JP2004342771A - 基板保持具、基板処理装置、基板検査装置及びこれらの使用方法 - Google Patents

基板保持具、基板処理装置、基板検査装置及びこれらの使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板自身の有する平坦度を維持した状態で前記基板を保持することができ、精密に測定や処理、検査等を行うことができるようにする基板保持具、基板処理装置、基板検査装置及びこれらの使用方法の提供を目的とする。
【解決手段】基板をプレート面上に安定的に保持させる基板保持具であって、基板Sの下面と前記プレート面11aとの間に介在し、基板Sを浮上させるための流体層を形成する流体層形成手段11b,11dと、前記流体層によって基板Sを安定的に保持させ、かつ、前記流体層によって浮上させられた前記基板Sの少なくとも下面又は側面に当接して、前記基板を前記プレート面11a上の所定位置に位置決めするための位置決め手段13とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、基板をプレート面上に安定的に保持させる基板保持具、基板処理装置、基板検査装置及びこれらの使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
基板保持具に基板を保持させた状態で、基板の測定や処理,検査等を行うことが、例えば半導体製造の分野において一般的に採用されている。
そして、この半導体製造の分野で、例えば、フォトマスク,レチクル等の基板の表面に形成されたパターンを精密に測定、処理,検査等する際には、前記基板保持具に保持された基板がたわみなく、平坦であることが求められる。
しかし、基板の周縁部分や側面部分を支持する方法や、基板の表面,裏面を三点で支持する方法による従来の基板保持具では、自重等により基板にたわみが生じ、精密な測定が困難になるという問題があった。
そのため、従来から、このような基板のたわみを抑制したり、たわみを補正したりして、可能な限り測定等を高精度に行うことのできるようにした技術が種々提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−61111号公報
【特許文献2】
特開平6−20904号公報
【0004】
特許文献1に記載の技術においては、基板を載置するための枠状のXYステージを有していて、このXYステージに載置した基板を、検出光学系からなる検出系で、基板の表面に形成されたパターンを検出するようにしている。この場合、枠状のXYステージに基板を載置すると、基板の中央部分がXYステージの中央部分に落ち込んで湾曲状にたわむため、前記検出系をXYステージの下方に配置し、レチクルのパターン面を下方に向けて、レチクルが露光装置に載置されるのと同一の状態でレチクルのパターン座標を測定するようにして、たわみの影響を除去している。
【0005】
特許文献2に記載の技術においては、特に基板内の温度分布のむらによる基板のたわみが測定結果に及ぼす影響を除去するために、基板の温度測定を行い、この測定結果と基板の熱膨張係数とに基づいて補正を行い、前記温度むらによる影響を除去している。
しかし、これら特許文献に記載の技術は、いずれも基板がたわむことを前提条件としているため、測定等の精度の向上にも限界があるという問題がある。
【0006】
そこで、基板がたわまないように、高剛性かつ高精度の平坦面を有するプレートの上に基板を載置し、かつ、このプレートの前記平坦面にバキュームチャック等で基板を押し付けて測定等を行う方法も考えられている。
しかし、この方法によっても、基板の平坦度が、基板を載置する前記プレートの平坦面の平坦度と密接に関連するため、プレートがたわんだり、プレートの平坦面に僅かでもゆがみがあったりすると、これらが基板の平坦度に反映されて、精密な測定等が困難になるという問題がある。
また、基板をプレートにバキュームチャックにより吸着させる場合に、プレートの平坦面と基板との間にパーティクルやエア溜まりが生じると、当該部分で基板にたわみが生じ、精密な測定が困難になるという問題がある。
このような問題が生じると、測定の再現性が得られなくなるという問題も生じる。すなわち、プレート上に載置された基板は、基板自身が有する本来の形状ではなく変形しているため、次のような問題が生じる。
例えば、基板の平坦度等の形状測定を、同一の基板について複数回行った場合、プレートに載置する度に基板の変形度が異なるため、測定再現性が得られず、さらに、測定精度の低下をも引き起こす。
