この板形状部分は、マッサージ要素45aおよび処理部のマッサージ要素45aの間に位置する壁部分45bの両方を画定するように形付けられている。好ましくは、板形状部分45は可撓性材料から作成されるが、板形状部分45を本質的に剛体に作成することもできる。板形状部分45は、端部45cで処理部の残りの部分にヒンジ式に結合される。リング形側壁47を互いに剛構造にするには、反対の側壁47に対して側壁47の平面に横方向に延びるいくつかのバー47aを設けることができる。バー47aは、板形状部分45の端部を取り付ける点として働くこともでき、この目的で、周知の適した係止部を設けることができる。ヒンジ式に結合した端部45cとバー47aの1つの間で側壁47に対して各板形状部分45の位置を固定するには、カム49を設けて、カム49に板形状部分45をその屈曲する線の付近で衝合させることができる。処理部内で使用すべきマッサージング物質に関連して必要な場合は、板形状部分に、適したシール手段をその端部に設けることができる。
【0048】
図1dは、図1cの実施例の変更形態を示す。図1dでは、板形状部分45が完全に取り外されている。板形状部分45の側壁47への固定は、たとえば、図1cの実施例でも使用することができる、1つまたは複数の速度結合部51によってバー47aの位置で行うことができる。
【0049】
図2で示したように、処理部は、たとえば洗浄または保守の目的で、処理部に容易にアクセスできるように、軸28に沿って両方向矢印50で示した方向に変位することができる。図で示した実施例では、処理部30cと30d、および処理部30aと30bは、支持部52に3つのスポーク54で連結されている。スポーク54は、平坦なリング56に連結され、リング56は、それぞれその外周上に数組のかみ合い部32および38を支承している。支持部26a、26bの少なくとも1つと軸28との間の連結部は、必要に応じて処理部を取り外したり追加したりするため、開放可能である。
【0050】
図2および3で示したように、中空軸28は、1つまたは複数の処理部内で、軸28上に開放可能に配置された1つまたは複数の噴霧器頭部62と連通している1つまたは複数の管路60を含む。1つまたは複数の異なるマッサージング物質を処理部内に1つまたは複数の管路60を介して導入することができる。図3は、マッサージング液63を処理部内に吹き付け、ある量のマッサージング液63が処理部の底部に存在しているところを示す。処理部が軸28の周りを矢印64で示した方向に回転する場合、製品6は、マッサージ要素40によって上方に搬送され、その後、重力に従って、マッサージ要素40から滑り落ち、マッサージング液63内に転落する。矢印66はこの現象を示す。その間、製品は、処理部内に落下した結果、機械的処理を受け、マッサージング液63を吸収する。処理部内にマッサージング物質が供給されない場合は、処理部では機械的処理だけが行われる。
【0051】
明らかなように、噴霧器頭部62または同様の構成を用いて、処理部を使用した後に洗浄剤を処理部内に導入し、その後処理部をすすぐことによって、処理部を洗浄することもできる。
【0052】
図4aおよび4bは、やはり処理部内で製品6がいかに落下するかを示す。細長い樋様の排出部材70は、図4aでは非活動位置に、図4bでは活動位置にあるが、スポーク54の1つの上に配置されている。排出部材70は、スポーク54から実質的に軸28の方向に、処理部の端部を超えて延びている。非活動位置では、製品6は、排出部材70を通り過ぎて移動する。排出部材70の縁部がマッサージ要素40に対して支承される活動位置では、製品6は、処理部が矢印64で示した方向に移動する場合は、矢印71で示したように、排出部材70内に移動する。重力のため、製品6は排出部材70に沿って長手方向に滑り、処理部から外に、後続の処理部内に、または排出ライン4(図1)上に移動する。
【0053】
排出部材70は、スポーク54に変位可能に連結されており、連結ピン72はスポーク54に沿って移動することができ、排出部材70も連結ピン72の周りで旋回することができる。排出部材70は、ロッド76に連結されたアーム74の助けで、非活動位置から活動位置に移動することができる。ロッド76は、排出部材70を作動させるためだけに使用することができるが、他の処理部の1つまたは複数の排出手段に結合して、複数の排出手段を同時に作動させることもできる。たとえばマッサージ装置3の端部にある支持部26aまたは26bの位置で、ロッド76の一端が、たとえば図6aおよび6bの102で以下に示すように、案内部などと接触状態になった結果、1つまたは複数の排出部材を作動させる目的で、ロッド76の変位が行われる。
【0054】
排出部材70は、多様な方法で非活動位置と活動位置の間で変異できることは明らかであろう。並進運動、回転運動、またはその2つの運動の組合せが可能である。排出部材を活動位置でスポーク54上に固定して取り付けた場合、製品は、処理部の多くとも1回転後に処理部から排出される。
【0055】
排出部材70がマッサージ要素40と相互作用することは重要ではない。排出部材70は処理部の他の壁部とも相互作用して、製品が処理部から選択的に排出されるようにする。
【0056】
図4cは、排出部材70aを備えた処理部を示す。この排出部材70aは、実質的に樋またはスコップ形であり、少なくとも部分的に穿孔部71が設けられ、この穿孔部71は、図で示したように、排出部材70aの底部、および2つの対向する側部に位置する。排出部材70aがその活動位置にあるとき、製品6が排出部材70aを介して排出される場合、穿孔部71は、製品6に巻き込まれていた過剰なマッサージング物質が、穿孔部71を介して処理部のスペース内に排出されて戻されることができるようにする。
【0057】
図4cで示した処理部のマッサージ要素40は、V形の要素、すなわち互いに角度約45°に構成された構成要素の板を備えている。
【0058】
