JP2010052494A - シート送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】快適性の高いシート送風装置を提供する。
【解決手段】通気性を有する表皮110を乗員70が着座する着座面側に備えたシート11と、着座面の中央部に設けられ、表皮110を介して乗員70側に空気を吹き出す吹出領域102と、着座面において吹出領域102よりも側方に設けられ、表皮110を介して乗員70側から空気を吸い込む吸込領域103、104と、吸込領域103、104から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を吹出領域102から吹き出す空気流れを生成する送風機160とを有するように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、シートの表皮を介して着座面に空気を送風するシート送風装置に関する。
特許文献1には、従来の車両用のシート送風装置が開示されている。このシート送風装置は、複数の吹出孔が形成された表皮と、シートの下方に設けられた吸気口と、吸気口から吸入した空気を圧送して吹出孔から吹き出させる送風機とを有している。これにより、シートに着座した乗員の背部や臀部に対し空気が吹き出されるようになっている。
特許第3705395号公報
しかしながら、上記のシート送風装置では、シート下方の吸気口から吸い込まれてシート内部を通過した空気が吹出孔から吹き出されるため、シートの熱マス(熱容量)の影響を受け易く、空気の吹出温度が高くなる傾向にある。したがって、着座者の温熱感や蒸れ感の低減効果が低くなり、高い快適性が得られないという問題があった。
本発明の目的は、快適性の高いシート送風装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、通気性を有する表皮(110)を着座者(70)が着座する着座面側に備えたシート(11)と、着座面の中央部に設けられ、表皮(110)を介して着座者(70)側に空気を吹き出す吹出領域(102)と、着座面において吹出領域(102)よりも側方に設けられ、表皮(110)を介して着座者(70)側から空気を吸い込む吸込領域(103、104)と、吸込領域(103、104)から空気を吸い込み、吹出領域(102)から空気を吹き出す空気流れを生成する少なくとも1つの送風機(160)とを有することを特徴とするシート送風装置である。
これにより、吹出領域(102)からは着座者(70)の背中に向かって空気が吹き出されるとともに、着座者(70)の身体の側部には吸込領域(103、104)で吸い込まれる空気が流れる。着座者(70)の身体の側部にはシート(11)の熱マスの影響を受けていない空気を流すことができるため、シート送風装置の快適性を向上できる。
請求項2に記載の発明のように、送風機(160)は、吸込領域(103、104)から吸い込んだ空気を吹出領域(102)から吹き出すようにしてもよい。
請求項3に記載の発明は、吸込領域(103、104)は、着座者(70)が着座面に着座した状態で、外部に設けられた空調装置からの空調風が到達する位置に設けられていることを特徴としている。
これにより、空調装置の空調風は、着座者(70)の身体の側部を通って吸込領域(103、104)に吸い込まれるため、高い快適性が得られる。
請求項4に記載の発明は、空調風は、空調装置のフェイス吹出口(51、61、62)から吹き出される冷風であることを特徴としている。
これにより、フェイス吹出口(51、61、62)から吹き出される冷風を着座者(70)の身体の側部に流すことができるため、高い冷房感が得られる。
請求項5に記載の発明は、吹出領域(102)と吸込領域(103、104)とは互いに隣接して配置されていることを特徴としている。
これにより、シート(11)内での吸込領域(103、104)及び吹出領域(102)間の通風経路の経路長を短縮し易くなるため、吹出領域(102)から吹き出される空気に対するシート(11)の熱マスの影響を抑制できる。
請求項6に記載の発明は、吹出領域(102)と吸込領域(103、104)との間は、表皮(110)がシート(11)の内部側に吊り込まれた吊込み部(113、114)により仕切られていることを特徴としている。
これにより、吹出領域(102)と吸込領域(103、104)との間を特別な区画手段を用いることなく区画することができる。
請求項7に記載の発明は、吹出領域(102)及び吸込領域(103、104)の少なくとも一方の表皮(110)の内側には、板状の立体織編物部材(305、306、307)が設けられていることを特徴としている。
