JP7311737B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
表皮が通気孔に重なる領域における第一開口率を、表皮が通気孔に重ならない領域における第二開口率以上になるよう、表皮に複数の貫通孔を配置するため、より簡便な方法で、送風装置からの通気量を確保することが可能になる。
表皮と通気孔とが重なる領域における一定面積当たりの貫通孔の数を、表皮と通気孔とが重ならない領域における一定面積当たりの貫通孔の数以上とすることで、より簡単な構成で通気量を増大させることが可能になる。
貫通孔の大きさを一定にしつつ密度を上げることにより、通気量を確保する。貫通孔の大きさが一定であることから、例えば貫通孔を形成する治具を共通にすることができる。
簡便な構成により送風機からの通気量を確保することが可能になる。
また、表皮と通気孔とが重なる領域における一定面積当たりの貫通孔の数は、表皮と通気孔とが重ならない領域における一定面積当たりの貫通孔の数以上とすることで、より簡単な構成で通気量を増大させる。
また、貫通孔の大きさを等しくすることにより、貫通孔を形成する治具を共通にすることができる。
また、貫通孔が表皮と通気孔とが重なる領域にのみ形成されることにより、製造コストを抑えることができる。
また、通気に使用される貫通孔を大きくすることで送風装置からの通気量を確保することができる。複数の貫通孔による特定形状を通気口に重なるよう配置することで、特定の形状からなる模様によりシートの見栄えがよくなると共に、特定の形状に含まれる通気孔により開口率を調整できるため、簡単な構成により送風装置からの通気量を確保することができる。
また、特定の形状の中央部分が通気孔の中央部分に重なることにより、通気孔と連通する貫通孔をより多く含めることができ、送風装置からの通気量を確保することができる。
また、貫通孔の幅が同一になるよう形成することで、通気量を落とすことなく送風することができる。
また、貫通孔の幅を表面側に向かうに従って大きくすることで、貫通孔の背面側の開口が小さくなりパッドが目立ちにくくなる。
また、送風装置が車両用シートのフレームに固定されることで、車両用シートの位置が変更されても、送風のためのダクトを変形させる必要がなく安定して送風することができる。
本実施形態は、送風装置と連通する通気孔が形成されたパッドと、パッドを覆うよう設けられ、パッドの通気孔に少なくとも一部が重なるよう配置される複数の貫通孔が形成された表皮と、を備え、表皮が通気孔に重なる領域における一定面積当たりの複数の貫通孔の開口面積の割合である第一開口率が、表皮が通気孔に重ならない領域における一定面積当たりの複数の貫通孔の開口面積の割合である第二開口率以上になるよう、複数の貫通孔が配置される、ことを特徴とする車両用シートの発明に関するものである。なお、図1に示す矢印のように車両用シートSに対して乗員が着座する側がシートの前方側となり、その反対側が後方側とする。
1 シートバック
1a バックフレーム
1b バックパッド
1c 表皮吊り込み溝
2 シートクッション
2a クッションフレーム
2b クッションパッド
2c 表皮吊り込み溝
3 ヘッドレスト
4 送風装置
5 通気孔
5a 中央部分
6 ダクト
7 空気通路
8、9 領域
10、20、110、210、310、510 表皮
10a トップ層
10b 発泡層
10c 基布層
11、11a、11b、11c、511 貫通孔
12、512 表面
13、513 背面
30、130、130a、130b、130c、230a、230b 孔集合体
31 特定の形状
31a 中央部分
A 第一開口率
B 第二開口率
Claims (9)
- 送風装置と連通する通気孔が形成されたパッドと、
前記パッドを覆うよう設けられ、前記パッドの前記通気孔に少なくとも一部が重なるよう配置される複数の貫通孔が形成された表皮と、を備え、
前記複数の貫通孔のうち少なくとも一つ以上の貫通孔が、前記通気孔に重ならない領域に配置されており、
前記表皮が前記通気孔に重なる領域における一定面積当たりの前記複数の貫通孔の開口面積の割合である第一開口率が、前記表皮が前記通気孔に重ならない領域における前記一定面積当たりの前記複数の貫通孔の開口面積の割合である第二開口率以上になるよう、前記複数の貫通孔が配置される、ことを特徴とする車両用シート。 - 前記表皮と前記通気孔とが重なる領域における前記一定面積当たりの前記貫通孔の数は、前記表皮と前記通気孔とが重ならない領域における前記一定面積当たりの前記貫通孔の数以上である、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
- 前記表皮が前記通気孔に重なる領域に形成される前記貫通孔の大きさは、前記表皮が前記貫通孔に重ならない領域に形成される前記貫通孔の大きさと等しい、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
- 前記表皮が前記通気孔に重なる領域に形成される前記貫通孔の大きさは、前記表皮が前記貫通孔に重ならない領域に形成される前記貫通孔の大きさより大きい、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
- 前記複数の貫通孔の一部が集合した孔集合体を有し、前記孔集合体は特定の形状を形成し、前記特定の形状により囲まれる領域が前記通気孔に重なるよう、前記特定の形状により囲まれる領域が前記表皮に配置される、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の車両用シート。
- 前記特定の形状の中央部分が前記通気孔の中央部分に重なるよう、前記特定の形状により囲まれる領域が前記表皮に配置される、ことを特徴とする請求項5に記載の車両用シート。
- 前記表皮の表面に対して垂直方向に切断した前記複数の貫通孔のぞれぞれの断面形状は、全体に亘って前記貫通孔の幅が同一になるよう形成される、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車両用シート。
- 前記表皮の表面に対して垂直方向に切断した前記複数の貫通孔のそれぞれの断面形状は、前記貫通孔の幅が、前記表皮の背面側から表面側に向かうに従って大きくなるよう形成される、ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車両用シート。
- 前記パッドを支持するフレームと、前記送風装置の吹出口又は吸入口と前記通気孔とを連通させるダクトと、を備え、前記送風装置は前記フレームに固定される、ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の車両用シート。
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