JP2777785B2 - 健康寝具 - Google Patents

健康寝具

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JP2777785B2
JP2777785B2 JP7262253A JP26225395A JP2777785B2 JP 2777785 B2 JP2777785 B2 JP 2777785B2 JP 7262253 A JP7262253 A JP 7262253A JP 26225395 A JP26225395 A JP 26225395A JP 2777785 B2 JP2777785 B2 JP 2777785B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木炭、セラミック
ス又はこれらの混合物からなって、脱臭機能及び/又は
遠赤外線発生機能を有する粉粒体を用いた健康寝具(枕
やふとん等を含む)に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に使用されている掛ぶとんや敷ぶと
ん等のふとんは、ふとん綿を、布を袋状に仕立てたふと
んがわで包んだだけなので、脱臭性や脱湿性に劣るとい
う問題点を有していた。このため、使用者の体臭や汗等
がふとんの内部に籠もって、臭くて寝心地が悪く、更に
非衛生的なので、特に病人や老人にとって極めて不適合
であるという問題点を有していた。そこで、この問題点
を解決するために、脱臭性及び脱湿性を有する活性炭等
を適用したふとんが提案されている。
【0003】たとえば、実開昭56−77388号公
報には、偏平な布袋内にふとん綿又は羽毛等のクッショ
ン材を充填し、上記布袋の内部又は外部の少なくとも一
部には通気性を有する収納袋を形成し、通気性を有する
軟質シート材に粉状又は粒状の活性炭を吸着又は固着さ
せて成る脱臭シートを上記収納袋内に出し入れ自在に設
けた活性炭入ふとんが提案されている。更に、実開平
5−4966号公報には、炭素粉末材を不織布製袋内に
封入して構成したシート用単体を、多数、配列、連結し
て、全体としてシート状に形成するように中布によって
接合、被覆した健康用ふとんが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
開昭56−77388号公報記載の活性炭入ふとんで
は、活性炭の脱臭機能及び脱湿機能を十分に引き出す
には、この活性炭入ふとんの全面に亘って脱臭シートを
設けることが必要であるが、こうすると、活性炭が柔軟
な紙や布等からなる袋内を流動し易いので、活性炭が偏
って活性炭の効果が出なくなるのを防止するために、こ
の活性炭入ふとんを使用するたびに一々活性炭を均して
やる必要がある等、極めて利便性に劣るという問題点を
有していた。また、前記の問題点を解決するととも
に活性炭の効果を十分引き出すには、活性炭入ふとんの
全面に亘ってたんざく状に細かく形成した不織布等の脱
臭シートを設けることが必要であるが、こうすると、活
性炭を入れる脱臭シートに使用する高価な不織布が極め
て多量に必要となるので、極めて原価が高騰するという
問題点を有していた。更に、活性炭は極めて脱湿性
(又は吸湿性という)が高いので、使用者が就寝時に発
汗して生じた汗等をよく吸湿することができるが、吸湿
性が良過るために、使用者の発汗具合によっては短期間
で吸湿効果が低下するので、この活性炭入ふとんを頻繁
に天日に当てて乾燥させる必要がある等、極めて利便性
に劣るという問題点を有していた。更に、梅雨どき等
はこの活性炭入ふとんをあまり天日に当てることができ
ないので、毎日じめじめした活性炭入ふとんで就寝しな
ければならず、不快感を惹起させるとともに安眠するこ
とができないという問題点を有していた。
【0005】一方、前記実開平5−4966号公報記載
の健康用ふとんでは、不織布からなる外袋内に木材を
蒸し焼きして炭化し粉末とした所謂木炭等の炭素粉末材
を封入してなるシート用単体を、縦横に並べてふとん状
とした後、その全面を中布及び外布で覆っているが、高
価な不織布が極めて多量に必要となるので、極めて原価
が高騰するという問題点を有していた。更に、個々の
シート用単体の容積が大きい場合には、たとえ木炭等の
炭素粉末材をシート用単体に充填しようとしても作業者
の力の入れ具合等によって中々緻密に充填させることが
できず、木炭等の炭素粉末材の偏りが起こり易いので、
前記と同様に、この健康用ふとんを使用するたびに木炭
等の炭素粉末材を均す必要がある等、極めて利便性に劣
るという問題点を有していた。一方、個々のシート用
単体の容積が小さい場合には、木炭等の炭素粉末材の偏
りは比較的起こり難いが、個々のシート用単体の容積を
小さくしたことで、一つの健康用ふとんに使用するシー