立体織編物部材(305、306、307)は、高い通気性を有するとともに比較的変形し難いため、シート(11)に座圧が加えられた状態でも面内方向の通風経路が確保される。したがって、立体織編物部材(305、306、307)が吸込領域(103、104)に設けられていれば、吸込領域(103、104)ではほぼ均一に空気を吸い込むことができ、立体織編物部材(305、306、307)が吹出領域(102)に設けられていれば、吹出領域(102)からはほぼ均一に空気を吹き出すことができる。
請求項8に記載の発明は、表皮(311)は、ネット状の編物により形成されていることを特徴としている。
これにより、表皮(311)での圧損を低減できるため、吸込領域(103、104)での吸込風量及び吹出領域(102)での吹出風量を増加させることができる。
請求項9に記載の発明は、吹出領域(102)から吹き出される空気の温度を調節するための熱交換器(331)をさらに有していることを特徴としている。
これにより、吹出領域(102)からは温度の調節された空気が吹き出されるため、より高い快適性が得られる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係の一例を示している。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について図1乃至図6を用いて説明する。図1は、本実施形態におけるシート送風装置10が配置された車両の車室内を模式的に示す図である。図2は、シート送風装置10の着座面側の外観を示す斜視図である。図3はシート送風装置10のシートバック100の着座面の構成を示す模式的な正面図であり、図4はシートバック100を略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。図3の紙面手前方向及び図4の左方向は、車両進行方向(前方)を表している。本実施形態のシート送風装置10は、セパレートシートタイプの2つの前席(運転席及び助手席)に適用されている。シート送風装置10はそれぞれ、乗員(着座者)が車両進行方向に向かって着座する着座面を備えたシート11を有している。
また車両には、車室内の温度を調節する車両用空調装置(図示せず)が設けられている。車両用空調装置の空調ユニットは、空調空気を加熱する加熱用熱交換器と空調空気を冷却する冷却用熱交換器とを有しており、車室内のシート11よりも前方の計器盤20内側に配置されている。計器盤20には、空調ユニットで温度調節された空調空気のうち主に冷風を乗員の上半身側に吹き出すフェイス吹出口群が形成されている。フェイス吹出口群は、計器盤20の左右方向中央部に配置された2つのセンターフェイス吹出口51、61と、計器盤20の左右方向両端部に配置された2つのサイドフェイス吹出口62とを有している。なお、図1では手前側(助手席側)のサイドフェイス吹出口62のみを示し、奥側(運転席側)のサイドフェイス吹出口の図示を省略している。
センターフェイス吹出口51からは、図1中の矢印A1で示すように、運転席側のシート11の着座面のうち車両進行方向左側領域に向かって冷風が吹き出されるようになっている。図示しない運転席側のサイドフェイス吹出口からは、図1中の矢印A2で示すように、運転席側のシート11の着座面のうち車両進行方向右側領域に向かって冷風が吹き出されるようになっている。センターフェイス吹出口61からは、図1中の矢印A3で示すように、助手席側のシート11の着座面のうち車両進行方向右側領域に向かって冷風が吹き出されるようになっている。サイドフェイス吹出口62からは、図1中の矢印A4で示すように、助手席側のシート11の着座面のうち車両進行方向左側領域に向かって冷風が吹き出されるようになっている。
シート11は、着座面に着座した乗員の臀部を支持するシートクッション200と、当該乗員の背部を支持するシートバック100とを有している。シートバック100の上方には、乗員の頭部を支持するヘッドレスト190が設けられている。シートバック100は、着座面側(図4では左側)から背面側(図4では右側)に向かって、表皮110、スラブ120、ウレタンパッド130、空間層140及びバックボード150がこの順に積層された構造を有している。またシートバック100内部には、シートバック100の形状を維持するためのフレーム170が設けられている。
表皮110は、少なくとも着座面に多数の微細孔(パーフォレーション)111が形成された例えば本革からなる。表皮110は、微細孔111を介した空気の流出入が可能であり、法線方向に比較的高い通気性を有している。