図5aおよび5bは、ピストンシリンダ・ユニット80の助けによる排出部材70の作動を示す。ピストンシリンダ・ユニット80は、スポーク54に固定して連結されたカム84にピン82の周りで回転可能に連結されている。ピストン・ロッド86の端部は、ピン88の周りで旋回できるように、排出部材70上に配置されたアーム90に連結されている。ピストンシリンダ・ユニット80が、軸28の内部に案内された付勢管路92を介して適した方法で付勢される結果、排出部材70は、それぞれ図5aおよび5bで示したように、非活動または活動位置に移動する。様々な処理部の様々な排出部材を、たとえばロッドによって、互いに連結すると、複数の排出部材を作動させるには、単一のピストンシリンダ・ユニット80で十分である。
【0059】
図6aおよび6bは、カム・トラック機構94の助けによる、排出部材70の作動を示す。この目的で、排出部材70にアーム96が設けられ、アーム96上に車輪98が自由に回転できるように配置されている。車輪98は、作動板102のカム・トラック100内で案内される。作動板102は、処理部の動作とは独立して、図6aで示した位置から図6bで示した位置まで軸28の周りで回転することができ、その結果、排出部材70は、その非活動位置から活動位置に移動される。様々な処理部の様々な排出部材が、たとえばロッドで、互いに結合されている場合、複数の排出部材を作動させるには単一のカム・トラック機構94で十分である。
【0060】
図7aおよび7bは、処理部が矢印110で示した方向に回転した場合に、排出部材70が非活動位置にあり、処理部が矢印64で示した方向に回転した場合は、排出部材70が活動位置にある、動作原理を示す。この場合、排出部材70は、たとえば、図6aおよび6bを参照してすでに示した案内板102の形態の案内部によって、連結ピン72を介して作動することができる。
【0061】
回転方向が交替するこの実施例では、排出部材70をスポーク74上の固定位置に、図7bで示した位置に、取り付けることもできる。その場合、処理部が矢印110で示した方向に回転する場合は、処理部が矢印64で示した方向に回転する状態とは違い、製品6は処理部から排出されない。
【0062】
要望に応じて排出部材を非活動位置または活動位置に移動することができるため、最適の処理部内での処理時間を選択することができる。各排出部材の活動化を他の排出部材の活動化と関係なく選択する場合、各処理部内の処理を他の処理部内の処理と関係なく行うことができる。その結果、継続的にインラインで動作できる非常に柔軟性があるマッサージ装置になる。
【0063】
図8で示した構成は、実質的に図1で示したものに対応する。図8で概略的に示されているように、コンピュータまたは他の制御装置120は、破線122で表した、1つまたは複数の電気的油圧または空気圧管路を介して、排出部材124を活動または非活動位置に移動させて、製品が処理部から排出され、後続の処理部に送られ、または製品がマッサージ装置3から排出されるようになされている。さらに、制御装置を使用して、駆動モータ34および他の処理部の任意の他の駆動装置を制御することができる。たとえば、排出部材124の作動のタイミングについて、または、マッサージ装置の内部または外部で測定した、排出部材124または駆動モータ34の制御に影響を与えるパラメータについての情報を含む信号を、制御装置120に線126を介して送ることができる。
【0064】
以下のいくつかの図では、排出部材は、図を見易くするために省略してあるが、実際は存在するものである。
【0065】
図9a〜9eは、半円形の上縁部を有する端壁103に2つの端部で結合された半円筒形の下部壁101を備えたマッサージ装置(の一部)を示す。下部壁101および端壁103は共に、タンク105を形成し、その中に3つの処理部が、2つの半リング形の仕切り107によって形成されている。処理手段109は、各処理部内に配置されている。各処理手段109は、2つの支持リング111を備えており、支持リング111はその周囲に沿って指部が設けられて、スコップ形のパドル113を支持し、異なる処理手段109の支持リング111の間の連結部を作成し、リング117内に処理手段109を取り付けているいくつかの溝付き車輪115を取り付けている。こうしたリング117は、端壁103の位置に置かれ、できれば仕切り107の位置にも置かれていることが好ましい。当然、車輪115を、重力を用いて、端壁103の半円形の上縁部かつ/または仕切り107上に直接取り付けることもできる。その場合、リング117は使用しない。
【0066】
タンク105に1つまたは複数の排出部105aを設けて、たとえばマッサージ装置の洗浄のために、マッサージング物質を処理部から除去することができる。
【0067】
パドル113は、主に矢印119の方向に移動されるものである。パドル113の平面は、パドル113の動きの方向119(の接線)に対してある角度で配置されている。したがって、パドル113は、処理すべき製品をある距離にわたって移動させ、その後、製品はパドル113の方向変換によってまたパドル113から落下する。
【0068】
図9bで詳細に示したように、このマッサージ装置に、その下縁部に沿ってタンク105にヒンジ式に連結され、窓が設けられた蓋121を設けることができる。処理手段109が、マッサージ装置の端部で回転する際にいかに駆動されるかも示されている。1つまたは複数の車輪115および/または隣接する支持リング111の指部が外側かみ合い部を備えた歯付きリング123に連結されている。電気的空気圧または油圧モータ125は、歯付きリング123と係合する歯車127を駆動する。様々な処理部の処理手段109が互いに連結されている場合、完全なマッサージ装置には単一の駆動装置で十分である。当然、他の場合は、各処理部の処理手段を個々に駆動することができる。
【0069】
図9c、9d、および9eで詳細に示したように、マッサージ装置の簡単な保守および簡単な洗浄が、ヒンジ式の蓋121(図9c)を設けることによって可能になる。1つまたは複数の処理部の処理手段109をタンク105に対して移動させることができ、それらをマッサージ装置(図9d)から本質的に1つまたは複数の矢印で示した方向に取り出し、仕切り107をタンク105(図9e)から取り外すことができる。処理手段109は、たとえば人の力、外部のつり上げ装置、またはマニプレータで移動させることができる。また、てこ構造などをマッサージ装置自体に取り入れて、1つまたは複数の処理手段109をタンク105に対して移動させることもできる。
【0070】
