JPH046984Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH046984Y2 JPH046984Y2 JP1985179469U JP17946985U JPH046984Y2 JP H046984 Y2 JPH046984 Y2 JP H046984Y2 JP 1985179469 U JP1985179469 U JP 1985179469U JP 17946985 U JP17946985 U JP 17946985U JP H046984 Y2 JPH046984 Y2 JP H046984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article storage
- vehicle body
- storage case
- tilted
- body member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N3/00—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
- B60N3/001—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of tables or trays
- B60N3/002—Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of tables or trays of trays
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車用テーブル、特に車室内に面し
たインストルメントパネルや車体側部内面を構成
するインナーパネル等の車体部材若しくはシート
バツクに設けられる自動車用テーブルに関する。
たインストルメントパネルや車体側部内面を構成
するインナーパネル等の車体部材若しくはシート
バツクに設けられる自動車用テーブルに関する。
(従来技術)
自動車の車室内には、助手席前方のインストル
メントパネルや座席側部のインナーパネル或は前
部座席のシートバツク背面にグローブボツクスや
網袋等の物品収納部が設けられるが、例えば実開
昭53−127445号公報によれば、前部座席のシート
バツク背面に設けられる物品収納部兼用の車両用
テーブルが開示されている。この車両用テーブル
1は、第10図に示すように、上端に開口部1a
が設けられた中空体で形成されていると共に、シ
ートバツクの背面2に上部が支持アーム3で支持
され、また下部に連結アーム4が取付けられて、
図示のように略垂直状態に保持された状態で物品
収納部として使用され、また上記支持アーム3の
支持点を中心に下部をA方向に揺動させて上記連
結アーム4により水平姿勢を保持させることによ
りテーブルとしても使用できるように構成された
ものである。しかし、この車両用テーブルにおい
ては、テーブルとしての使用時に上記開口部1a
がシートバツクの背面2側に向くため物品の収納
動作及び取出動作を行うことができなくなるとい
う不便さがあり、また水平位置に保持するために
支持アーム3に加えて連結アーム4が必要である
ため、その分だけ構造が複雑化する。
メントパネルや座席側部のインナーパネル或は前
部座席のシートバツク背面にグローブボツクスや
網袋等の物品収納部が設けられるが、例えば実開
昭53−127445号公報によれば、前部座席のシート
バツク背面に設けられる物品収納部兼用の車両用
テーブルが開示されている。この車両用テーブル
1は、第10図に示すように、上端に開口部1a
が設けられた中空体で形成されていると共に、シ
ートバツクの背面2に上部が支持アーム3で支持
され、また下部に連結アーム4が取付けられて、
図示のように略垂直状態に保持された状態で物品
収納部として使用され、また上記支持アーム3の
支持点を中心に下部をA方向に揺動させて上記連
結アーム4により水平姿勢を保持させることによ
りテーブルとしても使用できるように構成された
ものである。しかし、この車両用テーブルにおい
ては、テーブルとしての使用時に上記開口部1a
がシートバツクの背面2側に向くため物品の収納
動作及び取出動作を行うことができなくなるとい
う不便さがあり、また水平位置に保持するために
支持アーム3に加えて連結アーム4が必要である
ため、その分だけ構造が複雑化する。
(考案の目的)
本考案は、インストルメントパネルや車体側部
内面のインナーパネル或いは座席のシートバツク
の背面などの車室内に面し且つ縦面部を有する車
室部材に乗員に対向するように設けられる自動車
