JP2009125536A - 空調シート - Google Patents

空調シート Download PDF

Info

Publication number
JP2009125536A
JP2009125536A JP2007307031A JP2007307031A JP2009125536A JP 2009125536 A JP2009125536 A JP 2009125536A JP 2007307031 A JP2007307031 A JP 2007307031A JP 2007307031 A JP2007307031 A JP 2007307031A JP 2009125536 A JP2009125536 A JP 2009125536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
duct
switching
groove
blowing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007307031A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5112024B2 (ja
Inventor
Atsuki Sasaki
篤樹 佐々木
Hisaya Mori
久也 森
Yasuhiko Niimi
康彦 新美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Denso Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp, Denso Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2007307031A priority Critical patent/JP5112024B2/ja
Publication of JP2009125536A publication Critical patent/JP2009125536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5112024B2 publication Critical patent/JP5112024B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】着座面における確実な風量を確保しながら、吸い込みモードと吹き出しモードとを切り換え可能な空調シートを提供する。
【解決手段】第1・第2の貫通溝10a・10bと平面溝11とからなる通気溝5を有するシートパッド6と、通気性を有する表皮7と、シート2・3の内部に配される送風手段15と、通気溝5と連通するダクト16と、ダクト16内の通気経路を切り換える切換手段17を有する。ダクト16は循環状に形成され、送風手段15の上下流両側には第1・第2の開口18a・18bを有する。切換手段17は、ダクト16を遮断する姿勢と開口18を閉口する姿勢との間で揺動自在である。送風手段15の回転方向を一定方向としながら、切換手段17通気経路を切り換えることによって、吸い込みモードと吹き出しモードとを切り換え可能となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートの着座面の蒸れなどを防止して快適な着座感を得るために、送風手段から送風された空気によって着座面の空調が可能な車両用の空調シートに関する。
この種の空調シートとして、例えば特許文献1〜3がある。特許文献1の空調シートは、シートクッション及びシートバックの内部において、それそれシートパッドの裏側に配された送風手段を、シートバッドの側面から着座面に至る通気溝へダクトを介して連通しており、通気溝の形成されたシートパッドは通気性を有する表皮によって覆われている。特許文献1の空調シートは、基本的には着座面から空気を吹き出させて空調しているが、着座面から空気を吸い込むようにして空調する形態も開示されている。また、別の形態として、送風手段からシートパッドの通気溝に至るダクトの中途部に、車内空気を除湿可能な空調ユニットと、除湿した後の再生モードにおいて発生する水蒸気をシートの裏面から排出する排出口とを設けている。ダクト内の通気溝と排出口との間には、経路切換手段としてのダンパーが揺動可能に配されている。当該ダンパーの向きを切り換えることによって、空調モードでは排出口を閉口しながら送風手段と通気溝とを連通させ、再生モードでは通気溝側への送風を遮断しながら、送風手段と排出口とを連通させている。なお、特許文献1では、送風手段としてシロッコファン(遠心ファン)や斜流ファンを使用している。特許文献2のシートは空調用ではないが、シート着座面をクリーニングするために、送風手段によって着座面から空気を吸い込み可能としている。
特許文献3の空調シートは、シート外に設けられた1つの送風手段からそれぞれシートクッションとシートバックとに連通するダクトを設け、送風手段を正回転させて着座面から空気が吹き出される吹き出しモードと、送風手段を逆回転させて着座面から空気が吸い込まれる吸い込みモードとを切り換え可能となっている。この空調シートでは、空調シートを作動させてから所定時間は吸い込みモードとなり、その後吹き出しモードとなるよう制御されている。なお、特許文献3には具体的な送風手段が開示されていないが、その機構からして軸流ファンを使用していると解される。
特開2005−253493号公報 特開2005−348997号公報 実開平5−51145号公報