図10aは、下部壁101に対するパドル113の位置を示す。パドル113の縁部は、好ましくは可撓性かつ耐摩耗性の材料から作成され、少なくとも部分的に下部壁101と接触状態にあり、パドル113の前にある製品6およびマッサージング物質63の両方をすくい上げ、矢印119の方向のパドル113の移動に沿って運び、ある距離の後、パドル113が水平に方向付けされる位置を通り過ぎた後、パドル113の反対側の縁部を介して再び落下させる。
【0071】
パドル113が、矢印119で示した方向に対して反対方向に移動する場合は、タンクの壁でタンク105内に収集された、液体、粒状または粉状の固体などマッサージング物質は、たとえば排出部105bを介して処理部から除去することができる。排出部105bは、閉鎖することができるが、その方法はより詳細には示していない。
【0072】
図10bは、やはり、下部壁101と接触しているパドル113の縁部の位置をより詳細に示す。図10cは、下部壁101に対する前記縁部の別の位置を示す。この図では、縁部は、下部壁から所定の距離のところに位置し、マッサージング物質63はパドル113を通過するが、製品6はパドル113を通過することができないようになっている。したがって、製品6とマッサージング物質63を分離させることが可能である。
【0073】
図10dおよび10eは、細部が異なる2つのパドル形態を示す。図10dの実施例は、図9a〜10bで示したものと同様である。パドル113の前縁部は、下部壁101と本質的に接触している。パドル113の垂直の側壁は、マッサージ装置の仕切り107(または端壁103)と小さい間隙を含めて接触する。
【0074】
図10eのパドル113aは、その後縁部に向けて先細りになっており、後縁部は垂直側壁部を形成している。この構成により、製品および可能にはマッサージング物質をパドル113aから、対応する処理部と関連する排出部材までより良好に移送することができる。
【0075】
図10fは、下部壁101に対するパドル113bのヒンジ構成を示す。連結部131の位置で、パドル113bはリング111にヒンジ式に結合されている。連結部133の位置で、パドル113bは、ねじ付きバー135にヒンジ式に結合され、バー135は、支持部137の開口部を通って延び、止めナット139が設けられている。圧縮ばね141が、ねじ付きバー135上で連結部133と支持部137の間に設けられている。したがって、パドル113bは、矢印の方向に傾き、パドル113bの前縁部は下部壁101に対して偏倚される。こうした手段でとりわけ、マッサージ装置の構成要素、特に下部壁101の寸法および形状公差が比較的大きくても、マッサージ装置の動作に否定的影響を与えないようにすることができる。パドル113bの前縁部は、下部壁101に沿って位置する。
【0076】
図11は、中空軸132の周りで、矢印134で示した方向に回転することができる処理部130を示す。管路136は、軸132内に収容されており、処理部130の位置で、2つの管路136aおよび136bに分岐し、軸132の壁を通って導かれている。穿孔された噴霧器頭部138は、各管路136aおよび136bの端部に固定され、弁140を備えており、管路136を通って供給された媒体が弁140から、処理部130内に置かれた製品142上に噴出され、または吹き付けられる。使用される媒体は、(たとえば製品142上に氷の層を生じさせる目的の冷却、または加熱のための)所定の温度の、空気、二酸化炭素、窒素、または他のガス、あるいはガスの混合物、もしくは水など液体、または粒状物質でもよい。弁140は、実質的に下方に向けられる。製品142が、処理部130の動作中に、重力のために実質的に処理部130の底部内に集まるため、処理媒体が直接接触することができるからである。
【0077】
図12aは、部分的に穿孔部146が設けられた周囲壁148を有する処理部144の構造を示す。処理部144は、チャンバ152に対して中空軸150の周りを回転することができ、チャンバ152は、周囲壁148の一部に沿って軸150に対して固定位置に配置されている。このチャンバは、供給管路154を備えており、図12aの矢印で示したように、この供給管路154から、ガス、こうした空気、または粉状物質を、所定の温度でチャンバ152内に導入し、やはり穿孔部146を通って処理部144内に移動させることができる。チャンバ152は、好ましくは、処理部144の下側に沿って延びる。なぜなら、ここに、処理すべき製品が動作中に位置し、たとえば製品を冷却し、または冷凍するためのガスまたは粉末が直接製品に与えられるためである。
【0078】
図12bは、図12aに関して上記で論じたものと同様の機能を備えた処理部144aを示す。しかし、図12bの場合、周囲壁148aおよびチャンバ152は、固定されているが、リング111に固定されたパドル113は、矢印119の方向に回転する。図では、周囲壁148a全体に穿孔部146が設けられているが、穿孔部146は、たとえば、チャンバ152を境界付ける周囲壁148aの領域だけに限定することもできる。
【0079】
図13は、中空軸158の周りで回転することができる処理部156の構造を示す。規定の温度で水などの液体を含むチャンバ162は、処理部156の閉鎖された周囲壁160の一部に沿って、軸158に対して固定された位置に配置されている。熱を、液体によって、液体と接触している周囲壁160のその部分から出し、またはその部分に与えて、処理部156の底部内に置かれた製品を必要に応じて、冷却/冷凍、または加熱することができる。所望の場合は、チャンバ162に、入口および出口(より詳細に図示せず)を設けて、液体を交換することができる。さらに、一例として、冷却装置または加熱装置(図13で図示せず)を液体内に配置することができる。
【0080】
図14は、中空軸166の周りで回転することができる処理部164を示す。周囲壁168は、図10で示したものと同様に、部分的に穿孔部170が設けられている。周囲壁168の一部に沿って、チャンバ172が中空軸166に対して固定の位置に配置されている。チャンバ172は、規定の温度の水などの液体を含む。液体は、穿孔部170を介して処理部164内に流れ、したがって処理部164内に置かれた製品174と直接接触状態になり、こうした製品を洗浄、および/または冷却および/または加熱する。所望の場合は、チャンバ172に、入口および出口(より詳細に図示せず)を設けて、液体を交換することができる。さらに、一例として、冷却装置または加熱装置(図14で図示せず)を液体内に配置することができる。
