JPH07108018A - 寝 具 - Google Patents

寝 具

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JPH07108018A
JPH07108018A JP5255395A JP25539593A JPH07108018A JP H07108018 A JPH07108018 A JP H07108018A JP 5255395 A JP5255395 A JP 5255395A JP 25539593 A JP25539593 A JP 25539593A JP H07108018 A JPH07108018 A JP H07108018A
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JP
Japan
Prior art keywords
charcoal
recesses
elastic body
filled
woven fabric
Prior art date
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Pending
Application number
JP5255395A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ito
信治 伊藤
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G M KK
Original Assignee
G M KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた脱臭性および吸湿性を有し、木炭が一
部に片寄りにくい、全体が平坦な寝具を提供する。 【構成】 シート材11の上面には、升目状の格子16
により囲まれた約10cm四方で、深さが2〜5cmの
凹部が複数個形成されている。この凹部には、大谷石を
主成分として、これに700℃以下の温度で焼き上げた
木炭と700℃以上の温度で焼き上げた木炭とを小さく
砕いてものが充填されており、全体の表面は、不織布1
2により被覆されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細かく砕かれた木炭と
大谷石の混合物を封入した寝具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、高温焼成釜で焼き上げて細か
く砕いた木炭を、不織布で包まれた枕、マットに封入し
た木炭入り寝具が知られている。図5は、従来の木炭入
り寝具であるマットの斜視図であり、図6は、このマッ
トの拡大断面図である。図5および図6に示すように、
従来の木炭入りマットは、ウレタン材1と、その上に積
層された臭いを吸着する木炭粉末3と、ウレタン材1お
よび木炭粉末3を被覆する不織布2とにより構成され、
不織布2の表面は、平行に一定間隔で縫い合わされて波
型に加工されている。
【0003】この木炭入りマットは、脱臭性および吸湿
性を有し、充填された木炭は、遠赤外線効果をもたら
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の木炭入
り寝具は、一種類の木炭のみを封入しているので、ある
特定の臭いしか吸着できず、また、単に吸収するのみで
分解することができないので、脱臭性に劣る面があっ
た。
【0005】また、従来の寝具では、表面が波型に加工
されているので、寝ている間に人間の体の重みで木炭が
移動して一部に片寄ってしまい、真ん中が凹んでしまい
という欠点があった。このため、背骨が曲がって寝苦し
く、床ずれを起こすということがあった。
【0006】本発明の目的は、従来の木炭入り寝具に比
べ、さらに優れた脱臭性および吸湿性を有し、また、木
炭が一部に片寄りにくい、全体が平坦な寝具を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の寝具は、弾性体
と、弾性体を被覆する不織布からなり、前記弾性体の上
面に約10cm四方の複数個の凹部が設けられ、前記凹
部に細かく砕かれた焼成温度700℃以下の木炭と焼成
温度700℃以上の木炭と大谷石との混合物が充填され
ていることを特徴としている。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は、本発明の第1の実施例を示す枕の
斜視図であり、図2は、第1の実施例の正面図およびA
−A断面図である。図1および図2に示す枕は、ウレタ
ンフォームを材料とするシート材11と、シート材11
の上面にウレタンフォームで作られた升目状の格子16
とを備えており、この格子16により約10cm四方
で、深さが約2〜5cmの複数個の凹部が形成されてい
る。この凹部には、大谷石を主成分として、これに黒な
らの木を700℃以下の温度で焼き上げた木炭(以下、
黒炭という)と、700℃以上の温度で焼き上げた木炭
である備長炭(以下、白炭という)とを小さく砕いて、
大谷石90%、黒炭5%、白炭5%の割合で混ぜ合わさ
れた充填材13が充填されており、全体の表面は、不織
布12により被覆されている。
【0010】この枕の全体の大きさは、縦が約50c
m、横が約30cmであり、厚さは、約4〜10cmで
ある。枕の角の部分が、首に当たらないように、枕の上
面の一辺部分には傾斜が設けられている。この枕は、従
来の枕の上に乗せて使用するものである。凹部の約10
cm四方の枠の大きさは、人間の体の重みで充填材13
が移動し、一部に片寄ってしまうのを防ぐのに最適の大
きさである。
【0011】不織布12は、ポリエチレン系の不織布を
使用しており、水蒸気、ガスを通すが液体は通さないと
いう性質を有している。遮蔽できる粒子の大きさは、直
径約0.5ミクロン以上である。従って、2〜5ミクロ
ンの大きさがあるバクテリアは通さないので、バクテリ
ア、ダニは発生できない。
【0012】充填材13は、黒炭および白炭の木炭と大
谷石とを混合したものであり、それぞれの粒径は5ミリ
以下の大きさである。充填材13に黒炭と白炭を使うの
は、黒炭がアルカリ性のガスを吸着し、白炭が酸性のガ
スを吸着する性質を利用するためである。木炭は、焼成
温度700℃を境にして、700℃以下ではアルカリを
吸着し、700℃以上では酸を吸着するという性質を有
している。汗の成分は、酸性の物質とアルカリ性の物質
から成り立っており、黒炭および白炭は、これらのガス
体のものをよく吸着する。
【0013】本発明では、これらの性質を有する黒炭お
よび白炭を混ぜ合わせると共に、天然ゼオライトである
大谷石を滅菌利用している。なお、大谷石は、結晶が板
状のゼオライトを20〜50%含有している。針状のゼ
オライトは好ましくない。
【0014】大谷石は、体積の数百倍の水蒸気、ガスを
吸着する。大谷石は、通常、乾いた状態で20数%の水
分を吸着しており、濡れた状態では、約40%の水分を
吸着している。また、特に、アンモニア系の有機ガスを
強力に吸着分解する。人間は、通常、寝ている間に1.
2〜1.3リットルの水蒸気ならびに汗の成分である有
機物および無機物を分泌する。大谷石は、人間が寝てい
る間に発するこれらの水蒸気と有機ガスを吸着する。ま
た、木炭が吸着するのみであるのに対し、大谷石は、有
機ガスを吸着し、さらにそれを分解する。従って、優れ
た脱臭性を発揮する。
【0015】また、大谷石は、大気中の湿度以上に汗の
成分を吸着すると逆に蒸発させる。その際に潜熱が奪わ
れ、冷やされる。さらに、大谷石はセラミックスである
ので、遠赤外線放射の力が弱く、従って冷たい。これに
対し、木炭は遠赤外線放射能力が大谷石よりも遥かに強
い。黒体は反射率が1であるので、全部反射する。従っ
て、頭に遠赤外線が到達しているので冷え過ぎがない。
【0016】図3は、本発明の第2の実施例を示すマッ
トの一部切欠き斜視図であり、図4は、第2の実施例の
拡大断面図である。図3および図4に示すマットは、ウ
レタンフォームのシート材11と、シート材11の上面
に貼り付けられた不織布15と、不織布15の上面に作
られたウレタンフォームの升目状の格子16とを備えて
おり、この格子16により約10cm四方で、深さが約
2〜5cmの複数個の凹部が形成されている。この凹部
には、黒炭と白炭とを小さく砕いて、大谷石10%、黒
炭45%、白炭45%の割合で混ぜ合わされた充填材1
4が充填されており、全体の表面は、不織布12により
被覆されている。
【0017】シート材11と不織布12、15は、第1
の実施例である枕に使用しているものと同一のものであ
る。不織布15は、シート材11の中の微細孔に炭の粒
子が入り込むのを防ぐためのものである。
【0018】このマットの大きさは、幅40〜45c
m、長さ65〜85cm、厚さ4〜8cmである。この
マットを木綿カバーに4枚並べて入れて、敷布団または
ベッドマットレスの上面に敷いて使用する。この4枚の
マットは、自由に出し入れできるようになっており、汚
れたり、痛んだ場合には、新しいものと取り替えること
ができるようになっている。
【0019】本実施例では、第1の実施例である枕に比
べて、木炭の割合を多くしているので、より多くの遠赤
外線を放射する。従って、遠赤外線効果によりマットは
温められる。また、不織布15に銀コートのもの(銀面
の不織布)を用いると、遠赤外線が反射されて保温効果
が更に良くなり、冬用のマットとして最適である。
【0020】なお、第1および第2の実施例における大
谷石と木炭の混合物を充填する凹部の形状は、約10c
m四方の大きさと同等であれば、正方形に限るものでは
なく、円形、6角形その他の形でもよい。また、大谷石
と木炭の混合割合も実施例の場合に限定するものではな
く、自由に変更可能であり、この混合の割合を変えるこ
とにより温度を調節することができるものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、黒炭お
よび白炭により、アルカリ性および酸性の両方のガスを
吸着し、さらに大谷石により、水蒸気を吸着する上に、
有機ガスを吸着分解するので、従来品よりも優れた脱臭
性、吸湿性を有する。また、黒炭、白炭および大谷石か
らなる充填材を約10cm四方の凹部充填したので、人
間の体の重みで充填材が移動し、一部に片寄ってしまう
ことがない。全体にわたって平坦であり、寝ていて床ず
れが少なく寝心地がよい。また、不織布により遮蔽され
てバクテリア、ダニが付着しない。さらに、木炭による
遠赤外線効果により保温効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す枕の斜視図であ
る。
【図2】第1の実施例の正面図およびA−A断面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示すマットの一部切欠
き斜視図である。
【図4】第2の実施例の拡大断面図である。
【図5】従来の木炭入り寝具の斜視図である。
【図6】従来の木炭入り寝具の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ウレタン材 2 不織布 3 木炭粉末 11 シート材 12,15 不織布 13,14 充填材 16 格子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性体と、弾性体を被覆する不織布からな
    り、前記弾性体の上面に複数個の凹部が設けられ、前記
    凹部に細かく砕かれた木炭とゼオライトとの混合物が充
    填されていることを特徴とする寝具。
  2. 【請求項2】弾性体と、弾性体を被覆する不織布からな
    り、前記弾性体の上面に複数個の凹部が設けられ、前記
    凹部に細かく砕かれた焼成温度700℃以下の木炭と焼
    成温度700℃以上の木炭と天然ゼオライトとの混合物
    が充填されていることを特徴とする寝具。
  3. 【請求項3】弾性体と、弾性体を被覆する不織布からな
    り、前記弾性体の上面に約10cm四方の複数個の凹部
    が設けられ、前記凹部に細かく砕かれた焼成温度700
    ℃以下の木炭と焼成温度700℃以上の木炭と大谷石と
    の混合物が充填されていることを特徴とする寝具。
JP5255395A 1993-10-13 1993-10-13 寝 具 Pending JPH07108018A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0975196A (ja) * 1995-09-14 1997-03-25 Kyokuto Kosan Kk 健康寝具
JPH0975197A (ja) * 1995-09-13 1997-03-25 Kyokuto Kosan Kk 健康寝具
KR20020022745A (ko) * 2002-02-25 2002-03-27 이광노 침대용 패드의 제조 방법
JP2007111131A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Eh Interior Kk ベッド

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