WO2018221422A1 - ベンチレーションマット - Google Patents

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典栄 森下
浩也 竹田
寛剛 藤井
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株式会社クラベ
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    • B60N2/5607Heating or ventilating devices characterised by convection
    • B60N2/5621Heating or ventilating devices characterised by convection by air
    • B60N2/5642Heating or ventilating devices characterised by convection by air with circulation of air through a layer inside the seat
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Definitions

  • Embodiment 1 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
  • the ventilation mat described below is provided on at least one of a seat surface and a backrest of an automobile seat. Moreover, the ventilation mat concerning this invention is installed so that it may be inserted
  • FIG. 10 is a cross-sectional view of the suspended portion of the automobile seat on which the ventilation mat according to the third embodiment is mounted along the line XX in FIG.
  • the first ventilation mat body 101 and the second ventilation mat body 102 are provided at a position between the cushion material 64 and the skin cover 65. Further, the first ventilation mat body 101 and the second ventilation mat body 102 are arranged separately so as to sandwich the hanging portion 63.
  • a hanging member 66 is provided in the hanging portion 63, and the skin cover 65 is coupled to the cushion material 64 by the hanging member 66 so that the skin cover 65 is pulled by the cushion material 64.
  • the cushion material 64 is formed with a groove corresponding to the location where the suspension member 66 is attached to the above-described skin cover 65.
  • a metal wire is embedded as a fixing member 67 at the bottom of the groove.
  • the distance between the hanging member 66 and the ventilation hole 16 of the first ventilation mat body 101 and the distance between the hanging member 66 and the ventilation hole 17 of the second ventilation mat body 102 are within a predetermined range. It is preferable to be inside. If this distance is too close, the position