JP2004520889A - 通気式座席 - Google Patents

Abstract

通気式車両座席は、スペーサ材料を囲む不浸透性の材料で形成されたバッグを含む。後者は上部および下部ネッティングシート、およびこれらネッティング層の間に広がる繊維を含むことが好ましく、繊維は座席が使用された時にスペーサ材料が完全につぶれることを防止するだけの充分な弾力性を持っている。バッグ内へ空気を送り込み、またはバッグから空気を引き込む通気装置は、非通気層の間の空気スペースに連結されている。バッグの最上部には孔が設けられ、その大きさは、すべての気流がファンに最も近い開口部を通ることなく座席面の上で気流が均等となるように選択されることが好ましい。バッグの上に任意の多孔性加熱層を配置してもよい。通気部品およびトリム部品は単一作業で座席に縫い付けられることが好ましい。

Description

【技術分野】
【０００１】
本発明は一般的に車両座席の技術に関し、さらに詳しくは、空気が座席表面から上に向かって送られ、または座席表面を通って下向に引き込まれることにより乗員の快適さを向上させる通気式座席に関する。さらに具体的には、本発明は単一作業で座席への設置が容易であり、且つ多種多様な座席設計への適応が容易である通気式座席システムに関する。
【背景技術】
【０００２】
多くの異なる種類の通気式座席が技術的に知られている。これらは通常、座席のカバーにまたは座席自体に水平に空気を通すことによって乗員の快適さを向上させる設計となっている。温暖な天候においては、乗員の体と接触している座席の近傍でエア・フロー（気流）が移動し、冷却および発汗の抑制を助ける。寒い天候においては、加熱された空気が座席または座席のカバーに通されると、通気式座席は乗員を暖める助けをすることができる。従って通気式座席においては空気をいずれの方向にも流すことができることが知られている。
【０００３】
通気式座席において使用される空気としては周囲空気（即ち、車両内部と同じ温度の空気）または、冷却または加熱された空気が可能であることも知られている。例えば、通気式座席を車両の空調システムに連結することができる。さらに、既知の通気式座席は、低、中および高の流れの設定を有すること等によって気流全体を増加または減少させると共に方向も制御する流れ制御を含むことが可能である。
【０００４】
通気式車両座席は以前から知られているが、業界において広く使用されてはおらず、通常は高価な選択肢とされ、または高額車両の標準装備とされている。製造コストが理由の一つであり、またこの出願の親出願の多くで示されているように、通気式座席システムは設計が複雑で設置が困難となることがある。多くの場合、通気機能を設けることが座席の設計全体において主として考慮すべき点となり、座席の製造業者は快適さまたはスタイルの細部での妥協を強いられることになり得る。ほとんどの場合において、通気用部品を座席内に注意して設置しなければならず、また座席クッション材およびトリムの最後の層を他の部品に縫い付ける前にダクト配管および送風装置を考慮しておかなければならない。組み立てにおける時間が長くなると、製造業者、ＯＥＭ（相手先商標による製造会社）および最終需要者にとっては経費がかさむことになる。効果的に働き、通気が行われる座席の各部分に均一な気流を提供し、従来技術の通気式座席に比べて製造コストの低い通気式座席システムはこの技術における大きな進歩となる。
【０００５】
（発明の開示）
本発明の主要な特徴は、上述した従来技術の通気式座席の欠点を克服する通気式座席システムを提供することである。
【０００６】
本発明の他の特徴は、比較的安価で且つ様々な座席設計に容易に適合することが可能な通気式座席システムを提供することである。
【０００７】
本発明の異なる特徴は、通気が望まれている座席の全領域において十分に均一な気流を生成する通気式座席システムを提供することである。
【０００８】
本発明のさらに他の特徴は、寒い天候の時に乗員の快適さを向上させる加熱層を含み得る通気式座席システムを提供することである。
【０００９】
