JP7053831B2 - Bサイド分配システムを用いた調節システム - Google Patents

Bサイド分配システムを用いた調節システム Download PDF

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Description

本教示は、概して、車両シートのクッションの裏側(すなわち、b側)に接続する分配システムに関し、より具体的には、送風機をクッションに接続し、一方でプレナムがクッション内部の流体の分配を支援するプレナムに関する。
長年にわたり、業界は、シート、ステアリングホイール、自動車、または他の輸送車両等の製品の改良された調節システムの設計に関心を寄せてきた。そのような調節システムの例は、米国特許第3,394,887号、同第5,613,729号、同第5,924,766号、および同第7,322,643号に開示され、これらはすべて、あらゆる目的のために参照により本明細書に明示的に組み込まれている。多くのシステムは、シートの上部に位置する調節器と、シートの下部に配置された送風機と、を含み、それによって、離れた場所から空気がインサートに移動して空気を分配するようにされている。いくつかのシステムは、シートの上部の場所から、送風機が位置するシートの背後または下方の場所まで延在する延長テールを含む。これらのシステムは、シートフレームに接続された送風機を含み、テールは、インセットを送風機に接続する。いくつかのシステムは、送風機をシートの裏側に接続して挿入し、シートの裏側から流体を分配しようと試みている。
クッションの裏側に接続し、クッションで密閉する空気分配システムが必要である。クッションの裏側に沿って空気を分配するプレナムに接続された送風機が必要である。シートサスペンションに接続し、クッションの後側から送風機を懸吊させるプレナムを有することが望ましい。プレナム内に流体を分配する1つ以上のバッフルを含むプレナムが必要である。プレナムが、上層と下層との間に延在してそれらを接続するか、スペーサ層がないか、またはその両方である1つ以上の接続機構を含むことが望ましい。
本教示は、分配システムを含み、(a)1つ以上のプレナムであって、各々が、(i)上層と、(ii)下層と、(iii)上層と下層との間に形成された開放空間と、(iv)上層内の1つ以上の換気孔と、(v)プレナムとクッションとが流体連通するように、プレナムをクッション内のクッション孔に結合する、1つ以上の換気孔の各々から延在するダクトと、を含む、プレナムを備える。
本教示は、シートサスペンションが1つ以上のプレナムを支持するように、1つ以上のプレナムをシートサスペンションに接続することを含む、方法を含む。
本教示は、クッションの裏側に接続し、クッションで密封する空気分配システムを提供する。本教示は、クッションの裏側に沿って空気を分配するプレナムに接続された送風機を提供する。シートサスペンションに接続し、クッションの後側から送風機を懸吊させるプレナムを有することが望ましいであろう。本教示は、プレナム内に流体を分配する1つ以上のバッフルを含むプレナムを提供する。本教示は、上層と下層との間に延在し、それらを接続するか、スペーサ層がないか、またはその両方である1つ以上の接続機構を含むプレナムを提供する。
クッションの後側(B側)に接続され、シートサスペンションによって支持された分配システムの側面図である。 分配システムの斜視図である。 線III-IIIに沿った図2の分配システムのプレナムおよび送風機の断面図である。 クッションに接続されたプレナムおよび送風機の断面図を図示する。 図4Aのプレナムのクッション孔と換気孔との間の界面の拡大図である。 空気分配システムに接続されたクッションの側面図である。 図5Aのプレナムの接続層の拡大図である。 送風機とプレナムとの間の接続部の拡大断面図である。 プレナム内部でバッフルが視認可能であるように透明であるプレナムの斜視図である。 シートサスペンションによってクッションに接続されているプレナムの底面斜視図である。 シートサスペンションに接続されたプレナムの側面図である。 シートサスペンションおよびプレナムの底面斜視図である。 図8Cのサスペンションフレームへのプレナムクリップの取り付けを示すプレナムの拡大図である。 車両シートの後部の平面図である。 背もたれクッションに接続された分配システムの断面図である。 プレナムの斜視図である。 プレナムの分解図である。 下層の上面図である。 プレナムの断面図である。 プレナムの斜視図である。 プレナムの分解図である。 下層の上面図である。 プレナムの断面図である。 プレナムの斜視図である。 プレナムの分解図である。 上層の底面図である。 プレナムの側面図である。 隆起を含むダクトの断面図である。 隆起を含むダクトの断面図である。 線XVA-XVAに沿って見たときの図14Aの上面図である。 線XVB-XVBに沿って見たときの図14Bの上面図である。
本明細書に提示される説明および例解は、本発明、その原理、およびその実際の応用を当業者に知らせることを意図している。当業者は、本発明が特定の用途の要件に最も好適である可能性がある場合、その多数の形態で適合および適用させ得る。よって、述べられたような本発明の特定の実施形態は、網羅的であることまたは教示を限定することを意図していない。したがって、教示の範囲は、上記の説明を参照して判断されるべきではなく、代わりに、添付の特許請求の範囲に加え、そのような特許請求の範囲が権利を有する均等物の全範囲を参照して判断されるべきである。特許出願および公開公報を含むすべての記事および参考文献の開示は、あらゆる目的のために参照により組み込まれる。添付の特許請求の範囲から収集されるような、他の組み合わせも同様に可能であり、これらは同様に、参照により本明細書に組み込まれる。
本教示は、車両への一体化に好適な改良された調節システムを提供することに基づく。例えば、調節システムは、建物、家具、輸送車両等の製造品(例えば、ボート、列車、飛行機、オートバイ、すべての地形車両、バス、スノーモービル等)等の様々なキャリア(例えば、部材、構造、パネル、床、壁等)に一体化されるか、またはそれらに取り付けられ得る。代替的には、調節システムは、シート、ベンチ、パネル、足元、フロアマット、または他の構成要素等の輸送車両の様々な構成要素に一体化されるか、または取り付けられてもよい。好ましくは、調節システムは、車両シートに一体化されている。より好ましくは、調節システムは、後側(例えば、車両シートのB側)で一体化される。
調節システムは、自動車のシートに一体化するために特に好適である。より具体的には、調節システムは、ボルスタを備えている、または備えていないシート部分、ボルスタを有しているか、または有していない背部、ヘッドレスト部分、またはそれらの組み合わせとの一体化に好適である。調節システムは、シートの2つの層の間に位置し得る。調節システムは、織物層(例えば、布、革、合成皮革等)の下、およびクッションまたは背もたれ(例えば、使用者向けのフォーム支持)の下に配置することができる。一態様では、本教示は、有孔革製シートカバーまたは有孔合成皮革製シートカバーの下での使用に特に好適な構造を用いる。本調節システムは、調節されたシート(例えば、換気され、能動的に冷却されるか(例えば、熱電装置もしくはモジュールの使用による)、または能動的に加熱されたシート)と組み合わせて使用するのに特に魅力的である。調節システムは、成形、接着、または他の取り付け方法により、シートフォーム支持と一体化することができる。好ましくは、調節システムは分配システムを含み、分配システムは、接着剤、接着剤、またはその両方を使用せずにシートサスペンションに接続される。より好ましくは、調節システムは、シートのクッションの直下に含まれ、クッションは、調節システムからの、乗員、所定の位置、またはその両方への空気の分配を支援する。シートサスペンションおよびクッションは、クリップを介して直接接続され、プレナムはその間に挟まれ得る。プレナムは、接触している以外は、シートサスペンションまたはクッションに直接取り付けられていない場合がある。調節システムは、1つ以上の送風機および1つ以上のインサート(すなわち、プレナム)、1つ以上のヒータ、1つ以上の熱電装置、またはそれらの組み合わせを含み得る。