of the ventilation hole 16 and the ventilation hole 17 is shifted due to the pressure at the time of sitting, so that the ventilation hole 16 and the ventilation hole 17 are blocked by the hanging member 66 and the cushion material 64. There is a possibility that ventilation is not performed. If this distance is too long, the skin cover 65 and the cushion material 64 may come into contact with each other due to the pressure at the time of sitting, and ventilation may not be performed.

Abstract

従来のベンチレーションマットは、シートの座り心地を含む快適性を損ねる問題があった。本発明のベンチレーションマットは、ベンチレーションマット本体(10)と、一端にファン取り付け孔(21)が設けられ、他端がベンチレーションマット本体(10)の側面に設けられた接続孔に接続される通風ガイド(20)と、を有し、ベンチレーションマット本体(20)は、通気性のある立体構造を備える第1の基材(13)と、布で形成され、全体が通気性を備え、第1の基材(22)の表面を覆う通気性カバー(12)と、通気性カバー(12)よりも通気性が低く、接続孔以外の第1の基材(13)の外周を覆うサイドバリア(11)と、サイドバリア(11)に囲われ、第1の基材(13)が露出する開口面(15)と、を有し、通風ガイド(20)は、非通気性のチューブであって、通気性のある立体構造を備える第2の基材(22)により内部に通風路が形成される。

Description

ベンチレーションマット
 本発明はベンチレーションマットに関し、特に自動車のシートに内蔵され、座面や背もたれに対してベンチレーションを行うベンチレーションマットに関する。
 近年、自動車の車内空間の快適性を向上させるための1つの方法として、自動車用シートの座面及び背もたれの換気を目的としたベンチレーションシステムを組み込むことが行われている。このベンチレーションシステムの一例が特許文献1に開示されている。
 特許文献1に記載の車両シート用インサートは、シートクッションと、通気性のあるシートカバーと、前記シートカバーの下に配置されるインサートとを有する乗り物用換気シートであって、前記インサートは、それぞれバリア副次層を有する第1層と、第2層であって、前記第1層のバリア副次層は前記第2層のバリア副次層にくっついて前記インサートの周縁部付近を封じて、横方向にひろがる周辺ストリップを形成する第1、第2層と、前記インサート内に中空部を形成するスペーサ材料と、少なくとも一つの、第1開口部および第2開口部とを備えるものであり、さらに、前記第1開口部、前記第2開口部、および前記スペーサ材料の中空部と流体連通する換気装置とを備える。
特許第4125721号明細書 特許第4107033号明細書
 しかしながら、特許文献1に記載の車両シート用インサートは、周辺部がくっつけられた第1層のバリア副次層と第2層のバリア副次層とによりスペーサ材料を包み込む形態であるため、第1層のバリア副次層と第2層のバリア副次層とにより形成される空間内でスペーサ材料の滑りが生じ、シートの座り心地を含む快適性を損ねる問題がある。
 本発明にかかるベンチレーションマットの一態様は、ベンチレーションマット本体と、一端にファン取り付け孔が設けられ、他端が前記ベンチレーションマット本体の側面に設けられた接続孔に接続される通風ガイドと、を有し、前記ベンチレーションマット本体は、通気性のある立体構造を備える第1の基材と、布で形成され、全体が通気性を備え、前記第1の基材の表面を覆う通気性カバーと、前記通気性カバーよりも通気性が低く、前記接続孔以外の前記第1の基材の外周を覆うサイドバリアと、前記サイドバリアに囲われ、前記第1の基材が露出する開口面と、を有し、前記通風ガイドは、非通気性のチューブであって、通気性のある立体構造を備える第2の基材により内部に通風路が形成される。
 本発明にかかるベンチレーションマットによれば、シートの座り心地を含む快適性を向上させることができる。