【0081】
図15aは、中空軸178の周りで回転することができる処理部176を示す。管路180が軸178内にあり、軸178の壁を通って導かれ、一端に噴霧器頭部182が設けられている。処理部176の周囲壁184は、内側上に針186が設けられている。処理部176内に置かれた製品188は、矢印190で示した方向に、処理部を回転させた場合に、針186上で転がり、その結果、製品188の外面および外面下の構造が変化する。このため、管路180を通って噴霧器頭部182を介して、製品188に向けて吹き付けられるマッサージング物質(ガス、液体(たとえばブライン)、または粉末)の吸収が促進される。
【0082】
図15bは、矢印195で示した方向に、中空軸194の周りで回転することができる処理部192を示す。マッサージング物質(ガス、液体、または粉末)を処理部192の底部に向けて管路198を介して吹き付けることができる。管路198には、噴霧器頭部196が設けられ、管路198は、軸194の内部と連通している。針202は、その第1の端部が周囲壁200を通って突出し、反対側の第2の端部は太くした部分204を支えており、処理部192の周囲壁200の一部に配置されている。針202が支持されている方法は、より詳細には示していないが、針202は、周囲壁200の表面に対して実質的に横方向に移動することができ、針202を処理部192の主に外側に引き出す目的で、ばね手段206が設けられている。案内要素208は、軸194に対して固定して配置され、案内面210は、矢印195で示した方向で見ると、周囲壁200からの距離を徐々に縮めている。
【0083】
処理部192が矢印195で示した方向に回転する場合、針202の太くした部分204は、案内面210と接触状態になり、針202は、処理部192内に徐々に打ち込まれる。針が案内要素208を通過すると、ばね手段206は針が外側に戻るように強制する。案内要素208によって処理部内に打ち込まれた針202は、その場所に位置した製品の表面および/または表面下の構造を変化させて、管路198から出されるマッサージング物質の作用または吸収を向上させる。
【0084】
図15cは、固定された中空軸216の周りで回転することができる処理部214を示す。管路218は軸216内にあり、軸216の壁を通って注入装置220内に案内されており、注入装置220は軸216に固定して連結されている。注入装置220は、注入装置220の中および外に移動できるいくつかの針222を備えているが、その方法はより詳細に示していない。針222は、マッサージ要素40を通過するときに注入装置220内に移動し、2つの連続するマッサージ要素40の通過の合間は、注入装置220から外に移動する。針222を中空にして、管路218を介して適用される物質を製品内に注入することができる。
【0085】
図15dおよび15eは、図15bに関連して上記で論じたものと同様の機能を備えた処理部192aを示す。しかし、図15dの場合、周囲壁200aは、針ユニット141と同様に固定して配置されている。この針ユニット141で、1つまたは複数の針145が、周囲壁200a内にある穿孔部143を介して処理部192aに出入りできるようになっている。リング111に固定されたパドル113は、矢印119の方向に回転する。針145は、パドル113が穿孔部143を通過するときに処理部の外に出され、パドル113の通過の合間は、穿孔部143を介して処理部内に入ることができる。したがって、穿孔部143の領域にある製品には、針145が挿入されるが、これは、(製品が針の先端部上に落下する)重力による作用の結果だけでなく、針145が処理部内に移動する(針の先端部が製品内に押しつけられる)結果でもある。周囲壁200aに対する針145の変位は、より詳細には図示していない1つまたは複数のアクチュエータによって行われる。たとえば、各針145または1組の針145を個々に打ち込むことが可能である。図15dにおいて破線で示した可能性は、固定して配置した針145を針ユニット141に設け、針ユニット141を1つまたは複数のアーム221を介してヒンジ軸線223に連結して、針ユニット141を両方向矢印225の方向に、より詳細に図示していないアクチュエータの作動によって移動させるものである。
【0086】
図16は、固定された中空軸230の周りを矢印228で示した方向に回転することができる処理部226を示す。アーム234は、次にさらに詳細に記載する手段の助けによって、両方向矢印232で示した方向に、伸縮自在に延長し引込めることができ、軸230に固定されている。アーム234の一端に、いくつかの回転可能なブレード236が設けられ、このブレード236は、アーム234の助けによって、処理部226の周囲壁238の内側上に、またはほぼ内側上に移動することができ、周囲壁238の内側から遠方に移動することができる。板242は、より詳細に図示していない手段の助けによって、両方向矢印240で示した方向に移動することができ、やはりアーム234上に配置されている。したがって、板242の自由端244は、周囲壁238の内側上に、またはほぼ内側上に移動し、そこから遠方に移動することができる。アーム234および板242の動作のエネルギーおよびその制御は、軸230の内部を通って管路231を介して提供される。
【0087】
処理部226を使用する場合、最初の段階では、処理部226は矢印228で示した方向に回転され、その動作中、ブレード236は周囲壁238の内側上に移動し、板242の端部244は、周囲壁238から遠方に移動する。こうすると、製品246は、細片246aに切断される。次いで、処理部226は反対方向に回転され、そのプロセス中、ブレード236は周囲壁238の内側から遠方に移動し、板242の端部244は、周囲壁238上に移動する。こうすると、細片246aを、周囲壁238の内側からこすり落とし、たとえば排出部材(より詳細に図示せず)の助け、または板242の助けによって、処理部226から排出することができる。
【0088】
