JPH0889376A - パッド - Google Patents

パッド

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Publication number
JPH0889376A
JPH0889376A JP6252803A JP25280394A JPH0889376A JP H0889376 A JPH0889376 A JP H0889376A JP 6252803 A JP6252803 A JP 6252803A JP 25280394 A JP25280394 A JP 25280394A JP H0889376 A JPH0889376 A JP H0889376A
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JP
Japan
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foam material
plastic foam
pad
particles
powder
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JP6252803A
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English (en)
Inventor
Yasunori Sakuramoto
康教 桜本
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Individual
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生体に有効な遠赤外線を就寝者に効果的にも
たらすと共に、除臭、抗菌機能にも配慮がなされている
パッドの提供。 【構成】 ベット、又は布団、又はマットと共に用いら
れるパッドAであって、該パッドAが少なくともプラス
チックフォーム材10と、このプラスチックフォーム材
10の下面に添って備えられ且つ金属膜21を有するフ
ィルム状体20又は該プラスチックフォーム材10の下
面に添って備えられ且つ金属膜21を有するシート状体
20’とを備えていると共に、前記プラスチックフォー
ム材10に、少なくとも遠赤外線放射セラミックス粉と
粒との双方又はいずれか一方が付着されている構成のパ
ッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベット用のパッド、
マット用のパッド、あるいは布団用のパッドなどとし
て、これらのベット、マットあるいは布団などと共に用
いることのできる各種パッド部材の提供、特に、除臭機
能、抗菌機能などを備え、且つ遠赤外線を就寝者に対し
て効果的に放射するようにしたパッドの提供に関する。
【0002】
【従来の技術】身体から生ずる熱エネルギーなどによっ
て遠赤外線を放射するセラミック部材を、当該身体に装
着し、あるいは当該身体に近接して備えつけるようにし
た各種器具類の開発がなされている。この種の遠赤外線
放射セラミックスを備えた部材としては、例えば、遠赤
外線シーツ、遠赤外線靴下、遠赤外線サポータ、遠赤外
線枕などが提案されている。
【0003】又、一方において、就寝時に直接的に身体
を接する各種のパッド類は、就寝者に対して適度のクッ
ション作用をもたらすと共に、良好な保温機能と共に、
身体から生ずる汗を都合良く吸収できる特性を備えたも
のとして用意、使用されている。かかる点から、例え
ば、当該パッドの構成芯材をウレタンフォーム材で構成
すると共に、このウレタンフォーム材よりなる芯材を、
例えば、綿布、羊毛布などの吸湿機能を備えたシーツ類
で覆うことで、当該パッド類を構成することが試みられ
ている。
【0004】かくして構成されるパッド類にあっては、
このパッドの構成芯材としてのウレタンフォーム材が、
構成されるパッドに対して適度のクッション機能をもた
らすと共に、優れた断熱特性に伴う保温機能を当該パッ
ドにもたらす特長を有し、しかも、構成芯材としてのウ
レタンフォーム材の被包シーツ類が優れた吸湿機能を、
当該構成パッドにもたらす利点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成からなるパッドにあっては、当該パッドの構成芯材
としてのウレタンフォーム材の有する固有の断熱機能に
伴う保温特性を、構成されるパッドに対してもたらして
いるにすぎず、従って、就寝者自身において就眠に必要
な熱エネルギーを備えていない場合、例えば電気毛布な
どの、適宜の、且つ他の外部熱エネルギーによる加熱な
どの手段を必要としていた。
【0006】しかしながら、この種の保温手段の併用に
あっては、単に、就寝者の就眠に必要な保温が助勢され
るにすぎず、それ以上の、何等かの作用を就寝者にもた
らすものでは無く、当該加温に伴って、例えば、就寝者
に対する部分的な温度上昇から生ずる就寝者のストレス
などを解消することができず、また、当該加温部分に生
ずる発汗に伴う皮膚のストレスを解消できないなどの難
があった。
【0007】また、就寝、特に、病人あるいは老人ない