また、フォトマスク等のように、基板上にパターン等が存在する場合には、プレート上に載置された基板が変形すると、それに伴い、パターン寸法やパターン形状も変形してしまう。その結果として、パターン等の測長精度や、座標測定精度が低下してしまう。
さらに、基板の検査・測定における再現性や精度は、上述の基板の変形のほかに、基板の移動によっても低下する。
またさらに、近年、液晶ガラス基板や、液晶装置製造用のフォトマスク等の基板に代表されるように、基板サイズが大型化(例えば、一辺が300mm以上の方形基板)している傾向がある。これに伴い、基板自身の自重による変形度(たわみ量等)が大きくなり、また、基板の表面積が大きくなるため、上述のような問題がさらに顕著となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、基板自身が有する本来の形状から変形(たわみ)を生じさせることなく、かつ、位置決めした状態で移動させることなく、基板(特に大型の基板)を保持することができ、再現性や精度を向上させて、測定や処理、検査等を高精度に行うことができるようにする基板保持具、基板処理装置、基板検査装置及びこれらの使用方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を達成するための手段】
上記の目的を達成するために本発明の基板保持具は、基板をプレート面上の所定位置で安定的に保持させる基板保持具であって、前記基板と前記プレート面との間に介在し、前記基板を一面側から浮上させるための流体層を形成する流体層形成手段と、前記流体層によって前記基板を安定的に保持させ、かつ、前記流体層によって浮上させられた前記基板の少なくとも下面又は側面に当接して、前記基板を前記プレート面上の所定位置に位置決めするための位置決め手段とを有する構成としてある。
この構成によれば、流体層が一様な力でプレート面と非接触状態に基板を持ち上げるので、自重による基板のたわみを無くすことができる。また、位置決め手段を有しているので、基板の移動を規制することができる。さらに、位置決め手段は、流体層により浮上している基板に、プレート面側から基板に当接して所定位置に位置決めするので、位置決め手段が基板に当接することによる影響を最小にすることができる。
なお、前記流体層を形成する流体としては、液体であってもよいが、エアや窒素等の気体を利用することで、後工程で流体を除去する作業が不要になるという利点がある。また、基板としては、例えば、フォトマスクブランクやフォトマスク又はこれらに用いられるガラス基板であってもよい。ガラス基板の材料としては、例えば、合成石英やフッ素ドープの石英などが挙げられる。
【0009】
上記した位置決め手段は、前記プレート面に設けられた弾性体と、この弾性体に取り付けられ、前記基板に当接する当接部材とから構成され、浮上状態の前記基板の下面に前記当接部材が当接することにより、前記基板の移動を規制するものを用いることができる。
この構成によれば、基板と位置決め手段とを常時当接状態に保つことができる。すなわち、流体層によって基板が浮上すると、これにともなって、弾性体の弾発力により、当接部材も基板に当接したままの状態で上昇する。流体層による基板の浮上高さ位置と、弾性体の弾発力とを適切に調整することで、測定等に影響を与えない最小の範囲で、基板の位置決めと固定を行うことが可能になる。
【0010】
前記位置決め手段としては、浮上状態の前記基板の周囲方向から前記基板の側面に当接する進退移動自在な当接部材から構成され、浮上状態の前記基板の周囲の複数箇所に前記当接部材が当接することにより、前記基板の移動を規制するものを用いてもよい。
この構成によれば、浮上状態の基板の側面に位置決め手段の当接部材が当接して、基板の移動を規制し、位置決めと固定を行うことができる。当接部材は、基板の移動を規制することができる程度に軽く基板に当接する程度でよいので、位置決め手段による基板のたわみを実質的に無くすことができる。
なお、当接部材の進退移動は、モータやアクチュエータ等の駆動体によって行ってもよいが、手動によって行うようにしてもよい。
【0011】
上記構成の基板保持具は、平坦度を高精度に維持した状態で基板を保持する必要のあるあらゆる装置に適用が可能である。
例えば、基板保持具によって位置決め・保持された前記基板の表面に、電子線やレーザー光等の処理光を照射する照射手段を有する基板処理装置に、上記構成の基板保持具を適用することが可能である。
