JP2004267730A - マットカバー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】周側3、4および背面2の非通気部分と上面の開口部または通気部5を有し、この開口部または通気部5と異なる部分に通気口6を備えたことを特徴とするマットカバーを提供するとともに、このカバー1で敷布団や座布団、自動車シートクッション等を包み、人体との接触部分において集中した通気部分を形成する。マットの弾力性、厚さを保持するために、回復性が良く面圧が均等に配分された網状不織構造体クッションマットを用い、吸気排気が効率よく行える敷布団や座布団、自動車シートクッションとする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
【0002】この発明は、通気性を有するマットおよびそのカバーの技術分野に係る。
【従来の技術】
【0003】敷布団や座布団、自動車シートクッション等は人体との接触部分において通気性を保っておくことによって蒸れ防止、乾汗作用、防カビ、乾燥等の効果を上げることが出来るものであるが、この効果をあげるものとして、従来、ポンプ装置の噴出による空気圧マットレスは存在したが、これは使用時に常時ポンプ装置を作動させ、マット内の空気圧で固さ、厚さを維持していた。そのためにポンプ装置を止めるとマットは平坦になり常時は使用できなかった。また、このタイプのエアーマットでマット上面からエアーが噴出すタイプのものもあったが、空気圧とエアーの噴出し量とのバランスをとりにくく、適度の空気圧と適度のエアー噴出しを得るためには非常に困難を極めた。また、エアーマットは芯材となるものが具備されていないので、ブロアー等による排気ではマットがしぼんで流気させることができなかった。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】従来のエアーマットは使用時にポンプ装置を作動させ、マットの固さ厚さを維持し、それと同時にエアーの噴出させるという非常に調節しにくくて使い勝手の悪かった。また、マット内の空気を排換気したい場合マットがしぼんで換気できないなどの問題を改善することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】この発明は、マットの弾力性、厚さの保持には、回復製が良く面圧が均等に配分された網状不織構造体クッションマットに使う、吸気排気が効率よく行える専用のマットカバーを提供し、従来の欠点を解決するものである。
【実施例 1】
【0006】次にこの発明の一実施例を図1について説明する。 (1)はこの発明のマットカバーで、このマットカバー(1)はマチ10cm程度のほぼ敷布団サイズの袋状にして底面(2)、マチ面(3)と上面の周側部(4)を非通気性のシート材で構成し、上面の中央部分は開口または網状或は織布状の通気素材(5)を用い、一側面には通気口(6)を設けてなるものである。
【0007】また、図2は、クッションマット(7)の素材例で、例えば、カール整形した中空のポリウレタンファイバーを相互に融着整形させマット状にしたもので、弾性に富むと共に通風性に優れたものである。
【0008】また、図3は、ブロアー(8)の断面図で、中央にモーター(9)で駆動するファン(10)を設け、両サイドには通風仕切り板(11)(12)を設け、両端との間に一方には周知のフィルター材(13)他方には周知のイオン発生材(14)を入れ、両端板(15)(16)にはホース連結口(17)(18)をそれぞれ設けたもので、上部の(19)は取っ手である。なお、モーター(9)は周知の手段によって正逆回転させ送風方向を正逆させるものである。
【0009】つぎに、他の実施例を図4について説明する。 (20)は、この発明の通気クッションマットである。 この通気クッションマット(20)は、敷布団サイズに整形した図2のクッションマット(7)をこの発明のマットカバー(1)内に収納したものである。マットカバー(1)の一側の通気口(6)にはジャバラホース(21)を介して図3のブロアー(8)を接続する。マットカバー(1)の上面通気部(5)には織布などの通気シーツ(22)をかける。また、(26)は枕である。
【0010】図5に示すように、図4に示した通気マットシート(20)はベッド(23)に載置しても使用できるものである。
【0011】図6に示すものは、座布団マット(24)で、マットカバー(1)を座布団サイズに構成したもので、その内部にはクッションマット(7)を同サイズに整形したものを収納し、その一側の通気口(6)には小型に構成したブロアー(8)を内蔵したものである。
【0012】図7に示すものは、自動車の座席などに用いるクッション(25)で、マットカバー(1)をL字型に構成し、この内部には同形状に整形したクッションマット(7)を収納し、その一側の通気口(6)には小型に構成したブロアー(8)を内臓したものである。
【発明の作用説明】
【0013】このように構成したこの発明のクッションカバー(1)は、クッションマット(7)をくるみ、その上面の一部を通気性(5)とし、この発明のマットカバー(1)に正逆回転可能なブロアー(8)を接続し、クッションマット(7)の上面一部から吸排気させ、使用時においてはブロアー(8)からの送風により冷体温、冷布団、乾燥させ、あるいはブロアー(8)からの吸風により体汗吸い取り、吸乾燥、吸脱臭等を行い療養、休眠、休息を快適にするものである。
また、マット(20)、クッション(24)(25)未使用時においても通気させて乾燥や殺菌作業を行う。
【発明の効果】
【0014】本発明は、上述のように構成したので、このカバー(1)でクッションマット(7)を包むことにより、上面一部のみに通気性があるマット(20)(24)(25)を形成させ、体に接触する部分のみでの流気を可能にし、正逆回転可能なプローアー(8)と連結して吸排気することによって、蒸れの防止、乾燥、体温調節等を行えるマットの実現を可能にしたものである。
【0015】また、図2に示すように、クッションマット(7)として、カール整形した中空のポリウレタンファイバーを相互に融着整形させたものを用いることにより、ブロアー(8)による排気時もマットがしぼなえることがないので、スムーズに流気させことができ、冷体温、暖体温、乾燥、脱臭、殺菌が可能になり快眠や療養に効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、この発明のマットカバー(1)の斜視図。
【図2】は、クッションマット(7)の一部の斜視図。
【図3】は、ブロアー(8)の断面図。
【図4】は、この発明の通気マット(20)の一部切り欠き斜視図。
【図5】は、通気マット(20)をベッド(23)上に置いた例を示す斜視図。
【図6】は、座布団状の通気マット(24)の斜視図。
【図7】は、自動車シート用通気マット(25)の斜視図である。
【符号の説明】
(1)マットカバー
(4)マットカバーの非通気部分
(5)マットカバーの通気部分
(6)通気口
(7)クッションマット
(8)ブロアー
Claims (4)
- 周側および背面の非通気部分と上面の開口部または通気部を有し、この開口部または通気部と異なる部分に吸排気口を備えたことを特徴とするマットカバー。
- 網状不織構造体通気性クッションマットであって、この物を第1項記載のマットカバーで覆い、この吸排気口にブロアー装置を連設したことを特徴とする通気マット。
- 網状不織構造体通気性クッションマットであって、この物を第1項記載のマットカバーで覆い、この吸排気口に正逆回転可能なブロアー装置を連設したことを特徴とする通気クッションマット。
- カール整形した中空のポリウレタンファイバーを相互に融着整形させたもので構成した網状不織構造体通気性クッションマットであって、この物を第1項記載のマットカバーで覆い、この吸排気口にブロアー装置を連設したことを特徴とする通気クッションマット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003114995A JP2004267730A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | マットカバー |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003114995A JP2004267730A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | マットカバー |
Publications (1)
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---|---|
JP2004267730A true JP2004267730A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33128142
Family Applications (1)
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JP2003114995A Pending JP2004267730A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | マットカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004267730A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2003
- 2003-03-10 JP JP2003114995A patent/JP2004267730A/ja active Pending
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