調節されたシートは、1つ以上のエアムーバを含み得る(本明細書において、エアムーバおよび送風機は、同義的に使用される)。1つ以上のエアムーバは、背もたれクッション、シートクッション、またはその両方の内部に位置するか、またはその後ろに位置する1つ以上のインサートを通して空気を移動させ得る。1つ以上のプレナムは、エアムーバからの空気を分配し得る。1つ以上の送風機は、軸流ファン、ラジアルファン、またはその両方であり得る。好ましくは、1つ以上の送風機は、ラジアルファンである。1つ以上の送風機は、熱電装置(TED)を含み得る。TEDは、空気がエアムーバに入るとき、またはエアムーバを出るときに空気を加熱する場合がある。TEDは、空気がエアムーバに入るとき、または空気がエアムーバを出るときに空気を冷却し得る。1つ以上の送風機は、加熱装置、冷却装置、またはその両方(すなわち、熱電装置(TED))を含み得る。TEDは、使用者に吹き付けられる空気を加熱および/または冷却するために使用され得る。エアムーバおよびTEDは、多くの異なる構成で、または車両のシートインサートと連通して、シートに位置させ得る。例えば、TEDおよび/またはエアムーバは、米国特許第RE38,128号、同第4,923,248号、同第6,629,724号、同第6,676,207号、同第6,857,697号、同第6,869,139号、同第6,869,140号、同第6,976,734号、同第7,083,227号、同第7,213,876号、同第7,338,117号、同第7,356,912号、同第7,475,938号、同第7,506,938号、および同第7,587,901号、または米国特許出願公開第2009-0218855号のいずれかに記載のインサートを備えた任意の様式または任意の構成で使用することができ、その教示は、あらゆる目的のために参照により本明細書に明示的に組み込まれる。TEDおよびヒータの両方が、同時に熱を発生させ得るが、TEDまたはヒータは別々に使用されてもよいことが意図される。ヒータは、TEDの代わりにアクティブな加熱システムにおいて熱を生成するために使用され得る。TEDを使用して使用者を冷却するとき、好ましくは、ヒータを使用しなくてもよい。エアムーバおよびTEDは、本明細書に開示されるインサートと組み合わせて使用され得、それにより、空気が使用者に均一かつ一貫して方向付けられ得る。空気は、インサート、ヒータ、シートカバーの孔(例えば、トリム層)、クッションの孔または穿孔、またはそれらの組み合わせから吹き込まれ得る。換気性シートおよび加熱装置のいくつかの例は、米国特許第6,064,037号および同第6,869,140号であり、これらは両方とも、あらゆる目的のために参照により本明細書に組み込まれる。TEDが温風を吹き付け、同時にヒータがシートを加熱し得、それにより、伝導加熱および対流加熱の両方を提供する。プレナムは、切り欠き、内部スリット、外部スリット、空隙、アパーチャ、キャリア構成等を含み得、シートカバー、クッション、またはその両方の穿孔と同様に成形されるかまたはそれらと位置合わせされ得る。
シートの1つ以上のクッションは、換気、能動冷却、能動加熱、またはそれらの組み合わせを含んでもよい。シートは、1つ以上のクッションに流体接続する1つ以上のエアムーバ(すなわち、送風機)を含み得、それによって、空気が使用者に吹き付けられるようにされ得るか、または空気が使用者から引き離されるようにされ得る。クッションは、調節システム、支持、シートサスペンション、またはそれらの組み合わせに接続されてもよく、またはそれらの一部であってもよい。
調節システムは、乗員センサと併用され得る。乗員センサは、任意のシート上で、調節システムと併用され得る。好ましくは、乗員センサは、助手席でのみ使用され得る。乗員センサは、車両シートにいる乗客を感知する任意のタイプの乗員センサであってもよい。乗員センサは、膜センサ、容量センサ、力センサ、質量センサ、またはそれらの組み合わせであり得る。マイクロプロセッサは、乗客に対する乗員センサを監視し得る。例えば、マイクロプロセッサは、乗員センサに取り付けられ得、乗員センサが、シートに乗員がいないことを測定した場合、調節システムがオンになっている等の他の条件すべてが満たされていたとしても、調節システムはオフのままにされ得る。乗員センサは、プレナムと接触していてもよい。好ましくは、乗員センサは、クッションの上部に位置し、プレナムは、クッションの下に位置する。調節システムは、1つ以上の分配システムを含み得る。
1つ以上の分配システムは、乗員接触領域に向かって、またはそこから離れるように流体を導くように機能する。1つ以上の分配システムは、好ましくは、バン、背もたれ、または車両シートの両方に配置される。分配システムは、1つ以上の送風機、1つ以上のプレナム、1つ以上、または両方を含み得る。
プレナムは、クッションに接続し、クッションを通した流体の輸送を支援するように機能する。好ましくは、プレナムは、それ自体と送風機とを、クッションの背面側に接続するように機能する。プレナムは、両面テープを介して接続部に接続され得る。好ましくは、プレナムは、クッションと接触しているが、接続はされていない。例えば、シートフレームまたはシートサスペンションは、プレナムと、クッションの少なくとも一部と、を支持し、それによって、プレナムとクッションとが接触状態に維持されるようにし得る。プレナムは、インサート、バッグ、またはその両方であってもよい。プレナムは、開放縁を含み得る。プレナムは、互いに接続された2つ以上のピースである場合がある。プレナムは、単一のピースであってもよい。プレナムは、2つ以上の別個のピースまたは単一のピースを形成し、開口を切り、プレナム内にバッフルを挿入することで作成できる。プレナムは、2つ以上の別個のピースを形成し、バッフルを個別に形成し、バッフルをピースに接続し、個別のピースを接続することで作成できる。プレナムは、ブロー成形、射出成形、熱成形、押出ブロー成形、真空成形、圧縮成形、またはそれらの組み合わせによって形成されてもよい。プレナムの1つ以上のピースは、溶接(例えば、超音波溶着、熱密封、押出溶着、熱板溶着等)、接着剤(例えば、エポキシ、グルー等)、フランジ、またはそれらの組み合わせによって接続されてもよい。プレナムは、空気の流れを促進する任意の形状にし得る。プレナムは、1つ以上の周辺部を含み得る。周辺部は、単一の縁の外部境界である。周辺部は、連続した周縁(例えば、円または楕円)であり得る。周縁は、互いに接続された2つ以上の縁(例えば、三日月形)で構成されてもよい。周縁は、互いに接続された3つ以上の縁(例えば、三角形)で構成されてもよい。周縁は、互いに接続された4つ以上の周縁(例えば、正方形、長方形、または菱形)で構成されてもよい。周縁は、5つ以上の辺(例えば、五角形)で構成されてもよい。周縁は、回転対称性を有していてもよい。周縁は、回転対称を有していなくてもよい。プレナムは、裏側と、表側と、第1の側および第2の側と、を有し得る。裏側および表側の幅は同じであってもよく、またはいずれかの側が他方の幅より広くてもよい。プレナムの裏側は、シートの咬合線に最も近くてもよい。シートの咬合線は、背もたれクッションとレッグレストクッションとが接触するところである。裏側は、実質的に直線であるか、曲線であるか、角度付きであるか、凹状であるか、凸状であるか、蛇行しているか、丸められるか、またはそれらの組み合わせであってもよい。プレナムの表側は、シート内に位置したときに使用者の膝または頭に最も近くにあり得る。表側は、実質的に直線であるか、曲線であるか、角度付きであるか、凹状であるか、凸状であるか、蛇行しているか、丸められるか、使用者の足に合わせた形状であるか、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。