JP2016164028A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シート表面からの送風機能を備えた車両用シートにおいて、シートの単価を上げることなく、シート表面への送風効率を高く維持しつつ、着座した乗員に送風用溝の開口部の凹みを感じさせいような、良好な座り心地にする。
【解決手段】車両シートにおいて、シートクッションのウレタンパッド及びシートバックのウレタンパッドには、一端がダクトと接続されている貫通孔と、シートカバーで覆われる面に沿って開口部を有して貫通孔の他端と接続する溝部とが形成されており、溝部は、開口部がシートクッションのウレタンパッド及びシートバックのウレタンパッドの内側の溝部の内部の空間部分よりも狭い断面形状を有するように形成した。
【選択図】図5A

Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、シート表面からの送風機能を備えた車両用シートに関するものである。
車両用シートの座席面に送風機能を備えた構成として、特許第3,835,329号公報(特許文献1)には、送風ユニットから送られてきた空気をメインシート材に形成された導入通路からメインシート材のサブシート材側表面に形成された溝上の配風通路に導入して、サブシート材に形成された貫通孔からシート表面材の側に排出する構成において、貫通孔の開口面積を、導入通路から配風通路の下流端側に向けて順次大きくなるように設定されていることが記載されている。
また、特許第3,956,513号公報(特許文献2)には、送風ユニットより強制送風された空気を、シート表面に沿って伸びる複数本の配風通路に導入通路から連通口を通じて供給する構成において、シートバックの側に形成した配風通路は、シートバックの上下方向の両端側に略直線的に伸びて少なくとも一端がシートの端面に開口しており、導入通路の連通孔は、乗員の背中を着座圧として受ける部分に設けられていることが記載されている。
特許第3,835,329号公報 特許第3,956,513号公報
車両用シートの座席面に送風機能を備えた構成においては、送風効率と座り心地とを両立させることが必要になる。
特許文献1に記載されている構成においては、配風通路の幅よりも大きな寸法の長孔状の開口部を有する貫通孔をサブシート材に形成し、座部シート材と表皮との間に、着座時の初期タッチ感を和らげるための高い通気性を有するカバーパッドが挿入されている。しかし、乗員が着座時にサブシートに形成された貫通孔の凹みによる座り心地の悪化を抑制するためには、比較的高価なカバーパッドを厚く成形しなければならず、車両用シートのコストアップの原因となってしまう。
特許文献2に記載された構成においても、ウレタンパッドの表面に溝状に凹設された導入通路から配風通路へ流れた空調風をスポンジ層を通過させて表皮より吹き出す構成であるために、乗員が着座時にウレタンパッドに形成された貫通孔の凹みによる座り心地の悪化を抑制するためには、比較的高価なスポンジ層を厚く成形しなければならず、車両用シートのコストアップの原因となってしまう。
本発明は、上記した従来技術の課題を解決して、シート表面からの送風機能を備えた車両用シートにおいて、シートの単価を上げることなく、シート表面への送風効率を高く維持しつつ、着座した乗員に送風用溝の開口部の凹みを感じさせいような、良好な座り心地の車両用シートを提供することにある。
上記した課題を解決するために、本発明では、乗員が座るシートクッションと、シートクッションに座った乗員が背を凭れるシートバックと、送風機と、送風機と接続して送風機からシートクッション又はシートバックに送風又は排気するダクトとを備えた車両シートにおいて、シートクッションは、ウレタンパッドと、ウレタンパッドの表面を覆うシートカバーを有し、ウレタンパッドには、一端がダクトと接続されている貫通孔と、シートカバーで覆われる面に沿って開口部を有して貫通孔の他端と接続する溝部とが形成されており、溝部は、開口部がウレタンパッドの内側の溝部の内部の空間部分よりも狭い断面形状を有するように形成した。