図17は、固定された軸254の周りで、矢印252で示した方向に回転することができる処理部250を示す。アーム258は、より詳細に図示していない手段の助けによって、両方向矢印256で示した方向に、伸縮自在に延長し、引込めることができ、軸254に固定されている。アーム258の一端に、溝を付けたローラ260が設けられ、ローラ260は、アーム258の助けで自由に回転できるように取り付けられ、処理部250の周囲壁262の内側上に、またはそれから少し距離をおいて移動することができ、周囲壁262の内側から遠方に移動することができる。排出部材266は、より詳細に図示していない手段の助けによって、両方向矢印264で示した方向に移動することができ、やはりアーム258上に配置されている。したがって、排出部材266の自由端268は、周囲壁262の内側上に、またはそれに近接して、かつ遠方に移動することができる。アーム258および排出部材266の動作のエネルギーおよびその制御は、軸254の内部を通って管路255を介して提供される。
【0089】
処理部250を使用する場合、最初の段階では、処理部250は矢印252で示した方向に回転され、そのプロセス中、ローラ260は周囲壁262の内側に向かって移動し、排出部材266の端部268は、周囲壁262から遠方に移動する。こうすると、製品270は、交互の機械的負荷を受け、その結果、肉の場合は柔らかくなる。次いで、処理部250は反対方向に回転され、そのプロセス中、ローラ260は周囲壁262の内側から遠方に移動し、排出部材266の端部268は、周囲壁262に向かって移動する。こうすると、柔らかくなった製品270を、周囲壁262の内側からこすり落とし、排出部材266の助けによって、処理部250から排出することができる。
【0090】
図18aは、固定された軸274の周りで回転することができる処理部272を示す。処理部272の周囲壁276は、穿孔部278が設けられている。処理部272の上には、チャンバ280が形成され、チャンバ280は、周囲壁276の側部で開放されている。チャンバ280の側壁282および284は、処理部272内で、壁286、288、290、および292と隣接している。後者の壁286および288は、軸274に対して、詳細に図示していない方法で固定されているが、壁290および292は、支持部294によって軸274に固定して連結されている。処理部272の下には、頂部が開いた収集チャンバ296が形成されている。
【0091】
動作の際には、小麦粉など粉状物質をチャンバ280内に入れる。この物質は、穿孔部278を介して処理部272の内部に到達し、壁286〜292によって、壁286と290の間、および壁288と292の間の間隙に向けて案内され、そこで物質は、処理部272の実質的に底部内に置かれた製品298上に2つの流れで落下する。いくらかの物質は製品298に付着し、物質の他の部分は、穿孔部278を通って処理部272を離れ、収集チャンバ296内に至り、それから排出される。
【0092】
図18bは、図18aに関連して上記で論じたものと同様の機能を備えた処理部272aを示す。しかし、図18bの場合、周囲壁276aおよびチャンバ296は、固定されているが、リング111に固定されたパドル113は、矢印119の方向に回転する。この図では、周囲壁276a全体に穿孔部278が設けられているが、穿孔部278は、たとえば、チャンバ296付近に位置する周囲壁276aの領域だけに限定することもできる。
【0093】
図19aは、軸302の周りで回転することができる処理部300を示す。処理部300の周囲壁304は、部分的に穿孔部306が設けられている。処理部300の外側に、第1のチャンバ308および第2のチャンバ310が形成され、チャンバ308、310は、周囲壁304に面した側部が開放されている。チャンバ308、310は、それぞれ管路312および314と連通している。
【0094】
動作の際には、処理部300を回転させる場合は、管路312を介して小麦粉などの粉状物質をチャンバ308内に吹き込む。穿孔部306がチャンバ308を通過するとき、物質は、処理部300内に移動し、そこで、処理部300内に置かれた製品に付着する。管路314およびチャンバ310は、管路312およびチャンバ308と同様に動作することができる。管路314内での物質の流れる方向は、管路312内の流れの逆でもよい。すなわち管路312内では処理部300に向けられ、管路314内では処理部300から離れるようにしてもよい。管路314内の物質の流れる方向は、処理部300に向かい、管路312内では処理部300から離れるようにすることもできる。
【0095】
図19bは、図19aに関連して上記で論じたものと同様の機能を有する処理部300aを示す。しかし、図19bの場合、周囲壁304aおよびチャンバ308と310は、固定されているが、リング111に固定されたパドル113は、矢印119の方向に回転する。穿孔部306は、チャンバ308および310を境界付ける周囲壁304aの領域だけに限定されている。
【0096】
図20は、図19aで示したものと同様の構成を示す。小麦粉など粉状物質が、管路322を介してチャンバ324内に吹き込まれ、チャンバ324は、処理部300の周囲壁304に面した側部が開放されて、物質が穿孔部306を通って処理部300内に供給され、物質が処理部300内に置かれた製品に付着するようになされている。処理部300の底部内にある余分な物質は、穿孔部306を通って受け部326内に通過し、受け部326から排出される。
【0097】
図21で示した構成では、粉状または粒状物質は、振動するシュート330から処理部300内の開口部を通って処理部300内に供給される。振動シュートの代わりに、振動ベルトを使用することもできる。この振動ベルトは、粉状または粒状物質を処理部300に搬送するものである。
【0098】
図22〜25は、調量装置としても知られている、製品をマッサージ装置3に供給する様々な方法を示す。
【0099】
図22は、作業員340が、製品6を容器342から、矢印344で示した方向に移動するコンベヤ・ベルト12上に置き、その後、製品6が、樋16を介してマッサージ装置3の処理部30aに到達する方法を示す。
【0100】
