JP2012111318A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】夏場のクールダウン初期において、シート座部の着座面の温度を早期に低減させ、乗員の快適性を向上させることができる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】シート座部210の前方であって、フェイス吹出口41よりも下側に、乗員の臀部を支持するシート座部210のうち乗員が着座する着座面211に向けて、空調ユニット10からの空調風を吹き出すひざ吹出口42を設ける。シート座部210の内部に、着座面に空気を吸い込む吸込口113を有し、着座面以外の部位に車室内に向けて空気を吹きだすシート吹出口114を有する空気流路111を設け、吸込口113からシート吹出口114に向かう空気流れを空気流路111に形成する送風機112を設け、冷房時に、送風機112によって、ひざ吹出口42からの空調風を着座面211から吸い込むとともに、空気流路111を通過した空気を着座面以外から吹き出すようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート内部に空気流路が設けられた車両用空調装置に関するものである。
このような車両用空調装置として、特許文献1には、空調ユニットからシートへ空調風を導くダクトを備え、このダクトを介して、空調ユニットからの冷風をシートの内部に吸い込み、吸い込んだ冷風をシートの着座面から吹き出すものが開示されている。これは、夏場のクールダウン初期に、車室内よりも低温である空調ユニットからの冷風を、シートの内部に吸い込んだ後、シートの着座面から吹き出すことで、夏場の乗員の快適性を向上させることを図ったものである。
また、特許文献2には、シート背もたれ部の着座面のうち、その中央部に空気の吹出領域を設け、吹出領域の側方に空気の吸込領域を設けたものが開示されている。これは、夏場のクールダウン初期に、シートに着座した乗員の身体側部からシートの熱マス(熱容量)の影響を受けてない空気を吸い込むことで、夏場の乗員の快適性を向上させることを図ったものである。
特許第3633777号公報 特開2010−52494号公報
しかし、特許文献1、2に開示の車両用空調装置では、どちらも、シート内部を流れた空気がシートの着座面から吹き出される構成であったため、夏場のクールダウン初期においては、シート内部を流れる空気がシートの着座面に到達するまでの間に、シートの熱マスの影響を受けてしまう。このため、シートの熱マスの影響を受けた空気がシートの着座面に供給されることとなるので、シートの着座面の温度低減速度が遅いという問題があった。
本発明は上記点に鑑みて、夏場のクールダウン初期において、シート、特に、座部の着座面の温度を早期に低減させ、乗員の快適性を向上させることができる車両用空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、フェイス吹出口(41)よりも下側に設けられ、乗員の臀部を支持するシート座部(210)のうち乗員が着座する着座面(211)に向けて、空調ユニット(10)からの空調風を吹き出す吹出口(42)と、
シート座部(210)の内部に設けられ、着座面に空気を吸い込む吸込口(113)を有し、着座面以外の部位に空気出口を有する空気流路(111)と、
吸込口(113)から空気出口に向かう空気流れを空気流路(111)に形成する送風機(112)とを備え、
冷房時に、送風機(112)によって、吹出口(42)からの空調風を着座面(211)から吸い込むとともに、空気流路(111)を通過した空気を着座面以外から吹き出すようになっていることを特徴としている。
これによると、シートの熱マスの影響を受けた空気をシート座部の着座面に供給することなく、車室内空気よりも温度の低い空調風をシート座部の着座面に供給するので、着座面の温度を早期に低減できる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の車両用空調装置において、
吹出口(42)の開度を調整する開度調整手段(42a)と、
開度調整手段(42a)および送風機(112)の作動を制御する制御手段(60)とを備え、
制御手段(60)は、
冷房開始時に、開度調整手段(42a)によって吹出口(42)を開くとともに、送風機(112)による送風を開始させ、
冷房開始後、所定条件を満たす場合に、開度調整手段(42a)によって吹出口(42)の開度を小さく変更する、もしくは、吹出口(42)を閉じることを特徴としている。
これによると、冷房運転の開始後、所定条件を満たす場合に、吹出口からの空調風を弱くしたり、吹出口からの空調風の吹き出しを停止したりすることで、冷え過ぎによる不快感を乗員に与えないようにすることができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の車両用空調装置において、制御手段(60)は、冷房開始後、所定条件を満たす場合に、送風機(112)の風量を低減させることを特徴としている。
このように、冷房開始後、所定条件を満たす場合に、請求項2に記載の発明に加えて、送風機の風量を低減させることで、冷え過ぎ防止の効果を高められる。
請求項4に記載のように、請求項2、3に記載の冷房開始後の所定条件を満たす場合としては、冷房開始後から一定時間経過した場合、空調ユニット(10)から吹き出す空調風の目標吹出温度(TAO)が閾値よりも高い場合もしくは着座面(211)の温度を検出する温度センサの検出温度が閾値よりも低い場合とすることができる。
