JP2018127098A - シート送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内の状況に対応した送風が可能なシート送風装置を提供する。【解決手段】シート送風装置は、内部に送風装置を有するシートを備える。シートは、着座する乗員を支持するシートパッドと、シートパッドを覆う表皮部材とを有する。シート送風装置は、送風装置によって表皮部材から空気を吸い込み、シート後方へと吹き出す後方吹き出しと、シート後方から空気を吸い込み、表皮部材からシートの前方へと吹き出す前方吹き出しとを切り替える切替部と、切替部を制御する制御装置とを有する。制御装置は、ステップS10で後部座席に乗員がいるか否かを判定する。後部座席に乗員がいると判定されると、制御装置はステップS13で後方吹き出しを実行するように切替部を制御する。後部座席に乗員がいないと判定されると、前方吹き出しを実行するように切替部を制御する。【選択図】図3

Description

この明細書における開示は、シート送風装置に関する。
特許文献1には、車室内前方の空気を車室内後方に対流させることのできる技術が開示されている。この技術では、シート吹出口が設けられたシートが、車室内前方の空気を巻き込んで車両後方へ空気を吹き出すことで、車両用空調装置から吹き出される空気を車両後方へ送風することができる。
特開2014−111424号公報
しかし、特許文献1の技術では車室内の状況が考慮されていない。例えば乗員がどの座席に着座しているか、または車室内の空調の状態といった車室内の状況によって、シートから車両後方に送風することが好ましい場合と送風しなくてよい場合とが発生する。特許文献1の技術では、車室内の状況に関わらず空調風を車両前方から後方へと送風するため、車室内の状況に対応した送風を行うことができないという課題がある。
開示される目的は、車室内の状況に対応した送風が可能なシート送風装置を提供することである。
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
開示されたシート送風装置のひとつは、車室内の空気を駆動する送風装置(31、35;331、335)と、空気が通過可能な表皮部材(23、27)を有し、内部に表皮部材を通過する空気が流通する空気通路(32、36)が設けられたシート(20a、20b)と、送風装置によって駆動された空気が表皮部材から空気通路へと吸い込まれてシートの後方へと吹き出される後方吹き出しと、送風装置によって駆動された空気がシートの後方から吸い込まれて空気通路を流通し表皮部材から吹き出される前方吹き出しとを切り替える風向切替手段(41、45;331、335)と、風向切替手段を制御する制御装置(50)とを備え、制御装置は、車室のシートより後方の後部座席に乗員がいるか否かを判定する乗員判定部(S10)と、乗員判定部にて後部座席に乗員がいると判定した場合には、後方吹き出しを実行するように風向切替手段を制御し、乗員判定部にて後部座席に乗員がいないと判定した場合には、前方吹き出しを実行するように風向切替手段を制御する切替制御部(S13、S15、S16)とを有する。
この開示によれば、シート送風装置は、後部座席に乗員がいる場合には空気を前方から後方へと送風し、後部座席に乗員がいない場合には空気を後方から前方へと送風できる。したがって、後部座席に乗員がいる場合に車両用空調装置からの空調風をシートを介して後部座席まで送風することができる。また後部座席に乗員がいない場合にシートの後方から前方に対して送風することで、空調風をシートの前方に留めることができる。すなわち、乗員がどの座席に着座しているかという状況に対応した送風を行うことができる。以上により、車室内の状況に対応した送風が可能なシート送風装置を提供することができる。
開示されたシート送風装置のひとつは、車室内の空気を駆動する送風装置(31、35)と、空気が通過可能な表皮部材(23、27)を有し、内部に表皮部材を通過した空気が流通する空気通路(32、36)が設けられ、送風装置によって駆動された空気を後方へと送風するシート(20a、20b)と、シートの送風を制御する制御装置(50)とを備え、制御装置は、車両用空調装置が暖房運転を実行している際に車室内の温度が定常状態であるか否かを判定する空調状態判定部(S210)と、空調状態判定部にて車室内の温度が定常状態であると判定された場合に、空気を後方へと送風する送風制御部(S214、S216)とを有する。
