JP4985392B2 - 基板保持装置、露光装置およびデバイスの製造方法 - Google Patents

基板保持装置、露光装置およびデバイスの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4985392B2
JP4985392B2 JP2007340920A JP2007340920A JP4985392B2 JP 4985392 B2 JP4985392 B2 JP 4985392B2 JP 2007340920 A JP2007340920 A JP 2007340920A JP 2007340920 A JP2007340920 A JP 2007340920A JP 4985392 B2 JP4985392 B2 JP 4985392B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
holding device
substrate holding
reticle
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007340920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009164283A (ja
Inventor
洋一 新井
徳行 平柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2007340920A priority Critical patent/JP4985392B2/ja
Publication of JP2009164283A publication Critical patent/JP2009164283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4985392B2 publication Critical patent/JP4985392B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

本発明は、基板保持装置、露光装置およびデバイスの製造方法に関する。より詳細には、ウエハ、レチクル等の基板を保持する基板保持装置と、当該基板保持装置を備えた露光装置と、当該基板保持装置または露光装置を用いて、半導体デバイスあるいは電子デバイスを製造するデバイスの製造方法とに関する。
リソグラフィ技術においては、解像度向上に対する不断の要求がある。変形照明、位相シフトマスク、光学近接効果補正、液浸露光等の技術の開発により、45nmルールの光リソグラフィ技術が既に実用化されている。さらに、32nmルールおよびそれ以細のリソグラフィに関しては、露光波長が10〜14nmとなる極端紫外線リソグラフィ技術に期待が寄せられている。
極端紫外線の領域では、光が透過する有力な硝材が存在しない。そこで、極端紫外線により露光する露光装置では反射型の光学系が用いられる。また、レチクルまたはマスクも反射型となる。
下記の特許文献1には、反射光学系に用い得る反射器にアクチュエータを設けることが記載されている。これにより、反射器の波面収差を補償できる。
下記の特許文献2には、投影光学系で形成された縮小転写像を検出する受光センサを含む空間像検出機構を設けることが記載されている。これにより、極端紫外線を用いた露光装置における投影光学系を精度よく評価することができる。
下記の特許文献3には、光センサを有して、レチクルに換えてレチクルステージに搭載できる照明光強度分布測定装置が記載されている。これにより、照明光学系を簡便に精度よく評価できる。
特開2005−004146号公報 特開2006−049596号公報 特開2006−332363号公報
上記のように、極端紫外線の露光光を用いた露光装置の光学系は、日増しに精度を向上させている。しかしながら、極端紫外線による露光技術で期待されている高い解像度においては、露光装置に装着されるレチクル表面の微小な不整に起因する投影パターンの歪み、あるいは、露光されるウエハ表面の不整による転写パターンの歪みも無視し得ぬものとなる。また、レチクル自体あるいはウエハ自体の精度が当初は十分に高い場合でも、露光光の照射による温度変化あるいは応力変化等により変形が生じる場合もある。
上記課題を解決すべく、本発明の第1の形態として、ベース部と、ベース部よりも弾性変形の度合いが大きく、基板の一方の面を支持する弾性支持部と、基板の一方の面内の異なる領域に対して、互いに異なる引き付け力を生成し、互いに異なる引き付け力でベース部に基板の一方の面を引き付ける駆動部と、駆動部により生成される引き付け力のそれぞれを制御する制御部とを備える基板保持装置が提供される。
また、本発明の第2の形態として、第1の基板上に形成されたパターンを第2の基板に形成する露光装置において、第1の基板を保持する第1の基板保持装置と、第2の基板を保持する第2の基板保持装置とを備え、第1の基板保持装置及び第2の基板保持装置の少なくとも一方を上記の基板保持装置で構成することを特徴とする露光装置が提供される。
更に、本発明の第3の形態として、パターンが形成されたマスク基板を用意する段階と、請求項1から請求項7に記載の基板保持装置にマスク基板を載置する段階と、基板保持装置の制御部により、ベース部に対する基板の引き付け力をマスク基板の一方の面内の異なる領域ごとに制御する段階と、マスク基板に光を照射すると共に、マスク基板を介した光を感光材料が塗布された感光基板に照射する段階と、を備えたデバイスの製造方法が提供される。
上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションも発明となり得る。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。しかしながら、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、露光装置100全体の構造を模式的に示す図である。露光装置100は、光源部110、照明光学系120、レチクルステージ130、投影光学系140およびウエハステージ150と、それを収容したチャンバ160を有する。なお、以下の説明においては、図面の表示に従って上、下等と記載する場合がある。しかしながら、露光装置100の内部のレイアウトがその方向に限られるわけではない。
