JP3022147U - 粒活性炭入り寝具および敷物 - Google Patents
粒活性炭入り寝具および敷物Info
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- JP3022147U JP3022147U JP1995010470U JP1047095U JP3022147U JP 3022147 U JP3022147 U JP 3022147U JP 1995010470 U JP1995010470 U JP 1995010470U JP 1047095 U JP1047095 U JP 1047095U JP 3022147 U JP3022147 U JP 3022147U
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- Japan
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- activated carbon
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- friction
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- product
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Abstract
(57)【要約】
【目 的】粒活性炭間に発生する摩擦を減少させ、微粉
化を防止して、透湿性シート袋の内外通気を促進させ
る。よって、製品の乾燥時間の短縮をはかり、なお粒活
性炭の凝固原因を根絶する。また、粒活性炭間の摩擦に
より発生する摩擦音は激減する。 【構 成】透湿性シートによって作製された封筒状の袋
の内部に粒活性炭とポリエステル樹脂綿とを一緒に封入
する。〔効 果〕本考案によって粒活性炭間における粒
子の摩耗が減少されることによって、製品の乾燥時間が
従来より短縮されて、取扱いが簡便になる。日照時間の
短い季節や湿度の高い地域においても取扱いが容易であ
って、なお製品の使用期間が延長されて経済的である。
また、従来の粒活性炭枕は粒子間の摩擦音が睡眠を妨げ
ているが、本考案によって摩擦音は激減される。
化を防止して、透湿性シート袋の内外通気を促進させ
る。よって、製品の乾燥時間の短縮をはかり、なお粒活
性炭の凝固原因を根絶する。また、粒活性炭間の摩擦に
より発生する摩擦音は激減する。 【構 成】透湿性シートによって作製された封筒状の袋
の内部に粒活性炭とポリエステル樹脂綿とを一緒に封入
する。〔効 果〕本考案によって粒活性炭間における粒
子の摩耗が減少されることによって、製品の乾燥時間が
従来より短縮されて、取扱いが簡便になる。日照時間の
短い季節や湿度の高い地域においても取扱いが容易であ
って、なお製品の使用期間が延長されて経済的である。
また、従来の粒活性炭枕は粒子間の摩擦音が睡眠を妨げ
ているが、本考案によって摩擦音は激減される。
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、使用される粒活性炭間の摩擦による微粉化を減少させて、微粉活性 炭の凝固を防止する。なお摩擦音をおよそ消失させるとともに活性炭の有する吸 湿力の持続および乾燥時間を短縮させるためのものであり、これによって粒活性 炭の利用分野は拡大する。すなわち摩擦音の減少によって枕は摩擦音のない決適 なものになり、摩擦による摩耗度の減少によって寝具・ソファーカバー・座布団 ・コタツ敷物等に利用できる。
〔従来の技術〕 従来の粒活性炭によ敷マットは、10センチメートル角位の通気性シートでで きた袋内に粒活性炭を直接封入してそれを縦横に連結した形態である。
敷マット使用において、人体から排泄された水分は一晩にコップ1杯〜2杯と いわれていてこの水分の多くを粒活性炭は吸収するわけであるが、この水分を発 散させて吸湿力の回復をさせるには敷マットを充分に乾燥させる必要がある。
もともと透湿性シートの通気は微少であり、日照時間の短い李節や湿度の高い 地域においては敷マットの乾燥には存外に時間を要する。もしも乾燥不充分のま ま使用を継続すれば粒活性炭は凝固してしまって寝具としては最悪の状態となる 。
凝固の原因は他にもある。それは粒活性炭を直接封入しているのであるから粒 活性炭間に体重による摩擦が発生するのは当然であって、多孔質である活性炭は 微粉末になりやすいのであり、微粉末は通気性が悪く乾燥にますます時間を要す ることとなる。
〔考案が解決しようとする課題〕 1.活性炭粒子間の摩擦を減少させ、微粉化を防止すると同時にこの摩擦による 雑音の消去をなすこと。
2.透湿性シートの袋内に吸収した湿気がこもらないように袋内外の通気を良好 にすること。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は、透湿性シートの袋内に粒活性炭とポリエステル樹脂綿とを一緒に封 入することによって上記目的を達成するものである。