実施の形態1にかかるベンチレーションマットの概略図である。 実施の形態1にかかるベンチレーションマットの基材の形状を説明する図である。 実施の形態1にかかるベンチレーションマットを搭載する自動車用シートの概略図である。 実施の形態2にかかるベンチレーションマットの第1の例の上面図である。 実施の形態2にかかるベンチレーションマットの第2の例の上面図である。 実施の形態2にかかるベンチレーションマットの第3の例の上面図である。 実施の形態2にかかるベンチレーションマットの第4の例の上面図である。 実施の形態3にかかるベンチレーションマットの概略図である。 実施の形態3にかかるベンチレーションマットを搭載する自動車用シートの概略図である。 実施の形態3にかかるベンチレーションマットを搭載する自動車用シートの吊込部の断面図である。 実施の形態3にかかる吊込部材の構造を示す図である。 実施の形態3にかかる吊込部材の別の例の構造を示す図である。 実施の形態3にかかる吊込部材の別の例の構造を示す図である。 実施の形態4にかかるベンチレーションマットの概略図である。 実施の形態4にかかるベンチレーションマットの要部の断面図である。
 実施の形態1
 以下では、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。以下で説明するベンチレーションマットは、自動車用シートの座面と背もたれとの少なくとも一方に設けられるものである。また、本発明にかかるベンチレーションマットは、自動車用シートのクッション材と、当該クッション材を覆う表皮カバーと、の間に挟み込むように設置される。また、ベンチレーションマットには、ファンが設けられ、このファンにより、ベンチレーションマットから空気を吸引する又はベンチレーションマットに空気が流し込まれる。
 以下の説明では、自動車用シートにベンチレーションマットを設置した状態で、表皮カバー側、つまり座面側に位置する面を表面、自動車用シートのクッション材側に位置する面を裏面と称す。
 図1に実施の形態1にかかるベンチレーションマット1の概略図を示す。図1では、ベンチレーションマット1の上面図及び下面図を示す。上面図は、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1の表面側の構成を示すものであり、下面図は、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1の裏面側の構成を示すものである。
 図1に示すように、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1は、ベンチレーションマット本体10、通風ガイド20を有する。そして、通風ガイド20が、一端にファン取り付け孔が設けられ、他端がベンチレーションマット本体10の側面に設けられた接続孔に接続されることでベンチレーションマット1が形成される。
 ベンチレーションマット本体10は、第1の基材(例えば、スペーサ13)、サイドバリア11、通気性カバー12、連結ベルト14、開口面15を備える。スペーサ13は、通気性のある立体構造を備えるシートである。スペーサ13は、例えば、繊維を立体的に編んだ3Dメッシュシートである。この3Dメッシュシートを所定形状に切り出す際には、レーザ溶断により加工することが好ましい。これにより、端面のほつれにより繊維クズが発生することを防止することができる。
 サイドバリア11は、通気性カバー12よりも通気性が低く、通風ガイド20が接続される接続孔以外のスペーサ13の外周を覆う。サイドバリア11は、スペーサ13に、例えば、接着剤や粘着剤で接着される、或いは、スペーサ13に縫製される、溶着されるなどの形態でスペーサ13の外周を覆う。
 通気性カバー12は、布で形成され、全体が通気性を備え、スペーサ13の表面を覆う。なお、通気性カバー12がスペーサ13を覆う面積は、スペーサ13の表面のうちサイドバリア11で覆われていない領域である。
 通気性カバー12は、例えば、不織布のような繊維素材であって、高い通気性を有するものが好ましい。一方、サイドバリア11は、通気性カバー12よりも通気性が低い素材を選択する。サイドバリア11は、例えば、不織布、スパンボンド不織布、織布、フィルム、ゴム引き布を用いることができる。ここで、不織布、スパンボンド不織布及び織布の素材は、アラミド繊維、ガラス繊維、セルロース繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン、ポリオレフィン繊維、レーヨン繊維等が考えられる。また、フィルムの素材としては、ポリエチレン、ポリビニル、ポリプロピレン、ペット等が考えられる。ゴム引き布は、繊維に気密性を与える加工をしたものである。
 また、ベンチレーションマット本体10の裏面には、通気性カバー12が設けられておらず、サイドバリア11で囲まれる部分が開口面15となっている。つまり、開口面15においてはスペーサ13が露出する。また、ベンチレーションマット本体10の裏面には、開口面15を跨いで両側のサイドバリア11を接続する連結ベルト14が設けられる。この連結ベルト14は、ベンチレーションマット本体10の形状を安定させるものである。