用テーブルに関するもので、特に物品収納部とし
ても兼用できる自動車用テーブルにおいて、テー
ブルとしての使用時にも物品の収納動作及び取出
動作ができ、しかもテーブルとして使用するため
の構造が簡素で且つ且つ使用状態での支持が強固
な自動車用テーブルを実現することを目的とす
る。
内面のインナーパネル或いは座席のシートバツク
の背面などの車室内に面し且つ縦面部を有する車
室部材に乗員に対向するように設けられる自動車
用テーブルに関するもので、特に物品収納部とし
ても兼用できる自動車用テーブルにおいて、テー
ブルとしての使用時にも物品の収納動作及び取出
動作ができ、しかもテーブルとして使用するため
の構造が簡素で且つ且つ使用状態での支持が強固
な自動車用テーブルを実現することを目的とす
る。
(考案の構成)
本考案に係る自動車用テーブルは、上記目的達
成のため次のように構成したことを特徴とする。
成のため次のように構成したことを特徴とする。
即ち、車室内に面し且つ縦面部を有する車体部
材の上記縦面部に設けられる自動車用テーブルに
おいて、上部が開口され且つ下部が上記車体部材
に支承されて、該車体部材側に立て掛けた位置と
該位置から手前側に傾倒させた位置とに傾動可能
とされた物品収納ケースと、該ケースと上記車体
部材との間に格納され且つ下端部に軸部を有する
テーブル部材とで構成すると共に、上記車体部材
に、物品収納ケースが傾倒位置にある状態で、上
記テーブル部材の軸部を該車体部材の縦面部に沿
つて略上方に案内することによりテーブル部材を
手前側へ引き出し可能とする溝部を設け、且つ該
テーブル部材の引き出し方向のほぼ中間部に、傾
倒位置にある物品収納ケースの上端部に係合して
該テーブル部材をほぼ水平姿勢に保持する突出部
を設けたことを特徴とする。ここで、上記車室内
に面し且つ縦面部を有する車体部材としては、乗
員に対向するインストルメントパネルや車体側部
内面のインナーパネル或いは座席のシートバツク
の背面等がある。
材の上記縦面部に設けられる自動車用テーブルに
おいて、上部が開口され且つ下部が上記車体部材
に支承されて、該車体部材側に立て掛けた位置と
該位置から手前側に傾倒させた位置とに傾動可能
とされた物品収納ケースと、該ケースと上記車体
部材との間に格納され且つ下端部に軸部を有する
テーブル部材とで構成すると共に、上記車体部材
に、物品収納ケースが傾倒位置にある状態で、上
記テーブル部材の軸部を該車体部材の縦面部に沿
つて略上方に案内することによりテーブル部材を
手前側へ引き出し可能とする溝部を設け、且つ該
テーブル部材の引き出し方向のほぼ中間部に、傾
倒位置にある物品収納ケースの上端部に係合して
該テーブル部材をほぼ水平姿勢に保持する突出部
を設けたことを特徴とする。ここで、上記車室内
に面し且つ縦面部を有する車体部材としては、乗
員に対向するインストルメントパネルや車体側部
内面のインナーパネル或いは座席のシートバツク
の背面等がある。
(考案の効果)
上記のような構成によれば、車室内に面した車
体部材若しくは座席のシートバツクの背面に設け
られる自動車用テーブル、特に物品収納部として
も兼用できる自動車用テーブルにおいて、テーブ
ルとしての使用時にテーブル部材を物品収納ケー
スを利用して支持するように構成したので、別途
テーブル部材を水平姿勢に支持するための部材を
設けることが不要となると共に、その水平姿勢で
該テーブル部材が強固に支持されることになる。
その分だけ構造が簡素化されることになる。更
に、テーブルとしての使用時に、物品収納ケース
の上部に設けられた開口部がテーブル部材の下方
で乗員の手前側に傾倒されることになるので、該
テーブル部材上での作業の邪魔になることなく物
品の収納動作及び取出動作が可能とされ、これに
よりテーブルとして使用しながら物品収納用とし
ても使用できることになる。
体部材若しくは座席のシートバツクの背面に設け
られる自動車用テーブル、特に物品収納部として
も兼用できる自動車用テーブルにおいて、テーブ
ルとしての使用時にテーブル部材を物品収納ケー
スを利用して支持するように構成したので、別途
テーブル部材を水平姿勢に支持するための部材を
設けることが不要となると共に、その水平姿勢で
該テーブル部材が強固に支持されることになる。
その分だけ構造が簡素化されることになる。更
に、テーブルとしての使用時に、物品収納ケース
の上部に設けられた開口部がテーブル部材の下方
で乗員の手前側に傾倒されることになるので、該
テーブル部材上での作業の邪魔になることなく物
品の収納動作及び取出動作が可能とされ、これに
よりテーブルとして使用しながら物品収納用とし
ても使用できることになる。