特許文献1の空調シートは、基本的に吹き出しモードのみでの作動形態となっている。ところで、夏季や熱帯地域などでは、車両停止時に車内環境が高温となる。車内環境が高温となると、空気通路内の空気も高温となり、シートパッドも蓄熱される。この状態で特許文献1の基本的形態の空調シートを作動させると、作動直後は空気通路内の暖められた空気が吹き出すので、乗員に不快感を与えてしまう。また、空気通路内で暖められた空気が全て吹き出した後も、シートパッドに蓄熱された熱が送風される空気によって運ばれ得るので、その後も一定時間は清涼感をあまり感じられないことが懸念される。
特許文献1の他の形態や特許文献2の空調シートは、着座面から空気が吸い込まれる作動形態となっているので、上記のような問題は生じない。しかし、着座面から空気が吸い込まれる形態のみでは、通気性を有する表皮がフィルターとして機能し、表皮の細孔周りに塵埃が堆積して黒ずんでしまう。また、空気が吸い込まれる形態では、空気が吹き出される場合よりも乗員の感じる送風感が小さく、高級感に劣る。
そこで、特許文献3の空調シートは、空調シートの作動後所定時間は吸い込みモードとし、その後吹き出しモードへ切り換えることで上記問題の解決を図っている。しかし、特許文献3の空調シートでは、1つの送風手段によってシートクッションとシートバックを空調しており、しかも当該送風手段はシート外に設けられているので、送風手段から着座面に至る空気通路もかなり長い。また、軸流ファンの駆動方向を反転させることで、吸い込みモードと吹き出しモードとを切り換えている。軸流ファンは、遠心ファンや斜流ファンと比べて風圧が低く、正転・逆転時の効率も悪い。したがって、このような構成では実現性が極めて低く現実的ではない。
なお、特許文献1にはダンパーによってダクトの経路を切り換える機構が開示されているが、これは通気溝と排出口とに切り換え送風するものであって、送風手段から着座面の通気溝に至る経路は1つのみなので、吸い込みモードと吹き出しモードとを切り換えることは不可能である。
そこで本発明の目的は、着座面における確実な風量を確保しながら、吸い込みモードと吹き出しモードとを切り換え可能な空調シートを提供することにある。
本発明の空調シートは、厚み方向に貫通状に穿設された貫通溝と着座面において平面方向に一定の拡がりをもって形成された平面溝とからなる通気溝を有するシートパッドと、通気性を有し前記シートパッドの表面を覆う表皮と、シートの内部において前記シートパッドの裏側に配される送風手段と、該送風手段と前記シートパッドの通気溝とを連通するダクトと、該ダクト内の通気経路を切り換える切換手段を有する。前記厚み方向の貫通溝は、第1の貫通溝と第2の貫通溝との2つ穿設されている。前記ダクトは、前記第1の貫通溝と第2の貫通溝とを前記送風手段を介して互いに連通させる循環状に形成されている。すなわち前記ダクトは、前記第1の貫通溝に連接される第1ダクト部と、前記第2の貫通溝に連接される第2のダクト部と、前記第1・第2のダクト部同士を連通させる連通ダクト部とからなり、前記連通ダクト部内に送風手段が配されている。また、前記ダクトの前記送風手段の上流側と下流側とには、それぞれダクトの内外を連通させる第1の開口と第2の開口とが設けられている。第1・第2の開口を設ける部位としては、前記ダクトのうち、第1・第2のダクト部に設けてもよいし、送風手段の上流側と下流側であれば、連通ダクト部に設けることもできる。前記切換手段も、前記送風手段の上流側と下流側の2箇所に設けられ、それぞれ前記ダクトを遮断する姿勢と、前記開口を閉口する姿勢との間で揺動自在となっている。そして、前記送風手段の回転方向を一定方向としながら、前記切換手段によって前記第1の開口と第2の開口の開閉状態及び前記送風手段と前記第1・第2の貫通溝との連通・非連通状態を切り換えることによって、着座面から空気が吸い込まれる吸い込みモードと着座面から空気が吹き出される吹き出しモードとを切り換え可能となっている。吸い込みモードの場合は、前記第1・第2の開口のうち、一方の開口を前記切換手段で閉口し、他方の開口を開口させる。これにより、前記第1・第2のダクト部のうち、一方のダクト部は連通状態となっているが、他方のダクト部は前記切換手段で遮断されて非連通状態となっている。吹き出しモードの場合は、これの逆となる。
前記切換手段には、該切換手段と一体的に揺動するフィルター部材を設けておくことが好ましい。このフィルター部材は、前記ダクト内を遮蔽可能な大きさを有しており、前記切換手段の左右両面又は左右側面の一方のみに形成して、吸い込みモード及び/又は吹き出しモードにて機能させることができるが、少なくとも前記吹き出しモードにおいて機能させて、送風される空気内の塵埃を前記フィルター部材で除去可能とすることが好ましい。
前記送風手段としては、斜流ファン、遠心ファン、又はブロワ、すなわち軸流ファン以外のものを選択することが好ましい。ファンとは送風機のうち圧縮比1.1以下のものであり、ブロワとは送風機のうち圧縮比が1.1より大きく2以下のものである。
前記吸い込みモードと吹き出しモードとの切り換えは手動によって行うことができるが、設定温度や時間によって自動的に切り換えられるようにすることもできる。
具体的には、前記通気溝又はダクト内に設けられた温度検知手段と、該温度検知手段の検知温度によって前記切換手段の方向を切り換える制御手段とを備え、前記温度検知手段によって検知された温度が所定温度以上の場合は吸い込みモードとなり、前記温度検知手段によって検知された温度が所定温度未満の場合は吹き出しモードとなるよう制御できる。
または、前記切換手段の方向を切り換える制御手段を備え、前記空調シートの作動後所定時間は吸い込みモードとなり、その後吸い込みモードとなるよう、前記切換手段の切り換えタイミングを制御することもできる。