この開示によれば、シート送風装置は、車両用空調装置が暖房運転を実行しており、且つ車室内の温度が定常状態である場合に空気をシートの前方から後方へと送風できる。すなわち、車両用空調装置が暖房運転を実行しており、且つ車室内の温度が定常状態である場合にシートの前方の空間に空気が留まることを抑制することができる。したがって、空気中の水蒸気がシートの前方の空間に留まり車両の窓ガラスが曇ることを抑制することができる。すなわち、車室内の空調の状態に対応した送風が可能となる。以上により、車室内の状況に対応した送風が可能なシート送風装置を提供することができる。
第1実施形態のシート送風装置が適用された車両を示す模式図である。 第1実施形態のシート送風装置を示す一部断面図である。 第1実施形態の送風制御処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の送風制御処理のパターンを示す図である。 第2実施形態の送風制御処理を示すフローチャートである。 第3実施形態のシート送風装置を示す一部断面図である。
(第1実施形態)
第1実施形態のシート送風装置1について、図1〜図4を参照して説明する。シート送風装置1は、車室内の空気を送風装置31、35によって駆動しシート20a、20bの表皮部材23、27から吹き出す、または吸い込むことで、シート20a、20bに着座した乗員の周囲に空気流れを形成するシートベンチレーションシステムである。車室内には、図1に示すように車両用空調装置100からの空調風が吹き出される複数の送風口101が車室内前方、例えばインストルメントパネルに設けられている。送風口101は、例えばインストルメントパネルのうち運転席シート20aおよび助手席シート20b側である車両後方側を向いたパネル面に設けられている。送風口101は、運転席シート20aおよび助手席シート20bに対し、車両前後方向において車両前方側に配置されている。車両用空調装置100は、空調風を送風口101から車室内に対して送風する。空調風は、送風口101から車両後方に向かって吹き出される。
第1実施形態のシート送風装置1は、着座した乗員周囲の空気流れの形成によって、車両用空調装置100の送風口101から吹き出される空調風の車室内における流れを制御する。第1実施形態では、運転席シート20aおよび助手席シート20bからなる前部座席と前部座席の後方に設けられた後席シート20cからなる後部座席とを有する2列シートの車両にシート送風装置を適用した場合について説明する。第1実施形態のシート送風装置1は、運転席シート20aおよび助手席シート20bに適用される。以下の説明において、運転席シート20aと助手席シート20bとを特に区別する必要がない場合は、これらをまとめて単にシート20a、20bと表記する。
シート20a、20bは、着座者である乗員の臀部および太腿部等を支持するシートクッション部21と、乗員の背中を支持するシートバック部25とを有する。シートバック部25は、シートパッド26と、シートパッド26を覆う表皮部材27とを有する。シートクッション部21は、シートバック部25と同様に、シートパッド22とシートパッド22を覆う表皮部材23とを有する。シートパッド22、26は、弾性変形可能な材料、例えば連続気泡型の発泡ポリウレタンによって構成される。シートパッド22、26は、表皮部材23、27に対して十分大きな厚み寸法を有する。シートパッド22、26は、着座した乗員の荷重を弾性変形によって吸収し、乗員を支持するクッション部材である。シートパッド22、26は、内部に送風装置によって駆動された空気が通過可能な空気通路を有する。
表皮部材23、27は、シートパッド22、26を覆い、着座者と直接接触する部材である。表皮部材23、27の表面は、シート20a、20bに着座する乗員が接触し得る面であり、シート20a、20bの着座面である。表皮部材23、27は、通気性を有する。表皮部材23、27は、通気可能となるように複数の孔部が形成された部材や、通気性を有する素材によって提供される。表皮部材23、27には、例えば革やファブリック等を採用することができる。
シートバック部25は、内部に送風装置35を有する。シートバック部25は、送風装置35によって駆動した空気が通過可能な空気通路36を有する。空気通路36は、シートパッド26の内部に形成されている。空気通路36は、送風空気が表皮部材23の通気孔を通過可能となるように形成されている。例えば遠心ファンによって提供することができる。シートバック部25の後背部28は、ウレタン等の弾力性を有する部材で形成され、送風のための通風孔が形成されている。送風装置35は、この後背部28に対して空気を送風することで、後背部28を通気してシートの後方、すなわち後部座席に対して空気を送風することができる。また、送風装置35は、シートの後方から空気を吸い込んで、空気通路36を通過して表皮部材23の通気孔から吹き出させることもできる。換言すれば、送風装置35は、シートの前方の空間に対して空気を送風することもできる。
