JP3156155B2 - 殺菌機 - Google Patents

殺菌機

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JP3156155B2
JP3156155B2 JP8547097A JP8547097A JP3156155B2 JP 3156155 B2 JP3156155 B2 JP 3156155B2 JP 8547097 A JP8547097 A JP 8547097A JP 8547097 A JP8547097 A JP 8547097A JP 3156155 B2 JP3156155 B2 JP 3156155B2
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由高 宇野
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千明 大石
雄彦 赤堀
猛 岡田
伸夫 篠田
勝義 鈴木
晃広 杉山
厚志 永島
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀物、加工食品、
薬品原料、お茶、乾燥野菜、農水産物等の粉粒物等の湿
熱の殺菌効果を充分に発揮させる流動型蒸気殺菌機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、蒸気殺菌装置は、バッチ式も、連
続式のものも殺菌室内の温度をいかにして均一化する
か、また処理能力をいかにアップするか、いかに早く殺
菌するか等に力点がおかれていた。また、飽和蒸気及び
過熱蒸気でもって加圧加熱処理して、粉粒物の加熱変
性、加熱殺菌等をせんとするもの(特公昭62−475
00号公報)、飽和蒸気、過熱蒸気等の過熱媒体で連続
的に過熱殺菌するもの(実公昭63−5508号公
報)、低圧の過熱蒸気で管路内を浮遊移送させて加熱殺
菌するもの(特公平1−20859号公報)等種々の発
明、考案がなされている。
【0003】そして、加圧殺菌等させるには、主にバッ
チ式で、加圧過熱蒸気を用いるので高圧にたいしてのシ
ール等が問題になる。また、飽和蒸気殺菌等させるもの
では、低圧ではあるが乾き度等が問題になる。本願発明
者等は、先に特開平8−89222号公報を提案した、
このものは連続式で飽和水蒸気と過熱水蒸気との二連系
として容器内の殺菌等の条件を可変にすると共に、ウエ
ットな飽和蒸気殺菌等とドライな過熱蒸気殺菌等とを選
択したり或いは両方の蒸気を加減したりを可能にすると
共に、出口の含水率を一定に調節して、次の例えば乾燥
工程へ効率よく送り出すことができうるというものであ
る。さらに、リーフ、粒、粉等の多種な原料に対応でき
て、多種多量の原料をその品質を損なわずに簡単に扱え
て、蒸気の供給を均一にすると共に、蒸気流動を進めて
ムラをなくすことを見出だし先願として出願したもので
ある。そして、このものは、さらに加圧殺菌機の圧力を
仕切る弁座上に原料がのる場合には、弁が開動作を始
め、少しでも弁に隙間が生ずると、その隙間から蒸気が
弁座上に乗っている「塊まり状態」の原料にすぐに影響
をおよぼす、局部的な影響は好ましくないものであり、
この現象を無くし、それでいて通過量を多くとることが
できる供給手段と排出手段とを提供することである。ま
た、高圧蒸気の場でお茶、乾燥野菜、農水産物等を好適
に蒸したり、或いは活性炭等を賦活させるに好適な装置
を提供することである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、第1に、被殺
菌物供給口に開閉自在な圧力を仕切る対の弁と、この各
弁の交互の開閉に連動して各ホッパー内の原料を落し込
むダンパーを設けることにより、供給口の圧力を仕切る
弁座上に直接原料が触れることを極めて少なくして、弁
が開動作を始めても原料にすぐに影響をおよぼすことを
なくし、供給口の弁への付着とカミ込みもなくし、かつ
通過量を大きくした供給手段を提供すること。第2に、
供給口と排出口ともに圧力を仕切る弁座上に直接原料が
触れることを極めて少なくして、弁が開動作を始めても
原料にすぐに影響をおよぼすことをなくし、供給口と排
出口との弁への付着とカミ込みもなくし、かつ通過量を
大きくした供給手段と排出手段とを提供すること。第3
に、第1又は第2の課題に加えて、対の弁と各対のダン
パーを付設したホッパーとを案内筒で連結したことによ
り、原料が粉体のようなものであっても、弁が開く時の
殺菌機の圧力の逆流にも原料が飛散することを防止する
こと。第4に、第3の課題に加えて、対の仕切り弁間の
案内筒に加熱・加圧気体の供給口と該気体の排出口とを
付設したことにより、殺菌機の圧力と、対の仕切り弁間
の圧力との圧力差を減らし、弁が開く時の殺菌機の圧力
の逆流を極力減らして原料が飛散することを確実に防止
すること。第5に、第4の課題に加えて、案内筒からの