請求項1ないし4に記載の車両用空調装置においては、例えば、請求項5に記載のように、吸込口(113)は、着座面(211)のうち着座した乗員と接触しない部分に設けられ、
空気流路(111)は、シート座部(210)の内部の着座面側に、吸込口(113)から吸い込んだ空気が着座面(211)に沿って流れる流路(111b)を有する構成を採用することができる。
具体的には、請求項6に記載のように、吸込口(113)は、着座面(211)のうち中心よりも車両前方側に設けられ、
空気流路(111)は、シート座部(210)の内部の着座面側に、吸込口(113)から吸い込んだ空気が着座面(211)に沿って車両後方へ向かって流れる流路(111b)を有する構成を採用することができる。
また、請求項7に記載のように、吸込口(113)は、着座面(211)のうち車両左右方向での端部に設けられ、
空気流路(111)は、シート座部(210)の内部の着座面側に、吸込口(113)から吸い込んだ空気が着座面(211)に沿って車両左右方向での中心側へ向かって流れる流路(111b)を有する構成を採用することができる。
また、請求項8に記載のように、吸込口(113)は、着座面(211)のうち車両左右方向での両端部に設けられ、
吹出口(42)は、シート座部(210)の車両前方側に設けられており、吸込口(113)に向けて、V字状の2方向に空調風を吹き出す構成を採用できる。
また、吹出口(42)の設置については、請求項9に記載のように、吹出口(42)を、ステアリングコラム(400)に設けることが好ましい。
また、請求項10に記載のように、空気流路(111)が、シート座部(210)のうち着座面以外の部位(212)に、空気流路を通過した空気を車室内に吹き出すシート吹出口(114)を有する構成を採用することが好ましい。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
第1実施形態における空調ユニットの構成を示す模式図である。 第1実施形態における空調ユニットの吹出口およびシート送風ユニットの車両搭載状態を示す運転席の側面図である。 第1実施形態における車両用空調装置の電気制御部を示すブロック図である。 図3中の空調制御装置の制御内容を示すフローチャートである。 第1実施形態および比較例1、2におけるシート座部の着座面の温度低下のシミュレーション結果を示す図である。 第2実施形態における空調制御装置が実行する制御内容の一部を示すフローチャートである。 第3実施形態における空調制御装置が実行する制御内容の一部を示すフローチャートである。 第4実施形態におけるシート送風ユニットが搭載された運転席の側面図である。 図8中のシート座部210の上面図である。 第5実施形態におけるシート送風ユニットが搭載された運転席の側面図である。 図10中のシート座部210の上面図である。 図10中のXII−XII線断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1に、本実施形態の空調ユニット10の全体構成を示し、図2に、本実施形態のシート送風ユニット100が搭載された運転席の側面図を示す。本実施形態の車両用空調装置1は、図1に示す空調ユニット10と、図2に示すシート送風ユニット100とを備えている。
空調ユニット10は、車室内最前部の計器盤(インストルメントパネル)の内側に配置されて、その外殻を形成するケーシング11内に送風機12、蒸発器13、ヒータコア14等を収容したものである。
ケーシング11は、車室内に送風される送風空気の空気通路を形成しており、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂で成形されている。ケーシング11内の送風空気流れ最上流側には、内気(車室内空気)と外気(車室外空気)とを切替導入する内外気切替箱20が配置されている。
より具体的には、内外気切替箱20には、ケーシング11内に内気を導入させる内気導入口21および外気を導入させる外気導入口22が形成されている。さらに、内外気切替箱20の内部には、内気の風量と外気の風量との風量割合を変化させる内外気切替ドア23が配置されている。
内外気切替箱20の空気流れ下流側には、内外気切替箱20を介して吸入した空気を車室内へ向けて送風する送風機(ブロワ)12が配置されている。この送風機12は、遠心多翼ファン12aを電動モータ12bにて駆動する電動送風機である。
送風機12の空気流れ下流側には、蒸発器13が配置されている。蒸発器13は、その内部を流通する冷媒と送風空気とを熱交換させて送風空気を冷却する冷却用熱交換器である。蒸発器13は、図示しない圧縮機、凝縮器、気液分離器、膨張弁等とともに、冷凍サイクルを構成している。
蒸発器13の空気流れ下流側には、蒸発器13通過後の空気を流す加熱用冷風通路15、冷風バイパス通路16といった空気通路、並びに、加熱用冷風通路15および冷風バイパス通路16から流出した空気を混合させる混合空間17が形成されている。
加熱用冷風通路15には、蒸発器13通過後の空気を加熱するための加熱手段としてのヒータコア14が配置されている。ヒータコア14は、車両走行用駆動力を出力するエンジンEGの冷却水と蒸発器13通過後の空気とを熱交換させて、蒸発器13通過後の空気を加熱する加熱用熱交換器である。具体的には、ヒータコア14とエンジンEGとの間に冷却水流路31が設けられて、ヒータコア14とエンジンEGとの間を冷却水が循環する冷却水回路30が構成されている。