チャンバ160は、側面に開口を有して、当該開口は封止窓162により気密に封止される。更に、チャンバ160の底面には排気孔164が設けられ、図示していない排気装置に連結される。これにより、チャンバ160の内部を排気して、外部雰囲気の影響を受けることなく露光処理を実行できる真空雰囲気が画成される。
光源部110は、ターゲットノズル112、凹面反射鏡114、レーザ光源170および集光レンズ172を含む。ターゲットノズル112は、ターゲット材料を吐出する先端をチャンバ160の内部に有する。凹面反射鏡114は、ターゲットノズル112の先端付近を包囲する。レーザ光源170は、チャンバ160の外部に配置され、封止窓162を介して、チャンバ160内部に向かってレーザ光を照射する。
光源部110において、ターゲットノズル112は、気体または液体のターゲット材料を間欠的に吐出する。レーザ光源170から出射されたレーザ光は、集光レンズ172により収束されて、ターゲット材料に対して高い密度で照射される。これにより、プラズマ化したターゲット材料からパルス状の極端紫外線の光(以下、露光光)が放射される。放射された露光光は、凹面反射鏡114により一定方向に誘導され、照明光学系120に導かれる。
照明光学系120は、チャンバ160の内部に配置された、凹面反射鏡121、126、フライアイ反射鏡122、123、凸面反射鏡125および平面反射鏡127を含む。凹面反射鏡114から照明光学系120に入射した露光光は、照明光学系120の入射端に配置された凹面反射鏡121に反射されてコリメート化される。コリメート化された露光光は、オプティカルインテグレータ124を形成する一対のフライアイ反射鏡122、123に順次反射される。これにより、出射側フライアイ反射鏡123の近傍に、仮想的な面光源が形成される。
フライアイ反射鏡123から出射された露光光は、凸面反射鏡125および凹面反射鏡126により順次反射された後、平面反射鏡127により偏向される。偏向された露光光は、可動遮光羽根128および固定遮光羽根129の開口を通じて、レチクルステージ130に保持されたレチクル180の下面に、X方向に延びる細長い円弧状の照明領域を形成する。
レチクル180は、反射型のパターン形成基板と、ガラス基板の表面に積層され、極端紫外線の光を反射する反射面を形成する反射層と、所定の回路パターンに対応して反射面上に部分的に形成された吸収層とを有する。吸収層は、照射された露光光を吸収して出射させない。一方、反射面が露出した領域では、照射された露光光が投影光学系140に向かって出射される。
投影光学系140は、複数の凹面反射鏡141、144と、複数の凸面反射鏡142、143とを含み、全体として、レチクル180の反射光を収束させる縮小光学系を形成する。なお、凹面反射鏡141、144および凸面反射鏡142は、投影光学系140における各反射光の伝播を妨げないように、一部を切り欠いた形状を有してもよい。また、投影光学系140は、結像特性、波面収差等を補正する不図示の光学特性補正部を備える。
レチクル180で反射した露光光は、凹面反射鏡141、凸面反射鏡142、143および凹面反射鏡144により順次反射される。これにより、ウエハステージ150の上面に保持されたウエハ190表面には、レチクル180の吸収層の形状を反映したパターンの像が投影される。
レチクルステージ130は、ステージ部132と、ステージ部132の下側に支持されたチャック部134とを有する。更に、ステージ部132は、不図示の支持台に支持された基部131と、チャック部134を支持する支持部135とを有する。チャック部134は、レチクル180を吸着して保持する。
ステージ部132は、不図示の支持台に対して、図中に矢印X、YおよびZで示す各方向に移動させることができる。一方、基部131および支持部135の間には、複数のアクチュエータ137が設けられており、このアクチュエータ137の伸縮により、基部131に対して支持部135を図中で矢印Tにより示すように上下方向に伸縮する。
従って、アクチュエータ137を伸縮動作させることにより、チャック部134を支持部135と共に揺動させることができる。これにより、レチクル180の水平面に対する角度を任意に変化させることができる。なお、以降の説明では、アクチュエータ137によるレチクル180の揺動を「チルト」と記載する。
同様に、ウエハステージ150も、図中に矢印X、YおよびZで示す方向に移動させることができるステージ部152と、ステージ部152に支持され、ウエハ190を支持するチャック部154とを有する。なお、図示は省略したが、ウエハステージ150に、ウエハ190をチルトさせる機能をもたせてもよい。
上記のような構造を有する露光装置100を用いてレチクル180に形成されたパターンをウエハ190上に転写する場合、円弧状の照明領域に対して、レチクル180およびウエハ190を同時に、例えば共にY方向に同期移動させる即ち、レチクル180の表面の一部に、円弧状の照明領域を照射した状態で、レチクル180及びウエハ190を投影光学系140の縮小率に応じた比率で相対的に走査移動することによって、ウエハレチクル180に形成されたウエハパターン全体をウエハ190のショット領域に転写することができる。
また、ウエハ190は、ウエハプロセスの過程において、加工面の平坦性が低下している場合がある。このような場合には、例えば、レチクル180とウエハ190との相対的な走査移動の際、ウエハ190の平坦性を監視しつつ、レチクルステージ130においてレチクル180を適宜チルトさせることにより、転写パターンの歪みを補償できる。ただし、チルトにより補償できる歪みは、レチクル180およびウエハ190の移動方向(本実施形態の場合はY方向)に分布する歪みであり、例えばX方向に分布する歪みは補償できない。
