JP3061449U - 育毛促進用ヘヤ―キャップ - Google Patents

育毛促進用ヘヤ―キャップ

Info

Publication number
JP3061449U
JP3061449U JP1999000659U JP65999U JP3061449U JP 3061449 U JP3061449 U JP 3061449U JP 1999000659 U JP1999000659 U JP 1999000659U JP 65999 U JP65999 U JP 65999U JP 3061449 U JP3061449 U JP 3061449U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet member
hair
cover
cap
hair growth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999000659U
Other languages
English (en)
Inventor
勝文 伊藤
Original Assignee
勝文 伊藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勝文 伊藤 filed Critical 勝文 伊藤
Priority to JP1999000659U priority Critical patent/JP3061449U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3061449U publication Critical patent/JP3061449U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脂漏性脱毛を含む種々の脱毛症に対して、脱
毛予防、育毛促進効果があり、常に清潔な状態で使用可
能な育毛促進用ヘヤーキャップを提供する。 【解決手段】 育毛促進用ヘヤーキャップ1は、外側シ
ート部材21と、該外側シート部材21の内側に、発熱
体4を介在させて積層され、少なくとも片面に遠赤外線
を放射するセラミックス片が固着されている中間シート
部材22と、該中間シート部材22の内側に積層される
内側シート部材23とを有してなる第1の被覆体2、お
よび該第1の被覆体2とは独立して形成され、少なくと
も片面に有機ゲルマニウム片が固着されているシート部
材からなり、使用時において、該第1の被覆体2の内側
に配置される第2の被覆体3を具備して構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、育毛促進用ヘヤーキャップに関する。より詳細には、頭部に装着し て使用され、脱毛を予防し、育毛を促進させるヘヤーキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のヘヤーキャップとしては、遠赤外線を放射するセラミックスを 利用したものが知られている。例えば、実公平2−47963号公報には、ヘヤ ーキャップ裏面全体が、不織布等の可とう性のシート状部材の少なくとも片面に 低温領域で遠赤外線放射機能を有するセラミックス被覆層を設けてなる遠赤外線 放射積層体により構成され、ヘヤーキャップ表面に網状布又は編織物から選ばれ た表生地が設けられ、前記裏面の遠赤外線放射積層体と前記表面の表生地との間 に遠赤外線を反射する反射膜体が設けられている育毛促進用ヘヤーキャップが開 示されている。
【0003】 遠赤外線を放射するセラミックスは、加熱すると熱エネルギーを吸収して遠赤 外線を放射する。人体にこの遠赤外線を当てると、皮下深層の温度を上昇させて 微細血管を拡張し、血液の循環を良好とし、新陳代謝を促進させるほか、知覚神 経の緩和、自律神経の調整などの効果を発揮する。このため、遠赤外線を放射す るセラミックスを利用した育毛促進用ヘヤーキャップは、それを頭部に装着する ことで、頭皮下の血行を促進して新陳代謝を活発にさせることができ、脱毛の予 防、育毛の促進に有効であるとされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
脱毛には、円形脱毛、びまん性脱毛、瘢痕性脱毛、ひこう性脱毛、脂漏性脱毛 など、種々の症状がある。しかしながら、これらの脱毛症のうち、特に脂漏性脱 毛に対して上記の遠赤外線を放射するセラミックスを利用した育毛促進用ヘヤー キャップを適用した場合には、脱毛予防、育毛促進の効果が得られ難いという問 題がある。すなわち、脂漏性脱毛は、皮脂の分泌が過剰であることが脱毛の原因 であるため、かかる症状をもつ患者の頭部に上記の遠赤外線を放射するセラミッ クスを利用した育毛促進用ヘヤーキャップを装着し使用した場合には、その遠赤 外線作用により、皮脂の分泌が過剰となり過ぎるケースがある。
【0005】 一方、育毛促進用ヘヤーキャップを頭部に装着し使用した場合、ヘヤーキャッ プ内に頭皮から発汗する汗が付着するが、遠赤外線を放射するセラミックスが遠 赤外線を効率的に放射するようにさせるべく発熱体を備えるものでは、かかる発 熱体が電気器具のため、汗が付着した育毛促進用ヘヤーキャップを洗濯すること ができない。従って、衛生面にも問題があった。
【0006】 そこで、本考案は、脱毛症一般に対してはもちろんのこと、脂漏性脱毛症に対 しても、脱毛予防、育毛促進として効果のある育毛促進用ヘヤーキャップを提供 することを課題とする。また、常に清潔な状態で使用可能な育毛促進用ヘヤーキ ャップを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の請求項1に記載の育毛促進用ヘヤーキャッ プは、外側シート部材と、該外側シート部材の内側に、発熱体を介在させて積層 され、少なくとも片面に遠赤外線を放射するセラミックス片が固着されている中 間シート部材と、該中間シート部材の内側に積層される内側シート部材とを有し てなる第1の被覆体、および該第1の被覆体とは独立して形成され、少なくとも 片面に有機ゲルマニウム片が固着されているシート部材からなり、使用時におい て、該第1の被覆体の内側に配置される第2の被覆体を具備することを特徴とす る。 請求項2に記載の育毛促進用ヘヤーキャップは、請求項1記載の育毛促進用ヘ ヤーキャップであって、さらに、前記第1の被覆体を構成する中間シート部材の 少なくとも片面に、電気石の粒状物が固着されていることを特徴とする。 請求項3に記載の育毛促進用ヘヤーキャップは、請求項1記載の育毛促進用ヘ ヤーキャップであって、さらに、前記第1の被覆体を構成する中間シート部材に 、電気石の粒状物が固着された別途のシート部材が積層されていることを特徴と する。 請求項4に記載の育毛促進用ヘヤーキャップは、請求項1記載の育毛促進用ヘ ヤーキャップであって、さらに、前記第2の被覆体を構成するシート部材の少な くとも片面に、電気石の粒状物が固着されていることを特徴とする。 請求項5に記載の育毛促進用ヘヤーキャップは、請求項1記載の育毛促進用ヘ ヤーキャップであって、さらに、前記第1の被覆体及び第2の被覆体とは独立し て形成され、電気石の粒状物が固着されたシート部材からなり、使用時において 、該第2の被覆体の外側又は内側のいずれか一方に配置される第3の被覆体を具 備することを特徴とする。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。 図1は本考案の第1の実施の形態に係る育毛促進用ヘヤーキャップ(以下、ヘ ヤーキャップという。)1を示す部分拡大断面図である。この図に示すように、 ヘヤーキャップ1は、第1の被覆体2及び第2の被覆体3を有して構成される。
【0009】 第1の被覆体2は、外側シート部材21、中間シート部材22及び内側シート 部材23からなる三層構造となっており、頭部への装着口を有し、断面略楕円形 状で全体として頭部を包み込むことが可能な形状に形成されている。該装着口に は、ゴム紐や通常の紐等からなる係止部材24が縫合されている(図4参照)。 各シート部材21,22,23の材質は、通気性を有するものであれば、何ら限 定されるものではなく、例えば、天然繊維や合成繊維又はこれらの混紡繊維から なる布を用いることができる。但し、外側シート部材21については、使用時に おいて、第1の被覆体2内の温度を所定の温度に保つべく、通気性を有すると共 に、断熱性も有する素材から構成することが好ましい。
【0010】 第1の被覆体2を構成する中間シート部材22は、外側シート部材21の内側 に、発熱体25を介在させて積層されるが、この発熱体4は、電熱線が配設され た板状体からなり、使用時において、第1の被覆体2内の温度を所定の温度、例 えば、約30℃〜約45℃に加熱する。
【0011】 中間シート部材22の表面には、上記の発熱体4の加熱により遠赤外線を放射 するセラミックス片5が固着されている。より詳細には、このセラミックス片5 は、粉末状のセラミックス材料に接着剤等のバインダーを混合し、中間シート部 材22の表面全体に散点的に固着したものである(図2参照)。かかる固着手段 としては、例えば、成形前の1枚のシート状の中間シート部材22の表面を、散 点的に小穴が形成された薄板で覆い、該薄板の上から粉末状のセラミックス材料 とバインダーとの混合物を塗布する手段が挙げられる。このように、セラミック ス片5を中間シート部材22の表面全体に固着することにより、使用時において 、頭部全体に遠赤外線が放射され得る。また、散点的に固着することで、セラミ ックス材料の使用量を少量とすることができる。なお、セラミックス片5は、中 間シート部材22の少なくとも片面に固着されていればよい。
【0012】 上記のようにセラミックス片5が固着された中間シート部材22の表面には、 さらに、電気石の粒状物6が固着されていることが好ましい。この電気石の粒状 物6は、天然の原料を粉砕、破砕し、接着剤等により固着することもできるし、 粉末化して、任意のバインダーと共に造粒したものを上記セラミックス片5と同 様に固着することもできる(図2参照)。なお、この電気石の粒状物6も中間シ ート部材22の少なくとも片面に固着されていればよい。
【0013】 なお、本実施の形態では、電気石の粒状物6が中間シート部材22に固着され ているが、電気石の粒状物6の配設手段は、上記の配設手段に限定されるもので はない。例えば、中間シート部材22とは独立して形成した電気石の粒状物が固 着された別途のシート部材7を設けることができる。このようなシート部材7と しては、少なくとも片面に電気石の粒状物が固着された天然繊維や合成繊維等か らなるシート部材を含むほか、図3に示すように、電気石の粒状物6’を2枚の 不織布7a,7aの間に挟んで一体に形成されたシート部材をも含む。このシー ト部材7は、中間シート部材22の外側又は内側のいずれか一方に積層すること ができる。なお、電気石の粒状物6は、次述する第2の被覆体3を構成するシー ト部材の少なくとも片面に固着することもできる。
【0014】 第2の被覆体3は、上記した第1の被覆体2とは独立して形成されると共に、 少なくとも片面に有機ゲルマニウム片(図示せず)が固着されているシート部材 から構成されている。より詳細には、有機ゲルマニウム片は、上記したセラミッ クス片5と同様の手段により、粉末状の有機ゲルマニウム材料に接着剤等のバイ ンダーを混合し、その混合物を、第2の被覆体3を構成するシート部材の表面全 体に、散点的に固着することにより設けられている。第2の被覆体3を構成する シート部材の材質は、通気性を有するものであれば、何ら限定されるものではな く、例えば、天然繊維や合成繊維又はこれらの混紡繊維からなる布を用いること ができる。かかる構成の第2の被覆体3は、第1の被覆体2と同様、頭部への装 着口を有し、全体として頭部を包み込むことが可能な形状に形成され、該装着口 には、ゴム紐や通常の紐等からなる係止部材(図示せず)が縫合されている。
【0015】 図4は、上記した第1の被覆体2及び第2の被覆体3を具備するヘヤーキャッ プ1の使用時の状態を示す図である。ヘヤーキャップ1を頭部に装着する際には 、まず、第2の被覆体3を頭部に直接装着し、次に、第2の被覆体3全体を覆う ように第1の被覆体2を装着する。そして、使用する際には、図示しないコント ローラを操作して第1の被覆体2の発熱体4により、第1の被覆体2内の温度を 所定の温度、例えば、約40℃に加熱する。この発熱体4の加熱により、第1の 被覆体2を構成する中間シート部材22に固着されたセラミックス片5が、その 熱エネルギーを吸収して遠赤外線を放射する。この遠赤外線が脱毛症の患者の頭 部に照射されると、皮下深層の温度が上昇して微細血管が拡張し、血液の循環が 良くなる。このため、頭皮の血行状態が良好となり、毛髪の発育に必要な栄養分 が毛根部の毛乳頭へと供給される。また、その栄養分は毛管作用により毛乳頭か ら毛髪全体へと行き渡る。また、新陳代謝を促進させる作用があるため、頭皮細 胞、毛母細胞の新陳代謝を活発とさせる。さらに、知覚神経の緩和、自律神経の 調整作用により、毛髪の発育に悪影響を与えるストレスから毛髪を保護すること ができる。その結果、脱毛の進行を抑制し、さらなる脱毛を防止することができ ると共に、育毛を促進して毛髪を再生することができる。
【0016】 また、第1の被覆体2を構成する中間シート部材22に固着された電気石の粒 状物6は、加熱すると上記のセラミックス片5と同様に遠赤外線を放射すると共 に、マイナスイオンを発生する。電気石の粒状物6が放射する遠赤外線による作 用効果は、上記のセラミックス片5が放射する遠赤外線による作用効果と同様で ある。一方、電気石の粒状物6から生ずるマイナスイオンは、血液中のナトリウ ム及びカルシウムのイオン化量を増やし、酸性化している血液を弱アルカリ性と する血液の浄化作用があり、また、細胞膜の電気的物質交流を促進して必要物質 の細胞内搬入と細胞内でできた老廃物の細胞外搬出を促進するため、新陳代謝を 活発化させる働きがある。また、自律神経の異常を改善する作用もある。従って 、本実施の形態のように、セラミックス片5と電気石の粒状物6を併用すること により、頭皮の血行状態が一層良好となり、毛髪の発育に必要な栄養分が毛根部 の毛乳頭へと十分に供給される。また、頭皮細胞、毛母細胞の新陳代謝が一層活 発化し、さらに、毛髪の発育に悪影響を与えるストレスから毛髪を保護すること ができる。その結果、脱毛の予防と育毛の促進に一層の効果が期待できる。
【0017】 しかしながら、種々の脱毛症のうち、皮脂の分泌が過剰であることが脱毛の原 因とされる脂漏性脱毛症の患者の場合には、上記したことから、皮脂の分泌が過 剰となり過ぎることがある。 そこで、使用時においては、有機ゲルマニウム片が固着されているシート部材 からなる第2の被覆体3を第1の被覆体2の内側にまず装着する。すなわち、有 機ゲルマニウム片には、上記のセラミックス片5等と同様に血行促進作用がある ほか、脱脂作用があるため、これにより、頭皮から分泌される過剰の皮脂を吸着 して、毛乳頭周辺の過剰な皮脂を取り除くことができる。従って、本実施の形態 のヘヤーキャップ1によれば、セラミックス5片及び電気石の粒状物6の遠赤外 線・マイナスイオンの作用に、有機ゲルマニウム片の脱脂作用が加わることによ り、脂漏性脱毛症の患者に対しても、脱毛を予防し、かつ育毛を促進させること ができる。
【0018】 また、本実施の形態のヘヤーキャップ1では、第2の被覆体3が、第1の被覆 体2とは独立して形成されると共に、シート部材に固着された有機ゲルマニウム 片は、容易に剥がれ落ちないため、使用後には、ヘヤーキャップ1から第2の被 覆体3を取り出して、それを洗濯することができる。従って、使用時に第2の被 覆体3に付着した汗や脂等は、使用後に第2の被覆体3を洗濯することにより除 去されるため、使用者は、常に清潔な状態のヘヤーキャップ1を頭部に装着して 使用することができる。
【0019】 なお、本実施の形態においては、電気石の粒状物6を固着しているが、これを 有していなくても、セラミックス片5の血行促進作用に有機ゲルマニウム片の脱 脂作用が加わることにより、脱毛原因を問わず、広範囲の脱毛症に対して効果が あることはもちろんである。
【0020】 次に、図5に基づき本考案の第2の実施の形態に係るヘヤーキャップ1’につ いて説明する。このヘヤーキャップ1’は、第1の被覆体2’及び第2の被覆体 3’に加えて、さらに第3の被覆体8を備えて構成される。
【0021】 第1の被覆体2’は、外側シート部材21’、中間シート部材22’及び内側 シート部材23’からなる三層構造であり、このうち中間シート部材22’は、 上記の第1の実施の形態に係る第1の被覆体2と同様に、外側シート部材21’ との間に発熱体4’を介在させて、外側シート部材21’の内側に積層され、か つその少なくとも片面には、第1の実施の形態に係るセラミックス片5と同様の セラミックス片が固着されている。但し、第1の被覆体2’を構成する中間シー ト部材22’には、電気石の粒状物が固着されていない。
【0022】 第2の被覆体3’は、第1の被覆体2’とは独立して形成されると共に、少な くとも片面には、第1の実施の形態に係る有機ゲルマニウム片と同様の有機ゲル マニウム片が固着されているシート部材から構成されている。この点では、上記 の第1の実施の形態に係る第2の被覆体3と同様である。
【0023】 第3の被覆体8は、第1の被覆体2’及び第2の被覆体3’とは独立して形成 されると共に、電気石の粒状物が固着されたシート部材から構成されている。そ して、この電気石の粒状物が固着されたシート部材から構成される第3の被覆体 8は、第2の被覆体3’と同様に、頭部への装着口を有し、全体として頭部を包 み込むことが可能な形状に形成され、該装着口には、ゴム紐又は通常の紐等から なる係止部材(図示せず)が縫合される。
【0024】 上記のように構成されるヘヤーキャップ1’は、例えば、第3の被覆体8を頭 部に直接装着し、次に、第3の被覆体8全体を覆うように第2の被覆体3’を装 着し、最後に、第2の被覆体3’全体を覆うように第1の被覆体2’を装着して 使用される。このヘヤーキャップ1’によっても、上記した第1の実施の形態に 係るヘヤーキャップ1と同様に、セラミックス片及び電気石の粒状物の遠赤外線 ・マイナスイオンの作用と、有機ゲルマニウム片の脱脂作用により、脱毛症一般 に対してはもちろんのこと、脂漏性脱毛症に対しても、脱毛を予防し、育毛を促 進させることができる。
【0025】 また、第1の被覆体2’、第2の被覆体3’及び第3の被覆体8が、それぞれ 独立して形成されているため、使用後には、ヘヤーキャップ1’から第2の被覆 体3’及び第3の被覆体8を取り出して、それらを洗濯することができるので、 使用者は、常に清潔な状態のヘヤーキャップ1’を頭部に装着して使用すること ができる。
【0026】
【考案の効果】
本考案の育毛促進用ヘヤーキャップは、外側シート部材と、該外側シート部材 の内側に、発熱体を介在させて積層され、少なくとも片面に遠赤外線を放射する セラミックス片が固着されている中間シート部材と、該中間シート部材の内側に 積層される内側シート部材とを有してなる第1の被覆体、および該第1の被覆体 とは独立して形成され、少なくとも片面に有機ゲルマニウム片が固着されている シート部材からなり、使用時において、該第1の被覆体の内側に配置される第2 の被覆体を具備して構成される。これにより、脱毛症一般に対してはもちろんの こと、脂漏性脱毛症に対しても、脱毛を予防し、育毛を促進させることができる 。また、前記第2の被覆体は、第1の被覆体とは独立して形成されているため、 使用後には、育毛促進用ヘヤーキャップから第2の被覆体を取り出して、それを 洗濯することができる。それにより、使用時に第2の被覆体に付着した汗や脂等 は、使用後に第2の被覆体を洗濯することにより除去されるため、使用者は、常 に清潔な状態の育毛促進用ヘヤーキャップを頭部に装着して使用することができ る。
【0027】 さらに、前記第1の被覆体を構成する中間シート部材の少なくとも片面に、電 気石の粒状物が固着されることにより、又は前記第1の被覆体を構成する中間シ ート部材に、電気石の粒状物が固着された別途のシート部材が積層されること等 により、前記セラミックス片の放射する遠赤外線の作用と、電気石の粒状物が生 ずるマイナスイオンの作用により、頭皮の血行状態が一層良好となり、毛髪の発 育に必要な栄養分が毛根部の毛乳頭へと十分に供給され得る。また、頭皮細胞、 毛母細胞の新陳代謝を一層活発化させると共に、毛髪の発育に悪影響を与えるス トレスから毛髪を保護することができる。その結果、脱毛の予防と育毛の促進に 一層の効果が期待できる。
【0028】 また更に、前記第1の被覆体及び第2の被覆体とは独立して形成され、電気石 の粒状物が固着されたシート部材からなり、使用時において、第2の被覆体の外 側又は内側のいずれか一方に配置される第3の被覆体を具備することによっても 、脂漏性脱毛症を含む種々の脱毛症に対して、脱毛の予防と育毛の促進を可能と し、かつ使用者は、常に清潔な状態の育毛促進用ヘヤーキャップを頭部に装着し て使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の第1の実施の形態に係る育毛
促進用ヘヤーキャップを示す部分拡大断面図である。
【図2】図2は、同実施の形態に係る第1の被覆体を構
成する中間シート部材の平面図である。
【図3】図3は、電気石の粒状物が固着されたシート部
材の一例を示す部分拡大断面図である。
【図4】図4は、同実施の形態に係る育毛促進用ヘヤー
キャップの使用時の状態を示す側面図である。
【図5】図5は、本考案の第2の実施の形態に係る育毛
促進用ヘヤーキャップを示す部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 育毛促進用ヘヤーキャップ 2,2’ 第1の被覆体 21,21’ 外側シート部材 22,22’ 中間シート部材 23,23’ 内側シート部材 3,3’ 第2の被覆体 4,4’ 発熱体 5 セラミックス片 6 電気石の粒状物 7 電気石の粒状物が固着されたシート部材 8 第3の被覆体

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側シート部材と、該外側シート部材の
    内側に、発熱体を介在させて積層され、少なくとも片面
    に遠赤外線を放射するセラミックス片が固着されている
    中間シート部材と、該中間シート部材の内側に積層され
    る内側シート部材とを有してなる第1の被覆体、および
    該第1の被覆体とは独立して形成され、少なくとも片面
    に有機ゲルマニウム片が固着されているシート部材から
    なり、使用時において、該第1の被覆体の内側に配置さ
    れる第2の被覆体を具備することを特徴とする育毛促進
    用ヘヤーキャップ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の育毛促進用ヘヤーキャッ
    プであって、さらに、前記第1の被覆体を構成する中間
    シート部材の少なくとも片面に、電気石の粒状物が固着
    されていることを特徴とする育毛促進用ヘヤーキャッ