第1の側および第2の側は、実質的に直線であるか、曲線であるか、角度付きであるか、凹状であるか、凸状であるか、蛇行しているか、丸められるか、またはそれらの任意の組み合わせであってもよい。第1の側と第2の側は平行であってもよい。好ましくは、第1の側および第2の側は、互いの鏡像である。例えば、第1の側および第2の側は、送風機と換気孔との間の層流を促進するように、凹面であってもよい。プレナムは、1つ以上の上層と1つ以上の下層とを含んでもよく、1つ以上の挿入層が、1つ以上の上層と1つ以上の下層との間に延在する。プレナムは、1つ以上の上層、1つ以上の下層、またはその両方に、1つ以上の孔を含んでもよい。プレナムは、エアムーバから空気を受容し、その空気を所定の場所に分配し得る。プレナムは、開放空間を収容し得る。プレナムは、乗員が車両シートに座っているときに圧搾に抗し得る。例えば、プレナムは、完全には密閉され得ず、空気がプレナムの容積全体を通って流れ得る。プレナムは、自己支持型である開放空間を有し得る。プレナムは、開放空間の開放性を維持するように、付加的な材料のない開放空間を有していてもよい。プレナムは、空気の流れを換気孔に方向付けることを支援する1つ以上のバッフルを含んでもよい。プレナムは、ポリマー、プラスチック、金属、熱硬化性樹脂、エラストマ、高密度ポリエチレン(HDPE)クリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、またはそれらの組み合わせから作られていてもよく、またはこれらを含んでいてもよい。プレナム、プレナムの層、プレナムのバッフルは、厚さが約5mm以下、約4mm以下、約3mm以下、または約2mm以下である材料から形成されてもよい。プレナム、プレナムの層、プレナムのバッフルは、厚さが約0.5mm以上、約0.75mm以上、または好ましくは約1mm以上の材料(すなわち、厚さ1mmのフィルム)から形成されてもよい。プレナムは、分配システムをクッションに接続するための複数の取り付け孔を含んでもよい。
プレナムは、複数の取り付け孔を含んでもよい。複数の取り付け孔は、プレナムをクッション、シートサスペンション、またはその両方に接続することを支援し得る。クッション、シートサスペンション、またはその両方が、取り付け孔を介してプレナムに接続され得る。複数の取り付け孔は、上層、下層、接続、またはそれらの組み合わせを貫通してもよい。空気は、下層を通ってプレナムに進入し得る。
下層は、空気がプレナムに進入し、空気を出口の場所に方向付けることを可能にするように機能し得る。下層は、透過性であってもよい。好ましくは、下層は、不浸透性であってもよく、不浸透性コーティングを含んでもよく、またはその両方であってもよい。下層は、多孔質材料であってもよい。下層は、固体であってもよい。下層は、ポリマー材料から作られてもよい。下層および上層は、同じ材料から作られてもよい。下層および上層は、1つの共に作成されたピースであってもよい。下層および上層は、別個に形成され、その後互いに接続されてもよい。下層は、1つ以上の層であってもよい。好ましくは、下層は、単一の層である。下層は、1つ以上の送風機と連通する1つ以上の凹部を含み得る。下層は、送風機をプレナムに接続することを支援する1つ以上の接続陥凹部を含んでもよい。下層は、入口を含み得る。下層の入口は、空気が送風機とプレナムとの間を移動し得る材料がなくてもよい。入口は、面一であってもよい(例えば、下層の平面内に完全に位置する)。入口は、下層から延在するベンチュリまたはダクトを含み得る。送風機は、(例えば、調節システムがプッシュモードで使用される場合)入口に接続され得る。送風機は、(例えば、調節システムがプルモードで使用される場合)コンセントに接続され得る。このように、調節システムがプルモードとプッシュモードの間で変更可能な場合、送風機は、入口と出口の両方に接続され得る。本明細書で説明するように、入口は、送風機接続機構の一部とダクトの一部の両方であってもよい。ベンチュリまたはダクトは、送風機の入口、出口、またはその両方との接続を作り出し得る。入口がダクトまたはベンチュリである場合、形状および構成は、ダクトについて本明細書で説明した構成のいずれかであってもよい。送風機およびプレナムは、あらゆる介在構造体(接着剤、ヒートステーキング等)なしで接続を形成し得る。送風機は、1つ以上の送風機接続機構に取り付けられ得る。
送風機接続機構は、送風機と下層の間にエアシールを作り出すように機能し得る。送風機接続機構は、ゴム、プラスチック、フリース、発泡体、またはそれらの組み合わせを使用して、送風機とのエアシールを形成し得る。送風機接続機構は、送風機への嵌合機能を含み得る。送風機接続機構の嵌合機能は、ツイストロック機能またはプレスアンドスナップ機能であってもよい。送風機接続機構は、円錐形であるか、円筒形であるか、漏斗状であるか、正方形であるか、長方形であるか、三角形であるか、ピラミッド型であるか、またはそれらの組み合わせの断面形状を有し得る。送風機接続機構は、送風機と換気孔との間に空気を方向付けるように機能し得る。下層は、開放空間によって上層から分離されていてもよい。
開放空間は、上層と下層との間に開放エリアを作成するように機能する。開放空間は、下層と上層とが接触するように移動することを防止し得る。開放空間は、付加的な材料がなくてもよい。開放空間は、それを通って延在する1つ以上の接続層による圧縮に抵抗し得る。開口は、上層と下層の間に位置する材料が存在しなくてもよい。開放空間は、バッフルまたは貫通して延在する接続層等の1つ以上の特徴を含んでもよい。
1つ以上のバッフルは、開放空間内の空気を分配するか、換気孔に空気を分配するか、空気の均一な分配を提供するか、またはそれらの組み合わせとして機能し得る。1つ以上のバッフルは、1つ以上の換気孔と送風機との間に経路を作り出し、それによって、流体が、送風機に最も近い孔のみならず、各換気孔を通過するようにしてもよい。1つ以上のバッフルは、流体バリアを形成するために開放空間に延在する上層、下層、またはその両方の一部であってもよい。プレナムが密閉される前に、1つ以上のバッフルが、層間の開放空間に付加されてもよい。1つ以上のバッフルは、湾曲しているか、実質的に直線であるか、涙滴形であるか、飛行機の翼状であるか、三日月形であるか、蛇行しているか、湾曲部分を有するか、直線部分を有するか、またはそれらの組み合わせであってもよい。バッフルは、いずれかの端で丸められてもよい。ティアドロップバッフルは、一端から他端に向かって幅が狭くなる本体を有する。涙滴形であるバッフルは、実質的に直線であるか、凹状であるか、凸状であるか、湾曲しているか、またはそれらの任意の組み合わせである側を有してもよい。例えば、涙滴形バッフルは、丸められた端を備える実質的に直線の側を有していてもよい。例えば、涙滴形バッフルは、バッフルの両端よりも直径が小さい中間本体を有していてもよい。1つ以上のバッフルは、送風機取り付け機構から離れて外向きの放射状であってもよい。1つ以上のバッフルは、送風機取り付け機構に近接して配置され、送風機と1つ以上の換気孔との間の空気の促進を支援し得る。例えば、バッフルは、送風機の10cm以内に位置する換気孔を通して、送風機が、25cm~40cm離れている換気孔を移動するときと同量の空気を動かすことを支援し得る。1つ以上のバッフルは、中央に位置していない送風機からの空気を、送風機から遠位にある換気孔に方向付けることを支援し得る。例えば、送風機は、プレナムの上部4分の1に位置し得、バッフルは、下部4分の1の換気孔を支援して、プレナムの他の4分の3の換気孔とほぼ同じ量の空気を分配し得る。例えば、換気孔が対称的に間隔を置かれていない場合、バッフルは、各換気孔に対してさらに均等に空気を分配するように空気を分配することを支援する(例えば、換気孔から換気孔への体積分布は、約50パーセント以下、約40パーセント以下、好ましくは約30パーセント以下、より好ましくは約20パーセント以下、最も好ましくは約10パーセント以下であり得る)。