JPH0672735U - アシストグリップ - Google Patents

アシストグリップ

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JPH0672735U
JPH0672735U JP2016593U JP2016593U JPH0672735U JP H0672735 U JPH0672735 U JP H0672735U JP 2016593 U JP2016593 U JP 2016593U JP 2016593 U JP2016593 U JP 2016593U JP H0672735 U JPH0672735 U JP H0672735U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
beverage container
assist grip
support
grip
instrument panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP2016593U
Other languages
English (en)
Inventor
耕嗣 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常走行時においても使用用途があり、か
つ、コンソール等にカップホルダーを設ける必要性を回
避し得るアシストグリップを提供する。 【構成】 インストルメントパネルPとの間に所定の間
隔を有しほぼ水平の棒状の把持部12と、把持部12の
両端部においてインストルメントパネルPに固定される
基部14とを有するアシストグリップ本体10を有し、
把持部12のうちのインストルメントパネルPと対向す
る部分に、インストルメントパネルPとの間において飲
料容器を好適に収容して容器の側面を支持する飲料容器
側面支持部20が形成され、かつ、アシストグリップ本
体10に対して、アシストグリップ本体10の内部に設
けられた収容部22に収容される収容位置と、収容部2
2から取り出され飲料容器の下面を支持する支持位置と
の間を移動可能な支持部材30が取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両内の座席の前側に位置する前側部材に固定されその座席に座 る乗員が手で把持するためのアシストグリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、オフロードカーの助手席前側のインストルメントパネル(前側部材 )には、悪路走行時において助手席の乗員が自分の姿勢を支えるために用いるア シストグリップが設けられていることが多い。 そして、アシストグリップは、一般的に、インストルメントパネルとの間に所 定の間隔を有する水平棒状の把持部と、その把持部の両端においてインストルメ ントパネルに固定される基部とを有している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなアシストグリップでは、悪路走行時以外の通常走 行時においては、他に使用される用途がなく、かえって車室内の邪魔となる。 一方、車内でジュース等を飲む場合のために、従来から、飲料容器(カップ, 缶等)を支えておくためのいわゆるカップホルダーが、運転席と助手席との間の コンソール等に設けられている場合がある。しかし、このようなカップホルダー では、使用していないときにはスペースの無駄となるという欠点がある。
【0004】 そこで、本考案は、通常走行時においても使用用途があって車室内の邪魔とな らず、かつ、コンソール等にカップホルダーを設ける必要性を回避し得るアシス トグリップを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本考案は、車室内の座席の前側に位置する前側部 材に固定されその座席に座る乗員が手で把持するためのアシストグリップであっ て、前記前側部材との間に所定の間隔を有しほぼ水平の棒状の把持部と、その把 持部の両端部において前記前側部材に固定される基部とを有するアシストグリッ プ本体を有し、前記把持部のうちの前記前側部材と対向する部分に、同前側部材 との間において飲料容器を好適に収容して同容器の側面を支持する飲料容器側面 支持部が形成され、かつ、前記アシストグリップ本体に対して、同アシストグリ ップ本体の内部に設けられた収容部に収容される収容位置と、同収容部から取り 出され前記飲料容器の下面を支持する支持位置との間を移動可能な支持部材が取 り付けられていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案に係るアシストグリップでは、悪路走行時においては、支持部材を収容 位置に位置させ、乗員が把持部を手で把持して、自分の姿勢を支えるために用い る。 一方、悪路走行時以外のときにおいては、支持部材を支持位置に位置させて、 飲料容器側面支持部と前側部材との間に飲料容器を入れ、飲料容器側面支持部及 び支持部材の飲料容器底面支持部に飲料容器の側面及び下面を各々支持させるよ うにして、飲料容器を収容することができる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜図4に示すように、このアシストグリップは、車両の助手席の前側のイ ンストルメントパネルPに取り付けられるものであり、アシストグリップ本体1 0と、支持部材30とを有している。
【0008】 図1及び図2に示すように、アシストグリップ本体10は、水平の棒状の把持 部12と、その左右両端部において直角に形成された基部14とを有し、全体と して偏平なU字状をしている。 両基部14にはボルト15が各々突設されており、各ボルト15によって両基 部14がインストルメントパネルPに固定されている。
【0009】 把持部12うちのインストルメントパネルP側の部分には、飲料容器側面支持 部20が2つ形成されている。飲料容器側面支持部20は、一般のジュース缶C の側面(曲面)に対応して、曲率半径R=35mmの凹状に形成されている(図2 参照)。また、飲料容器側面支持部20とインストルメントパネルPとの間の間 隔Dは、同じく一般のジュース缶Cの直径に対応して、D=70mmとされている (図2参照)。 また、図2及び図3に示すように、アシストグリップ本体10には、両基部1 4及び把持部12にわたって、下方に開口する溝状の支持部材収容部22が形成 されている。また、支持部材収容部22に対して、ほぼ逆L字状断面を有する金 属製の補強部材24が設けられている。
【0010】 図1及び図3に示すように、支持部材30は、アシストグリップ本体10の形 状に対応して偏平なU字状をしている。すなわち、支持部材30は幅細の帯材か ら形成され、真っ直ぐな飲料容器底面支持部32を有し、その両端部は直角に折 り曲げられて取付部34が形成されている。また、飲料容器底面支持部32の中 央部分には、スプリング係合孔36が形成されている。 取付部34は、アシストグリップ本体10の基部14において、両端部が基部 14に埋設支持されたピン35で回動可能に取り付けられている。支持部材30 は下方に垂れて飲料容器底面支持部32が飲料容器の底面を支持する支持位置( 図3中実線で示す)と、水平状に持ち上げられてアシストグリップ本体10の支 持部材収容部22に収容される収容位置(図3中2点鎖線で示す)との間を移動 可能とされている。