 通風ガイド20は、非通気性のチューブであって、通気性のある立体構造を備える第2の基材(例えば、スペーサ22)により内部に通風路が形成される。このスペーサ22は、第1の基材と同じ素材、例えば、繊維を立体的に編んだ3Dメッシュシートを用いることができる。
 通風ガイド20の一端には、スペーサ22が露出するように開口部が設けられる。この開口部は、プラスチック素材で形成された型が嵌め込まれ、ファン取り付け孔21となる。通風ガイド20の他端は、サイドバリア11に設けられた接続孔に差し込まれる。図1では、通風ガイド20とベンチレーションマット本体10との接続する部分を接続部30とした。
 ここで、スペーサ13の形状についてさらに詳細に説明する。図2に実施の形態1にかかるベンチレーションマットの基材(例えば、スペーサ)の形状を説明する図を示す。図2では、スペーサ13、22の形状について、第1の例と第2の例を示した。図2に示すように、スペーサ22とスペーサ13は別の部品として形成される。第1の例では、ベンチレーションマット本体10には、切り欠き部13aが設けられる。一方、スペーサ22のうちベンチレーションマット本体10に差し込まれる側の形状は、袋状の非通気性チューブが被される部分と同じ幅であるが、非通気性チューブが被された状態で切り欠き部13aに差し込まれる部分が露出する。ベンチレーションマット本体10の切り欠き部13が、ベンチレーションマット本体10に通風ガイド20を接続する接続部となる。スペーサ22をこのような形状とすることで、スペーサ22を元の3Dメッシュシート材から切り出す際の部材利用効率を高めることができる。
 第2の例では、スペーサ22の接続孔側の端部には、通風ガイド20から突出し、幅が通風ガイド20よりも広い抜け防止部22aが形成される。また、スペーサ13の接続孔付近には、抜け防止部22aの形状に対応した形状の切り欠き部13aが設けられる。ベンチレーションマット1を組み立てる際には、抜け防止部22aを切り欠き部13aに嵌め込んだ状態で、スペーサ13の外周にサイドバリア11を設ける。これにより、抜け防止部22aがサイドバリア11により抑えられるため、通風ガイド20がベンチレーションマット本体10から抜け落ちることが防止され、通風ガイド20とベンチレーションマット本体10とが一体の部品となる。通風ガイド20とベンチレーションマット本体10との接続は、接着、粘着、縫製、溶着等従来公知のいずれの方法を用いても良く特に限定されない。
 続いて、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1の自動車用シートへの組み込み形態について説明する。そこで、図3に実施の形態1にかかるベンチレーションマットを搭載する自動車用シートの概略図を示す。実施の形態1にかかるベンチレーションマット1は、実際には表皮カバーの下に設置されるため、表皮カバーに隠れた状態で自動車用シート40に搭載される。そこで、図3に示す概略図では、自動車用シート40において、ベンチレーションマット1が設置される部分を網掛け模様で示した。
 図3に示す例では、背もたれ41と座面42とにそれぞれベンチレーションマット1を設けた。図3に示すように、ベンチレーションマット1のうちベンチレーションマット本体10は、背もたれ41、或いは、座面42に設置される。一方、通風ガイド20については、ファン取り付け孔21が自動車用シート40の裏面側に回り込むように取り回しがなされる。
 上記説明より、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1は、スペーサ13を通気性カバー12及びサイドバリア11により覆うと共に、クッション材に面する裏面にスペーサ13が露出するように開口面15を設ける。また、通気性カバー12として不織布等の布を用いる。
 実施の形態1にかかるベンチレーションマット1は、上記のような構成を有することにより、スペーサ13がフィルムで覆われず、かつ、スペーサ13がクッション材に高い摩擦力で直接触れるため、フィルムの摩擦音がなくなり、車内の静音性を高めることができる。また、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1は、スペーサ13がフィルムで覆われず、かつ、スペーサ13がクッション材に高い摩擦力で直接触れるため、フィルムの材質に起因して生じるベンチレーションマット1のすべりがなくなるため、座り心地を向上させることができる。
 また、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1は、スペーサ13の外周をサイドバリア11により覆うため、スペーサ13が型崩れしにくく、ベンチレーションマット1の寸法精度を高めることができる。
 また、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1は、不織布等の素材でスペーサ13を覆うと共に、ベンチレーションマット1の裏面側をスペーサ13が露出する形態とすることで、ベンチレーションマット1を構成する部品が軽量化されるため、ベンチレーション機能を損なうことなく、部品の軽量化を実現することができる。