なお、本実施形態では、固定遮光羽根129がX方向の照射範囲を、可動遮光羽根128がY方向の照射範囲を規定するものとするが、露光装置100の構造がこれに限定されないことはいうまでもない。また、本実施形態では、可動遮光羽根128および固定遮光羽根129が、レチクル180に入射する露光光を遮光しているものとする。しかしながら、露光装置100の構造はこのような構造に限定されるものではなく、レチクル180により反射された反射光を遮光する構造としてもよい。更に、レチクル180に対する入射光と出射光の両方を遮光する構造としてもよい。
図2は、基板保持装置200の構造を示す断面図である。当該基板保持装置200において、基板202は、露光工程によってパターンが形成される被加工基板、または、被加工基板に形成するためのパターンを備える反射型のパターン形成基板であってもよい。即ち、基板保持装置200は、露光装置100において、レチクルステージ130のチャック部134またはウエハステージ150のチャック部154としていずれにも使用し得る構造を有する。
また、以下の説明における基板202は、レチクル180およびウエハ190を包括的に意味する。更に、以下の説明においては、図面の表示に従って上または下と記載する場合があるが、基板保持装置200の使用がこの方向に限られるわけではない。
基板保持装置200は、ベース部210と、ベース部210の上面に配置されて基板202の一方の面を支持し、ベース部210より弾性変形の度合いが大きい弾性支持部220と、基板202の一方の面内の異なる領域に対して、互いに異なる引き付け力を生成し、互いに異なる引き付け力でベース部210に基板202の一方の面を引き付ける駆動部230と、駆動部230により生成される引き付け力のそれぞれを制御する制御部310とを備える。
ベース部210は、ステージ部152により下面を支持された平坦な板材であり、それ自体は略変形しない高い剛性を有する。一方、弾性支持部220は、下面をベース部210により支持され、ベース部210から上方に突出した形状を有する。基板202は、弾性支持部220の上面において支持される。
ここで、弾性支持部220は、ベース部210よりも弾性変形の度合いが大きい。「弾性変形の度合いが大きい」とは、上記引き付け力による応力が、基板保持装置200に保持された基板202から弾性支持部220およびベース部210に及ぼされた場合に、弾性支持部220の変形量が、ベース部210の変形量よりも大きいことを意味する。
このような構造は、例えば、弾性支持部220全体を、ベース部210よりも弾性率の小さい材料で形成することにより実現できる。また、弾性支持部220の厚さ方向の一部を、弾性率の小さい材料で形成してもよい。あるいは、弾性支持部220を形成する材料の弾性率がベース部210の材料の弾性率よりも大きい場合であっても、弾性支持部220の形状をベース部210より変形しやすい形状にすることによっても実現できる。
駆動部230は、ベース部210の表面に設けられた複数の電極232と、電極232の各々に個別に接続された駆動線234とを含む。駆動線234の他端は、制御部310に接続される。
制御部310は、駆動線234に個別に駆動電圧を印加して、電極232の電位を個別に変化させる。電位が変化した電極232は、対向する基板202の面内領域を、電位に応じた静電力により個別に引き付ける。このように、基板保持装置200において、ベース部210に設けられ、基板202の一方の面内の異なる領域に対応して配置される複数の電極232を有し、制御部310は、電極232の各々に個別の駆動電圧を印加することにより、電極232毎の静電力に応じて引き付け力を個別に制御できる。
図3は、基板保持装置200の外観を示す斜視図である。同図において、図2と共通の構成要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
弾性支持部220は、異なる方向に繰り返す構造を有する。即ち、この実施形態では、X方向に繰り返される線状の部分と、Y方向に繰り返される線状の部分とを両方含む、格子状の形状を有する。格子状の弾性支持部220において、格子の各々の内側には、それぞれ電極232が配置される。このような形状により、基板202は、全体に略均一に支持される。また、電極232は基板202の各面内領域に対して均等に分布する。なお、弾性支持部220が形成する格子の大きさは、調整する対象となるレチクル180のパターン面の形状に応じて小さくしてもよい。
図4は、露光装置100の制御系300を模式的に示すブロック図である。同図において、図1と共通の構成要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
露光装置100は、照明光学系120、レチクル180を含むレチクルステージ130、投影光学系140、ウエハ190を含むウエハステージ150に加えて制御部310を備える。制御系300は、レチクル表面測定部320およびウエハ表面測定部330を含む。
レチクル表面測定部320は、レチクル180のパターン面に対して、所定の角度で斜めから測定ビームを照射し、パターン面で反射した測定ビームを受光することによって、レチクル180の高さを測定する。
また、ウエハ表面測定部330は、投影光学系140に固定され、ウエハ190に対し斜め方向から測定ビームを照射する照射系330aと、同じく投影光学系140に固定され、ウエハ190で反射された測定ビームを受光系330bとを備える。ウエハウエハこれにより、レチクル180またはウエハ190の表面の高さ(起伏も含む)を検出することができる。
なお、レチクル表面測定部320及びウエハ表面測定部330は、円弧状の照明領域内におけるレチクル180またはウエハ190の表面の高さを測定してもよいし、走査方向に関して円弧状の照明領域の手前側におけるレチクル180またはウエハ190の表面の高さを測定してもよい。