または、前記空調シートが室内温度を調節する空調ユニットを備える車両に配設される場合、前記空調ユニットの作動状態に応じて前記切換手段の姿勢を切り換える制御手段を備え、前記空調ユニットが急速冷房状態になっているときは吸い込みモードとなり、前記空調ユニットが安定作動状態になっているときは吹き出しモードとなるよう制御することもできる。上記の各制御手段には、切り換えタイミングが記憶されたメモリを有する。
本発明によれば、吸い込みモードと吹き出しモードとを切り換え可能なので、空調シートを作動させた直後に暖い空気が吹き出して乗員に不快感を与えることを避けられる。これを前提として、シートパッドに貫通溝を2つ穿設し、内部に送風手段が配されたダクトを循環状としたうえで、切換手段を切り換えることによってダクト内の空気の流れを反転させているので、送風手段から貫通溝までの距離を短くでき、かつ送風手段の回転方向を反転させる必要もないので、送風効率が良く着座面における風量を確実に確保できる。
ダクト内には塵埃が溜まり易く、かつ吹き出しモードでは乗員の体感する送風感も大きい。そこで、切換手段にフィルター部材を設け、少なくとも吹き出しモードにおいて送風される空気内の塵埃を除去可能としていれば、乗員が埃っぽさや独特の臭いを感じることを避け、不快感を低減できる。吸い込みモードではダクト内の空気が着座面以外の部分から排出されることになる。したがって、フィルター部材を吹き出しモードのみで機能させ、吸い込みモードでは機能していないすなわち空気通路を遮蔽していなければ、吸い込みモードにおいてダクト内の塵埃を着座面以外の部分から排出でき、ダクトの清掃も兼ねることができる。
前記送風手段として、軸流ファンよりも風圧・効率の高い斜流ファン、遠心ファン、又はブロワを使用していれば、着座面における風量をより多くできる。これにより、乗員が感じる送風感が増すので、空調シートの高級感も増す。
吸い込みモードと吹き出しモードとの切り換えタイミングを、設定温度、時間、又は空調ユニットの作動状態によって自動的に切り換えられるようにしてあれば、操作が楽であると共に、空調シートの高級感がさらに増す。空調シートを作動させた後の所定時間は吸い込みモードとしていれば、乗員に不快感を与えることを確実に避けることができ、その後送風感の高い吹き出しモードとすれば、乗員は空調シートの作動を実感することができる。空調シートが急速冷房状態のときに吸い込みモードとなるよう制御されていれば、暖かい空気による乗員の不快感を避けながら、一般的には吹き出しモードよりも体感風量が劣る吸い込みモードにおいても、急速冷房状態における高風量により乗員は風量を感じ易くなる。
(実施例1)
以下に、適宜図面を参照しながら本発明の実施例について説明するが、これに限定されることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。図1に、空調シート本体1の概略断面図を示す。図2に、実施例1の吸い込みモードにおけるシートバック2の要部拡大構成図を示す。図3に、実施例1の吹き出しモードにおけるシートバック2の要部拡大構成図を示す。
空調シート本体1は、自動車などの車両に搭載されるものであって、図1に示されるように、シートバック2とシートクッション3とを有する。シートバック2及びシートクッション3は、空気通路としての通気溝5が形成されたウレタンフォームなどの発泡材からなるシートパッド6と、該シートパッド6の表面を覆う表皮7と、適度な剛性を有する合成樹脂製で各シート2・3の左右側面の一部や裏面を覆うパネル部材8とを有する。具体的には、シートバック2のパネル部材8はバックパネルであり、シートクッション3のパネル部材8はクッションシールドである。なお、図1には図示していないが、実際にはシートバック2及びシートクッション3の内部には、それぞれ骨格としての金属製フレームを有する。
シートパッド6は所定の厚みを有し、通気溝5は、厚み方向に貫通状に穿設された貫通溝10と着座面において平面方向に一定の拡がりをもって凹み形成された平面溝11とからなる。表皮7は多数の細孔12を有する通気性素材であって、例えば織布やメッシュシートのほか、レーザ加工等により多数の微細孔が形成された布もしくはレザーなどからなる。シートパッド6とパネル部材8との間には一定の空間が確保されており、当該シートバック2及びシートクッション3の内部空間には、送風手段15と、該送風手段15とシートパッド6の通気溝5とを連通するダクト16とが設けられている。また、ダクト16の内部には、揺動可能な切換手段17が設けられている。
このように、シートバック2とシートクッション3とは、起立状に設けられているか水平状に設けられているかの違い以外はそれぞれ同様の基本的構成となっているので、以下にはシートバック2を例に挙げて詳しい機構について説明する。図2及び図3によく示されるように、シートパッド6に穿設された貫通溝10は、第1の貫通溝10aと第2の貫通溝10bとが上下に2つ並んで穿設されている。ダクト16は、第1の貫通溝10aと第2の貫通溝10bとを送風手段15を介して互いに連通させる循環状に形成されており、第1の貫通溝10aに連接される第1ダクト部16aと、第2の貫通溝10bに連接される第2のダクト部16bと、第1・第2のダクト部16a・16b同士を連通させる連通ダクト部16cとからなり、連通ダクト部16c内に送風手段15が配されている。これら通気溝5とダクト16とによって空気通路が構成されている。また、ダクト16における送風手段15の上流側と下流側、すなわち第1・第2のダクト部16a・16bには、それぞれダクト16の内外を連通させる第1の開口18aと第2の開口18bとが穿設されている。切換手段17も、送風手段15の上流側と下流側にあたる第1・第2のダクト部16a・16b内の2箇所に設けられており、それぞれダクト16を遮断する姿勢と開口18を閉口する姿勢との間で、枢軸29を支点として揺動自在となっている。また、両切換手段17a・17bの揺動先端には、それぞれ両切換手段17a・17bと一体的に揺動するフィルター部材19a・19bが設けられている。さらに、ダクト16の内部、詳しくは第2の開口18bの下流側直近には、空気通路内の温度を検知する温度検知手段20が設けられている。