    プ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の育毛促進用ヘヤーキャッ
    プであって、さらに、前記第1の被覆体を構成する中間
    シート部材に、電気石の粒状物が固着された別途のシー
    ト部材が積層されていることを特徴とする育毛促進用ヘ
    ヤーキャップ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の育毛促進用ヘヤーキャッ
    プであって、さらに、前記第2の被覆体を構成するシー
    ト部材の少なくとも片面に、電気石の粒状物が固着され
    ていることを特徴とする育毛促進用ヘヤーキャップ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の育毛促進用ヘヤーキャッ
    プであって、さらに、前記第1の被覆体及び第2の被覆
    体とは独立して形成され、電気石の粒状物が固着された
    シート部材からなり、使用時において、該第2の被覆体
    の外側又は内側のいずれか一方に配置される第3の被覆
    体を具備することを特徴とする育毛促進用ヘヤーキャッ
    プ。
JP1999000659U 1999-02-15 1999-02-15 育毛促進用ヘヤ―キャップ Expired - Lifetime JP3061449U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999000659U JP3061449U (ja) 1999-02-15 1999-02-15 育毛促進用ヘヤ―キャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1999000659U JP3061449U (ja) 1999-02-15 1999-02-15 育毛促進用ヘヤ―キャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3061449U true JP3061449U (ja) 1999-09-17

Family

ID=43195222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1999000659U Expired - Lifetime JP3061449U (ja) 1999-02-15 1999-02-15 育毛促進用ヘヤ―キャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3061449U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5199888B2 (ja) 体カバー、眼鏡および/または少なくとも部分的なヘッド・カバー、人体の少なくとも一部を放射するための方法および体カバーの使用法
CN1040180C (zh) 鼻部保温罩
CN211093153U (zh) 一种艾绒被
JP3061449U (ja) 育毛促進用ヘヤ―キャップ
KR102256622B1 (ko) 원적외선 발열시트 및 그 제조방법
TWM425663U (en) Nose goggle with far-infrared rays
JP2003310654A (ja) 健康アイマスク
JP3044830U (ja) 遠赤外線美容健康器
KR200317885Y1 (ko) 저주파 및 온열 발생 기능을 갖는 치료용 탄소층 벨트
KR200303212Y1 (ko) 건강 온열 매트
KR20040025239A (ko) 매트리스용 시트지
CN107549902A (zh) 一种复合能量围脖
CN107518484A (zh) 一种复合能量帽子
JP3083078B2 (ja) 寝具用のシート状素材
JP2006043158A (ja) 備長炭または竹炭を用いた治療具、靴の中敷き、履物、枕ならびにベッド。
JP3979935B2 (ja) 足保護具
JPH0889376A (ja) パッド
CN212490344U (zh) 一种全科护理用物理降温工具
JP2000273711A (ja) かつらベース及びかつら
JP6554210B1 (ja) 敷物及び蒲団
JP3061450U (ja) 身体用加温具
JP3041702U (ja) 遠赤外線利用患部治療具
KR200375238Y1 (ko) 무릎전용 온열치료기
KR200313934Y1 (ko) 금사원단을 갖는 전기매트
JPH0632119Y2 (ja) 貼着布

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term