露光装置100において、レチクル180のパターンをウエハ190に転写する場合、制御部310は、レチクル表面測定部320およびウエハ表面測定部330の測定結果を参照しながら、レチクルステージ130およびウエハステージ150のチルト動作を制御する。この制御には、投影光学系140における縮小率に応じてレチクル180およびウエハ190を同期して移動させる制御の他に、アクチュエータ137を動作させてレチクル180の傾きを変化させる制御も担う。
これにより、円弧状の照明領域内におけるレチクル180のパターン面とウエハ190の被露光面とを、投影光学系140における特定の物面に一致させることができる。
また、円弧状の照明領域内のウエハレチクル180およびウエハ190の移動方向と交差する方向(非スキャン方向)において、レチクル180またはウエハ190に歪みがあった場合、ウエハ制御部310は、更に、基板保持装置200の電極232に個別に駆動電圧を印加する制御も担う。これにより、円弧状の照明領域内の非スキャン方向におけるレチクル180又はウエハ190の歪みも補償できる。
図5は、非スキャン方向内の歪み補正する場合の、制御系300による基板202の操作を説明する図である。基板保持装置200において、電極232の各々は、デマルチプレクサ312を介して電圧源Vに結合されている。デマルチプレクサ312は、制御部310により制御され、任意の電極232を電圧源Vに導通させることができる。
露光装置100において、レチクル表面測定部320またはウエハ表面測定部330により、基板202の一部に隆起部205が生じていることが検知された場合、基板202の当該面内領域に対応した位置の電極232に高い駆動電圧を印加する。図示の例では、△印を付したAおよびDの2つの電極232に高い駆動電圧が印加される。なお、基板保持装置200は、歪の補正以前に、基板202を保持する機能も担っているので、歪みの補正に関与しない他の電極232にも一定の駆動電圧は印加される。
これにより、当該電極232による静電吸着力が高くなり、隆起部205は、ベース部210に向かって強く引き付けられる。その結果、基板202を平坦にすることができる。基板保持装置200を用いて基板202の歪みを補正するタイミングは、レチクルステージ130およびウエハステージ150が露光のために移動を開始する前であっても、移動を開始した後であってもよい。更に、移動開始前に一旦補正を実行し、更に、露光処理の進行と共に補正を加えてもよい。
なお、図示の例は、露光装置100におけるX方向の歪みを補正する場合を示すが、基板保持装置200を用いることにより、Y方向についても基板の平坦性を改善することができる。また、図示の例では基板202が平坦になるように補正したが、基板202が一定の曲率で曲がるように、あるいは、任意の曲面を形成するように補正しても、同様の効果が得られる。この場合、基板202の曲率に倣ってレチクルステージ130をチルトさせながら露光することにより、正確なパターンを転写できる。
上記の基板保持装置200では、レチクル180あるいはウエハ190を平坦に保持するための構成について説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、投影光学系140の光学特性に基づいて、レチクル180あるいはウエハ190の高さを任意に変更してもよい。
この場合、投影光学系140の光学特性をウエハステージ150に設けられた計測器155で計測する。この計測器155は、投影光学系140の光学特性として、ディストーションを計測する。この計測器155でディストーションを計測するには、ウエハステージ150及びレチクルステージ130の位置を制御して、レチクル180のパターン領域の周囲に形成された不図示のアライメントマークを露光光で照射するとともに、投影光学系140によるアライメントマークの投影像を計測器155で検出することにより、アライメントマーク像の投影位置を求める。そして、各アライメントマーク像の位置と、それぞれの設計位置との比較(差)によって、ディストーションを計測する。
このようにして計測したディストーションに基づき、レチクルRにおける補正すべき部分とその補正量を決定する。そして、その補正量に応じて、制御部310は、各電極232の各々に個別の駆動電圧を印加し、レチクル180において補正すべき一部分のみを変形させる。
なお、計測したディストーションに基づいて、レチクルRにおける補正すべき量と、投影光学系140が備える光学特性補正部が補正すべき量とに振り分けてもよい。
また、レチクル表面測定部320を使用して、レチクル180の表面が所定量だけ変位したかどうかの検証を行い、フィードバック制御を行ってもよい。また、上記実施の形態において、投影光学系140のディストーションの代わりに、投影光学系のほかの収差(たとえば、倍率収差)や、波面収差を計測して、その計測結果に基づいて、レチクル180の一部分を変形させてもよい。
このような基板保持装置200は、ある基板202上に形成されたパターンを他の基板202に形成する露光装置100において、いずれの基板202を保持する場合にも用いることができる。即ち、基板保持装置200を、レチクル180を保持するチャック部134およびウエハ190を保持するチャック部154の少なくとも一方として使用することにより、パターンが形成されたマスク基板を用意する段階と、基板保持装置200にマスク基板を載置する段階と、基板保持装置200の制御部310により、ベース部210に対する基板202の引き付け力をマスク基板の一方の面内の異なる領域ごとに制御する段階と、マスク基板に光を照射すると共に、マスク基板を介した光を感光材料が塗布された感光基板に照射する段階とを含むデバイスの製造方法が実行できる。