この種の基板処理装置としては、例えば、例えば、フォトレジストがコーティングされたフォトマスクブランク等の基板を用い、これにレーザー光を照射してパターンを形成するための描画装置又は露光装置が挙げられる。
パターンを形成する工程において、形成されるパターンの精度は、パターンを形成するための基板の保持状態に大きく依存する。例えば、パターンを形成する工程において、パターンを形成するための基板(例えば、フォトマスクブランク、半導体基板)が変形していると、形成されるパターンは、基板の変形度に応じて形成されることになる。
さらに、パターンを形成するための基板が、パターンを形成する工程中に移動してしまうと、形成されるパターンの位置精度が低下してしまう。特に、フォトマスクを製造する上で、描画装置又は露光装置を用いてパターンを形成する工程は、最も重要な工程であり、フォトマスクの品質は、この工程でほぼ決定されると言えるえるほどである。同様に、フォトマスクのパターンを半導体基板に転写する工程は、半導体製造において、非常に重要な工程である。
そのため、基板をたわむことなく(変形することなく)、かつ、移動させることなく(位置決めして)保持することができる本発明の基板保持具は、レーザー光を照射してパターンを形成するための描画装置又は露光装置等に用いると、特に効果的である。
この他の基板処理装置として、レーザービームを用いて、イオン注入による照射損傷や注入不純物の活性化、及び、多結晶シリコンを再結晶化させることにより単結晶シリコンを作るSOI(Silicon on Insulator)技術等のアニール処理装置や、半導体基板上に選択的成膜を行うCVD処理装置が挙げられる。
【0012】
また、上記構成の基板保持具は、前記基板保持具によって位置決め・保持された前記基板の表面に検査光を照射する検査光照射手段と、前記検査光に基づく前記基板の表面の光を検出する光検出手段とを備えた基板検査装置にも適用が可能である。
この種の基板検査装置としては、例えば、基板の平坦度を測定する検査装置や基板表面に形成されたパターンの測定を行う座標測定装置が挙げられる。
本発明の基板保持具を用いて、たわむことなく(変形することなく)、かつ、移動させることなく(位置決めして)保持された基板は、平坦度を測定する際、基板自信が有する本来の平坦度を測定することが可能であり、再現性、精度良く平坦度測定を行うことができる。
また、フォトマスク等のような基板上のパターンの座標測定を行う際、たわむことなく(変形することなく)、かつ、位置決めした状態で移動させることなく、基板を保持することにより、本来のパターン寸法やパターン形状のまま、変形のない状態でパターンの測長や座標測定か可能となるため、再現性、精度良く座標測定を行うことができる。
【0013】
本発明の目的は、請求項7又は8に記載の基板保持方法によっても達成が可能である。
すなわち、本発明の基板保持方法は、基板をプレート面上の所定位置で安定的に保持させる基板保持方法であって、前記基板と前記プレート面との間に流体層を形成して、前記基板を一面側から浮上させる流体層形成工程と、前記流体層によって浮上した前記基板の下面又は側面に当接部材を当接させて、前記プレート面とほぼ平行な平面内で位置決めする位置決め工程とを有する方法である。
本発明の基板保持方法は、平坦度を高精度に維持した状態で基板を保持する必要のあるあらゆる方法に適用が可能で、例えば、前記基板保持方法を用いて位置決め・保持された前記基板の表面に電子線又はレーザー光等の処理光を照射する照射工程を設けた基板処理方法や、前記基板保持方法を用いて位置決め・保持された前記基板の表面に検査光を照射する検査光照射工程を設けた基板検査方法にも適用が可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明では、基板として、フォトマスクやレチクル等に使用されるガラス基板を例に挙げて説明するが、本発明は、このようなガラス基板に限らず、Cr膜,MoSi膜等の透過率制御膜や、ITO膜等を備えたガラス基板や、樹脂基板,金属基板等、あらゆる種類の基板に適用が可能である。また、以下に説明するガラス基板の材料としては、例えば、合成石英やフッ素ドープの石英等が挙げられる。
【0015】
[基板保持具の説明]
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる基板保持具の構成を説明する一部破断の斜視図、図2は、プレート面と基板との間に流体層が形成された状態を示す基板保持具の断面図である。