(実施例)
以下、本考案の実施例について説明する。
第1〜3図に示すように、自動車の車室前部に
配設されて助手席乗員に対向するインストルメン
トパネル10の後面10aには物品収納部11が
設けられている。この物品収納部11は、上記イ
ンストルメントパネル10の後面10aから前方
へ膨出する凹部12と、物品収納ケース13と、
テーブル部材14とから構成されている。
配設されて助手席乗員に対向するインストルメン
トパネル10の後面10aには物品収納部11が
設けられている。この物品収納部11は、上記イ
ンストルメントパネル10の後面10aから前方
へ膨出する凹部12と、物品収納ケース13と、
テーブル部材14とから構成されている。
上記物品収納ケース13は、断面略U字状とさ
れて、上部に斜め後方(乗員側)に開口する開口
部13aが設けられていると共に、その下方には
取手部13bが形成されている。そして、両側面
下部には側方に突出する軸部13c,13cが設
けられていると共に、これに対応させて上記凹部
12の両内側面下部に穴部12a,12aが設け
られ、該穴部12a,12aに上記軸部13c,
13cが夫々嵌合され、これにより該ケース13
が上記軸部13c,13cを中心として第2図に
示した位置から手前側(a方向)に傾動できるよ
うになつている。
れて、上部に斜め後方(乗員側)に開口する開口
部13aが設けられていると共に、その下方には
取手部13bが形成されている。そして、両側面
下部には側方に突出する軸部13c,13cが設
けられていると共に、これに対応させて上記凹部
12の両内側面下部に穴部12a,12aが設け
られ、該穴部12a,12aに上記軸部13c,
13cが夫々嵌合され、これにより該ケース13
が上記軸部13c,13cを中心として第2図に
示した位置から手前側(a方向)に傾動できるよ
うになつている。
また、上記テーブル部材14は略平板状であつ
て上記物品収納ケース13の前面13dと上記凹
部12のほぼ縦方向に延びる底面12b(奥側の
面)との間に格納されていると共に、ケース13
に対向する面のほぼ中間部の所定位置には適宜間
隔をあけて後方に突出する2本の突出部14a,
14aが設けられ、また下端両側部には側方に突
出する軸部14b,14bが夫々設けられてい
る。そして、該軸部14b,14bに対応させ、
上記凹部12の奥部両側面に上記底面12bに沿
つて略上下方向に延びる溝部12c,12cが形
成され、該溝部12c,12c内を上記軸部14
b,14bが上下に摺動できるようになつてい
る。ここで、該溝部12c,12cの上端には前
方に屈曲された係止用溝部12d,12dが形成
されている。
て上記物品収納ケース13の前面13dと上記凹
部12のほぼ縦方向に延びる底面12b(奥側の
面)との間に格納されていると共に、ケース13
に対向する面のほぼ中間部の所定位置には適宜間
隔をあけて後方に突出する2本の突出部14a,
14aが設けられ、また下端両側部には側方に突
出する軸部14b,14bが夫々設けられてい
る。そして、該軸部14b,14bに対応させ、
上記凹部12の奥部両側面に上記底面12bに沿
つて略上下方向に延びる溝部12c,12cが形
成され、該溝部12c,12c内を上記軸部14
b,14bが上下に摺動できるようになつてい
る。ここで、該溝部12c,12cの上端には前
方に屈曲された係止用溝部12d,12dが形成
されている。
次に、上記実施例の作用を説明すると、物品収
納部11を物品収納用として使用する場合には物
品収納ケース13の開口部13aは斜め上方に向
つて乗員の手前に開口しているので、第1,2図
に示すように該ケース13を立て掛けた状態で物
品収納用として物品の収納動作及び取出動作がで
き、また場合に応じて該ケース13をa方向に傾
動して使用してもよい。
納部11を物品収納用として使用する場合には物
品収納ケース13の開口部13aは斜め上方に向
つて乗員の手前に開口しているので、第1,2図
に示すように該ケース13を立て掛けた状態で物
品収納用として物品の収納動作及び取出動作がで
き、また場合に応じて該ケース13をa方向に傾
動して使用してもよい。
一方、第4,5図に示すように、物品収納部1
1をテーブルとして使用する場合について説明す
ると、先ず物品収納ケース13をa方向に傾動す
れば、該ケース13の前方に格納されているテー
ブル部材14も、第5図に鎖線で示すように、下
端の軸部14bを中心として突出部14a,14
aが上記ケース13の前面13dに接しながら傾
動する。そして、傾倒したテーブル部材14を軸
部14b,14bが溝部12c,12cの上端ま
で移動するように上方から手前に引き出すと共