本実施の形態における送風手段15としては、軸方向から空気を吸い込んで軸の斜め方向に圧力を与えて送風し、軸流ファンよりも風圧・効率の高い斜流ファンを用いている。斜流ファン15は、連通ダクト部16c内の第1のダクト部16a側寄りに配設されている。なお、連通ダクト部16cの斜流ファン15が設置される側方部は、斜流ファン15の軸が第1のダクト部16aの中心にくる位置で設置できるよう、外側に膨出している。これにより、ダクト16内の空気は、第1のダクト部16aから連通ダクト部16cの斜流ファン15を介して第2のダクト部16bへ至るように流れるので、第1のダクト部16aが空気の流れの上流側、第2のダクト部16bが下流側となる。したがって、これらに連通するシートパッド6の通気溝5のうち、第1の貫通溝10aが上流側、第2の貫通溝10bが下流側となる。
切換手段17としては、薄板状のダンパーを用いた。当該ダンパー17は、ダクト16内に配された姿勢にあるときはその両端がダクト16の内面に接触して空気通路を遮断し、空気通路を連通させる姿勢にあるときは開口18を閉口できる大きさに設計されている。なお、第1のダンパー17aと第2のダンパー17bとの相対関係は、常に揺動姿勢の反対側にある関係が保持されながら揺動するように設計されている。フィルター部材19は、ダンパー17の一側面のみに突出するように設けられており、4分の1円弧状を呈している。フィルター部材19も、これがダクト16内に配された姿勢にあるとき、当該フィルター部材19の両端がダクト16の内面に接触して空気通路を遮蔽するような大きさを有する。つまり、フィルター部材19の形状を4分の1円としてみたとき、その半径がダンパー17の内径及び開口18の開口寸法と略同一に設計されている。フィルター部材19としては、このような形状を保持しながら空気中の塵埃除去効果を奏するものであれば特に限定されることはなく、例えば金属繊維や合成樹脂繊維を編み込んだメッシュや、円弧状のフレームに不織布を接合したものなどを使用できる。本実施例では、メッシュを使用した。また、温度検知手段20としては、ダクト16内の温度を検知できるものであれば特に限定されないが、本実施例ではサーミスタを使用した。
ダンパー17、及びこれの先端に設けられたメッシュ19は、電動アクチュエータ25によって揺動される。具体的には、シートバック2内の所定箇所(例えばバックフレーム)に固定されたアクチュエータ25から、原動リンク26が進退自在に連結されている。原動リンク26には、第1・第2の節28a・28bを介してそれぞれ第1・第2の従動リンク27a・27bが回動自在に連結されている。そして、第1・第2の従動リンク27a・27bの先端が、それぞれ第1・第2のダンパー17a・17bの枢軸29a・29bに連結されている。原動リンク26と従動リンク27とは、回動可能な節28を介して連結されていることで、両リンク26・27の相対関係は可変である。一方、従動リンク27とダンパー17とは、常に一定角度が保持される。
次に、空調機構について説明する。サーミスタ20による検知温度は、図示していない制御装置に送信され、当該サーミスタ20からの検知温度に基づいて制御装置がアクチュエータ25の動作を制御している。具体的には、サーミスタ20の検知温度が所定温度異常であれば、制御装置によってアクチュエータ25が図2に示す吸い込みモード仕様へ切り換えられ、サーミスタ20の検知温度が所定温度未満であれば、制御装置によってアクチュエータ25が図3に示す吹き出しモード仕様へ切り換えられる。吸い込みモードと吹き出しモードとの切り換え基準となる所定温度は特に限定されることはないが、例えば、40℃、35℃、30℃、25℃などに設定できる。設定温度が40℃は、着座者が確実に暖かい空気と感じるであろう温度であり、最低限の不快感を回避できる。設定温度が35℃は、人の平均体温より僅かに低い温度であり、少なくとも吹き出される空気が暖かいと感じることを回避できる。設定温度30℃であれば、ダクト16内で暖められた空気のほか、シートパッド6に蓄熱された熱も排出できているであろう。設定温度が25℃であれば、吹き出す空気がある程度涼しいと感じることができる温度となる。したがって本実施例では、空調シート1を作動させた直後から吹き出しモードとなっている場合もある。