しは幼児などのように比較的長時間に亘って継続的に当
該パッドに臥している必要のある場合などにあっては、
使用パッドに特有の臭気を生ずることがあり、また、床
ずれなどと共に、アレルギー化した皮膚に炎症をもたら
すなどの不都合があった。
【0008】本発明は、かかる従来のパッド類における
不都合に鑑み、一方では、当該パッドを用いた就寝者に
向けて、生体に有効な波長域にある遠赤外線を常時放射
させるようになすと共に、この生体に対して放射される
遠赤外線を所定の方向性を持ったものとし、生体、特
に、生体細胞の活性化を助長し、しかも当該就寝者に対
して自然で、且つ、いかなるストレスをも生ずることの
ない保温源をもたらすようにしたパッドの提供を目的と
している。
【0009】更に、本発明にあっては、かかる生体に対
して特有の効果をもたらし得るセラミックスと共に、ゼ
オライトなどの除臭機能を備えた無機物多孔質体を構成
パッドに付着し、構成されるパッドに対して特有の、例
えば老人臭の除去、病人臭の除去、あるいは失禁などに
伴って生ずる異臭などの除去を可能としたパッドの提供
を目的としている。
【0010】次いで、本発明にあっては、かかる生体に
対して特有の効果をもたらし得るセラミックスと共に、
例えば銀イオンなどの金属イオンを生ずる物質を有する
ゼオライトなどの無機物多孔質体を、構成されるパッド
に対して付着し、構成されるパッドに対して特有の抗菌
作用をもたらすようにしたパッドの提供を目的としてい
る。
【0011】更に、本発明にあっては、かかる生体に対
して特有の効果をもたらすセラミックスと共に、除臭機
能、抗菌機能を備えた無機物多孔質体を、構成されるパ
ッドのプラスチックフォーム材に対して接着する構成と
し、これによって、パッドの容易、且つ確実な洗浄、再
使用を可能とすることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、叙上の目的を
達成すべく、請求項1の発明に係るパッドを、ベット、
又は布団、又はマットと共に用いられるパッドAであっ
て、該パッドAが少なくともプラスチックフォーム材1
0と、このプラスチックフォーム材10の下面に添って
備えられ且つ金属膜21を有するフィルム状体20又は
該プラスチックフォーム材10の下面に添って備えられ
且つ金属膜21を有するシート状体20’とを備えてい
ると共に、前記プラスチックフォーム材10に、少なく
とも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又はいず
れか一方が付着されている構成としてある。
【0013】次いで請求項2に係る発明のパッドを、前
記請求項1に係る発明のパッドにおいて、連続気泡タイ
プのプラスチックフォーム材10’、又は連続気泡タイ
プと独立気泡タイプとを含むプラスチックフォーム材1
0”を用意し、且つ、液状バインダーに対して、少なく
とも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又はいず
れか一方を混合してなる混合液31を用意すると共に、
前記プラスチックフォーム材10に対し、該混合液31
を吹き付けなどで付着し、該セラミックス粉と粒との双
方又はいずれか一方を付着するようにしたパッドとして
ある。
【0014】更に、請求項3の発明に係るパッドを、ベ
ット、又は布団、又はマットと共に用いられるパッドA
であって、該パッドAが少なくともプラスチックフォー
ム材10と、このプラスチックフォーム材10の下面に
添って備えられ且つ金属膜21を有するフィルム状体2
0又は該プラスチックフォーム材10の下面に添って備
えられ且つ金属膜21を有するシート状体20’とを備
えていると共に、前記プラスチックフォーム材10に、
少なくとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又
はいずれか一方と、除臭機能を備えた無機物多孔質体の
粉と粒との双方又はいずれか一方とが付着されている構
成としてある。
【0015】次いで、請求項4の発明に係るパッドを、
前記請求項3に係る発明のパッドにおいて、連続気泡タ
イプのプラスチックフォーム材10’、又は連続気泡タ
イプと独立気泡タイプとを含むプラスチックフォーム材
10”を用意し、且つ、液状バインダーに対して、少な
くとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又はい
ずれか一方と、除臭機能を備えた無機物多孔質体の粉と
粒との双方又はいずれか一方を混合してなる混合液31
を用意すると共に、前記プラスチックフォーム材10に
対し、該混合液31を吹き付けなどで付着し、該セラミ
ックス粉と粒との双方又はいずれか一方と,除臭機能を
備えた無機物多孔質体の粉と粒との双方又はいずれか一
方とを付着するようにした構成としてある。
【0016】更に、請求項5の発明に係るパッドを、ベ
ット、又は布団、又はマットと共に用いられるパッドA
であって、該パッドAが少なくともプラスチックフォー
ム材10と、このプラスチックフォーム材10の下面に
添って備えられ且つ金属膜21を有するフィルム状体2
0又は該プラスチックフォーム材10の下面に添って備
えられ且つ金属膜21を有するシート状体20’とを備
えていると共に、前記プラスチックフォーム材10に、
少なくとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又
はいずれか一方と、金属イオンを生ずる物質などの抗菌
機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒との双方又はいず
れか一方とが付着されている構成としてある。
【0017】次いで、請求項6の発明に係るパッドを、
前記請求項5の発明に係るパッドにおいて、連続気泡タ
イプのプラスチックフォーム材10’、又は連続気泡タ
イプと独立気泡タイプとを含むプラスチックフォーム材
10”を用意し、且つ、液状バインダーに対して、少な
くとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又はい
ずれか一方と、金属イオンを生ずる物質などの抗菌機能
を備えた無機物多孔質体の粉と粒との双方又はいずれか
一方とを混合してなる混合液31を用意すると共に、前
記プラスチックフォーム材10に対し、該混合液31を
吹き付けなどで付着し、該セラミックス粉と粒との双方
又はいずれか一方と、抗菌作用を備えた無機物多孔質体
の粉と粒との双方またはいずれか一方とを付着するよう
にした構成としてある。
【0018】更に、請求項7の発明に係るパッドを、ベ
ット、又は布団、又はマットと共に用いられるパッドA
であって、該パッドAが少なくともプラスチックフォー
ム材10と、このプラスチックフォーム材10の下面に
添って備えられ且つ金属膜21を有するフィルム状体2
0又は該プラスチックフォーム材10の下面に添って備
えられ且つ金属膜21を有するシート状体20’とを備
えていると共に、前記プラスチックフォーム材10に、
少なくとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又
はいずれか一方と、除臭機能を備えた無機物多孔質体の
粉と粒との双方又はいずれか一方と、金属イオンを生ず
る物質などの抗菌機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒
との双方又はいずれか一方とが付着されている構成とし
てある。
【0019】次いで、請求項8の発明に係るパッドを、
前記請求項7の発明に係るパッドにおいて、連続気泡タ
イプのプラスチックフォーム材10’、又は連続気泡タ
イプと独立気泡タイプとを含むプラスチックフォーム材
10”を用意し、且つ、液状バインダーに対して、少な
くとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又はい
ずれか一方と、除臭機能を備えた無機物多孔質体の粉と
粒との双方又はいずれか一方と、金属イオンを生ずる物
質などの抗菌機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒との
双方又はいずれか一方とを混合してなる混合液31を用
意すると共に、前記プラスチックフォーム材10に対
し、該混合液30を吹き付け、該遠赤外線放射セラミッ
クス粉と粒との双方又はいずれか一方と、除臭機能を備
えた無機物多孔質体の粉と粒との双方又はいずれか一方
と、抗菌機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒との双方
又はいずれか一方とを付着するようにした構成としてあ
る。
【0020】更に、請求項9の発明に係るパッドを、前
記請求項2、又は請求項4、又は請求項6、又は請求項
8に係る発明のパッドにおいて、バインダー30を、ア
クリル系樹脂エマルジョンとした構成としている。
【0021】次いで、請求項10の発明に係るパッド
を、前記請求項1、又は請求項2、又は請求項3、又は
請求項4、又は請求項5、又は請求項6、又は請求項
7、又は請求項8に係る発明のパッドにおいて、プラス
チックフォーム材10がウレタンフォーム材としてあ
り、且つ、該フォーム材10の厚さが5〜20mmとし
て構成してある。
【0022】
【作用】遠赤外線放射ラミックス粉、粒の付着されてい
るプラスチックフォーム材10の下面に沿って備えられ
るフィルム状体20、シート状体20’が金属膜21を
有していることから、セラミックス粉、粒から生ずる放
射遠赤外線が、該金属膜21によって反射され、パッド
Aの就寝者に対して作用するように機能する。
【0023】プラスチックフォーム材10が、連続気泡
タイプ、又は独立気泡を含む連続気泡タイプとしてある
ことから、遠赤外線放射セラミックス又は、これに添加
される除臭機能を備えた無機物多孔質体と金属イオンを
生ずる物質などの抗菌機能を備えた無機物多孔質体との
一種又は二種以上との混合物を混合した液状バインダー
との混合液31を、該プラスチックフォーム材10に吹
きつけなどによって付着させることのみで、当該プラス
チックフォーム材10の内部にまで、これらの遠赤外線
放射セラミックス粉、粒などを付着させることができ
る。
【0024】除臭機能を有する無機物多孔質体の粉、粒
を、プラスチックフォーム材10に対して付着させた状
態で、パッドAを構成していることから、該パッドAの
使用に伴う汗臭などの体臭の除去と、失禁などに伴う異
臭などを生ずることがない。
【0025】汗の付着に伴って生ずる金属イオンによる
抗菌機能の備えられた無機物多孔質体の粉、粒を、プラ
スチックフォーム材10に対して付着させた状態で、パ
ッドAを構成していることから、該パッドA部分におけ
る菌類の増殖が無く、あるいは菌類が死滅し、就寝者に
対する、例えば皮膚病などの伝染あるいは皮膚アレルギ
ーなどを生ずることがない。
【0026】遠赤外線放射セラミックス、除臭機能を有
する無機物多孔質体、抗菌機能を有する無機物多孔質体
のいずれもが、粉、又は粒、又はこれらの粉、粒の混合
物であり、これらがプラスチックフォーム材10に添着
状態で接着されていることから、構成されるパッドAに
おけるクッション性を損うことが無く、しかも当該パッ
ドAの洗い処理に伴って、接着されている当該粉、粒が
該プラスチックフォーム材10から分離することがな
い。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る典型的なパッドの実施例
について詳細に説明する。図1は、パッドAの芯材とな
るプラスチックフォーム材10に対して、混合液31を
吹きつけている状態を側面から見て示しており、かくし
て混合液31を吹きつけられることで、遠赤外線放射セ
ラミックスの粉、粒などの接着されたプラスチックフォ
ーム材10に対し、金属膜21を有するフィルム状体2
0又はシート状体20’を添装する状態を要部の破断面
として示している。図3では、このプラスチックフォー
ム材10と、フィルム状体20又はシート状体20’を
カバー40内に収め入れた状態を一部破断して示してい
る。更に、図4では、かくして構成されたパッドAを、
ベットのマットレスB上に添装して用いている状態を側
面から見て示している。
【0028】ここにおいて構成されるパッドAは、一層
又は多層状態で用意されるプラスチックフォーム材10
と、このプラスチックフォーム材10の下面に備えられ
るフィルム状体20又はシート状体20’と、これらを
包み込むカバー40とによって構成してある。
【0029】先ず、ここにおいて用いられるプラスチッ
クフォーム材10は、連続気泡タイプのプラスチックフ
ォーム材10’、又は独立気泡を含む連続気泡タイプの
プラスチックフォーム材10”のいずれか、又は、これ
らを重ね合せて用いるものであって、多数枚の、且つ薄
いプラスチックフォーム材10を用意し、これを重ね合
せの状態で用いても良い。又、上部側が連続気泡タイ
プ、又は独立気泡を含む連続気泡タイプのプラスチック
フォーム材としてあれば良く、その下部側が、独立気泡
タイプのプラスチックフォーム材として構成してあって
も良い。
【0030】この実施例にあっては、厚さが、5mm〜
20mmのウレンタフォーム材を用いてパッドAを構成
している。
【0031】かかるプラスチックフォーム材10に対し
て装着される遠赤外線放射セラミックスは、粉又は粒、
又はこれらの混合したものとして用意されており、もっ
とも典型的には、例えば、生体から生ずる熱エネルギー
によって、8μm〜14μmの波長域にある遠赤外線を
放射するような、例えば金属酸化物系のセラミックスな
どを用いる。
【0032】この実施例にあっては、粒径が略1μm〜
30μm、より現実的且つ典型的には、粒径が5μm〜
10μmの範囲にあるコージライト系セラミックス粉
と、略同様の粒径で取り揃えられたジルコニウム系セラ
ミックス粉を所定比で、この場合、例えば、コージライ
ト系セラミックス粉80重量部に対して、ジルコニウム
系セラミックス粉15重量部となるように配合して用い
た。
【0033】次いで、ここで用いられる除臭機能を備え
た無機物多孔質体は、例えば、天然ゼオライト、合成ゼ
オライトよりなる粉および/または粒、あるいは、麦飯
石、長石などを主成分とする無機物多孔質体を典型例と
して用意されており、これらの無機物多孔質体の有する
吸着機能、及び接触空気などの改質機能を当該構成パッ
ドAにもたらす構成としている。
【0034】この実施例にあっては、例えば、粒径を略
1μm〜30μm、より具体的には、粒径を5μm〜1
0μmの範囲に取り揃えたゼオライト粉を、当該パッド
Aにおいて要請される除臭目的に対応した割合で用意
し、これを前記セラミックス粉に配合して用いた。
【0035】次いで、ここで用いられる抗菌機能を備え
た無機物多孔質体としては、主として、汗などの付着に
伴って金属イオンを生ずる物質を有する無機物多孔質体
であって、この無機物多孔質体は、例えば、天然ゼオラ
イト、合成ゼオライトの粉および/または粒、あるいは
又麦飯石、長石などを主たる材料として成形提供される
無機物多孔質体などであって、この無機物多孔質体に対
して、銀イオン、金イオン、銅イオン、亜鉛イオンなど
の所謂金属イオンを汗などの付着に伴って生ずる物質を
付着させて成形したものを用いる。
【0036】ここで金属イオンを汗などの付着に伴って
生ずる物質を有する無機物多孔質体としては、例えば、
ゼオライトよりなる粉および/または粒、あるいは麦飯
石、長石を主成分とする無機物多孔質体としての粉およ
び/または粒などに対して、酸化銀、酸化銅、酸化亜鉛
を付着させることによって形成用意されるものであり、
例えば、粒子径が1μm〜30μmの範囲にあるもの、
より具体的、且つ典型的には粒子径が5μm〜10μm
の範囲に取り揃えられた無機物多孔質体の粉および/ま
たは粒として用意する。
【0037】例えば、酸化銀を有する無機物多孔質体に
あっては、例えば、0.1wt%〜1.0wt%の硝酸
銀水溶液を用意し、これを、担体として用意された無機
物多孔質体に含浸させた後、この硝酸銀水溶液の含浸さ
れた無機物多孔質体を、400〜600℃の温域内にお
いて略20分間加熱することで、Ag02とSi0 とを主成分
とする無機物多孔質体を得る。
【0038】また、例えば、酸化銅を有する無機物多孔
質体にあっては、例えば、0.1wt%〜1.0wt%
の硝酸銅水溶液を用意し、これを担体として用意された
無機物多孔質体に含浸させた後、この硝酸銅水溶液の含
浸された無機物多孔質体を、400〜600℃の温域内
において略20分間加熱することで、Cu0 とSi0 を主成
分とする無機物多孔質体を得る。
【0039】また、同様にして、酸化亜鉛その他の金属
イオンを生ずる物質を有する無機物多孔質体を得る。更
に又、これらの酸化銀、酸化銅、酸化亜鉛などの2種以
上を有する無機物多孔質体を得る。かくして得られた無
機物多孔質体の1種、又は2種以上を、前記セラミック
ス粉および/または粒と共に、又は、セラミックス粉お
よび/または粒と、前記除臭機能を備えた無機物多孔質
体と共に用いる。
【0040】かくして得られた遠赤外線セラミックス
粉、又は粒の双方、又はいずれか一方を、液状バインダ
ーに混合して吹きつけ用の混合液31を得る。又、遠赤
外線放射セラミックス粉と、粒との双方又はいずれか一
方と、除臭機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒との双
方又はいずれか一方とを、液状バインダーに混合し吹き
つけ用の混合液31を得る。更に、遠赤外線セラミック
ス粉と粒との双方、又はいずれか一方と、抗菌機能を備
えた無機物多孔質体の粉と粒との双方、又はいずれか一
方とを、液状バインダーに混合して、吹きつけ用の混合
液31を得る。更に、又、遠赤外線放射セラミックス粉
と、粒との双方、又はいずれか一方と、除臭機能を備え
た無機物多孔質体の粉と粒との双方、又はいずれか一方
と、抗菌機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒との双
方、又はいずれか一方とを、液状バイダーに混合して吹
きつけ用の混合液31を得る。
【0041】かくして用意される混合液31は、夫々の
使用目的に対応して、前記プラスチックフォーム材10
に対して、夫々の配合比率からなるものとして、所要割
合のもとでスプレ−ガン50を用いて吹きつけられる。
例えば、前記で得られた遠赤外線セラミックスとして、 (1) 粒径が5μm〜10μmに取り揃えられたコージ
ライト系セラミックス粉80重量部 (2) 粒径が5μm〜10μmに取り揃えられたジルコ
ニウム系セラミックス粉15重量部 を用意し、これに対して、前記で粒径が5μm〜10μ
mに取り揃えられた除臭機能を備えた無機物多孔質体、
特に、この場合、ゼオライトの粉と、同様に粒径が5μ
m〜10μmに取り揃えられた抗菌機能を備えた無機物
多孔質体、この場合、銀イオンなどの金属イオンを汗な
どの付着に伴って生ずるようにしたゼオライトの粉とを
総量で5重量部となるように用意し、ここで用意された
各粉体と、液状バインダーとして用意されたアクリル系
樹脂エマルジョン100重量部とを、混合、撹拌するこ
とによって、吹きつけ用の混合液31を得る。
【0042】かくして得られた混合液31を、厚さ10
mmのウレタンフォーム材に対して、このウレタンフォ
ーム材の上面側から、このウレタンフォーム材の略中程
迄該混合液が達するように吹きつけると共に、これを乾
燥することによって、該ウレタンフォーム材の各気泡面
に、前記各粉体を付着させる。尚、かかる混合液31の
プラスチックフォーム材10に対する吹きつけは、該プ
ラスチックフォーム材10の全周面に亘って施され、付
着部10Aとしてあっても良く、あるいは、該プラスチ
ックフォーム材10の表面部のみに施されて付着部10
Aとしてあっても良い。また、かかる混合液31をプラ
スチックフォーム材10に対して吹きつけることなく、
これを該プラスチックフォーム材10の表面に塗布して
付着部10Aとしてあっても良く、更に、かかる混合液
31に対して、該プラスチックフォーム材10をドブ漬
け状に漬け込んで付着部10Aとしてあっても良い。
尚、図において10Bは、これらの混合液31の未付着
部を示している。
【0043】かくして混合液31の付着されたプラスチ
ックフォーム材10に対し、当該混合液31におけるバ
インダー機能を生ずるように、当該混合液31を構成す
る液状バインダーの性状に対応した、例えば、加熱、乾
燥などの必要な処置を施す。かかる処理に伴って、前記
各粉、又は粒、又はこれらの混在された粉粒の1種又は
2種以上を、プラスチックフォーム材の一つの表面部
分、又は表面部分の全面、又は一方の面側において所要
深さで、又は全肉質部に亘って付着されたプラスチック
フォーム材10を得る。
【0044】尚、叙上の抗菌機能を備えた無機物多孔質
体の一例としては、0.5wt%の硝酸銀水溶液を用意
し、これを粒径が5μm〜10μmに取り揃えられたゼ
オライト粉に含浸させると共に、この0.5wt%硝酸
銀水溶液の含浸されたゼオライト粉を略500℃の炉内
において略20分間加熱することで、当該抗菌機能を備
えた無機物多孔質体を得、これを用いるようにしても良
い。
【0045】次いで、このパッドAの芯材として構成さ
れるプラスチックフォーム材10の下面に添装して用い
られるフィルム状体20、又はシート状体20’は、い
ずれも表面、特に、プラスチックフォーム材10に接す
る面側に金属膜21を備えた構成としてある。この金属
膜21は、例えばアルミの蒸着層などとして構成され、
前記遠赤外線放射セラミックスからの放射遠赤外線を、
この金属膜21において反射し、その向きを整えるよう
に機能させ、特に、セラミックスから放射される遠赤外
線が効率良く、就寝者の側にもたらされるように機能さ
せる。
【0046】尚、叙上におけるフィルム状体20及びシ
ート状体20’は、これをプラスチック製シート、又は
プラスチック製フィルムとしてあっても良く、又各種の
織布、編布として構成してあっても良い。更に、織、編
布などで補強されたプラスチックシート、プラスチック
フィルムとしてあっても良く、また、織、編布などに対
して合成樹脂材がコーティングされたもの、あるいはプ
ラスチックフィルム、プラスチックシートなどがラミネ
ートされたものなどであっても良く、金属膜21を備え
得る薄葉体であれば、いかなる素材で構成されていても
良い。
【0047】次いで、前記プラスチックフォーム材10
を収め入れるに適した略偏平な袋状をなすカバー40を
用意し、このカバー40内に該プラスチックフォーム材
10を出し入れ可能に収め入れる。
【0048】この袋状をなすカバー40は、例えば吸湿
性の良好な綿地、羊毛生地などで構成されていると共
に、前記プラスチックフォーム材10を出し入れ可能と
する開口41を設け、この開口41にファスナー42を
配すると共に、一方の面側、特に、底面側の内側面に、
前記フィルム状体20、又はシート状体20’を添装
し、これを該カバー40に対して縫着状態で止着する。
このフィルム状体20又はシート状体20’の取付けに
おいては、該フィルム状体20又はシート状体20’に
おける金属膜21が、この袋状カバー40内に収め入れ
られるプラスチックフォーム材10の側に面して位置さ
れるようにすることが好ましい。
【0049】かかる金属膜21を備えたフィルム状体2
0、又はシート状体20’に沿うように、前記プラスチ
ックフォーム材10を、該ケース40内に収め入れてパ
ッドAを構成する。尚、ここで、ケース40内に収め入
れられるプラスチックフォーム材10は、一枚のプラス
チックフォーム材のみで構成されていても良く、多数枚
のプラスチックフォーム材を重ね合せ状態で、接着し、
又は無接着の状態で用いることで構成してあっても良
い。尚、好ましくは、該パッドAを構成するプラスチッ
クフォーム材10の上部側部分を構成するプラスチック
フォーム材10部分、又は、該プラスチックフォーム材
10として重ね合せの状態で用いられる上部側にあるプ
ラスチックフォーム材10を、連続気泡タイプのプラス
チックフォーム材10’とし、又は独立気泡を含む連続
気泡タイプのプラスチックフォーム材10”とし、この
プラスチックフォーム材10に対して、前記遠赤外線セ
ラミック粉と粒の双方又はいずれか一方を付着し、又
は、これと併せて、除臭機能を備えた無機物多孔質体の
粉と粒の双方、又はいずれか一方、及び抗菌機能を備え
た無機物多孔質体の粉と粒の双方、又はいずれか一方の
一種又は二種以上を併せ付着することによって前記プラ
スチックフォーム材10を構成する。
【0050】かくして構成されたパッドAを、ベットの
マットレスB上、あるいは布団上、あるいは各種の就寝
用のマット上に添装して用いる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係るパッドAは、叙上における
特長ある構成、特に、遠赤外線放射ラミックス粉、粒の
付着されているプラスチックフォーム材10の下面に沿
って備えられるフィルム状体20、シート状体20’が
金属膜21を有していることから、就寝者の放出する熱
エネルギーに伴って、セラミックス粉、粒から生ずる放
射遠赤外線が、該金属膜21によって反射され、パッド
Aの就寝者に対して効果的に作用する特長を有し、就寝
者に対して自然な保温状態をもたらすと共に、就寝者の
生体細胞の活性化を促し、且つ自律神経の調整を促す特
長を有している。
【0052】次いで、プラスチックフォーム材10が、
連続気泡タイプ、又は独立気泡を含む連続気泡タイプと
してあることから、遠赤外線放射セラミックス又は、こ
れに添加される除臭機能を備えたゼオライトなどの無機
物多孔質体と、金属イオンを汗などの付着に伴って生ず
る物質を備えることによって抗菌機能を備えたゼオライ
トなどの無機物多孔質体との一種又は二種以上との混合
物を混合した液状バインダーとの混合液31を、該プラ
スチックフォーム材10に吹きつけなどによって付着さ
せることのみで、当該プラスチックフォーム材10の内
部にまで、これらの遠赤外線放射セラミックス粉、粒な
どを付着させることができる特長を有し、セラミックス
からの遠赤外線放射効果と、除臭効果、並びに抗菌効果
の顕著なパッドの提供をなすことができる。
【0053】更に、除臭機能を有する無機物多孔質体、
特にゼオライトの粉、粒を、プラスチックフォーム材1
0に対して付着させた状態で、パッドAを構成している
ことから、該パッドAの使用に伴う汗臭などの体臭の除
去と、失禁などに伴う異臭などを生ずることがなく、病
人用のベットパッド、老人用のベットパッドなどとして
快適な就寝環境を作り出し得る特長を有している。
【0054】又、金属イオンを汗などの付着に伴って生
ずる物質を備えることによって抗菌機能を有する無機物
多孔質体、特に、ゼオライトの粉、粒を、プラスチック
フォーム材10に対して付着させた状態で、パッドAを
構成していることから、該パッドA部分における菌類の
増殖が無く、あるいは菌類が死滅し、就寝者に対する、
例えば皮膚病などの伝染あるいは皮膚アレルギーなどを
生ずることがなく、病人用のベットパッド、老人用のベ
ットパッドなどとして快適な就寝環境を作り出し得る特
長を有している。
【0055】更に、又、遠赤外線放射セラミックス、除
臭機能を有する無機物多孔質体、抗菌機能を有する無機
物多孔質体のいずれもが、粉、又は粒、又はこれらの
粉、粒の混合物であり、これらがプラスチックフォーム
材10に添着状態で接着されていることから、構成され
るパッドAにおけるクッション性を損うことが無く、し
かも当該パッドAの洗い処理に伴って、接着されている
当該粉、粒が該プラスチックフォーム材10から分離す
ることがなく、長期間に亘り、効果が持続し、且つ、清
潔な状態で用い得る病人用ベットパッド、老人用ベット
パッドとして用い得る特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】パッドAを構成するプラスチックフォーム材1
0に対して、ガン50を用いて混合液31をスプレーし
ている状態の側面図
【図2】パッドAの主要構成部品としてのプラスチック
フォーム材10と、シート状体20’又はフィルム状体
20の要部断面図
【図3】パッドAの要部を破断して示す側面図
【図4】パッドAの使用状態を示す側面図
【符号の説明】
A パッド 10 プラスチックフォーム材 20 フィルム状体 20’ シート状体 21 金属膜 30 バインダー 31 混合液 40 カバー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベット、又は布団、又はマットと共に用
    いられるパッドであって、該パッドが少なくともプラス
    チックフォーム材と、このプラスチックフォーム材の下
    面に添って備えられ且つ金属膜を有するフィルム状体又
    は該プラスチックフォーム材の下面に添って備えられ且
    つ金属膜を有するシート状体とを備えていると共に、前
    記プラスチックフォーム材に、少なくとも遠赤外線放射
    セラミックス粉と粒との双方又はいずれか一方が付着さ
    れていることを特徴とするパッド。
  2. 【請求項2】 連続気泡タイプのプラスチックフォーム
    材、又は独立気泡を含む連続気泡タイプのプラスチック
    フォーム材を用意し、且つ、液状バインダーに対して、
    少なくとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又
    はいずれか一方を混合してなる混合液を用意すると共
    に、前記プラスチックフォーム材に対し、該混合液を付
    着し、該セラミックス粉と粒との双方又はいずれか一方
    を付着するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    パッド。
  3. 【請求項3】 ベット、又は布団、又はマットと共に用
    いられるパッドであって、該パッドが少なくともプラス
    チックフォーム材と、このプラスチックフォーム材の下
    面に添って備えられ且つ金属膜を有するフィルム状体又
    は該プラスチックフォーム材の下面に添って備えられ且
    つ金属膜を有するシート状体とを備えていると共に、前
    記プラスチックフォーム材に、少なくとも遠赤外線放射
    セラミックス粉と粒との双方又はいずれか一方と、除臭
    機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒との双方又はいず
    れか一方とが付着されていることを特徴とするパッド。
  4. 【請求項4】 連続気泡タイプのプラスチックフォーム
    材、又は独立気泡を含む連続気泡タイプのプラスチック
    フォーム材を用意し、且つ、液状バインダーに対して、
    少なくとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又
    はいずれか一方と、除臭機能を備えた無機物多孔質体の
    粉と粒との双方又はいずれか一方を混合してなる混合液
    を用意すると共に、前記プラスチックフォーム材に対
    し、該混合液を付着し、該セラミックス粉と粒との双方
    又はいずれか一方と,除臭機能を備えた無機物多孔質体
    の粉と粒との双方又はいずれか一方とを付着するように
    したことを特徴とする請求項3記載のパッド。
  5. 【請求項5】 ベット、又は布団、又はマットと共に用
    いられるパッドであって、該パッドが少なくともプラス
    チックフォーム材と、このプラスチックフォーム材の下
    面に添って備えられ且つ金属膜を有するフィルム状体又
    は該プラスチックフォーム材の下面に添って備えられ且
    つ金属膜を有するシート状体とを備えていると共に、前
    記プラスチックフォーム材に、少なくとも遠赤外線放射
    セラミックス粉と粒との双方又はいずれか一方と、抗菌
    機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒との双方又はいず
    れか一方とが付着されていることを特徴とするパッド。
  6. 【請求項6】 連続気泡タイプのプラスチックフォーム
    材、又は独立気泡を含む連続気泡タイプのプラスチック
    フォーム材を用意し、且つ、液状バインダーに対して、
    少なくとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又
    はいずれか一方と、抗菌機能を備えた無機物多孔質体の
    粉と粒との双方又はいずれか一方とを混合してなる混合
    液を用意すると共に、前記プラスチックフォーム材に対
    し、該混合液を付着し、該セラミックス粉と粒との双方
    又はいずれか一方と、抗菌機能を備えた無機物多孔質体
    の粉と粒との双方またはいずれか一方とを付着するよう
    にしたことを特徴とする請求項5記載のパッド。
  7. 【請求項7】 ベット、又は布団、又はマットと共に用
    いられるパッドであって、該パッドが少なくともプラス
    チックフォーム材と、このプラスチックフォーム材の下
    面に添って備えられ且つ金属膜を有するフィルム状体又
    は該プラスチックフォーム材の下面に添って備えられ且
    つ金属膜を有するシート状体とを備えていると共に、前
    記プラスチックフォーム材に、少なくとも遠赤外線放射
    セラミックス粉と粒との双方又はいずれか一方と、除臭
    機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒との双方又はいず
    れか一方と、抗菌機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒
    との双方又はいずれか一方とが付着されていることを特
    徴とするパッド。
  8. 【請求項8】 連続気泡タイプのプラスチックフォーム
    材、又は独立気泡を含む連続気泡タイプのプラスチック
    フォーム材を用意し、且つ、液状バインダーに対して、
    少なくとも遠赤外線放射セラミックス粉と粒との双方又
    はいずれか一方と、除臭機能を備えた無機物多孔質体の
    粉と粒との双方又はいずれか一方と、抗菌機能を備えた
    無機物多孔質体の粉と粒との双方又はいずれか一方とを
    混合してなる混合液を用意すると共に、前記プラスチッ
    クフォーム材に対し、該混合液を付着し、該遠赤外線放
    射セラミックス粉と粒との双方又はいずれか一方と、除
    臭機能を備えた無機物多孔質体の粉と粒との双方又はい
    ずれか一方と、抗菌機能を備えた無機物多孔質体の粉と
    粒との双方又はいずれか一方とを付着するようにしたこ
    とを特徴とする請求項7記載のパッド。
  9. 【請求項9】 バインダーが、アクリル系樹脂エマルジ
    ョンであることを特徴とする請求項2、又は請求項4、
    又は請求項6、又は請求項8に記載のパッド。
  10. 【請求項10】 プラスチックフォーム材がウレタンフ
    ォーム材であり、且つ、該フォーム材の厚さが5〜20
    mmであることを特徴とする請求項1、又は請求項2、
    又は請求項3、又は請求項4、又は請求項5、又は請求
    項6、又は請求項7、又は請求項8に記載のパッド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2301772A (en) * 1996-07-09 1996-12-18 Tokyo Biox Corp Bedding
KR100360719B1 (ko) * 2000-07-11 2002-11-13 주식회사 네추라 바이오 캠 침대 매트리스 및 그 제조방법
CN106913120A (zh) * 2017-03-13 2017-07-04 匠仙(上海)床垫科技有限公司 弹力网床垫

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