に、その後該テーブル部材14を若干量前方に押
すことにより、上記軸部14b,14bを溝部1
2c,12cの上端から係止用溝部12d,12
dに挿入させる。更に、この状態で物品収納ケー
ス13の前面上端部13eがテーブル部材14の
突出部14a,14a間に位置するようにこれら
を係合させる。これにより、テーブル部材14
は、軸部14b,14bが凹部12の係止用溝部
12d,12dに、また上記突出部14a,14
aの近傍部が上記物品収納ケース13の前面上端
部13eに夫々支持されて、水平姿勢に保持され
ることになる。
1をテーブルとして使用する場合について説明す
ると、先ず物品収納ケース13をa方向に傾動す
れば、該ケース13の前方に格納されているテー
ブル部材14も、第5図に鎖線で示すように、下
端の軸部14bを中心として突出部14a,14
aが上記ケース13の前面13dに接しながら傾
動する。そして、傾倒したテーブル部材14を軸
部14b,14bが溝部12c,12cの上端ま
で移動するように上方から手前に引き出すと共
に、その後該テーブル部材14を若干量前方に押
すことにより、上記軸部14b,14bを溝部1
2c,12cの上端から係止用溝部12d,12
dに挿入させる。更に、この状態で物品収納ケー
ス13の前面上端部13eがテーブル部材14の
突出部14a,14a間に位置するようにこれら
を係合させる。これにより、テーブル部材14
は、軸部14b,14bが凹部12の係止用溝部
12d,12dに、また上記突出部14a,14
aの近傍部が上記物品収納ケース13の前面上端
部13eに夫々支持されて、水平姿勢に保持され
ることになる。
然して、上記の構成によれば、テーブル部材1
4を水平姿勢に支持する部材として物品を収納す
る物品収納ケース13が利用されるので、別途支
持部材を設ける必要がなく、構造が簡素化される
と共に、水平姿勢で前端部における軸部14b,
14bとほぼ中間部における突出部14a,14
aの近傍部の2箇所で支持されるので、その支持
が強固となる。更に、当該物品収納部11をテー
ブルとして使用する時においても、上記物品収納
ケース13の上部に設けられた開口部13aがテ
ーブル部材14の下方で乗員側に開口するので、
該テーブル部材14上での作業の邪魔になること
なく物品の収納動作及び取出動作が可能とされ、
これによつて物品収納用としても同時に使用でき
ることになる。特に、この実施例では、開口部が
13a後方斜め上方に向けられているので、上記
収納及び取出動作が容易となる。
4を水平姿勢に支持する部材として物品を収納す
る物品収納ケース13が利用されるので、別途支
持部材を設ける必要がなく、構造が簡素化される
と共に、水平姿勢で前端部における軸部14b,
14bとほぼ中間部における突出部14a,14
aの近傍部の2箇所で支持されるので、その支持
が強固となる。更に、当該物品収納部11をテー
ブルとして使用する時においても、上記物品収納
ケース13の上部に設けられた開口部13aがテ
ーブル部材14の下方で乗員側に開口するので、
該テーブル部材14上での作業の邪魔になること
なく物品の収納動作及び取出動作が可能とされ、
これによつて物品収納用としても同時に使用でき
ることになる。特に、この実施例では、開口部が
13a後方斜め上方に向けられているので、上記
収納及び取出動作が容易となる。
尚、上記物品収納ケースを立て掛けた位置と傾
倒位置とに固定する必要がある場合、その手段と
しては次のような構成が考えられる。
倒位置とに固定する必要がある場合、その手段と
しては次のような構成が考えられる。
即ち、傾倒位置に固定する手段としては、第6
図に示すように、物品収納ケース13′の軸部1
3c′を偏平状とすると共に、該軸部13c′が嵌合
する凹部内側面の穴12a′に円側に突出するスト
ツパ部12e′を設け、上記物品収納ケース13′
を所定の位置まで傾動させた時に、上記軸部1
3′がストツパ部12e′に当接するように構成す
ることができる。また、物品収納ケースを立て掛
けた位置に固定する手段としては、第7図に示す
ように、凹部12′の上面下側に板バネ部材1
5′を設けて上記物品収納ケース13′の前面上端
部13e′を該板バネ部材15′に係合させるよう
に構成することができる。
図に示すように、物品収納ケース13′の軸部1
3c′を偏平状とすると共に、該軸部13c′が嵌合
する凹部内側面の穴12a′に円側に突出するスト
ツパ部12e′を設け、上記物品収納ケース13′
を所定の位置まで傾動させた時に、上記軸部1
3′がストツパ部12e′に当接するように構成す
ることができる。また、物品収納ケースを立て掛