図6は、基板保持装置200における基板202の保持領域を示す図である。例えば、基板202がレチクル180である場合、レチクル基板202に対して、パターンが形成されたパターン領域203は狭い。ここで、レチクル180において歪みを補正するのはパターン領域203内であるが、パターン領域203の歪みを補正する場合には、パターン領域203よりも広い領域に対して吸引力を作用させることが好ましい。
即ち、パターン領域203よりも広い領域に対して吸引力を作用させることにより、パターン領域203の隅々まで漏れなく歪みを補正することができる。従って、弾性支持部220は、パターン領域203よりも広い領域で基板202を支持すると共に、駆動部230も、パターン領域203よりも広い領域に分布させることが有利になる。
同様に、基板202がウエハ190である場合も、弾性支持部220は、ウエハ190の非露光領域よりも広い領域でウエハ190を支持することが好ましい。また、駆動部230も、非露光領域よりも広い領域に分布させることが好ましい。
図7は、基板保持装置200の他の構造を示す斜視図である。同図において、他の実施形態と共通の構成要素には同じ参照番号を付して、重複する説明を省く。
基板保持装置200は、弾性支持部220の構造に特徴がある。即ち、弾性支持部220は、ベース部210の上面において、Y方向に連続する長辺を有するストライプ状の凸部をなす。弾性支持部220の間隙には、駆動部230の電極232が配置される。なお、Y方向は、露光装置100において露光処理が実行される場合に、レチクル180およびウエハ190が移動する方向に相当する。
図8は、図7に示した基板保持装置200の構造を示す断面図である。弾性支持部220の間隙の各々において、電極232はY方向に連続して形成される。従って、電極232に個別に駆動電圧を印加することにより、移動方向Yに対して直交するX方向について、基板202に対する吸引力の分布を形成できる。
一方、図1を参照して既に説明した通り、レチクルステージ130においては、アクチュエータ137を動作させることによりレチクル180全体をチルトさせて、レチクル180またはウエハ190の、Y方向の歪みを補償できる。従って、駆動部230の動作によるX方向の補正と、アクチュエータ137によるY方向の補償とを組み合わせることにより、レチクル180およびウエハ190の表面の歪みを2次元的に補償できる。
このような構造により、ベース部210に配置する電極232の数と、それに対する駆動線234の数を削減して、基板保持装置200の製造コストを低減することができる。また、制御対象の数が減るので、制御部310の規模も縮小できると共に、制御に係る処理も簡素化できる。
図9は、基板保持装置200の更に他の構造を示す断面図である。同図において、他の実施形態と共通の構成要素には同じ参照番号を付して、重複する説明を省く。
基板保持装置200は、弾性支持部220の構造に特徴がある。即ち、基板保持装置200において、弾性支持部220は、マトリックス状に配列されたピン状の複数の凸部を含む。複数の凸部は互いに独立しているので、基板202におけるある面内領域の変形の影響が、隣接する面内領域に及ぶことが防止される。また、弾性支持部220の間隙は水平方向に連通するので、例えば、基板202がレチクル180である場合に、冷却ガス等を流通させることもできる。
図10は、また他の構造を有する基板保持装置200の構造を示す断面図である。同図において、他の実施形態と共通の構成要素には同じ参照番号を付して、重複する説明を省く。
基板保持装置200は、弾性支持部220の構造に特徴がある。即ち、弾性支持部220は、基板202に接触する接触部224と、ベース部210に対して接触部224を支持する支持台226とを備える。接触部224は、ベース部210よりも弾性変形の度合いが大きい材料で形成される。
このような構造により、接触部224の材料を最適化しやすくなる。従って、例えば、基板202の下面を傷つけない柔軟な材料を選択すると共に、駆動部230による引き付け力を正確に反映して基板202を変位させる。
なお、上述した各実施形態において、複数の電極232は、ベース部210の表面に設ける構成について説明したが、複数の電極232をベース部210の内部に埋め込んでもよい。
図11は、基板保持装置200のまた他の構造を示す断面図である。同図において、他の実施形態と共通の構成要素には同じ参照番号を付して、重複する説明を省く。
基板保持装置200は、駆動部230の構造に固有の特徴がある。即ち、基板保持装置200において、弾性支持部220は、基板202の一方の面を支持した場合に、基板202の下面とベース部210の表面との間に、複数の隔離空間222を形成する隔離壁をなす。隔離空間222の各々は、個別の連通管236および制御弁238を介して負圧源に結合される。
制御部310の制御の下に制御弁238が開いた場合、当該制御弁238に対応する隔離空間222は、連通管236を介して負圧源に連通して内部を減圧される。これにより、当該隔離空間222に対応した基板202の面内領域では、隔離空間222の収縮に応じて、ベース部210側に引き付けられる。これにより、当該面内領域における基板202の歪みが補正される。
なお、基板保持装置200が基板202を保持するために、隔離空間222の外側にはある程度の圧力を有する雰囲気を要する。当該雰囲気は、基板202に対して化学的に安定な不活性ガスであることが好ましい。また、隔離空間222の内部も、例えば希ガス等の不活性ガスで満たされることが好ましい。これにより、基板202に対する化学的安定性を担保したまま、基板202の歪みを修正できる。
以上詳細に説明したように、基板保持装置200およびそれを備えた露光装置100を用いることにより、レチクル180およびウエハ190を含む基板202の微細な起伏を補正して、極端紫外線の短波長を活かした高い解像度で露光処理を実行できる。従って、半導体デバイスの製造の他、マイクロマシンの製造など、リソグラフィ技術を利用する分野で広く使用できる。