略水平な管路に排出用電磁弁を付設した枝管路を直角に
分岐し、さらにこの略水平な管路の途中に供給用電磁弁
と、その先端側にヒーターとを付設し、この管路の外端
に空気又は蒸気を送り込むコンプレッサーを取り付けた
ので、この供給・排出用管路を簡単な構造とし、それで
いて、被殺菌物の外部への飛散がなく、電磁弁等の機器
の故障もなくすこと。第6に、第3乃至第5のいずれか
の課題に加えて、対の仕切り弁間のホッパーに連通孔を
付設したことにより、加熱・加圧気体の流れをホッパー
内に起こさせ、原料が飛散することをより確実に防止す
ること。第7に、第6の課題に加えて、対の仕切り弁間
のホッパーと排出口側のホッパーとに連通孔を付設した
ので、排出口側の全てのホッパーに加熱・加圧気体の流
れをホッパー内に起こさせ、原料が飛散することをより
確実に防止すること。第8に、第1乃至第7のいずれか
の課題に加えて、開閉自在な圧力を仕切る弁をスイング
バルブとしたことにより、開閉動作を短時間でスムーズ
に行うこと。第9に、第8の課題に加えて、開閉自在な
圧力を仕切るスイングバルブとホッパーのダンパーとを
開状態で連動させて、機械的に開閉を連動させ原料の供
給を確実に、迅速に行うこと。第10に、第3乃至第9
のいずれかの課題に加えて、上方の案内筒に洗浄水供給
口を付設したことにより、供給口は勿論殺菌機内部の全
体を洗うことができるので、被殺菌物の混合することを
防止すること。
【0005】第11に、第3乃至第10のいずれかの課
題に加えて、供給口と排出口との案内筒にヒータを付設
したことにより、この部位を加熱したことで、結露を防
止できる殺菌機を提供すること。第12に、第1乃至第
11のいずれかの課題に加えて、横型の缶体の上記供給
口から排出口に亘って回転する攪拌胴を配設したので、
蒸気の供給で完全な殺菌が可能で、リーフ、粒、粉、等
の多種類な原料に対応でき、簡単に扱えて多種、多量の
原料を原料品質を損なわず、充分な攪拌でムラをなく
し、湿熱の殺菌効果が充分に発揮できる流動型で被殺菌
物の色素、組織、風味等の品質劣化を防ぎ、コンパクト
で安価な殺菌機を提供すること。第13に、第1乃至第
12のいずれかの課題に加えて、缶体の少なくとも一方
の鏡面を開閉式の蓋とし、回転する攪拌胴の回転支持ロ
ーラを枠体に設け、該枠体を缶体内に付設したレール上
を移動させて攪拌胴を缶体内より取り外し自在としたこ
とにより、缶体内や攪拌胴内等の清掃が簡単にでき、又
攪拌胴や攪拌手段の交換が簡単にでき段取り替えが簡単
で容易にでき、多種多用な原料に対応する際の操作性が
よくなり、より確実に、より正確に達成できる殺菌機で
あること。第14に、第1乃至第13のいずれかの課題
に加えて、攪拌胴の被殺菌物供給口側より攪拌胴内と被
殺菌物供給口とに連絡し筒に覆われた攪拌手段を缶体内
に出入れ自在に設けたことにより、被殺菌物のリーフ、
粒、粉、等の多種類な原料でも、被殺菌物が攪拌胴内に
均一に散布の状態で供給できて、どんな被殺菌物であっ
ても充分に均一な殺菌のできる殺菌機を提供すること。
第15に、第1乃至第14のいずれかの課題に加えて、
攪拌胴の被殺菌物供給口側より攪拌胴内と被殺菌物供給
口とに連絡し筒に覆われた攪拌手段を缶体内に出入れ自
在にし、その外部の回転駆動のためのモータを缶体に設
けた案内バーで摺動自在に垂下し、回転駆動力の伝達軸
と筒に覆われた攪拌手段の軸とを摺動させることで着脱
自在に嵌合させたことにより、攪拌手段の取扱いが簡単
に誰にでもでき、かつ着脱自在にしたことで、メンテナ
ンス等の際に楽に確実に作業ができる殺菌機を提供する
こと。第16に、第1乃至第15のいずれかの課題に加
えて、缶体内に蒸気の供給管を略攪拌胴の全長に亘って
攪拌胴の下方に配設し、この供給管の蒸気噴出口を下向
きとし、また、攪拌手段を覆う筒の端の回転円盤に対峙
した蒸気の通路孔を穿設した固定円盤に向けた蒸気の供
給管を取り付け、さらに、攪拌胴の被殺菌物供給口側よ
り蒸気の噴出する供給管を取り付けたことにより、より
確実に散布の状態で供給でき、しかも攪拌胴内への攪拌
手段にも蒸気の供給をしたので殺菌がより均一にでき、
かつ、回転円盤と固定円盤とで蒸気の流れが均一になる
ので殺菌もより均一にでき、缶体と攪拌手段と攪拌胴内
とに蒸気の供給が確実にでき、さらに蒸気の流動を早め
てムラをよりいつそう少なくした殺菌機を提供するこ
と。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1に、密封状態の一方の上端部に被殺菌
物供給口が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口が
設けられている缶体と、上記缶体内に蒸気の供給管とを
設けた殺菌機において、被殺菌物供給口に開閉自在な圧
力を仕切る対の弁と、この各弁の交互の開閉に応じて各
ホッパー内の原料を落し込むダンパーとを設けたことを
