JP2018038810A - 座席 - Google Patents
座席 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018038810A JP2018038810A JP2017158991A JP2017158991A JP2018038810A JP 2018038810 A JP2018038810 A JP 2018038810A JP 2017158991 A JP2017158991 A JP 2017158991A JP 2017158991 A JP2017158991 A JP 2017158991A JP 2018038810 A JP2018038810 A JP 2018038810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- air
- skin
- suspension member
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】座席を通じて送風を行う場合に適した構成とすることが可能な座席を提供すること。【解決手段】表皮9とパッド7を有し、上記表皮9が吊込部材19を有し、上記パッド7が固定部材17を有し、上記吊込部材19と上記固定部材17が連結されており、上記吊込部材19が通気性を有している座席。上記吊込部材19が、帯状体を有し該帯状体には通気孔が形成されているか、芯材と複数の線状体とを有し上記線状体がそれぞれ所定の間隔を隔てて配置されているか、通気性材料から構成されている座席。送風源と通風路を有し、上記表皮9と上記パット7の間に上記通風路3が配置され、上記吊込部材19が存在する位置で上記通風路3が分断されている座席。上記通風路3が、複数のチューブが並列一体化されてシート形状に成形されたものである座席。【選択図】 図3
Description
本発明は、例えば、自動車等に設置される座席に係り、特に、座席を通じて送風を行う場合に適した構成とすることが可能なものに関する。
例えば、自動車等の座席に、特に周囲の温度や湿度が高い条件の下で長時間に渡って着座する場合、座席の表面と人体接触部に「蒸れ」や「べたつき感」が生じる。この「蒸れ」や「べたつき感」は着座者の快適感を損なう原因となることから、従来からこのような問題に対する対策が種々検討されている。
このような検討の一つとして、例えば、当該特許出願人より特許文献1,2のような提案がなされている。特に特許文献1の図7、図14などには、送風装置が組込まれた座席の概略断面図が示されており、ファンなどの送風源より送られた風が、チューブ状の通風路を通過して、吹出口より吹き出し、着座者に送風させる態様が開示されている。この送風により着座者の「蒸れ」や「べたつき感」が解消されることとなる。又、関連する技術として、例えば特許文献3〜5も挙げられる。
ここで、特に車両用座席は、表皮に吊込部材が形成され、パッドにワイヤ等を埋め込むことにより固定部材が形成され、これら吊込部材と固定部材をホグリング等の止め具で係止することで、表皮とパッドを連結する構造となっている。この様な構造により、吊込部材が存在する位置には通風路を配置することができない。また、吊込部材は、これまで樹脂版や不織布帯のような材料によって形成されていたことから、送風源からの風の流れは吊込部材によって完全に遮断されてしまうことになる。そのため、特許文献1の図15〜図19に示されるような座席中央部に吊込部材が配置されるような座席であると、座席全体から送風を行うためには、複数の通風路を用意する必要があった。そのため、材料費の高騰のみならず、送風量も減少してしまうこととなっていた。特に吊込部材を複数有する形態のものであると、送風を行うことができない箇所が生じることとなっていた。
本発明はこのような従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、座席を通じて送風を行う場合に適した構成とすることが可能な座席を提供することにある。
上記目的を達成するべく、本発明による座席は、表皮とパッドを有し、上記表皮が吊込部材を有し、上記パッドが固定部材を有し、上記吊込部材と上記固定部材が連結されている座席において、上記吊込部材が通気性を有していることを特徴とするものである。
また、上記吊込部材が、帯状体を有し、該帯状体には、通気孔が形成されていることが考えられる。
また、上記吊込部材が、芯材と複数の線状体とを有し、上記線状体が、それぞれ所定の間隔を隔てて配置されていることが考えられる。
また、上記吊込部材が、通気性材料から構成されていることが考えられる。。
また、送風源と通風路を有し、上記表皮と上記パッドの間に上記通風路が配置され、上記吊込部材が存在する位置で上記通風路が分断されていることが考えられる。
また、上記通風路が、複数のチューブが並列一体化されてシート形状に成形されたものであることが考えられる。
また、座席の表皮を座席のパッドに吊り込むための吊込部材であって、通気性を有することを特徴とする吊込部材が考えられる。
また、上記吊込部材が、帯状体を有し、該帯状体には、通気孔が形成されていることが考えられる。
また、上記吊込部材が、芯材と複数の線状体とを有し、上記線状体が、それぞれ所定の間隔を隔てて配置されていることが考えられる。
また、上記吊込部材が、通気性材料から構成されていることが考えられる。。