つまり、中心部の粒活性炭を軟綿で包みその外側を硬綿で包みこんで透湿シー トの袋内に封入することである。
〔作用〕 透湿性シート袋はポリエステル樹脂綿の弾力によってふっくらした状態で粒活 性炭を包み込む。
この袋に重圧をかけると、袋内の空気に流れが発生して活性炭の微粒子がおど るように綿繊維の間に分散する。微粉末は外側の細い硬綿繊維に捕らえられた状 態となり、中心部には荒目の粒活性炭が存在することになる。なお硬綿は粒子間 での摩擦音の消去に役立つのである。つまり人は睡眠中に寝返りをくり返すので 、その度毎に袋内は空気の排出と吸入とをくり返すことになる。
活性炭の微粉末をも袋外に出さない透湿性シートは通気性にも劣るわけである から袋内の粒活性炭は、人体から吸収した水分を含有して凝固の誘因となるので ある。
本考案の作用は、綿繊維によって粒子間の密着は阻害され、摩擦は減少し、摩 擦音は激減する。また体重圧力によって袋内の湿った空気は排出され、樹脂綿の 弾力によって新しい空気が袋内に吸入せられるので袋内に湿気のこもることは減 少する。
〔実施例〕 実施例について図面を参照して説明する。
図3において透湿性シート袋Aは縦20センチメートル横10センチメートル の封筒状のものとした。
図1において粒活性炭Dは、直径1ミリメートル以下のもの、0.3リットル を使用。ポリエステル樹脂綿の軟綿Cを内側に硬綿Bを外側に各々20ミリメー トルの厚さのものにて、粒活性炭を巻くように包んだ状態で透湿性シート袋内に 封入した。
図2において、封入後手の平で数回圧縮すると中央部にあった粒活性炭は袋内 で流動し、分散して、荒目の粒が少量だけ中心部に存在する状態になる。なお圧 縮作業による透湿性シートの破裂はない。
〔考案の効果〕 本考案は上述のとおり構成されており次の効果を奏する。
樹脂綿繊維が粒子間の密着を阻害し、摩擦を減少させて同時に摩擦音はおおむ ね消去される。なお粒子間の微粉化は防止されることになる。また圧縮と樹脂綿 の弾力によって、透湿袋内の空気に排出と吸入作用がくり返されることになり、 空気の流通が促進されて粒活性炭の凝固は防止できる。
図1.製作当初における、透湿性シート袋内の要部断面
図である。 図2.圧縮後、粒活性炭とポリエステル樹脂綿との混合
状態にある要部断面図である。 図3.透湿性シート袋の外観平面図である。 図4.粒活性炭とポリエステル樹脂綿を封入した透湿性
シートが縦横に連結されて製品化された斜視図である。
図である。 図2.圧縮後、粒活性炭とポリエステル樹脂綿との混合
状態にある要部断面図である。 図3.透湿性シート袋の外観平面図である。 図4.粒活性炭とポリエステル樹脂綿を封入した透湿性
シートが縦横に連結されて製品化された斜視図である。
A.透湿性シート B.ポリエステル樹脂綿 硬綿 C.ポリエステル樹脂綿 軟綿 D.粒活性炭 E.微粉活性炭 F.透湿性シート接着部分
Claims (1)
- 【請求項1】 微粉粒子を通過させない透湿性シートで
できた封筒状のものの中に、粒活性炭とポリエステル樹
脂綿とを一緒に封入した袋物で縦横に連結構成された寝
具および敷物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010470U JP3022147U (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 粒活性炭入り寝具および敷物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995010470U JP3022147U (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 粒活性炭入り寝具および敷物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022147U true JP3022147U (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=43157468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995010470U Expired - Lifetime JP3022147U (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 粒活性炭入り寝具および敷物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022147U (ja) |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP1995010470U patent/JP3022147U/ja not_active Expired - Lifetime
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