 また、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1は、簡単な形状の部品を組み合わせることで形成されるため、ベンチレーションマット1の構成部品の材料利用効率が高い(例えば、1つの材料に占める廃棄材料に対する利用可能材料の比率が高い)。つまり、材料の利用効率が高まることで、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1は、製造コストを低減することができる。
 実施の形態2
 実施の形態2では、通気性カバー12にマスクシートを貼り付けた例について説明する。そこで、図4から図7に実施の形態2にかかるベンチレーションマットの第1の例から第4の例を示す。図4から図7は、いずれもベンチレーションマットの上面図である。なお、実施の形態2の説明において、実施の形態1で説明した構成要素については、実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略する。
 実施の形態2でもちいるマスクシート50は、通気性カバー12よりも通気性が低い素材を利用する。マスクシート50の通気性カバー12への貼り付け方法は、例えば、粘着や接着でもよいし、縫製や溶着などでもよい。
 図4に示す第1の例では、通気性カバー12の長手方向に対して斜め方向に延在するように複数のマスクシート50を貼り付けたものである。図5に示す第2の例では、通気性カバー12の長手方向に対して平行な方向に延在するように複数のマスクシート50を貼り付けたものである。図6に示す第3の例では、通気性カバー12の長手方向に対して直行する方向に延在するように複数のマスクシート50を貼り付けたものである。図7に示す第4の例では、通気性カバー12の一部が露出するように開口部を設けたマスクシート50を貼り付けたものである。
 図4から図7に示した第1の例から第4の例は、いずれも、ベンチレーションマット本体10に通風ガイド20が接続される接続孔が存在する接続部30からの距離が遠くなるほど単位面積当たりの通気性カバー12の露出面積が広くなるように、マスクシート50を貼り付けたものである。
 このように、マスクシート50により、接続部30からの距離が遠くなるほど単位面積当たりの通気性カバー12の露出面積が広くなるようにすることで、接続部30から遠くなる位置のベンチレーション能力を高めることができる。また、このようなマスクシート50を用いることで、ベンチレーションマット1の面内でベンチレーション能力を均一化することができる。
 実施の形態3
 実施の形態3では、実施の形態1にかかるベンチレーションマット1の別の形態となるベンチレーションマット3について説明する。なお、実施の形態3の説明において、実施の形態1で説明した構成要素については、実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略する。
 図8に実施の形態3にかかるベンチレーションマット3の概略図を示す。図8に示すように、実施の形態3にかかるベンチレーションマット3では、ベンチレーションマット本体10が、第1のベンチレーションマット本体101と第2のベンチレーションマット本体102とに分離した状態で設けられる。
 第1のベンチレーションマット本体101は、基本的な構成はベンチレーションマット本体10と同じであるが、サイドバリア11に第1の通風孔(例えば、通風孔16)が設けられる点がベンチレーションマット本体10とは異なる。第2のベンチレーションマット本体102は、基本的な構成はベンチレーションマット本体10と同じであるが、ベンチレーションマット本体10の接続部30が設けられておらず、サイドバリア11に通風孔16に対応する第2の通風孔(例えば、通風孔17)が設けられている点がベンチレーションマット本体10とは異なる。通風孔16と通風孔17は、ベンチレーションマット3の設置状態において、通風孔16と向かい合う位置に設けられる。
 続いて、実施の形態3にかかるベンチレーションマット3の自動車用シートへの組み込み形態について説明する。そこで、図9に実施の形態3にかかるベンチレーションマット3を搭載する自動車用シートの概略図を示す。実施の形態3にかかるベンチレーションマット3は、実際には表皮カバーの下に設置されるため、表皮カバーに隠れた状態で自動車用シート60に搭載される。そこで、図9に示す概略図では、自動車用シート60において、ベンチレーションマット3が設置される部分を網掛け模様で示した。
