JP3787800B2 - 殺菌機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀物、加工食品、薬品原料、お茶、乾燥野菜、農水産物等の粉粒物等の湿熱の殺菌効果を充分に発揮させる流動型蒸気殺菌機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、蒸気殺菌装置は、バッチ式も、連続式のものも殺菌室内の温度をいかにして均一化するか、また処理能力をいかにアップするか、いかに早く殺菌するか等に力点がおかれていた。また、飽和蒸気及び過熱蒸気でもって加圧加熱処理して、粉粒物の加熱変性、加熱殺菌等をせんとするもの(特公昭62−47500号公報)、飽和蒸気、過熱蒸気等の過熱媒体で連続的に過熱殺菌するもの(実公昭63−5508号公報)、低圧の過熱蒸気で管路内を浮遊移送させて加熱殺菌するもの(特公平1−20859号公報)等種々の発明、考案がなされている。
【0003】
そして、加圧殺菌等させるには、主にバッチ式で、加圧過熱蒸気を用いるので高圧にたいしてのシール等が問題になる。また、飽和蒸気殺菌等させるものでは、低圧ではあるが乾き度等が問題になる。
本願発明者等は、先に特開平8−89222号公報を提案した、このものは連続式で飽和水蒸気と過熱水蒸気との二連系として容器内の殺菌等の条件を可変にすると共に、ウエットな飽和蒸気殺菌等とドライな過熱蒸気殺菌等とを選択したり或いは両方の蒸気を加減したりを可能にすると共に、出口の含水率を一定に調節して、次の例えば乾燥工程へ効率よく送り出すことができうるというものである。さらに、リーフ、粒、粉等の多種な原料に対応できて、多種多量の原料をその品質を損なわずに簡単に扱えて、蒸気の供給を均一にすると共に、蒸気流動を進めてムラをなくすことを見出だし出願したもの(特開平10−75990号公報)である。そして、さらに加圧殺菌機の圧力を仕切る弁座上に原料がのる場合には、弁が開動作を始め、少しでも弁に隙間が生ずると、その隙間から蒸気が弁座上に乗っている「塊まり状態」の原料にすぐに影響をおよぼす、局部的な影響は好ましくないものであり、この現象を無くし、それでいて通過量を多くとることができる供給手段と排出手段とを提供することである。また、高圧蒸気の場でお茶、乾燥野菜、農水産物等を好適に蒸したり、或いは活性炭等を賦活させるに好適な装置をも提案した(特開平10−234344号公報)。さらに、先願として出願したものは、被殺菌物供給口がバッチで殺菌部分が流動で、排出口がバッチで、この3部分が制御で連結されていないので、殺菌時間のバラツキを生じているので、バラツキを極力少なくした殺菌機を提案した。さらには、発明者等は、従来の殺菌機が飽和蒸気系なので、付着水分が特に原料表面において多すぎる、このことが殺菌部分での結露となり、被殺菌物の品質変化(劣化即ち特に酵素反応による色とか香りの劣化)となる。そこで、この飽和蒸気の水の触媒的働きをさせつつ、過剰な水分を予備加熱をすることで減らし、被殺菌物の流動性を良くし、後処理の乾燥能力を小さくし、被殺菌物の殺菌時間の短縮等が得られ、上述の被殺菌物の品質変化(劣化)を少なくし得ることを見出だした。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、第1に、原料の付着水分を減らすために、上記被殺菌物供給口の前に、外気取入口からヒータで加熱した乾き熱による熱風として、サイクロンに供給した乾熱による予備加熱手段を備えたことにより、過剰な水分を予備加熱することで減らし、被殺菌物の流動性を良くし、後処理の乾燥能力を小さくし、被殺菌物の殺菌時間の短縮が得られ、被殺菌物の品質変化(劣化即ち特に酵素反応による色と香りの劣化)を少なくし、サイクロンへの移送中に予備加熱が簡単な構造となり、被殺菌物が粉体でも粒状体でも確実に搬送し、その移動中に予備加熱ができること。第2に、第1の課題に加えて、予備加熱手段とサイクロンとの間に保留タンクを備えることで、被殺菌物の微調整ができると共に、より確実に搬送し、その移動中に予備加熱すること。第3に、第1又は第2の課題に加えて、開閉自在な圧力を仕切る対の弁の間に加熱・加圧気体を供給させたことにより、殺菌機の圧力と対の仕切り弁の圧力差を減らし、弁が開く時の殺菌機内からの逆流や急流入による原料の飛散を防止すること。第4に、第1乃至第3のいずれかの課題に加えて、開閉自在な圧力を仕切る対の弁をスイングバルブとすると共に、この仕切る弁室をヒータが付設された案内筒としたことにより、開閉自在な圧力を仕切る対の弁をスイングバルブとして開閉動作を短時間でスムーズに行うと共に、弁室をヒータが付設された案内筒としなことにより、被殺菌物の供給部位での温度差を小さくでき、スイングバルブ上での塊まり状態を少なくし、より確実な被殺菌物の供給を行うこと。第5に、第1乃至第4のいずれかの課題に加えて、横型の缶体の上記供給口から排出口に亘って回転する攪拌胴を配設すると共に、上記缶体内に蒸気の供給管とを設けたことにより、蒸気の供給で完全な殺菌が可能で、リーフ、粒、粉、等の多種類な原料に対応でき、簡単に扱えて多種、多様な原料を原料品質を損なわず、充分な攪拌でムラをなくし、湿熱の殺菌効果が充分に発揮できる流動型で被殺菌物の色素、組織、風味等の品質劣化を防ぎ、コンパクトで安価な殺菌機を提供すること。第6に、第1乃至第5のいずれかの課題に加えて、密封状態の缶体の少なくとも一方の鏡面を開閉式の蓋とし、回転する攪拌胴の回転支持ローラを枠体に設け、該枠体を缶体内に付設したレール上を移動させて攪拌胴を缶体内より取り外し自在としなことにより、缶体内や攪拌胴内の清掃が簡単にでき、又攪拌胴や攪拌手段の交換が簡単にでき段取り替えが簡単で容易にでき、多種多様な原料に対応する際の操作性がよくなり、より確実に、より正確に達成できる殺菌機を提供すること。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、第1に、密封状態の一方の上端部に被殺菌物供給口が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口が設けられている缶体と、上記缶体内に蒸気の供給管と、被殺菌物供給口に開閉自在な圧力を仕切る対の弁と、この各弁の交互の開閉に応じて各ホッパー内の原料を落とし込むダンパーとを設けた殺菌機において、原料の付着水分を減らすために、上記被殺菌物供給口の前に、外気取入口からヒータで加熱した乾き熱による熱風として、サイクロンに供給した乾熱による予備加熱手段を備えたことを特徴とする殺菌機を要旨とする。第2に、上記予備加熱手段とサイクロンとの間に保留タンクを備えたことを特徴とする請求項1に記載の殺菌機を要旨とする。第3に、上記開閉自在な圧力を仕切る対の弁の間に加熱・加圧気体を供給させたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の殺菌機を要旨とする。第4に、上記開閉自在な圧力を仕切る対の弁をスイングバルブとすると共に、この仕切る弁室をヒータが付設された案内筒としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の殺菌機を要旨とする。第5に、密封状態の一方の上端部に被殺菌物供給口が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口が設けられている横架された缶体と、該横型の缶体の上記供給口から排出口に亘って回転する攪拌胴を配設すると共に、上記缶体内に蒸気の供給管とを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の殺菌機を要旨とする。