けた位置に固定する手段としては、第7図に示す
ように、凹部12′の上面下側に板バネ部材1
5′を設けて上記物品収納ケース13′の前面上端
部13e′を該板バネ部材15′に係合させるよう
に構成することができる。
また、上記実施例は本考案をインストルメント
パネルに適用したものであるが、本考案は車体内
側面を形成するインナーパネルやフロントシート
のシートバツク背面等にも同様に適用することが
できる。
パネルに適用したものであるが、本考案は車体内
側面を形成するインナーパネルやフロントシート
のシートバツク背面等にも同様に適用することが
できる。
ここで、本考案に関連する物品収納部11″の
他の構造例について説明する。
他の構造例について説明する。
第8図に示すように、この物品収納部11″に
おいては、インストルメントパネルの後面等に設
けられた凹部12″内に物品収納ケース13″が設
けられている。このケース13″は上記実施例と
ほぼ同様の構造とされているが、該ケース13″
は底部13f″が開口されていると共に、傾動時の
中心となる軸部13c″が偏平状とされ、また該軸
部13c″が嵌合される凹部12″に設けられた穴
部12a″は、第9図に示すように円形部イに斜め
上後方に延びる溝部ロが続いた形状とされてい
る。このような構成によれば、物品収納ケース1
3″を所定位置まで傾動させた後、該ケース1
3″を手前上方に引き上げることが可能となる。
従つて、該ケース13″に収納された小物Xを該
ケース上端の開口部13a″から取り出すことがで
きなくなつた時に、これを該ケース13″の開口
された底部13f″から取り出すことが可能とな
る。尚、この物品収納部11″の構造を本考案に
係る自動車用テーブルに適用することができる。
おいては、インストルメントパネルの後面等に設
けられた凹部12″内に物品収納ケース13″が設
けられている。このケース13″は上記実施例と
ほぼ同様の構造とされているが、該ケース13″
は底部13f″が開口されていると共に、傾動時の
中心となる軸部13c″が偏平状とされ、また該軸
部13c″が嵌合される凹部12″に設けられた穴
部12a″は、第9図に示すように円形部イに斜め
上後方に延びる溝部ロが続いた形状とされてい
る。このような構成によれば、物品収納ケース1
3″を所定位置まで傾動させた後、該ケース1
3″を手前上方に引き上げることが可能となる。
従つて、該ケース13″に収納された小物Xを該
ケース上端の開口部13a″から取り出すことがで
きなくなつた時に、これを該ケース13″の開口
された底部13f″から取り出すことが可能とな
る。尚、この物品収納部11″の構造を本考案に
係る自動車用テーブルに適用することができる。
第1〜7図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は物品収納部の乗員側より見た斜視図、第
2,3図は第1図−線及び−線で切断し
た同拡大縦断側面図、第4図はテーブル部材を取
り出した時の斜視図、第5図は第4図−線で
切断した同拡大縦断側面図、第6図は物品収納ケ
ース支持部の他の実施例を示す要部拡大側面図、
第7図は物品収納ケースを立て掛けた位置に保持
する構成の一例を示す要部拡大縦断側面図であ
る。第8図は本考案に関連する物品収納部の構成
例を示す縦断側面図、第9図は第8図の要部拡大
縦断側面図である。また、第10図は従来例を示
す物品収納部の斜視図である。 10……車体部材(インストルメントパネル)、
11……自動車用テーブル(物品収納部)、12
b……縦面部(凹部底面)、12c……溝部、1
3……物品収納ケース、14……テーブル部材、
14a……突出部、14b……軸部。
1図は物品収納部の乗員側より見た斜視図、第
2,3図は第1図−線及び−線で切断し
た同拡大縦断側面図、第4図はテーブル部材を取
り出した時の斜視図、第5図は第4図−線で
切断した同拡大縦断側面図、第6図は物品収納ケ
ース支持部の他の実施例を示す要部拡大側面図、
第7図は物品収納ケースを立て掛けた位置に保持
する構成の一例を示す要部拡大縦断側面図であ
る。第8図は本考案に関連する物品収納部の構成
例を示す縦断側面図、第9図は第8図の要部拡大
縦断側面図である。また、第10図は従来例を示
す物品収納部の斜視図である。 10……車体部材(インストルメントパネル)、
11……自動車用テーブル(物品収納部)、12
b……縦面部(凹部底面)、12c……溝部、1
3……物品収納ケース、14……テーブル部材、
14a……突出部、14b……軸部。
Claims (1)
- 車室内に面し且つ縦面部を有する車体部材の上
記縦面部に設けられる自動車用テーブルであつ