ト用単体の必要数量が極めて増大してしまい、この結
果、木炭等の炭素粉末材を小さなシート用単体に充填す
る作業に多大な労力と手間を要するとともに、各シート
用単体に木炭等の炭素粉末材を均一な量で充填するため
に、さらに多大な労力と手間を要するという問題点を有
していた。更に、木炭は吸湿性が高いので、前記と同
様に、使用者の発汗具合によっては短期間で吸湿効果が
低下してしまい、この健康用ふとんを頻繁に天日に当て
て乾燥させる必要がある等、極めて利便性に劣るという
問題点を有していた。更に、梅雨どき等はこの健康用ふ
とんを天日に当てることができないことから、毎日じめ
じめした健康用ふとんで就寝しなければならないという
問題点を有していた。更に、木炭は吸湿して固化(又は
硬化という)し易いので、この健康用ふとんを使用した
とき、頭部や背中等に痛みを感じ、極めて寝心地が悪く
なるという問題点を有していた。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、布等を袋状に仕立てた外袋内に収納される木炭等の
粉粒体の偏りを極力抑制し、かつ安価に製造することが
でき、更に、木炭等の粉粒体が汗等を吸湿して固化する
ことを極力抑制することができるとともに、たとえ健康
寝具内に収納される木炭等の粉粒体を湿らせても簡単に
乾燥させることができる健康寝具を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の健康寝具は、木炭、セラミックス又はこれらの混
合物であって、脱臭機能及び/又は遠赤外線発生機能を
有する粉粒体が、通気性を有する外袋内に収納された健
康寝具であって、前記外袋内に適当間隔で該外袋内に気
流を吹き込む複数の中空管により形成された枠体を複数
配置し、前記複数の中空管の隙間及び前記複数配置され
た枠体の隙間に前記粉粒体が充填されている。請求項2
記載の健康寝具は、請求項1記載の健康寝具において、
前記中空管には、内部に空気を吹き込む吹き込み口を備
え、該吹き込み口は常時は盲栓がなされている。請求項
3記載の健康寝具は、請求項1又は2記載の健康寝具に
おいて、前記中空管には多数の小孔からなる吹き出し口
を備え、前記粉粒体に空気を吹き込む。請求項4記載の
健康寝具は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の健康
寝具において、前記中空管は、折り畳み数に応じて複数
の群に分割されている。
【0008】ここで、粉粒体には、広葉樹や針葉樹等を
蒸し焼きしてなる木炭や、各種原料を焼結してなるセラ
ミックス、更にこれらを混合してなる混合物が含まれ
る。また、粉粒体は、粉状又は粒状或いはこれらの混在
物からなるものである。また、脱臭機能とは、使用者の
発汗作用によってこの健康寝具に付着した汗等の不快な
悪臭を抜くことをいい、一方、遠赤外線発生機能とは、
20μm〜1000μmの範囲の波長の遠赤外線を発し
て、この健康寝具の使用者の体温を暖める機能をいう。
【0009】なお、粉粒体に使用される木炭やセラミッ
クスの種類、更にこの粉粒体に木炭及びセラミックスの
混合物を使用する場合の混合比率等は、健康寝具の脱臭
機能や遠赤外線発生機能に応じて適宜選択される。ま
た、粉粒体の粒度や形状は、吸湿材や被覆材、更に外袋
(又はふとんがわという)を通って外部に洩れたり飛散
して使用者の夜着等を汚損せず、更に使用者に堅さや痛
み等の不快感を惹起させなければ特に規定されるもので
はない。
【0010】木炭には、黒炭や白炭等の炭窯炭、伏焼
炭、乾留炭等、更に具体的には、ナラ炭やカシ炭、クヌ
ギ炭、その他カエデやカンバ等を用いた特選雑炭等の雑
炭が挙げられる。その他、石炭等の鉱物性の炭素粉末等
も使用することができる。中でも、木炭、木材、ヤシ
殻、石炭等から製造される活性炭は、微細な孔を多数有
するので、微小径の異臭や悪臭に対する脱臭機能(又は
脱臭性という)に優れるので好ましい。また、活性炭を
使用する場合、この活性炭を吸着させた繊維を不織布状
に形成したシートを外袋等の中に充填させてもよい。
【0011】セラミックスには、シリカ(又は二酸化ケ
イ素:SiO)、アルミナ(又は酸化アルミニウム:
Al)、チタニア(又は酸化チタン:Ti
)、ジルコニア(又は酸化ジルコニウム或いは二酸
化ジルコニウム:ZrO):マグネシア(又は酸化マ
グネシウム或いは苦土:MgO)等の金属酸化物系のセ
ラミックスが挙げられる。中でも、活性アルミナは、微
細な孔を多数有し、脱臭機能に優れるとともに、脱湿機
能に優れるので好ましい。
【0012】中空管は、布を袋状に仕立てた外袋内に粉
粒体を略平均して分散した状態を保持させる(換言する
と粉粒体が外袋内で偏るのを防止する)ためにこの外袋
内を適当間隔で格子状又は縞状に仕切るものである。な
お、中空管の外径(又は幅)は、この健康寝具の厚みと
