JP2004203284A - 収納式把持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】脱着不要で車室内スペースを逼迫しない収納式把持装置を提供することを課題とする。
【解決手段】収納式把持装置1は、車両内装部材90に凹設されたケース部2と、ケース部2に対し出入り可能に枢支され棒状物81の胴部を把持できる把持本体3と、を備える。収納式把持装置1は、ケース部2により車両内装部材90に装着されている。このため、面倒な脱着が不要である。また、使用しない場合は、把持本体3をケース部2に収納することができる。したがって、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。
【選択図】 図1
【解決手段】収納式把持装置1は、車両内装部材90に凹設されたケース部2と、ケース部2に対し出入り可能に枢支され棒状物81の胴部を把持できる把持本体3と、を備える。収納式把持装置1は、ケース部2により車両内装部材90に装着されている。このため、面倒な脱着が不要である。また、使用しない場合は、把持本体3をケース部2に収納することができる。したがって、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば傘などの棒状物を把持して収納できる収納式把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特許文献1には、脱着式の車両用傘立てが紹介されている。この車両用傘立ては、シートの背もたれ部に取り付けることができる。この車両用傘立ては、上方に開口を持つ箱状を呈している。傘は、この開口を介して、車両用傘立てに収納される。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−6109号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同文献記載の車両用傘立てによると、脱着操作が煩雑であった。ここで、脱着操作の煩雑さを回避するためには、シートの背もたれに車両用傘立てを取り付けっぱなしにすればよい。ところが、取り付けっぱなしにすると、その分車室内スペースが狭くなってしまう。
【0005】
本発明の収納式把持装置は、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、脱着不要で車室内スペースを逼迫しない収納式把持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記課題を解決するため、本発明の収納式把持装置は、車両内装部材に凹設されたケース部と、該ケース部に対し出入り可能に枢支され棒状物の胴部を把持できる把持本体と、を備えてなることを特徴とする。本発明の収納式把持装置は、ケース部と把持本体とを備えている。ケース部は、例えばシートやフロントコンソールやインストルメントパネルなどの車両内装部材に凹設されている。把持本体は、このケース部に対して出入り可能に枢支されている。
【0007】
本発明の収納式把持装置は、ケース部により車両内装部材に装着されている。このため、面倒な脱着が不要である。また、把持本体は、ケース部に対して出入り可能である。このため、使用しない場合は、把持本体をケース部に収納することができる。したがって、本発明の収納式把持装置は、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。
【0008】
(2)好ましくは、さらに、前記ケース部に対し出入り可能に枢支されたフック部を持つ構成とする方がよい。本構成によると、例えばコンビニ袋やバッグなどを引っ掛けて収納するのに便利である。また、本構成によると、フック部がケース部に対し出入り可能である。このため、使用しない場合は、フック部をケース部に収納することができる。したがって、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。
【0009】
ところで、従来、フックや傘立てなどの機能部材は、それぞれ単独で車室内に配置されていた。このため、機能部材の設置スペースが広く、機能部材が車室内スペースを逼迫していた。また、部品点数が多かった。また、見栄えも悪かった。
【0010】
これに対し、本構成によると、フック部と把持本体とが、同一のケース部に対し出入り可能に配置されている。すなわち、フック部と把持本体とが、同一の収納式把持装置の部品として配置されている。したがって、本構成によると、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。また、部品点数が少なくて済む。また、見栄えもよい。
【0011】
(3)好ましくは、前記把持本体は、基部と、該基部に固定された固定爪と、該基部に対し揺動可能に枢支されるとともに把持方向に付勢された可動爪と、該固定爪と該可動爪との間に区画され前記棒状物の前記胴部が収納される棒状物収納スペースと、を持ち、該可動爪は、該棒状物が該棒状物収納スペースに押し込まれる際に押し込み力により把持方向と反対方向に開き、該棒状物が該棒状物収納スペースに収納された後は付勢力により該棒状物の該胴部を把持する構成とする方がよい。