一方、冷風バイパス通路16は、蒸発器13通過後の空気を、ヒータコア14を通過させることなく、混合空間17に導くための空気通路である。したがって、混合空間17にて混合された送風空気の温度は、加熱用冷風通路15を通過する空気および冷風バイパス通路16を通過する空気の風量割合によって変化する。
そこで、本実施形態では、蒸発器13の空気流れ下流側であって、加熱用冷風通路15および冷風バイパス通路16の入口側に、加熱用冷風通路15および冷風バイパス通路16へ流入させる冷風の風量割合を連続的に変化させるエアミックスドア18を配置している。
さらに、ケーシング11の送風空気流れ最下流部には、混合空間17から空調対象空間である車室内へ温度調整された送風空気を吹き出すために、デフロスタ開口部24、フェイス開口部25およびフット開口部26が設けられている。
デフロスタ開口部24には、図示しないデフロスタダクトが接続され、このデフロスタダクト先端部のデフロスタ吹出口から車両前面窓ガラスの内面に向けて空調風を吹き出すようになっている。ケーシング11のうちデフロスタ開口部24の空気流れ上流側には、デフロスタ開口部24の開口面積を調整するデフロスタドア24aが配置されている。
フット開口部26には、図示しないフットダクトが接続されており、フットダクト先端部のフット吹出口から乗員の足元に向けて空調風を吹き出すようになっている。ケーシング11のうちフット開口部26の空気流れ上流側にフットドア26aが配置されている。
フェイス開口部25には、フェイス開口部25からフェイス吹出口41までの空気通路を形成する樹脂製のフェイスダクト40が接続されている。フェイスダクト40には、フェイス吹出口41に向かう空気通路の通路面積を調整するフェイスドア41aが配置されている。フェイス吹出口41から車室内の乗員の上半身に向けて空調風を吹き出すようになっている。
また、フェイスダクト40は、フェイス吹出口41に連なる通路の他に、ひざ吹出口42に連なる通路と、ひざ吹出口42を開閉するひざ吹出口の開閉ドア42aを有している。ひざ吹出口42は、計器盤のうち乗員のひざ元に設けられた吹出口であり、詳細については、後述する。ひざ吹出口の開閉ドア42aは、ひざ吹出口42に連なる空気通路の通路面積を調整することで、ひざ吹出口42の開度を調整する開度調整手段である。
これらのフェイスドア41a、フットドア26a、デフロスタドア24aは、吹出口モードを切り替える吹出口モードドアを構成するものであって、例えば、図示しないリンク機構を介して、吹出口モードドア駆動用の電動アクチュエータに連結されて連動して回転操作される。
また、吹出口モードとしては、フェイス吹出口41aを全開してフェイス吹出口41aから車室内乗員の上半身に向けて空気を吹き出すフェイスモード、フェイス吹出口41aとフット吹出口の両方を開口して車室内乗員の上半身と足元に向けて空気を吹き出すバイレベルモード、フット吹出口を全開するとともにデフロスタ吹出口24を小開度だけ開口して、フット吹出口から主に空気を吹き出すフットモード等がある。フェイスモードは、夏季等の吹出温度が低い冷房時に選択される。
ひざ吹出口の開閉ドア42aは、ひざ吹出口開閉ドア駆動用の電動アクチュエータによって操作される。
ここで、ひざ吹出口42の車両搭載位置について説明する。
図2に示すように、乗員300が着座するシート200は、乗員の臀部を支持するシート座部210と、乗員の背部を支持するシート背もたれ部220とを有している。シート座部210のうち乗員が着座する上面が着座面211である。
ひざ吹出口42は、シート座部210よりも車両前方側に位置し、車両上下方向ではシート座部210の着座面211とフェイス吹出口41との間に位置するように、ステアリングコラム400の下面に設けられている。
そして、ひざ吹出口42は、シート座部210の着座面211に向けて空調風を吹き出すようになっており、例えば、着座面211の中央部に向かう一方向に空調風を吹き出すようになっている。
次に、シート送風ユニット100について説明する。シート送風ユニット100は、シート座部210の内部に設けられた第1送風ユニット110と、シート背もたれ部220の内部に設けられた第2送風ユニット120とを備えている。なお、第1送風ユニット110と第2送風ユニット120とは、同様の構造であるので、以下では、第1送風ユニット110についてのみ説明する。
第1送風ユニット110は、シート座部210の内部に設けられた空気流路111と、空気流路111の内部に設けられた送風機112とを備えている。
空気流路111は、シート座部210の着座面211の位置に空気を吸い込む吸込口113を有し、シート座部210の前面212の位置に車両前方に向かって空気を吹き出すシート吹出口114を有する。本実施形態では、吸込口113は、着座面211の全域にわたって、複数設けられている。
シート座部210の着座面211には、通気性を有する図示しないシート表面材が設けられており、このシート表面材の下部に空気流路111が設けられている。したがって、シート表面材を介して、吸込口113から空気が吸い込まれる。
さらに、空気流路111は、送風機112を収容する送風機収容部111aと、送風機112よりも空気流れ上流側であって、吸込口113から送風機112に吸い込まれる吸込空気が流れる吸込空気流路部111bと、送風機112よりも空気流れ下流側であって、送風機112からシート吹出口114に向かって空気が流れる吹出空気流路部111cとを有している。
吸込空気流路部111bは、シート座部210を構成するクッション部材自体に形成されたものであり、送風機収容部111aおよび吹出空気流路部111cは、空調ユニット10のケーシング11と同様の樹脂材料にて構成される。なお、空気流路111を構成する部材については、任意に変更可能である。
