JP3018694U - 車両用傘収納具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板に設けられた差込部を車両後部座席の下
に差し込み、弾性を持った挿入部に傘を収納、出し入れ
も簡単にできることを目的とする。 【構成】 所要長の基板（３）の両端に、一方は差込部
（１）、他方は弾性を持った挿入部（２）を設けた側板
（４）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、基板の両端に差込部と挿入部を設けた側板を設け、差込部を車両 の後部座席の下に差し込んで、弾性を持った挿入部に傘を収納、出し入れも簡単 にできるようにした、車両用傘収納具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、収納袋に吸盤を設けて、ウインドガラスに吸着して使用したり、紐を 取り付けて運転席や助手席の背当てに掛けて使うものを使用していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。

【０００４】 吸盤を利用したものを運転席の横のウインドガラスに吸着した場合、収納袋が 、かさ張ったり、横の視野が狭くなったりして安全運転上に問題があった。

【０００５】 紐を取り付けて背当てに掛けて使用するものは、外観上も好ましくなかった。

【０００６】 前記の吸盤と紐を利用したものは両者共、傘の出し入れが円滑でなかった。

【０００７】 本考案は、従来の技術の有するこのような欠点を除くためになされたものであ り、その目的とするところは、基板の両端に差込部と挿入部を設けた側板を設け 、差込部を車両の後部座席の下に差し込んで、弾性を持った挿入部に傘を収納、 出し入れも簡単にできるようにした、車両用傘収納具を提供しようとするもので ある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

所要長の基板（３）の両端に、一方は差込部（１）、他方は弾性を持った挿入 部（２）を設けた側板（４）を設ける。 本考案は以上の構成よりなる、車両用傘収納具である。

【０００９】

【作用】

本考案の差込部（１）を、車両の後部座席（５）の下に差し込み、弾性を持っ た挿入部（２）に傘（６）を収納する。

【００１０】

【実施例】

以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図１は本考案の実施例斜視図であり、所要長の基板（３）の両端に、一方は差 込部（１）、他方は弾性を持った挿入部（２）を設けた側板（４）を設ける。

【００１１】 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは、差込部（１）を車両の 後部座席（５）の下に差し込み、弾性を持った挿入部（２）に傘（６）を収納す る。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果をあげること ができる。

【００１３】 現在使用されている、殆どの乗用車の後部座席に、使用可能である。

【００１４】 扱いが簡単で、大雨に濡れた傘でも座席を汚すことなく安心して使用できる。

【００１５】 本考案を常時差し込んでおいて傘を収納しておいても、外環上問題もなく邪魔 にならずに携帯もできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の実施例斜視図である。

【符号の説明】

１ 差込部 ２ 挿入部 ３ 基板 ４ 側板 ５ 後部座席 ６ 傘

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 所要長の基板（３）の両端に、一方は差
   込部（１）、他方は弾性を持った挿入部（２）を設け
   た、側板（４）を設けることを特徴とする、車両用傘収
   納具。