また、送風源と通風路を有し、上記表皮と上記パッドの間に上記通風路が配置され、上記吊込部材が存在する位置で上記通風路が分断されていることが考えられる。
また、上記通風路が、複数のチューブが並列一体化されてシート形状に成形されたものであることが考えられる。
また、座席の表皮を座席のパッドに吊り込むための吊込部材であって、通気性を有することを特徴とする吊込部材が考えられる。
本発明による座席によれば、吊込部材が通気性を有していることにより、吊込部材を通じて風を送ることができ、座席全体からの送風を行うことができる。
以下、図1〜図5を参照して本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態は、本発明を車両用座席に適用することを想定した例を示すものである。
本実施の形態による座席で使用される送風源2及び通風路3は、図5に示すような構成になっている。まず、ファンからなる送風源2があり、この送風源2には、オレフィン系熱可塑性エラストマーからなり、内径7mm(断面円形)、最大外径8.6mm(断面正八角形)の40本のチューブ4が並列一体化されシート状に成形された通風路3が接続されている。ここで、通風路3は、ポリプロピレン樹脂からなるノズル6を介して送風源2に接続されている。通風路3を構成する複数のチューブ4の上面側(シート表皮側)には幅10mmの一直線スリット状の吹出口5が60mm間隔で3本形成されており、又、送風源2と接続されていない側の端部は開放されている。なお、通風路3の開放された端部の先には、同様にオレフィン系熱可塑性エラストマーからなり、内径7mm(断面円形)、最大外径8.6mm(断面正八角形)の40本のチューブ4が並列一体化されシート状に成形された通風路3´が配置される。この通風路3´を構成する複数のチューブ4の上面側(シート表皮側)には幅10mmの一直線スリット状の吹出口5が2本形成されている。実質的には、通風路の開口された端部も吹出口として機能することとになる。
チューブ4を並列一体化する方法としては、別に用意した不織布シート8上に接着剤を塗布し、この上にチューブ4を並列に配置することで一体化を行った。他の方法として、例えば、加圧加熱によりチューブ4を軟化させ接着させる方法、チューブ4を並列に並べた後、隣接するチューブ4同士を接着剤等により接着する方法、チューブ4を並列に並べた後、隣接するチューブ4の接触面にレーザ光線を照射してチューブ4同士を融着一体化する方法などが挙げられる。
このような構成の送風装置1とすることにより、チューブ4に上から荷重が加わって、チューブ4が扁平しても横同士のチューブ4が一体化されているため、扁平された部分の逃げ場がなくなり、一定以上の変形が制限されることで、実使用上で想定される荷重が加わっても完全に潰れることはなく、所望とする通風量を確保することができる。
ここで、チューブ4を並列一体化しない場合、着座時の通風量は、着座しない場合に比較して最大で0.6%まで減少するのに対し、本実施の形態のように、チューブ4を並列一体化した場合には、最大47%の減少に止まっていることを実験により確認している。
座席1は、一般的に、フレーム(図示しない)を覆うようにパッド7が設置され、このパッド7を表皮9で覆う構造となっている。
表皮9は、従来公知の種々布材、皮革材、合成皮革材、これらの組合せのものからなるが、通気性に乏しい素材を使用する場合は、所謂パンチング孔と称される通気孔が形成されることが好ましい。但し、座席1の裏側等のような送風が必要ない箇所については、表皮9に通気性は無くても良い。本実施の形態では、表皮9として、合成皮革からなり、着座面に直径1mmのパンチング孔が多数形成されたものを使用した。表皮9には、図4に示すような吊込部材19が形成されている。本実施の形態による吊込部材19は、芯材19aと帯状体19bとから構成されている。帯状体19bはポリエステル繊維の不織布からなるものであり、10mm間隔で直径20mmの通気孔19cが複数個形成されている。この帯状体19bは、長辺の一端が表皮9に縫着されており、長辺のもう一端は金属ワイヤからなる芯材19aが巻き付けられて固定された構造となっている。
パッド7は、発泡ウレタン等の弾性材料が通常使用される。パッド7には、上記した表皮9の吊込部材19が設置された箇所に対応して溝18が形成されており、その溝18の底部に固定部材17として金属ワイヤが埋め込まれている。
このような表皮9とパッド7ついて、表皮9の吊込部材19をパッド7の溝の底部に引き込み、ホグリング等の止め具21によって吊込部材19と固定部材17を固定することによって連結される。この吊込部材19をパッド7の溝の底部に引き込むテンションにより、表皮9は張りのある状態となる。
図1〜3は、前記した本実施の形態による送風源2及び通風路3,3´を、自動車等の車両の座席1に組込んだ状態の例を示すものである。まず、凹部を形成しないパッド7と表皮9の間に、チューブ4が並列一体化されシート状に成形された通風路3,3´を設置し、この内の通風路3は送風源2に接続されており、送風源2は座席1の下部に設置され、座席の下の空気を吸引するようになる。
ここで、通風路は吊込部材19で通風路3と通風路3´に分断されることになる。本実施の形態では、吊込部材19の帯状体19bに通気孔19cが形成されているため、通風路3の端部から出た風が帯状体19bを通じて通風路3´に入り、吊込部材19の先まで送られることになる。従って、吊込部材19があっても、座席全体に送風することができるようになる。