この第一の実施形態の基板保持具1は、水平面内に平坦状の表面(以下、プレート面という)11aを有するステージ11と、このステージのプレート面11aに載置されるガラス基板Sと相似形に形成され、ガラス基板Sを囲堯するようにステージ11上に設けられたガイドフレーム12とを有している。
【0016】
ステージ11の内部には、圧縮エアを貯留するためのエア室11dが形成されている。エア室11dには、図示しないブロワー等のエア供給手段に接続されていて、このエア供給手段から供給されたエアが一定の圧力に保たれるようになっている。また、プレート面11aには、エア室11dまで貫通するエア吹き出し孔11bが多数形成されていて、エア室11d内のエアがこのエア吹き出し孔11bの各々から、実質的に均等な流速で吹き出されるようになっている。なお、図1の基板保持具1では、図示の便宜上、6行4列のエア吹き出し孔11bを図示しているが、エア吹き出し孔11bの配置形態及び個数はこれに限られるものではない。
この実施形態では、前記したエア供給手段と、エア室11d及びエア吹き出し孔11bとで、ガラス基板Sとプレート面11aとの間に流体層を形成してガラス基板Sを浮上させる流体層形成手段が構成されている。
【0017】
図2に示すように、プレート面11a上にガラス基板Sを載置した状態でエア供給手段を駆動させてエア室11d内にエアを供給すると、エア室11d内のエアが、エア吹き出し孔11bからガラス基板Sの下面に向けて吹き出される。ガラス基板Sの下面に向けて吹き出されたエアは、ガラス基板Sの周縁に向かって流れ、ガイドフレーム12とガラス基板Sの周縁との間の隙間から大気中に放出される。これにより、ガラス基板Sとプレート面11aとの間に流体層(エア層)が形成される。
ガラス基板Sが所定の高さ位置まで浮上すると、流体層を形成しているエアの圧力とガラス基板Sの自重とが釣り合って、ガラス基板Sが当該高さ位置で保持される。
【0018】
プレート面11aの複数箇所(この実施形態では三箇所)には、凹所11cが形成されている。浮上状態のガラス基板Sの位置決めを行うための位置決め手段13は、この凹所11cの中に設けられる(図1参照)。
以下、図3を参照しながら、この実施形態における位置決め手段13の構成及び作用を説明する。
図3は、この実施形態における位置決め手段の構成及び作用を説明する部分拡大断面図である。
図3(a)は、基板保持具1にガラス基板Sを供給する前の状態を示している。図3(a)に示すように、位置決め手段13は、凹所11cの底部に一方の裾部が片持ち状態で取り付けられた山形の板ばね15と、この板ばね15の頂部に取り付けられ、ガラス基板Sの下面に当接する当接部材14とから構成されている。当接部材14は、ガラス基板Sの下面を傷つけることが無く、かつ、ガラス基板Sとの間で容易に滑りが生じないような材質のもので形成するのが好ましく、例えば、ウレタン樹脂やゴム等で形成するとよい。また、板ばね15の弾発力は、基板Sの自重に対して十分に小さいものを選択するとよい。好ましくは、流体層による基板Sの浮上高さ位置に応じて、基板Sにひずみを与えない最小の範囲で、板ばね15の弾発力を適切に選択するのがよい。
【0019】
図3(b)は、基板保持具1にガラス基板Sを供給したときの状態を示している。図3(b)に示すように、エア吹き出し孔11b(図1及び図2参照)からエアを吹き出させない状態でプレート面11aにガラス基板Sを載置すると、ガラス基板Sの自重によって、当接部材14が板ばね15の弾発力に抗して凹所11c側に押し戻され、凹所11Cに格納された状態になる。
図3(c)は、エア吹き出し孔11bからエアを吹き出させてガラス基板Sを浮上させた状態を示している。
図3(c)に示すように、エア吹き出し孔11bからエアを吹き出させてガラス基板Sを浮上させると、この浮上にともなって、当接部材14がガラス基板Sに当接した状態で上昇する。
このとき、板ばね15の弾性は、ガラス基板Sに当接部材14を必要以上に押し付けることなく、かつ、ガラス基板Sの移動を規制することができる程度のものとしてあるので、板ばね15の弾発力によってガラス基板Sが部分的にたわむという不都合を回避することができる。
【0020】
なお、この実施形態のような板ばね15を用いた位置決め手段13の場合、ガラス基板Sの移動を抑制することのできる方向が、直線方向に制限される。つまり、図3(a)に示すように、当接部材14はY軸方向(図3の紙面に直交する方向)には移動しないものの、板ばね15の変形にともなってX軸方向に僅かながら移動するので、単一の位置決め手段13では、基板SのX軸方向及びY軸方向の位置決めを行うことは困難である。
