JP2005270262A - 寝具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 人体からの寝汗等の湿気を寝具外に放出し、快適な寝床内環境とする。
【解決手段】 緩衝材6と、この緩衝材6の上部に設けた空気流通層を構成する空間材4と、この空間材4の上部に設けた吸湿層を構成する吸湿材3と、これら全体を覆う表布2と、この表布2の一方の側面に設けた空気取り入れ口7と他方の側面に設けた排気口12と、前記空間材4に空気を流通させるための吸気ユニット8とを備え、前記表布2を浸透して吸湿材3にて吸湿する湿気を、吸気ユニット8で空気取り入れ口7より吸気し空間材4を流通して排気口12より排気する空気により放湿するようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 緩衝材6と、この緩衝材6の上部に設けた空気流通層を構成する空間材4と、この空間材4の上部に設けた吸湿層を構成する吸湿材3と、これら全体を覆う表布2と、この表布2の一方の側面に設けた空気取り入れ口7と他方の側面に設けた排気口12と、前記空間材4に空気を流通させるための吸気ユニット8とを備え、前記表布2を浸透して吸湿材3にて吸湿する湿気を、吸気ユニット8で空気取り入れ口7より吸気し空間材4を流通して排気口12より排気する空気により放湿するようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、緩衝材を内在し、人体を支える一般的な寝具、あるいは寝具内部に温熱電位ユニットを具備する電気治療器のような電気寝具等の寝具の除湿に関するものである。
従来のこの種の寝具は、図3、図4に示すような構造のものが知られている。23は本体であり、マットレス状あるいはふとん状のもので、以下に示す部材構成から成り立っている。すなわち、人体に接触する表布15と、その表布15の下部に設けた空間材16と、その空間材16の下部に設けた緩衝材17と、その緩衝材17の下部に設けた裏布19と、さらに裏布19の下部に設けた緩衝材B20と裏表布21から構成されている。
また、前記表布15の表面には該表布15の上面の空気を本体23内の空間材16に吸気する大きい開口部22と、小さい開口部22aとがあり、各々の開口部22、22aは、開口部の吸気量ならびに本体23内の通気量に差を持たせたものである。
また、前記本体23の表布15の開口部22、22a以外の表布15自身を含む外周部を気密とし、表布15の表面に設けた開口部22、22aと、その開口部22、22aの下部に設けた空間材16を介して連通する如く、本体23の端部に排気口24を有する吸気ユニット25を設けた構成としてある。
そして、本体23の端部に設けた排気口24を有する吸気ユニット25から開口部22、22a及び空間材16を通して吸気し、表布15上に就寝する人体からの熱気および湿気を寝具外に排出するものである(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の従来技術のものは、就寝する人体近傍の空気を吸い込むため、湿気を吸い込むだけでなく体表面の空気を吸い込み、そのため体表面が冷却されるものである。したがって、腰痛を持っている等、身体を冷やしたくない人に対しては使用できないものであった。
また、夏場等の暑い時期にはタオルケット等の薄い寝具を掛けるため空気が流通し易く有効であるが、春秋等の時期には厚手のふとんを掛けるため、寝汗を吸引しようと吸気ユニットを作動させても、ふとんが空気流通の抵抗となり、空気の流通ができなく効果が発揮できないという問題があった。
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、緩衝材と、この緩衝材の上部に設けた空気流通層を構成する空間材と、この空間材の上部に設けた吸湿層を構成する吸湿材と、これら全体を覆う表布と、この表布の一方の側面に設けた空気取り入れ口と他方の側面に設けた排気口と、前記空間材に空気を流通させるための吸気ユニットとを備え、前記表布を浸透して吸湿材にて吸湿する湿気を、吸気ユニットで空気取り入れ口より吸気し空間材を流通して排気口より排気する空気により放湿するものである。
本発明の寝具は、上記のように構成したことにより、人体に直接空気を当てることなく、人体から発する汗等の湿気を寝具内の吸湿材に吸湿するとともに、吸湿した湿気を室内に放出することにより、人体の表面温度を下げることを防止できるため、腰痛を持っている等、身体を冷やしたくない人でも使用することができる。
また、夏場だけでなく、春秋等の時期でも効果的に寝汗等を吸収して室内に放出することができるため良好な寝床内環境を得ることができる。
以下、本発明の一実施例を図1、図2を参照して説明する。図1は本発明の一実施例を示す寝具の縦断面図、図2は同じく斜視図である。
図において、1は本体であり、マットレス状あるいはふとん状のもので、以下に示す部材構成から成り立っている。
2は表布で、人体に直接接触する部分であり、湿気は浸透するが空気は通過しにくい気密を有する布製のものである。
3は吸湿層を構成する吸湿材で、粒状シリカゲルで構成されていて優れた吸湿性と放湿性を持っているものである。
4は空間材で、プラスチック製の糸を多数編み込んで構成してあり、これにより連通した空気層が形成された空気流通層を構成し、この上に人体が仰臥しても連通する空気層がつぶれてしまうことがないような強度を有するものである。
5は温熱電位ユニットで、温熱治療用の発熱体と電位治療用の導子電極をいずれも電線状の発熱線(図示せず)と電位線(図示せず)とし、それらの線を通気性のある部材に布線し固定したものである。
6は寝具として使用可能な緩衝材であり、この緩衝材6の上に温熱電位ユニット5を載せ、その上に空間材4を載せ、さらにその上に吸湿材3を載せ、これら全体を表布2で覆っている。
7は空気取り入れ口で、本体1の一方の側面である就寝状態での頭方向の側面の表布2に設けられていて、本体1外の空気を空間材4の連通する空気層に吸気するように空間材4が接する部分に設けられている。
8は吸気ユニットで、ファンモータが内蔵されていてこのファンモータに通電することにより空気を吸気することができるものである。そしてこの吸気ユニット8は本体1の就寝状態での足元部分の緩衝材6と空間材4の一部をカットした部分に設けられていて、空間材4の連通した空気層を介し、空気取り入れ口7からファンモータの動作により吸気し、本体1の側面の一部に設けられた後記する排気口12から本体1外に排気するものである。なお、吸気ユニット8は本体1の内部に設けず、本体1外に設けて通風可能なホース等で接続して空間材4の連通した空気層の空気を吸気して排気するようにしても良い。そうすれば本体1に仰臥したとき気になる騒音や振動に対し有利に構成することができる。