特徴とする殺菌機である。第2に、密封状態の一方の上
端部に被殺菌物供給口が設けられ、他方の下端部に被殺
菌物排出口が設けられている缶体と、上記缶体内に蒸気
の供給管とを設けた殺菌機において、被殺菌物供給口と
排出口とに開閉自在な圧力を仕切る対の弁と、この各対
の弁の交互の開閉に連動して各々のホッパー内の原料を
落し込むダンパーとを設けたことを特徴とする殺菌機で
ある。第3に、上記開閉自在な圧力を仕切る対の弁と各
対のダンパーを付設したホッパーとを案内筒で連結した
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の殺菌機
である。第4に、上記対の仕切り弁間の案内筒に加熱・
加圧気体の供給口と該気体の排出口とを付設したことを
特徴とする請求項3に記載の殺菌機である。第5に、上
記気体の供給口と排出口とは、案内筒からの略水平な管
路に排出用電磁弁を付設した枝管路を直角に分岐し、さ
らにこの略水平な管路の途中に供給用電磁弁と、その先
端側にヒーターとを付設し、この管路の外端に空気又は
蒸気を送り込むコンプレッサーとを取り付けたことを特
徴とする請求項4に記載の殺菌機である。第6に、上記
対の仕切り弁間のホッパーに連通孔を付設したことを特
徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の
殺菌機である。第7に、上記対の仕切り弁間のホッパー
と排出口側のホッパーとに連通孔を付設したことを特徴
とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の殺
菌機である。第8に、上記開閉自在な圧力を仕切る弁を
スイングバルブとしたことを特徴とする請求項1乃至請
求項7のいずれか1項に記載の殺菌機である。第9に、
上記開閉自在な圧力を仕切るスイングバルブとホッパー
の重り付ダンパーとを開状態で連結させ開閉動作を連動
させたことを特徴とする請求項8に記載の殺菌機であ
る。第10に、上記対の上方の案内筒に洗浄水供給口を
付設したことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいず
れか1項に記載の殺菌機である。第11に、上記被殺菌
物供給口と排出口との案内筒にヒータを付設したことを
特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記
載の殺菌機である。第12に、密封状態の一方の上端部
に被殺菌物供給口が設けられ、他方の下端部に被殺菌物
排出口が設けられている横架された缶体と、該横型の缶
体の上記供給口から排出口に亘って回転する攪拌胴を配
設すると共に、上記缶体内に蒸気の供給管とを設けたこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項
に記載の殺菌機である。第13に、密封状態の缶体の少
なくとも一方の鏡面を開閉式の蓋とし、回転する攪拌胴
の回転支持ローラを枠体に設け、該枠体を缶体内に付設
したレール上を移動させて攪拌胴を缶体内より取り外し
自在としたことを特徴とする請求項1乃至請求項12の
いずれか1項に記載の殺菌機である。第14に、攪拌胴
の被殺菌物供給口側より攪拌胴内と被殺菌物供給口とに
連絡し筒に覆われた攪拌手段を缶体内に出入れ自在に設
けたことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれ
か1項に記載の殺菌機である。第15に、攪拌胴の被殺
菌物供給口側より攪拌胴内と被殺菌物供給口とに連絡し
筒に覆われた攪拌手段を缶体内に出入れ自在にし、その
外部の回転駆動のためのモータを缶体に設けた案内バー
で摺動自在に垂下し、回転駆動力の伝達軸と筒に覆われ
た攪拌手段の軸とを摺動させることで着脱自在に嵌合さ
せたことを特徴とする請求項14に記載の殺菌機であ
る。第16に、缶体内に蒸気の供給管を略攪拌胴の全長
に亘って攪拌胴の下方に配設し、この供給管の蒸気噴出
口を下向きとし、また、攪拌手段を覆う筒の端の回転円
盤に対峙した蒸気の通路孔を穿設した固定円盤に向けた
蒸気の供給管を取り付け、さらに、攪拌胴の被殺菌物供
給口側より蒸気の噴出する供給管を取り付けたことを特
徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載
の殺菌機である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の殺菌機について、
図1乃至図10の実施例に基づいて説明する。図1に示
すように、一対の桟1a、1bと縦横の桟1c、1dで
略直方体の枠体1を構成し、その上方の縦の桟1cに斜
上方へ延設した台形の枠体1e…を形成し、該枠体の上
端に横架する密封状態の一方の上端部に被殺菌物供給口