送風機112は、吸込口113からシート吹出口114に向かう空気流れを空気流路111に形成するものである。本実施形態では、送風機112として、多翼ファンを有する遠心式の送風機を採用している。送風機112は、後述のエアコンECU60によって、ファンの停止を含むファンの回転数制御がされる。
第1送風ユニット110と同様に、第2送風ユニット120は、シート背もたれ部220の内部に設けられた空気流路121と、空気流路121の内部に設けられた送風機122とを備えている。
また、本実施形態の車両用空調装置1は、図3に示すように、制御手段としての空調制御装置(エアコンECU)60を備えている。
空調制御装置60は、CPU、ROMおよびRAM等を含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路から構成され、そのROM内に記憶された空調制御プログラムに基づいて各種演算、処理を行い、制御信号を出力することによって、出力側に接続された各種機器の作動を制御する。
各種機器としては、例えば、空調ユニット10の送風機12、外気切替ドア23を駆動する内外気切替ドア用の電動アクチュエータ71、エアミックスドア18を駆動するエアミックスドア用の電動アクチュエータ72、吹出口モードドア駆動用の電動アクチュエータ73、ひざ吹出口開閉ドア駆動用アクチュエータ74、シート内の送風機112、122等が挙げられる。
また、空調制御装置60の入力側には、車室内温度Trを検出する内気センサ61、外気温Tamを検出する外気センサ62(外気温検出手段)、車室内の日射量Tsを検出する日射センサ63、蒸発器13から吹き出される空気温度である蒸発器吹出空気温度(蒸発器温度)TEを検出する蒸発器温度センサ64(蒸発器温度検出手段)、エンジン冷却水温度TWを検出する冷却水温度センサ65等のセンサ群が接続されている。
さらに、空調制御装置60の入力側には、車室内前部の計器盤付近に配置された操作パネル70に設けられた各種空調操作スイッチが接続されている。操作パネル70に設けられた各種空調操作スイッチとしては、具体的に、車両用空調装置1の作動スイッチ(図示せず)、エアコンのオン・オフを切り替えるエアコンスイッチ70a、車両用空調装置1の自動制御を設定・解除するオートスイッチ70b、運転モードの切替スイッチ(図示せず)、吸込口モードを切り替える吸込口モードスイッチ(図示せず)、吹出口モードを切り替える吹出口モードスイッチ(図示せず)、送風機12の風量設定スイッチ(図示せず)、車室内温度を設定する車室内温度設定スイッチ70c、冷凍サイクルの省動力化を優先させる指令を出力するエコノミースイッチ70d等が設けられている。
次に、図4により、上記構成における車両用空調装置1の作動を説明する。図4は、空調制御装置60の制御処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS1では、フラグ、タイマ等の初期化、および上述した電動アクチュエータを構成するステッピングモータの初期位置合わせ等が行われる。
次のステップS2では、操作パネル70の操作信号や、空調制御に用いられる車両環境状態の信号、すなわち上述のセンサ群61〜65等の検出信号を読み込んでステップS3へ進む。具体的な操作信号としては、車室内温度設定スイッチ70cによって設定される車室内設定温度Tset、吹出口モードの選択信号、吸込口モードの選択信号、送風機12の風量の設定信号等がある。
ステップS3では、車室内吹出空気の目標吹出温度TAOを算出する。目標吹出温度TAOは、設定温度と、車室内温度等の環境熱負荷とに基づいて算出され、具体的には、下記数式F1により算出される。
TAO=Kset×Tset−Kr×Tr−Kam×Tam−Ks×Ts+C…(F1)
ここで、Tsetは車室内温度設定スイッチ70cによって設定された車室内設定温度、Trは内気センサ61によって検出された車室内温度(内気温)、Tamは外気センサ62によって検出された外気温、Tsは日射センサ63によって検出された日射量である。Kset、Kr、Kam、Ksは制御ゲインであり、Cは補正用の定数である。
続くステップS4では、目標吹出温度TAOに基づいて、空調制御装置60に接続された各種機器の制御目標値、例えば、送風機12の送風量(ブロワレベル)、吸込口モード、吹出口モード、エアミックスドアの開度、シート内部の送風機112、122の作動・停止等が決定される。
具体的には、目標吹出温度TAOが所定温度よりも低い冷房時に、吹出口モードをフェイスモードに決定するとともに、ひざ吹出口42から空調風を吹き出す位置に、ひざ吹出口の開閉ドア42aの位置が決定され、シート内部の送風機112、122の作動が決定される。本実施形態では、ひざ吹出口の開閉ドア42aおよびシート内部の送風機112、122は、冷房時であれば、常に、このように決定される。
また、冷房時以外では、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出しを停止する位置にひざ吹出口の開閉ドア42aの位置が決定され、シート内部の送風機112、122の停止が決定される。
ステップS5では、ステップS4で決定された制御目標値が得られるように、空調制御装置60に接続された各種機器に対して制御信号を出力する。これにより、空調制御装置60に接続された各種機器が作動する。
そして、次のステップS6では、制御周期τの間待機し、制御周期τの経過を判定するとステップS2に戻るようになっている。