プレナムの対称性、換気孔の位置、送風機の位置、またはそれらの組み合わせは、プレナムに存在するバッフルの数に正比例し得る。例えば、送風機が中央に位置する場合、1つ以上のバッフルに沿って対称的に位置する換気孔が必要になり得る。送風機が中央に配置されておらず、換気孔が非対称に位置する場合(中心がプレナムの中心にある4象限グリッドと比較して)、4つまたは5つ以上のプレナムが必要になる場合がある。1つ以上のバッフルは、送風機から1つ以上の換気孔への空気の流れを均等な流体速度で支援するような形にされ得る。1つ以上のバッフルは、層流を促進する形状を有していてもよい。例えば、バッフルは、概ね直線であるか、線形であるか、湾曲部がないか、凹部がないか、鋭角がないか、またはそれらの任意の組み合わせであり得る。鋭角は、バッフルが角度をもって回転する場所であってもよく、バッフルの2つの壁の間の角度は、約120度以下、約105度以下、約90度以下、約65度以下、または約50度以下の角度を形成する。1つ以上のバッフルは、乱流を防止するか、開放空間が閉じることを防止するか、またはその両方を行うように構成され得る。例えば、バッフルは、直線であるか、線形であるか、湾曲部がないか、凹部がないか、鋭角がないか、またはそれらの任意の組み合わせであり得る。鋭角は、バッフルが角度をもって回転する場所であってもよく、バッフルの2つの壁の間の角度は、約120度以下、約105度以下、約90度以下、約65度以下の角度、または約50度以下を形成する。例えば、空気が送風機接続機構から離れるように移動するにつれ、バッフルの断面幅が増大し得る。例えば、空気が送風機接続機構に向かって移動するにつれ、バッフルの断面幅が増大し得る。バッフルは、プレナムの上層と下層との間の距離と実質的に同じ高さを有してもよい。バッフルは、プレナムの上層と下層との間の距離よりも小さい高さを有していてもよい。バッフルは、プレナムを分割し得、それによって、2つ以上の送風機を使用し得るようにする。バッフルはプレナムを分割し、1つの領域がプッシュ領域になり、1つの領域がプル領域になるようにする。1つ以上のバッフルは、接続層であってもよく、または接続層に追加されてもよい。
1つ以上の接続層は、上層、下層、またはその両方を支持するように機能し得、それによって、開放空間が閉じられないようにする。1つ以上の接続層は、開放空間が崩壊することを防止し得る。1つ以上の接続層は、上層、下層、またはその両方の一体部分であってもよい。接続層は、上層、下層、またはその両方が作成された後に付加されてもよい。接続層は、上層および下層と同時に形成されてもよい。1つ以上の接続層は、上層、下層、またはその両方から、概ね平行な方向に外向きに延在し得る。1つ以上の接続層は、上層、底壁、またはその両方の垂直壁の平面に位置する層であってもよい。接続層は、上層、下層、またはその両方の垂直壁と同一平面上にあってもよい。プレナムは、外向きに延在するフランジを形成する接続層がなくてもよい。接続層は、上層、下層、または上層と下層の間の位置に配置されてもよい。接続層は、溶接、超音波溶接、接着剤、またはそれらの組み合わせによって付加されてもよい。好ましくは、接続層は、上層と下層との間に延在する。
上層は、気流を所定の場所に分配するように機能してもよい。上層は、1つ以上の換気孔を含んでもよい。上層は、複数の換気孔を含んでもよい。1つ以上の換気孔は、クッションのクッション孔と位置合わせすることができる。1つ以上の換気孔は、プレナムからの空気を、領域に対応する場所(例えば、腰または脚)に分配してもよい。1つ以上の換気孔は、材料がなくてもよい。1つ以上の換気孔は、材料を除去することにより形成され得る。1つ以上の換気孔は、上層を切断することにより形成され得る。上層および下層は、縁の周囲で一緒に接続され、継ぎ目または接続を形成し得る。上層および下層は、ともに超音波接合されるか、ともに溶融されるか、ともに接着されるか、ヒートステークされるか、摩擦溶接されるか、またはそれらの組み合わせであってもよい。1つの上層、下層、またはその両方は、1つ以上の外郭を含み得る。
1つ以上の外郭は、プレナムをクッションに合わせて成形するように機能し得る。1つ以上の外郭は、クッションとプレナムの背面とが鏡の形になるように、プレナムを成形するように機能し得る。1つ以上の外郭は、湾曲、円弧、またはその両方であってもよい。1つ以上の外郭は、上層と下層とに位置してもよい。1つ以上の外郭は、1つ以上の接続(例えば、密封)に近接して、またはそれに対して垂直に位置し得る。
接続部は、空気がプレナムから所定の場所を通ってのみ出ることができるように、密封された縁を作り出すように機能し得る。1つ以上の接続部は、プレナムの各縁に沿って延在し、それによって、完全に密閉されたプレナムが形成されるようにし得る。1つ以上の接続部は、縦方向縁または横方向縁のみに沿って延在していてもよい。接続部には、挿入層がまったくない場合がある。接続部は、挿入層が全体として上層と下層との間に位置するように、挿入層を超えて延在してもよい。好ましくは、1つ以上の接続部は、プレナムのすべての縁部が空気漏れを実質的に防止するように、プレナムの周囲に延在する。1つ以上の接続部、プレナム、またはその両方は、1つ以上のプレナムクリップを含み得る。
1つ以上のプレナムクリップは、プレナムをシートサスペンション、ワイヤフレーム、またはその両方に接続するように機能する。1つ以上のプレナムクリップは、上層、下層、またはその両方と一体的に形成されてもよい。1つ以上のプレナムクリップは、層が形成された後に、上層、下層、またはその両方に追加されてもよい。プレナムクリップは、溶接されるか、接着されるか、オーバーモールドされるか、接着されるか、ヒートステークされるか、またはそれらの組み合わせであってもよい。1つ以上のプレナムクリップは、「J」形状、「U」形状、またはその両方を有し得る。1つ以上のプレナムクリップは、ワイヤフレームを把持し得、プレナムクリップを曲げてワイヤフレームを把持し得る。1つ以上のプレナムクリップが曲がってワイヤフレームを把持する場合がある。1つ以上のプレナムクリップは、ワイヤフレームに接続するために下層から延在していてもよい。1つ以上のプレナムクリップは、1つ以上の換気孔を、1つ以上のクッション孔と位置合わせすることを支援し得る。
1つ以上の換気孔は、プレナムをクッションと位置合わせする、プレナムをクッションに接続する、またはその両方として機能し得る。1つ以上の換気孔は、プレナムの任意の部分を通って延在してもよい。1つ以上の換気孔は、シーム、余剰の材料、プレナムの1つ以上の縁に沿った耳、またはそれらの組み合わせを通って延在してもよい。好ましくは、1つ以上の換気孔は、プレナムの上層を通って延在する。1つ以上の換気孔は、プレナムを、クッション、クッションの孔、またはその両方に位置合わせさせるためにのみ使用し得る。1つ以上の換気孔は、接続されていなくてもよく、取り付け中に一時的に接触させることにより位置合わせのために使用されてもよい。好ましくは、1つ以上の換気孔は、プレナムをクッションに接続することを支援する。プレナムは、クッションに接着して接続されていてもよい。プレナムの接続部、シーム、または両方は、クッションの背面に接着して接続され、それによって、プレナムとクッションが一緒に接続されるようにされ得る。好ましくは、プレナムは、クッションに接着して接続されていない。換気孔は、プレナムの上層から軸方向外向きに延在していてもよい。1つ以上の換気孔は、別の換気孔とは異なる直径であってもよく、それによって送風機とシートクッションとの間の最適な空気の流れを支援するようにする。1つ以上の換気孔は、複数の換気孔であってもよく、換気孔の各々は、断面長さを含み、送風機からさらに離れた換気孔の各々の断面長さは、送風機により近い換気孔の断面長さよりも長い。好ましくは、換気孔は、プレナムの層が存在せず、換気孔は、プレナムの層の平面に位置する。換気孔は、1つ以上のダクトを含んでもよい。