本発明の他の特徴は、体重の重い乗員によって性能が損なわれることのない通気式座席システムを提供することである。
【００１０】
本発明のこれらおよび他の特徴を個別にまたは様々な組み合わせで達成する方法について、図面を参照しながら以下の好適な実施の形態の詳細な説明において説明する。しかしながら、一般的にこのような特徴は、トリム（例えば、穴の開いた皮革、織物等）の下に配置され、座席製造業者の工場で設置される通気式座席システムに対して提供される。通気式座席システムは、製造業者によって決定された箇所以外での空気の流通を防止する不浸透性の材料からなる上部および下部シートを有するバッグを含む。バッグ内にあるものは、三次元の拡大スペーサ材料であり、好ましくは上部および下部ネッティング層と、これらの間に配置され、堅く、上部および下部ネッティング層の間に延びる繊維とを含むものである。発泡プラスチックを使用することもできる。スペーサ材料は体重の重い乗員が座席を使用した場合でも気流が閉塞されないだけの充分な堅さを持っている。バッグの上面には孔が設けられ、孔は乗員の接触領域に対応したパターンで設けられていることが好ましい。例えば、座席クッションのためのバッグはＵ字形に配置された孔を含んでもよく、背もたれは座席の下部から上部に広がる直線状に配列された孔を含んでもよい。通風システム（例えば、車両の空調システムに連結されたファンまたはダクト）はバッグに連結され、従ってスペーサ材料によって作り出された空気スペースに連結され、これによってスペーサ材料を通り横方向、縦方向および垂直に空気の移動が引き起こされる。通風システムが吸気モードにある場合には、孔を通ってスペーサ材料内へおよびバッグから空気が引かれる。加圧モードでは、空気はバッグ内へおよび孔から外に向かって送られる。本発明の特徴は、気流の入り口または出口に近い孔ほど小さくなるように孔の大きさを変更することによって孔を通過する空気の量を均等にすることでも達成される。任意のヒーターパッドを座席トリム層とバッグの上部層との間の層として使用してもよく、または通気装置を車両強制空気加熱システムに連結することによって暖房を達成してもよい。冷却には周囲空気を使用してもよく、またはファンを車両の空調システムに連結してもよい。本発明の特徴を達成する他の方法は以下の好適な実施の形態および他の実施の形態の詳細な説明を読むことで当業者には明らかとなり、本発明者らは、このような他の方法が添付の特許請求の範囲に含まれるものであるならば本発明の範囲内にあるものと見なす。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１１】
以下の図において、同じ構成要素は同じ参照番号を用いて示される。
【００１２】
好適な実施の形態および他の実施の形態の詳細な説明を始める前に、本発明の適用性および範囲について幾つかの一般的な注釈をすることができる。
【００１３】
第１に、この発明の通気式加熱システムは図２に示されるようなスポーツまたはバケット型座席またはベンチ式の座席を含む様々な座席に使用することができる。後者に関しては、通気システムは乗員の選択によってもよく、即ち同一座席の異なる部分に個別の制御を有してもよく、または一つの制御の単一バッグシステムを有してもよい。
【００１４】
第２に、図示されているこの発明の通気式加熱システムはバッグの上部層の上および座席のトリムの下に通気性のある任意加熱パッドを有している。バッグ内の空気スペースを車両の空気加熱システムに連結する等の他の座席加熱方法を用いてもよい。
【００１５】
第３に、本発明の通気式座席システムを座席トリムおよびクッション部品と共に縫い付けて製造効率を高めることが好ましい。しかし、バッグを個別の部品として組み立て、座席に設置し、個別のユニットとしてファンに連結してもよい。尚、この点において、本明細書で詳細に図示あるいは説明されていないクッション材または他の快適さのための層を使用してもよい。クッション層をバッグの上部に設置する場合、孔が開いて空気が容易にクッション層を通過するようにすべきである。
【００１６】