【0012】
本構成の把持本体は、基部と固定爪と可動爪と棒状物収納スペースとを有している。可動爪は、固定爪方向つまり把持方向に付勢されている。可動爪は、基部に対し揺動可能である。可動爪先端と固定爪先端との間には、隙間が区画されている。この隙間を介して、棒状物が外部から棒状物収納スペースに押し込まれる。押し込まれた棒状物は、可動爪の付勢力により、固定爪と可動爪との間に挟まれて把持される。本構成によると、ワンタッチで棒状物を把持本体に収納することができる。このため、搭乗者に便利である。また、可動爪の付勢力により、比較的堅固に棒状物を把持することができる。
【0013】
(4)好ましくは、前記車両内装部材はシートであり、前記ケース部は該シートの側面と背面との角部に凹設されている構成とする方がよい。本構成によると、搭乗者が棒状物を脱着させやすい。すなわち、搭乗者の使い勝手がよい。また、シートの角部には、シートの他の部分と比較して、着座者の体圧がかかりにくい。このため、角部にケース部を凹設しても、着座者が背中に不快感を感じるおそれが小さい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の収納式把持装置の実施の形態について説明する。
【0015】
(1)第一実施形態
まず、本実施形態の収納式把持装置の構成について説明する。図1に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態(フック部および把持本体がケース部から展開された状態)における配置図を示す。また、図2に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態における斜視図を示す。また、図3に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態における透過図を示す。図2、図3においては、コンビニ袋、傘は省略して示す。
【0016】
図に示すように、収納式把持装置1は、助手席90の運転席側の側面と背面と角部に配置されている。助手席90は、本発明のシートに該当する。収納式把持装置1は、ケース部2と把持本体3とフック部4とを備えている。フック部4には、コンビニ袋80などが掛けられる。把持本体3には、傘81などが把持される。傘81は、本発明の棒状物に含まれる。
【0017】
ケース部2は、助手席90の角部に凹設されている。ケース部2は、樹脂製であって段付き箱状を呈している。ケース部2は、把持本体収納室20とフック部収納室21とガイド溝22とを備えている。把持本体収納室20は、助手席90の角部に開口している。フック部収納室21は、助手席90の背面側(後部座席側)に開口している。ガイド溝22は、ケース部2の上壁および下壁に形成されている。ガイド溝22は、後述する把持本体揺動軸33を中心とした弧状を呈している。
【0018】
把持本体3は、基部30と固定爪31と可動爪32とを備えている。基部30は、樹脂製であって、把持本体揺動軸33を介してケース部2に枢支されている。すなわち、把持本体3は、ケース部2に対して揺動可能である。基部30の上壁および下壁からは、被ガイドピン35が突設されている。被ガイドピン35は、前記ガイド溝22に係合している。被ガイドピン35には、鋼製の把持本体付勢ばね350の一端351が巻回されている。把持本体付勢ばね350の他端352は、ケース2に固定されている。固定爪31は、弧状を呈している。固定爪31は、基部30と一体に形成されている。可動爪32は、弧状を呈している。可動爪32は、基部30の固定爪31根本に、可動爪揺動軸34を介して枢支されている。すなわち、可動爪32は、基部30および固定爪31に対して揺動可能である。可動爪揺動軸34には、鋼製の可動爪付勢ばね340が環装されている。可動爪付勢ばね340の一端は、可動爪32に固定されている。可動爪付勢ばね340の他端は、基部30に固定されている。可動爪付勢ばね340は、可動爪32を固定爪31方向に付勢している。可動爪32と固定爪31との間には、傘収納スペース36が区画されている。傘収納スペース36は、本発明の棒状物収納スペースに該当する。
【0019】
フック部4は、樹脂製であってL字状を呈している。フック部4は、フック部揺動軸40を介してケース部2に枢支されている。すなわち、フック部4は、ケース部2に対して揺動可能である。
【0020】
次に、本実施形態の収納式把持装置の傘収納時における動きについて説明する。図4に、本実施形態の収納式把持装置の傘収納時における透過図を示す。搭乗者が傘81を傘収納スペース36に押し込もうとすると、傘81が可動爪32先端に接触する。傘81に加わる押し込み力が、可動爪付勢ばね340が可動爪32に加える付勢力よりも大きくなると、可動爪32が、傘81の外周形状に沿って、把持方向とは反対方向に開く。可動爪32の開度は、最大、傘81の直径まで大きくなる。可動爪32先端と固定爪31先端との間の隙間を、傘81の直径が通過すると、可動爪32の開度は徐々に小さくなる。そして、固定爪31と可動爪32とに把持された状態で、傘81が傘収納スペース36に収納される。