1つ以上のダクトは、1つ以上のクッション孔の中に延在するように機能し得る。1つ以上のダクトは、クッション孔との接続を作成することを支援し得る。1つ以上のダクトは、クッション孔の断面長さよりも大きい断面長さを有し得る。ダクトの断面長さは、ダクトの高さ全体にわたって変動してもよい。ダクトは、クッション孔との摩擦嵌合を作り出し得る。ダクトは、クッション孔の角度よりも「急」である角度を有し得る。例えば、ダクトは、その長さに沿ってテーパ状になっていてもよく、それによって、ダクトは、当該層においてより大きな断面厚さを有し、当該層から最も遠い場所においてより小さな断面厚さを有するようにされる。ダクトの角度は、クッション孔の各々の角度を下回っていてもよい。ダクトは、円錐形であるか、直線であるか、円筒形であるか、外郭を含むか、外郭を含まないか、またはそれらの組み合わせであってもよい。ダクトには、クッションを把持する1つ以上のバーブを有し得る。ダクトは、クッションとの摩擦嵌合、シール、またはその両方を作り出し得、それによって、空気がプレナムとクッションとの間を移動するようにする。1つ以上のダクトの一部またはすべてが、1つ以上のクッション孔に圧入され得、それによって、1つ以上のプレナムとクッションとが互いに接続されるようにする。ダクトは、円筒形であるか、円錐形であるか、放物線状であるか、直径が減少しているか、直径が増加しているか、またはそれらの組み合わせである断面を有してもよい。ダクトは、開口を有し得る。ダクトの開口は、調節システムがプルモードまたはプッシュモードのどちらであるかに応じて、流体がダクトを出入りさせることを可能にし得る。すべてのダクトが、同じサイズの開口を有していてもよい。ダクトの開口のサイズは、ダクトごとに変動してもよい。ダクトのサイズは、各ダクトにおいて移動する流体量を制御し得る。ダクトのサイズは、面積によって、約10パーセント以上、約20パーセント以上、または約30パーセント以上変動し得る。ダクトのサイズは、面積によって、約100パーセント以下、約80パーセント以下、または約60パーセント以下で変動する。流体の流れは、入口ではなくダクトの断面サイズによってダクトから制限される場合がある。例えば、入口は、ダクトの断面長さより大きくてもよく、最も狭い点が、入口ではなく、ダクトを出る流体の流れを制御し得る。プレナムは、1つ以上の接続陥凹部を含み得、それによって、プレナムが送風機に接続し、プレナムがクッションに接続するようにされる。ダクトは、1つ以上の隆起またはフレア状の上部を含んでもよく、これは、本明細書では同義的に使用され得る。
1つ以上の隆起は、クッションの中に延在し、クッションとの固定接続を形成するように機能し得る。1つ以上の隆起は、使用者がダクトを第1の方向に移動させることを支援し、使用者がダクトを第2の方向に取り外すことを防止し得る。1つ以上の隆起は、使用者がクッションの上に最初に座ったときにクッションにロックされ得る。隆起は、矢印形であるか、正方形であるか、長方形であるか、円錐形であるか、円筒形であるか、立方体であるか、またはそれらの組み合わせであってもよい。隆起は、ダクトの遠位端(すなわち、プレナムから最も遠い端)に位置し得る。隆起は、ダクトの断面厚さを増大させ得る。隆起は、すべてのダクトに位置してもよい。ダクトのうちのいくつかのみが、隆起を含んでいてもよい。隆起を含む1つ以上、2つ以上、3つ以上、4つ以上、または5つ以上のダクトが存在してもよい。隆起は、接続陥凹部の代わりに、または接続陥凹部の反対側で使用されてもよい。
1つ以上の接続陥凹部は、1つ以上の接続機構に接続するように機能する。1つ以上の接続陥凹部は、送風機がプレナムに接続するように送風機の一部を受容するプレナムの貫通孔である。プレナムは、送風機の1つ以上の接続機構を受容する1つ以上の接続陥凹部を含み得、それにより、送風機およびプレナムが一緒に接続される。接続陥凹部は、1つ以上の送風機クリップを受容するように機能し得る。
送風機は、空気を押すか、空気を引くか、またはその両方を行うように機能する。送風機は、乗員がクッションの上に座ったり、クッションから離れたりするときに、クッション、プレナム、またはその両方とともに移動可能であり得る。送風機は、送風機接続機構に対向する嵌合機能を含んでもよい。送風機は、軸流ファンであってもよい。好ましくは、送風機はラジアルファンであり得る。送風機は、送風機、送風機ハウジング、プレナム、またはそれらの組み合わせを通して空気を移動させる1つ以上のインペラを含んでもよい。送風機は、入口と出口とを含む。入口は、底側または上側にあってもよい。好ましくは、入口は、送風機の底側にある。入口または出口は、取り付けリング、クリップ、送風機取り付け機構、またはそれらの組み合わせを介してプレナムに接続される。送風機のクリップ(例えば、送風機クリップ)は、送風機をシートサスペンションに接続し得、送風機は、プレナムに接続されてもよく、または送風機と直接接続されなくてもよい。入口および出口は、空気がハウジングの内外に移動することを可能にし得る。
ハウジングは、送風機をシステム内部に接続するか、所定の場所に空気を方向付けるか、またはその両方を行うように機能する。ハウジングは、送風機を、シート、クッション、フレーム、またはそれらの組み合わせに接続し得る。ハウジングは、剛性であってもよい。ハウジングは、可撓性であってもよい。ハウジングは、剛性領域および可撓性領域を含んでもよい。ハウジングは、ハウジング、送風機、またはその両方を、クッション、プレナム、またはその両方に接続する1つ以上の一体部品(例えば、ハウジングとともに形成される部品)を含み得る。ハウジングは、ハウジングが形成された後にハウジングに追加される部品を含んでもよく、部品は、ハウジング、送風機、または両方を、クッション、プレナム、または両方に接続することを支援し得る。ハウジングは、1つ以上の部品(例えば、クリップ、アイレット、またはバンド)を含み得る。ハウジングは、送風機取り付け機構に取り付けられ得る。
送風機取り付け機構は、送風機をプレナムに接続するように機能し得る。送風機取り付け機構は、送風機をプレナムに直接接続することなく、送風機をプレナムに接続することを可能にし得る。送風機は、送風機取り付け機構がなくてもよく、1つ以上の接続機構を介してプレナムに直接接続してもよい。
送風機機能の1つ以上の接続機構は、送風機をプレナムに直接接続する。1つ以上の接続機構は、ハウジングの一体部品であってもよい。1つ以上の接続機構およびハウジングは、同時に形成され、それによって、1つ以上の接続機構およびハウジングが一緒に接続されるようにし得る。1つ以上の接続機構は、ハウジングから分離していてもよい。1つ以上の接続機構は、カンチレバーであってもよく、ハウジングから延在していてもよい。1つ以上の接続機構は、ピボット点を中心に移動可能であってもよい。1つ以上の接続機構は、固定され得る(すなわち、移動することがない)。1つ以上の接続特徴は、フック形状、「J」字型、またはその両方であってもよい。1つ以上の接続機構は、接続機構をプレナムにロックするチャネルを有していてもよい。1つ以上の接続機構は、開放端および閉鎖端を備えていてもよい。開放端は、接続機構内に延在する支持部を受容し、接続機構の閉端内にロックされてもよい。1つ以上の接続機構は、支持が接続機構から外れることを防止するロックを含んでいてもよい。
1つ以上のクッションは、乗員、調節システム、またはその両方を支持するように機能し得る。1つ以上のクッションは、車両シートの一部を形成するように、フレームの底部または背部全体にわたって延在し得る。1つ以上のクッションは、連続気泡発泡体、独立気泡発泡体、またはその両方で作られてもよい。1つ以上のクッションは、トリム層とフレームとの間に位置し得る。1つ以上のクッションは、乗員と調節システム、プレナム、送風機、またはそれらの組み合わせとの間に位置し得る。クッションは、プレナム、送風機、またはその両方をクッションに接続することを支援する、1つ以上の支持、1つ以上のシートサスペンション、またはその両方を含んでもよい。