略同等とされて、粉粒体の偏りを防止することができれ
ば特に規定されるものではない。また、中空管の形状も
特に規定されるものではなく断面略真円状又は断面略楕
円状等の円筒状や、四角筒状又は三角筒状等の角筒状等
が含まれる。また、中空管の周壁に形成される多数の小
孔からなる吹き出し口は形状、更に形成数も特に規定さ
れるものではなく適宜選択されてよい。また、略直線状
又は点在状等どのような配置で形成されてもよい。ただ
し、各吹き出し口の大きさは粉粒体が該吹き出し口から
中空管内に入るのを防止するために、粉粒体より小さく
するのが好ましい。また、該吹き出し口を大きくする場
合には、該吹き出し口にフィルター又は網を設けてもよ
いし、中空管を通気性のよい織布や不織布等で覆っても
よい。これにより、中空管内に粉粒体が入るのを防止す
ることができる。
【0013】中空管の材質も特に規定されるものではな
く、紙、ポリスチレン、塩化ビニール、ポリアミド、ポ
リカーボネート、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、HIPS、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体(ABS)等の合成樹脂、ブタジエンゴム
(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ニト
リルゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、エチレン
−プロピレンゴム(EPR)等の合成ゴム等を使用する
ことができる。
【0014】また、柔軟な合成ゴムを使用する場合に
は、内部に針金等で網状に形成された補強材を使用する
と、たとえこの健康寝具を敷ぶとんや枕等に適用しても
型崩れ等を起こすのを防止することができる。また、前
述した材質を使用すると、中空管が弾力性を有するの
で、健康寝具全体を柔らかくすることができ、寝心地を
よくすることができる。更に、この弾力性を有する中空
管で背中等を押圧することができるので、一種の指圧効
果を奏することができる。
【0015】中空管を配置する間隔(b)は、特に規定
されるものではないが、たとえばこの健康寝具の厚みに
もよるが10cm≦b≦30cm、好適には10cm≦
b≦20cm程度が好ましい。間隔が10cm未満では
中空管の必要使用量が膨大となって製造原価が高騰する
傾向がある一方、間隔が20cmを超えると粉粒体が偏
る傾向が現れ、特に30cmを超えると粉粒体の偏りが
著しく顕著となるので、いずれも好ましくない。なお、
健康寝具の厚みが薄い場合には更に間隔を小さくする一
方、厚い場合には更に間隔を大きくしてもよい。
【0016】複数の中空管を使用する場合には、たとえ
ばこの健康寝具を折り畳む際の折り幅に合わせるととも
に、前記間隔を持って平面視略枠体状等に組付けられる
ことで複数の群に分けてもよい。この中空管を平面視略
枠体状に組付けた場合には(枠体という)各中空管毎に
吹き込み口を設けてもよく、また各中空管同士を連通さ
せこの枠体の適当な箇所に一箇所以上、吹き込み口を設
けてもよい。これにより、たとえば外袋等内に中空管を
それぞれ単独で配置するのに比較して温風供給装置の必
要数量を少なくすることができるので、極めて低原価と
することができる。
【0017】中空管又は枠体は、外袋内で揺動するのを
防止するために、前述した間隔を持って、クロロプレ
ン、SBR、天然ゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリル
酸エステル、ポリビニルアルコール、カルボキシメチル
セルロース等の溶液・エマルジョン型、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリアミド、ポリビニルブチラール等の熱溶融型、
尿素系、フェノール系、クレゾール系、エポキシ系、ア
ルキド系、シアノアクリル酸エステル等のモノマー又は
プレポリマー型等の接着剤等の固化剤で、接着して固定
されてもよい。
【0018】中空管の吹き込み口には、この中空管を介
して健康寝具内に温風を供給する温風供給装置が接続さ
れる。この温風供給装置としては、電熱コイル等の加熱
源と、この加熱源を介して中空管内に風を供給する給風
手段と、加熱源及び給風手段に電力を供給する電源とを
有するもの等が挙げられる。また、温風供給装置に比べ
て若干粉粒体の乾燥時間はかかるが、単に風を供給する
給風装置(又はファンという)を用いても粉粒体を乾燥
させることができる。更に、外袋内に冷風を供給すると
粉粒体を乾燥させることができるとともに、この健康寝
具を冷やすことができるので、夏季に心地良い涼しさを
付与して快適な睡眠をとることもできる。また、これら