【0021】
次に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態から不使用状態(フック部および把持本体がケース部に収納された状態)への切り替え時における動きについて説明する。まず、把持本体について説明する。前出の図3に示すように、搭乗者が把持本体3を押圧すると、把持本体3は、把持本体揺動軸33を中心に、把持本体収納室20に向かって揺動する。被ガイドピン35は、ガイド溝22内を摺動する。ここで、被ガイドピン35には把持本体付勢ばね350の一端351が巻回されている。また、把持本体付勢ばね350の他端352は、ケース2に固定されている。したがって、これら把持本体付勢ばね350の一端351(つまり被ガイドピン35)と、他端352との間隔が最小になるまでは、把持本体付勢ばね350の付勢力は反押圧方向に作用する。一方、一端351と他端352との間隔が最小となる位置を把持本体3が通過すると、把持本体付勢ばね350の付勢力は押圧方向に作用する。図5に、本実施形態の収納式把持装置の不使用状態における透過図を示す。図6に、本実施形態の収納式把持装置の不使用状態における斜視図を示す。被ガイドピン35は、把持本体付勢ばね350の付勢力により、ガイド溝22の内端に押し付けられている。基部30外面および固定爪31外面は、助手席90の角部とほぼ面一に配置される。次に、フック部について説明する。搭乗者がフック部4の先端を上方に持ち上げると、フック部4は、フック部揺動軸40を中心に上方に揺動する。そして、フック部4は、フック部収納室21に収納される。なお、不使用状態から使用状態への切り替えにおいては、収納式把持装置1は上述した動きと逆の動きを行う。
【0022】
次に、本実施形態の収納式把持装置の効果について説明する。本実施形態の収納式把持装置1は、ケース部2により助手席90に装着されている。このため、面倒な脱着が不要である。
【0023】
また、本実施形態の収納式把持装置1は、助手席90の運転席側の側面と背面との角部に配置されている。このため、運転者がコンビニ袋80や傘81を取り扱いやすい。また、助手席90の角部には、シートの他の部分と比較して、着座者の体圧がかかりにくい。このため、角部にケース部2を凹設しても、着座者が背中に不快感を感じるおそれが小さい。
【0024】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、不使用状態において、把持本体3およびフック部4がケース部2に収納されている。このため、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。
【0025】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、フックと傘立てとが別々に配置されている場合と比較して、配置スペースが小さい。また、部品点数も少なくて済む。
【0026】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、可動爪32は、傘81が傘収納スペース36に押し込まれる際に、押し込み力により把持方向と反対方向に開く。また、可動爪32は、傘81が傘収納スペース36に収納された後に、付勢力により傘81の胴部を把持する。したがって、搭乗者は、傘81を押し込むだけで、傘81を把持本体3に収納することができる。すなわち、片手でかつワンタッチで、傘81を収納することができる。また、可動爪付勢ばね340の付勢力により、比較的堅固に傘81を把持することができる。
【0027】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、不使用状態において、基部30外面および固定爪31外面およびフック部4外面が、ケース部2外面および助手席90の角部とほぼ面一に配置される。このため、見栄えがよい。
【0028】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、把持本体付勢ばね350が配置されている。把持本体付勢ばね350は、一端351と他端352との間隔が最小となるまでは、既存の状態を保とうとする。すなわち、使用状態においては、使用状態を保とうとする。一方、不使用状態においては、不使用状態を保とうとする。このため、例えば車両の振動などによる把持本体3の誤揺動を抑制することができる。
【0029】
(2)第二実施形態
本実施形態と第一実施形態との相違点は、固定爪の代わりに、基部に対し折り畳み可能に枢支された折り畳み爪が配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
【0030】