第6に、密封状態の缶体の少なくとも一方の鏡面を開閉式の蓋とし、回転する攪拌胴の回転支持ローラを枠体に設け、該枠体を缶体内に付設したレール上を移動させて攪拌胴を缶体内より取り外し自在としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の殺菌機を要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の殺菌機について、図1乃至図9の実施例に基づいて説明する。予備加熱手段を備えた殺菌機について図1に示し、先ず最適な殺菌機について図4乃至図9に基づいて説明するに、一対の桟1a、1bと縦横の桟1c、1dで略直方体の枠体1を構成し、その上方の縦の桟1cに斜上方へ延設した台形の枠体1e…を形成し、該枠体の上端に横架する密封状態の一方の上端部に被殺菌物供給口2が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口3が設けられている好ましくは横架された缶体4と、該横型の缶体4の上記供給口2から排出口3に亘って回転する攪拌胴5を配設し、この攪拌胴5の上端の上記供給口より被殺菌物を攪拌胴内に供給し、被殺菌物が攪拌胴内を通過する時間を制御する手段として、回転変速することにより通過する時間を制御した。またこの被殺菌物が攪拌胴内を通過する時間を制御する手段として、上記横架された缶体の出口への下り勾配の傾斜角を枠体1の四隅の下面に設けたレベルアジャスター7…で調整してもよい。この出口へ下り勾配の傾斜角は好ましくは3度前後としてある。また、被殺菌物供給口の動作と排出口の動作とを殺菌部分の通過時間を介して連結制御した、この連結制御をタイマー設定とし通過する時間を変える殺菌機である。
なお、缶体4と後述の案内筒42、42aとを断熱材で被覆したり、二重壁にしその内部に蒸気を供給してもよい。また、横型の缶体4は、縦型でもよい。
【0007】
また、攪拌胴5の被殺菌物供給口側より攪拌胴内と被殺菌物供給口とに連絡し筒8に覆われた攪拌手段を缶体内に出入れ自在にし、この攪拌手段として螺旋状の巻線9(スクリューともいう、以下、螺旋状の巻線という)とし、攪拌胴内の被殺菌物供給口側の一部に設けてある。この攪拌胴5の被殺菌物供給口側より攪拌胴内と被殺菌物供給口2とに連絡し筒8に覆われた攪拌手段の螺旋状の巻線9を延長させて攪拌胴内と被殺菌物排出口3に亘って攪拌胴の回転方向と同方向へ回転させる、又は図示していないがTの字型の羽根を回転軸に螺旋状に付設した攪拌羽根を取付けた攪拌回転軸を配設してもよい。その螺旋状の巻線9の回転駆動のためのモータ10を缶体4の鏡面を開閉式の平坦な蓋29に設けた垂直回転軸16に延設した水平な案内バー11上で摺動自在になるようにリング12、12にて垂下し、回転駆動力の伝達軸13と筒に覆われた攪拌手段の軸14とを摺動させることで着脱自在に(例えば軸14にピンを貫通した状態で設けこのピンに噛み合うような凹部を伝達軸13に設けて嵌め合わせる)嵌合手段15させて動力を伝達させる、好ましくは、この攪拌手段のみを缶体内から取り出せれるように出入れ自在に設けた。この平坦な蓋29は缶体の側部に設けた垂直回転軸46に延設した湾曲案内バー47にフック48と蓋29の上縁に付設した半円環49との係合で大きく開閉できると共に蓋29の縁と缶体のフランジとをパワークランプ、ボルト・ナット等で締め付け閉蓋する構造であり、また中央部に取手を付設した凸状の蓋28も図示しているように上述と同じ構造であるので説明を省略する。また、上記攪拌手段を覆う筒8内には、攪拌手段の螺旋状の巻線9を支持し、かつ蒸気の通路孔を穿設すると共に攪拌手段の軸14と共に回転する回転円盤17と、該回転円盤に対峙した蒸気の通路孔を穿設した固定円盤18とが収納され、これらの円盤17、18によって蒸気の供給管19より供給される蒸気の流れが均一にされる。この筒8の一端は攪拌胴5の被殺菌物供給口側の一部に入り込んだ状態で開口され、略中央上部が開口されていて被殺菌物供給口側とに連絡し、さらに回転駆動力の伝達軸13と攪拌手段の軸14とが着脱自在とさせる部位が缶体4の鏡面を開閉式の蓋29の外部に位置するまで延設してある。さらに、上記筒8は図示していないが回転円盤17と固定円盤18と間等の部位で縁切され缶体の外部に露出した筒部の結露をドレン抜きしてドレンが攪拌胴5に入り込むのを防止している。この筒8の外端はパワークランプ33で閉められる開閉蓋34が上述の案内バー11上で摺動自在になるようにリング12と結合されている。