温風供給装置や給風装置と中空管や枠体の吹き込み口は
蛇腹状等に形成された給風用ホース等で連結される。な
お、これら温風や風、或いは冷風等を含めて気流とい
う。
【0019】中空管を介して外袋内に温風を吹き込む場
合には、この温風の温度(t)は、特に規定されるもの
ではないが、40℃≦t≦70℃、好適には50℃≦t
≦60℃とされる。温風の温度が50℃未満では粉粒体
の湿気を取るのに長大な時間が必要となる傾向が現れ、
特に40℃未満ではその傾向が著しくなる一方、温風の
温度が60℃を超えるとこの健康寝具が暖まり過ぎて熱
くて寝られなくなる傾向が現れ、特に70℃を超えると
その傾向が著しくなるので、いずれも好ましくない。
【0020】外袋の材質は、特に規定されるものではな
く通常のふとんに使用される布等が使用される。この外
袋は、通常、一側部に粉粒体等を入れるための挿入口
と、この挿入口を開閉自在とするファスナー等とを有し
て構成される。また、中空管等を介してこの健康寝具内
に空気を供給する場合は、通常、この挿入口を開け、中
空管等の吹き込み口に温風供給装置等の給風用ホース等
を連結させて給風するが、この挿入口とは別に外袋に給
風用口を設け、この給風用口から中空管等の吹き込み口
を外に出してもよい。
【0021】本発明の健康寝具は、粉粒体及び中空管
を、織布、不織布等の通気性を有する被覆材で覆うと、
粉粒体が周辺に飛散するのを確実に防止することがで
き、この健康寝具や周辺の汚損を確実に防止することが
できる。更に、この被覆材が2層以上重ね合わせられる
と更に粉粒体の飛散を確実に防止することができる。ま
た、粉粒体及び中空管を、織布、不織布、吸湿紙等の吸
湿材で覆うと、前記と同様に、粉粒体が周辺に飛散する
のを更に確実に防止してこの健康寝具や周辺の汚損を更
に確実に防止することができるとともに、粉粒体に吸湿
された汗等の水分をこの吸湿材で除去することができ
る。更に、この吸湿材が粉粒体と使用者の身体の間に介
在されると、汗等の水分をこの吸湿材で吸湿することが
できるので、粉粒体の吸湿機能を損なうことを防止する
ことができる。なお、この被覆材や吸湿材等は、一枚の
布状とされてもよく、また前述した外袋と同様に袋状に
仕立てられてもよい。
【0022】更に、被覆材と外袋の隙間や、複数層に層
状化された被覆材の隙間にふとん綿や絹等の植物繊維
や、羽毛、羊毛、モヘア、アルパカ、カシミア、ラク
ダ、ピキューナ等の動物繊維、更に、ポリエステル等の
合成繊維をはさみ込むと肌ざわりを良くすることができ
る。また、本発明の健康寝具は、掛ぶとん、敷ぶとん、
毛布、枕等の各種寝具に適用することができる。
【0023】
【作用】請求項1〜4記載の健康寝具においては、次の
作用を奏することができる。 活性炭等の木炭や活性アルミナ等のセラミックス等か
らなる粉粒体を通気性を有する外袋内に収納しているこ
とで、この粉粒体が多孔質、すなわちその内部表面積が
大きいので、汗等の水分の脱湿性が高く、身体から出た
汗等の水分を通気性の良い外袋を介して吸湿することが
できる。 汗等の水分が外袋に付着する以前に吸湿することがで
きるので、この健康寝具が汚損するのを防止することが
できる。 ふとんの異臭や悪臭の原因となる汗等をよく吸湿する
ことができるので、この健康寝具から異臭や悪臭が発す
るのを防止することができるだけでなく、たとえ、異臭
や悪臭を発しても即座に脱臭することができる。 木炭やセラミックスは金属や合成樹脂等に比べて生体
親和性に優れるので、たとえ外袋等が破れて粉粒体が周
辺に飛散し、この飛散した粉粒体にじかにさわっても生
体上極めて安全である。 粉粒体の粒径等にもよるが、この粉粒体が身体の起伏
(又は凹凸)に合わせて柔軟に適合することができるの
で、ふとんとしての緩衝性に富んで、身体を柔らかく包
み込むことができる。 粉粒体の種類によっては遠赤外線発生機能を有するの
で、この健康寝具から発した遠赤外線で使用者を暖める
ことができ、使用者が横たわったことによる筋肉の弛緩
作用と相まって血液の循環をよくすることができ、極め
て疲労回復を促進させることができる。 特に、脱臭機能や遠赤外線発生機能を有する粉粒体
を、通気性を有する外袋内に配置された複数の中空管の
隙間及び複数の枠体の隙間に充填しているので、この健
康寝具全体に亘って粉粒体を略均等に配置することがで
き、粉粒体が偏るのを確実に防止することができる。 中空管を介してこの健康寝具内に気流が吹き込まれる
ので、たとえこの健康寝具内に湿気が籠もってもこの気
流で健康寝具内の湿気を除去することができる。更に、
粉粒体に吸湿された汗等の水分をこの吹き込まれた気流
で除去することができる。 吹き込み口を介して給風することができるので、木炭
等の粉粒体が汗等の水分で固化するのを防止することが
できる。更には、中空管の配設状態にもよるが、たとえ