実施形態において、露光装置100は、半導体素子などのマイクロデバイスだけでなく、液晶表示素子(LCD)などを含むディスプレイの製造に用いられてデバイスパターンをガラスプレート上へ転写する露光装置、薄膜磁気ヘッド等の製造に用いられて、デバイスパターンをセラミックウエハ等へ転写する露光装置、及びCCD等の撮像素子の製造に用いられる露光装置などであってもよい。
実施形態の露光装置100は、上述したように、マスクとウエハととが相対移動した状態でマスクのパターンをウエハへ転写し、さらにウエハを順次ステップ移動させる走査型露光装置だけでなく、マスクとウエハとが静止した状態でマスクのパターンをウエハへ転写し、ウエハを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式のステッパを問わず適用することができる。
実施形態において、光源部110として、極端紫外線の露光光を射出する構成について説明したが、例えばg線(436nm)、i線(365nm)、KrFエキシマレーザ(248nm)、Fレーザ(157nm)、Krレーザ(146nm)、Arレーザ(126nm)等を出力可能な光源部であってもよい。
次に、本発明の実施形態の露光装置100によるデバイスの製造方法をリソグラフィ工程で使用したマイクロデバイスの製造方法の実施形態について説明する。
図12は、マイクロデバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造例のフローチャートを示す図である。
まず、ステップS101(設計ステップ)において、マイクロデバイスの機能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)を行い、その機能を実現するためのパターン設計を行う。引き続き、ステップS102(マスク製作ステップ)において、設計した回路パターンを形成したマスク(レチクル190など)を製作する。一方、ステップS103(基板製造ステップ)において、シリコン、ガラス、セラミックス等の材料を用いて基板(シリコン材料を用いた場合にはウエハWとなる。)を製造する。
次に、ステップS104(基板処理ステップ)において、ステップS101〜ステップS104で用意したマスクと基板を使用して、後述するように、リソグラフィ技術等によって基板上に実際の回路等を形成する。次いで、ステップS105(デバイス組立ステップ)において、ステップS104で処理された基板を用いてデバイス組立を行う。このステップS105には、ダイシング工程、ボンティング工程、及びパッケージング工程(チップ封入)等の工程が必要に応じて含まれる。最後に、ステップS106(検査ステップ)において、ステップS105で作製されたマイクロデバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経た後にマイクロデバイスが完成し、これが出荷される。
図13は、半導体デバイスの場合におけるステップS104の詳細工程の一例を示す図である。
ステップS111(酸化ステップ)おいては、基板の表面を酸化させる。ステップS112(CVDステップ)においては、基板表面に絶縁膜を形成する。ステップS113(電極形成ステップ)においては、基板上に電極を蒸着によって形成する。ステップS114(イオン打込みステップ)においては、基板にイオンを打ち込む。以上のステップS111〜ステップS114のそれぞれは、基板処理の各段階の前処理工程を構成しており、各段階において必要な処理に応じて選択されて実行される。
基板プロセスの各段階において、上述の前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程が実行される。この後処理工程では、まず、ステップS115(レジスト形成ステップ)において、基板に感光性材料を塗布する。引き続き、ステップS116(露光ステップ)において、上述したリソグラフィシステム(露光装置100)によってマスクの回路パターンを基板に転写する。
次に、ステップS117(現像ステップ)において、ステップS116にて露光された基板を現像して、基板の表面に回路パターンを含むマスク層を形成する。さらに続いて、ステップS118(エッチングステップ)において、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材をエッチングにより取り去る。そして、ステップS119(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済んで不要となった感光性材料を取り除く。すなわち、ステップS118及びステップS119において、マスク層を介して基板の表面を加工する。
これらの前処理工程と後処理工程とを繰り返し行うことによって、基板上に多重に回路パターンが形成される。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。また、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることが当業者に明らかである。更に、変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
露光装置100の構造を模式的に示す図である。 基板保持装置200の構造を示す断面図である。 基板保持装置200の形状を示す斜視図である。 制御系300を模式的に示すブロック図である。 基板保持装置200による基板202の操作を示す図である。 基板保持装置200による基板202の保持領域を示す図である。 基板保持装置200の他の構造を示す斜視図である。 図7に示す基板保持装置200の構造を示す断面図である。 基板保持装置200の更に他の構造を示す斜視図である。 基板保持装置200のまた更に他の構造を示す断面図である。 基板保持装置200のまた他の構造を示す断面図である。 図12は、基板処理S104を含む製造工程の一例を示すフローチャートである。 半導体デバイスの場合におけるステップS104の一例を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