なお、攪拌手段の軸14と共に回転する回転円盤17と、該回転円盤に対峙した蒸気の通路孔を穿設した固定円盤18との間に図示いていない逆流防止の金属製等のフィルター等を設け、該フィルター等は回転円盤17と共に回転させても、或いは固定円盤18と結合させ非回転としてもよい。
【0008】
また、上記撹拌胴5の内壁に螺旋状に多数の桟20(又は攪拌翼)…を配設し被殺菌物が攪拌胴内を通過する時間と被殺菌物の攪拌とを調整してある。そして、この攪拌胴5の回転は缶体4の一方の枠体1に設けたフランジに取付けた上述のモータ6の回転数によって制御され、攪拌胴5を回転させる回転支持ローラ21を枠体22に設け、該枠体22を缶体4内に付設したレール23上を移動させて攪拌胴5を缶体4内より取り外し自在としてある。また、攪拌胴5の被殺菌物供給口2側より蒸気の噴出する供給管24を取り付けてある。このモータ6の動力はチェーン35でスプロケット36に伝達され、缶体4の鏡面を開閉式の蓋29の外部に付設した軸受とソケット、グランドパッキン等を備えた筒とで回転軸37を支え、さらに上述のように攪拌胴5と回転支持ローラ21とを枠体22と共に外すために蓋29の側に回転軸37に嵌め込んだスプリングで付勢されるピン50と、このピン50と係合する孔を設けた盤51とにより着脱自在な動力伝達機構となっており、この機構ば既知のスプリングや磁力等で付勢されるクラッチ等でもよい。さらに、この回転軸37には上記攪拌胴5を凹転させる回転支持ローラ21…が2個付設されている。また、この回転軸37は枠体22に支持されていて、この回転軸と対峙した位置の枠体22に攪拌胴5を回転支持する遊びローラ21aを付設した軸37aが設けてある。さらに、図5に示すように、上記攪拌手段の螺旋状の巻線9又は攪拌羽根のセンターを筒8と攪拌胴5との中心より偏心させ螺旋状の巻線又は攪拌羽根の下部を筒と攪拌胴とを最も接近させて取り付けてある。
なお、モータ6はインバータにより可変速させる。また、攪拌胴5、筒8、被殺菌物供給口・排出口部位等を四弗化エチレン樹脂、フッ素樹脂加工等をするとよい。
【0009】
さらに、缶体4内に蒸気の供給管25を略攪拌胴の全長に亘って攪拌胴5の下方に配設し、この供給管25の蒸気噴出口を下向き或いは図1のように上向きとし、この上向きにした場合は図1のように水平部の蒸気噴出口の下部適所に水抜き孔73を設けるとよい。さらに、この蒸気の供給管25に流量調節バルブを設けてある。また、飽和蒸気等を利用した場合に缶体内の両側壁に配設した蒸気管26にエロフイン27を取り付け缶体内の乾き度を調節してある。そして、上述の攪拌手段の螺旋状の巻線9を覆う筒の端の回転円盤17に対峙した蒸気の通路孔を穿設した固定円盤18に向けた蒸気の供給管19と、攪拌胴5の被殺菌物供給口2側よりからの蒸気の噴出する供給管24との各蒸気の供給管19、24に図示していない流量調節バルブを設けると共に各蒸気の乾き度をも変えれるようにしてある。なお、蒸気管25へ供給する蒸気は減圧弁を介して缶体4内が例えば2.4kg/cmGで137度にしてある。この数値は被殺菌物によって異なり変えれる。さらに、この発明において、蒸気とは飽和蒸気、過熱蒸気、高圧蒸気、低圧蒸気を言い被殺菌物によって変えれる。また、エロフイン27付の蒸気管26は7kg/cmGで170度にして付設してもよい。さらに、ドレンパイプ38を付設し、缶体4の内底を蒲鉾状等にして両サイドにドレンを導くようにしてある。符号40は圧力計、符号41は温度計、符号43は安全弁、符号44は排蒸気口、符号45は攪拌胴の出口と被殺菌物排出口とを被覆する図示していないボルト等で枠体22に着脱自在なカバーで背面上部位或いは下部位に多数で被殺菌物に適合した排気孔を穿設することで、蒸気のみが該排気孔より排出し、一部の蒸気は該カバー45で下向きに偏向されると共に攪拌胴から被殺菌物は自重で排出口へスムーズに導かれ飛散することがなく、カバー45が蒸気の流動案内をもするし、水滴等が被殺菌物に滴下するのを防止できるものである。