また、上記した課題を解決するために、本発明では、乗員が座るシートクッションと、シートクッションに座った乗員が背を凭れるシートバックと、送風機と、送風機と接続して送風機からシートクッション又はシートバックに送風又は排気するダクトとを備えた車両シートにおいて、シートバックは、ウレタンパッドと、ウレタンパッドの表面を覆うシートカバーを有し、ウレタンパッドには、一端がダクトと接続されている貫通孔と、シートカバーで覆われる面に沿って開口部を有して貫通孔の他端と接続する溝部とが形成されており、溝部は、開口部がウレタンパッドの内側の溝部の内部の空間部分よりも狭い断面形状を有するように形成した。
更に、上記した課題を解決するために、本発明では、乗員が座るシートクッションと、シートクッションに座った乗員が背を凭れるシートバックと、送風機と、送風機と接続して送風機からシートクッションとシートバックに送風又は排気するダクトとを備えた車両シートにおいて、シートクッションは、ウレタンパッドと、ウレタンパッドの表面を覆うシートカバーを有し、シートバックは、ウレタンパッドと、ウレタンパッドの表面を覆うシートカバーを有し、シートクッションのウレタンパッド及びシートバックのウレタンパッドには、一端がダクトと接続されている貫通孔と、シートカバーで覆われる面に沿って開口部を有して貫通孔の他端と接続する溝部とが形成されており、溝部は、開口部がシートクッションのウレタンパッド及びシートバックのウレタンパッドの内側の溝部の内部の空間部分よりも狭い断面形状を有するように形成した。
本発明によれば、シート表面からの送風機能を備えた車両用シートにおいて、シートの単価を上げることなく、シート表面への送風効率を高く維持しつつ、着座した乗員に送風用溝の開口部の凹みを感じさせいようにしたことにより、良好な座り心地を提供することができるようにしたものである。
本発明の実施例に係る車両用シートの斜視図である。 本発明の実施例に係る車両用シートにおけるシートクッションのウレタンパッドの斜視図である。 本発明の実施例に係る車両用シートにおけるシートバックのウレタンパッドの斜視図である。 本発明の実施例に係る車両用シートにおけるシートカバーの側から吸気する構成のシートバックの断面図である。 本発明の実施例に係る車両用シートにおけるシートカバーの側へ排気する構成のシートバックの断面図である。 本発明の実施例に係る車両用シートであって、シートクッションの下部に配置した送風機でシートクッションとシートカバーとから同時に吸気又は排気する構成の車両用シートの断面図である。 本発明の実施例に係る車両用シートであって、シートクッションのウレタンパッドに断面が台形に近い形状を有する溝部が形成されたウレタンパッドの断面図である。 本発明の実施例に係る車両用シートであって、シートクッションのウレタンパッドに断面が矩形に近い形状を有する溝部が形成されたウレタンパッドの断面図である。 本発明の実施例に係る車両用シートであって、シートクッションのウレタンパッドに断面が円形に近い形状を有する溝部が形成されたウレタンパッドの断面図である。 本発明の実施例に係る車両用シートであって、シートクッションのウレタンパッドに形成された溝の開口部に、溝の長手方向に沿って開口寸法が大きい部分が形成されている状態を示すウレタンパッドの斜視図である。 本発明の実施例に係る車両用シートであって、シートクッションのウレタンパッドとシートカバーとの間に拡散層を形成した状態を示すシートクッションの部分断面図である。
本発明は、通風機能を備えた車両用シートにおいて、シートクッション及びシートバックの表面をシートカバーで覆われるウレタンパッドに形成した通風用の溝部の断面形状において、溝部の上部のシートカバーと接する側に設けた開口部の両側のウレタンパッドを、外側から徐々に肉厚が薄くなるような形状としたことにより、乗員が着座してウレタンパッドに負荷がかかった時に、肉厚が薄い開口部が開口幅が狭くなる方向に変形しやすくした。その結果、ウレタンパッドとシートカバーとの間に特にクッション材を設けなくても、シートカバーのより広い領域から着座した乗員に対して確実に送風することができるので、乗員の着座した面における温度の上昇を抑えることができる。