まず、本実施形態の収納式把持装置の構成について説明する。図7に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態における斜視図を示す。なお、図2と対応する部位については同じ符号で示す。図に示すように、折り畳み爪37は、折り畳み爪揺動軸370を介して基部30に枢支されている。すなわち、折り畳み爪37は、基部30に対して揺動可能である。
【0031】
次に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態から不使用状態への切り替え時における動きについて説明する。図8に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態から不使用状態への切り替え途中における斜視図を示す。切り替え時においては、図に示すように、まず、折り畳み爪37が折り畳み爪揺動軸370を中心に可動爪32方向に折り込まれる。それから、把持本体3がケース部2の把持本体収納室に収納される。図9に、本実施形態の収納式把持装置の不使用状態における透過図を示す。図に示すように、折り畳み爪37は、可動爪32と近接した状態で把持本体収納室20に収納されている。
【0032】
次に、本実施形態の収納式把持装置の効果について説明する。本実施形態の収納式把持装置1は、第一実施形態の収納式把持装置と同様の効果を有する。また、不使用状態において、折り畳み爪37は可動爪32と近接した状態で把持本体収納室20に収納される。このため、把持本体収納室20の容積が小さくて済む。したがって、ケース部2の助手席90に占める配置スペースが小さくて済む。
【0033】
(3)第三実施形態
本実施形態と第一実施形態との相違点は、収納式把持装置がフロントコンソールに配置されている点である。また、フック部が配置されていない点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
【0034】
図10に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態における配置図を示す。なお、図1と対応する部位については同じ符号で示す。図に示すように、収納式把持装置1は、フロントコンソール91の助手席側の側面に配置されている。また、収納式把持装置1は、ケース部2と把持本体3とからなる。すなわち、収納式把持装置1は、フック部を有しない。本実施形態の収納式把持装置1は、第一実施形態の収納式把持装置と同様の効果を有する。また、本実施形態の収納式把持装置1によると、傘81を把持本体3に脱着する際、運転者が把持本体3を視認しやすい。また、運転者の移動量が少なくて済む。このため、使い勝手がよい。また、フック部を有しない分配置スペースが小さくて済む。
【0035】
(4)その他
以上、本発明の収納式把持装置の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
【0036】
例えば、上記実施形態においては、棒状物として傘を配置したが、例えば缶、非常用発煙筒、工具などを配置してもよい。また、第一実施形態においては、助手席90側に可動爪32を、運転席側に固定爪31を、それぞれ配置した。並びに、第二実施形態においては、助手席90側に可動爪32を、運転席側に折り畳み爪37を、それぞれ配置した。しかしながら、これら爪の配置は逆であってもよい。また、第二実施形態における折り畳み爪37に、折り畳み爪37を所定の開度で係止できる係止機構(例えばラチェット機構)を配置してもよい。こうすると、棒状物の外径に応じて、棒状物収納スペース36の大きさを調整することができる。このため、汎用性が高くなる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によると、脱着不要で車室内スペースを逼迫しない収納式把持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の収納式把持装置の使用状態における配置図である。
【図2】第一実施形態の収納式把持装置の使用状態における斜視図である。
【図3】第一実施形態の収納式把持装置の使用状態における透過図である。
【図4】第一実施形態の収納式把持装置の傘収納時における透過図である。
【図5】第一実施形態の収納式把持装置の不使用状態における透過図である。
【図6】第一実施形態の収納式把持装置の不使用状態における斜視図である。
【図7】第二実施形態の収納式把持装置の使用状態における斜視図である。
【図8】第二実施形態の収納式把持装置の使用状態から不使用状態への切り替え途中における斜視図である。
【図9】第二実施形態の収納式把持装置の不使用状態における透過図である。
【図10】第三実施形態の収納式把持装置の使用状態における配置図である。
【符号の説明】
1:収納式把持装置、2:ケース部、20:把持本体収納室、21:フック部収納室、22:ガイド溝、3:把持本体、30:基部、31:固定爪、32:可動爪、33:把持本体揺動軸、34:可動爪揺動軸、340:可動爪付勢ばね、35:被ガイドピン、350:把持本体付勢ばね、351:一端、352:他端、36:傘収納スペース(棒状物収納スペース)、37:折り畳み爪、370:折り畳み爪揺動軸、4:フック部、40:フック部揺動軸、80:コンビニ袋、81:傘(棒状物)、90:助手席(シート)、91:フロントコンソール。