【0010】
さらにまた、密封状態の缶体4の少なくとも一方で好ましくは両方の鏡面を開閉式の蓋28、29としたことにより、缶体内や攪拌胴内等の清掃が簡単にでき、又攪拌胴や攪拌手段の交換が簡単にでき段取り替えが容易にできるのである。また、上記被殺菌物供給口2と排出口3とに交互に既知の往復運動を回転運動に変える機構39により空気圧で開閉する対のスイングバルブ30、31を設け、供給口と排出口との缶体側のスイングバルブが閉の状態が完了した時に大気に解放するように電磁弁等を設け、被殺菌物供給口と排出口とに設けた対のスイングバルブ間の案内筒42や図示していないシュートにヒータ32を付設してある。スイングバルブはこの種の殺菌機に用いられているスライド弁でもよい。
なお、上記被殺菌物供給口2から図示していないダンパー付のシュートで2秒間隔で対の各スイングバルブを交互に開閉し、4回の8秒で被殺菌物が1l供給され、短時間で設定温度(例えば133度で2.0kg/cmG)に達し殺菌し、排出口側の対の各スイングバルブを開閉し18〜24秒で排出口より排出されるようにしたり、或いは攪拌通過時間を高速化し、その通過時間をタイマー時間として置き換え、供給、排出のタイミングを設定し殺菌時間のムラをなくしてもよい。
【0011】
さらには、上述の供給口2と排出口3との缶体側のスイングバルブが閉の状態が完了した時に大気に解放するように電磁弁等を設ける構造に加えて、図6、図8、図9に示すように、上記被殺菌物供給口2と排出口3とのそれぞれに交互に既知の往復運動を回転運動に変える機構39により空気圧で開閉する圧力を仕切る対の弁30、31を設け、好ましくは対のスイングバルブとするとよい。この各対の弁30、31の開閉に連動してその上方に設けた各々のホッパー52、53内の原料を落し込むダンパー54、55を設けてある。このダンパー54、55の開閉動作は、エアーシリンダ56、57の伸縮をクランク機構58、59によって回転運動に変えて各ダンパーでホッパーの出口を開閉する。さらに、上記開閉自在な圧力を仕切る対の弁と各対のダンパーを付設したホッパーとをフランジ付の案内筒42、42aで連結しである。また、上記対の仕切り弁間の案内筒42aに加圧加熱気体の供給口60と排出口61とを付設し、各対の仕切り弁間のホッパー52と排出口側のホッパー53とに気体流を起すための連通孔62、62aを付設した。さらに図12に示すように、供給口60と排出口61とを上記気体の供給口と排出口との共通な通路とし、案内筒42aからの略水平で所望の長さの管路67aに排出用電磁弁68を付設した枝管路69を直角に分岐し、さらにこの略水平な管路67の途中に供給用電磁弁70と、その先端側にヒーター71とを付設し、この管路67の外端に空気又は蒸気を送り込むコンプレッサー72とを取り付けてある。この管路67内の圧力は缶体内圧力と略同じである。さらに、図示していないが、他の実施例として、上記開閉自在な圧力を仕切るスイングバルブとホッパーの重り付きダンパーとを開状態で連結させ開閉動作を連動させてもよいし、重り付きダンパーに代えてバネ等の付勢力で閉動作としてもよい。さらには、上記対の上方の案内筒42に洗浄水供給口63を付設してある。これらの案内筒42や図示していないシュートにヒータ32を付設してある。
なお、各ホッパー52、53の出口側を傾斜した出口とし、ダンパー54、55の開く角度を小さくしてもよい。また、排出口側はこの種の殺菌機に用いられているロータリ弁、スライド弁でもよい。さらに、符号64は溝付きパッキン、65は四弗化エチレン樹脂等のカバー付き平パッキンである。さらにまた、各ホッパーと案内筒とは、ホッパー上部を溶接で案内筒内壁に取り付けるか、或いはホッパー上端にフランジを形成し、各案内筒のフランジとを重合した状態でボルト66で締めてもよい。