上記の実施の形態による座席について、図2中のA点、B点、C点のそれぞれ座面上50mmの位置に手を当て、風の吹き出しの有無を確認した。また、上記実施の形態において帯状体19bに通気孔19cを形成しなかったものを比較の形態とし、同様にして風の吹き出しの有無を確認した。測定結果を以下の表1に示す。
表1に記載の通り、本実施の形態による座席では、吊込部材19の先にあるC点でも充分な風量が得られており、座席全体として送風が可能であることが確認された。これに対し、比較の形態による座席では、吊込部材19の先に全く風が送られておらず、C点での風量はほぼ無いものとなった。
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、送風源2としては、通常のファン以外にも、例えば、温風や冷風を発生することのできるペルチェ素子を内蔵させたものでも良い。このような場合には、冷風をチューブ4に通風させることにより、着座者の汗等による蒸れやべたつき感の除去に対する効果がより一層高まり、快適性を更に向上させることができる。又、送風源2の空気を取り入れる箇所や送風源2と通風路3の間に冷却装置を設置することでも、同様に快適性を更に向上させることができる。更には、上記の冷却装置の代わりに又は冷却装置と併せて乾燥装置を設置させても良い。
又、図1,2においては座席1の下部に送風源2設置しているが、パッド7に送風源2を埋め込む態様とすることも考えられる。又、通風路3の取り回しについても、座面の端を迂回させて配置する、送風源2とともに着座面に沿わせて配置する、パッド7を貫通させて着座面に引き出す、など、座席の形状や座席の取り付け構造等に応じて適宜選択すれば良い。又、この通風路3の取り回し方に応じて、吹出口5の位置も適宜設定すれば良い。
又、送風源2として使用したファンについて、ファンの回転を逆回転とし、送風源2から空気を吹き出すことも考えられる。この場合、通風路3,3´に設けられたスリット状の吹出口5は、吸引口として機能することになる。
又、本実施の形態による送風装置と表皮9の間に、例えば、従来公知のシートヒータを設置することも考えられる。シートヒータとしては、従来公知のものを何れも使用可能であるが、例えば、下記特許文献6に示されたものは、良好な通気性を有することから、特に好ましい。このようにシートヒータと組み合わせることにより、通風によるムレやべたつき感の除去の機能と暖房機能とを兼ね備えることが可能となる。
又、座席1の背面側に通風路3を組込むことも考えられる。背面側のみに通風路3を組込むのみでなく、座面側と背面側の両方に通風路3を組込むことも考えられる。この際、2つの通風路3にそれぞれ送風源2を接続してもよいし、2つの通風路3をまとめて1つの送風源2に接続してもよい。また、送風源2として使用するファンの回転方向や、通風路3と送風源2の接続を適宜設定し、座席1の背面側で空気の吸引をして座面側で空気の吹き出しをする、座席1の座面側で空気の吸引をして背面側で空気の吹き出しをする、座席1の座面側と背面側の両方から空気の吸引をする、座席1の座面側と背面側の両方から空気の吹き出しをする、といったことを適宜行っても良い。又、例えば、着座者のふくらはぎに位置する部分より空気の吸引又は吹き出しを行うような態様も考えられる。また、所謂、サイドサポート部やボルスター部と称される座席側部の盛り上がり部分に通風路3を配置し、吹出口5を形成しても良い。このようにすれば、着座者は側腿部や脇腹部から風を受けることができ、より快適感を得ることができる。
上記実施の形態では、複数のチューブが並列一体化されてシート形状に成形された通風路3,3´を使用している。このような態様の通風路3,3´については、例えば、上記の特許文献1を参照することができる。また、本発明による送風装置の通風路はこのような態様に限定されるものではない。例えば、図6に示すように、パッド7に溝や穴を掘り、それを通風路3,3´や吹出口5とすることも考えられる。この図6に示した座席では、明確な図示はしていないが、溝状の通風路3の底部にパッド下部まで貫通する孔が形成されており、この孔に送風源が接続されている。また、図7に示すように、高気孔物体や立体織物のようなものからなるスペーサ31を一対の空気不透過性シート33,33´で挟持して周辺部を封止し、一方の空気不透過性シート33に吹出口となる孔35を形成したような通風路も考えられる。この図7のような通風路では、送風源から送られた空気はスペーサ31内を通過することとなる。また、図8に示すように、突起41が形成された空気不透過性シート43と突起41´が形成された空気不透過性シート43´を使用し、突起41,41´が形成された面を内側として空気不透過性シート43,43´を重ねて周辺部を封止し、一方の空気不透過性シート43に吹出口となる孔45を形成したような通風路も考えられる。この際、突起は、空気不透過性シート43,43´の一方にのみ形成しても良いし、空気不透過性シート43,43´とは別部材としても良い。この図8のような通風路では、送風源から送られた風は、突起41,41´の周囲を通過することとなる。また、上記の実施の形態では、通風路は通風路3と通風路3´の2つに分断されているが、3つ以上に分断されていても構わない。また、直線状に分断される他に、斜めやジグザグ形状等、種々の形状に分断されていても良いし、一部のチューブのみが分断されているものも考えられる。