2が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口3が設け
られている横架された缶体4と、該横型の缶体4の上記
供給口2から排出口3に亘って回転する攪拌胴5を配設
し、この攪拌胴5の上端の上記供給口より被殺菌物を攪
拌胴内に供給し、被殺菌物が攪拌胴内を通過する時間を
制御する手段として、回転する攪拌胴の回転数を20〜
50rpmになるようモータ6による制御とした。また
この被殺菌物が攪拌胴内を通過する時間を制御する手段
として、上記横架された缶体の出口への下り勾配の傾斜
角を枠体1の四隅の下面に設けたレベルアジャスター7
…で調整してもよい。この出口へ下り勾配の傾斜角は好
ましくは3度前後としてある。なお、缶体4と後述の案
内筒42、42aとを断熱材で被覆したり、二重壁にし
その内部に蒸気を供給してもよい。
【0008】また、攪拌胴5の被殺菌物供給口側より攪
拌胴内と被殺菌物供給口とに連絡し筒8に覆われた攪拌
手段を缶体内に出入れ自在にし、この攪拌手段として螺
旋状の巻線9とし、攪拌胴内の被殺菌物供給口側の一部
に設けてある。又は図示していないがTの字型の羽根を
回転軸に螺旋状に付設した攪拌羽根を取付けた攪拌回転
軸を配設してもよい。その螺旋状の巻線9の回転駆動の
ためのモータ10を缶体4の鏡面を開閉式の平坦な蓋2
9に設けた垂直回転軸16に延設した水平な案内バー1
1上で摺動自在になるようにリング12、12にて垂下
し、回転駆動力の伝達軸13と筒に覆われた攪拌手段の
軸14とを摺動させることで着脱自在に(例えば軸14
にピンを貫通した状態で設けこのピンに噛み合うような
凹部を伝達軸13に設けて嵌め合わせる)嵌合手段15
させて動力を伝達させる。この平坦な蓋29は缶体の側
部に設けた垂直回転軸46に延設した湾曲案内バー47
にフック48と蓋29の上縁に付設した半円環49との
係合で大きく開閉できると共に蓋29の縁と缶体のフラ
ンジとをパワークランプ、ボルト・ナット等で締め付け
閉蓋する構造であり、また中央部に取手を付設した凸状
の蓋28も図示しているように上述と同じ構造であるの
で説明を省略する。また、上記攪拌手段を覆う筒8内に
は、攪拌手段の螺旋状の巻線9を支持し、かつ蒸気の通
路孔を穿設すると共に攪拌手段の軸14と共に回転する
回転円盤17と、該回転円盤に対峙した蒸気の通路孔を
穿設した固定円盤18とが収納され、これらの円盤1
7、18によって蒸気の供給管19より供給される蒸気
の流れが均一にされる。この筒8の一端は攪拌胴5の被
殺菌物供給口側の一部に入り込んだ状態で開口され、略
中央上部が開口されていて被殺菌物供給口側とに連絡
し、さらに回転駆動力の伝達軸13と攪拌手段の軸14
とが着脱自在とさせる部位が缶体4の鏡面を開閉式の蓋
29の外部に位置するまで延設してある。さらに、上記
筒8は図示していないが回転円盤17と固定円盤18と
間等の部位で縁切され缶体の外部に露出した筒部の結露
をドレン抜きしてドレンが攪拌胴5に入り込むのを防止
している。この筒8の外端はパワークランプ33で閉め
られる開閉蓋34が上述の案内バー11上で摺動自在に
なるようにリング12と結合されている。なお、攪拌手
段の軸14と共に回転する回転円盤17と、該回転円盤
に対峙した蒸気の通路孔を穿設した固定円盤18との間
に図示いていない逆流防止の金属製等のフィルター等を
設け、該フィルター等は回転円盤17と共に回転させて
も、或いは固定円盤18と結合させ非回転としてもよ
い。
【0009】また、上記攪拌胴5の内壁に螺旋状に多数
の桟20…を配設し被殺菌物が攪拌胴内を通過する時間
と被殺菌物の攪拌とを調整してある。そして、この攪拌
胴5の回転は缶体4の一方の枠体1に設けたフランジに
取付けた上述のモータ6の回転数によって制御され、攪
拌胴5を回転させる回転支持ローラ21を枠体22に設
け、該枠体22を缶体4内に付設したレール23上を移
動させて攪拌胴5を缶体4内より取り外し自在としてあ
る。また、攪拌胴5の被殺菌物供給口2側より蒸気の噴
出する供給管24を取り付けてある。このモータ6の動
力はチェーン35でスプロケット36に伝達され、缶体
4の鏡面を開閉式の蓋29の外部に付設した軸受とソケ
ット、グランドパッキン等を備えた筒とで回転軸37を
支え、さらに上述のように攪拌胴5と回転支持ローラ2
1とを枠体22と共に外すために蓋29の側に回転軸3
7に嵌め込んだスプリングで付勢されるピン50と、こ
のピン50と係合する孔を設けた盤51とにより着脱自
在な動力伝達機構となっており、この機構ば既知のスプ
リングや磁力等で付勢されるクラッチ等でもよい。さら
に、この回転軸37には上記攪拌胴5を回転させる回転
支持ローラ21…が2個付設されている。また、この回
転軸37は枠体22に支持されていて、この回転軸と対
峙した位置の枠体22に攪拌胴5を回転支持する遊びロ
ーラ21aを付設した軸37aが設けてある。なお、モ