以上の説明の通り、空調制御装置60は、図4のステップS4のごとく、冷房時に、ひざ吹出口の開閉ドア42aの位置を、ひざ吹出口42から空調風を吹き出す位置に決定し、シート内部の送風機112、122の作動を決定する。
これにより、図2中の矢印のように、ひざ吹出口42からシート座部210の着座面211に向けて、空調ユニット10からの空調風が吹き出される。この空調風は、蒸発器によって送風空気が冷却されたものであり、車室内空気よりも低温の冷風である。
また、シート座部210では、図2中の矢印のように、送風機112によって、ひざ吹出口42からの空調風が着座面211の吸込口113から吸い込まれるとともに、空気流路111を通過した空気がシート座部210の前面212のシート吹出口114から車両前方に向かって吹き出される。
このように、本実施形態では、シート座部210の着座面211から空気を吸い込み、着座面211以外の部位であるシート座部210の前面212からシート内部を流れた空気を排出するので、シート座部210の熱マスの影響を受けた空気ではなく、シート座部210の熱マスの影響を受けていない空気をシート座部210の着座面211に供給できる。
さらに、シート座部210の近傍に位置するひざ吹出口42からシート座部210の着座面211に向けて空調風を吹き出すので、車室内空気よりも温度の低い空気をシート座部210の着座面211が吸い込むことができる。
この結果、図5に示すように、本実施形態によれば、夏場のクールダウン初期において、シート座部210の着座面211の温度を早期に低減できる。
図5に、本実施形態および比較例1、2におけるシート座部210の着座面211の温度低下のシミュレーション結果を示す。縦軸は着座面全域の平均温度を示しており、横軸は冷房開始からの経過時間を示している。
比較例1は、本実施形態の第1送風ユニット110に対して、空気流れを逆にするとともに、シート内部の空気流路111と空調ユニット10とを繋ぐダクトを介して、空調ユニット10からの空調風を直接吸い込み、着座面211から空気を吹き出すように変更したものである。
比較例2は、シート座部210内の第1送風ユニット111は本実施形態と同じであるが、ひざ吹出口42を省略した点が本実施形態と異なるものである。すなわち、比較例2は、フェイス吹出口41から乗員の上半身に向けて空調風が吹き出されることで、車室内空気が冷却され、その冷却された車室内空気をシート座部210の着座面211から吸い込むものである。
図5に示すように、冷房開始時の55℃から40℃に到達するまでの時間は、本実施形態ではT1であり、比較例1、2では時間T1よりも長い時間T2、T3であることから、本実施形態の方が比較例1、2よりも早期に温度を低減できることがわかる。
また、比較例2よりも本実施形態の方が早期の温度を低減できることから、フェイス吹出口41とは別に、フェイス吹出口41よりもシート座部210の着座面211に近いステアリングコラム400の下面に、ひざ吹出口42を設けることで、単に、フェイス吹出口41から空調風を吹き出す場合と比較して、高い温度低減効果が得られると言える。
なお、フェイス吹出口41のグリルの向きを下側に調整すれば、フェイス吹出口41からシート座部210の着座面211に向けて冷風を吹き出すことができるが、この場合、乗員の上半身に対して冷風を吹き出すことができなくなり、乗員の冷房感が損なわれてしまう。このため、本実施形態のように、フェイス吹出口41とは別にひざ吹出口42を設けることが必要である。
また、シート背もたれ部220においても、図2に示すように、フェイス吹出口41からの空調風を、第2送風ユニット120によって、シート背もたれ部220の着座面221から吸い込み、着座面221以外の部位であるシート背もたれ部220の後面222からシート内部を流れた空気を排出する。これにより、シート背もたれ部220の熱マスの影響を受けた空気ではなく、シート背もたれ部220の熱マスの影響を受けていない空調風をシート背もたれ部220の着座面221に供給できる。よって、夏場のクールダウン初期において、シート背もたれ部220の着座面221の温度を早期に低減できる。
(第2実施形態)
本実施形態は、冷房開始後において所定条件を満たす場合に、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出しを停止する点が、第1実施形態と異なるものであり、以下では、この点について説明する。
図6に、本実施形態における空調制御装置60が実行する制御のフローチャートを示す。図6に示す制御は、図4中のステップS4において、目標吹出温度TAOが所定温度よりも低い冷房時に実行される。
空調制御装置60は、ステップS11で、冷房開始直後から一定時間経過したか否かを判定する。この一定時間は、例えば、図5中の時間T1に設定される。そして、一定時間経過した場合、ステップS12で、ひざ吹出口の開閉ドア42aの位置が、ひざ吹出口42を閉じる位置に決定される。すなわち、ひざ吹出口42からの空調風の吹出停止が決定される。その後、図4中のステップS5、S6が実行される。
これにより、冷房開始から一定時間が経過すると、ひざ吹出口42からシート座部210の着座面211への空調風の供給が停止される。このとき、シート内部の送風機112、122は作動状態のままである。
ここで、冷房開始から一定時間経過して車室内温度が安定した定常時では、ひざ吹出口42からの空調風によって、乗員300のひざや、シート座部210の着座面211が冷え過ぎると、乗員が不快に感じてしまう。