そこで、図4に示すように、三つの位置決め手段(以下、図4において三つの位置決め手段をそれぞれ符号13A,13B,13Cで示す)を、当接部材14の移動方向が直交するように配置する。すなわち、二つの位置決め手段13A,13Bの板ばね15の方向をX軸方向に差し向け、残りの位置決め手段13Cの板ばね15の方向をY軸方向に差し向ける。このようにすることで、板ばね15がX軸方向を向く二つの位置決め手段13A,13Bがガラス基板のY軸方向の移動を規制し、板ばね15がY軸方向を向く位置決め手段13Cが、ガラス基板SのX軸方向の移動を規制する。これによって、ガラス基板SをX−Y平面内で位置決めすることができる。
さらに、ガラス基板Sにたわみや浮上などの不安定要因を生じさせない程度の吸着力でガラス基板Sを軽く固定する減圧吸着機構を当接部材14に設けることによって、より高精度に位置決めを行うことができるようになる。
【0021】
なお、位置決め手段は上記構成のものに限られず、ガラス基板Sにたわみ等を与えることなく、浮上状態のガラス基板SのX軸方向及びY軸方向の移動を規制して位置決めを行うことができるのであれば、他の構成のものを用いてもよい。また、上記の説明では、エア吹き出し孔11bからエアを吹き出させない状態でプレート面11aにガラス基板Sを載置し、しかる後にエア吹き出し孔11bからエアを吹き出させてガラス基板Sを浮上させるようにしているが、エア吹き出し孔11bからエアを吹き出させた状態でガラス基板Sをプレート面11a上に供給するようにしてもよい。
図5及び図6は他の構成の位置決め手段を利用した本発明の第二の実施形態にかかる基板保持具の説明図で、図5は、その平面図、図6は、この第二の実施形態の位置決め手段による基板保持の手順を説明する断面図である。
【0022】
この実施形態において位置決め手段23は、ステージ21上に設けられたガイドフレーム22に取り付けられている。
位置決め手段23は、浮上状態の基板Sの周囲方向からガラス基板Sの側面に当接する進退移動自在な当接部材25と、この当接部材25をガラス基板Sに対して進退移動させるソレノイド等の駆動体24とから構成されている。
当接部材25は、矩形状のガラス基板Sの四周囲からガラス基板Sの側面に当接することができるように、矩形状のガイドフレーム22の各辺に複数個(図5に示す例では、短辺に二つずつ、長辺に四つずつ)ずつ配置されている。駆動体24は、当接部材25の各々に対応して設けられている。
なお、ガイドフレーム22の各辺に単一の駆動体を配置し、この単一の駆動体で同じ辺に配置された複数の当接部材25を同時に進退移動させるように構成してもよい。
駆動体24の制御は、図示しない制御装置の駆動指令によって制御される。駆動体24を駆動させて当接部材25を進退移動させるタイミングは、例えば、エアの吹き出し開始から所定時間経過後に駆動体24を駆動させるようにしてもよいし、光電センサ等を設けて、所定の高さ位置まで浮上した基板Sを前記光電センサが検出したときに、駆動体24を駆動させるようにしてもよい。
【0023】
図6(a)に示すように、駆動体24を停止させた状態、つまり、当接部材25をガラス基板Sに干渉しない位置まで後退させた状態で、ガラス基板Sを基板保持具に2供給する。
図6(b)に示すように、エア室21dのエアをエア吹き出し孔21bから吹き出させ、ガラス基板Sが所定の高さ位置まで浮上したところで、図6(c)に示すように駆動体24を駆動させる。
これにより、当接部材25がガラス基板Sの周囲からガラス基板Sの側面に当接して、ガラス基板SのX軸方向及びY軸方向の移動を規制する。
なお、当接部材25が当接することによるガラス基板Sの部分的なたわみを可能な限り小さくするために、駆動体24が駆動したときに当接部材25の先端がガラス基板Sの側面に軽く接触する程度に、当接部材25のストロークを予め調整しておくのが好ましい。
【0024】
[基板処理装置の説明]
上記構成の基板保持具1,2は、フォトマスクブランクやフォトマスク等を製造する際に用いる基板処理装置に利用することができる。
この場合、基板処理装置は、基板保持具1,2によって位置決め・保持された前記基板の表面に、電子線又はレーザー光を照射する照射手段を備え、この照射手段からの電子線又はレーザー光の照射により、基板にパターンを描画したり、基板に形成されたパターンを修正したりするなど、所定の処理を施す。
このような基板処理装置としては、例えば、フォトレジストがコーティングされたフォトマスクブランク等の基板を用い、これにレーザー光を照射してパターン形成するための描画装置又は露光装置が挙げられる。
【0025】
[基板検査装置の説明]
次に、基板を検査する基板検査装置について説明する。
以下の説明では、基板の平坦度を検査する検査装置を例に挙げて説明する。また、この種の検査装置としては、斜入射干渉方式と垂直入射干渉方式とが知られているが、以下の説明では斜入射干渉方式を例に挙げて説明する。
【0026】
斜入射干渉方式では、図7に示すように、例えば検査光の光源としてHe−Neレーザーを用い、このレーザーの平行光束の光路差が使用波長の整数倍になるとき現れる明暗縞(干渉縞)を読むことにより平坦度を測定する。
斜入射干渉方式の基板検査装置5は、図7(a)に示すように、レーザーの電源部51と、He−Neレーザー光を発生させるレーザー管52と、所定波長のレーザー光のみを透過させるためのフィルタ53と、レーザー光を拡散させるための対物レンズ54及び拡散板55と、この拡散板55を駆動させるモータ56と、拡散されたレーザー光を平行な光束にするコリメータレンズ57と、プリズム原器58と、フレネル板60と、スクリーン61と、レーザー光の光路を調整するための複数のミラーM1〜M5から概略構成されている。
【0027】
図7(b)は、平行光束と光路差との関係を示す図で、図7(a)の試料(ガラス基板S)及びプリズム原器58部分の拡大図である。
図7(b)からわかるように、光路差δは、空気の屈折率をn、プリズムの屈折率をnとしたときに、次の式で表すことができる。
【0028】
δ=n(P1P2−P2P3)−nTP3
なお、P1P2,P2P3及びTP3は、図7(b)中の各ポイント間の距離を示している。
ここで、
P1P2=2n/cosθ’
TP3=P1P3sinθ=2dtanθ’・sinθ より
δ=2n/cosθ’−2dtanθ’・sinθ
sinθ’=nsinθより、
δ=2ncosθ’+λ・β/2π
P3での位相変化β=πであるので、
δ=2ncosθ’+λ/2
この光路差が、使用波長の整数倍になるとき干渉縞が生じるので、縞が生じる基板Sの表面の高さdは、
=λ/2ncosθ’・(m−1/2) m:整数
となる。
すなわち、平坦度の測定は、レーザーの平行光束の光路差が使用波長の整数倍になるときに現れる干渉縞を利用するため、測定中に基板を移動させることなく保持する必要がある。また、平坦度の測定は、基板自身が有する本来の形状にて行う必要がある。そのため、位置決めした状態で移動させることなく、かつ、基板をたわみなく、つまり変形なく保持することができる本発明の基板保持具を、平坦度の測定に適用することで、平坦度測定の再現性および精度を効果的に向上させることができる。
【0029】
本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態によりなんら限定されるものではない。
例えば、第一の実施形態において位置決め手段13は三箇所に設けるものとして説明したが、四箇所以上としてもよい。また、弾性体として板ばね15を用いているが、基板Sの所定方向の移動を規制することができるのであれば、つる巻きばね等、他の形態のばねを用いることができる。
また、第二の実施形態において、位置決め手段23は、ソレノイドによって当接部材を進退移動させているが、当接部材を進退移動させることができるのであれば、駆動体はソレノイドに限らずシリンダやモータ等であってもよい。さらに、第二の実施形態では、駆動体によって当接部材を進退移動させているが、手動操作によって当接部材を進退移動させるようにしてもよい。
【0030】
また、上記の説明では、ガラス基板Sを浮上させるためにエアを使用しているが、装置や基板の種類,用途等によっては、窒素ガスその他の不活性ガスを使用してもよい。さらに、ガラス基板Sを浮上させるための流体として、エア等の気体を例に挙げて説明したが、気体に限らず水等の液体を用いてもよい。この場合、用いる液体としてガラス基板Sよりも比重の大きいものを選択することで、ガラス基板Sに浮力が生じ、より効果的にガラス基板Sを浮上させることが可能となる。ただし、エア等の気体を用いると、次工程で流体を除去する等の作業が不要になるという利点がある。
また、本発明は、未処理のガラス基板に限らず、例えば、Cr膜,MoSi膜等の透過率制御膜や、ITO膜等を備えたガラス基板にも適用が可能である。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、エア等の流体を用いてプレート面から基板を浮上させて、かつ、基板の下面又は側面から当接部材を当接させて位置決めを行っているので、基板のたわみを最小に抑制することができ、基板自身の有する平坦度を維持した状態で測定や処理、検査等を高精度に行うことができる。特に、本発明は、自重によってたわみが生じやすい大型の基板に適用することで、その効果が大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる基板保持具の構成を説明する一部破断の斜視図である。
