JP2002087137A - 自動車用多機能アシストグリップ - Google Patents

自動車用多機能アシストグリップ

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JP2002087137A
JP2002087137A JP2000282571A JP2000282571A JP2002087137A JP 2002087137 A JP2002087137 A JP 2002087137A JP 2000282571 A JP2000282571 A JP 2000282571A JP 2000282571 A JP2000282571 A JP 2000282571A JP 2002087137 A JP2002087137 A JP 2002087137A
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JP
Japan
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grip
assist grip
assist
automobile
instrument panel
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JP2000282571A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Niimi
和広 新美
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自動車用多機能アシストグリップ
に関し、助手席乗員の乗降のサポート及び走行中の体勢
の保持を行い、且つ小物の収容を可能とした自動車用多
機能アシストグリップを実現することを目的とする。 【解決手段】 自動車の助手席乗員前のインストルメン
トパネル20内に回転軸を介してアシストグリップ本体
23を設け、該アシストグリップ本体23には握り部2
6を形成するための矩形状の握り部開口25を設けると
共に、該握り部開口25の端部に接続して円形の開口2
7を設けて成り、手動操作で格納、展開が可能で、且つ
乗降性と走行中の体勢保持性を向上するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用多機能アシ
ストグリップに関する。詳しくは、自動車のインスツル
メントパネル助手席側正面部へ展開・格納が可能で、グ
リップとして乗員の乗り降りの補助と走行中の体勢保持
を行うことができ、更にグリップとしての機能以外に、
灰皿・カップ・傘・ハンドバッグ等の仮置き保持が可能
な自動車用多機能アシストグリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用アシストグリップとして
は、実開平6−42387号、特開平11−13344
46号、特開平11−1334447号等がある。実開
平6−42387号は、図5(a)に示すように、助手
席前方のインストルメントパネル1内に進退自在にアシ
ストグリップ2を配設し、乗員が望むとき、又は悪路等
の走行時には図5(b)の機構図に示すように加速度セ
ンサ3によって検知される加速度が設定値以上のとき
に、油圧切り替えバルブ4によりアクチュエータ5を作
動させて前記アシストグリップ2を助手席前方の使用位
置に進出させ、また乗員が望まないとき、又は平坦路等
の走行時は前記アシストグリップ2をインストルメント
パネル1内に収納するようになっている。
【0003】また、特開平11−1334446号は、
図6に示すように、アシストグリップ本体6の基端部を
フロントサイドドア7の前端部に上下に回動自在に枢着
すると共に、アシストグリップ本体6を侵入させるグリ
ップ収納部8をインストルメントパネル9の側部に設
け、さらに、前記アシストグリップ本体6をほぼ水平の
上限位置に向けて付勢するばねをフロントサイドドア7
の前端部又はグリップ収納部8に設け、ばね力に抗して
ほぼ水平の下限位置へ押されたアシストグリップ本体を
横断方向の移動が不可能に拘束するロック機構をグリッ
プ収納部8に設けたもので、フロントサイドドア7の開
放時に自動的にその前端部及びインストルメントパネル
側部間にアシストグリップが用意されるようになってい
る。
【0004】また、特開平11−1334447号は、
図7に示すように、インストルメントパネル10の側部
に、開放したフロントサイドドア11に向けて車幅方向
へ突出する使用位置に出没自在にアシストグリップ本体
12を設けたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動車用ア
シストグリップのうち、図5で説明した実開平6−42
387号のものは、アクチュエータ駆動の格納式であ
り、その機構がコスト的に高価である。また高コスト機
構の割には乗員体勢保持の一機能だけしかない。また図
6で説明した特開平11−1334446号、及び図7
で説明した特開平11−1334447号のものは、共
に乗降時のみに展開するグリップであり、走行中の乗員
体勢保持や、その他のユーティリティ機能が無い等の問
題がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、助手
席乗員の乗降のサポート及び走行中の体勢の保持を行
い、且つ小物の収納を可能とした自動車用多機能アシス
トグリップを実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、自
動車の助手席乗員前のインストルメントパネル20内に
回転軸を介してアシストグリップ本体23を設け、該ア
シストグリップ本体23には握り部26を形成するため
の矩形状の握り開口部25を設けると共に、該握り部開
口25の端部に接続して円形の開口27を設けて成り、
手動操作で格納、展開が可能で、且つ乗降性と走行中の
体勢保持性を向上したことを特徴とする。また、請求項
2は、前記アシストグリップ本体23の円形の開口27
の底部にドリンク缶などを保持させるアタチメント33
を付加してカップホルダーとして使用できることを特徴
とする。また、請求項3は、前記アシストグリップ本体
23の上面部に一段落ち部35を切込み形成し、該一段
落ち部35にハンドバッグ36等のベルト部を引っ掛け
該ハンドバッグ等の小物の保持を可能としたことを特徴
とする。
【0008】この構成を採ることにより、アシストグリ
ップをインストルメントパネルより引き出して助手席乗
員の乗降のサポート及び走行中の体勢の保持を行うこと