100 露光装置
110 光源部
112 ターゲットノズル
114、121、126、141、144 凹面反射鏡
120 照明光学系
122、123 フライアイ反射鏡
124 オプティカルインテグレータ
125、142、143 凸面反射鏡
127 平面反射鏡
128 可動遮光羽根
129 固定遮光羽根
130 レチクルステージ
131 基部
132、152 ステージ部
133 ヒンジ
134 チャック部
135 支持部
137 アクチュエータ
140 投影光学系
150 ウエハステージ
154 チャック部
160 チャンバ
161 本体部
162 封止窓
163 蓋
164 排気孔
170 レーザ光源
172 集光レンズ
180 レチクル
190 ウエハ
200 基板保持装置
201 全体領域
202 基板
203 パターン領域
205 隆起部
210 ベース部
220 弾性支持部
222 隔離空間
224 接触部
226 支持台
230 駆動部
232 電極
234 駆動線
236 連通管
238 制御弁
300 制御系
310 制御部
320 レチクル表面測定部
330 ウエハ表面測定部

Claims (11)

  1. ベース部と、
    基板の一方の面を支持し、前記ベースから突出した複数の突出部を有する支持部と、
    前記基板の一方の面内の異なる領域に対して、互いに異なる引き付け力を生成し、互いに異なる前記引き付け力で前記ベース部に前記基板の一方の面を引き付ける駆動部と、
    前記駆動部により生成される前記引き付け力のそれぞれを制御する制御部と、
    を備え、
    前記駆動部は、前記ベース部に設けられ、かつ前記複数の突出部が突出した領域とは異なる領域に備えられる複数の電極を有し、
    前記制御部は、前記複数の電極の各々に個別の電圧を印加することにより生成された前記電極ごとの静電力によって、前記引き付け力のそれぞれを制御する、
    基板保持装置。
  2. 前記電極は、前記ベース部の内部に設けられることを特徴とする請求項1に記載の基板保持装置。
  3. 前記基板は、露光工程によって表面が加工される被加工基板、または、前記被加工基板に形成するためのパターンを備える反射型のパターン形成基板である請求項1または請求項2に記載の基板保持装置。
  4. 前記支持部は、前記基板に接触する接触部と、前記ベース部に前記接触部を支持する支持台とを有し、
    前記接触部は、前記ベース部よりも弾性変形の度合いが大きい材質で形成される、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の基板保持装置。
  5. 前記支持部は、前記ベース部より弾性変形の度合いが大きい材質で形成される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の基板保持装置。
  6. 前記支持部は、マトリックス状に配列されたピン状の複数の凸部を有する、
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の基板保持装置。
  7. 第1の基板上に形成されたパターンを第2の基板に形成する露光装置において、
    前記第1の基板を保持する第1の基板保持装置と、
    前記第2の基板を保持する第2の基板保持装置とを備え、
    前記第1の基板保持装置および前記第2の基板保持装置の少なくとも一方を請求項1から請求項6の何れか一項に記載の基板保持装置で構成する露光装置。
  8. 前記第1の基板保持装置に保持された前記第1の基板と、前記第2の基板保持装置に保持された前記第2の基板とを所定方向に同期移動させる駆動装置をさらに備え、
    前記制御部は、前記所定方向と異なる方向において前記引き付け力を制御する、
    請求項7に記載の露光装置。
  9. 前記支持部は、前記異なる方向に繰り返す構造で形成される、
    請求項8に記載の露光装置。
  10. 前記支持部は、前記所定方向に長辺を有するストライプ状の凸部を有する、
    請求項8に記載の露光装置。
  11. パターンが形成されたマスク基板を用意する段階と、
    請求項1から請求項6の何れか一項に記載の基板保持装置に前記マスク基板を載置する段階と、
    前記基板保持装置の前記制御部により、前記ベース部に対する前記基板の引き付け力を前記マスク基板の一方の面内における異なる領域ごとに制御する段階と、
    前記マスク基板に光を照射すると共に、前記マスク基板を介した前記光を感光材料が塗布された感光基板に照射する段階と、
    を備えたデバイスの製造方法。
JP2007340920A 2007-12-28 2007-12-28 基板保持装置、露光装置およびデバイスの製造方法 Active JP4985392B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007340920A JP4985392B2 (ja) 2007-12-28 2007-12-28 基板保持装置、露光装置およびデバイスの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007340920A JP4985392B2 (ja) 2007-12-28 2007-12-28 基板保持装置、露光装置およびデバイスの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009164283A JP2009164283A (ja) 2009-07-23