表皮110には、複数の吊込み溝(吊込み部)112、113、114が形成されている。吊込み溝112、113、114は、表皮110に設けられたワイヤ(図示せず)がシートバック100内部側に引っ張られ、ウレタンパッド130内に設けられたワイヤ131に対してリング状部材(図示せず)により固定されることにより形成されている。なお図3では、吊込み溝112、113、114の位置は図示しているが、表皮110自体の図示は省略している。
本例では、概ね左右方向に延伸する吊込み溝112によって、シートバック100の着座面は上部領域101と下部領域とに仕切られている。このうち下部領域は、互いに並列して概ね上下方向に延伸する2つの吊込み溝113、114によって、中央部領域とそれより側方に位置する2つのサイド部領域とにさらに仕切られている。中央部領域は、着座者側に空気を吹き出す吹出領域102となっており、中央部領域を挟んで両側に配置された2つのサイド部領域は、それぞれ着座者側から空気を吸い込む吸込領域103、104となっている。吹出領域102及び吸込領域103は吊込み溝113を介して隣接して配置されており、吹出領域102及び吸込領域104は吊込み溝114を介して隣接して配置されている。
吹出領域102は、シート11に着座した乗員の背中及び腰部等が接触し得る領域であり、吸込領域103、104は、乗員の脇腹及び腕等が接触し得る領域であり、上部領域101は、乗員の背中上部及び肩等が接触し得る領域である。吹出領域102は、吸込領域103、104及び上部領域101に比較して、着座した乗員の体重がかかり易く、全体として座圧が高くなるようになっている。すなわち、乗員が着座した状態では、吹出領域102は乗員との密着度が高いため、図1の矢印A1、A2で示す冷風が到達し難くなっている。一方、吸込領域103、104は乗員との密着度が低いため、冷風が直接到達し易くなっている。
スラブ120は、例えば連泡性の発泡部材を用いて形成されており、法線方向及び面内方向に比較的高い通気性を有している。
ウレタンパッド130は、例えば通気性の低い単泡性のウレタンフォームを用いて形成され、乗員の体重を支持するようになっている。吹出領域102のウレタンパッド130には、着座面側に空気を吹き出すために開口された吹出用開口部132が形成されている。また吸込領域103、104のウレタンパッド130には、着座面側から空気を吸い込むために開口された吸込用開口部133、134がそれぞれ形成されている。吸込用開口部133、134は、例えば上下方向に延伸する溝状に形成されている。
空間層140には、空気流れを生成する遠心式の送風機160が設けられている。送風機160としては、例えば、圧損に強いターボファンが用いられる。送風機160は図示しない制御装置により制御され、乗員が設定した送風量に制御される。送風機160の吸込口には吸込用ダクト161、162が接続されている。吸込用ダクト161の空気流れ上流端161aは吸込用開口部133に接続され、吸込用ダクト162の空気流れ上流端162aは吸込用開口部134に接続されている。これにより送風機160は、通気性の高い表皮110及びスラブ120と、吸込用開口部133及び吸込用ダクト161とを介して、吸込領域103の着座面側から空気を吸い込み、同様に表皮110、スラブ120、吸込用開口部134及び吸込用ダクト162を介して、吸込領域104の着座面側から空気を吸い込むようになっている。
また送風機160の吹出口には吹出用ダクト163が接続されており、吹出用ダクト163の空気流れ下流端163aは吹出用開口部132に接続されている。これにより送風機160は、吸込領域103、104から吸い込んだ空気を、吹出用ダクト163、吹出用開口部132、スラブ120及び表皮110を介して吹出領域102の着座面側(主に乗員の背中)に吹き出すようになっている。
シートクッション200は、シートバック100とほぼ同様の内部構造を有している。シートクッション200の着座面は、概ね左右方向に延伸する吊込み溝212によって前部領域201と後部領域とに仕切られている。このうち後部領域は、互いに並列して概ね前後方向に延伸する2つの吊込み溝213、214によって、中央部領域とそれより側方に位置する2つのサイド部領域とにさらに仕切られている。中央部領域は着座者側に空気を吹き出す吹出領域202となっており、2つのサイド部領域はそれぞれ着座者側から空気を吸い込む吸込領域203、204となっている。吹出領域202及び吸込領域203は吊込み溝213を介して隣接して配置されており、吹出領域202及び吸込領域204は吊込み溝213を介して隣接して配置されている。