ータ6はインバータにより可変速させる。また、攪拌胴
5、筒8、被殺菌物供給口・排出口部位等を四弗化エチ
レン樹脂、フッ素樹脂加工等をするとよい。
【0010】さらに、缶体4内に蒸気の供給管25を略
攪拌胴の全長に亘って攪拌胴5の下方に配設し、この供
給管25の蒸気噴出口を下向きとした。この蒸気の供給
管25に流量調節バルブを設けてある。また、飽和蒸気
等を利用した場合に缶体内の両側壁に配設した蒸気管2
6にエロフイン27を取り付け缶体内の乾き度を調節し
てある。そして、上述の攪拌手段の螺旋状の巻線9を覆
う筒の端の回転円盤17に対峙した蒸気の通路孔を穿設
した固定円盤18に向けた蒸気の供給管19と、攪拌胴
5の被殺菌物供給口2側よりからの蒸気の噴出する供給
管24との各蒸気の供給管19、24に図示していない
流量調節バルブを設けると共に各蒸気の乾き度をも変え
れるようにしてある。なお、蒸気管25へ供給する蒸気
は減圧弁を介して缶体4内が例えば2.4kg/cm
Gで137度にしてある。この数値は被殺菌物によって
異なり変えれる。さらに、この発明において、蒸気とは
飽和蒸気、過熱蒸気、高圧蒸気、低圧蒸気を言い被殺菌
物によって変えれる。また、エロフイン27付の蒸気管
26は7kg/cmGで170度にしてある。さら
に、ドレンパイプ38を付設し、缶体4の内底を蒲鉾状
等にして両サイドにドレンを導くようにしてある。符号
40は圧力計、符号41は温度計、符号43は安全弁、
符号44は排蒸気口、符号45は攪拌胴の出口と被殺菌
物排出口とを被覆する図示していないボルト等で枠体2
2に着脱自在なカバーで背面上部位或いは下部位に多数
で被殺菌物に適合した排気孔を穿設することで、蒸気の
みが該排気孔より排出し、一部の蒸気は該カバー45で
下向きに偏向されると共に攪拌胴から被殺菌物は自重で
排出口へスムーズに導かれ飛散することがなく、カバー
45が蒸気の流動案内をもするし、水滴等が被殺菌物に
滴下するのを防止できるものである。
【0011】さらにまた、密封状態の缶体4の少なくと
も一方で好ましくは両方の鏡面を開閉式の蓋28、29
としたことにより、缶体内や攪拌胴内等の清掃が簡単に
でき、又攪拌胴や攪拌手段の交換が簡単にでき段取り替
えが容易にできるのである。また、上記被殺菌物供給口
2と排出口3とに交互に既知の往復運動を回転運動に変
える機構39により空気圧で開閉する対のスイングバル
ブ30、31を設け、供給口と排出口との缶体側のスイ
ングバルブが閉の状態が完了した時に大気に解放するよ
うに電磁弁等を設け、被殺菌物供給口と排出口とに設け
た対のスイングバルブ間の案内筒42や図示していない
シュートにヒータ32を付設してある。スイングバルブ
はこの種の殺菌機に用いられているスライド弁でもよ
い。なお、上記被殺菌物供給口2から図示していないダ
ンバー付のシュートで2秒間隔で対の各スイングバルブ
を交互に開閉し、4回の8秒で被殺菌物が1l供給さ
れ、短時間で設定温度(例えば133度で2.0kg/
cmG)に達し殺菌し、排出口側の対の各スイングバ
ルブを開閉し18〜24秒で排出口より排出される。
【0012】さらには、上述の供給口2と排出口3との
缶体側のスイングバルブが閉の状態が完了した時に大気
に解放するように電磁弁等を設ける構造に加えて、図5
乃至図10に示すように、上記被殺菌物供給口2と排出
口3とのそれぞれに交互に既知の往復運動を回転運動に
変える機構39により空気圧で開閉する圧力を仕切る対
の弁30、31を設け、好ましくは対のスイングバルブ
とするとよい。この各対の弁30、31の開閉に連動し
てその上方に設けた各々のホッパー52、53内の原料
を落し込むダンパー54、55を設けてある このダン
パー54、55の開閉動作は、エアーシリンダ56、5
7の伸縮をクランク機構58、59によって回転運動に
変えて各ダンパーでホッパーの出口を開閉する。さら
に、上記開閉自在な圧力を仕切る対の弁と各対のダンパ
ーを付設したホッパーとをフランジ付の案内筒42、4
2aで連結しである。また、上記対の仕切り弁間の案内
筒42aに加圧加熱気体の供給口60と排出口61とを
付設し、各対の仕切り弁間のホッパー52と排出口側の
ホッパー53とに気体流を起すための連通孔62、62
aを付設した。さらに図10に示すように、供給口60
と排出口61とを上記気体の供給口と排出口との共通な
通路とし、案内筒42aからの略水平で所望の長さの管
路67aに排出用電磁弁68を付設した枝管路69を直
角に分岐し、さらにこの略水平な管路67の途中に供給
用電磁弁70と、その先端側にヒーター71とを付設
し、この管路67の外端に空気又は蒸気を送り込むコン
プレッサー72とを取り付けてある。この管路67内の
圧力は缶体内圧力と略同じである。さらに、図示してい
ないが、他の実施例として、上記開閉自在な圧力を仕切
るスイングバルブとホッパーの重り付きダンパーとを開
状態で連結させ開閉動作を連動させてもよいし、重り付