 図9に示すように、自動車用シート60は、背もたれ61及び座面62を有する。そして、背もたれ61と座面62には、それぞれ吊込部63が設けられる。この吊込部63は、表皮カバーが吊込部材によりクッション材と連結される部分である。そこで、実施の形態3にかかるベンチレーションマット3は、第1のベンチレーションマット本体101と第2のベンチレーションマット本体102を一組のシートとし、かつ、第1のベンチレーションマット本体101と第2のベンチレーションマット本体102が吊込部63を挟むように配置する。また、実施の形態3にかかるベンチレーションマット3は、組毎に背もたれ41と座面42とに設けられる。
 この吊込部63付近の構造について、さらに詳細に説明する。そこで、図10に、図9のX-X線に沿った実施の形態3にかかるベンチレーションマットを搭載する自動車用シートの吊込部の断面図を示す。
 図10に示すように、第1のベンチレーションマット本体101及び第2のベンチレーションマット本体102は、クッション材64と表皮カバー65とに挟まれる位置に設けられる。また、第1のベンチレーションマット本体101と第2のベンチレーションマット本体102は、吊込部63を挟むように分離して配置される。吊込部63には、吊込部材66が設けられ、この吊込部材66により、表皮カバー65がクッション材64に引っ張られるようにクッション材64と連結される。具体的には、クッション材64には、上記した表皮カバー65に吊込部材66取り付けられた箇所に対応して溝が形成される。そして、その溝の底部に固定部材67として金属ワイヤが埋め込まれている。このようなクッション材64と表皮カバー65ついて、表皮カバー65の吊込部材66をクッション材64の溝の底部に引き込み、ホグリング等の止め具68によって吊込部材66と固定部材67を固定することによって連結される。この吊込部材66をクッション材64の溝の底部に引き込むテンションにより、表皮カバー65は張りのある状態となる。
 また、この吊込部材66には、第1のベンチレーションマット本体101の通風孔16と第2のベンチレーションマット本体102の通風孔17との間の通気を確保する通気孔が設けられている。そして、通風孔により、第1のベンチレーションマット本体101と第2のベンチレーションマット本体102との間の通気が確保される。
 この際、吊込部材66と第1のベンチレーションマット本体101の通風孔16の距離、及び、吊込部材66と第2のベンチレーションマット本体102の通風孔17の距離については、所定の範囲内にすることが好ましい。この距離が近すぎると、着座の際の圧力によって通風孔16や通風孔17の位置がずれることにより、通風孔16や通風孔17が吊込部材66やクッション材64によって塞がれてしまい、通気がなされなくなってしまう可能性がある。また、この距離が遠すぎると、着座の際の圧力によって表皮カバー65とクッション材64が接してしまい、通気がなされなくなってしまう可能性がある。吊込部材66と第1のベンチレーションマット本体101の通風孔16の距離をD1、第1のベンチレーションマット本体101の厚さをT1、吊込部材66と第2のベンチレーションマット本体102の通風孔17の距離をD2、第2のベンチレーションマット本体102の厚さをT2としたとき、D1がT1の0.2~2倍、D2がT2の0.2~2倍となっていることが好ましい。
 ここで、吊込部材66についてより詳細に説明する。図11に実施の形態3にかかる吊込部材の構造を示す図を示す。図11に示すように、吊込部材66は、芯材56a、帯状体66bを有する。帯状体66bはポリエステル繊維の不織布からなるものである。そして、この帯状体66bには、例えば、10mm間隔で直径20mmの通気孔66cが複数個形成されている。図11に示した例では、通気孔66cの形状は円形であるが、通気孔66cの形状は、楕円、正方形、長方形等様々な形状にすることができる。この帯状体66bは、長辺の一端が表皮カバー65に縫着されており、長辺のもう一端は金属ワイヤからなる芯材66aが巻き付けられて固定された構造となっている。
 なお、図11に示す例では、ポリエステル不織布からなる帯状体66bを使用したが、種々物質からなる不織布、織布、プラスチックシート、ゴムシート、これらのハイブリッド材料など、種々のものが考えられる。例えば、充分に目の粗いメッシュ状の織布を充分に目の粗い不織布で挟持したようなものも考えられる。また、通気孔66cを形成せずとも、帯状体66bそのものとして例えば高気孔材のような通気性を有する材料を使用しても良い。また、帯状体66bではなく、図12に示すような複数の線状体66dを使用し、この線状体66dが、それぞれ所定の間隔を隔てて配置されているようなものも考えられる。