ば平面視して縞状に配設された場合は、この健康寝具を
収納するとき等にも、この健康寝具を容易に折り畳むこ
とができ、何等支障を来す虞れがない。
【0024】特に、請求項2記載の健康寝具において
は、中空管の内部に空気を吹き込むための吹き込み口及
びこの吹き込み口を塞ぐための盲栓を備えているので、
使用者の汗等を吸湿した粉粒体を乾燥させるために、こ
の吹き込み口を介して空気を送風することができるとと
もに、常時はこの吹き込み口が盲栓で塞がれているの
で、この健康寝具の使用にあたって、この中空管内に塵
等が入り込んでこの中空管がつまって使用できなくなる
のを防止することができる。
【0025】更に、請求項3記載の健康寝具において
は、中空管に多数の小孔からなる吹き出し口を備えたの
で、粉粒体に効率よく空気を吹き込むことができる。
【0026】特に、請求項4記載の健康寝具において
は、中空管をこの健康寝具の折り畳み数に応じて複数の
群に分割したので、この健康寝具を、通常2〜4の折り
畳み数(又は折り返し数という)を持って、容易に折り
畳むことができるので、狭い押入等にも容易に収納する
ことができる。
【0027】
【発明の効果】以上、本発明によれば、以下の効果を奏
する健康寝具を実現することができる。すなわち、 請求項1〜4記載の健康寝具は、粉粒体の脱臭作用や
脱湿作用によってこの健康寝具の体臭や湿気を取り除く
ことができ、常に気持ち良く且つ衛生的に使用すること
ができる。また、この健康寝具内部だけでなくその周辺
の空気の異臭や悪臭、湿気を取り除くことができるの
で、更に気持ち良く使用することができる。更に粉粒体
の種類や粒度にもよるが、身体に柔らかくフィットする
ことができかつ使用時に違和感がなく、気持ち良く使用
することができる。
【0028】また、粉粒体を、通気性を有する外袋内
に配置された複数の中空管の隙間及び複数の枠体の隙間
に充填しているので、粉粒体が偏るのを確実に防止する
ことができ、従来のように使用にあたって一々ふとんを
均すのを省略でき、極めて利便性を向上させることがで
きる。更に、従来のように、たんざく状にした多数の脱
臭シートやシート用単体を用いる必要がないので、極め
て多量の不織布を使用することを極力抑制することがで
き、極めて安価とすることができる。
【0029】更に、粉粒体が偏って嵩張るのを防止す
ることができるので、これだけでも風通しをよくするこ
とができ、たとえ梅雨どきに天日に当てることができな
くても、この健康寝具がじめじめするのを防止すること
ができる。 また、天日に当てなくとも中空管を介して外袋内の湿
気や粉粒体の湿気を容易に除去することができるので、
この従来のふとん等の定期的な乾燥作業を誰でも極めて
容易に行うことができる。 従って、健常者だけでなく病人や老人用にも好適で、
常に、気持ちよく安眠することができるとともに、疲労
回復等に極めて良好な効果を得ることができる保健衛生
上極めて優れた健康寝具を実現することができる。
【0030】特に、請求項2記載の健康寝具において
は、この吹き込み口を介して空気を送風することで使用
者の汗等を吸湿した粉粒体を乾燥させることができると
ともに、常時はこの吹き込み口が盲栓で塞がれているの
で、この中空管内に塵等が入り込んでこの中空管が詰ま
って使用できなくなるのを防止することができ、極めて
信頼性や利便性を向上させることができる。
【0031】また、請求項3記載の健康寝具において
は、中空管に多数の小孔からなる吹き出し口を備えたの
で、粉粒体に効率よく空気を吹き込むことができ、極め
て利便性を向上させることができる。従って、使用者に
じめじめした不快感を惹起させることを極力抑制するこ
とができ、極めて安眠効果や疲労回復効果に優れた健康
寝具を実現することができる。さらに、請求項4記載の
健康寝具においては、中空管をこの健康寝具の折り畳み
数に応じて複数の群に分割したので、この健康寝具を容
易に折り畳むことができるとともに、狭い押入等にも容
易に収納することができ、極めて利便性を向上させるこ
とができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しつ
つ、本発明の実施の形態について具体的に説明する。な
お、各実施の形態において同様の構成のものについては
同一の符号を付して説明を省略する。ここに、図1は本
発明の第1の実施の形態に係る健康寝具の平面図、図2
は同健康寝具の側断面図、図3は図1中矢視A−A断面
図、図4は図1中矢視B−B断面図、図5は図2中C部
拡大図、図6は本発明の第2の実施の形態に係る健康寝
具の平面図、図7は図6中矢視D−D側断面図、図8は
本発明の第3の実施の形態に係る健康寝具の平面図、図
9は本発明の第4の実施の形態に係る健康寝具の平面図
である。
【0033】図1〜図5に示すように、本発明の第1の
実施の形態に係る健康寝具10は、複数の中空管11a
〜11cを略枠体状に形成してなる枠体12a、12b
と、布等を袋状に仕立てて形成され、その内部に枠体1
2a、12bが複数並べて配置された外袋16と、各枠
体12a、12bの中空管11aの隙間や隣り合う枠体
12a、12bとの隙間に充填された活性炭等の木炭か
らなる粉粒体13とを有する。以下、これらについて詳
しく説明する。
【0034】各中空管11a〜11cは、紙製又は塩化
ビニール等の合成樹脂製、或いはスチレン−ブタジエン
ゴム(SBR)等の合成ゴム製等で略円筒状とされてい
る。また、各中空管11a〜11cの周壁には、この中
空管11a〜11cの内径より小径状の多数の小孔から
なる吹き出し口11kが形成されている。そして、図1
に示すように、この健康寝具10の縦幅と略同じ長さを
有する中空管11aを5本又は3本、縦に10cm〜1
5cm程度の間隔(b)で略等間隔に並べるとともに、
各中空管11aの両端部にそれぞれ2本の短軸状の中空
管11b、11cを連結することで、各枠体12a、1
2bが形成されている。
【0035】ここで、各中空管11aは、図3に示すよ
うに、その両端部に向かってそれぞれ縮径された連結用
突出部11dが形成されている。一方、各中空管11
b、11cの各中空管11aの連結用突出部11dと対
向される一側面には、図に示すように、略等間隔を持
って前記連結用突出部11dの外径と略同径状又は若干
小径状とされた連結用挿入口11eが形成されている。
そして、各中空管11b、11cの各連結用挿入口11
eに各中空管11aの連結用突出部11dを嵌着等して
取付けることで、各枠体12a、12bが形成されてい
る。そして、この枠体12a、12bが形成されること
により、複数の群に分割されている。
【0036】また、各枠体12a、12bの外袋16の
挿入口(図示せず)と対向する中空管11b、11cの
一端面には、少なくとも1つの吹き込み口11fが形成
されている。なお、この吹き込み口11fは、この中空
管11a〜11c内に塵等が入り込んで各吹き込み口1
1fが詰まるのを防止するために、それぞれ合成ゴム製
等で柔軟性を有する盲栓11gが挿着されている。
【0037】この盲栓11gは、各吹き込み口11fと
略同径状又は若干大径状の塞栓11hと、この塞栓11
hの一端部に塞栓11hより大径状で着座された座部1
1iとを有して構成されている。この盲栓11gがこの
座部11iを有するので、この盲栓11gを吹き込み口
11fに挿着するときは、この拡径状の座部11iの一
端面を指で押して簡単に挿着することができるととも
に、盲栓11gを吹き込み口11fから外すときは、こ
の拡径状の座部11iの周縁を手に持って簡単に引き抜
くことができ、極めて簡単に着脱作業を行うことができ
る。
【0038】更に、各枠体12a、12bの中空管11
b、11cの端部は全て閉塞されているので、中空管1
1a〜11cの内径より小径状の多数の吹き出し口11
kから外袋16内に向かって勢いよく温風を吹き込むこ
とができる。
【0039】そして、枠体12a、12bの中空管11
aの隙間や隣り合う枠体12a、12bの隙間には、こ
の健康寝具10のマット状の芯体として、粒度(d)が
2mm≦d≦4mm程度に微細に破砕された活性炭等の
木炭等からなる粉粒体13が充填されている。
【0040】なお、枠体12a、12b及び粉粒体13
の周囲は、伸展性及び通気性を有する繊維を袋状に仕立
てた織布14でじかに覆われ、更にその織布14の周囲
は、粉粒体13の微粉を通さない程度の目を有するとと
もに、通気性を有する繊維を袋状に仕立てた不織布15
で覆われている。
【0041】また、外袋16は枠体12a、12b、粉
粒体13及び織布14を覆った不織布15を収納するた
めに、その長手方向の一側部に亘って、ファスナー等
(図示せず)で開閉自在とされた挿入口(図示せず)が
形成されている。なお、被覆材17は織布14と不織布
15よりなっているが、いずれか一方を省略することも
できる。
【0042】次に、本発明の第1の実施の形態に係る健
康寝具10の乾燥方法について説明する。まず、外袋1
6のファスナー等を開けて挿入口を開く。次に、各中空
管11b、11cの各吹き込み口11fに挿着された盲
栓11gを外した後、温風供給装置(図示せず)の給風
用ホース(図示せず)の一端をこの吹き込み口11fに
装着する。次に、温風供給装置の電源(図示せず)のス
イッチ(図示せず)を入れて電熱コイル(図示せず)及
び給風手段(図示せず)に電力が供給されると、給風用
ホースから中空管11a〜11c内及び各吹き出し口1
1kを順次通って外袋16内に温風が供給される。
【0043】そして、この供給された温風によって粉粒
体13が乾燥される。更に、粉粒体13が乾燥された
後、温風供給装置の電源のスイッチを切って温風の供給
を停止するとともに、中空管11b、11cの吹き込み
口11fに盲栓11gを装着して、本発明の第1の実施
の形態に係る健康寝具10の乾燥作業を終了する。
【0044】以上のように本発明の第1の実施の形態に
よれば、粉粒体13が多孔質とされているので、良好な
吸湿性及び脱臭性(又は吸臭性という)を有することが
できる。ここで、活性炭の例で詳述すると、この活性炭
は1〜10万Å程度の微孔径の細孔を有しかつその細孔
の占める内容積は0.6〜0.8cm/g、その細孔
の内部表面積は500〜1500cm/gに達し、更
にその細孔の内部表面には酸素、水素、窒素、硫黄、ハ
ロゲン等と炭素が結合した錯化合物が形成されているの
で、水分や臭いの分子に対する吸着性や反応性が高く、
水分や悪臭等をよく脱臭、脱湿することができる。
【0045】また、布等を袋状に仕立てた外袋16内に
収納される木炭等の粉粒体13が中空管11a〜11c
又はこれらを組み付けて構成した枠体12a、12bで
間仕切りされたことで、この粉粒体13が偏るのを極力
抑制することができる。更に、各中空管11b、11c
の吹き込み口11fから温風を吹き込み、吹き出し口1
1kから外袋16内に温風を吹き込むことができるの
で、粉粒体13を乾燥させることができ、この粉粒体1
3が汗等を吸湿して固化するのを極力抑制することがで
きる。また、たとえこの粉粒体13を湿らせても簡単に
乾燥させることができる。更に、各中空管11a〜11
cの周壁の略回転対称位置に吹き出し口11kが形成さ
れているので、粉粒体13を効率よく乾燥させることが
できる。
【0046】なお、粉粒体13の一面に吸湿紙等の吸湿
材(図示せず)を配置すると、外袋16内の湿気及び粉
粒体13に含有された湿気をこの吸湿材で吸収すること
ができるので、温風による乾燥作業数や乾燥作業時間を
低減することができる。更に、従来、寝たきりの病人や
老人は寝返りができないために、皮膚の局所圧迫による
血液の循環不良によって、湿った患部に細菌が感染し
て、皮膚が壊死して悪臭を放つ所謂床ずれが発生して大
変な苦痛を生じていたが、この健康寝具10に病人や老
人を寝かせた状態でも、各中空管11b、11cの吹き
込み口11fから温風を吹き込むことができるので、病
人や老人の皮膚を乾燥させることができ、細菌感染等を
防止することができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態に係る健
康寝具20について説明する。本発明の第2の実施の形
態に係る健康寝具20が、本発明の第1の実施の形態に
係る健康寝具10と異なるのは、図6、図7に示すよう
に、各枠体12a、12bを構成する中空管11b、1
1cの内、隣り合う枠体12a、12bの間で対向する
もの同士が柔軟な合成ゴム製の連結用管12cで連結さ
れた点と、一の枠体12aの中空管11bの一端部が外
袋16の一側部に形成された給風用口(図示せず)を介
して外方に露出された点である。
【0048】詳述すると、図7に示すように、中空管1
1b、11cの対向する一端部が、縮径されて連結用突
起部11jが形成されるとともに、連結用管12cの一
端面には、連結用挿入口11pが形成されている。そし
て、各連結用管12cの各連結用挿入口11pに各中空
管11b、11cの連結用突起部11jを嵌着等して取
付けることで、各枠体12a、12bが連結されてい
る。また、外袋16の給風用口(図示せず)を介して外
方に露出された一の枠体12aの中空管11bの一端部
には、吹き込み口が形成されるとともに、この吹き込み
口には、前記と同様の目的で、盲栓11gが挿着されて
いる。
【0049】以上のように、本発明の第2の実施の形態
によれば、本発明の第1の実施の形態と同様の効果が得
られる他、各枠体12a、12bを連結する連結用管1
2cが柔軟な材質なので、この健康寝具20を折り畳む
際にこの枠体12a、12bの隙間で容易に折り畳んで
押入等に収納することができる。また、枠体12a、1
2bを連結用管12cで連結したので、外袋16内で各
枠体12a、12bがばらけるのを防止することがで
き、取扱い性や利便性に優れる。更に、1箇所に設けら
れた吹き込み口から温風等の気流を吹き込むだけで、中
空管11a〜11c及び吹き出し口11kを順次介して
外袋16内に気流を行き渡らせることができるので、各
枠体12a、12b毎に気流を吹き込むのに比べ、極め
て利便性や取扱い性を向上させることができる。
【0050】次に、本発明の第3の実施の形態に係る健
康寝具30について説明する。本発明の第3の実施の形
態に係る健康寝具30が、本発明の第1の実施の形態に
係る健康寝具10と異なるのは、図8に示すように、柔
軟で且つ軽量な合成ゴム等からなる小径状の中空管11
mを10cm〜15cm程度の間隔(b)を開けて図8
中縦に並べるとともに、各中空管11mの両端部をそれ
ぞれ長尺な中空管11nで、各種接着剤を用いて連結す
ることで、枠体12dを形成した点と、外袋16にポリ
エステル等の肌ざわりのよい繊維を用いて毛布に適用し
た点である。なお、図示しないが、各中空管11nの中
空管11mとの対向部はそれぞれ開口されているので、
各中空管11n及び各中空管11mは連通されている。
また、毛布に適用したことで健康寝具10に比べて図8
中縦幅を拡げている。以上のように本発明の第3の実施
の形態によれば、本発明の第1の実施の形態と同様の効
果が得られる他、外袋16が柔軟な材質で形成されると
ともに中空管11m、11nが小径状で且つ軽量なの
で、使用者の身体を覆っても重くて暑苦しい等の不便さ
を感じさせるのを極力抑制することができる。
【0051】次に、本発明の第4の実施の形態に係る健
康寝具40について説明する。本発明の第4の実施の形
態に係る健康寝具40が、本発明の第3の実施の形態に
係る健康寝具30と異なるのは、図9に示すように、そ
の内部に針金等を編んで構成した金網状の補強材(図示
せず)を有し、かつこの補強材の周囲を各種合成ゴムで
覆って形成した大径状の中空管11qを10cm〜15
cm程度の間隔(b)を開けて縦に並べるとともに、各
中空管11qの両端部をそれぞれ長尺な中空管11r
で、各種接着剤を用いて連結することで枠体12eを形
成して枕に適用した点である。以上のように本発明の第
4の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効
果が得られる他、中空管11q内に補強材が介在されて
いるので、この枕に適用した健康寝具40に頭部を載せ
て横になってもこの中空管11qが潰れるのを防止する
ことができるので、快適な睡眠を得ることができる。
【0052】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用
範囲である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る健康寝具の平
面図である。
【図2】同健康寝具の側断面図である。
【図3】図1中矢視A−A断面図である。
【図4】図1中矢視B−B断面図である。
【図5】図2中C部拡大図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る健康寝具の平
面図である。
【図7】図6中矢視D−D側断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る健康寝具の平
面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る健康寝具の平
面図である。
【符号の説明】
10 健康寝具 11a 中空
管 11b 中空管 11c 中空
管 11d 連結用突出部 11e 連結
用挿入口 11f 吹き込み口 11g 盲栓 11h 塞栓 11i 座部 11j 連結用突起部 11k 吹き
出し口 11m 中空管 11n 中空
管 11p 連結用挿入口 11q 中空
管 11r 中空管 12a 枠体 12b 枠体 12c 連結
用管 12d 枠体 12e 枠体 13 粉粒体 14 織布 15 不織布 16 外袋 17 被覆材 20 健康寝
具 30 健康寝具 40 健康寝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 9/02 A47C 21/04,27/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木炭、セラミックス又はこれらの混合物
    であって、脱臭機能及び/又は遠赤外線発生機能を有す
    る粉粒体が、通気性を有する外袋内に収納された健康寝
    具であって、 前記外袋内に適当間隔で該外袋内に気流を吹き込む複数
    の中空管により形成された枠体を複数配置し、前記複数
    の中空管の隙間及び前記複数配置された枠体の隙間に前
    記粉粒体が充填されていることを特徴とする健康寝具。
  2. 【請求項2】 前記中空管には、内部に空気を吹き込む
    吹き込み口を備え、該吹き込み口は常時は盲栓がなされ
    ている請求項1記載の健康寝具。
  3. 【請求項3】 前記中空管には多数の小孔からなる吹き
    出し口を備え、前記粉粒体に空気を吹き込む請求項1又
    は2記載の健康寝具。
  4. 【請求項4】 前記中空管は、折り畳み数に応じて複数
    の群に分割されている請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の健康寝具。
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