【0012】
このような殺菌機に予備加熱手段の詳細を図1乃至図3に基づいて説明する、延設した枠体1内の殺菌機の被殺菌物供給口2の上端に取り付けられたホッパー52のフランジ上に、ダクト継ぎ81を介在させてサイクロン82を付設し、このダクト継ぎ81とサイクロン82と間にはロータリ弁80を設け、このサイクロン82の上部位には略水平なパイプ83がサイクロン82の円弧壁面と接線状に取り付けられ、さらに、このパイプ83の端部に略垂直なパイプ84が連結されている、またサイクロン82の上蓋85にはブロアー86を介して屋外へ排気されるように排気管87、88が付設されており、また、この略垂直なパイプ84の下方部位に被殺菌物の供給移送を調節する保留タンク89を備えるとよい。この保留タンク89の上部位に一端部が開口したパイプ90を付設し、このパイプ90の他端部がロータリ弁91を介して連結された乾熱風の熱風発生手段が付設されている、この熱風発生手段は図示していないブロアーで外気を外気取入口97から吸い込み、この外気をヒータ98で加熱し、各パイプを介してサイクロン82の上部位へと圧送される、この圧送管の途中に対のロータリ弁91、92間のスクリュウフィダー99で被殺菌物がパイプ90へと送給される、この加熱された空気はパイプ90から保留タンク89を備えたものは保留タンクを介して垂直パイプ84と水平パイプ83を通りサイクロン82の上部位に開口される、この加熱はサイクロン82の外壁を直接温めてもよい。また、被殺菌物の供給コンベア93がロータリ弁92の上部位に付設してある。さらに、ロータリ弁91、92に代えて、上述の外気圧送管の一部に邪魔板を付設してエゼクターとし、被殺菌物を送りこむ吸引パイプとしてもよい。なお、符号94は作業台95に取り付けられた梯子、符号96は枠体1に取り付けられた梯子である。また、上記サイクロン82と保留タンク89と熱風発生手段とを並べて配置し全体をコンパクトにしてもよい。
【0013】
次ぎに、動作について説明すると、従来の飽和蒸気系の殺菌機だと付着水分が特に原料表面において多すぎる、このことが殺菌部分での結露となり、被殺菌物の品質変化(劣化即ち特に酵素反応による色とか香りの劣化)となるので、上方のホッパーへの原料投入前のサイクロン82による移送中の乾熱風(従来20度Cを移送時間2秒で80度C)で予備加熱され、上方のホッパー内の原料は、上方の弁が開くと上方のホッパーのダンバーが開き、下方のホッパー内に原料を投入し、上方のダンパーと弁とが閉り、加熱加圧気体が下方の案内筒内に送り込まれるとともに、下方の弁が開くと下方のホッパーのダンパーが開き原料が缶体4内へ供給されるとともに上方のホッパーにも原料が供給され、この動作を繰り返す、この動作は排出側でも同様に繰り返される、被殺菌物の殺菌温度、含水率又は蒸気の乾き度等の条件に適合するように、各蒸気の供給管19、24の流量調節バルブを調節し、かつ各モータ6、10の回転数を制御し又は缶体4を取付けた台枠1の傾斜角度を調整し、シュートのダンバー等から被殺菌物供給口2より螺旋状の巻線9による攪拌手段と上記制御された回転の攪拌胴5とにて攪拌されながら蒸気殺菌され、この飽和蒸気の水の触媒的働きをさせつつ、過剰な水分は予備加熱をすることで減らし、被殺菌物の流動性を良くしつつ、排出口3から出てくる。かつ、予備加熱をすることで上方のホッパー内の原料が殺菌機内で蒸気と接触する初期の段階でも、投入される原料と殺菌機内との温度差が従来のものより小さくなるので結露の発生を少なくでき、投入部位での被殺菌物が塊まり状態となるのを極力減らせる、さらに、殺菌部分の通過時間の調整向上のために攪拌手段をを延長させて攪拌胴内と被殺菌物排出口に亘って攪拌胴の回転方向と同方向へ回転させることで可能となった、また、攪拌手段を螺旋状の巻線又は攪拌羽根なので、回転胴内の付着を軽減させると共に、殺菌時間の調整を精度向上できるし、後処理の乾燥能力を小さくし、被殺菌物の殺菌時間の短縮等が得られ、上述の被殺菌物の品質変化(劣化)を少なくし得た。特に食品の原料となる茶、蕎麦、トウガラシ等の実験で色差計の色の変化量であるΔE値の色素変化を3.5から2.5の効果が得られた。また、異なる被殺菌物のため攪拌胴5を変えたり缶体4内等を清掃等をしたい場合は、攪拌胴5を載置している枠体22を缶体4内に付設したレール23上を移動させて攪拌胴を缶体内より取り出し交換したり清掃したりして次の段取りをする。また供給口2や案内筒42の洗浄水供給口63から洗浄水を入れ排出口から排水して缶体内と供給・排出口とを洗浄できる。
【0014】
なお、上記実施例では蒸気殺菌装置について説明したが、本発明は、粉粒物等の加熱変性、加熱殺菌、蒸す、賦活等を含む広い概念である。
【0015】
【発明の効果】
第1に、原料の付着水分を減らすために、上記被殺菌物供給口の前に、外気取入口からヒータで加熱した乾き熱による熱風として、サイクロンに供給した乾熱による予備加熱手段を備えたことにより、過剰な水分を予備加熱することで減らし、被殺菌物の流動性を良くし、後処理の乾燥能力を小さくし、被殺菌物の殺菌時間の短縮が得られ、被殺菌物の品質変化(劣化即ち特に酵素反応による色と香りの劣化)を少なくし、サイクロンへの移送中に予備加熱が簡単な構造となり、被殺菌物が粉体でも粒状体でも確実に搬送し、その移動中に予備加熱をおこなうことで時間を節約できる殺菌機である。第2に、第1の効果に加えて、予備加熱手段とサイクロンとの間に保留タンクを備えることで、被殺菌物の微調整ができると共に、より確実に搬送し、その移動中に予備加熱をおこなうことができる殺菌機である。第3に、第1又は第2の効果に加えて、開閉自在な圧力を仕切る対の弁の間に加熱・加圧気体を供給させたことにより、殺菌機の圧力と対の仕切り弁の圧力差を滅らし、弁が開く時の殺菌機内からの逆流や急流入による原料の飛散を防止することができる殺菌機である。第4に、第1乃至第3のいずれかの効果に加えて、開閉自在な圧力を仕切る対の弁をスイングバルブとすると共に、この仕切る弁室をヒータが付設された案内筒としたことにより、開閉自在な圧力を仕切る対の弁をスイングバルブとして開閉動作を短時間でスムーズに行うと共に、弁室をヒータが付設された案内筒としたことにより、被殺菌物の供給部位での温度差を小さくでき、スインクバルブ上での塊まり状態を少なくし、より確実な被殺菌物の供給を行うことができる殺菌機である。第5に、第1乃至第4のいずれかの効果に加えて、横型の缶体の上記供給口から排出口に亘って回転する攪拌胴を配設すると共に、上記缶体内に蒸気の供給管とを設けたことにより、蒸気の供給で完全な殺菌が可能で、リーフ、粒、粉、等の多種類な原料に対応でき、簡単に扱えて多種、多様な原料を原料品質を損なわず、充分な攪拌でムラをなくし、湿熱の殺菌効果が充分に発揮できる流動型で被殺菌物の色素、組織、風味等の品質劣化を防ぎ、コンパクトで安価な殺菌機である。第6に、第1乃至第5のいずれかの効果に加えて、密封状態の缶体の少なくとも一方の鏡面を開閉式の蓋とし、回転する攪拌胴の回転支持ローラを枠体に設け、該枠体を缶体内に付設したレール上を移動させて攪拌胴を缶体内より取り外し自在としたことにより、缶体内や攪拌胴内の清掃が簡単にでき、又攪拌胴や攪拌手段の交換が簡単にでき段取り替えが簡単で容易にでき、多種多様な原料に対応する際の操作性がよくなり、より確実に、より正確に達成できる殺菌機である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の予備加熱を備えた殺菌機の正面図である。
【図2】本発明の図1の平面図である。
【図3】本発明の図1の側面図である。
【図4】本発明に使用する殺菌機の一部破断した正面図である。