 また、図11に示すような、帯状体66bに通気孔66cが形成された吊込部材66を使用する場合、通気孔66cの位置、寸法、形状等は種々設計することができる。但し、通気孔66cを芯材66aの近傍に形成した場合、クッション材64の固定部材67と吊込部材66を止め具68で固定した際に、テンションによって通気孔66cがクッション材64の溝の底部に埋もれてしまう可能性がある。そのため、図13に示すように、表皮カバー65に平行して吊込部材66を均等に2分割する分割線Lに対し、分割線Lよりも表皮カバー65側に少なくとも一部が位置する通気孔66c1を有することが考えられる。また、図13に示すように、表皮カバー65に平行して吊込部材66を均等に2分割する分割線Lに対し、分割線Lよりも表皮カバー65側に位置する通気孔66c2を少なくとも有することが考えられる。これらのような態様により、吊込部材66をクッション材64に引き込むテンションがかかっても、通気孔66cがクッション材64に埋もれてしまうことなく、座席全体に送風することができる。このように、本発明では、吊込部材66における分割線Lよりも表皮カバー65側の部分において、充分な通気性を有していることが好ましい。
 上記説明より、実施の形態3にかかるベンチレーションマット3は、通風孔16を有する第1のベンチレーションマット本体101と通風孔17を有する第2のベンチレーションマット本体102とにより、1つのベンチレーションマット本体を構成する。これにより、シートデザインに起因して必要になる吊込部材66を適切に配置しながら、背もたれ61或いは座面62全体に対して1つのベンチレーションマット3によるベンチレーション機能を提供することができる。
 実施の形態4
 実施の形態4では、サイドバリアを他の形態とした例を説明する。そこで、図14に実施の形態4にかかるベンチレーションマット4の上面図、図15に図14におけるXV-XV断面図を示す。なお、実施の形態4の説明において、実施の形態1で説明した構成要素については、実施の形態1と同じ符号を付して説明を省略する。
 実施の形態4でもちいるサイドバリア11´は、ポリウレタン樹脂等のフィルムからなり、50mm間隔で配置された繋止具18によって、サイドバリア11´とスペーサ13が固定されている。本実施の形態4でもちいる繋止具18は、バノックピン(「Bano'k」は商標登録第2450113号)として市販されているものであり、ナイロン等の樹脂からなるI字形状のピンである。この繋止具18が、スペーサ13とその両面側のサイドバリア11´を貫通し、これらを物理的に固定している。もちろん、繋止具18は、このような形態のものだけでなく、他の形態のものでもよい。また、繋止具18を配置する箇所には、サイドバリア11´の破損を防止するため、保護シール19を貼付してもよい。図14,15では、保護シールは、繋止具18とサイドバリア11´の間に貼付されているが、繋止具18の上に貼付されていてもよい。
 接着剤や粘着剤の接着によりサイドバリア11とスペーサ13を固定する場合、使用する環境によっては、熱劣化や経時劣化によって固定がなされなくなってしまう可能性があるが、実施の形態4のように、繋止具18によってサイドバリア11´とスペーサ13を固定する場合、熱劣化や経時劣化によって固定がなされなくなってしまうことはない。
 実施の形態5
 実施の形態5では、スペーサを他の形態とした例を説明する(図示はしない)。上記実施の形態1のような3Dメッシュシートによるスペーサは、その内の空気の流れが2次元方向において自由になされることになる。例えば、着座者によって最も蒸れる部分で最も強く換気を行えるようにするという要求もあるため、スペーサ内においてもある程度空気の流れを制御することが考えられる。その対応として、スペーサについて、厚さ方向に連続した隔壁を形成することが考えられる。この隔壁は、例えば、スペーサの一面に所定の切れ込みを入れ、そこに埋め込むことで設置することができる。また、スペーサの一部を除去し、そこに複数のチューブを並列に連結したものを配置することも考えられる。また、所定の位置のみ糸密度が高い3Dメッシュシートを使用することが考えられる。このようなものであれば、糸密度が低い部分を空気が通過することになるため、空気の流れを制御することができる。
 本発明によるベンチレーションマット1~4を自動車用シート40,60に組み込む際、例えば、ベンチレーションマット本体10,101,102を、クッション材64上に粘着テープ等で固定することが考えられる。このような態様のみでなく、例えば、クッション材64を成形する際、予めベンチレーションマット本体10,101,102を成形型内に配置しておき、そこにクッション材の材料を流し込んだ後、クッション材の材料を発泡硬化させることも考えられる。この場合、ベンチレーションマット本体10,101,102とクッション材64が確実に固定されて位置ズレを防止することができる。このような工法は、カーシートヒータの技術分野では一般的なものであり、例えば、特許文献2等が参照できる。
 なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
 この出願は、2017年5月31日に出願された日本出願特願2017-108423、2017年10月24日に出願された日本出願特願2017-204921及び2017年12月22日に出願された日本出願特願2017-245949を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