空調シート1を作動させたとき、サーミスタ20の検知温度が所定温度以上であれば、図2に示されるような吸い込みモードとなる。この吸い込みモードでは、アクチュエータ25によって原動リンク26が進出される。すると、第1・第2の節28a・28bを介して回動自在に連結されている第1・第2の従動リンク27a・27bが、上方側へ傾斜する。すると、第1従動リンク27aに連結されている第1のダンパー17aは、第1の枢軸29aを支点として第1の開口18aを閉口するように揺動し、第1のダクト部16aすなわち軸流ファン15と第1の貫通溝10aとが連通状態となる。一方、第2の従動リンク27bに連結されている第2のダンパー17bは、第2の枢軸29bを支点として第2のダクト部16bを遮蔽し、軸流ファン15と第2の貫通溝10bとが非連通状態となる。同時に、第2の開口18bは開口している。すると、軸流ファン15の回転方向によってダクト16内の空気は第1のダクト部16aから第2のダクト部16bに流れるので、表皮7の細孔12が空気入口となり、第2の開口18bが空気出口となる。これにより、シートバック2の着座面から空気が吸い込まれる吸い込みモードとなる。表皮7の細孔12から吸い込まれた空気は、平面溝11、第1の貫通溝10a、第1のダクト部16a、軸流ファン15、連通ダクト部16cをこれの順に流れ、第2の開口18bからシートバック2の内部空間へ排出される。シートバック2の内部空間に排出された空気は、シートバック2の各隙間からシートバック2外へ排出される。
吸い込みモードでは、第1のメッシュ19aはダクト16の外部に位置しており、第2のメッシュ19bは第2のダンパー17bの下流側に位置していることから、フィルター機能を発揮していない。したがって、空気通路内にフィルターが存在しない構成となっているので、通気溝5やダクト16内の塵埃も空気と共に外部へ排出される。
空気通路内で暖められた空気が外部に排出されてサーミスタ20の検知温度が所定温度未満となると、図3に示されるような吹き出しモードへ切り換えられる。この吹き出しモードでは、アクチュエータ25によって原動リンク26が退入される。すると、第1・第2の節28a・28bを介して回動自在に連結されている第1・第2の従動リンク27a・27bが、下方側へ傾斜する。すると、第1従動リンク27aに一定角度保持状に連結されている第1のダンパー17aが、第1の枢軸29aを支点として第1のダクト部16aを遮蔽するように揺動し、軸流ファン15と第1の貫通溝10aとが非連通状態となる。同時に、第1の開口18aが開口する。一方、第2の従動リンク27bに一定角度保持状に連結されている第2のダンパー17bは、第2の枢軸29bを支点として第2の開口18bを閉口するように揺動し、第2のダクト部16bすなわち軸流ファン15と第2の貫通溝10bとが連通状態となる。このとき、軸流ファン15は上記吸い込みモードと同じ方向に回転駆動しており、やはりダクト16内の空気は第1のダクト部16aから第2のダクト部16bに流れるので、第1の開口18aが空気入口となると共に、表皮7の細孔12が空気出口となる。これにより、シートバック2の着座面から空気が吹き出される吹き出しモードとなる。第1の開口18aから吸い込まれた空気は、軸流ファン15、連通ダクト部16c、第2のダクト部16b、第2の貫通溝10b、平面溝11をこれの順に流れ、表皮7の細孔12から排出される。
吹き出しモードでは、第1・第2のメッシュ19a・19bは、共にダクト16の内部において空気通路を遮蔽するように位置していることからフィルター機能を発揮し、空気通路内を流れる空気内の塵埃は除去される。なおメッシュ19は、その半径が開口18と略同一の円弧状に形成されていることで、揺動によってダクト16などに引っ掛かるなどの支障なく円滑に揺動できる。またサーミスタ20は、図2及び図3によく示されるように、第2の開口18bの下流側直近に設けられているので、空気通路内の温度変化を最も効率よく検知できる。例えば、サーミスタ20が第1の開口18aの上流側や第2の開口18bの下流側に設けられていれば、吸い込みモードや吹き出しモードにおいて空気の流れのない位置にあり、暖められた空気が確実に排出されたか否かを的確に検知できない。また、サーミスタ20が連通ダクト部16cに設けられていれば、それより下流域の空気温度を検知できないので、正確性に欠ける。シートクッション3においても、上記と同様の機構により、吸い込みモードと吹き出しモードとが切り換えられるので、その説明は省略する。
(実施例2)
図4に、実施例2の吸い込みモードにおけるシートバック2の要部拡大構成図を示す。実施例2は、実施例1の変形例であって、吸い込みモードと吹き出しモードとの切り換えタイミング、及び送風手段が異なる。したがって、以下には実施例1との相違点を中心に説明する。本実施例2では、送風手段として軸流ファン30を用いた。軸流ファン30は、軸方向から空気を吸い込んで、反対の軸方向へ吹き出す構成となっている。そこで、図4によく示されるように、軸流ファン30はこれの軸方向が空気通路と平行となる向きで連通ダクト部16cの中間部に配されている。軸流ファン30は、実施例1のような斜流ファンと比べて風圧が低いものの、省スペース化が可能な点で有利である。そのため、実施例1のダクト16のような送風手段設置用の膨出部は形成されていない。また、本発明では空気通路が短いので、軸流ファン30によっても充分に着座面における風量を確保できる。軸流ファン30を連通ダクト部16cの中間部に設置していれば、第1・第2の貫通溝10a・10bまでの距離が同じになるので、吸い込みモードと吹き出しモードとの風量を同等にできる。
吸い込みモードと吹き出しモードとは、所定時間経過によって切り換えられるよう設計されている。具体的には、アクチュエータ25を制御する制御装置に、切り換えタイミングとなる設定時間を記憶させたメモリが備えられており、空調シート1を始動させてからメモリに記憶された設定時間経過までは吸い込みモードとなり、設定時間経過後に吹き出しモードへ切り換えられるよう設定されている。吸い込みモードと吹き出しモードとの切り換えタイミングとなる設定時間は特に限定されることはないが、例えば空調シート1を作動させてから30秒後、1分後、3分後、10分後などに設定すればよい。本発明では空気通路の距離が短いので、少なくとも30秒あれば空気通路内で暖め暖められた空気の大半を排出できる。設定時間が1分であれば、暖められた空気の殆どを排出でき、3分であれば暖められた空気を確実に排出しながら、シートパッド6に蓄熱された熱も殆ど排出できる。設定時間が5分以上あれば、シートパッド6に蓄熱された熱は略確実に排出される。したがって実施例2では、実施例1のような温度検知手段20を有しない。その他は実施例1と同様なので、同じ部材に同じ符号を付してその説明を省略する。なお、実施例2における吹き出しモードも、図3と同様になっている。