送風装置35は、吸込口35aおよび吹出口35bを有するケーシングと、ケーシングに収容されたファンとを含んで構成されている。ファンは、例えば遠心式の送風ファンである。送風装置35は、例えばシートバック部25の後方に配置され、吸込口35aを表皮部材27側に向けてシートバック部25の骨格部材等に取り付けられる。吸込口35aは、シートバック部25の後方から空気を吸い込むための後方吸込通路37と、空気通路36との2つの通路と連通している。後方吸込通路37は、例えばその端部が後背部28に対して開口する通路である。吹出口35bは、シートバック部25の後方から空気を吹き出すための後方吹出通路38と、空気通路36との2つの通路と連通している。後方吸込通路37は、例えばその端部が後背部28に対して開口する通路である。
切替部45は、シートバック部25において空気をシート20a、20bの前方から吸い込んで後方から吹き出す後方吹き出しと、空気をシート20a、20bの後方から吸い込んで前方から吹き出す前方吹き出しとを切り替える風向切替手段である。切替部45は、例えば2つの片持ちドアによって提供される。切替部45は、図2に実線で示す空気通路36と吸込口35aとが連通され且つ吹出口35bと後方吹出通路38とが連通された状態と、破線で示す後方吸込通路37と吸込口35aとが連通され且つ吹出口35bと空気通路36が連通された状態とを切り替える。これにより、切替部45は後方吹き出しと前方吹き出しとを切り替える。切替部は、制御装置50によって制御される。
シートクッション部21は、内部に送風装置31と送風装置31によって駆動される空気が流通する空気通路32とを有する。空気通路32は、シートパッド22の内部に形成されている。送風装置31は、送風装置35と同様に、吸込口31aおよび吹出口31bを有するケーシングと、ケーシングに収容されたファンとを含んで構成された遠心式の送風ファンである。送風装置31は、例えばシートクッション部21の下部に配置され、吸込口31aを上方側に向けてシートクッション部21の骨格部材等に取り付けられる。
吸込口31aは、シートクッション部21の後方から空気を吸い込むための後方吸込通路33と、空気通路32との2つの通路と連通している。後方吸込通路33は、例えばその端部が下方に対して開口する通路である。吹出口31bは、シートクッション部21の後方から空気を吹き出すための後方吹出通路34と、空気通路32との2つの通路と連通している。後方吸込通路33は、例えばその端部が下方に対して開口する通路である。
切替部41は、切替部45と同様の構成であり、シートクッション部21において空気をシート20a、20bの前方から吸い込んで後方から吹き出す後方吹き出しと、空気をシート20a、20bの後方から吸い込んで前方から吹き出す前方吹き出しとを切り替える風向切替手段である。切替部41は、制御装置50によって制御される。
上述のように切替部41、45は、送風装置31、35の吸込口へと吸い込まれる空気が通過する通路および送風装置31、35の吹出口31b、35bから吹き出された空気が通過する通路を切り替えることで、シートの前方吹き出しと後方吹き出しとを切り替える。これにより、送風装置31、35に遠心ファンを使用できるため、送風空気の流通経路の圧力損失が比較的高い場合であっても、十分な風量を確保することができる。
制御装置50は、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体を備えるマイクロコンピュータを主なハードウェア要素として備える。記憶媒体は、コンピュータによって読み取り可能な所定のプログラムを非一時的に記憶する非遷移的実体的記憶媒体である。記憶媒体は、半導体メモリまたは磁気ディスクなどによって提供されうる。制御装置50が提供する手段および/または機能は、記憶媒体に記録されたソフトウェアおよびそれを実行するコンピュータ、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組合せによって提供することができる。例えば、制御装置50がハードウェアである電子回路によって提供される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路によって提供することができる。