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば傘などの棒状物を把持して収納できる収納式把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、特許文献1には、脱着式の車両用傘立てが紹介されている。この車両用傘立ては、シートの背もたれ部に取り付けることができる。この車両用傘立ては、上方に開口を持つ箱状を呈している。傘は、この開口を介して、車両用傘立てに収納される。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−6109号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、同文献記載の車両用傘立てによると、脱着操作が煩雑であった。ここで、脱着操作の煩雑さを回避するためには、シートの背もたれに車両用傘立てを取り付けっぱなしにすればよい。ところが、取り付けっぱなしにすると、その分車室内スペースが狭くなってしまう。
【0005】
本発明の収納式把持装置は、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、脱着不要で車室内スペースを逼迫しない収納式把持装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)上記課題を解決するため、本発明の収納式把持装置は、車両内装部材に凹設されたケース部と、該ケース部に対し出入り可能に枢支され棒状物の胴部を把持できる把持本体と、を備えてなることを特徴とする。本発明の収納式把持装置は、ケース部と把持本体とを備えている。ケース部は、例えばシートやフロントコンソールやインストルメントパネルなどの車両内装部材に凹設されている。把持本体は、このケース部に対して出入り可能に枢支されている。
【0007】
本発明の収納式把持装置は、ケース部により車両内装部材に装着されている。このため、面倒な脱着が不要である。また、把持本体は、ケース部に対して出入り可能である。このため、使用しない場合は、把持本体をケース部に収納することができる。したがって、本発明の収納式把持装置は、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。
【0008】
(2)好ましくは、さらに、前記ケース部に対し出入り可能に枢支されたフック部を持つ構成とする方がよい。本構成によると、例えばコンビニ袋やバッグなどを引っ掛けて収納するのに便利である。また、本構成によると、フック部がケース部に対し出入り可能である。このため、使用しない場合は、フック部をケース部に収納することができる。したがって、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。
【0009】
ところで、従来、フックや傘立てなどの機能部材は、それぞれ単独で車室内に配置されていた。このため、機能部材の設置スペースが広く、機能部材が車室内スペースを逼迫していた。また、部品点数が多かった。また、見栄えも悪かった。
【0010】
これに対し、本構成によると、フック部と把持本体とが、同一のケース部に対し出入り可能に配置されている。すなわち、フック部と把持本体とが、同一の収納式把持装置の部品として配置されている。したがって、本構成によると、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。また、部品点数が少なくて済む。また、見栄えもよい。
【0011】
(3)好ましくは、前記把持本体は、基部と、該基部に固定された固定爪と、該基部に対し揺動可能に枢支されるとともに把持方向に付勢された可動爪と、該固定爪と該可動爪との間に区画され前記棒状物の前記胴部が収納される棒状物収納スペースと、を持ち、該可動爪は、該棒状物が該棒状物収納スペースに押し込まれる際に押し込み力により把持方向と反対方向に開き、該棒状物が該棒状物収納スペースに収納された後は付勢力により該棒状物の該胴部を把持する構成とする方がよい。
【0012】
本構成の把持本体は、基部と固定爪と可動爪と棒状物収納スペースとを有している。可動爪は、固定爪方向つまり把持方向に付勢されている。可動爪は、基部に対し揺動可能である。可動爪先端と固定爪先端との間には、隙間が区画されている。この隙間を介して、棒状物が外部から棒状物収納スペースに押し込まれる。押し込まれた棒状物は、可動爪の付勢力により、固定爪と可動爪との間に挟まれて把持される。本構成によると、ワンタッチで棒状物を把持本体に収納することができる。このため、搭乗者に便利である。また、可動爪の付勢力により、比較的堅固に棒状物を把持することができる。
【0013】