(実施例3)
図5に、実施例3に係る空調シート1を有する車両の概略構造を示す。実施例3の空調シート1は、吸い込みモードと吹き出しモードとの切り換えタイミングに特徴を有する。図5において、実施例3の空調シート1は、インストルメントパネル31の下方に配設された空調ユニット32を備える車両に配設されている。この空調ユニット32は、車外空気又は車内空気を吸入して昇温又は降温された空調風として車内へ吹き出し、車両の室内温度を調節するためのユニットであり、いわゆる周知のエアコンである。詳細は図示していないが、空調ユニット32は、内外空気の混合割合を調節する内外気切換手段、送風機、蒸発器、エアミックスドア、及びエンジン冷却水が循環するヒータコアなどを有する。エアミックスドアの開度を調節することによって、ヒータコアを通過する空気と通過しない空気の混合割合を調節して、空調風の吹出温度が調整される。また、空調ユニット32には、マイクロコンピュータを主体として構成され、車内温度を検知する内気温度センサなどからの検出信号、およびエアコン操作パネルからの操作信号に基づいて吹出温度を制御するための空調制御手段が内蔵されている。エアコン操作パネルによる設定温度と内気温度センサによる検知温度(車内温度)との差が所定値以上であれば、空調ユニット32は風量の多い急速冷房状態となる。一方、エアコン操作パネルによる設定温度と内規温度センサによる検知温度(車内温度)との差が所定値未満であれば、空調ユニット32は風量の安定した安定作動状態となる。
本実施例3では、このような空調ユニット32の作動状態に応じて空調シート1のダンパー17の姿勢を切り換える制御手段33が設けられている。符号35は、実施例1や実施例2と同様のシート空調ユニットである。空調ユニット32とシート空調機構35とを関連付ける制御手段33によって、空調ユニット32が急速冷房状態になっているときは空調シート1が吸い込みモードとなり、空調ユニット32が安定作動状態になっているときは空調シート1が吹き出しモードとなるよう制御されている。
(その他の変形例)
上記実施例1,2を示す各図面には、第1の貫通溝10aと第2の貫通溝10bとが上下に並設され、ダクト16が上下方向に循環するような形態で示したが、これに限らず第1の貫通溝10aと第2の貫通溝10bとを左右に並設して、ダクト16が左右方向に循環するような形態とすることもできる。実施例1,2では、第1の貫通溝10aと第1のダクト部16aが上流側に、第2の貫通溝10bと第2のダクト部16bが下流側になるように送風手段15を設けたが、その設置向きを反対にすることで、第1の貫通溝10a及び第1のダクト部16aが下流側に、第2の貫通溝10b及び第2のダクト部16bが上流側になるようにすることもできる。また、送風手段15の設置位置は、連通ダクト部16cに限らず、第1のダクト部16aや第2のダクト部16bに設けても良い。送風手段15としては、実施例1の斜流ファンや実施例2の軸流ファンの他に、シロッコファンなどの遠心ファンや、遠心ブロワ、軸流ブロワを使用することもできる。遠心ファンやブロワであれば、斜流ファンよりも風圧が大きいので、より着座面における風量を増大できる。
第1・第2の開口18a・18bを設ける部位としては、送風手段15を挟んで上流側と下流側であれば特に限定されず、例えば実施例2において連通ダクト部16cに設けることもできる。また、2つの開口18a・18bのうち、一方を第1のダクト部16a又は第2のダクト部16bに、他方を連通ダクト部16cに設けてもよい。
実施例1,2では、開口18の開口寸法とダンパー17との長さとがちょうど同じ程度に形成してあるが、開口18の開口寸法は、ダンパー17より小さければその大きさは特に限定されない。実施例1に実施例2のような時間設定による制御方法を適用してもよいし、実施例2に実施例1の斜流ファンを適用してもよい。
吸い込みモードと吹き出しモードとの切り換えは、適宜乗員の好きなタイミングで手動によって行うこともできる。例えば、制御手段を使用せず、吸い込みモード用のスイッチと吹き出しモード用のスイッチとの2種類のスイッチを設けて、適宜好きなタイミングで好きなモード用のスイッチを押せばよい。また、アクチュエータ25を使用せず、ダンパー17と連結されるリンク機構26・27を手動にて切り換え可能なノブを設けた構成であってもよい。
空調シート本体の概略断面図である。 実施例1の吸い込みモードにおけるシートバックの要部拡大構成図である。 実施例1の吹き出しモードにおけるシートバックの要部拡大構成図である。 実施例2の吸い込みモードにおけるシートバックの要部拡大構成図である。 実施例3の空調シートを有する車両の概略構造である。
符号の説明
1 空調シート本体
2 シートバック
3 シートクッション
5 通気溝
6 シートパッド
7 表皮
10 貫通溝
12 細孔
15 斜流ファン(送風手段)
16 ダクト
17 ダンパー(切換手段)
18 開口
19 メッシュ(フィルター部材)
20 サーミスタ(温度検知手段)
25 アクチュエータ
26 原動リンク
27 従動リンク
30 軸流ファン(送風手段)