制御装置50は、例えば車両用空調装置100を制御するエアコンECU(Electronic Control Unit)によって提供される。制御装置50は、エアミックスドアの開度、ブロワの送風量、圧縮機の吐出量等を制御する。制御装置50は、複数のセンサと接続され、各センサからの検出信号を受け取ることが可能となっている。複数のセンサとは、例えば、内気温センサ、外気温センサ、日射センサ、吐出温度センサ、吐出圧力センサ、蒸発器温度センサ、室外熱交換器温度センサ、着座センサ等である。制御装置50は、これら検出信号と記憶された空調制御プログラムとを用いて各種演算、処理を行い、車室内空調に寄与する各種の空調機能部品を制御する制御信号を出力する。空調機能部品には、圧縮機、ブロワ、内外気切替ドア、エアミックスドア、吹出モードドア等が含まれる。
制御装置50は、シート送風装置1の送風空気の吹出方向を制御する。吹出方向とは、空気を表皮部材23、27の通気孔から吸い込んでシート後方へと吹き出す後方吹き出しと、空気をシート後方から吸い込んで通気孔から吹き出す前方吹き出しの2つの方向である。制御装置50は、切替部41、45を制御することによって、後方吹き出しと前方吹き出しとを切り替え制御する。
制御装置50が実行する吹出方向の切り替え制御の一例について、図3のフローチャートを用いて説明する。制御装置50は、図3のフローチャートの処理を、例えば車両用空調装置100が稼働している場合に実行する。または、制御装置50は、乗員がシート送風装置1の起動スイッチを投入した際、乗員がシートに着座した際等に図3のフローチャートの処理を実行してもよい。
ステップS10で、制御装置50は後部座席に乗員が着座しているか否かを判定する。制御装置50は、乗員が着座しているか否かを後部座席の着座センサが乗員の着座を検出しているか否かによって判定する。または、赤外線センサによって乗員の着座を検出してもよい。ステップS10は、特許請求の範囲における乗員判定部に相当する。ステップS10で乗員が後部座席に着座していると判定された場合には、ステップS13へと進む。
ステップS13では、制御装置50は運転席および助手席シートから後部座席に対して空気を送風する処理を実行する。すなわち、制御装置50は、送風装置31、35によって駆動された車室内の空気が表皮部材23、27の通気孔から吸い込まれてシートの後方通気部から吹き出されるように、切替部を制御する。これにより、車両用空調装置100から吹き出す風を運転席シート20aおよび助手席シート20bを通して後部座席へと送風することができる。ステップS10およびステップS13の処理により、後部座席に乗員が着座している場合には、車両用空調装置100の空調風をシート20a、20bから後方に送風することができる。したがって、車両に乗車している乗員全体に空調風を行き渡らせることができる。また、ステップS13で、後席シート20cにおいて運転席シート20aの後方と助手席シート20bの後方のうち乗員が着座している領域に対してのみ送風を行う構成にしてもよい。例えば、後席シート20cのうち運転席シート20aの後方に乗員が着座し、助手席シート20bの後方には乗員が着座していない場合、運転席シート20aのみを後方吹き出しする構成であってもよい。
一方、ステップS10で後部座席に乗員が着座していないと判定された場合には、ステップS12へと進む。ステップS12では、車両用空調装置100が暖房運転を実行しており、かつ車室内の温度が定常状態であるか否かを判定する。ステップS12は、特許請求の範囲における空調状態判定部に相当する。
ここで車室内の温度が定常状態であるとは、車室内の温度が車両用空調装置100による空調風の供給により一定の温度に保たれているとみなせる状態であることを意味する。制御装置50は、例えば内気センサによって車室内の温度が所定温度、例えば暖房運転の場合は25℃に到達した場合に、車室内の温度が定常状態であると判定する。すなわち、車両用空調装置100の暖房運転によって車室内の温度が目標温度まで上昇した場合に、車室内の温度が定常状態になったと判定する。または、車両用空調装置100が暖房運転を開始してから所定時間経過した場合に、車室内の温度が定常状態であると判定してもよい。ここで所定時間とは、車両用空調装置100が暖房運転を開始してから車室内の温度が目標温度へと到達するまでにかかると想定される時間であり、予め制御装置50に設定された時間である。または、予め定めた時間における車室内の温度の変化が所定の温度範囲内にある場合に車室内の温度が定常状態であると判定してもよい。