て、上部が開口され且つ下部が上記車体部材に支
承されて該車体部材側に立て掛けた位置と該位置
から手前側に傾倒させた位置とに傾動可能とされ
た物品収納ケースと、該ケースと上記車体部材と
の間に格納され且つ下端部に軸部を有するテーブ
ル部材とで構成されていると共に、上記車体部材
に、物品収納ケースが傾倒位置にある状態で上記
テーブル部材の軸部を該車体部材の縦面部に沿つ
て略上方に案内することによりテーブル部材を手
前側へ引き出し可能とする溝部が設けられ、且つ
該テーブル部材の引き出し方向のほぼ中間部に、
傾倒位置にある物品収納ケースの上端部に係合し
て該テーブル部材をほぼ水平姿勢に保持する突出
部が設けられていることを特徴とする自動車用テ
ーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985179469U JPH046984Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985179469U JPH046984Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6286246U JPS6286246U (ja) | 1987-06-02 |
JPH046984Y2 true JPH046984Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=31122558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985179469U Expired JPH046984Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046984Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53127445U (ja) * | 1977-03-18 | 1978-10-09 | ||
JPS60127242U (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-27 | 池田物産株式会社 | シ−ト |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP1985179469U patent/JPH046984Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6286246U (ja) | 1987-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06320997A (ja) | カップホルダ装置 | |
JPH046984Y2 (ja) | ||
US4811981A (en) | Vehicle glove compartment organizer | |
KR100657701B1 (ko) | 확장가능한 차량의 콘솔 박스 | |
JP2585500Y2 (ja) | 車両における小物入れ | |
JPH0212103Y2 (ja) | ||
JP7031552B2 (ja) | 車両用ホルダ装置 | |
JP2002187484A (ja) | 自動車のパッケージトレイ | |
JPH06340234A (ja) | 自動車のドアポケット | |
JPS5943136Y2 (ja) | 自動車の荷物格納装置 | |
JP2000335317A (ja) | 収容部のリッド構造 | |
JP2007055275A (ja) | 内装トリムの物品収納部構造 | |
JPH0546593U (ja) | ダッシュボード・トレイ | |
JPH0741404Y2 (ja) | 中折れ式シートバック | |
JPH0986289A (ja) | 車両用グローブボックス | |
JPS632376Y2 (ja) | ||
JP3836808B2 (ja) | 車両用小物入れ装置 | |
JP4038082B2 (ja) | 自動車の容器保持装置 | |
JP2002087137A (ja) | 自動車用多機能アシストグリップ | |
KR0115724Y1 (ko) | 메모지 보관함이 장착된 자동차용 실내 후사경 | |
JP2562657Y2 (ja) | 自動車のコンソールボックス及びテーブルセット | |
JPH0447002Y2 (ja) | ||
JPS6325246Y2 (ja) | ||
JP2002240634A (ja) | 車両用収納部構造 | |
JPH0711431U (ja) | 車両用リヤシート |