表皮9の吊込部材19とパッド7の固定部材17について、上記実施の形態のような金属ワイヤを使用したものでなくても良い。また、止め具21もホグリングに限定される事は無い。例えば、下記特許文献7のような嵌め込みフックのような構造の吊込部材19と固定部材17を使用しても良い。
吊込部材19についても種々のものが考えられる。上記実施の形態では、ポリエステル不織布からなる帯状体19bを使用したが、種々物質からなる不織布、織布、プラスチックシート、ゴムシート、これらのハイブリッド材料など、種々のものが考えられる。例えば、充分に目の粗いメッシュ状の織布を充分に目の粗い不織布で挟持したようなものも考えられる。また、通気孔19cを形成せずとも、帯状体19bそのものとして例えば高気孔材のような通気性を有する材料を使用しても良い。また、帯状体19bではなく、図9に示すような複数の線状体19dを使用し、この線状体19cが、それぞれ所定の間隔を隔てて配置されているようなものも考えられる。
また、上記実施の形態や図4に示すような帯状体19bに通気孔19cが形成された吊込部材19を使用する場合、通気孔19cの位置は種々設計することができる。但し、通気孔19cを芯材19aの近傍に形成した場合、パッド7の固定部材17と吊込部材19を止め具21で固定した際に、テンションによって通気孔19cがパッド7の溝の底部に埋もれてしまう可能性がある。そのため、図10に示すように、表皮9に平行して吊込部材19を均等に2分割する分割線Lに対し、分割線Lよりも表皮9側に少なくとも一部が位置する通気孔19c1を有することが考えられる。また、図10に示すように、表皮9に平行して吊込部材19を均等に2分割する分割線Lに対し、分割線Lよりも表皮9側に位置する通気孔19c2を少なくとも有することが考えられる。これらのような態様により、吊込部材19をパッド7に引き込むテンションがかかっても、通気孔19cがパッド7に埋もれてしまうことなく、座席全体に送風することができる。このように、本発明では、吊込部材19における分割線Lよりも表皮9側の部分において、充分な通気性を有していることが好ましい。
以上詳述したように本発明の座席によれば、無駄なく着座者に快適性を与えることが可能となる。その用途としては、自動車の座席以外にも、例えば、自動二輪車や鉄道車両等の車両座席でも良いし、チャイルドシート、土木建築用重機の座席、船舶や航空機などの座席、遊園地の観覧車の座席、各種競技場の観覧席、劇場や映画館等の鑑賞用座席、駅やテーマパーク、屋外公園等に設置されたベンチ、家庭内やオフィスで使用されるソファーや座椅子、理髪店の椅子、各種医療機関で使用されている医療用の椅子などへの適用も考えられる。また、座席のみならず、例えば、ベッド、ふとん、枕、ベビーカー、便座カバー、被服類など、幅広く応用が可能である。
1 座席
2 送風源
3 通風路
7 パッド
9 表皮
17 固定部材
19 吊込部材
19a 芯材
19b 帯状体
19c 通気孔
19d 線状体
2 送風源
3 通風路
7 パッド
9 表皮
17 固定部材
19 吊込部材
19a 芯材
19b 帯状体
19c 通気孔
19d 線状体
Claims (9)
- 表皮とパッドを有し、上記表皮が吊込部材を有し、上記パッドが固定部材を有し、上記吊込部材と上記固定部材が連結されている座席において、
上記吊込部材が通気性を有していることを特徴とする座席。 - 上記吊込部材が、帯状体を有し、該帯状体には、通気孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載の座席。
- 上記表皮に平行して上記吊込部材を均等に2分割する分割線に対し、上記通気孔の少なくとも一部が上記分割線よりも表皮側に位置することを特徴とする請求項2記載の座席。
- 上記表皮に平行して上記吊込部材を均等に2分割する分割線に対し、少なくとも一部の上記通気孔が上記分割線よりも表皮側に位置することを特徴とする請求項2記載の座席。
- 上記吊込部材が、芯材と複数の線状体とを有し、上記線状体が、それぞれ所定の間隔を隔てて配置されていること特徴とする請求項1記載の座席。
- 上記吊込部材が、通気性材料から構成されていることを特徴とする請求項1記載の座席。
- 送風源と通風路を有し、上記表皮と上記パッドの間に上記通風路が配置され、上記吊込部材が存在する位置で上記通風路が分断されていることを特徴とする請求項1〜6何れか記載の座席。
- 上記通風路が、複数のチューブが並列一体化されてシート形状に成形されたものであることを特徴とする請求項7記載の座席。
- 座席の表皮を座席のパッドに吊り込むための吊込部材であって、通気性を有することを特徴とする吊込部材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016170666 | 2016-09-01 | ||
JP2016170666 | 2016-09-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018038810A true JP2018038810A (ja) | 2018-03-15 |
Family