更に、開口幅が狭くなる方向に開口部を変形させるような溝部の構造とすることにより、着座した乗員に開口部の凹みを感じさせいようにすることができる。
このような機能をシートクッションとシートバックに備えたことにより、送風機能を備えた車両用シートにおいて、良好な座り心地を提供することができるようにしたものである。
以下に、本発明の実施例を、図を用いて説明する。
図1は、本発明に係る車両用シート1の斜視図である。本発明に係る車両用シート1は、乗員が着座するシートクッション2、シートクッション2の両側のサイドサポート5、シートクッション2に着座した乗員が背を凭れるシートバック3、シートバック3に背を凭れた乗員の頭部を支持するヘッドレスト4を備えている。
図2Aは、シートクッション2の表面に、表皮とクッション材及び裏生地で構成されるシートカバーを装着する前の状態における、シートクッション2を構成するウレタンパッド21の斜視図である。ウレタンパッド21には、裏面まで貫通している貫通孔22と、ウレタンパッド21の表面側で貫通孔22から直線状に延びる溝部23が形成されている。
図2Bは、シートバック3の表面に表皮とクッション材及び裏生地で構成されるシートカバーを装着する前の状態における、シートバック3を構成するウレタンパッド31の斜視図である。ウレタンパッド31にも、裏面まで貫通している貫通孔32と、ウレタンパッド31の表面側で貫通孔32から直線状に延びる溝部33が形成されている。
図3Aに、送風機能を備えたシートバック3の側の断面構造を示す。シートバック3は、ウレタンパッド31、ウレタンパッド31の表面を覆うシートカバー311、ウレタンパッド31の裏面の空間を覆うバックカバー50、ウレタンパッド31の裏面のバックカバー50で覆う空間に配置した送風機40、送風機40の吸気側に接続されたダクト41を備えている。送風機40として、シロッコファンを用いる。ダクト41の両端部分は、ウレタンパッド31に形成された通風孔32に挿入されている。貫通孔32はウレタンパッド31のシートカバー311と接する側の表面に形成された溝部33と通じている。シートカバー311は、表皮と通気性を有するクッション材及び裏生地で構成され、表皮には通気性を持たせるための微小な穴が多数形成されており、全体として通気性を有している。
ここで、図3Aの貫通孔32は、図2Bで説明したシートバック3の貫通孔32に相当し、図3Aの溝部33は、図2Bの溝部33に相当する。
図3Aに示した構成においては、ダクト41が送風機40の吸気側に接続されている。このような状態で、送風機40を作動させると、送風機40は、ダクト41、貫通孔32、溝部33を介してシートカバー311の表面から矢印で示すように空気を吸い込み、ウレタンパッド31の裏面のバックカバー50で覆われる空間に排出される。
図3Bも送風機能を備えたシートバック3の側の断面構造を示す図で、図3Aで説明した構成に対して、送風機40とダクト42との接続が異なる。すなわち、図3Bに示した構成においては、ダクト42は送風機40の排気側に接続されており、送風機40によりウレタンパッド31の裏面のバックカバー50で覆われる空間から吸い込まれた空気は、ダクト42から貫通孔32を介して溝部33に送られ、矢印で示すようにシートカバー311の表面から外部に排出される。
図3A及び図3Bには、シートバック3の例を示したが、シートクッション2の側についても図3A及び図3Bで説明した送風機40とダクト42または42に相当するダクトを備えることにより、上記に説明したのと同様にシートクッション2の表面に対して送風又は排気を行うことが可能である。
一方、図4には、シートクッション2の側とシートバック3の側を、1台の送風機10を用いて送風又は排気を行う場合の構成を示す。
図4に示した構成においては、シートクッション2の下部に設けた送風機410の排気側にシートクッション2に接続するダクト411と、シートバック3の側に接続する排気ダクト412を接続している。ダクト411の先端部分はシートクッション2のウレタンパッド21に形成された貫通孔22に挿入されている。また、ダクト412の先端部分は、シートバック3のウレタンパッド31に形成された貫通孔32に挿入されている。
