JP2004519253A5

JP2004519253A5 -

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Publication number: JP2004519253A5
Application number: JP2002578750A
Authority: JP
Filing date: 2002-04-04
Publication date: 2005-07-28

Claims

液状卵と、その中に加えられさらにその中で乳化される少なくとも１種のω−３脂肪酸とにより特徴とされる食品組成物。
組成物１００ｇあたりω−３脂肪酸を１００〜１５００ｍｇ、好ましくは５００〜１０００ｍｇ含む、請求項１に記載の食品組成物。
前記ω−３脂肪酸がエイコサペンタエン酸（ＥＰＡ）および／またはドコサヘキサエン酸（ＤＨＡ）を含み、好ましくは液状卵中で乳化された魚油によって提供されさらに１回分の食品組成物１２５ｇあたり０．６５〜１．５ｇのＥＰＡ＋ＤＨＡを提供する量で存在することを特徴とする、請求項１または２に記載の食品組成物。
前記魚油が組成物の２〜５ｗｔ％の量で存在することを特徴とする、請求項３に記載の組成物。
前記液状卵が卵白と卵黄を１００：１〜１：１００の重量比で含む、液状卵が液状卵白である、または液状卵が液状卵黄であることを特徴とする、請求項１〜４のいずれかに記載の組成物。
乳化剤としてレシチン、食品用着色剤としてβカロチン、クエン酸、増粘剤としてキサンタンガム、卵黄香味料、および酸化に対する防腐剤としてαトコフェロールから選択される少なくとも１つのさらなる構成成分を含むことをさらなる特徴とする、請求項１〜５のいずれかに記載の組成物。
レシチンの量が組成物の０．１〜０．２ｗｔ％、βカロチンの量が組成物の０．０４〜０．０８ｗｔ％、クエン酸の量が組成物の０．０４〜０．０８ｗｔ％、キサンタンガムの量が組成物の０．０３〜０．０７ｗｔ％である、および卵黄香味料の量が組成物の０．０２〜０．０４ｗｔ％であることを特徴とする、請求項６に記載の組成物。
低温殺菌したまたは超低温殺菌した、請求項１〜７のいずれかに記載の組成物。
食品組成物の製造方法であって、
液状卵中に少なくとも一種のω−３脂肪酸を加え、さらに該少なくとも一種のω−３脂肪酸を液状卵中で乳化することを含む方法。
前記液状卵が液状卵白と液状卵黄を含み、最初に卵黄と４０〜６０％の卵白を混ぜ合わせ、次いで卵白と卵黄の混合物に卵白の残りを混ぜ合わせることを特徴とする、請求項９に記載の方法。
前記卵白の残りを混合する間に、乳化剤、卵の全卵黄比率より低く使用する場合の食品用着色剤、クエン酸および増粘剤からなる群から選択される組成物の追加成分を少なくとも一種加える、請求項１０に記載の方法。
卵白の残りを加えた後に混合物に魚油のかたちでω―３脂肪酸を混ぜ入れることを特徴とする、請求項１１に記載の方法。
魚油の混合に続いて、製品を均質化し、好ましくは１００〜２０００ｐｓｉの圧力で行い、さらに低温殺菌し、その後に好ましくは低温殺菌した製品を冷蔵温度まで冷却し包装することを特徴とする、請求項１２に記載の方法。
前記低温殺菌ステップを、製品中のサルモネラ菌を少なくとも９Ｄで低減させる条件における温度および時間で行うことを特徴とする、請求項１３に記載の方法。
前記低温殺菌ステップを、超低温殺菌を達成する条件における温度および時間で行い、好ましくは６９℃で９０秒と６５℃で２１０秒との間で行われることを特徴とする請求項１３に記載の方法。