JP3059110U - もみがら炭を練り混んだ樹脂を成型した詰め物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 もみがら炭をまくらなどの寝具の詰め物と
して、長所を生かしたまま使用感を損なわないで利用す
る。 【解決手段】 粉末状にしたもみがら炭を樹脂に練り
混んで、パイプ状に成型する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案が解決しようとする課題】

従来、枕などの寝具用に植物の炭を使った詰め物は存在していたが、炭の形を そのまま使用したものは、製品の形が限定されたり使用感にも問題があった。ま た、粉末状の炭を使用したものは粉塵が出やすく、きめの細かい袋などに詰めれ ば通気性も悪く、また水で洗うことも困難である。そのため炭の持つ優れた特長 を生かす上で問題があった。

【０００２】

【課題を解決するための手段】

上記問題点を解決するために、粉末状に特殊成型したもみがら炭を、樹脂に練 り混んでパイプ状に成型し、短く切って詰め物に適した形状にした。

【０００３】

【実地例】

ネット状の布で袋を作り、その中に一杯に考案を詰めたまくら。（図２） ネット状の布の袋に、考案と綿などのその他の詰め物を混合あるいは分配して 詰めたまくら。 布の袋に考案と綿などのその他の詰め物を混合あるいは分配して詰めたふとん 。 ポリエチレン以外に、あらゆる合成樹脂にもみがら炭を練り混んでもよい。

【０００４】

【考案の効果】

粉末状のもみがら炭が樹脂によってまとめられるため寝具を汚すこともなく、 パイプ形状は通気性もよく、水洗いができるため清潔に使用できる。また、まく らなどの寝具一杯に充填できるため使用感がよい。これにより炭の持つ吸臭性や 安眠効果がより効果的に利用できるようになった。

【図面の簡単な説明】

【図１】成型した詰め物単体の斜視図である。

【図２】まくらに利用した考案の実地例の斜視図であ
る。

【符号の説明】

１もみがら炭を練り混んでだ樹脂を成型したもの ２ネット袋

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ポリエチレン樹脂に粉末状のもみがら
   成型炭を練り混み、パイプ状に成型した寝具の詰め物。