1つ以上の支持は、1つ以上の送風機、1つ以上のプレナム、またはその両方のアンカーを作り出すように機能し得る。1つ以上の支持は、クッションに形成されてもよい。クッションが形成されている間に、1つ以上の支持は、クッションに設置されてもよい。1つ以上の支持は、車両に接続されてもよい。1つ以上の支持は、シートサスペンションの支持を支援してもよい。
クッションの前に1つ以上のシートサスペンションを設置してもよい。シートサスペンションは、ワイヤフレーム、プレートフレーム、またはその両方を含んでもよい。シートサスペンションは、プレナムを支持してもよい。プレナムは、シートサスペンションとクッションとの間に位置してもよい。送風機は、シートサスペンションとプレナムとの間に位置してもよい。シートサスペンションは、送風機とプレナムとの間に位置してもよい。シートサスペンションは、クッションの後側に位置してもよい。
本プロセスは、以下のステップのうちの1つ以上を含み得る。プレナムは、クッションに取り付けられ得る。送風機は、プレナムに接続され得る。プレナム、送風機、またはその両方が、シートサスペンションに接続され得る。プレナムが送風機、シートサスペンション、またはその両方に接続された後、クッションは、プレナムに適用され得る。
図1は、クッション20に接続された分配システム48を含む調節システム2の側面図を示している。クッション20は、クッション20を完全に貫通するクッション孔26を備えた後面24を含む。クッション20は、支持22のシートサスペンション28に取り付けられたプレナム50上に載っている。プレナム50のクッション孔26および換気孔54は、乗員(図示せず)と送風機80との間で、送風機80によって、クッション20およびプレナム50を介して流体が移動するように位置合わせされる。
図2は、分配システム48の平面斜視図である。分配システム48は、プレナム50に接続された送風機(図示せず)を含む。プレナム50は、上層70および下層74を含み、上層70と下層74とが互いに接続する接続部52を備えている。上層70は、各々がダクト56を含む複数の換気孔54を含む。プレナム50の中央領域は、プレナム50がクッション(図示せず)の形状と同様の形状を有するように、外郭86を含む。上層70および下層74は、プレナム50を互いに保持し、プレナム50内の開放空間(図示せず)を支持することを支援する接続機構88を含む。
図3は、線III-IIIに沿った図2のプレナム50および送風機80の断面図である。送風機80は、プレナム50と送風機80とが互いに接続されるように、プレナム50の接続陥凹部60内に延在する複数の接続機構88を備えたハウジング82を含む。プレナム50は、換気孔54と連通する開放空間58を含む。換気孔54は、プレナム50をクッション(図示せず)に接続することを支援するダクト56を含む。プレナム50は、外郭86および接続層72を含む。
図4Aは、互いに接続されたクッション20プレナム50および送風機80を図示する。プレナム50は、クッション孔26と位置合わせされた換気孔54を含む。
図4Bは、クッション20とプレナム50との間の接続の断面図を図示する。プレナム50は、クッション孔26の中に延在して、流体をクッション20の中に方向付けるダクト56を備えた換気孔54を含む。
図5Aは、プレナム50に接続されたクッション20と、プレナム50に接続された送風機80との側面図である。送風機80は、シートサスペンション(図示せず)のワイヤフレームに接続するためのクリップ84と、送風機80をプレナム50に接続する送風機取り付け機構83とを含む。
図5Bは、ボックスVB内の図5Aの接続層72の拡大図である。接続層72は、上層70と下層74との間に延在し、それらを接続させる。示されているように、プレナム50はクッション20に接続されている。
図6は、複数の接続機構88を介してプレナム50に接続された送風機80の断面図である。プレナム50は、接続部52で接合される上層70および下層74を含み、それによって、開口58がその中に形成される。また、換気孔54は、空気がダクト56によって送風機30に方向付けられる入口90としての働きをする。
図7は、送風機80から様々な距離に配置された複数の換気孔54を含むプレナム50の斜視図である。D1、D2、D3、D4、およびD5は、換気孔54である。換気孔54のサイズは、換気孔54が送風機80から離れるにしたがって増大し、その結果、D1は、D2およびD3よりも小さく、D4およびD5は、D2およびD3よりも大きくなる。また、プレナム50は、換気孔54の各々が実質的に同様の量の流体を移動させるように空気を分配することを支援するバッフル62を含む。
図8Aは、クッション20、プレナム50、およびシートサスペンション28の分解図である。シートサスペンション28は、ワイヤフレーム30およびプレートフレーム32を含む。プレナム50は、プレナム50をワイヤフレーム30に接続する複数のプレナムクリップ64を含む。
図8Bは、シートサスペンション28に部分的に接続されたプレナム50の側面図である。プレナム50は、各々がワイヤフレーム30に取り付けられてプレナム50を所定の位置に保持する複数のプレナムクリップ64を含む。
図8Cは、シートサスペンション28に接続されたプレナム50の底側面図である。シートサスペンション28は、ワイヤフレーム30およびプレートフレーム32を含み、プレナムクリップ64はワイヤフレーム30に接続する。
図8Dは、ボックスVIIIA内のプレナム50およびシートサスペンション28の拡大図である。シートサスペンション28は、ワイヤフレーム30およびプレートフレーム32を含む。プレナム50は、プレナム50とシートサスペンション28との接続を支援する複数のプレナムクリップ64を含む。
図9は、シートサスペンション28に接続された送風機80を図示する。送風機80は、入口90および出口94を含む。送風機80は、一部がワイヤフレーム30の背後に位置する。
図10は、調節システム2の部分断面図である。調節システム2は、互いに接続された送風機80、プレナム50、およびクッション20を含む。
図11Aは、プレナム50の斜視図である。プレナム50は、上層70と下層74とを含み、上層70と下層74とが互いに接続する接続部52を備えている。上層70は、各々がダクト56を含む複数の換気孔54を含む。プレナム50は、プレナム50をクッション(図示せず)に接続することを支援する、上層70、接続部52、および下層74を貫通する複数の取り付け孔89を含む。
図11Bは、プレナム50の分解図である。プレナム50は、上層70および下層74を含む。プレナムは、クッション(図示せず)、シートサスペンション(図示せず)、またはその両方との接続を支援する複数の取り付け孔89を含む。上層70は、各々がダクト56を含む複数の換気孔54を含む。下層74は、下層74の実質的に中央領域に、送風機(図示せず)に連結する送風機接続機構81を含む。下層74は、送風機接続機構81に近接して配置された複数のバッフル62を含む。
図11Cは、プレナム50の下層74の上側面図である。下層74は、複数の取り付け孔89を含む。下層74は、送風機接続機構81を含む。下層74は複数のバッフル62を含み、A1、A2、A3、A4、およびA5は、バッフル62である。複数のバッフル62は、送風機接続機構81の周囲に位置付けられる。複数のバッフル62は、すべてのバッフル62が任意の縁で丸められるようにされる。バッフルA1は、実質的に下層74の中心にある。バッフルA1は、バッフルA1が送風機接続機構81に最も近接して狭くなり、その最大幅まで増加し、その後、送風機接続機構81から最も遠い点で丸められた縁まで凹状に幅が減少するような涙滴形である。バッフルA2とおよびA3は、バッフルA1とバッフルA4とA5の間にある。バッフルA2およびA3は三日月形である。バッフルA2およびA3は、送風機接続機構81からバッフルA1に向かって下向きに湾曲する。バッフルA4およびA5は、送風機接続機構81とバッフルA2およびA3とに近接している。バッフルA4およびA5は、バッフルA1に対して実質的に垂直である。バッフルA4およびA5は三日月形であり、バッフルA1、A2、およびA3に向かってわずかに湾曲している。