このような構成で送風機410を作動させると、送風機410は外部から空気を吸い込んでダクト411及びダクト412の側に空気を排出する。ダクト411の側に排出された空気は、貫通孔22を通ってウレタンパッド21に形成された溝部23に導入され、溝部23から表面を覆うシートカバー211を通って外部に排出される。また、ダクト412の側に排出された空気は、貫通孔32を通ってウレタンパッド31に形成された溝部33に導入され、溝部33から表面を覆うシートカバー311を通って外部に排出される。
図4に示した構成で、ダクト411及び412を送風機410の吸気側に接続した場合には、送風機410を作動させることによりシートカバー211及び311の側から溝部23及び33に空気が吸い込まれ、貫通孔22及び32及び、ダクト411及び412を通って送風機410から外部に排出される。
次に、シートクッション2側のウレタンパッド21に形成された溝部23の断面形状の一例として、溝部231を図5Aに示す。シートバック3のウレタンパッド31に形成された溝部23も同じ断面形状を有しているので、以下には、シートクッション2側のウレタンパッド21に形成された溝部23の断面形状について説明する。
図5Aの(a)は、無負荷状態におけるシートクッション2側のウレタンパッド212に形成された溝部231の断面形状である。溝部231は、底辺251が上側の開口部241と比べて寸法が大きい台形に近い形状をしている。すなわち、溝部231は、開口部241がウレタンパッド212の内側の溝部231の内部の空間部分よりも狭い断面形状を有している。ウレタンパッド212の表面は、表皮とクッション材及び裏生地で構成されるシートカバー211で覆われている。
このような構成において、図4で説明したようにダクト411が送風機410の排気側に接続されている場合には、送風機410からダクト411及び貫通孔22を介して溝部231に供給された空気は、開口部241を通ってシートカバー211から外部に排出される。
ここで、シートクッション2に乗員が着座すると、柔軟性のあるウレタンパッド212は、図5Aの(b)の矢印で示す方向の荷重を受けて圧縮され変形し、ウレタンパッド212に形成された溝部2311も変形する。このとき、溝部2311は、無負荷状態での断面形状が図5Aの(a)の溝部231のように底部251に対して上部(開口部)241が狭い形状になっているために、図5Aの(b)のように負荷を受けた場合、断面形状は溝部2311のように変形する。
すなわち、開口部2411の両側は、その断面において徐々に的肉厚が薄くなるように形成されているので、図で矢印の方向に負荷を受けたときに開口部2411の幅が狭まる方向に大きく変形し易く、その結果開口部2411の寸法が狭くなる。これに対して、溝部2311の底部251は無負荷時と比べて寸法がほとんど変化しない。その結果、溝部2311では、負荷がかかった状態においても空気が通る空間が確保されるので、溝部2311の先端部まで空気を供給することができる。
一方、開口部2411は負荷がかかると開口寸法(幅)が小さくなる方向に変形するが、この変形したときの開口寸法が着座した乗員に凹みを感じさせない程度の寸法となるように無負荷時の開口部241の開口寸法を設定することにより、着座した乗員に凹みによる座り心地の悪化を防ぐことができる。
図5Bは、図5Aに対して、溝部232の断面形状を変えた例である。溝部232の断面形状は、矩形状の空間の上部に、両側から徐々に肉厚が薄くなって中央に開口部242が形成された形状である。すなわち、溝部232は、開口部242がウレタンパッド212の内側の溝部232の内部の空間部分よりも狭い断面形状を有している。図5Bの(c)は無負荷の状態、(d)は乗員が着座して負荷がかかった状態を示す。
この図5Bの(c)に示した溝部232においても、(d)に示したように乗員が着座して矢印方向に負荷がかかった場合に、開口部2421の幅が狭まる方向に大きく変形するのに対して、溝部2321の底部252は無負荷時と比べて寸法がほとんど変化しない。その結果、溝部2311では、負荷がかかった状態においても空気が通る空間が確保されるので、溝部2311の先端部まで空気を供給することができる。