(4)好ましくは、前記車両内装部材はシートであり、前記ケース部は該シートの側面と背面との角部に凹設されている構成とする方がよい。本構成によると、搭乗者が棒状物を脱着させやすい。すなわち、搭乗者の使い勝手がよい。また、シートの角部には、シートの他の部分と比較して、着座者の体圧がかかりにくい。このため、角部にケース部を凹設しても、着座者が背中に不快感を感じるおそれが小さい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の収納式把持装置の実施の形態について説明する。
【0015】
(1)第一実施形態
まず、本実施形態の収納式把持装置の構成について説明する。図1に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態(フック部および把持本体がケース部から展開された状態)における配置図を示す。また、図2に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態における斜視図を示す。また、図3に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態における透過図を示す。図2、図3においては、コンビニ袋、傘は省略して示す。
【0016】
図に示すように、収納式把持装置1は、助手席90の運転席側の側面と背面と角部に配置されている。助手席90は、本発明のシートに該当する。収納式把持装置1は、ケース部2と把持本体3とフック部4とを備えている。フック部4には、コンビニ袋80などが掛けられる。把持本体3には、傘81などが把持される。傘81は、本発明の棒状物に含まれる。
【0017】
ケース部2は、助手席90の角部に凹設されている。ケース部2は、樹脂製であって段付き箱状を呈している。ケース部2は、把持本体収納室20とフック部収納室21とガイド溝22とを備えている。把持本体収納室20は、助手席90の角部に開口している。フック部収納室21は、助手席90の背面側(後部座席側)に開口している。ガイド溝22は、ケース部2の上壁および下壁に形成されている。ガイド溝22は、後述する把持本体揺動軸33を中心とした弧状を呈している。
【0018】
把持本体3は、基部30と固定爪31と可動爪32とを備えている。基部30は、樹脂製であって、把持本体揺動軸33を介してケース部2に枢支されている。すなわち、把持本体3は、ケース部2に対して揺動可能である。基部30の上壁および下壁からは、被ガイドピン35が突設されている。被ガイドピン35は、前記ガイド溝22に係合している。被ガイドピン35には、鋼製の把持本体付勢ばね350の一端351が巻回されている。把持本体付勢ばね350の他端352は、ケース2に固定されている。固定爪31は、弧状を呈している。固定爪31は、基部30と一体に形成されている。可動爪32は、弧状を呈している。可動爪32は、基部30の固定爪31根本に、可動爪揺動軸34を介して枢支されている。すなわち、可動爪32は、基部30および固定爪31に対して揺動可能である。可動爪揺動軸34には、鋼製の可動爪付勢ばね340が環装されている。可動爪付勢ばね340の一端は、可動爪32に固定されている。可動爪付勢ばね340の他端は、基部30に固定されている。可動爪付勢ばね340は、可動爪32を固定爪31方向に付勢している。可動爪32と固定爪31との間には、傘収納スペース36が区画されている。傘収納スペース36は、本発明の棒状物収納スペースに該当する。
【0019】
フック部4は、樹脂製であってL字状を呈している。フック部4は、フック部揺動軸40を介してケース部2に枢支されている。すなわち、フック部4は、ケース部2に対して揺動可能である。
【0020】
次に、本実施形態の収納式把持装置の傘収納時における動きについて説明する。図4に、本実施形態の収納式把持装置の傘収納時における透過図を示す。搭乗者が傘81を傘収納スペース36に押し込もうとすると、傘81が可動爪32先端に接触する。傘81に加わる押し込み力が、可動爪付勢ばね340が可動爪32に加える付勢力よりも大きくなると、可動爪32が、傘81の外周形状に沿って、把持方向とは反対方向に開く。可動爪32の開度は、最大、傘81の直径まで大きくなる。可動爪32先端と固定爪31先端との間の隙間を、傘81の直径が通過すると、可動爪32の開度は徐々に小さくなる。そして、固定爪31と可動爪32とに把持された状態で、傘81が傘収納スペース36に収納される。
【0021】