図23は、矢印346で示した方向に前進する、受け部コンベヤ350の受け部348内への製品6の供給を示す。受け部コンベヤ350は、計量装置(より詳細に図示せず)を備えており、対応する受け部内に置かれた製品6の重量が所定の重量と等しい場合に、シュート352の位置にある受け部348を傾斜させる手段も設けられている。受け部348が傾けられると、製品6は、シュート352を介してコンベヤ・ベルト12上に滑る。コンベヤ・ベルト12によって、製品はマッサージ装置3に送られる。
【0101】
図24は、フィレッティング・ラインの一部を示す。図では、フィレット360が、適したコンベヤ手段362の助けによって、矢印364で示した方向に移動している。フィレット360は、シュート366を通過するとき、関連するコンベヤ手段362から開放され、その後、フィレット360はシュート366を介してコンベヤ・ベルト12上に滑り落ち、マッサージ装置3に向かって送られる。
【0102】
図25は、矢印372で示した方向に移動する、隆起した壁376をもつ棚付きベルト374を備えたベルト・コンベヤ370を示す。製品6は、2つの連続する壁376の間に置かれている。棚付きベルト374は、製品6が、棚付きベルト374によって搬送され、その最後に、コンベヤ・ベルト12上に移動され、マッサージ装置に向けて送られるように構成されている。
【0103】
図26は、3つの曲線が、マッサージ装置の作用を示すようプロットされたグラフを示す。曲線は、(水平軸上にプロットした)マッサージ装置内の肉片でカバーされたメートルで示した距離に対してプロットした、肉片におけるブラインの吸収の重量または体積によるパーセントを(垂直軸で)表す。カバーされた距離は、1つの製品が処理部内で回転、滑動、かつ/または落下によってカバーする距離である。三角形の記号で示した第1の曲線は、ブラインの必要量の10倍を、処理部内に調量して加えた場合のブラインの吸収を示し、ひし形の記号で示した第2の曲線は、マッチした正しい調量のブラインが処理部内にある場合のブラインの吸収を示す。正方形で示した第3の曲線は、最初の段階で過剰なブラインを使用したが、次の段階ではこの量を減らした場合のブラインの吸収を示す。こうすると、第2の曲線によれば、距離450メートルがカバーされた後に達成されるブラインの吸収は、第3の曲線によれば、単に180メートルがカバーされた後に達成されることがわかる。したがって、第1の段階で過剰量のブラインを使用し、第2の段階で少ない量のブラインを使用することによって、処理時間を大幅に短縮しても同じ結果を得ることができる。よって、ブラインの量は、ブラインの所望の吸収を達成する際の制御要因を示す。ゆえに、第1の処理部では、このセクションでブラインを迅速に最初に吸収させるために過剰量のブラインを使用することができ、後続の処理部では、適当なマッチした量のブラインを使用して、この後続のセクションでブラインの吸収の所望の最終値を達成することができる。ブラインを処理部から除去することによって、過剰なブラインを減少することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0104】
【図1】製品を処理するために整列して配置した、本発明によるマッサージ装置を示す斜視図である。
【図1a】処理部を示す概略断面図である。
【図1b】他の処理部を示す概略断面図である。
【図1c】可動マッサージ要素を備えた処理部を示す斜視図である。
【図1d】取り外し可能なマッサージ要素を備えた処理部を示す斜視図である。
【図2】異なる動作状態における、図1のマッサージ装置を示す斜視図である。
【図3】図1の装置の一部分を示す斜視図である。
【図4a】本発明による装置の第1の排出手段の動作を示す斜視図である。
【図4b】本発明による装置の第1の排出手段の動作を示す斜視図である。
【図4c】第1の排出手段の代替実施例を備えた処理部を示す、概略斜視図である。
【図5a】本発明による装置の第2の排出手段の動作を示す斜視図である。
【図5b】本発明による装置の第2の排出手段の動作を示す斜視図である。
【図6a】本発明による装置の第3の排出手段の動作を示す斜視図である。
【図6b】本発明による装置の第3の排出手段の動作を示す斜視図である。
【図7a】本発明による装置の第4の排出手段の動作を示す斜視図である。
【図7b】本発明による装置の第4の排出手段の動作を示す斜視図である。
【図8】排出手段のための制御部を概略的に示す、図1のマッサージ装置を示す図である。
【図9a】本発明による代替マッサージ装置のいくつかの部分を示す斜視図である。
【図9b】閉鎖した状態の、図9aのマッサージ装置の駆動装置を示す斜視図である。
【図9c】開いた状態の、図9bのマッサージ装置を示す斜視図である。
【図9d】図9cのマッサージ装置の他の実施例を示す斜視図である。
【図9e】別の状態の、図9dのマッサージ装置を示す斜視図である。
【図10a】図9aのマッサージ装置の一部分を示す概略断面図である。
【図10b】図10aのマッサージ装置の一部分の代替実施例をさらに詳細に示す図である。
【図10c】図10aのマッサージ装置の一部分の代替実施例をさらに詳細に示す図である。
【図10d】図10aのマッサージ装置の一部分の他の実施例を示す斜視図である。
【図10e】図10aのマッサージ装置の一部分の他の実施例を示す斜視図である。
【図10f】図10aのマッサージ装置の一部分の他の実施例を示す斜視図である。
【図11】処理手段を備えた、部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図12a】他の処理手段を備えた、部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図12b】図12aに関連して示した処理のための、部分的に切断した代替の処理部を示す斜視図である。
【図13】他の処理のための、部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図14】他の処理のための手段を備えた、部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図15a】注入手段を備えた、部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図15b】注入手段を備えた、部分的に切断した代替の処理部を示す斜視図である。
【図15c】注入手段を備えた、他の部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図15d】他の部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図15e】図15dの処理部の詳細を示す斜視図である。
【図16】細片切断手段を備えた、部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図17】肉を柔らかくする手段を備えた、部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図18a】粉状または粒状物質を処理部内に導入する手段を備えた、部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図18b】図18aに関連して示した処理を実行するための、部分的に切断した代替の処理部を示す斜視図である。
【図19a】粉状または粒状物質を処理部内に導入する手段を備えた、他の部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図19b】図19aに関連して示した処理を実行するための、部分的に切断した代替の処理部を示す斜視図である。
【図20】粉状または粒状物質を処理部内に導入する手段を備えた、他の部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図21】粉状または粒状物質を処理部内に導入する手段を備えた、他の部分的に切断した処理部を示す斜視図である。
【図22】製品のマッサージ装置への手仕事での供給を示す斜視図である。
【図23】製品をマッサージ装置に供給するための計量装置の第1の実施例を示す斜視図である。
【図24】製品をマッサージ装置に供給するための計量装置の第2の実施例を示す斜視図である。
【図25】製品をマッサージ装置に供給するための計量装置の第3の実施例を示す斜視図である。
【図26】本発明による装置の動作を示すグラフである。
Claims (47)
- 製品の処理、特に肉製品をマッサージするための装置であって、
前記製品を処理する処理手段を備えた、前記製品を収容するためのスペースを有する少なくとも1つの処理部と、
前記製品を前記処理部の前記スペースから排出する排出手段とを備え、
前記排出手段(70)を活動および非活動動作状態に移動させることができることを特徴とする装置。 - 前記排出手段(70)が、作動装置の助けによって、活動位置と非活動位置の間で移動することができることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
- 各処理部(30a〜30d)にそれ自体の作動装置が設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
- 前記作動装置が、複数の処理部(30a〜30d)に共通であることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
- 前記作動装置が、前記装置の外側から作動させることができるロッド(76)を備えていることを特徴とする、請求項2から4までのいずれかに記載の装置。
- 前記作動装置が、ピストンシリンダ・ユニット(80)を備えていることを特徴とする、請求項2から4までのいずれかに記載の装置。
- 前記作動装置が、カム・トラック機構(94)を備えていることを特徴とする、請求項2から4までのいずれかに記載の装置。
- 前記作動装置は、前記処理部(30a〜30d)の前記排出手段が前記活動位置に移動した後に制御信号を生成するように設計されていることを特徴とする、請求項2から7までのいずれかに記載の装置。
- 前記製品を連続して通過させる少なくとも2つの処理部(30a〜30d)を備え、前記作動装置が、前記第2の処理部の前記排出手段を活動位置に移動させて、前記第1の処理部の前記排出手段がその活動位置に移動する前に、前記第2の処理部を空にするように設計されていることを特徴とする、請求項2から8までのいずれかに記載の装置。
- 前記製品を連続して通過させる少なくとも2つの処理部(30a〜30d)を備え、前記作動装置が、前記第1および第2の処理部の前記排出手段を本質的に同時に活動位置に移動させて、前記第1および第2の処理部を空にするように設計されていることを特徴とする、請求項2から8までのいずれかに記載の装置。
- 前記処理手段が、少なくとも1つのマッサージ要素(40)を備え、前記排出手段(70)が前記少なくとも1つのマッサージ要素と相互作用して、前記活動および非活動位置に到達することを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記処理手段が、駆動装置の助けによって作動するように設計されていることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 少なくとも2つの処理部(30a〜30d)を備え、前記異なる処理部の前記異なる処理手段の動作が異なることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 前記処理手段が、回転するように設計されていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 少なくとも2つの処理部(30a〜30d)を備え、前記異なる処理部の前記異なる処理手段が共通の軸受を有することを特徴とする、請求項14に記載の装置。
- 前記軸受が、リングを備え、前記リングの周囲に沿って、前記処理手段に結合されたいくつかの車輪が可動であることを特徴とする、請求項14または15に記載の装置。
- 前記異なる処理部(30a〜30d)の異なる処理手段が、同じ軸上に取り付けられていることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
- 前記回転が、本質的に水平の回転軸線に対して行われることを特徴とする、請求項14から17までのいずれかに記載の装置。
- 前記処理手段が、その移動方向に対してある角度で方向付けされた少なくとも1つの表面を備えていることを特徴とする、請求項18に記載の装置。