また、開口部2421は負荷がかかると開口寸法(幅)が小さくなる方向に変形するが、この変形したときの開口寸法が着座した乗員に凹みを感じさせない程度の寸法となるように無負荷時の開口部242の開口寸法を設定することにより、着座した乗員に凹みによる座り心地の悪化を防ぐことができる。
図5Cは、図5Aに対して、溝部231の断面形状を変えた例である。図5Cの溝部233の断面形状は、円形断面の空間の上部に、両側から徐々に肉厚が薄くなって中央に開口部243が形成された形状である。すなわち、溝部233は、開口部243がウレタンパッド212の内側の溝部233の内部の空間部分の一番広い部分よりも狭い断面形状を有している。図5Cの(e)は無負荷の状態、(f)は乗員が着座して負荷がかかった状態を示す。
この図5Cの(e)に示した溝部233においても、(f)に示したように乗員が着座して矢印方向に負荷がかかった場合に、開口部2431の幅が狭まる方向に大きく変形するのに対して、溝部2331の底部253は無負荷時と比べて寸法がほとんど変化しない。その結果、溝部2311では、負荷がかかった状態においても空気が通る空間が確保されるので、溝部2331の先端部まで空気を供給することができる。
また、開口部2431は負荷がかかると開口寸法(幅)が小さくなる方向に変形するが、この変形したときの開口寸法が着座した乗員に凹みを感じさせない程度の寸法となるように無負荷時の開口部243の開口寸法を設定することにより、着座した乗員に凹みによる座り心地の悪化を防ぐことができる。
本実施例によれば、ウレタンパッド212に形成した溝部23の断面形状において、溝部23の上部のシートカバー211と接する側に設けた開口部の断面形状を、外側から徐々に肉厚が薄くなるような形状としたことにより、乗員が着座してウレタンパッド212に負荷がかかった時に、肉厚が薄い開口部2411,2421,2431が開口幅が狭くなる方向に変形しやすくなる。その結果、ウレタンパッド212とシートカバー211との間に特にクッション材を設けなくても、シートカバー211のより広い領域から着座した乗員に対して確実に送風することができるので、シートクッション2の乗員の着座した面における温度の上昇を抑えることができる。
また、溝部2311,2321,2331の変形の程度は、負荷、即ち着座した乗員の体重や着座位置などにより変わり、大きな負荷がかかった場所では溝部2311,2321,2331は大きく変形して開口部2411,2421,2431の幅が狭くなり、負荷が小さい場所では溝部2311,2321,2331の変形が少なく開口部2411,2421,2431の開口寸法はあまり狭くはならない。これに伴って、開口部2411,2421,2431から吹き出す空気の量に分布が生じ、大きな負荷がかかっている場所では開口部2411,2421,2431からの空気の吹き出し量が少なく、負荷が比較的小さい場所では開口部2411,2421,2431からの空気の吹き出し量が多くなる。
このように、負荷が比較的小さい場所での開口部2411,2421,2431からの空気の吹き出し量が多くなることにより、着座した乗員の清涼感を増すことができ、体感を良くすることができる。
また、大きな負荷がかかって溝部2311の断面が大きく変形した場所であっても、上述したように空気の通る空間が確保されているので、送風機40または410から送られてきた空気は、大きな抵抗がなく溝部2411の全体に行き亘らせることができる。そのため、送風機40または410として、シロッコファンに変えて軸流ファンを用いても、溝部2311の全体に亘って十分な風量を確保することができる。
一方、開口部2411は負荷がかかると開口寸法(幅)が小さくなる方向に変形するが、この変形したときの開口寸法が着座した乗員に凹みを感じさせない程度の寸法となるように無負荷時の開口部241の開口寸法を設定することにより、着座した乗員に凹みによる座り心地の悪化を防ぐことができる。
このような機能をシートバック3の側にも備えることにより、送風機能を備えたシートクッション2及びシートバック3において、良好な座り心地を提供することができる。