31 インストルメントパネル
32 空調ユニット
33 制御手段
35 シート空調ユニット

Claims (6)

  1. 厚み方向に貫通状に穿設された貫通溝を有するシートパッドと、通気性を有し前記シートパッドの表面を覆う表皮と、シートの内部において前記シートパッドの裏側に配される送風手段と、該送風手段と前記シートパッドの貫通溝とを連通するダクトと、該ダクト内の通気経路を切り換える切換手段を有し、
    前記貫通溝は、第1の貫通溝と第2の貫通溝との2つ穿設されており、
    前記ダクトは、前記第1の貫通溝と第2の貫通溝とを前記送風手段を介して互いに連通させる循環状に形成されており、当該ダクトの前記送風手段の上流側と下流側とには、それぞれダクトの内外を連通させる第1の開口と第2の開口とが設けられており、
    前記切換手段は、前記送風手段の上流側と下流側の2箇所に設けられ、それぞれ前記ダクトを遮断する姿勢と、前記開口を閉口する姿勢との間で揺動自在であり、
    前記送風手段の送風方向を一定方向としながら、前記切換手段の姿勢を切り換えることによって、着座面から空気が吸い込まれる吸い込みモードと着座面から空気が吹き出される吹き出しモードとを切り換え可能な空調シート。
  2. 前記切換手段には、該切換手段と一体的に揺動するフィルター部材が設けられており、
    少なくとも前記吹き出しモードにおいて、送風される空気内の塵埃を前記フィルター部材で除去可能な請求項1に記載の空調シート。
  3. 前記送風手段が、斜流ファン、遠心ファン、又はブロワである請求項1または請求項2に記載の空調シート。
  4. 前記貫通溝又はダクト内に設けられた温度検知手段と、該温度検知手段の検知温度によって前記切換手段の姿勢を切り換える制御手段とを備え、
    前記温度検知手段によって検知された温度が所定温度以上の場合は吸い込みモードとなり、前記温度検知手段によって検知された温度が所定温度未満の場合は吹き出しモードとなるよう制御されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の空調シート。
  5. 前記切換手段の姿勢を切り換える制御手段を備え、
    前記空調シートの作動後所定時間は吸い込みモードとなり、その後吸い込みモードとなるよう、前記切換手段の切り換えタイミングが制御されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の空調シート。
  6. 室内温度を調節する空調ユニットを備える車両に配設され、
    前記空調ユニットの作動状態に応じて前記切換手段の姿勢を切り換える制御手段を備え、
    前記空調ユニットが急速冷房状態になっているときは吸い込みモードとなり、前記空調ユニットが安定作動状態になっているときは吹き出しモードとなるよう制御されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の空調シート。

JP2007307031A 2007-11-28 2007-11-28 空調シート Expired - Fee Related JP5112024B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007307031A JP5112024B2 (ja) 2007-11-28 2007-11-28 空調シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007307031A JP5112024B2 (ja) 2007-11-28 2007-11-28 空調シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009125536A true JP2009125536A (ja) 2009-06-11
JP5112024B2 JP5112024B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=40817025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007307031A Expired - Fee Related JP5112024B2 (ja) 2007-11-28 2007-11-28 空調シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5112024B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506178A (ja) * 2007-12-10 2011-03-03 ヴィー・エー・テー・オートモーティヴ・システムス・アクチェンゲゼルシャフト 改良された空調モジュールおよび方法
JP2016052377A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 コトブキシーティング株式会社 吸引吹出し併用型空調椅子
JP2017178273A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社Subaru 車両用空調装置
KR101886622B1 (ko) * 2017-11-22 2018-08-09 오레스트 주식회사 통풍시트가 마련된 안마의자
JP2018140687A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 株式会社デンソー シート送風装置