【図2】プレート面と基板との間に流体層が形成された状態を示す基板保持具の断面図である。
【図3】第一の実施形態における位置決め手段の構成及び作用を説明する拡大図である。
【図4】位置決め手段の配置形態を説明する平面図である。
【図5】他の位置決め手段を利用した本発明の第二の実施形態にかかる基板保持具の説明図で、その平面図である。
【図6】他の位置決め手段を利用した本発明の第二の実施形態にかかる基板保持具の説明図で、基板保持の手順を説明する断面図である。
【図7】基板検査装置の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1,2 基板保持具
11,21 ステージ
11a,21a プレート面
11b,21b エア吹き出し孔
11c 凹所
11d,21d エア室
12,22 ガイドフレーム
13,23 位置決め手段
14 当接部材
15 板ばね(弾性体)
24 駆動体
25 当接部材

Claims (10)

  1. 基板をプレート面上の所定位置で安定的に保持させる基板保持具であって、
    前記基板の下面と前記プレート面との間に介在し、前記基板を浮上させるための流体層を形成する流体層形成手段と、
    前記流体層によって前記基板を安定的に保持させ、かつ、前記流体層によって浮上させられた前記基板の少なくとも下面又は側面に当接して、前記基板を前記プレート面上の所定位置に位置決めするための位置決め手段と、
    を有することを特徴とする基板保持具。
  2. 前記流体層を形成する流体として気体を用いることを特徴とする請求項1に記載の基板保持具。
  3. 前記位置決め手段が、前記プレート面に設けられた弾性体と、この弾性体に取り付けられ、前記基板に当接する当接部材とから構成され、浮上状態の前記基板の下面に前記当接部材が当接することにより、前記基板の移動を規制することを特徴とする請求項1又は2に記載の基板保持具。
  4. 前記位置決め手段が、浮上状態の前記基板の周囲方向から前記基板の側面に当接する進退移動自在な当接部材を有し、浮上状態の前記基板の周囲の複数箇所に前記当接部材を当接させることにより、前記基板の移動を規制することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板保持具。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の基板保持具を有する基板処理装置であって、
    前記基板保持具によって位置決め・保持された前記基板の表面に、電子線又はレーザー光を照射する照射手段を有することを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の基板保持具を有する基板検査装置であって、
    前記基板保持具によって位置決め・保持された前記基板の表面に検査光を照射する検査光照射手段と、
    前記検査光に基づく前記基板の表面の光を検出する光検出手段と、
    を有することを特徴とする基板検査装置。
  7. 基板をプレート面上の所定位置で安定的に保持させる基板保持方法であって、
    前記基板と前記プレート面との間に流体層を形成して、前記基板を一面側から浮上させる流体層形成工程と、
    前記流体層によって浮上した前記基板の少なくとも下面又は側面に当接部材を当接させて、前記プレート面とほぼ平行な平面内で位置決めする位置決め工程と、
    を有することを特徴とする基板保持方法。
  8. 前記基板がフォトマスクブランク又はフォトマスク若しくはこれらに用いられる基板であることを特徴とする請求項7に記載の基板保持方法。
  9. 請求項7又は8に記載の基板保持方法を利用した基板処理方法であって、
    前記基板保持方法を用いて位置決め・保持された前記基板の表面に処理光を照射する照射工程を設けたことを特徴とする基板処理方法。
  10. 請求項7又は8に記載の基板保持方法を利用した基板検査方法であって、
    前記基板保持方法を用いて位置決め・保持された前記基板の表面に検査光を照射する検査光照射工程を設けたことを特徴とする基板検査方法。
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