これに対して、本実施形態では、冷房開始から一定時間経過した場合に、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出しを停止するので、冷え過ぎによる不快感を乗員に与えないようにすることができる。
なお、本実施形態では、冷房開始から一定時間経過した場合に、ひざ吹出口42からの空調風の吹出停止を決定したが、冷房開始後において他の条件を満たす場合に、ひざ吹出口42からの空調風の吹出停止を決定しても良い。
例えば、目標吹出温度TAOが所定の閾値よりも高い場合や、シート座部210の着座面211の温度が所定の閾値よりも低い場合に、ひざ吹出口42からの空調風の吹出停止を決定しても良い。なお、シート座部210の着座面211の温度を判断基準とする場合では、例えば、吸込空気流路111bの内部に温度センサを設け、この温度センサによって、シート座部210の着座面211の温度を間接的に検出すれば良い。これは、吸込空気流路111bの内部を流れる空気は着座面211の温度の影響を受けるためである。また、温度センサをシート座部210の着座面211の裏側に設けて、シート座部210の着座面211の温度を直接検出するようにしても良い。
また、本実施形態では、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出しを停止したが、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出し風量を弱めても良い。具体的には、ステップS12で、ひざ吹出口の開閉ドア42aの位置を、全開位置から全開よりも開度が小さい位置に決定する。このようにしても、本実施形態と同様の効果が得られる。
(第3実施形態)
図7に、本実施形態における空調制御装置60が実行する制御のフローチャートを示す。本実施形態は、図7に示すように、第2実施形態で説明した図6に示す制御に対して、ステップS13を追加したものである。
本実施形態では、第2実施形態と同様に、ステップS12を実行した後、ステップS13で、シート内の送風機112、122の停止を決定する。その後、図4中のステップS5、S6が実行される。
これにより、冷房開始から一定時間が経過すると、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出しが停止されるとともに、シート座部210内の送風機112が停止する。
ここで、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出しが停止されていても、シート内部の送風機112が作動していると、シート座部210の着座面211の温度は低下する。
これに対して、本実施形態では、冷房開始から一定時間経過した場合に、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出しを停止することに加えて、シート座部210の内部の送風機112を停止させるので、第2実施形態よりも、シート座部210の着座面211の冷え過ぎ防止の効果を高められる。また、シート背もたれ部220の内部の送風機122も停止させることで、シート背もたれ部220の着座面221の冷え過ぎを防止できる。
なお、本実施形態では、冷房開始から一定時間経過した場合に、ひざ吹出口42からの空調風の吹出停止を決定したが、第2実施形態での説明と同様に、冷房開始後において他の条件を満たす場合に、ひざ吹出口42からの空調風の吹出停止を決定しても良い。
また、本実施形態では、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出しを停止したが、第2実施形態での説明と同様に、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出し風量を弱めても良い。
また、本実施形態では、シート座部210内の送風機112を停止したが、冷房開始時と比較して送風機112の回転数を低減させて送風量を低減させても良い。このようにしても、本実施形態と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
本実施形態は、シート座部210における吸込口113の位置や吸込空気流路部111bでの空気流れ方向が第1実施形態と異なるものであり、以下では、この点について説明する。
図8、9に、本実施形態のシート送風ユニット100が搭載された運転席の側面図、上面図を示す。なお、図9中の一点鎖線は、シート座部210の着座面211のうち車両前後方向での中心を通る中心線である。
図8、9に示すように、吸込口113は、シート座部210の着座面211のうち、車両前後方向での中心よりも車両前方側の前方部に設けられている。
ここで、図9に示すように、一般的に、乗員300の臀部は、シート座部210の着座面211のうち中心よりも車両後方側の後方部に位置する。また、図8に示すように、一般的に、乗員300の大腿部は、ペダル操作のために、シート座部210の着座面211から浮いている。よって、シート座部210の着座面211のうち中心よりも車両前方側の前方部は、着座した乗員と接触しない部分であると言える。
本実施形態における吸込口113の具体的な位置は、図9に示すように、シート座部210を前後方向で3等分したときの前方部、中央部、後方部のうちの前方部であって、シート座部210を左右方向で3等分したときの左右方向中央部であり、乗員300の両大腿部の間となる位置である。
一方、シート座部210内部の空気流路111において、吸込空気流路部111bは、図8に示すように、シート座部210の内部の着座面側に位置しており、図8中の矢印および図9中の破線矢印で示すように、吸込口113から吸い込んだ空気が着座面211に沿って車両後方へ向かって流れる空気流路を形成している。
