JPH1140965A - ラック搭載ユニットの取付方法及び取付部品 - Google Patents

ラック搭載ユニットの取付方法及び取付部品

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JPH1140965A
JPH1140965A JP19580597A JP19580597A JPH1140965A JP H1140965 A JPH1140965 A JP H1140965A JP 19580597 A JP19580597 A JP 19580597A JP 19580597 A JP19580597 A JP 19580597A JP H1140965 A JPH1140965 A JP H1140965A
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JP
Japan
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rack
mounting
unit
guide pin
cut
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP19580597A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Okamoto
敏幸 岡本
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラック搭載ユニットをラックに取付ける場
合、片手でユニットを支持し、他方の手でねじ止めしな
ければならず、取付け、取外しの操作が悪かった。 【解決手段】 ガイドピン12を設けた接合部11と、
接合部11からL字形に曲げられ、切起部13cを設け
た挿入部13と、挿入部13に設けたコ字形の握部1
4,15とから成る取付部品10を、ガイドピン12を
ラック1の取付用ねじ穴5に挿入し、ラック1の柱1a
の端面に挿入部13を差込み、切起部13cを押圧し
て、ラック1に装着し、装着した取付部品10の握部1
4にラック搭載ユニット2の正面パネル3を乗せて、ラ
ック1にラック搭載ユニット2を取付けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラック搭載ユニット
をラックに取付ける方法及びその方法を実施するために
使用する取付部品に関するものである。
【0002】ラック搭載ユニットとしては、例えば、マ
ルチメディア交換機のLAN系のラック搭載製品である
ルータ、インサースイッチ、ハブ、バックボーンスイッ
チなどが想定されるが、ラックに搭載される形態の交換
機、伝送装置、情報処理装置等にも適用可能である。
【0003】
【従来の技術】図5は従来のラック搭載ユニットの取付
状態を示す斜視図、図6は同じくその取付詳細図であ
る。
【0004】1はラック、1aはラック1の柱、2はラ
ック搭載ユニット、3はラック搭載ユニット2の正面パ
ネルである。ラック1にラック搭載ユニット2を搭載す
るときは、正面パネル3の取付穴4を通し、柱1aに設
けたねじ穴5にねじ6を挿入して実施される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のラックは一般的には、JISラック又は19インチ
ラックであり、市販されているものであるので、搭載す
るユニットも寸法、形状がラックに合わせた条件とな
り、規格化されている。
【0006】このラック搭載ユニットをラックの任意の
位置に取付ける場合、ユニットを手で持ち、正面パネル
の取付穴とラックのねじ穴を合わせてねじ止めするが、
片手でユニットを支持するため、他方の手でドライバー
を持ちねじをねじ穴に挿入しなければならず、取付け操
作性が悪いという問題点があった。
【0007】ラック搭載ユニットの重量が重く、片手で
支持できない場合は、2人で取付けを行い、1人がユニ
ットを支持し、他の人がねじ止めすることとなり、取付
工事コストが高くなるという問題があった。また、取外
しの際も同様の問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ガイドピンを設けた接合部と、接合部か
らL字形に曲げられ、切起部を設けた挿入部と、挿入部
に設けたコ字形の握部とから成る取付部品を、ガイドピ
ンをラックの取付用ねじ穴に挿入し、ラックの柱の端面
に挿入部を差込み、切起部を押圧して、ラックに装着
し、装着した取付部品の握部にラック搭載ユニットの正
面パネルを乗せて、ラックにラック搭載ユニットを取付
けるようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す斜
視図、図2は本発明に係る取付部品のユニット側から見
た斜視図、図3は同じくそのラック取付面側から見た斜
視図、図4は本発明に係る取付部品の関連寸法図であ
る。
【0010】ラック1、柱1a、ラック搭載ユニット
2、正面パネル3、取付穴4、ねじ穴5、ねじ6は従来
と同じである。
【0011】10は弾性を有する材料で形成された取付
部品で、接合部11、挿入部13、握部14,15で構
成されている。
【0012】接合部11は取付部品10をラック1に装
着した際に柱1aに接する部分で、ガイドピン12が設
けられている。
【0013】挿入部13は図3に示すように接合部11
からL字形に曲げて形成され、挿入部13の曲げ部側の
上下両端から設けた溝13bにより支持部13aが形成
され、挿入部13の端面側即ち支持部13aと反対側の
溝13bの部分に、ガイドピン12の方向に切起した切
起部13cを設けている。
【0014】握部14,15は挿入部13からコ字形に
対称に形成され、その折曲部14a,15aは対向する
向きに折曲げられ、両折曲部14a,15aの先端間に
は間隙が設けられている。
【0015】図4を用いて取付部品の関連寸法を説明す
ると、接合部11の縦幅Fはラック1の柱1aに設けた
取付用ねじ穴5のピッチPより小さく、F<Pとなって
いる。
【0016】ガイドピン12の径φdは取付用ねじ穴5
の径φDより小さく、φd<φDとなっている。また、
ガイドピン12は挿入部13から距離Bで、縦幅Fの中
央部、即ちF/2の位置に設けられる。距離Bは柱1a
の端面から取付用ねじ穴5までの寸法Aより大きく、B
>Aとなっている。
【0017】挿入部13はガイドピン12から寸法Bの
位置で接合部11からL字形に曲げられて形成される。
また握部14,15の間は距離Eだけ離れており、その
折曲部14a,15aの先端間には寸法Cの間隙が設け
られている。
【0018】取付方法について説明すると、ラック搭載
ユニット2をラック1の任意の位置に取付けるには、図
1に示す様に、正面パネル3の下面が取付部品10の握
部14の面に乗る位置で、ラック1の柱1aの取付用ね
じ穴5に、取付部品10のガイドピン12を挿入する
と、挿入部13が柱1aの端を通過し、さらに挿入する
と図3に示す挿入部13の切起部13cが柱1aに当た
り、さらに取付部品10を押圧すると切起部13cがた
わみ、切起部13cが柱1aを通過すると、ラック接合
部11が柱1aに接し、装着が完了する。その時、挿入
部13の支持部13aが柱1aの端面と接する位置にあ
る。
【0019】次に、ラック搭載ユニット2の正面パネル
3の端面を取付部品10の握部14に乗せると、正面パ
ネル3の取付穴4とラック1の柱1aの取付用ねじ穴5
の位置が合う。これで、ラック搭載ユニット2の片端が
支持される。他方のラック搭載ユニット2の正面パネル
3の取付穴4をラック1の柱1aの他方の取付用ねじ穴
5に合わせ、ねじ6で仮止めする。
【0020】次に、図示を省略した片端のラック搭載ユ
ニット2の正面パネル3の取付穴4と取付用ねじ穴5に
ねじ6で仮止めし、ラック搭載ユニット2の左右の位置
を合わせ、ねじ6を止めてラック搭載ユニット2の固定
が完了する。つまり、ねじ止め固定が完了するまでは、
取付部品10はガイドピン12と取付用ねじ穴5が挿入
部13の支持部13aとラック1の柱1aの端面とが接
触し、ラック搭載ユニット2が取付部品10の握部14
に乗っている状態で、ガイドピン12と挿入部13の支
持部13aがラック搭載ユニット2の重量の半分を保持
している。
【0021】次に取付部品10の握部14,15を手で
握り、折曲部14a,15aの間隔Cが0になり接触す
ると、切起部13cがラック1の柱1aの端面から外
れ、正面パネル3の端面と握部14との接触が解除され
る。そこで、ガイドピン12と挿入部13の支持部13
aと切起部13cがラック1の柱1aから自由になり、
取付部品10を手前に引くとラック1の柱1aの端面か
ら切起部13cが通過し、ガイドピン12が取付用ねじ
穴5を通過すると、ラック1から完全に外れてラック搭
載ユニット2の取付が完了する。別のラック搭載ユニッ
ト2の取付がある場合、同様に行う。
【0022】また、ラック搭載ユニット2の配置換えや
保守の際の取外しを行う場合、取付部品10の握部1
4,15を折曲部14a,15aが接触するまで握り、
ガイドピン12を取付用ねじ穴5に挿入し、挿入部13
を柱1aの端面に挿入し、挿入部13の切起部13cが
柱1aの端面を通過し、接合部11がラック1に接触す
ると取付部品10の取付けが完了する。その場合、正面
パネル3と握部14は必ずしも接してはいない。
【0023】次に取付ねじ6をゆるめて外すと、ラック
搭載ユニット2が下がり、握部14に乗ると、ガイドピ
ン12が取付用ねじ穴5と、柱1aの端面と支持部13
aが接し、ラック搭載ユニット2の半分の重量を受ける
ことになる。次に図示を省略した他端の取付ねじ6を外
すと、ラック搭載ユニット2の取外しが完了する。取付
部品10の取外しは握部14,15の折曲部14a,1
5aが接するまで握り、手前へ引くと取付部品10が外
れる。
【0024】
【発明の効果】上記したように、本発明は取付部品を使
用してラック搭載ユニットをラックに取付けるときに、
ラック搭載ユニットの正面パネルを取付部品の握部に乗
せて支持するので、ラック搭載ユニットを片手で支持す
る必要がなく、ラック搭載ユニットの他端を両手で押え
てねじ止めが可能となるので使い勝手が良く、取付け、
取外しにも操作性が良好な効果が期待できる。
【0025】また、上記の説明では取付部品を片方にの
み使用した例で説明したが、取付部品を反転して取付
け、両側に使用すると、さらにラック搭載ユニットを支
持する力が軽減し、取付け、取外しの操作性が向上する
効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図
【図2】本発明に係る取付部品のユニット側からの斜視
【図3】本発明に係る取付部品のラック取付面側からの
斜視図
【図4】本発明に係る取付部品の関連寸法図
【図5】従来の取付状態を示す斜視図
【図6】従来の取付詳細図
【符号の説明】
1 ラック 1a 柱 2 フック搭載ユニット 3 正面パネル 5 取付用ねじ穴 10 取付部品 11 接合部 12 ガイドピン 13 挿入部 13b 溝 13c 切起部 14,15 握部 14a,15a 折曲部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラック搭載ユニットをラックに取付部品
    を使用して取付ける方法であって、 ガイドピンを設け、装着時に前記ラックの柱に接する接
    合部と、前記接合部からL字形に曲げられ、切起部を設
    けた挿入部と、前記挿入部に設けたコ字形の握部とから
    成る取付部品を、 前記ガイドピンを前記ラックの取付用ねじ穴に挿入し、
    前記柱の端面に前記挿入部を差込み、前記切起部を押圧
    して、前記ラックに装着し、 装着した前記取付部品の前記握部にラック搭載ユニット
    の正面パネルを乗せて、前記ラックに前記ラック搭載ユ
    ニットを取付けることを特徴とするラック搭載ユニット
    の取付方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のラック搭載ユニットの
    取付方法の実施のために使用する取付部品であって、 装着時にラックの柱に接する接合部と、前記接合部から
    L字形に曲げられた挿入部と、前記挿入部に設けたコ字
    形の握部とから成り、 前記接合部は、ラックの取付用ねじ穴のピッチよりも小
    さい高さに形成され、その中央部に前記取付用ねじ穴径
    よりも小さい径のガイドピンを設け、 前記挿入部は、前記ガイドピンからの距離が、前記取付
    用ねじ穴から前記柱の端面までの寸法より大きい寸法の
    位置に形成され、前記挿入部の曲げ部側の上下に溝を設
    け、前記溝の挿入部端面側であって前記ガイドピンの方
    向に切起した切起部を設け、 前記握部は前記取付用ねじ穴のピッチと同寸法で対称に
    形成され、その先端を対向し折曲げて折曲部を形成し、
    前記折曲部の先端間に隙間を設け、 ラック搭載ユニットをラックに取付ける際に、ラックに
    装着して使用することを特徴とする取付部品。
JP19580597A 1997-07-22 1997-07-22 ラック搭載ユニットの取付方法及び取付部品 Withdrawn JPH1140965A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7824727B2 (en) 2001-04-06 2010-11-02 Burnbrae Farms Limited Method of making a liquid egg composition with fish oil
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Effective date: 20041005