吹出領域202は、シート11に着座した乗員の臀部及び太股等が接触し得る領域であり、吸込領域203、204は、乗員の臀部及び太股の外側等が接触し得る領域であり、前部領域201は乗員の太股等が接触し得る領域である。吹出領域202は、吸込領域203、204及び前部領域201に比較して座圧が高くなり易くなっている。シートクッション200内部に設けられた送風機(図示せず)は、吸込領域203、204の着座面側から空気を吸い込み、吸い込んだ空気を吹出領域202の着座面側(主に乗員の内股部)に吹き出すようになっている。
次に、本実施形態におけるシート送風装置10の作動について説明する。図5は図4に対応する断面図であり、運転席側のシート送風装置10のシート11に乗員70が着座した状態におけるシートバック100近傍の空気の流れを模式的に示している。
乗員70の操作によりシート送風装置10及び車両用空調装置の運転が開始されると、図5に示すように、車両用空調装置の運転席側のセンターフェイス吹出口51から吹き出される冷風(太矢印A1)は、乗員70の左半身及びシートバック100の着座面に向かって流れ、車両進行方向左側の吸込領域103に直接到達する。吸込領域103に到達した冷風は、矢印A5で示すように、乗員70の左脇腹と左腕の内側との間を抜けて、送風機160により吸込領域103の表皮110及びスラブ120、吸込用開口部133、吸込用ダクト161を介して吸い込まれる。
また、車両用空調装置の運転席側のサイドフェイス吹出口から吹き出される冷風(太矢印A2)は、乗員70の右半身及びシートバック100の着座面に向かって流れ、車両進行方向右側の吸込領域104に直接到達する。吸込領域104に到達した冷風は、矢印A6で示すように、乗員70の右脇腹と右腕の内側との間を抜けて、送風機160により吸込領域104の表皮110及びスラブ120、吸込用開口部134、吸込用ダクト162を介して吸い込まれる。
吸込領域103、104から吸い込まれた冷風は、吹出用ダクト163、吹出用開口部132、吹出領域102のスラブ120及び表皮110を介し、乗員70の背中に向かって吹き出される。
以上のように本実施形態では、車室内の空気は、乗員70の脇腹と腕の間を抜けて、シートバック100の吸込領域103、104に吸い込まれる。吸込領域103、104は座圧が比較的かかり難く、通風経路が乗員70により塞がれてしまうことが少ないため、空気を効率良く吸い込むことができる。これにより、乗員70の脇腹と腕の間に流れる風量を多くできる。脇腹と腕の間は一般に発汗量が多いため、この部分に流れる風量を多くすることにより、汗の蒸発が促進されて高い涼風感が得られる。また、吸込領域103、104にはシート11の熱マスの影響を受けていない空気が吸い込まれるため、脇腹と腕の間には比較的低温の空気を流すことができる。
また本実施形態では、シートバック100の吸込領域103、104で吸い込まれた空気は、吹出領域102から乗員70の背中に向かって再び吹き出される。背中は一般に発汗量が多いため、この部分に空気を吹き出すことにより、汗の蒸発が促進されて高い涼風感が得られ、蒸れ感を低減できる。
さらに本実施形態では、吸込領域103、104と吹出領域102とが吊込み溝113、114を介して隣接して配置されているため、シート送風装置10内での吸込領域103、104及び吹出領域102間の通風経路の経路長を短縮し易い。したがって、シート11の熱マスの影響を抑えられるため、吹出領域102から吹き出される空気の温度上昇を抑制できる。
また、吸込領域103、104で吸い込まれる空気と、吹出領域102から吹き出される空気との双方を乗員70の身体に沿って流すことができるため、乗員70の身体における流通空気との熱交換面積を増大させることができる。したがって、温熱感や蒸れ感を低減できる。
さらにシートクッション200においても、座圧のかかり難い吸込領域203、204で空気を吸い込み、吸込領域203、204に隣接する吹出領域202から発汗量の多い内股部に向かって空気を吹き出すことができるため、シートバック100と同様の効果が得られる。
したがって、本実施形態によれば、人間生理学的に発汗作用の高い部位に比較的低温の空気を流すことができるため、温熱感や蒸れ感を低減でき、快適性の高いシート送風装置10が得られる。
また本実施形態では、吸込領域103、104は、乗員70が着座した状態で、車両用空調装置のフェイス吹出口群から吹き出される冷風が直接到達する位置に配置されている。したがって、乗員70の脇腹と腕の間に冷風を流すことができるため、高い冷房感が得られ、温熱感や蒸れ感を大幅に低減できる。
さらに本実施形態では、吸込領域103、104で吸い込まれた冷風は、吹出領域102から再び吹き出される。したがって、乗員70の背中に向かって冷風を吹き出すことができるため、高い冷房感が得られ、温熱感や蒸れ感を大幅に低減できる。