きダンパーに代えてバネ等の付勢力で閉動作としてもよ
い。さらには、上記対の上方の案内筒42に洗浄水供給
口63を付設してある。これらの案内筒42や図示して
いないシュートにヒータ32を付設してある。なお、各
ホッパー52、53の出口側を傾斜した出口とし、ダン
パー54、55の開く角度を小さくしてもよい。また、
排出口側はこの種の殺菌機に用いられているロータリ
弁、スライド弁でもよい。さらに、符号64は溝付きパ
ッキン、65は四弗化エチレン樹脂等のカバー付き平パ
ッキンである。さらにまた、各ホッパーと案内筒とは、
ホッパー上部を溶接で案内筒内壁に取り付けるか、或い
はホッパー上端にフランジを形成し、各案内筒のフラン
ジとを重合した状態でボルト66で締めてもよい。
【0013】次ぎに、動作について説明すると、上方の
ホッパー内の原料は、上方の弁が開くと上方のホッパー
のダンバーが開き、下方のホッパー内に原料を投入し、
上方のダンパーと弁とが閉り、加熱加圧気体が下方の案
内筒内に送り込まれるとともに、下方の弁が開くと下方
のホッパーのダンバーが開き原料が缶体4内へ供給され
るとともに上方のホッパーにも原料が供給され、この動
作を繰り返す、この動作は排出側でも同様に繰り返され
る、被殺菌物の殺菌温度、含水率又は蒸気の乾き度等の
条件に適合するように、各蒸気の供給管19、24の流
量調節バルブを調節し、かつ各モータ6、10の回転数
を制御し又は缶体4を取付けた台枠1の傾斜角度を調整
し、シュートのダンパー等から被殺菌物供給口2より螺
旋状の巻線9による攪拌手段で上記制御された回転の攪
拌胴5にて蒸気殺菌され、排出口3から出てくる。殺菌
が終了し異なる被殺菌物のため攪拌胴5を変えたり缶体
4内等を清掃等をしたい場合は、攪拌胴5を載置してい
る枠体22を缶体4内に付設したレール23上を移動さ
せて攪拌胴を缶体内より取り出し交換したり清掃したり
して次の段取りをする。また供給口2や案内筒42の洗
浄水供給口63から洗浄水を入れ排出口から排水して缶
体内と供給・排出口とを洗浄できる。なお、上記実施例
では蒸気殺菌装置について説明したが、本発明は、粉粒
物等の加熱変性、加熱殺菌、蒸す、賦活等を含む広い概
念である。
【0014】
【発明の効果】第1に、被殺菌物供給口に開閉自在な圧
力を仕切る対の弁と、この各弁の開閉に連動して各ホッ
パー内の原料を落し込むダンパーとを設けることによ
り、供給口の圧力を仕切る弁座上に直接原料が触れるこ
とを極めて少なくして、弁が開動作を始めても原料にす
ぐに影響をおよぼすことをなくし、弁への付着カミ込み
もなくし、かつ通過量を大きくした供給手段である。第
2に、上記第1の効果を被殺菌物の排出口にも施した供
給手段と排出手段とである。第3に、第1又は第2の効
果に加えて、原料が粉体のようなものであっても、弁が
開く時の殺菌機の圧力の逆流にも原料が飛散することを
防止する。第4に、第3の効果に加えて、殺菌機の圧力
と、対の仕切り弁間の圧力との圧力差を減らし、弁が開
く時の殺菌機の圧力の逆流を極力減らして原料が飛散す
ることを確実に防止する。第5に、第4の効果に加え
て、案内筒からの略水平な管路に排出用電磁弁を付設し
た枝管路を直角に分岐し、さらにこの略水平な管路の途
中に供給用電磁弁と、その先端にヒーターとを付設し、
この管路の外端に空気又は蒸気を送り込むコンプレッサ
ーを取り付けたので、加熱・加圧気体を対の仕切り弁間
に送り込む構造が簡単であり、かつ排出側の枝管路が直
角に分岐しているので被殺菌物と気体の慣性分離を利用
し排気内への被殺菌物の混入を極力減らして被殺菌物が
外部へ飛散することを確実に防止できる。第6に、第3
乃至第5のいずれかの効果に加えて、加熱・加圧気体の
流れをホッパー内に起こさせ、原料が飛散することをよ
り確実に防止できる。第7に、第6の効果に加えて、出
口側の全てのホッパー内にも加熱・加圧気体の流れ起こ
させ、原料が飛散することをより確実に防止できる。第
8に、第1乃至第7のいずれかの効果に加えて、開閉動
作を短時間でスムーズに行うことができる。第9に、第
8の効果に加えて、機械的に開閉を連動させ原料の供給
を確実に、迅速に行うことができる。第10に、第3乃
至第9のいずれかの効果に加えて、供給口は勿論殺菌機
内部全体を洗浄できるので、被殺菌物の混合することを
防止することができる。第11に、第3乃至第10のい
ずれかの効果に加えて、案内筒の部位を加熱したので、
結露を防止できる。第12に、第1乃至第11のいずれ
かの効果に加えて、蒸気の供給で完全な殺菌が可能で、
リーフ、粒、粉、等の多種類な原料に対応でき、簡単に
扱えて多種、多量の原料を原料品質を損なわず、充分な
攪拌でムラをなくし、湿熱の殺菌効果が充分に発揮でき
る流動型で被殺菌物の色素、組織、風味等の品質劣化を
防ぎ、コンパクトで安価な殺菌機である。第13に、第
1乃至第12のいずれかの効果に加えて、缶体内や攪拌