ステップS12で、車両用空調装置100が暖房運転を実行しており、且つ車室内の温度が定常状態であると判定された場合には、ステップS13へと進み、シートによって後部座席に対して空気を送風する。ステップS12およびステップS13の処理により、後部座席に乗員が着座していない状態であっても、車両用空調装置100が暖房運転を実行しており且つ車室内の温度が定常状態であると判定された場合には、空調風を後方に送風することが可能となる。これにより、車室内の温度が定常状態である場合には空調風を後方に送風するので、車室内前方に空気を滞留させることがない。したがって、空気中の水蒸気によって車両の窓ガラスが曇ることを抑制することができる。
ステップS12で車両用空調装置100が暖房運転を実行しているが車室内の温度が定常状態でない、もしくは暖房運転を実行していないと判定された場合には、ステップS14へと進む。ステップS14では、助手席に乗員が着座しているか否かを判定する。制御装置50は、助手席に乗員が着座しているか否かを、ステップS10の処理の場合と同様に着座センサや赤外線センサ等の検出手段によって検出する。ステップS14は、特許請求の範囲における助手席判定部に相当する。ステップS14で助手席に乗員が着座していると判定された場合には、ステップS15へと進む。
ステップS15では、運転席シート20aおよび助手席シート20bを前方吹き出しするように制御する。ステップS14およびステップS15の処理により、助手席に乗員が着座している場合に運転席および助手席シートから空気を送風し、前部座席から車両前方の領域に空調風を留めることができる。したがって、車室内における乗員がいる領域、すなわち運転席および助手席付近を集中的に空調することができる。
車両用空調装置100が暖房運転を実行しており、且つ車室内の温度が定常状態でない場合とは、車室内の温度が暖房運転によって目標温度に向けて上昇している状態、すなわち過渡状態である。したがって、このような場合にシートの前方吹き出しを実行することで、空調風を乗員が着座している前部座席から車両前方に留め、車室内のうち乗員のいる領域の温度を目標温度により早く到達させることができる。
また、車両用空調装置100が暖房運転を実行していない場合、例えば冷房運転の場合は、車室内の温度が過渡状態であっても定常状態であっても空調風を前部座席から車両前方の空間に留めることができる。冷房運転中で且つ車室内の温度が過渡状態の場合には、この処理によって乗員のいる領域の温度を目標温度により早く到達させることができる。冷房運転中で且つ車室内の温度が定常状態である場合には、この処理によって乗員がいる領域のみを空調することで、圧縮機の動力を抑制することができる。すなわち、暖房運転を実行する冬季の場合と比較して、冷房運転を実行する夏季の場合は車両の窓ガラスが曇ることがないため、前部座席から前方に空気を滞留させても問題がない。そして、前部座席から前方に空気を留めることで、車室内の空間の乗員がいる領域のみを対象に冷房できるため、車室内全体を対象として冷房する場合と比較して圧縮機の動力を抑制することが可能となる。
一方ステップS14で助手席に乗員が着座していないと判定された場合には、ステップS16へと進む。ステップS16では、前部座席のうち運転席シート20aのみ前方吹き出しを実行する。ステップS16は、特許請求の範囲における助手席制御部に相当する。ステップS16の処理により、助手席に乗員が着座していない場合には、乗員がいる領域、すなわち運転席に対してのみ集中的に空調することができる。ステップS13、ステップS15、ステップS16は、特許請求の範囲における切替制御部に相当する。以上のように、図3のフローチャートに示す処理によって、シート送風装置1は、車室内の状況のパターンに対応してシート20a、20bの吹出方向の制御を実施できる。
シート送風装置1は、図4に示すように、乗員の着座状況と車室内の空調状況との組み合わせによって、車室内の状況に適した送風を実施することができる。図4における乗員の着座状況のパターンは、乗員が運転席シート20aにのみ着座している状況、運転席シート20aと助手席シート20bに着座している状況、運転席シート20a、助手席シート20bおよび後席シート20cに着座している状況である。図4における車室内の空調状況のパターンは、冷房中であり車室内の温度が過渡状態である状況、冷房中であり車室内の温度が定常状態である状況、暖房中であり車室内の温度が過渡状態である状況、暖房中であり車室内の温度が定常状態である状況である。シート送風装置1は、図4に示す各状況の組み合わせにより、運転席シート20aおよび助手席シート20bの吹き出し方向を決定して送風することができる。図4に示すように、シート送風装置1は、乗員が運転席シート20aにのみ着座しており、助手席シート20bに着座していない場合、空調状況に関わらず助手席シート20bの送風を禁止する制御を行ってもよい。