ができ、且つ小物の収納を行うことも可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の自動車用多機能ア
シストグリップの実施の形態を示す図で、(a)は自動
車のインストルメントパネルと共に示す斜視図、(b)
及び(c)は(a)図のb−b線における断面図であ
る。(a)図において、20は自動車のインストルメン
トパネル、21が本実施の形態の多機能アシストグリッ
プであり、該多機能アシストグリップ21は、(b)図
の如く回転軸22によりグリップ本体23がインストル
メントパネル20に格納・展開可能に取付けられ、
(c)図の如くインストルメントパネル20から引き出
した状態で乗員がつかむことが出来るようになってい
る。
【0010】また、本実施の形態の多機能アシストグリ
ップ21は、図2に示すように、グリップ本体23と、
インストルメントパネル20に固定されて該グリップ本
体23を回動自在に支持する金属製フレーム24とより
なる。前記グリップ本体23は略矩形状で、その長手方
向に長い矩形状の握り部開口25が穿設されて握り部2
6が形成されている。また開口25の両端(一方端でも
良い)には灰皿、缶等を保持するための円形の開口27
が形成されている。さらに長手方向の両端には回転軸2
2を挿入する孔28が穿設されている。
【0011】また、フレーム24は略矩形の枠状をな
し、その長手方向左右の辺の下方に円筒状の軸受部29
が形成されている。そして該軸受部29の孔とグリップ
本体23の孔28とを一致させた状態で回転軸22を該
軸受部29を通してグリップ本体23の孔28に挿入し
た後、キャップ30を軸受部29に被せて回転軸22の
脱出を止めている。
【0012】このように構成された本実施の形態は、図
1(a)(b)の如く、グリップ本体23をインストル
メントパネル20より回動して引出し乗員が握り部26
を握ることによりアシストグリップとして使用し、乗降
時及び走行中の体勢の保持を行うことができる。
【0013】また、本実施の形態は、図3(a)に示す
ように、上部にフランジ31aを有する丸型灰皿31を
グリップ本体23の円形の開口27に保持させることが
できる。さらに、図3(b)に示すように、グリップ本
体23の円形の開口27を傘立てとして傘32を保持さ
せることもできる。
【0014】図4は本発明の他の実施の形態を示す図で
ある。同図(a)はグリップ本体(23の円形の開口2
7の下部にアタチメント33を設け、カップホルダとし
てカップ34または円筒形のドリンク缶を保持させるこ
とができるようにしたものである。
【0015】また同図(b)は、グリップ本体23の上
面部の左右に一段落ち部35を切込み形成して、該一段
落ち部35にハンドバッグ36等の手提げベルト又は肩
掛けベルト36aを引っ掛けてハンドバッグ、袋物等の
小物を保持させることができるようにしたものである。
【0016】このように、本実施の形態の多機能アシス
トグリップ21は、簡単な構成で本来のアシストグリッ
プとしての役目を行うと共に、灰皿、カップホルダ、小
物の保持、傘たて等の役目を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の自動車用多機能アシストグリッ
プに依れば、グリップをインストルメントパネルより引
き出して、助手席乗員の乗降のサポート及び走行中の体
勢の保持を行うことができ、さらに、灰皿、カップホル
ダ、小物の収納、及び傘たて等の諸機能を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用多機能アシストグリップの実
施の形態を示す図で、(a)は自動車のインストルメン
トパネルと共に示す斜視図、(b)及び(c)は(a)
図のbーb線における断面図である。
【図2】本発明の自動車用多機能アシストグリップの実
施の形態を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の自動車用多機能アシストグリップの実
施の形態の多機能を説明するための図で、(a)は灰皿
を保持した状態、(b)は傘立てとして傘を保持した状
態を示す図である。
【図4】本発明の自動車用多機能アシストグリップの他
の実施の形態の多機能を説明するための図で、(a)は
カップホルダとしてカップを保持した状態、(b)は小
物置きとしてハンドバッグを保持した状態を示す図であ
る。
【図5】従来の自動車用アシストグリップの1例として
実開平6−42387号に記載されたアシストグリップ
を示す図である。
【図6】従来の自動車用アシストグリップの他の例とし
て特開平11−1334446号に記載されたアシスト
グリップを示す図である。
【図7】従来の自動車用アシストグリップのさらに他の
例として特開平11−1334447号に記載されたア
シストグリップを示す図である。
【符号の説明】
20…インストルメントパネル 21…多機能アシストグリップ 22…回転軸 23…グリップ本体 24…フレーム 25…握り部開口 26…握り部 27…円形の開口 28…孔 29…軸受部 30…キャップ 31…灰皿 32…傘 33…アタチメント 34…カップ 35…一段落ち部 36…ハンドバッグ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の助手席乗員前のインストルメン
    トパネル(20)内に回転軸を介してアシストグリップ
    本体(23)を設け、該アシストグリップ本体(23)
    には握り部(26)を形成するための矩形状の握り部開
    口(25)を設けると共に、該握り部開口(25)の端
    部に接続して円形の開口(27)を設けて成り、手動操
    作で格納、展開が可能で、且つ乗降性と走行中の体勢保
    持性を向上したことを特徴とする自動車用多機能アシス
    トグリップ。
  2. 【請求項2】 前記アシストグリップ本体(23)の円
    形の開口(27)の底部にドリンク缶などを保持させる
    アタチメント(33)を付加してカップホルダーとして
    使用できることを特徴とする請求項1記載の自動車用多
    機能アシストグリップ。
  3. 【請求項3】 前記アシストグリップ本体(23)の上
    面部に一段落ち部(35)を切込み形成し、該一段落ち
    部(35)にハンドバック(36)等のベルト部を引っ
    掛け該ハンドバッグ等の小物の保持を可能としたことを
    特徴とする請求項1記載の自動車用多機能アシストグリ
    ップ。
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