また、図9に示すように、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出し方向は、シート座部210の吸込口113に向かう1方向となっている。なお、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出し方向は、シート座部210の吸込口113に向かう方向であれば、V字状の2方向でも良い。
以上の通り、本実施形態によれば、シート座部210の着座面211のうち着座した乗員と接触しない部分に吸込口113を設けているので、ひざ吹出口42からの空調風を効率良く吸い込むことができる。
さらに、本実施形態では、吸込口113から吸い込んだ空気が着座面211に沿って車両後方へ向かって流れるので、着座面211のうち吸込口113が位置する部分の温度を低減できるだけでなく、着座面211のうち吸込口113を除く部分の温度も低減できる。
(第5実施形態)
本実施形態は、シート座部210における吸込口113の位置や、吸込空気流路部111bでの空気流れ方向が第1、第4実施形態と異なるものであり、以下では、この点について説明する。
図10、11に、本実施形態のシート送風ユニット100が搭載された運転席の側面図、上面図を示す。また、図12に、図10中のXII−XII線断面図を示す。
図11、12に示すように、吸込口113は、シート座部210の着座面211のうち車両左右方向での両端部に設けられている。
ここで、シート座部210の車両左右方向の幅は、一般的な大きさの乗員300よりも大きいので、シート座部210の着座面211のうち車両左右での両端部は、乗員300と接触しない部分と言える。
本実施形態における吸込口113の具体的な位置は、図11に示すように、シート座部210の着座面211の車両左右方向での両端部であって、中心よりも車両前方側の部位であり、乗員300の大腿部の外側となる位置である。
一方、シート座部210内部の空気流路111において、吸込空気流路部111bは、シート座部210の内部の着座面側に位置し、図11中の破線矢印および図12中の矢印で示すように、吸込口113から吸い込んだ空気が着座面に沿って、中心側へ向かって流れる流路を形成している。
また、図11に示すように、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出し方向は、シート座部210の車両左右方向での両端部に設けられた吸込口113に向かうように、V字状の2方向となっている。なお、このような風向きを規定する手段として、ひざ吹出口42の内部に設けたルーバを用いたり、ひざ吹出口42から車室内に向けて延びる形状のガイド部材を用いたりすることができる。
このような構成により、本実施形態では、シート座部210の車両前方に設けられたひざ吹出口42からの空調風は、図11中の矢印のように、乗員300のひざや大腿部の上を通過した後、シート座部210の吸込口113から吸い込まれる。このため、本実施形態によれば、乗員300のひざや大腿部の上を空調風が通過するので、第1実施形態と比較して、乗員300の快適性を向上させることができる。
そして、吸込口113から吸い込まれた空調風は、着座面211に沿って車両左右方向での中心側へ向かって流れるので、着座面211のうち吸込口113が位置する部分の温度を低減できるだけでなく、着座面211のうち吸込口113を除く部分の温度も低減できる。
なお、本実施形態では、シート座部210の着座面211の車両左右方向での両端部のうち、中心よりも車両前方側の部位に吸込口113を設けたが、着座面211の両端部のうち車両前後方向での全域にわたって吸込口113を設けても良い。また、シート座部210の着座面211の車両左右方向での両端部ではなく、その片方の端部のみに吸込口113を設けても良い。
(他の実施形態)
(1)上述の各実施形態では、ひざ吹出口42をステアリングコラム400の下面に設けたが、シート座部210の着座面211に設けられた吸込口113に向けて、空調風を吹き出すことができる位置であれば、ひざ吹出口42の位置を他の位置に変更しても良い。
例えば、本発明を助手席に適用する場合では、ひざ吹出口42の位置を、シート座部210よりも車両前方側であって、車両上下方向ではシート座部210の着座面211とフェイス吹出口41との間の位置とすれば良い。
また、ひざ吹出口42の位置を、ドアやセンタコンソール等のシート座部210の側方の位置として、シート座部210の側方から吸込口113に向けて空調風を吹き出すようにしても良い。
(2)上述の各実施形態では、シート座部210の前面212に設けたシート吹出口114からシート座部210の内部を通過した空気を吹き出していたが、シート座部210のうち着座面211以外の部位から空気を吹き出すことができれば、シート吹出口114を他の部位に設けても良い。例えば、シート座部210の後面にシート吹出口114を設け、後席の足元に向けて吹き出すようにしても良い。
(3)上述の各実施形態では、シート座部210の内部に送風機112が収容されていたが、送風機112をシート座部210の外部に設けても良い。ただし、この場合では、上述の各実施形態のように、シート座部210の内部の空気流路が、着座面211に空気の吸込口を有し、例えば、シート座部210の下面等の着座面以外の部位に空気出口を有する構成とする。そして、シート座部210の空気出口を介して、シート座部210の外部に位置する吹出口からシート座部210の内部を通過した空気を吹き出す構成とする。これにより、上述の各実施形態と同様に、シート座部210の内部を通過した空気を着座面211以外から吹き出すので、上述の各実施形態と同様の効果を奏する。