また本実施形態では、空気を冷却する熱交換器をシート送風装置10自体に設けることなく冷風を流すことができるため、シート送風装置10の製造コストや部品コストを削減できる。
さらに本実施形態では、シート11内に冷風を多く流すことができるため、炎天下駐車後のクールダウン時においてもシート11を早期に冷却でき、乗員も温熱的な中立点に早く到達する。
また本実施形態では、吹出領域102と吸込領域103、104とが吊込み溝113、114により仕切られているため、特別な区画手段を別途用いることなく、冷風を吸い込む領域と冷風を吹き出す領域とを区画することができる。
ところで本実施形態では、圧損の比較的大きい表皮110を吸込み時と吹出し時の2回通過するため、全体での圧損が大きくなり風量が低下してしまう場合がある。しかしながら、吸込領域103、104で冷風を吸い込む際に脇腹と腕との間に冷風を流すことによる冷房効果と、吹出領域102から背中に向かって冷風を吹き出すことによる冷房効果との双方が得られるため、快適性は従来よりも向上する。
図6(a)、(b)は、本実施形態のシート送風装置10の着座面の変形例を示す模式図である。シートバック100の吹出領域102と吸込領域103、104との間や、シートクッション200の吹出領域202と吸込領域203、204との間を吊込み溝112、113、114、212、213、214により区画する場合、各領域102、103、104、202、203、204の配置はシート11の意匠に大きく影響を受ける。図6(a)、(b)に示すようなシート11の場合においても、サイド部に設けられた吸込領域103、104、203、204で吸い込んだ空気を、中央部に設けられた吹出領域102、202からそれぞれ吹き出すようにすることにより、上記と同様の効果が得られる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図7を用いて説明する。図7は、本実施形態におけるシート送風装置のシートバック300を略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。図7に示すように、本実施形態は、ウレタンパッド130の吹出用開口部132及び吸込用開口部133、134とスラブ120との間に、3次元立体織物又は3次元立体編物等からなる板状の立体織編物部材305、306、307が設けられている点に特徴を有している。立体織編物部材305、306、307は、例えば、メッシュ状の表面層及び裏面層と、表面層及び裏面層の間を結合する多数のパイルとを備える立体的なトラス構造を有している。立体織編物部材305、306、307は、面内方向及び法線方向のいずれにおいても高い通気性を有しており、吹出領域102及び吸込領域103、104のそれぞれほぼ全域に設けられている。図示していないが、シート送風装置のシートクッションもシートバック300と同様の内部構成を有している。
立体織編物部材305、306、307は、スラブ120やウレタンパッド130と比較すると強度が高く変形し難くなっているため、座圧が加えられたときにも低圧損の通風経路が面内方向に確保されるようになっている。したがって本実施形態によれば、乗員が着座したときにおいても、立体織編物部材306、307を介して吸込領域103、104の全域からほぼ均一に空気を吸い込むことができ、また立体織編物部材305を介して吹出領域102の全域にほぼ均一に空気を吹き出すことができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図8を用いて説明する。図8は、本実施形態におけるシート送風装置のシートバック310を略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。図8に示すように、本実施形態は、シートの表皮311がネット状の編物により形成されている点に特徴を有している。ネット状の表皮311を用いることにより、本革製等の表皮に比較すると圧損を大幅に低減できるため、吸込領域103、104での吸込風量及び吹出領域102での吹出風量を増加させることができる。したがって、温熱感や蒸れ感を低減でき、快適性の高いシート送風装置が得られる。
また本実施形態では、軸流式の小型の送風機312、313、314が用いられている。吸込用の送風機313、314は吸込用開口部133、134内に設けられており、乗員側からの空気を吸い込んで空間層140内に送るようになっている。また、吹出用の送風機312は吹出用開口部132内に設けられており、空間層140内の空気を乗員側に吹き出すようになっている。これにより、吸込用ダクト161、162及び吹出用ダクト163を省略できるため、シート送風装置の製造コストを削減できる。