次に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態から不使用状態(フック部および把持本体がケース部に収納された状態)への切り替え時における動きについて説明する。まず、把持本体について説明する。前出の図3に示すように、搭乗者が把持本体3を押圧すると、把持本体3は、把持本体揺動軸33を中心に、把持本体収納室20に向かって揺動する。被ガイドピン35は、ガイド溝22内を摺動する。ここで、被ガイドピン35には把持本体付勢ばね350の一端351が巻回されている。また、把持本体付勢ばね350の他端352は、ケース2に固定されている。したがって、これら把持本体付勢ばね350の一端351(つまり被ガイドピン35)と、他端352との間隔が最小になるまでは、把持本体付勢ばね350の付勢力は反押圧方向に作用する。一方、一端351と他端352との間隔が最小となる位置を把持本体3が通過すると、把持本体付勢ばね350の付勢力は押圧方向に作用する。図5に、本実施形態の収納式把持装置の不使用状態における透過図を示す。図6に、本実施形態の収納式把持装置の不使用状態における斜視図を示す。被ガイドピン35は、把持本体付勢ばね350の付勢力により、ガイド溝22の内端に押し付けられている。基部30外面および固定爪31外面は、助手席90の角部とほぼ面一に配置される。次に、フック部について説明する。搭乗者がフック部4の先端を上方に持ち上げると、フック部4は、フック部揺動軸40を中心に上方に揺動する。そして、フック部4は、フック部収納室21に収納される。なお、不使用状態から使用状態への切り替えにおいては、収納式把持装置1は上述した動きと逆の動きを行う。
【0022】
次に、本実施形態の収納式把持装置の効果について説明する。本実施形態の収納式把持装置1は、ケース部2により助手席90に装着されている。このため、面倒な脱着が不要である。
【0023】
また、本実施形態の収納式把持装置1は、助手席90の運転席側の側面と背面との角部に配置されている。このため、運転者がコンビニ袋80や傘81を取り扱いやすい。また、助手席90の角部には、シートの他の部分と比較して、着座者の体圧がかかりにくい。このため、角部にケース部2を凹設しても、着座者が背中に不快感を感じるおそれが小さい。
【0024】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、不使用状態において、把持本体3およびフック部4がケース部2に収納されている。このため、車室内スペースを逼迫するおそれが小さい。
【0025】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、フックと傘立てとが別々に配置されている場合と比較して、配置スペースが小さい。また、部品点数も少なくて済む。
【0026】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、可動爪32は、傘81が傘収納スペース36に押し込まれる際に、押し込み力により把持方向と反対方向に開く。また、可動爪32は、傘81が傘収納スペース36に収納された後に、付勢力により傘81の胴部を把持する。したがって、搭乗者は、傘81を押し込むだけで、傘81を把持本体3に収納することができる。すなわち、片手でかつワンタッチで、傘81を収納することができる。また、可動爪付勢ばね340の付勢力により、比較的堅固に傘81を把持することができる。
【0027】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、不使用状態において、基部30外面および固定爪31外面およびフック部4外面が、ケース部2外面および助手席90の角部とほぼ面一に配置される。このため、見栄えがよい。
【0028】
また、本実施形態の収納式把持装置1によると、把持本体付勢ばね350が配置されている。把持本体付勢ばね350は、一端351と他端352との間隔が最小となるまでは、既存の状態を保とうとする。すなわち、使用状態においては、使用状態を保とうとする。一方、不使用状態においては、不使用状態を保とうとする。このため、例えば車両の振動などによる把持本体3の誤揺動を抑制することができる。
【0029】
(2)第二実施形態
本実施形態と第一実施形態との相違点は、固定爪の代わりに、基部に対し折り畳み可能に枢支された折り畳み爪が配置されている点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
【0030】
まず、本実施形態の収納式把持装置の構成について説明する。図7に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態における斜視図を示す。なお、図2と対応する部位については同じ符号で示す。図に示すように、折り畳み爪37は、折り畳み爪揺動軸370を介して基部30に枢支されている。すなわち、折り畳み爪37は、基部30に対して揺動可能である。
【0031】
次に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態から不使用状態への切り替え時における動きについて説明する。図8に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態から不使用状態への切り替え途中における斜視図を示す。切り替え時においては、図に示すように、まず、折り畳み爪37が折り畳み爪揺動軸370を中心に可動爪32方向に折り込まれる。それから、把持本体3がケース部2の把持本体収納室に収納される。図9に、本実施形態の収納式把持装置の不使用状態における透過図を示す。図に示すように、折り畳み爪37は、可動爪32と近接した状態で把持本体収納室20に収納されている。