(付記1)
 表皮カバーとシートクッション材とを有し、前記表皮カバーが吊込部材を有し、前記シートクッション材が固定部材を有し、前記吊込部材と前記固定部材が連結されている座席において、
 前記吊込部材が通気性を有している座席。
(付記2)
 前記吊込部材が、帯状体を有し、該帯状体には、通気孔が形成されている付記1に記載の座席。
(付記3)
 前記吊込部材が、芯材と複数の線状体とを有し、該線状体が、それぞれ所定の間隔を隔てて配置されている付記1に記載の座席。
(付記4)
 前記吊込部材が、通気性材料から構成されている付記1に記載の座席。
(付記5)
 送風源と通風路を有し、前記表皮カバーと前記シートクッション材との間に前記通風路が配置され、前記吊込部材が存在する位置で前記通風路が分断されている付記1乃至4のいずれ1項に記載の座席。
(付記6)
 前記通風路が、複数のチューブが並列一体化されてシート形状に成形されたものである付記5に記載の座席。
(付記7)
 座席の表皮カバーを座席のシートクッション材に吊り込むための吊込部材であって、通気性を有する吊込部材。
 1、2a~2d、3、4 ベンチレーションマット
 10 ベンチレーションマット本体
 11 サイドバリア
 12 通気性カバー
 13 スペーサ
 13a 切り欠き部
 14 連結ベルト
 15 開口面
 16、17 通風孔
 18 繋止具
 19 保護シール
 20 通風ガイド
 21 ファン取り付け孔
 22 スペーサ
 22a 抜け防止部
 30 接続部
 40、60 自動車用シート
 41、61 背もたれ
 42、62 座面
 50 マスクシート
 63 吊込部
 64 クッション材
 65 表皮カバー
 66 吊込部材
 66a 芯材
 66b 帯状体
 66c 通気孔
 66d 線状体
 67 固定部材
 68 止め具
 69 空間
 101 第1のベンチレーションマット本体
 102 第2のベンチレーションマット本体

Claims (8)

  1.  ベンチレーションマット本体と、
     一端にファン取り付け孔が設けられ、他端が前記ベンチレーションマット本体の側面に設けられた接続孔に接続される通風ガイドと、を有し、
     前記ベンチレーションマット本体は、
     通気性のある立体構造を備える第1の基材と、
     布で形成され、全体が通気性を備え、前記第1の基材の表面を覆う通気性カバーと、
     前記通気性カバーよりも通気性が低く、前記接続孔以外の前記第1の基材の外周を覆うサイドバリアと、
     前記サイドバリアに囲われ、前記第1の基材が露出する開口面と、を有し、
     前記通風ガイドは、
     非通気性のチューブであって、通気性のある立体構造を備える第2の基材により内部に通風路が形成されるベンチレーションマット。
  2.  前記通気性カバーは、不織布である請求項1に記載のベンチレーションマット。
  3.  前記サイドバリアは、前記第1の基材に縫製又は接着により固定される請求項1に記載のベンチレーションマット。
  4.  前記第2の基材の前記接続孔側の端部には、前記通風ガイドから突出し、幅が前記通風ガイドよりも広い抜け防止部が設けられ、
     前記第1の基材の前記接続孔付近には、前記抜け防止部の形状に対応した形状の切り欠き部が設けられる請求項1に記載のベンチレーションマット。
  5.  前記通気性カバーには、前記接続孔からの距離が遠くなるほど単位面積当たりの前記通気性カバーの露出面積が広くなるように、前記通気性カバーよりも通気性が低いマスクシートが貼り付けられる請求項1に記載のベンチレーションマット。
  6.  前記ベンチレーションマット本体は、第1のベンチレーションマット本体と、前記第1のベンチレーションマット本体とは分離して設けられる第2のベンチレーションマット本体と、を有し、
     前記第1のベンチレーションマット本体の前記サイドバリアには、前記接続孔と、少なくとも1つの第1の通風孔が設けられ、
     前記第2のベンチレーションマット本体の前記サイドバリアには、前記ベンチレーションマットの設置状態において、前記第1の通風孔と向かい合う位置に前記第1の通風孔に対応した第2の通風孔が設けられる請求項1に記載のベンチレーションマット。
  7.  前記サイドバリアが樹脂フィルムからなり、前記サイドバリアと前記ベンチレーションマット本体とが、繋止具によって固定されている請求項1に記載のベンチレーションマット。
  8.  前記吊込部材と前記第1の通風孔16の距離をD1、前記第1のベンチレーションマット本体の厚さをT1、前記吊込部材と前記第2の通風孔の距離をD2、前記第2のベンチレーションマット本体の厚さをT2としたとき、D1がT1の0.2~2倍、且つ、D2がT2の0.2~2倍となっている請求項6に記載のベンチレーションマット。
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