(4)上述の各実施形態を実施可能な範囲で組み合わせても良い。例えば、第4実施形態と第5実施形態とを組み合わせても良い。すなわち、シート座部210における吸込口113を、シート座部210の着座面211のうち乗員300の両大腿部の間および両大腿部の外側に設けても良い。この場合、ひざ吹出口42からの空調風の吹き出し方向を各吸込口113に向かう3方向とすることが好ましい。
1 車両用空調装置
10 空調ユニット
41 フェイス吹出口
42 ひざ吹出口(吹出口)
42a ひざ吹出口開閉ドア(開度調整手段)
60 空調制御装置
110 第1送風ユニット
111 空気流路
112 送風機
113 吸込口
114 シート座部の吹出口(空気出口)
210 シート座部
211 シート座部の着座面
212 シート座部の前面

Claims (10)

  1. フェイス吹出口(41)よりも下側に設けられ、乗員の臀部を支持するシート座部(210)のうち乗員が着座する着座面(211)に向けて、空調ユニット(10)からの空調風を吹き出す吹出口(42)と、
    前記シート座部(210)の内部に設けられ、前記着座面に空気を吸い込む吸込口(113)を有し、前記着座面以外の部位に空気出口を有する空気流路(111)と、
    前記吸込口(113)から前記空気出口に向かう空気流れを前記空気流路(111)に形成する送風機(112)とを備え、
    冷房時に、前記送風機(112)によって、前記吹出口(42)からの空調風を前記着座面(211)から吸い込むとともに、前記空気流路(111)を通過した空気を前記着座面以外から吹き出すようになっていることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記吹出口(42)の開度を調整する開度調整手段(42a)と、
    前記開度調整手段(42a)および前記送風機(112)の作動を制御する制御手段(60)とを備え、
    前記制御手段(60)は、
    冷房開始時に、前記開度調整手段(42a)によって前記吹出口(42)を開くとともに、前記送風機(112)による送風を開始させ、
    冷房開始後、所定条件を満たす場合に、前記開度調整手段(42a)によって前記吹出口(42)の開度を小さく変更する、もしくは、前記吹出口(42)を閉じることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記制御手段(60)は、冷房開始後、所定条件を満たす場合に、前記送風機(112)の風量を低減させることを特徴とする請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記所定条件を満たす場合とは、冷房開始後から一定時間経過した場合、前記空調ユニット(10)から吹き出す空調風の目標吹出温度(TAO)が閾値よりも高い場合もしくは前記着座面(211)の温度を検出する温度センサの検出温度が閾値よりも低い場合であることを特徴とする請求項2または3に記載の車両用空調装置。
  5. 前記吸込口(113)は、前記着座面(211)のうち着座した乗員と接触しない部分に設けられ、
    前記空気流路(111)は、前記シート座部(210)の内部の前記着座面側に、前記吸込口(113)から吸い込んだ空気が前記着座面(211)に沿って流れる流路(111b)を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  6. 前記吸込口(113)は、前記着座面(211)のうち中心よりも車両前方側に設けられ、
    前記空気流路(111)は、前記シート座部(210)の内部の前記着座面側に、前記吸込口(113)から吸い込んだ空気が前記着座面(211)に沿って車両後方へ向かって流れる流路(111b)を有することを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記吸込口(113)は、前記着座面(211)のうち車両左右方向での端部に設けられ、
    前記空気流路(111)は、前記シート座部(210)の内部の前記着座面側に、前記吸込口(113)から吸い込んだ空気が前記着座面(211)に沿って車両左右方向での中心側へ向かって流れる流路(111b)を有することを特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  8. 前記吸込口(113)は、前記着座面(211)のうち車両左右方向での両端部に設けられ、
    前記吹出口(42)は、前記シート座部(210)の車両前方側に設けられており、前記吸込口(113)に向けて、V字状の2方向に空調風を吹き出すことを特徴とする請求項7に記載の車両用空調装置。
  9. 前記吹出口(42)は、ステアリングコラム(400)に設けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  10. 前記空気流路(111)は、前記シート座部(210)のうち前記着座面以外の部位(212)に、前記空気流路を通過した空気を車室内に吹き出すシート吹出口(114)を有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の車両用空調装置。



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