胴内等の清掃が簡単にでき、又攪拌胴や攪拌手段の交換
が簡単にでき段取り替えが簡単で容易にでき、多種多用
な原料に対応する際の操作性がよくなり、より確実に、
より正確に達成できる殺菌機である。第14に、第1乃
至第13のいずれかの効果に加えて、被殺菌物のリー
フ、粒、粉、等の多種類な原料でも、被殺菌物が攪拌胴
内に均一に散布の状態で供給できて、どんな被殺菌物で
あっても充分に均一な殺菌のできる殺菌機である。第1
5に、第1乃至第14のいずれかの効果に加えて、攪拌
手段の取扱いが簡単に誰にでもでき、かつ着脱自在にし
たことで、メンテナンス等の際に楽に確実に作業ができ
る殺菌機である。第16に、第1乃至第15のいずれか
の効果に加えて、より確実に散布の状態で供給でき、し
かも攪拌胴内への攪拌手段にも蒸気の供給をしたので殺
菌がより均一にでき、かつ、回転円盤と固定円盤とで蒸
気の流れが均一になるので殺菌もより均一にでき、缶体
と攪拌手段と攪拌胴内とに蒸気の供給が確実にでき、さ
らに蒸気の流動を早めてムラをよりいつそう少なくした
殺菌機である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の殺菌機の一部破断した正面図である。
【図2】本発明の殺菌機の一部破断した平面図である。
【図3】本発明の殺菌機の側面図である。
【図4】本発明の殺菌機の概略動作の斜視図である。
【図5】本発明の殺菌機の供給側の要部断面の正面図で
ある。
【図6】本発明の図5の平面図である。
【図7】本発明の図5の供給側の一部断面の正面図であ
る。
【図8】本発明の図7の側面図である。
【図9】本発明の殺菌機の排出側の要部断面の正面図で
ある。
【図10】本発明の殺菌機の供給・排出側へ加熱加圧気
体の供給・排出回路図である。
【符号の説明】
1、22 枠体 2
被殺菌物供給口 3 被殺菌物排出口 4
缶体 5 攪拌胴 6、10
モータ 7 レベルアジャスター 8
筒 9 螺旋状の巻線 11
案内バー 12 リング 13
伝達軸 14 軸 15
嵌合手段 16、46 垂直回転軸 17
回転円盤 18 固定円盤 19、24、2
5 蒸気の供給管 20 桟 21、21a
ローラ 23 レール 26
蒸気管 27 エロフイン 28、29
蓋 30、31 スイングバルブ 32、71
ヒータ 33 パワークランプ 34
開閉蓋 35 チェーン 36
スプロケット 37 回転軸 38
ドレンパイプ 40 圧力計 41
温度計 42、42a 案内筒 43
安全弁 44 排蒸気口 45
カバー 50、51 クラッチ機構 52、53
ホッパー 54、55 ダンパー 56、57
エアーシリンダ 58、59 クランク機構 60、61
加圧加熱気体の供 給口、排出口 62、62a
連通孔 63 洗浄水供給口 64
溝付きパッキン 65 平パッキン 66
ホルト・ナット 67、67a 管路 68
排出用電磁弁 69、69a 分岐管路 70
供給用電磁弁 72 コンプレッサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 猛 静岡県掛川市倉真2705−35 (72)発明者 篠田 伸夫 静岡県小笠郡浜岡町池新田3323 (72)発明者 鈴木 勝義 静岡県小笠郡大東町小貫1489 (72)発明者 杉山 晃広 静岡県榛原郡金谷町金谷3482−91 (72)発明者 永島 厚志 静岡県磐田市匂坂中633 (56)参考文献 特開 平10−75990(JP,A) 特開 平8−89222(JP,A) 特開 平3−261478(JP,A) 特開 平3−83567(JP,A) 実開 昭60−85189(JP,U) 特公 平1−20859(JP,B2) 特公 昭62−47500(JP,B2) 実公 昭63−5508(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23L 3/16 - 3/24 A23B 4/005 A23B 9/02

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密封状態の一方の上端部に被殺菌物供給口
    が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口が設けられ
    ている缶体と、上記缶体内に蒸気の供給管とを設けた殺
    菌機において、被殺菌物供給口に開閉自在な圧力を仕切
    る対の弁と、この各弁の交互の開閉に応じて各ホッパー
    内の原料を落し込むダンパーとを設けたことを特徴とす
    る殺菌機。
  2. 【請求項2】密封状態の一方の上端部に被殺菌物供給口
    が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口が設けられ
    ている缶体と、上記缶体内に蒸気の供給管とを設けた殺