上記実施例では、図3Bで説明したシートバックの構成に対応して、溝部2311,2321,2331からシートカバー211の外側に空気を排出する例を説明したが、逆に、図3Aで説明したシートバックの構成に対応して、シートカバー211の側から溝部2311,2321,2331の内部に空気を吸い込む場合についても、同様の効果を得ることができる。
図6には、図5Aで説明した溝部231の形状の変形例を示す。図6は溝部231が形成されたウレタンパッド212の斜視図であり、溝部231の開口部241には、長手方向に沿って開口部241の両側に半円状の開口寸法が大きい部分2411が離散的に形成されている。
このように、溝部231の開口部241に開口寸法が大きい部分2411を離散的に形成することにより、体重の重い乗員が着座したときに、ウレタンパッド212の変形量が大きくなり、例えば図5Aの(b)において溝部2311の上部の開口寸法が大きい部分2411の両側が密着して開口寸法(幅)がゼロになったとしても、開口寸法が大きい部分2411を通して空気をシートカバー211から外部に排出することができ、通気性を確保できる。溝部231の開口部241に形成する開口寸法が大きい部分2411の形状は、半円形に限らず、三角形、四角形、楕円形などでもよい。また、溝部の左右に対象ではなく、一方の側だけに、又は左右交互に形成してもよい。
図7に、本実施例に変形例を示す。図7に示した構成は、溝部231を形成したウレタンパッド212の上面に拡散層25として通気性の良い柔軟な材料(例えば、発砲ウレタン、スポンジなど)の層を形成し、その上をシートカバー211で覆うような構成にした。拡散層25を介してウレタンパッド212とシートカバー211とを接続する構成としたことにより、乗員が着座することにより溝部231の開口部241が変形して開口幅が狭くなっても、開口部241からシートカバー211までの間で拡散層25により開口部241から排出された空気が拡散して開口部241に幅よりも広がってシートカバー211に達し、シートカバー211から排出されるので、シートクッション2に着座した乗員に対してより広い領域に亘って空気を送ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1・・・車両用シート 2・・・シートクッション 3・・・シートバック 21,212・・・シートクッション側ウレタンパッド 22・・・貫通孔 23,231,232,233・・・溝部 31・・・シートバック側ウレタンパッド 32・・・貫通孔 33・・・溝部 40,410・・・送風機 41,42、411,412・・・ダクト 211,311・・・シートカバー。

Claims (15)

  1. 乗員が座るシートクッションと、
    前記シートクッションに座った乗員が背を凭れるシートバックと、
    送風機と、
    前記送風機と接続して前記送風機から前記シートクッション又は前記シートバックに送風又は排気するダクトとを備えた車両シートであって、
    前記シートクッションは、ウレタンパッドと、前記ウレタンパッドの表面を覆うシートカバーを有し、
    前記ウレタンパッドには、一端が前記ダクトと接続されている貫通孔と、前記シートカバーで覆われる面に沿って開口部を有して前記貫通孔の他端と接続する溝部とが形成されており、
    前記溝部は、前記開口部が前記ウレタンパッドの内側の前記溝部の内部の空間部分よりも狭い断面形状を有していることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、前記ウレタンパッドに形成された溝部の前記開口部の両側の前記ウレタンパッドは、前記開口部に近づくにつれて断面の厚さが薄くなるように形成されていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1に記載の車両用シートであって、前記ウレタンパッドに形成された溝部の開口部には、前記溝部に沿って開口寸法が大きい部分が離散的に形成されていることを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項1に記載の車両用シートであって、前記ウレタンパッドと前記シートカバーとの間には、通気性の良い柔軟な材料で構成された拡散層が形成されていることを特徴とする車両用シート。