第４に、図示されたファンを冷却、加熱または周囲空気の供給源に連結する方法は詳細に示されてはいないが、ファンを車両の空気冷却システムまたは車両の空気加熱システムのいずれかに連結することが望まれる場合は、車両製造分野で用いられている従来のダクト配管を利用して温度調整された空気をファンの供給源から運ぶようにしてもよい。
【００１７】
第５に、非通気性のバッグ内に配置されているスペーサ材料は例外として、トリム、ヒーターパッドおよびバッグ自体を構成する材料は広範囲の材料から選択され得る。トリムに対しては、クロス（織物、布）、穴の開いた皮革等の通気性のある材料を選択するべきであるが、厚さ、色等は様々に変化させることができる。スペーサ材料自体の中であらゆる方向、即ち縦方向、横方向および垂直に気流の発生が可能である限り、発泡プラスチック等の他のスペーサ材料を非通気性バッグ内で使用することが可能である。ここにおいて使用するスペーサ材料としては、ドイツのウィール（Ｗｉｅｈｌ）に所在するミューラー・テキスタイル社（Ｍｕｅｌｌｅｒ Ｔｅｘｔｉｌｅ）で製造されているシリーズ５９００スペーサ材料であることが好ましい。この材料は、空気を流通させる利点をもたらすことに加えて、快適さの利点ももたらし、上部ネッティング層、下部ネッティング層、およびこれらのネッティング層の間に広がる複数の硬化樹脂繊維を含む。これは乗員が座席に座った際に僅かに変形することがあるが、この材料は充分に弾力性があるため気流が閉塞されて座席の通気効果を損なうほどに押しつぶされることがない。好適な実施の形態においては、バッグの上部層は、その上に薄い発泡層が配置される非通気性樹脂膜からなる第１の下部層を有する二層材料で作成されている。適切な材料としては、アメリカ合衆国ミシガン州サウスフィールドのフォーメックス・インターナショナル社（Ｆｏａｍｅｘ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）によって製造されるＰｌａｄｉｌｏｎ（商標）という材料である。
【００１８】
さて、好適な実施の形態の説明へ進むと、図１は本発明の好適な実施の形態に従った通気式座席アセンブリ１０を部分的に切断された概略図で示している。アセンブリ１０は、本発明の様々な態様において上述したように変化および／または削除することができる幾つかの異なる層を含む。座席アセンブリ１０の上部層は穴の開いたトリム（装飾）であり、クロスまたは穴の開いた皮革であることが好ましい。トリム１２の下には通気性のあるヒーター層１４が配置されている。ヒーター層１４の下にはバッグ１８の最上層１６が配置されている。この図においてはバッグ１８の底部２０も示されており、最上部１６と下部２０を接合することによって、バッグの上部１６に形成された複数の孔２２を除いて非通気性のバッグを形成している。尚図１においてはヒーターパッド１４に孔を形成することができるが、ヒーターパッドの材料に通気性があればその必要はない。また図１において、図の下部近傍に配置されている孔２２の大きさはヒーターパッド１４により近い孔の大きさよりも大きくなっている。この点についてはさらに後述する。
【００１９】
アセンブリ１０の最後の部品は図１に示されるようにスペーサ材料２４である。先に示したように、好ましいスペーサ材料は、上部ネッティング層、下部ネッティング層、およびこれらの間に広がる複数の繊維を含むミューラー・テキスタイル社の材料である。この材料は乗員が通気式座席アセンブリ１０の上に座るか寄り掛かった際にスペーサ層２４のつぶれを防止するだけの充分な弾力性を有している。
【００２０】
図２は、背もたれ３２および座席クッション３４からなる座席３０に取り付けられた２つのバッグの使用を示している。一方のバッグ１０は背もたれ３２の中心領域に沿って存在し、他方のバッグはクッション３４の中心部に配置されている。これらのバッグは各々座席の噛み合い線（ｂｉｔｅ ｌｉｎｅ）を通って延びており、バッグの非通気層が噛み合い線の下に配置されているファン３５に適切に連結されている。
【００２１】