    菌機において、被殺菌物供給口と排出口とに開閉自在な
    圧力を仕切る対の弁と、この各対の弁の交互の開閉に連
    動して各々のホッパー内の原料を落し込むダンパーとを
    設けたことを特徴とする殺菌機。
  3. 【請求項3】上記開閉自在な圧力を仕切る対の弁と各対
    のダンパーを付設したホッパーとを案内筒で連結したこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の殺菌機。
  4. 【請求項4】上記対の仕切り弁間の案内筒に加熱・加圧
    気体の供給口と該気体の排出口とを付設したことを特徴
    とする請求項3に記載の殺菌機。
  5. 【請求項5】上記気体の供給口と排出口とは、案内筒か
    らの略水平な管路に排出用電磁弁を付設した枝管路を直
    角に分岐し、さらにこの略水平な管路の途中に供給用電
    磁弁と、その先端側にヒーターとを付設し、この管路の
    外端に空気又は蒸気を送り込むコンプレッサーとを取り
    付けたことを特徴とする請求項4に記載の殺菌機。
  6. 【請求項6】上記対の仕切り弁間のホッパーに連通孔を
    付設したことを特徴とする請求項3乃至請求項5のいず
    れか1項に記載の殺菌機。
  7. 【請求項7】上記対の仕切り弁間のホッパーと排出口側
    のホッパーとに連通孔を付設したことを特徴とする請求
    項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の殺菌機。
  8. 【請求項8】上記開閉自在な圧力を仕切る弁をスイング
    バルブとしたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の
    いずれか1項に記載の殺菌機。
  9. 【請求項9】上記開閉自在な圧力を仕切るスイングバル
    ブとホッパーの重り付ダンパーとを開状態で連結させ開
    閉動作を連動させたことを特徴とする請求項8に記載の
    殺菌機。
  10. 【請求項10】上記対の上方の案内筒に洗浄水供給口を
    付設したことを特徴とする請求項3乃至請求項9のいず
    れか1項に記載の殺菌機。
  11. 【請求項11】上記被殺菌物供給口と排出口との案内筒
    にヒータを付設したことを特徴とする請求項3乃至請求
    項10のいずれか1項に記載の殺菌機。
  12. 【請求項12】密封状態の一方の上端部に被殺菌物供給
    口が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口が設けら
    れている横架された缶体と、該横型の缶体の上記供給口
    から排出口に亘って回転する攪拌胴を配設すると共に、
    上記缶体内に蒸気の供給管とを設けたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の殺菌
    機。
  13. 【請求項13】密封状態の缶体の少なくとも一方の鏡面
    を開閉式の蓋とし、回転する攪拌胴の回転支持ローラを
    枠体に設け、該枠体を缶体内に付設したレール上を移動
    させて攪拌胴を缶体内より取り外し自在としたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載
    の殺菌機。
  14. 【請求項14】攪拌胴の被殺菌物供給口側より攪拌胴内
    と被殺菌物供給口とに連絡し筒に覆われた攪拌手段を缶
    体内に出入れ自在に設けたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項13のいずれか1項に記載の殺菌機。
  15. 【請求項15】攪拌胴の被殺菌物供給口側より攪拌胴内
    と被殺菌物供給口とに連絡し筒に覆われた攪拌手段を缶
    体内に出入れ自在にし、その外部の回転駆動のためのモ
    ータを缶体に設けた案内バーで摺動自在に垂下し、回転
    駆動力の伝達軸と筒に覆われた攪拌手段の軸とを摺動さ
    せることで着脱自在に嵌合させたことを特徴とする請求
    項14に記載の殺菌機。
  16. 【請求項16】缶体内に蒸気の供給管を略攪拌胴の全長
    に亘って攪拌胴の下方に配設し、この供給管の蒸気噴出
    口を下向きとし、また、攪拌手段を覆う筒の端の回転円
    盤に対峙した蒸気の通路孔を穿設した固定円盤に向けた
    蒸気の供給管を取り付け、さらに、攪拌胴の被殺菌物供
    給口側より蒸気の噴出する供給管を取り付けたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか1項に記載
    の殺菌機。
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