次に第1実施形態のシート送風装置1がもたらす作用効果について説明する。シート送風装置1は、車室内の空気を駆動する送風装置31、35と、空気が通過可能な通気部が形成されている着座面を有し、内部に通気部を通過する空気が流通する空気通路32、36が設けられたシート20a、20bとを備える。シート送風装置1は、空気が通気部から通路へと吸い込まれてシート20a、20bの後方へと吹き出される後方吹き出しと、空気がシート20a、20bの後方から吸い込まれて通気部から吹き出される前方吹き出しとを切り替え可能な風向切替手段を備える。シート送風装置1は、風向切替手段を制御する制御装置50を備える。制御装置50は、ステップS10で車室のシートより後方の座席に乗員がいるか否かを判定する。制御装置50は、ステップS10で後部座席に乗員がいると判定した場合には、後方吹き出しを実行し、ステップS10で後部座席に乗員がいないと判定した場合には、前方吹き出しを実行する。
これによれば、シート送風装置1は、後部座席に乗員がいる場合には空気を前方から後方へと送風し、後部座席に乗員がいない場合には空気を後方から前方へと送風できる。したがって、後部座席に乗員がいる場合に車両用空調装置からの空調風をシート20a、20bを介して後部座席まで送風することができる。また後部座席に乗員がいない場合にシート20a、20bの後方から前方に対して送風することで、空調風をシート20a、20bの前方に留めることができる。すなわち、乗員がどの座席に着座しているかという状況に対応した送風を行うことができる。以上により、車室内の状況に対応した送風が可能なシート送風装置1を提供することができる。
制御装置50は、ステップS12で車両用空調装置100が暖房運転を実行中で且つ車室内の温度が定常状態であるか否かを判定する。ステップS12で暖房中の車室内の温度が定常状態であると判定された場合には、ステップS10での判定に関わらず後方吹き出しを実行する。これによれば、車両用空調装置100が暖房運転を実行中で且つ車室内の温度が定常状態である場合には後部座席の乗員の有無に関わらず空調風を後方に送風するので、車室内前方に空気を滞留させることがない。したがって、空気中の水蒸気によって車両の窓ガラスが曇ることを抑制することができる。
制御装置50は、ステップS14で助手席に乗員が着座しているか否かを判定する。ステップS14で助手席シートに乗員が着座していないと判定された場合には、ステップS16へと進み、助手席シートの送風を実行しない。これによれば、助手席に乗員が着座している場合には、運転席および助手席シート両方から空気を送風し、助手席に乗員が着座していない場合には、運転席シートのみから送風することができる。したがって、乗員が着座している座席にのみ空調風を留めることができるため、より車室内の状況に応じた空調が可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態におけるシート送風装置の変形例について説明する。図5において第1実施形態の図面中と同一符号を付した構成要素は、同様の構成要素であり、同様の作用効果を奏するものである。
第2実施形態において制御装置50が実行する吹出方向制御について、図5のフローチャートを用いて説明する。図5のフローチャートの処理は、後部座席に人がいる、いないに関わらず実行される制御である。制御装置50は、図5のフローチャートを示す処理を例えば車両用空調装置100が暖房運転をしている場合に実行する。制御装置50は、まずステップS210で車室内の温度が定常状態であるか否かを判定する。ステップS210は、特許請求の範囲における空調状態判定部に相当する。ステップS210で車室内の温度が定常状態であると判定されると、ステップS212へと進む。ステップS212では、助手席シート20bに乗員が着座しているか否かを判定する。ステップS212で助手席シート20bに乗員が着座していると判定されると、ステップS214へと進み、運転席シート20aと助手席シート20bの両方から車両後方へと空気を送風する処理を実行した後、図5のフローチャートを終了する。ステップS212で助手席に乗員が着座していないと判定された場合には、ステップS216へと進む。ステップS216では、運転席シート20aのみ後方へ空気を送風し、助手席シート20bからの後方への空気の送風を禁止する処理を実行した後、図5のフローチャートを終了する。ステップS214、ステップS216は、特許請求の範囲における送風制御部に相当する。
次に、第2実施形態のシート送風装置1がもたらす作用効果について説明する。制御装置50は、ステップS210において車両用空調装置100が暖房運転を実行している際に車室内の温度が定常状態であるか否かを判定する。ステップS210で定常状態であると判定された場合には、後方吹き出しを実行する。
これによれば、シート送風装置1は、車両用空調装置が暖房運転を実行しており且つ車室内の温度が定常状態である場合に、後方吹き出しを実行する。したがって、暖房運転を実施する冬季において、車室内の温度を上昇させる必要がなくなった場合に、車室内の前方の空気を後方に送風することができる。すなわち、空気中の水蒸気が車両の窓ガラスに結露することを抑制することができる。
制御装置50は、ステップS212で助手席シート20bに乗員がいるか否かを判定し、いないと判定された場合にはステップS216へと進む。ステップS216では、助手席シート20bからの後方への空気の送風を禁止する。これによれば、助手席シート20bに乗員がいない場合には、助手席シート20bの後方への送風を禁止できる。すなわち、乗員が助手席シート20bにいない場合は、助手席シート20bの周囲の水蒸気量が乗員からの呼気や発汗等によって上昇することがないので、助手席シート20bの周囲の空気を後方に送風する必要がない。したがって、この場合に助手席シート20bの後方への送風を禁止することで、送風装置を稼働する必要がなく、より省電力なシート送風装置1を提供することができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態におけるシート送風装置1の変形例について説明する。図6において第1実施形態の図面中と同一符号を付した構成要素は、同様の構成要素であり、同様の作用効果を奏するものである。
第3実施形態のシート送風装置1は、シートクッション部21の内部に送風装置331を有し、シートバック部25の内部に送風装置335を有する。送風装置331、335は、軸流ファンによって提供される。したがって送風装置331、335は、その回転方向を反転させることで、送風方向を変えることができる。制御装置50は、送風装置331、335の回転方向を制御する。すなわち、制御装置50は、後方吹き出しを実行する場合と前方吹き出しを実行する場合とで一方から他方へと変更する場合に、送風装置331、335の回転方向を反転させる。したがって、送風装置331、335は、特許請求の範囲における風向切替手段に相当する。
次に第3実施形態のシート送風装置1がもたらす作用効果について説明する。送風装置331、335が軸流のファンであることによれば、送風装置331、335の回転方向を変えることで前方吹き出しと後方吹き出しとを切り替えることができる。したがって、より簡素な構成で吹出方向の制御を実施することができる。
(他の実施形態)
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
上述の実施形態において、シート送風装置1は、シートクッション部21とシートバック部25にそれぞれ送風装置31、35を有するとした。これに代えて、いずれか片方にのみ送風装置を設けてもよい。この場合、シートクッション部21とシートバック部25のうち送風装置を設けた方のみから空気を送風する構成でもよい。または、シートクッション部21とシートバック部25のうち送風装置を設けた側の空気通路と、送風装置を設けない側の空気通路とが接続され、シートクッション部21とシートバック部25の両方に空気が流通する構成であってもよい。この構成では、1つの送風装置でシートクッション部21とシートバック部25の両方に空気を送風できるため、部品点数および組み付け工数の削減が可能となる。
上述の実施形態において、シート送風装置1は2列シートの車両に適用されるとしたが、運転席の後方に座席を有する車両であれば2列シート以外の車両に適用されてもよい。例えば、シート送風装置1を3列シートの車両に適用してもよい。
上述の実施形態において、シート送風装置1は運転席シート20aおよび助手席シート20bに適用されるとした。これに代えて、シート送風装置1をどちらか一方のシートのみに適用する構成であってもよい。また、運転席シート20aおよび助手席シート20b以外のシートに適用してもよい。例えば、3列シートの車両において、車両前方から2列目のシートにシート送風装置1を適用する構成であってもよい。
上述の実施形態において、制御装置50は、車両用空調装置100を制御するエアコンECUによって提供されるとしたが、制御装置の形態はこれに限定されない。例えば、制御装置はエアコンECUと独立したECUによって提供されてもよい。この場合、制御装置が吹出方向の切り替え制御を実施するために必要な情報は、エアコンECUを介して受け取る構成であればよい。または、制御装置が直接センサ等から情報を受け取る構成であってもよい。
上述の実施形態において、送風装置は遠心式のファンもしくは軸流式のファンによって提供されるとしたが、これに代えて斜流ファンやクロスフローファン等を送風装置として適用してもよい。
1…シート送風装置 20a、20b…シート 23、27…表皮部材 31、35…送風装置 32、36…空気通路 41、45…切替部(風向切替手段) 331、335…送風装置(風向切替手段) 50…制御装置 S10…乗員判定部 S12…空調状態判定部 S14…助手席判定部 S13、S15…切替制御部 S16…切替制御部(助手席制御部) S210…空調状態判定部 S212…助手席判定部 S214…送風制御部 S216…送風制御部(助手席制御部)

Claims (5)

  1. 車室内の空気を駆動する送風装置(31、35;331、335)と、
    前記空気が通過可能な表皮部材(23、27)を有し、内部に前記表皮部材を通過する前記空気が流通する空気通路(32、36)が設けられたシート(20a、20b)と、
    前記送風装置によって駆動された前記空気が前記表皮部材から前記空気通路へと吸い込まれて前記シートの後方へと吹き出される後方吹き出しと、前記送風装置によって駆動された前記空気が前記シートの後方から吸い込まれて前記空気通路を流通し前記表皮部材から吹き出される前方吹き出しとを切り替える風向切替手段(41、45;331、335)と、
    前記風向切替手段を制御する制御装置(50)と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記車室の前記シートより後方の後部座席に乗員がいるか否かを判定する乗員判定部(S10)と、
    前記乗員判定部にて前記後部座席に前記乗員がいると判定した場合には、前記後方吹き出しを実行するように前記風向切替手段を制御し、
    前記乗員判定部にて前記後部座席に前記乗員がいないと判定した場合には、前記前方吹き出しを実行するように前記風向切替手段を制御する切替制御部(S13、S15、S16)と、
    を有するシート送風装置。
  2. 前記制御装置は、
    車両用空調装置が暖房運転を実行している際に前記車室内の温度が定常状態であるか否かを判定する空調状態判定部(S12)をさらに有し、
    前記空調状態判定部にて前記車室内の温度が前記定常状態であると判定された場合には、前記乗員判定部の判定に関わらず前記後方吹き出しを実行する請求項1に記載のシート送風装置。
  3. 前記シートは、運転席シート(20a)および助手席シート(20b)であり、
    前記制御装置は、
    前記助手席シートに乗員がいるか否かを判定する助手席判定部(S14)と、
    前記乗員判定部にて前記後部座席に乗員がいないと判定され、且つ前記助手席判定部にて前記乗員がいないと判定された場合には、前記助手席シートの前記前方吹き出しを実行しない助手席制御部(S16)と、
    を有する請求項1または請求項2に記載のシート送風装置。
  4. 車室内の空気を駆動する送風装置(31、35)と、
    前記空気が通過可能な表皮部材(23、27)を有し、内部に前記表皮部材を通過した前記空気が流通する空気通路(32、36)が設けられ、前記送風装置によって駆動された前記空気を後方へと送風するシート(20a、20b)と、
    前記シートの送風を制御する制御装置(50)と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    車両用空調装置が暖房運転を実行している際に前記車室内の温度が定常状態であるか否かを判定する空調状態判定部(S210)と、
    前記空調状態判定部にて前記車室内の温度が前記定常状態であると判定された場合に、前記空気を後方へと送風する送風制御部(S214、S216)と、
    を有するシート送風装置。
  5. 前記シートは、運転席シート(20a)および助手席シート(20b)であり、
    前記制御装置は、
    前記助手席シートに乗員がいるか否かを判定する助手席判定部(S212)と、
    前記助手席判定部にて前記乗員がいないと判定された場合には、前記助手席シートにおける前記空気の後方への送風を禁止する助手席制御部(S216)と、
    を有する請求項4に記載のシート送風装置。
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