【0011】 図3に示すように、支持部材30に対して、アシストグリップ本体10の把持 部12の中央部には、スプリング40及びノブ50が設けられている。 スプリング40は板バネ状のものであり、その基部42がアシストグリップの 底面にネジ43で固定され、その他の大半部分は支持部材収容部22内に配設さ れている。 スプリング40には、斜面部44を有し前面側(図中左側)に突出する係合部 46が形成されている。係合部46の上方には、ノブ50に押圧される被押圧部 48が形成されている。
【0012】 ノブ50は、アシストグリップ本体10に設けられたノブ取付孔16に取り付 けられている。ノブ50の前面は指先によって押圧される押圧部52とされ、ノ ブ50の背面はスプリング40の被押圧部48を押圧するスプリング押圧部54 とされている。また、ノブ取付孔16からの抜け止めをするためのストッパ部5 6も設けられている。
【0013】 そして、支持部材30を持ち上げて支持部材収容部22内へ入れ込むことによ って、支持部材30の飲料容器底面支持部32がスプリング40の斜面部44に 沿いつつ斜面部44を押圧し、斜面部44(スプリング40全体)がノブ50と は反対側方向へたわみ、スプリング係合孔36が係合部46に係合し、支持部材 30が収容位置で保持されるようにされている。 一方、ノブ50の押圧部52を押圧した場合は、ノブ50のスプリング押圧部 54がスプリング40の被押圧部48を押圧し、係合部46とスプリング係合孔 36との係合が外れ、支持部材30の自重によって、支持部材30が支持位置に 突出するようにされている。
【0014】 次に、このアシストグリップの使用方法について説明する。 車両の悪路走行時においては、支持部材30を収容位置に位置させ、従来のア シストグリップと同様に、乗員が把持部12を手で把持して、自分の姿勢を支え るために用いる。 一方、通常走行時や停止時においては、必要に応じて、支持部材30を支持位 置に突出させる。そして、ジュース缶C等を把持部12の飲料容器側面支持部2 0とインストルメントパネルPとの間に入れ、ジュース缶Cの底面を支持部材3 0の飲料容器底面支持部32に載置するようにして支持させて、ジュース缶Cを 収容する(図3参照)。 このように、このアシストグリップでは、悪路走行時以外のときにも使用用途 があって車室内の邪魔とはならず、また、コンソール等にカップホルダーを設け る必要性を回避することができる。
【0015】 また、把持部12に設けられた凹状の飲料容器側面支持部20によって、把持 部12を把持したときの滑り止めの効果もある。 また、このアシストグリップでは、ノブ50及びスプリング40によって、支 持部材30を収容位置から支持位置へ、また支持位置から収容位置へとワンタッ チで切り換えることができ、非常に便利である。
【0016】 なお、本考案は、上記実施例に限らず、後部座席に対しても適用することがで きる。その際は、前部座席(その背面)が前側部材になる。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係るアシストグリップでは、悪路走行時以外のときにも飲料容器を収 容するという使用用途があり車室内の邪魔とはならず、また、コンソール等にカ ップホルダーを設ける必要性を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の斜視図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】その全体を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 アシストグリップ本体 12 把持部 14 基部 20 飲料容器側面支持部 22 支持部材収容部 30 支持部材 32 飲料容器底面支持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の座席の前側に位置する前側部材
    に固定されその座席に座る乗員が手で把持するためのア
    シストグリップであって、 前記前側部材との間に所定の間隔を有しほぼ水平の棒状
    の把持部と、その把持部の両端部において前記前側部材
    に固定される基部とを有するアシストグリップ本体を有
    し、 前記把持部のうちの前記前側部材と対向する部分に、同
    前側部材との間において飲料容器を好適に収容して同容
    器の側面を支持する飲料容器側面支持部が形成され、 かつ、前記アシストグリップ本体に対して、同アシスト
    グリップ本体の内部に設けられた収容部に収容される収
    容位置と、同収容部から取り出され前記飲料容器の下面
    を支持する支持位置との間を移動可能な支持部材が取り
    付けられていることを特徴とするアシストグリップ。
JP2016593U 1993-03-26 1993-03-26 アシストグリップ Pending JPH0672735U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016593U JPH0672735U (ja) 1993-03-26 1993-03-26 アシストグリップ

Applications Claiming Priority (1)

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JP2016593U JPH0672735U (ja) 1993-03-26 1993-03-26 アシストグリップ

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Publication Number Publication Date
JPH0672735U true JPH0672735U (ja) 1994-10-11

Family

ID=12019552

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JP2016593U Pending JPH0672735U (ja) 1993-03-26 1993-03-26 アシストグリップ

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JP (1) JPH0672735U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002087137A (ja) * 2000-09-18 2002-03-26 Kojima Press Co Ltd 自動車用多機能アシストグリップ
KR100568721B1 (ko) * 2004-09-15 2006-04-07 현대모비스 주식회사 자동차의 조수측 그립 핸들

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002087137A (ja) * 2000-09-18 2002-03-26 Kojima Press Co Ltd 自動車用多機能アシストグリップ
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