ID=61624544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017158991A Pending JP2018038810A (ja) | 2016-09-01 | 2017-08-22 | 座席 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018038810A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019196043A (ja) * | 2018-05-08 | 2019-11-14 | 株式会社タチエス | カバー吊り部材の深留め防止サスペンダー及びそれを用いた自動車用シート |
JP2020032924A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 株式会社クラベ | ベンチレーションマット及び座席 |
JP2020032925A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 株式会社クラベ | ベンチレーションマット及び座席 |
-
2017
- 2017-08-22 JP JP2017158991A patent/JP2018038810A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019196043A (ja) * | 2018-05-08 | 2019-11-14 | 株式会社タチエス | カバー吊り部材の深留め防止サスペンダー及びそれを用いた自動車用シート |
JP7080717B2 (ja) | 2018-05-08 | 2022-06-06 | 株式会社タチエス | カバー吊り部材の深留め防止サスペンダー及びそれを用いた自動車用シート |
JP2020032924A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 株式会社クラベ | ベンチレーションマット及び座席 |
JP2020032925A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 株式会社クラベ | ベンチレーションマット及び座席 |
JP7117195B2 (ja) | 2018-08-31 | 2022-08-12 | 株式会社クラベ | ベンチレーションマット及び座席 |
JP7117196B2 (ja) | 2018-08-31 | 2022-08-12 | 株式会社クラベ | ベンチレーションマット及び座席 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6808230B2 (en) | Seat module for a vehicle seat which can be actively ventilated and method of making same | |
US6619737B2 (en) | Seat module for a vehicle seat which can be actively ventilated | |
JP3786701B2 (ja) | 車両の椅子に通気する装置 | |
JP6197740B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP5430085B2 (ja) | 送風装置が組込まれた座席 | |
US6247751B1 (en) | Seat, especially a vehicle seat | |
JP5959812B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2010052494A (ja) | シート送風装置 | |
JP2003285629A (ja) | 車両用シート空調装置 | |
JP2018038810A (ja) | 座席 | |
JP6423732B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2013184625A (ja) | 車両用シート | |
JP6434846B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6225830B2 (ja) | 乗物用シート | |
JPWO2018221422A1 (ja) | ベンチレーションマット | |
JP2016132448A (ja) | 乗物用空調シート | |
JP7117196B2 (ja) | ベンチレーションマット及び座席 | |
JP2011110798A (ja) | サポート材、発泡成形部材及び発泡成形方法 | |
US11701948B2 (en) | Insert for vehicle air conditioner and method for producing same | |
JP2015217776A (ja) | 乗物用シート | |
JP7384607B2 (ja) | ベンチレーションマット及び座席 | |
JP7117195B2 (ja) | ベンチレーションマット及び座席 | |
JP6665807B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2016132350A (ja) | 乗物用空調シート | |
JP2017065638A (ja) | 乗物用シート |