また、ネット状の表皮311を用いることにより空気の圧損を大幅に低減できるため、送風機312、313、314をより小型化することができる。したがって、シート送風装置の部品コストを削減できるとともに、シート送風装置を小型軽量化できる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図9を用いて説明する。図9は、本実施形態におけるシート送風装置のシートバック320を略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。図9に示すように、本実施形態は、ウレタンパッド130が着座面において大きく開口された枠状に形成されており、その開口部分にネット状の表皮321が張設されている点に特徴を有している。ネット状の表皮321は、乗員の荷重をウレタンパッド130の代わりに弾性的に支持できるようになっている。表皮321には、シート内部に設けられたワイヤにより内側に引っ張られることにより吊込み部322、323が形成されている。吸込領域103と吹出領域102とは吊込み部322により区画され、吸込領域104と吹出領域102とは吊込み部323により区画されている。図示していないが、シートクッションもシートバック320と同様の構成を有している。
本実施形態では、ウレタンパッド130を開口してネット状の表皮321を張設することにより、シート内部において吸込用開口部133、134、吸込用ダクト161、162、吹出用ダクト63及び吹出用開口部132等を介さずに空気を流すことができるため、空気の圧損を大幅に低減できる。また、着座面においてウレタンパッド130が開口されていることにより、シートの熱容量を大幅に低減できる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について図10を用いて説明する。図10は、本実施形態におけるシート送風装置のシートバック330を略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。図10に示すように、本実施形態は、吹出領域102から吹き出される空気の温度を調節(冷却又は加熱)するための熱交換器331がシート内部に設けられている点に特徴を有している。熱交換器331は、例えば送風機312の下流側に設けられている。熱交換器331を通過しない空気が吹き出されるのを防止するために、送風機312及び熱交換器331は、空気通路を画定するダクト332内に配置されている。これにより、送風機312で圧送される空気のほぼ全量が熱交換器331を通過するようになっている。熱交換器331としては、電気ヒータ、ペルチェモジュール、冷凍サイクルの蒸発器及びブラインの熱交換器等が用いられる。
本実施形態によれば、吹出領域102から乗員の背中に向かって吹き出される空気の温度を調節できるため、より快適性の高いシート送風装置が得られる。
(その他の実施形態)
上記第1及び第2実施形態では、本革製の表皮110を備えたシート送風装置10を例に挙げたが、織物や編物等のファブリック製の表皮を備えていてもよい。ファブリック製の表皮を用いる場合、表皮自体の通気性が高ければ着座面の微細孔の形成を省略できる。
また上記第2実施形態では、吹出領域102及び吸込領域103、104のそれぞれほぼ全域に立体織編物部材305、306、307が設けられた例を挙げたが、立体織編物部材305、306、307は各領域102、103、104のそれぞれ一部にのみ形成されていてもよい。また、座圧の高くなり易い吹出領域102のみに立体織編物部材305を設け、吸込領域103、104の立体織編物部材306、307を省略することもできる。
さらに上記第3実施形態では、軸流式の送風機312、313、314を用いているが、遠心式の送風機を用いてもよいし、軸流式の送風機と遠心式の送風機とを組み合わせて用いてもよい。
また上記実施形態では、吸込領域103、104で吸い込んだ空気をそのまま吹出領域102から吹き出すシート送風装置を例に挙げたが、吸込領域103、104で吸い込んだ空気を別途設けられた排気口を介してシート外部に排気し、別途設けられた吸気口を介して吸い込んだシート外部の空気を吹出領域102から吹き出すようにしてもよい。
さらに上記実施形態では車両用のシート送風装置を例に挙げたが、家庭用や劇場用等のシート送風装置にも適用できる。
また上記実施形態では、1つの着座面を備えたセパレートシートタイプのシート送風装置を例に挙げたが、複数の着座面を備えたベンチシートタイプのシート送風装置にも適用できる。