  5. 請求項1に記載の車両用シートであって、前記溝部は、複数形成されており、前記複数の溝部は、それぞれ直線状に形成されていることを特徴とする車両用シート。
  6. 乗員が座るシートクッションと、
    前記シートクッションに座った乗員が背を凭れるシートバックと、
    送風機と、
    前記送風機と接続して前記送風機から前記シートクッション又は前記シートバックに送風又は排気するダクトとを備えた車両シートであって、
    前記シートバックは、ウレタンパッドと、前記ウレタンパッドの表面を覆うシートカバーを有し、
    前記ウレタンパッドには、一端が前記ダクトと接続されている貫通孔と、前記シートカバーで覆われる面に沿って開口部を有して前記貫通孔の他端と接続する溝部とが形成されており、
    前記溝部は、前記開口部が前記ウレタンパッドの内側の前記溝部の内部の空間部分よりも狭い断面形状を有していることを特徴とする車両用シート。
  7. 請求項6に記載の車両用シートであって、前記ウレタンパッドに形成された溝部の前記開口部の両側の前記ウレタンパッドは、前記開口部に近づくにつれて断面の厚さが薄くなるように形成されていることを特徴とする車両用シート。
  8. 請求項6に記載の車両用シートであって、前記ウレタンパッドに形成された溝部の開口部には、前記溝部に沿って開口寸法が大きい部分が離散的に形成されていることを特徴とする車両用シート。
  9. 請求項6に記載の車両用シートであって、前記前記ウレタンパッドと前記シートカバーとの間には、通気性の良い柔軟な材料で構成された拡散層が形成されていることを特徴とする車両用シート。
  10. 請求項6に記載の車両用シートであって、前記溝部は、複数形成されており、前記複数の溝部は、それぞれ直線状に形成されていることを特徴とする車両用シート。
  11. 乗員が座るシートクッションと、
    前記シートクッションに座った乗員が背を凭れるシートバックと、
    送風機と、
    前記送風機と接続して前記送風機から前記シートクッションと前記シートバックに送風又は排気するダクトとを備えた車両シートであって、
    前記シートクッションは、ウレタンパッドと、前記ウレタンパッドの表面を覆うシートカバーを有し、
    前記シートバックは、ウレタンパッドと、前記ウレタンパッドの表面を覆うシートカバーを有し、
    前記シートクッションのウレタンパッド及び前記シートバックのウレタンパッドには、一端が前記ダクトと接続されている貫通孔と、前記シートカバーで覆われる面に沿って開口部を有して前記貫通孔の他端と接続する溝部とが形成されており、
    前記溝部は、前記開口部が前記シートクッションのウレタンパッド及び前記シートバックのウレタンパッドの内側の前記溝部の内部の空間部分よりも狭い断面形状を有していることを特徴とする車両用シート。
  12. 請求項11に記載の車両用シートであって、前記シートクッション及び前記シートバックのウレタンパッドに形成された溝部の前記開口部の両側の前記ウレタンパッドは、前記開口部に近づくにつれて断面の厚さが薄くなるように形成されていることを特徴とする車両用シート。
  13. 請求項11に記載の車両用シートであって、前記シートクッション及び前記シートバックのウレタンパッドに形成された溝部の開口部には、前記溝部に沿って開口寸法が大きい部分が離散的に形成されていることを特徴とする車両用シート。
  14. 請求項11に記載の車両用シートであって、前記シートクッションのウレタンパッドとシートカバーとの間及び前記シートバックのウレタンパッドとシートカバーとの間には、それぞれ通気性の良い柔軟な材料で構成された拡散層が形成されていることを特徴とする車両用シート。
  15. 請求項11に記載の車両用シートであって、前記溝部は、複数形成されており、前記複数の溝部は、それぞれ直線状に形成されていることを特徴とする車両用シート。
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