図11Dは、図11Aの線XIAに沿ったプレナム50の断面図である。プレナム50は、上層70と下層74とを含み、上層70と下層74とが互いに接続する接続部52を備えている。上層70は、各々がダクト56を含む複数の換気孔54を含む。ダクト56は、プレナム50から外向きに延在するにつれて直径が減少する。ダクト56は、クッション(図示せず)に接続され、流体接続を作り出す。下層74上の複数のバッフル62は、上層70に接続されている。複数のバッフル62は、上層70と下層74との間に開放空間58を維持することを支援する。下層74は、プレナム50から外側に向かってテーパ状である送風機接続機構81を含む。
図12Aは、プレナム50の斜視図である。プレナム50は、上層70と下層74とを含み、上層70と下層74とが互いに接続する接続部52を備えている。上層70は、各々が円筒形を有するダクト56を含む複数の換気孔54を含む。プレナム50は、クッション(図示せず)との接続を支援する上層70および下層74を貫通する複数の取り付け孔89を含む。
図12Bは、プレナム50の分解図である。プレナム50は、上層70と下層74を含む。上層70は、各々がダクト56を含む複数の換気孔54を含む。ダクト56は、プレナム50から外向きに延在するにつれて、実質的に同じ直径を維持する。ダクト56は、クッション(図示せず)の中に延在して、クッションとプレナムとの間で流体を強制的に連通させる。上層70および下層74は、複数の取り付け孔89を各々含む。下層74は、下層74の中央領域に、送風機(図示せず)に接続する送風機接続機構81を含む。下層74は、送風機接続機構81の周囲に放射状に広がる複数のバッフル62を含む。バッフル62は、複数の換気孔54と送風機(図示せず)との間で空気を推進することを支援する。
図12Cは、プレナム50の下層74の上側面図である。下層74は、下層74を貫通する複数の取り付け孔89を含む。下層74は、複数のバッフル62を含み、ここで、B1、B2、B3、B4、B5、B6、B7、およびB8は、送風機接続機構81の周囲に放射状に広がるバッフル62である。バッフルB1、B6、およびB7は、バッフル62の最も狭い直径が送風機接続機構81に最も近くなるような涙滴形である。バッフルB1、B6、およびB7は、B1、B6、およびB7が、各々取り付け孔89に最も近い丸められた縁までテーパ状になるまで、送風機接続機構81から放射状に広がるにつれ、実質的に直線の周辺をもって直径が増大する。バッフルB2、B3、B4、B5、およびB8は、両端で丸められる。バッフルB2、B3、B4、B5、およびB8は、送風機接続機構81から離れて、実質的に直線方向かつ均一な直径で放射状に広がる。
図12Dは、図12Aの線XIIAに沿ったプレナム50の断面図である。プレナム50は、上層70と下層74とを含み、上層70と下層74とが互いに接続する接続部52を備えている。上層70は、各々が円筒形の断面形状であるダクト56を含む複数の換気孔54を含む。ダクト56の直径は、ダクト56が90度の角度でプレナム50から外向きに延在するのと実質的に同じままである。上層70と下層74との間には、送風機(図示せず)と換気孔54との間で空気が移動できるようにするための開放空間58が設けられている。下層74は、送風機(図示せず)と換気孔54との間に空気を方向付ける複数のバッフル62を含む。下層74は、送風機(図示せず)およびプレナム50との流体接続の作成を支援する送風機接続機構81を含む。
図13Aは、プレナム50の斜視図である。プレナム50は、上層70と下層74とを含み、上層70と下層74とが互いに接続する接続部52を備えている。上層70は、上層70とダクト56との間に挟まれた漏斗状のダクト56を各々含む複数の換気孔54を含む。上層70および下層74は、接続機構88を含む。接続機構88は、プレナム50の崩壊を防ぎ、開放空間(図示せず)を支持することを支援する。プレナム50は、プレナム50、シートサスペンション(図示せず)、およびクッション(図示せず)、またはそれらの組み合わせの間の接続を支援する外郭86を含む。下層74は、プレナム50と送風機(図示せず)との間の接続を支援する送風機接続機構81を含む。
図13Bは、プレナム50の分解図である。プレナム50は、上層70と下層74とを含む。上層70は、各々がダクト56を含む複数の換気孔54を含む。下層74は、プレナム50と送風機(図示せず)との間の接続を支援する送風機接続機構81を含む。プレナム50は、シートクッション(図示せず)の周囲にプレナム50を取り付けることを支援する外郭86を含む。プレナム50は、上層70と下層74を分離する接続機構88を含む。接続機構88は、上層70と下層74を分離して、開放空間(図示せず)を形成する。
図13Cは、プレナム50の上層70の底面図である。上層は、ダクト56を有する複数の換気孔54を含む。ダクト56は、上層70および下層(図示せず)から離れるように延在する。上層70は、上層70と下層(図示せず)が出会う場所である接続52を含む。上層70は、プレナム50とクッション(図示せず)との間の密な嵌合を形成するように曲げることによりクッション(図示せず)との接続を支援する外郭86を含む。接続機構88を使用して、圧力がクッション(図示せず)に加えられたときに、上層70と下層(図示せず)を分離する。接続機構88は、上層70から離れるように下層(図示せず)に向かって直角に延在する。接続機構88は、漏斗の断面形状を有する。
図13Dは、プレナム50の側面図である。プレナムは、外郭86および接続機構88を含む。外郭86は、プレナム50が曲がって、クッション(図示せず)の周囲との密な嵌合を形成することを可能にする。接続機構88は、外郭86がプレナム50を曲げる際に、上層70と下層74を分離した状態に保つ。プレナムは、接続部52によって接続された上層70および下層74を含む。上層70は、各々ダクト56を備えた複数の換気孔54を含む。ダクト56は、ダクト56が上層70から離れる方向に延在するにつれて直径が減少し、断面円筒がテーパ状になる。下層74は、プレナム50から実質的に直線状に外側に延在する送風機接続特徴81を含む。
図14Aは、ダクト56の断面図である。ダクト56は、ダクト56の上部に隆起57を備えたベンチュリ55を含む。ダクト56は、ベンチュリ55の断面長さを上回る断面長さを有する開口90を含む。
図14Bは、ダクト56の断面図である。ダクト56は、ダクト56の上部に隆起57を備えたベンチュリ55を含む。ダクト56は、ベンチュリ55の断面長よりも短い断面長を有する開口90を含む。
図15Aは、線XVA-XVAに沿った図14Aのダクト56の上側面図である。ダクト56は、距離(D)の開口90を含む。距離(D)はベンチュリ55のサイズであり、プレナム(図示せず)に出入りする流体における絞りを作り出す。
図15Bは、線XVB-XVBに沿った図14Bのダクト56の上側面図である。ダクト56は、所望の量の流体を通過させることを許可するサイズにされた、距離(D’)を有する開口90を含む。
本明細書に記載のあらゆる数値は、任意の下限値と任意の上限値との間に少なくとも2単位の分離があることを前提として、1単位の増分で下限値から上限値までのすべての値を含む。一例として、成分量またはプロセス変数の値、例えば温度、圧力、時間等が、例えば1~90、好ましくは20~80、より好ましくは30~70であると述べられている場合、15~85、22~68、43~51、30~32等の値が、本明細書で明示的に列挙されることが意図されている。1未満の値の場合、1単位は必要に応じて0.0001、0.001、0.01、または0.1であると見なされる。これらは具体的に意図されたものの単なる例であり、列挙された最低値と最高値との間の数値のすべての可能な組み合わせが、同様の方法で本出願に明示的に述べられていると見なされる。