第1実施形態におけるシート送風装置が配置された車両の車室内を模式的に示す図である。 第1実施形態におけるシート送風装置の外観を示す斜視図である。 第1実施形態におけるシート送風装置のシートバックを着座面側から見た構成を示す模式的な正面図である。 第1実施形態におけるシート送風装置のシートバックを略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。 シートに乗員が着座した状態におけるシートバック近傍の空気の流れを模式的に示す図である。 第1実施形態におけるシート送風装置の変形例を示す模式図である。 第2実施形態におけるシート送風装置のシートバックを略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。 第3実施形態におけるシート送風装置のシートバックを略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。 第4実施形態におけるシート送風装置のシートバックを略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。 第5実施形態におけるシート送風装置のシートバックを略水平に切断した構成を示す模式的な断面図である。
符号の説明
10 シート送風装置
11 シート
51、61 センターフェイス吹出口
62 サイドフェイス吹出口
70 着座者
100 シートバック
102、202 吹出領域
103、104、203、204 吸込領域
110、311、321 表皮
112、113、114、212、213、214 吊込み溝
160、312、313、314 送風機
200 シートクッション
305、306、307 立体織編物部材
331 熱交換器

Claims (9)

  1. 通気性を有する表皮(110)を着座者(70)が着座する着座面側に備えたシート(11)と、
    前記着座面の中央部に設けられ、前記表皮(110)を介して前記着座者(70)側に空気を吹き出す吹出領域(102)と、
    前記着座面において前記吹出領域(102)よりも側方に設けられ、前記表皮(110)を介して前記着座者(70)側から空気を吸い込む吸込領域(103、104)と、
    前記吸込領域(103、104)から空気を吸い込み、前記吹出領域(102)から空気を吹き出す空気流れを生成する少なくとも1つの送風機(160)とを有することを特徴とするシート送風装置。
  2. 前記送風機(160)は、前記吸込領域(103、104)から吸い込んだ空気を前記吹出領域(102)から吹き出すことを特徴とする請求項1に記載のシート送風装置。
  3. 前記吸込領域(103、104)は、前記着座者(70)が前記着座面に着座した状態で、外部に設けられた空調装置からの空調風が到達する位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート送風装置。
  4. 前記空調風は、前記空調装置のフェイス吹出口(51、61、62)から吹き出される冷風であることを特徴とする請求項3に記載のシート送風装置。
  5. 前記吹出領域(102)と前記吸込領域(103、104)とは互いに隣接して配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート送風装置。
  6. 前記吹出領域(102)と前記吸込領域(103、104)との間は、前記表皮(110)が前記シート(11)の内部側に吊り込まれた吊込み部(113、114)により仕切られていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート送風装置。
  7. 前記吹出領域(102)及び前記吸込領域(103、104)の少なくとも一方の前記表皮(110)の内側には、板状の立体織編物部材(305、306、307)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート送風装置。
  8. 前記表皮(311)は、ネット状の編物により形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のシート送風装置。
  9. 前記吹出領域(102)から吹き出される空気の温度を調節するための熱交換器(331)をさらに有していることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート送風装置。
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