【図5】本発明に使用する他の殺菌機の要部断面の正面図である。
【図6】本発明に使用する殺菌機の一部破断したた平面図である。
【図7】本発明に使用する殺菌機の側面図である。
【図8】本発明に使用する殺菌機の供給側の要部断面の正面図である。
【図9】本発明に使用する殺菌機の供給・排出側への加熱加圧気体の回路図である。
【符号の説明】
1、22 枠体 2 被殺菌物供給口
3 被殺菌物排出口 4 缶体
5 攪拌胴 6、10 モータ
7 レベルアジャスター 8 筒
9、9a 螺旋状の巻線 11 案内バー
12 リング 13 伝達軸
14 軸 15 嵌合手段
16、46 垂直回転軸 17 回転円盤
18 固定円盤 19、24、25 蒸気の供給管
20 桟 21、21a ローラ
23 レール 26 蒸気管
27 エロフイン 28、29 蓋
30、31 スイングバルブ 32、71、98 ヒータ
33 パワークランプ 34 開閉蓋
35 チェーン 36 スプロケット
37 回転軸 38 ドレンパイプ
40 圧力計 41 温度計
42、42a 案内筒 43 安全弁
44 排蒸気口 45 カバー
50、51 クラッチ機構 52、53 ホッパー
54、55 ダンパー 56、57 エアーシリンダ
58、59 クランク機構 60、61 加圧加熱気体の供給口、排出口 62、62a 連通孔
63 洗浄水供給口 64 溝付きパッキン
65 平パッキン 66 ホルト・ナット
67、67a 管路 68 排出用電磁弁
69、69a 分岐管路 70 供給用電磁弁
72 コンプレッサー 73 水抜き孔
80、91、92 ロータリ弁 81 ダクト継
82 サイクロン 83、84 パイプ
85 サイクロンの蓋 86 ブロアー
87、88 排気管 89 保留タンク
97 外気取入口 99 スクリュウフィダー

Claims (6)

  1. 密封状態の一方の上端部に被殺菌物供給口が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口が設けられている缶体と、上記缶体内に蒸気の供給管と、被殺菌物供給口に開閉自在な圧力を仕切る対の弁と、この各弁の交互の開閉に応じて各ホッパー内の原料を落とし込むダンパーとを設けた殺菌機において、
    原料の付着水分を減らすために、上記被殺菌物供給口の前に、外気取入口からヒータで加熱した乾き熱による熱風として、サイクロンに供給した乾熱による予備加熱手段を備えたことを特徴とする殺菌機。
  2. 上記予備加熱手段とサイクロンとの間に保留タンクを備えたことを特徴とする請求項1に記載の殺菌機。
  3. 上記開閉自在な圧力を仕切る対の弁の間に加熱・加圧気体を供給させなことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の殺菌機。
  4. 上記開閉自在な圧力を仕切る対の弁をスイングバルブとすると共に、この仕切る弁室をヒータが付設された案内筒としたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の殺菌機。
  5. 密封状態の一方の上端部に被殺菌物供給口が設けられ、他方の下端部に被殺菌物排出口が設けられている横架された缶体と、該横型の缶体の上記供給口から排出口に亘って回転する攪拌胴を配設すると共に、上記缶体内に蒸気の供給管とを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の殺菌機。
  6. 密封状態の缶体の少なくとも一方の鏡面を開閉式の蓋とし、回転する攪拌胴の回転支持ローラを枠体に設け、該枠体を缶体内に付設したレール上を移動させて攪拌胴を缶体内より取り外し自在としたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の殺菌機。
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