【0032】
次に、本実施形態の収納式把持装置の効果について説明する。本実施形態の収納式把持装置1は、第一実施形態の収納式把持装置と同様の効果を有する。また、不使用状態において、折り畳み爪37は可動爪32と近接した状態で把持本体収納室20に収納される。このため、把持本体収納室20の容積が小さくて済む。したがって、ケース部2の助手席90に占める配置スペースが小さくて済む。
【0033】
(3)第三実施形態
本実施形態と第一実施形態との相違点は、収納式把持装置がフロントコンソールに配置されている点である。また、フック部が配置されていない点である。したがって、ここでは相違点についてのみ説明する。
【0034】
図10に、本実施形態の収納式把持装置の使用状態における配置図を示す。なお、図1と対応する部位については同じ符号で示す。図に示すように、収納式把持装置1は、フロントコンソール91の助手席側の側面に配置されている。また、収納式把持装置1は、ケース部2と把持本体3とからなる。すなわち、収納式把持装置1は、フック部を有しない。本実施形態の収納式把持装置1は、第一実施形態の収納式把持装置と同様の効果を有する。また、本実施形態の収納式把持装置1によると、傘81を把持本体3に脱着する際、運転者が把持本体3を視認しやすい。また、運転者の移動量が少なくて済む。このため、使い勝手がよい。また、フック部を有しない分配置スペースが小さくて済む。
【0035】
(4)その他
以上、本発明の収納式把持装置の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
【0036】
例えば、上記実施形態においては、棒状物として傘を配置したが、例えば缶、非常用発煙筒、工具などを配置してもよい。また、第一実施形態においては、助手席90側に可動爪32を、運転席側に固定爪31を、それぞれ配置した。並びに、第二実施形態においては、助手席90側に可動爪32を、運転席側に折り畳み爪37を、それぞれ配置した。しかしながら、これら爪の配置は逆であってもよい。また、第二実施形態における折り畳み爪37に、折り畳み爪37を所定の開度で係止できる係止機構(例えばラチェット機構)を配置してもよい。こうすると、棒状物の外径に応じて、棒状物収納スペース36の大きさを調整することができる。このため、汎用性が高くなる。
【0037】
【発明の効果】
本発明によると、脱着不要で車室内スペースを逼迫しない収納式把持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の収納式把持装置の使用状態における配置図である。
【図2】第一実施形態の収納式把持装置の使用状態における斜視図である。
【図3】第一実施形態の収納式把持装置の使用状態における透過図である。
【図4】第一実施形態の収納式把持装置の傘収納時における透過図である。
【図5】第一実施形態の収納式把持装置の不使用状態における透過図である。
【図6】第一実施形態の収納式把持装置の不使用状態における斜視図である。
【図7】第二実施形態の収納式把持装置の使用状態における斜視図である。
【図8】第二実施形態の収納式把持装置の使用状態から不使用状態への切り替え途中における斜視図である。
【図9】第二実施形態の収納式把持装置の不使用状態における透過図である。
【図10】第三実施形態の収納式把持装置の使用状態における配置図である。
【符号の説明】
1:収納式把持装置、2:ケース部、20:把持本体収納室、21:フック部収納室、22:ガイド溝、3:把持本体、30:基部、31:固定爪、32:可動爪、33:把持本体揺動軸、34:可動爪揺動軸、340:可動爪付勢ばね、35:被ガイドピン、350:把持本体付勢ばね、351:一端、352:他端、36:傘収納スペース(棒状物収納スペース)、37:折り畳み爪、370:折り畳み爪揺動軸、4:フック部、40:フック部揺動軸、80:コンビニ袋、81:傘(棒状物)、90:助手席(シート)、91:フロントコンソール。
Claims (4)
- 車両内装部材に凹設されたケース部と、該ケース部に対し出入り可能に枢支され棒状物の胴部を把持できる把持本体と、を備えてなる収納式把持装置。
- さらに、前記ケース部に対し出入り可能に枢支されたフック部を持つ請求項1に記載の収納式把持装置。
- 前記把持本体は、基部と、該基部に固定された固定爪と、該基部に対し揺動可能に枢支されるとともに把持方向に付勢された可動爪と、該固定爪と該可動爪との間に区画され前記棒状物の前記胴部が収納される棒状物収納スペースと、を持ち、
該可動爪は、該棒状物が該棒状物収納スペースに押し込まれる際に押し込み力により把持方向と反対方向に開き、該棒状物が該棒状物収納スペースに収納された後は付勢力により該棒状物の該胴部を把持する請求項1に記載の収納式把持装置。 - 前記車両内装部材はシートであり、前記ケース部は該シートの側面と背面との角部に凹設されている請求項1に記載の収納式把持装置。
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