また図２は、通気装置からの距離が増大するに従って孔２２の大きさが変化している本発明の好適な実施の形態の態様をより詳細に示している。この図において、バッグ内には３つの開口部が背もたれ３２の上方向に広がって設けられ、ファン３５からの距離が増大するに従って孔３７、３８および３９が次第に大きくなっている。これらの孔には直線状のパターンが設けられているが、このパターンは乗員を暖かくする場合または涼しくさせる場合にも条件を満たすことが判明している。クッション３４の上に配置されたバッグも開口部２２のパターンを含み、この場合開口部はＵ字形に設けられて乗員の脚および座席の下に置かれる。Ｕ字の底部にある開口部４２は最も小さく、一連の開口部４３、４４、４５および４６はバッグの前部に向かって間隔をおいて広がっており、次第に大きくなっている。小さな孔ほど通気装置に近くなっているこの空気孔の大きさおよび配置は、この場合はファン３５である通気装置からの気流がより均一なものとなることに貢献している。尚、孔の大きさはこの発明の範囲から逸脱しなければ同じであってもよい。
【００２２】
図３に進むと、単一のバッグのより詳細な分解図が示されている。各層に対し図１において使用されたものと同じ参照番号を用いる。最上部から進むと、ヒーター層１４の上には穴が開けられたトリム層１２が示されている（この場合は、配線１５を介した電気連結器が示されている）。バッグ最上部１６はヒーターの下に配置され、次にスペーサ材料２４が設けられている。バッグの底部２０が座席クッション４８上でアセンブリを完成させている。
【００２３】
図３において、バッグ上部１６、スペーサ２４およびバッグ底部２０は各々ダッシュの付いた同じ参照番号（例えば、１６´）で示されている細長いテールを含んでいる。図示された実施の形態においては、これらは座席の噛み合い線を通って延在し、バッグ最上部１６を形成する材料に開口部４９が設けられている。この図において、ファン５０は通気装置として作動し、開口部４９に連結されている。座席の形式および配置に応じて、テールを前方または側部に延ばしてもよい。
【００２４】
使用時は、図３に示されたシステムはトリム１２の取り付けと同時に座席に縫い付けられることが好ましい。部品１２、１４、１６および２０を縫い合わせることが可能であり、後者の２つを縫い付けることによりバッグ１８の周囲に広がる封止部（シール部）が形成される。部品１６´および２０´をその縁に沿って縫い付けることでその領域における非通気性が維持される。ファン自体の取り付けは、例えば接着剤の使用等の適切な方法で行うことが可能である。また図３を参照することによって、本発明の通気式座席に対して他の通気システムをどのように使用することができるかを容易に理解できる。例えば、車両の空調システムから延びているダクトはその端部が開口部４９に密封された関係で連結されることにより、加熱または冷却された空気がスペーサに沿って孔（この図においては示されていない）およびバッグの最上部１６へ移動することができる。空気の移動速度および移動方向は、通気装置５０に連結された個別のコントローラ、または車両のファン速度および温度の制御を使用することによって制御が可能であることをここで改めて記載しておく。車両の空調システムに直接連結されていないファン５０を使用する場合、ファンは加圧または吸気モードのいずれでも作動し、多段速度で、即ち少なくとも低、中および高の設定を有して作動することが好ましい。
【００２５】
本発明を１つの好適な実施の形態、その次に他の実施の形態に関連して説明したが、本発明はこれらに限定されることはなく、添付の特許請求の範囲のみによって限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【００２６】
【図１】図１は、本発明の好適な実施の形態に従った通気式座席システムの主要構成要素を示す部分的に切断された概略斜視図である。
【図２】図２は、クッションおよび背もたれ上の２つの通気式座席バッグの配置を示し、且つこれらが単一のファンに連結していること示す、（上部トリムおよび任意の加熱層が取り除かれている）本発明の通気式座席システムの概略斜視図である。
【図３】図３は、本発明の主要構成要素の分解図である。

Claims (21)

1. 車両用の通気式座席であって、
   座席クッション部品および座席背もたれ部品を有し、その内の少なくとも一方が通気され、各通気された部品は座席の乗員接触領域に通気性のトリム面を有する、車両座席と、
   各通気された部品のトリム面の下に配置される非通気性材料で形成され、最上部および底部を含み、最上部はトリム面により近く、孔がバッグ最上部に形成されて孔を通して空気が通過することができる、バッグと、
   バッグ内に配置されて空気をスペーサにあらゆる方向で流すことを可能とし、座席に座っている乗員によって圧縮された時に気流の閉塞を防止するだけの充分な弾力性を持つスペーサと、
   バッグ開口部と、
   バッグ開口部に連結された通気装置と、を備え、
   前記バッグおよびトリム面は単一作業で座席に縫い付けられる、車両用の通気式座席。
2. スペーサはバッグ最上部に隣接した上部ネッティング層と、バッグ底部に隣接した下部ネッティング層と、上部ネッティング層と下部ネッティング層との間に広がる複数のプラスチック繊維と、を備える、請求項１に記載の通気式座席。
3. バッグ最上部は内部の樹脂製通気性膜の層と外部の発泡体カバーとを含む、請求項１に記載の通気式座席。
4. 通気装置はバッグ開口部に連結されたファンである、請求項１に記載の通気式座席。
5. 通気装置は車両の空調システムである、請求項１に記載の通気式座席。
6. バッグ最上部とトリム面との間に電動ヒーター層を備える、請求項１に記載の通気式座席。
7. バッグの孔は乗員が座席に接触する領域にほぼ対応したパターンで配置される、請求項１に記載の通気式座席。
8. バッグの孔の幾つかは他の孔よりもバッグ開口部の近くに配置され、バッグ開口部からの距離が増大するに従って孔の大きさが増大する、請求項１に記載の通気式座席。
9. 座席クッション部品および座席背もたれ部品は両方とも通気される、請求項１に記載の通気式座席。
10. 単一の通気装置が２つのバッグに連結され、通気装置は各バッグの延長部分に連結されている、請求項９に記載の通気式座席。
11. 両方のバッグ最上部は内部膜樹脂層と外部発泡体カバーとから作成される、請求項９に記載の通気式座席。
12. 通気装置は孔を通して空気をバッグ内および外側へ送るように適合され、且つ変速通気装置である、請求項１に記載の通気式座席。
13. 通気装置は孔を通して空気をバッグからおよび内側に吸引するように適合され、且つ変速通気装置である、請求項１に記載の通気式座席。
14. 通気装置は可逆的であり、選択的にバッグから空気を引くかバッグ内へ空気を送るように適合されている、請求項１に記載の通気式座席。
15. ほぼ水平方向のクッションおよび背もたれを有すると共に、通気性の装飾的な外装トリムカバーを有する座席と、座席にトリムカバーを取り付ける際にクッションまたは背もたれの少なくとも一方に縫い付けられ、非通気性の最上部と非通気性の底部と通気装置に連結された開口部とを含むバッグと、を備える通気式座席アセンブリであって、各バッグ最上部には孔のパターンが設けられ、各バッグ内にスペーサが配置され、孔は各々にほぼ均一な空気が通過するように配置され且つ大きさが定められている、通気式座席アセンブリ。
16. スペーサは、乗員が座席に座った時、バッグ全体に渡って気流を維持するように適合されている、請求項１５に記載の座席アセンブリ。
17. スペーサはバッグ最上部に隣接した上部ネッティング層と、バッグ底部に隣接した下部ネッティング層と、上部ネッティング層と下部ネッティング層との間に広がる複数のプラスチック繊維と、を備える、請求項１６に記載の座席アセンブリ。
18. バッグ最上部は内部の樹脂製通気性膜の層と外部の発泡体カバーとを含む、請求項１６に記載の座席アセンブリ。
19. 各通気装置はファンである、請求項１７に記載の座席アセンブリ。
20. バッグの孔は乗員が座席に接触する領域にほぼ対応したパターンで配置される、請求項１７に記載の座席アセンブリ。
21. バッグの孔の幾つかは他の孔よりもバッグ開口部の近くに配置され、バッグ開口部からの距離が増大するに従って孔の大きさが増大する、請求項１７に記載の座席アセンブリ。