- 前記処理手段が、互いにある角度で配置され、断面で見ると、1つまたは複数の先端部を形成しているいくつかの表面を備えていることを特徴とする、請求項19に記載の装置。
- 前記先端部の頂角が少なくとも約45°であることを特徴とする、請求項20に記載の装置。
- 前記先端部が、互いにある距離をおいて配置されていることを特徴とする、請求項20または21に記載の装置。
- 前記先端部が、非対称に形成されていることを特徴とする、請求項20、21、または22に記載の装置。
- 前記先端部の寸法が、互いに異なることを特徴とする、請求項20から23までのいずれかに記載の装置。
- 前記表面が、前記処理部の壁と一体式であることを特徴とする、請求項20から24までのいずれかに記載の装置。
- 前記少なくとも1つの表面が、前記処理部の固定の壁に沿って可動であることを特徴とする、請求項19に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの表面の縁部、すなわち前記壁に面した縁部が、前記壁からある距離を置いて配置されていることを特徴とする、請求項26に記載の装置。
- 前記少なくとも1つの表面が、ヒンジ式に配置され、前記ヒンジの軸線が前記回転軸線に本質的に平行であることを特徴とする、請求項26または27に記載の装置。
- 少なくとも1つのばね部材が、前記少なくとも1つの表面を所定のヒンジ位置に偏倚するために設けられていることを特徴とする、請求項28に記載の装置。
- 前記処理手段が、マッサージング物質供給手段(136、136a、136b、138、140、180、182、196、198)を備え、前記供給手段が、マッサージング物質を供給するために、前記処理部のスペース内に配置されていることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記処理部(144、164、272、300)のスペースの周囲壁(148、168、276、304)に、穿孔部(146、170、278、306)、チャンバ(152、172、296、308、310、326)が設けられ、前記チャンバが少なくとも周囲壁の側部で開放されており、前記スペースの外側に、前記周囲壁に隣接して形成されて、処理媒体を前記穿孔部を介して前記スペースに供給し、またはそれから排出することを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記処理手段が、前記処理部(156)の前記スペースの周囲壁(160)を介して熱を伝える手段(162)を備えていることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記処理手段が、前記処理部の前記スペース内に突き出る針(186、202、222)を備えていることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記針が、針の長手方向に制御可能な方法で移動できることを特徴とする、請求項33に記載の装置。
- 前記処理部(30a〜30d、130、144、156、164、176、192、214、226、250、272、300)が、前記スペースを画定する回転可能なドラムを備え、前記ドラムが回転軸線および回転方向を有することを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記処理手段が、前記スペース内に配置され、前記スペース内で製品(246)を回転方向で切断するように動作する一連のブレード(236)を備えていることを特徴とする、請求項35に記載の装置。
- 前記処理手段が、前記スペース内に配置され、ローラの回転軸線が前記ドラムの回転軸線(254)に平行であり、変形可能な製品をマッサージする働きをする回転可能なローラ(260)を備えていることを特徴とする、請求項35に記載の装置。
- 前記ローラの外面上に溝が設けられていることを特徴とする、請求項37に記載の装置。
- 前記排出手段(70)が、製品案内部分を備え、前記製品案内部分の排出端部が、前記処理部(30a〜30d)の外側に配置されていることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記製品案内部分が、樋の形状であることを特徴とする、請求項39に記載の装置。
- 前記排出手段(70)が、その活動動作状態では、対応する処理部(30a〜30d)内に置かれた、前記製品、および液体および/または固体のマッサージング物質の両方を排出するように設計されていることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記排出手段(70)が、その活動動作状態では、前記製品を排出し、前記対応する処理部(30a〜30d)内に置かれた前記液体および/または固体のマッサージング物質をこの処理部に戻すように設計されていることを特徴とする、請求項1から40までのいずれかに記載の装置。
- 前記排出手段(70)に穿孔部(71)が設けられていることを特徴とする、請求項42に記載の装置。
- 前記排出手段(70)が、その活動動作状態では、前記製品を排出し、前記対応する処理部(30a〜30d)内に置かれた前記液体および/または固体のマッサージング物質を排出しないように設計されていることを特徴とする、請求項1から40までのいずれかに記載の装置。
- 各処理部の前記スペースの表面の少なくとも一部分が形状付けられていることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 異なる処理部が共通のスペース内に形成され、取り外し可能な処理手段および前記異なる処理部の間の取り外し可能な仕切りの準備がなされていることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
- 前記少なくとも1つの処理部が、少なくとも部分的に取り外し可能な1つの壁を有することを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の装置。
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