JP4985392B2 true JP4985392B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=40966573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007340920A Active JP4985392B2 (ja) 2007-12-28 2007-12-28 基板保持装置、露光装置およびデバイスの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4985392B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9188879B2 (en) 2012-02-24 2015-11-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Substrate holding apparatus, pattern transfer apparatus, and pattern transfer method

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012081234A1 (ja) 2010-12-14 2014-05-22 株式会社ニコン 露光方法及び露光装置、並びにデバイス製造方法
JP2014167963A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Toshiba Corp 静電チャック、レチクル、および静電チャック方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0624187B2 (ja) * 1986-09-24 1994-03-30 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置
JP2001060618A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Canon Inc 基板吸着保持方法、基板吸着保持装置および該基板吸着保持装置を用いた露光装置ならびにデバイスの製造方法
TW508653B (en) * 2000-03-24 2002-11-01 Asml Netherlands Bv Lithographic projection apparatus and integrated circuit manufacturing method
JP4393150B2 (ja) * 2003-10-01 2010-01-06 キヤノン株式会社 露光装置
JP4440005B2 (ja) * 2004-06-15 2010-03-24 信越ポリマー株式会社 部品保持具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9188879B2 (en) 2012-02-24 2015-11-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Substrate holding apparatus, pattern transfer apparatus, and pattern transfer method

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009164283A (ja) 2009-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5960194B2 (ja) 露光装置及びデバイス製造方法
US6699630B2 (en) Method and apparatus for exposure, and device manufacturing method
JP2004031954A (ja) 収差補正システム、収差補正方法、変形レチクルチャック及びeuv露光装置
TW201303476A (zh) 用於浸沒式微影術的晶圓桌
JP2005150527A (ja) 保持装置、それを用いた露光装置およびデバイス製造方法
JP2001244177A (ja) ステージ装置とホルダ、および走査型露光装置並びに露光装置
JP2020112695A (ja) 露光装置、露光方法および、物品製造方法
JP2010182866A (ja) 静電吸着保持装置、露光装置、露光方法及びデバイスの製造方法
JP2009194204A (ja) 露光装置、露光システムおよびデバイス製造方法
JP4985392B2 (ja) 基板保持装置、露光装置およびデバイスの製造方法
JP5641210B2 (ja) 露光装置、露光方法及びデバイス製造方法
JP2009223034A (ja) 光学素子保持装置、光学系、露光装置、光学特性調整方法及びデバイスの製造方法
JP2009302149A (ja) 露光装置およびデバイスの製造方法
JP2004221296A (ja) 基板保持装置及び露光装置、並びにデバイス製造方法
JP5057235B2 (ja) 較正方法、露光方法及びデバイス製造方法、並びに露光装置
TWI617893B (zh) 微影裝置及器件製造方法
JP5644416B2 (ja) 光学ユニット、光学系、露光装置、及びデバイスの製造方法
JP6855008B2 (ja) 露光装置、フラットパネルディスプレイの製造方法、デバイス製造方法、及び露光方法
JP5428375B2 (ja) 保持装置、光学系、露光装置及びデバイスの製造方法
JP5234308B2 (ja) 露光方法及び露光装置、並びにデバイス製造方法
JPH09306832A (ja) マスクの支持機構及びこれを用いた露光装置
JP2012033921A (ja) 露光装置及びデバイス製造方法
JPH11135407A (ja) 露光方法および装置
JP2009164284A (ja) パターン形成基板、露光方法およびデバイスの製造方法
JP2010102130A (ja) 露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4985392

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250