US10647230B2 (en) 2016-02-23 2020-05-12 Denso Corporation Seat air conditioner
WO2022244507A1 (ja) * 2021-05-19 2022-11-24 株式会社デンソー シートヒータおよびシート空調装置
JP7461786B2 (ja) 2020-04-09 2024-04-04 株式会社タチエス 車両用シートの製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05286346A (ja) * 1991-11-14 1993-11-02 Nippondenso Co Ltd 座席用空調装置
JP2007126047A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Denso Corp 車両用シート空調装置
JP2007237999A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Valeo Thermal Systems Japan Corp シート空調装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05286346A (ja) * 1991-11-14 1993-11-02 Nippondenso Co Ltd 座席用空調装置
JP2007126047A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Denso Corp 車両用シート空調装置
JP2007237999A (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Valeo Thermal Systems Japan Corp シート空調装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506178A (ja) * 2007-12-10 2011-03-03 ヴィー・エー・テー・オートモーティヴ・システムス・アクチェンゲゼルシャフト 改良された空調モジュールおよび方法
JP2016052377A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 コトブキシーティング株式会社 吸引吹出し併用型空調椅子
US10647230B2 (en) 2016-02-23 2020-05-12 Denso Corporation Seat air conditioner
JP2017178273A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 株式会社Subaru 車両用空調装置
JP2018140687A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 株式会社デンソー シート送風装置
KR101886622B1 (ko) * 2017-11-22 2018-08-09 오레스트 주식회사 통풍시트가 마련된 안마의자
JP7461786B2 (ja) 2020-04-09 2024-04-04 株式会社タチエス 車両用シートの製造方法
WO2022244507A1 (ja) * 2021-05-19 2022-11-24 株式会社デンソー シートヒータおよびシート空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5112024B2 (ja) 2013-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5112024B2 (ja) 空調シート
JP6504308B2 (ja) シート空調装置
JP6674245B2 (ja) 空調機連動シート装置
WO2015059894A1 (ja) 車両用シート空調装置
JP2004215748A (ja) 車両用空調装置
JP2008265490A (ja) 車両用空調装置
JP2008149998A (ja) 車両用空調装置
JP2011189764A (ja) 車両用空調装置
JP3814987B2 (ja) 車両用空調装置
JP2006335317A (ja) シート空調装置
JP3794132B2 (ja) 車両用空調装置
JP4396759B2 (ja) 車両用空調装置
JP2018140687A (ja) シート送風装置
JP3704862B2 (ja) 車両用空調装置
JP2017154617A (ja) 車両用シート空調装置
JP2017144864A (ja) 車両用シート空調装置
JP7081474B2 (ja) シート空調装置
JPH06305322A (ja) 座席用空調装置
JP7069841B2 (ja) 車両用シート空調装置
JP6555420B2 (ja) シート送風装置
JP2011213127A (ja) 車両用空調装置
JP6898821B2 (ja) シート空調装置
JP2005255006A (ja) 車両用空調装置
JP2018127098A (ja) シート送風装置
KR102401276B1 (ko) 차량용 공조시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121010

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5112024

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees