JPH09294654A - 寝具敷物 - Google Patents
寝具敷物Info
- Publication number
- JPH09294654A JPH09294654A JP11171696A JP11171696A JPH09294654A JP H09294654 A JPH09294654 A JP H09294654A JP 11171696 A JP11171696 A JP 11171696A JP 11171696 A JP11171696 A JP 11171696A JP H09294654 A JPH09294654 A JP H09294654A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paulownia
- net
- mattress
- prepd
- carbonized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 桐材からなる寝具用ネットの特性を更に発揮
する寝具敷物を得ること。 【解決手段】 温熱電位付加装置を内蔵するクッション
材と、その上に配置した表面を炭化した桐片を編み込ん
だネットと、さらに、その上に表面炭化した粒状桐材
を、幾何学模様状、あるいは、水玉模様状に接着し、あ
るいは、キルティング加工によって介在させて空気の対
流を促すようにした繊維綿層との三層構造を有し、さら
に、その全体を保護するために通気性の良い布地で覆っ
たマットレスを、木炭粒層の上に配置した。この構造に
よって、桐材の持つ抗菌性、脱臭効果、除湿効果、保温
性などの特性が発揮でき、体温と湿度が安眠に適した適
正な条件に調整されて、安眠のために最適な物理的環境
を創り出す。
する寝具敷物を得ること。 【解決手段】 温熱電位付加装置を内蔵するクッション
材と、その上に配置した表面を炭化した桐片を編み込ん
だネットと、さらに、その上に表面炭化した粒状桐材
を、幾何学模様状、あるいは、水玉模様状に接着し、あ
るいは、キルティング加工によって介在させて空気の対
流を促すようにした繊維綿層との三層構造を有し、さら
に、その全体を保護するために通気性の良い布地で覆っ
たマットレスを、木炭粒層の上に配置した。この構造に
よって、桐材の持つ抗菌性、脱臭効果、除湿効果、保温
性などの特性が発揮でき、体温と湿度が安眠に適した適
正な条件に調整されて、安眠のために最適な物理的環境
を創り出す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、敷布団として和式
布団、洋式ベッドに適用する寝具敷物に関する。
布団、洋式ベッドに適用する寝具敷物に関する。
【０００２】
【従来の技術】本願の出願人は、特公平３−６３８８５
号公報と特公平４−７９６４４号公報において、桐のキ
ュービック片を編んで、それぞれの桐片の間に閉鎖空間
を形成して、桐材が持つ優れた湿度と温度の調整機能を
利用して安眠効果を発揮する寝具用ネットを開示した。
さらに、このネットを構成する桐片の表面を炭化するこ
とによって、桐材が持つ優れた湿度と温度の調整機能を
利用して寝具用材としての桐の特性を更に優れたものと
なることも開示した。
号公報と特公平４−７９６４４号公報において、桐のキ
ュービック片を編んで、それぞれの桐片の間に閉鎖空間
を形成して、桐材が持つ優れた湿度と温度の調整機能を
利用して安眠効果を発揮する寝具用ネットを開示した。
さらに、このネットを構成する桐片の表面を炭化するこ
とによって、桐材が持つ優れた湿度と温度の調整機能を
利用して寝具用材としての桐の特性を更に優れたものと
なることも開示した。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は、この桐材からなる寝具用ネットの特性を
更に発揮できる寝具敷物を得ることにある。
とする課題は、この桐材からなる寝具用ネットの特性を
更に発揮できる寝具敷物を得ることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の寝具敷物は、
温熱電位付加装置を内蔵するクッション材と、その上に
配置した表面を炭化した桐片を編み込んだネットと、さ
らに、その上に表面炭化した粒状桐材を、幾何学模様
状、あるいは、水玉模様状に接着し、あるいは、キルテ
ィング加工によって介在させて空気の対流を促すように
した繊維綿層との三層構造を有し、さらに、その全体を
保護するために通気性の良い布地で覆ったマットレス
を、木炭粒層の上に配置したことを特徴とする。
温熱電位付加装置を内蔵するクッション材と、その上に
配置した表面を炭化した桐片を編み込んだネットと、さ
らに、その上に表面炭化した粒状桐材を、幾何学模様
状、あるいは、水玉模様状に接着し、あるいは、キルテ
ィング加工によって介在させて空気の対流を促すように
した繊維綿層との三層構造を有し、さらに、その全体を
保護するために通気性の良い布地で覆ったマットレス
を、木炭粒層の上に配置したことを特徴とする。
【０００５】この構造によって、桐材の持つ抗菌性、脱
臭効果、除湿効果、保温性などの特性が発揮でき、体温
と湿度が安眠に適した適正な条件に調整されて、安眠の
ために最適な物理的な環境を創り出すことができる。
臭効果、除湿効果、保温性などの特性が発揮でき、体温
と湿度が安眠に適した適正な条件に調整されて、安眠の
ために最適な物理的な環境を創り出すことができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】クッション材としては、硬質ウレ
タン、硬綿からなるものが、温熱電位付加装置を取り付
ける点から都合がよい。
タン、硬綿からなるものが、温熱電位付加装置を取り付
ける点から都合がよい。
【０００７】クッション材に内蔵される温熱電位付加装
置としては、面状発熱体、線状発熱体の形式の通常の静
電気療法に使用する家庭用の温熱電位治療器が使用でき
る。
置としては、面状発熱体、線状発熱体の形式の通常の静
電気療法に使用する家庭用の温熱電位治療器が使用でき
る。
【０００８】表面を炭化した桐材からなるネットとして
は、特公平４−７９６４４号公報に記載の桐材からなる
ネットを形成する桐片の表面を薄く焦がして炭化したも
のが好適に使用できる。
は、特公平４−７９６４４号公報に記載の桐材からなる
ネットを形成する桐片の表面を薄く焦がして炭化したも
のが好適に使用できる。
【０００９】また、このマットレスを載置する木炭粒層
は、この発明の寝具敷物を洋式ベッドに適用する場合に
は、ベッドフレームの床板の上面に桐材、その他の木炭
粒や、有機炭化物粒を充填したマットレスや人体の重量
に耐える物で仕切板を設けたマス箱を配置したものが、
配置や取り替えに都合がよい。
は、この発明の寝具敷物を洋式ベッドに適用する場合に
は、ベッドフレームの床板の上面に桐材、その他の木炭
粒や、有機炭化物粒を充填したマットレスや人体の重量
に耐える物で仕切板を設けたマス箱を配置したものが、
配置や取り替えに都合がよい。
【００１０】木炭粒としては、桐材を炭化したものが低
吸湿性の点から望ましいが、木材の種類、炭化の状態、
形態、大きさに関係なく使用できる。
吸湿性の点から望ましいが、木材の種類、炭化の状態、
形態、大きさに関係なく使用できる。
【００１１】
【実施例】添付図は、この発明の寝具敷物を洋式ベッド
に適用した例を示す。
に適用した例を示す。
【００１２】図１は、この発明のマットレス１の断面構
造を示す。同図に示すように、このマットレス１は、ク
ッション材２と、桐片ネット３と、繊維綿層４との３層
構造の全体を通気性の良い布地５で覆っている。
造を示す。同図に示すように、このマットレス１は、ク
ッション材２と、桐片ネット３と、繊維綿層４との３層
構造の全体を通気性の良い布地５で覆っている。
【００１３】クッション材２は、図２温熱電位付加装置
として面状発熱体６を絶縁性の布で包み込んだ状態で配
置している。
として面状発熱体６を絶縁性の布で包み込んだ状態で配
置している。
【００１４】このクッション材２の上に配置された桐片
ネット３は、図３に示すようなものを使用する。このネ
ット３は、表面を軽く焼いて炭化層を形成した厚みが約
７ｍｍの桐片３１を糸材３２で編み込んでネット状に形
成したもので、それぞれの桐片３１の間に、約１０ｍｍ
×１５ｍｍの平面閉塞空間３３が形成されるように編み
込んでいる。
ネット３は、図３に示すようなものを使用する。このネ
ット３は、表面を軽く焼いて炭化層を形成した厚みが約
７ｍｍの桐片３１を糸材３２で編み込んでネット状に形
成したもので、それぞれの桐片３１の間に、約１０ｍｍ
×１５ｍｍの平面閉塞空間３３が形成されるように編み
込んでいる。
【００１５】さらに、このネット３の上に配置された繊
維綿層４は、図４の下図の断面に示すように、平均１．
０ｍｍの大きさの表面炭化した粒状桐材４１に型板を利
用して接着で山形に分散した繊維綿材４２を図４の上図
に示すようにキルティング加工をしたものを使用する。
維綿層４は、図４の下図の断面に示すように、平均１．
０ｍｍの大きさの表面炭化した粒状桐材４１に型板を利
用して接着で山形に分散した繊維綿材４２を図４の上図
に示すようにキルティング加工をしたものを使用する。
【００１６】そして、図１に示すように、この３層構造
体の全体を通気性の良い布地５で覆ってマットレス１を
得た。
体の全体を通気性の良い布地５で覆ってマットレス１を
得た。
【００１７】このマットレス１を、図５に示す洋式ベッ
ド５のフレーム５１の上に配置した木炭粒層の上に置
く。
ド５のフレーム５１の上に配置した木炭粒層の上に置
く。
【００１８】図６は、この木炭粒層７の構造を示しもの
で、その底面を、木炭粒が落下しないように底板を形成
し小分割した桝枠７１に、炭化桐材７２を約３０ｍｍの
厚みに充填したものである。
で、その底面を、木炭粒が落下しないように底板を形成
し小分割した桝枠７１に、炭化桐材７２を約３０ｍｍの
厚みに充填したものである。
【００１９】図７は、このようにして組み立てたこの発
明の寝具敷物１０を示す。この寝具敷物１０は、マット
レス１に内蔵される温熱電位付加装置６によって得た静
電気により、ネット３の空間において空気対流を生じ、
さらに、粒状桐材４１を分布した繊維綿層４は、人体の
発汗などによって生じる汚染を浄化し、さらに、マット