特に明記しない限り、すべての範囲は、終点と終点間のすべての数値との両方を含む。範囲に関連して使用される「約(about)」または「およそ(approximately)」は、範囲の両端に適用される。したがって、「約20~30」は、少なくとも特定された終点を含めて、「約20~約30」を網羅することが意図されている。
特許出願および公開を含むすべての記事および引用文献の開示は、あらゆる目的のために参照により組み込まれている。組み合わせを説明するための「から本質的になる(consisting essentially of)」という用語は、特定された要素、成分、構成要素またはステップ、当該組み合わせの基本的かつ新規な特性に実質的に影響を与えない他の要素成分、成分またはステップを含むものとする。また、本明細書の要素、成分、構成要素またはステップの組み合わせを説明するための「含む(comprising)」または「含む(including)」という用語の使用は、要素、成分、構成要素またはステップから本質的になるか、またはそれらからなる実施形態を意図する。
複数の要素、成分、構成要素またはステップは、単一の一体化された要素、成分、構成要素またはステップによって提供されることができる。代替的には、単一の一体化された要素、成分、構成要素またはステップが、別個の複数の要素、成分、構成要素またはステップに分割されてもよい。要素、成分、構成要素またはステップを説明する「1つの(a)」または「1つ(one)」の開示は、追加の要素、成分、構成要素またはステップを除外することは意図されていない。
上記の説明は例示的であることが意図され、限定的であることは意図されていないことが理解される。当業者には、提供された例に加えて、多くの実施形態および多くの用途が、上記の説明を読むことにより明らかであろう。したがって、教示の範囲は、上記の説明を参照して判断されるべきではなく、代わりに、添付の特許請求の範囲、およびそのような特許請求の範囲が権利を有する均等物の全範囲を参照して判断されるべきである。特許出願および出版物を含むすべての記事および参考文献の開示は、あらゆる目的のために参照により組み込まれる。以下の特許請求の範囲における、本明細書で開示される主題のあらゆる態様に関する省略は、そのような主題の放棄ではなく、発明者らがそのような主題を、開示された発明の主題の一部であると考えなかったとみなされるべきではない。
2 調節システム
20 クッション
22 支持
4 後部
26 クッション孔
28 シートサスペンション
30 ワイヤフレーム
32 プレートフレーム
34 クッションキャビティ
48 流通システム
50 プレナム
52 接続(例:周辺部のシーム)
54 換気孔
55 ベンチュリ
56 ダクト
57 隆起
58 開放空間
60 接続陥凹
62 バッフル
64 プレナムクリップ
70 上層
72 接続層
74 下層
80 送風機
81 送風機接続機構
82 住宅
83 送風機取り付け機構
84 クリップ
86 外郭
88 接続機構
89 取り付け孔
90 入口
92 タブ
94 出口

Claims (19)

  1. 分配システムであって、
    a.プレナムであって、
    i.上層と、
    ii.下層と、
    iii.前記上層と前記下層との間に形成された開放空間と、
    iv.前記上層内の換気孔と、
    v.前記プレナムとクッションとが流体連通するように、前記プレナムを前記クッション内のクッション孔に結合する、前記換気孔の1つ以上から延在するダクトと、
    vi.前記下層に形成され、送風機を前記プレナムに接続するための送風機接続機構と、
    を含み、前記下層は、前記送風機接続機構の周囲に放射状に広がり、前記送風機から前記換気孔に空気の流れを方向付ける複数のバッフルを含む、プレナムを備える、分配システム。
  2. 前記プレナムが、前記プレナムをシートサスペンションに接続する1つ以上のプレナムクリップを含む、請求項1に記載の分配システム。
  3. 前記シートサスペンションが、1つ以上のワイヤフレームを含み、前記1つ以上のプレナムクリップが、前記プレナムを前記1つ以上のワイヤフレームのうちの少なくとも1つに接続する、請求項2に記載の分配システム。
  4. 前記1つ以上のプレナムクリップが、前記プレナムとともに成形されるか、感圧接着剤によって前記プレナムに接続されるか、前記プレナムにオーバーモールドされるか、またはそれらの組み合わせである、請求項2または請求項3に記載の分配システム。
  5. 前記上層および前記下層が1つのピースであるように、前記上層および前記下層が一体的に形成される、請求項1に記載の分配システム。
  6. 前記上層が、溶接、接着剤、超音波溶接、またはそれらの組み合わせによって前記下層に接続される、請求項1に記載の分配システム。
  7. 前記開放空間が、いかなるスペーサ材料も含まない、請求項1に記載の分配システム。
  8. 前記プレナムが、テープ、面ファスナ、接着剤、感圧接着剤、またはそれらの組み合わせを伴わずに、前記クッションに接続される、請求項1または2に記載の分配システム。
  9. 前記プレナムの形状が前記クッションの背面を実質的に反映するように、前記プレナムが、1つ以上の外郭を含む、請求項1または2に記載の分配システム。
  10. 前記ダクトが、直径を含み、前記ダクトの直径が、前記クッション孔の直径よりも大きい、請求項1に記載の分配システム。
  11. 前記ダクトが、その長さに沿ってテーパ状になる、請求項1または10に記載の分配システム。
  12. 前記ダクトが、端部に隆起を有する、請求項1または10に記載の分配システム。
  13. 前記ダクトの断面形状が、円錐形、円筒形、放物線状、またはそれらの任意の組み合わせである、請求項1または10に記載の分配システム。
  14. 前記複数のバッフルのうち1つ以上のバッフルが、湾曲であるか、実質的に直線であるか、涙滴形であるか、三日月形であるか、蛇行形であるか、湾曲部分を有するか、直線部分を有するか、またはそれらの組み合わせである、請求項1に記載の分配システム。
  15. 前記複数のバッフルのうち1つ以上のバッフルの形状が、直線であるか、線形であるか、湾曲部分がないか、凹部がないか、鋭角部がないか、またはそれらの任意の組み合わせである、請求項1または14に記載の分配システム。
  16. 方法であって、
    a.シートサスペンションがプレナムを支持するように、前記プレナムを前記シートサスペンションに接続することと、
    b.送風機を、前記プレナム、前記シートサスペンション、またはその両方に接続することと、
    を含み、
    前記プレナムが、複数のプレナムクリップを前記シートサスペンションのワイヤフレームに接続することによって、前記シートサスペンションに接続され、
    前記プレナムが換気孔とダクトを含み、前記ダクトが前記換気孔からクッション内のクッション孔に延在し、
    前記プレナムは、前記送風機を前記プレナムに接続するための送風機接続機構と、前記送風機接続機構の周囲に放射状に広がり、前記送風機から前記換気孔に空気の流れを方向付ける複数のバッフルとを有する層を備える、方法。
  17. 前記方法が、前記プレナムおよび前記シートサスペンションの上に、クッションを装填するステップを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記方法が、前記ダクトを前記クッション孔に挿入し、流体接続を形成するステップを含む、請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記ダクトが前記クッション孔の中に延在する、請求項1または10に記載の分配システム。
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