9は空気の流れを表していて、吸気ユニット8のファンモータを動作させたときの空気取り入れ口7から吸気した空気が吸湿材3に接触しながら空間材4の連通した空気層を流れる空気を表している。
10は吸湿材3の中を浸透する湿気を表していて、本体1の上に仰臥した人体からの湿気が表布2を浸透し吸湿材3に吸湿される。そして、吸湿された湿気は空間材4に流れる空気に吸湿材3が接触して放湿するため湿気10は空気9に運ばれ本体1外に放湿される。
11は吸気ユニット8から本体1外に放出される空気の流れを表している。
12は排気口で、本体1の他方の側面である就寝状態での足元方向の側面の表布2に設けられていて、空間材4の連通する空気層の空気を排気するように空間材4が接する部分に設けられている。
13は本体1内に吸気される空気を表している。14は本体1の上に仰臥する人体である。
次に、以上の構成による作用を説明する。
本体1に内蔵された温熱電位ユニット5により、温熱治療の効果を得る場合は、温熱電位ユニット5の温熱治療用の発熱線に通電することにより、寝具を適度な温度に加熱することにより、本体1に仰臥した人体14を温め、血行の促進や、疲労の回復、筋肉疲労の回復、神経痛を和らげる、胃腸の働きを活発にする等の効果・効能を得ることができる。
また、電位治療の効果を得る場合は、温熱電位ユニット5電位線にマイナスの高電圧を印可することにより、本体1に仰臥した人体14にマイナス電位が印可されることにより、体内バランスが良くなり、慢性便秘や、頭痛、不眠症、肩こり等に効果・効能を得ることができる。
そして、本体1に仰臥した人体14から発する汗等の湿気は、表布2を浸透して吸湿材3に吸湿され、この吸湿された湿気10は、吸気ユニット8の動作により空間材4内を流れる空気9と接触することにより、湿気10は吸湿材3から蒸発して空気9内に放湿され、放出される空気の流れ11となり排気口12より本体1外に放出される。したがって、吸湿材3の吸湿能力を回復させることができる。
これにより、表布2を通して吸湿材3に人体14から発する湿気10を吸湿することができ、かつ、吸湿材3に吸湿された湿気10は、吸湿材3に接触しながら空間材4の連通した空気層を流れる空気により吸湿材3に溜まった湿気を蒸発させ、空気に湿気を含ませることで、本体1外に湿気を放出することができるため、夏場だけでなく、春秋等の時期でも寝汗等を吸収し室内に放出することができ良好な寝床内環境を得ることができる。
また、本体1の表布2部より直接空気を吸引しないことにより、本体1に仰臥した人体14の体表面の温度を下げることを防止できるため、腰痛を持っている等、身体を冷やしたくない人でも使用することができる。
2 表布
3 吸湿材
4 空間材
6 緩衝材
7 空気取り入れ口
8 吸気ユニット
12 排気口
3 吸湿材
4 空間材
6 緩衝材
7 空気取り入れ口
8 吸気ユニット
12 排気口
Claims (1)
- 緩衝材(6)と、この緩衝材(6)の上部に設けた空気流通層を構成する空間材(4)と、この空間材(4)の上部に設けた吸湿層を構成する吸湿材(3)と、これら全体を覆う表布(2)と、この表布(2)の一方の側面に設けた空気取り入れ口(7)と他方の側面に設けた排気口(12)と、前記空間材(4)に空気を流通させるための吸気ユニット(8)とを備え、前記表布(2)を浸透して吸湿材(3)にて吸湿する湿気を、吸気ユニット(8)で空気取り入れ口(7)より吸気し空間材(4)を流通して排気口(12)より排気する空気により放湿するようにしたことを特徴とする寝具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004086184A JP2005270262A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 寝具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004086184A JP2005270262A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 寝具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005270262A true JP2005270262A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35170543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004086184A Pending JP2005270262A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 寝具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005270262A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007122816A1 (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Seft Development Laboratory Co., Ltd. | 空調マット |
JP2018198944A (ja) * | 2012-08-21 | 2018-12-20 | ハントレイ テクノロジー リミテッドHuntleigh Technology Limited | 患者搬送装置 |
-
2004
- 2004-03-24 JP JP2004086184A patent/JP2005270262A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007122816A1 (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Seft Development Laboratory Co., Ltd. | 空調マット |
JP5363806B2 (ja) * | 2006-04-18 | 2013-12-11 | 株式会社セフト研究所 | 空調マット |
JP2018198944A (ja) * | 2012-08-21 | 2018-12-20 | ハントレイ テクノロジー リミテッドHuntleigh Technology Limited | 患者搬送装置 |
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