レス１の下方に位置する木炭粒層７は、寝具内の空気寒
流を促進する。これらが、総合して、桐材の特性である
遠赤外線、抗菌性、除湿、温度調整機能を促進して優れ
た睡眠環境を創りだす。
明の寝具敷物１０を示す。この寝具敷物１０は、マット
レス１に内蔵される温熱電位付加装置６によって得た静
電気により、ネット３の空間において空気対流を生じ、
さらに、粒状桐材４１を分布した繊維綿層４は、人体の
発汗などによって生じる汚染を浄化し、さらに、マット
レス１の下方に位置する木炭粒層７は、寝具内の空気寒
流を促進する。これらが、総合して、桐材の特性である
遠赤外線、抗菌性、除湿、温度調整機能を促進して優れ
た睡眠環境を創りだす。
【００２０】
（１）表面炭化した粒状桐材を布地と布地の間に介在さ
せることで、繊維綿層に空気対流をよくし、桐材表面炭
化が持つ遠赤波長を生かして空気の浄化をし、生態的、
環境的に安定的に維持することができる。
せることで、繊維綿層に空気対流をよくし、桐材表面炭
化が持つ遠赤波長を生かして空気の浄化をし、生態的、
環境的に安定的に維持することができる。
【００２１】（２）桐炭化した桐片ネット空間は、上下
の物層においてサンドイッチされ密閉空間が構成される
が、厳寒・酷暑を通して寝床気候を適性化する。この適
性化により健康的な睡眠が最適化される。
の物層においてサンドイッチされ密閉空間が構成される
が、厳寒・酷暑を通して寝床気候を適性化する。この適
性化により健康的な睡眠が最適化される。
【００２２】（３）温熱電位不可装置は、ホームヘルス
ケアに体調の異なった生活者にとって、体調コントロー
ルをする化学的なケアとして睡眠レベルをアップさせ
る。木炭粒層は木炭の特性を生かして寝床使用時に出る
体臭を含め空気の浄化を図り、桐炭化等を用いた木炭粒
層は多孔性で吸収性、吸着性の効果が強く、ベッド床面
とマットレス上層面に設置することで、ルーム、寝床環
境の清潔浄化を創出する。
ケアに体調の異なった生活者にとって、体調コントロー
ルをする化学的なケアとして睡眠レベルをアップさせ
る。木炭粒層は木炭の特性を生かして寝床使用時に出る
体臭を含め空気の浄化を図り、桐炭化等を用いた木炭粒
層は多孔性で吸収性、吸着性の効果が強く、ベッド床面
とマットレス上層面に設置することで、ルーム、寝床環
境の清潔浄化を創出する。
【図１】 この発明のマットレスの断面構造を示す。
【図２】 マットレスのクッション材の構造を示す。
【図３】 マットレスの桐片ネットの構造を示す。
【図４】 マットレスの繊維綿層の構造を示す。
【図５】 マットレスを載せる洋式ベッドを示す。
【図６】 マットレスの下面に形成する木炭粒層の構造
を示す。
を示す。
【図７】 この発明の寝具敷物の全体構造を示す。
１ マットレス ２ クッション材 ３ 桐片ネット ３１ 桐片 ３２ 編糸 ３３ 平面閉塞空間 ４ 繊維綿層 ４１ 粒状桐材 ４２ 繊維綿材 ５ 洋式ベッド ５１ ベッドフレーム ６ 面状発熱体 ７ 木炭粒層 ７１ 木炭粒層の桝枠 ７２ 炭化桐材 １０ 寝具敷物
Claims (1)
- 【請求項１】 温熱電位付加装置を内蔵するクッション
材と、その上に配置した表面を炭化した桐片を編み込ん
だネットと、さらに、その上に表面炭化した粒状桐材を
介在させた繊維綿層との三層構造を有し、さらに、全体
を通気性の良い布地で覆ったマットレスを、木炭粒層の
上に配置した寝具敷物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11171696A JPH09294654A (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 寝具敷物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11171696A JPH09294654A (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 寝具敷物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09294654A true JPH09294654A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14568359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11171696A Pending JPH09294654A (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 寝具敷物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09294654A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8783861B2 (en) | 2010-07-02 | 2014-07-22 | Pixeloptics, Inc. | Frame design for electronic spectacles |
| US8801174B2 (en) | 2011-02-11 | 2014-08-12 | Hpo Assets Llc | Electronic frames comprising electrical conductors |
| US8905541B2 (en) | 2010-07-02 | 2014-12-09 | Mitsui Chemicals, Inc. | Electronic spectacle frames |
| US8944590B2 (en) | 2010-07-02 | 2015-02-03 | Mitsui Chemicals, Inc. | Electronic spectacle frames |
| US8979259B2 (en) | 2010-07-02 | 2015-03-17 | Mitsui Chemicals, Inc. | Electro-active spectacle frames |
| US9470909B2 (en) | 2011-08-17 | 2016-10-18 | Mitsui Chemicals, Inc. | Moisture-resistant electronic spectacle frames |
| US10613355B2 (en) | 2007-05-04 | 2020-04-07 | E-Vision, Llc | Moisture-resistant eye wear |
| US11061252B2 (en) | 2007-05-04 | 2021-07-13 | E-Vision, Llc | Hinge for electronic spectacles |
-
1996
- 1996-05-02 JP JP11171696A patent/JPH09294654A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10613355B2 (en) | 2007-05-04 | 2020-04-07 | E-Vision, Llc | Moisture-resistant eye wear |
| US11061252B2 (en) | 2007-05-04 | 2021-07-13 | E-Vision, Llc | Hinge for electronic spectacles |
| US11586057B2 (en) | 2007-05-04 | 2023-02-21 | E-Vision, Llc | Moisture-resistant eye wear |
| US8783861B2 (en) | 2010-07-02 | 2014-07-22 | Pixeloptics, Inc. | Frame design for electronic spectacles |
| US8905541B2 (en) | 2010-07-02 | 2014-12-09 | Mitsui Chemicals, Inc. | Electronic spectacle frames |
| US8944590B2 (en) | 2010-07-02 | 2015-02-03 | Mitsui Chemicals, Inc. | Electronic spectacle frames |
| US8979259B2 (en) | 2010-07-02 | 2015-03-17 | Mitsui Chemicals, Inc. | Electro-active spectacle frames |
| US8801174B2 (en) | 2011-02-11 | 2014-08-12 | Hpo Assets Llc | Electronic frames comprising electrical conductors |
| US9946097B2 (en) | 2011-02-11 | 2018-04-17 | Mitsui Chemicals, Inc. | Electronic frames comprising electrical conductors |
| US10359649B2 (en) | 2011-02-11 | 2019-07-23 | Mitsui Chemical, Inc. | Electronic frames comprising electrical conductors |
| US9470909B2 (en) | 2011-08-17 | 2016-10-18 | Mitsui Chemicals, Inc. | Moisture-resistant electronic spectacle frames |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050907 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051028 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060303 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |