JPH07117546A - コートハンガ付きアシストグリップ - Google Patents

コートハンガ付きアシストグリップ

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Publication number
JPH07117546A
JPH07117546A JP26930893A JP26930893A JPH07117546A JP H07117546 A JPH07117546 A JP H07117546A JP 26930893 A JP26930893 A JP 26930893A JP 26930893 A JP26930893 A JP 26930893A JP H07117546 A JPH07117546 A JP H07117546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
grip
protrusion
coat hanger
coat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26930893A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Sugawara
薫 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP26930893A priority Critical patent/JPH07117546A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衣服等の重量によって、コートハンガのフッ
ク部に過大な力が加わった場合でも、コートハンガが脱
落するのを防止する。 【構成】 ハンガ本体4の他端部4Bには、係合爪6A
を有する突起部6が設けられている。また、グリップ本
体2には、突起部6に対応する穴部7が設けられてい
る。突起部6を穴部7に挿入することにより、ハンガ本
体4とグリップ本体2とは強固かつ着脱可能に係合され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のドア開
口部上縁に設けられるアシストグリップに関し、特に、
衣服等を吊すコートハンガを備えたコートハンガ付きア
シストグリップに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の助手席や後部座席上方
のルーフ側部には、アシストグリップが設けられ、乗員
は、このアシストグリップを把持することによって、走
行中に自己の体を支えるようになっている。また、後部
座席上方のアシストグリップには、乗員の衣服等を吊下
するためのコートハンガが設けられている(例えば実開
昭64−18936号公報等参照)。
【0003】従来技術によるコートハンガ付きアシスト
グリップの一例を図6に示す。
【0004】このコートハンガ付きアシストグリップ
は、ルーフ側部100に固定されたグリップ本体200
と、このグリップ本体200に着脱可能に設けられたコ
ートハンガ300とを主体としている。
【0005】コートハンガ300は、樹脂材料から弾性
を有する略C字状ないし略コ字状に形成されたハンガ本
体301と、ハンガ本体301の一端部301Aに一体
的に形成されたフック部302とから大略構成され、ハ
ンガ本体301はグリップ本体200に外嵌されてい
る。
【0006】また、ハンガ本体301の一端部301A
側には、棒状ないし矩形状の取付用突起部303が内向
きに突出して設けられ、グリップ本体200には、この
取付用突起部303に対応した棒状ないし矩形状の取付
用穴部304が形成されている。
【0007】そして、前記取付用突起部303を取付用
穴部304に挿入して係合させることにより、コートハ
ンガ300がグリップ本体200に着脱可能に固定さ
れ、これによって、走行時の振動等でコートハンガ30
0が移動したりするのを防止している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術によるコートハンガ付きアシストグリップで
は、一端部301A側のフック部302近傍に棒状ない
し矩形状の取付用突起部303を設け、この取付用突起
部303をグリップ本体200の取付用穴部304に挿
入して取り付けているため、フック部302に吊下する
衣服等の重量によって過大な力が加わると、コートハン
ガ300が脱落する可能性がある。
【0009】すなわち、例えばフック部302に吊下さ
れた衣服等の重量によって、フック部302を鉛直方向
に引っ張る4kgf程度のP方向の力が加わると、この
P方向の力は、ハンガ本体301を周方向に変位させる
Q方向の力と、他端部301B側を径方向外側に変位さ
せるR方向の力とに分解される。これにより、摩擦力等
に抗して、ハンガ本体301の他端部301Bが径方向
外側に開き、取付用突起部303が取付用穴部304か
ら外れて、コートハンガ300がグリップ本体200か
ら脱落する可能性がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、ハン
ガ本体の他端部側に、係合爪を有する突起部を設け、こ
の突起部をグリップ本体に形成した穴部に挿入すること
により、ハンガ本体を強固かつ着脱可能にグリップ本体
に取り付けることとした。すなわち、本発明に係るコー
トハンガ付きアシストグリップは、グリップ本体と、該
グリップ本体に設けられたコートハンガとを備え、前記
コートハンガは、グリップ本体に外嵌された略C字状な
いし略コ字状のハンガ本体と、該ハンガ本体の一端部に
設けられたフック部とから構成してなるコートハンガ付
きアシストグリップにおいて、前記ハンガ本体の他端部
側には、係合爪を有する突起部を設け、かつ、前記グリ
ップ本体には、この突起部に対応する穴部を設け、前記
突起部を穴部に挿入することにより、ハンガ本体をグリ
ップ本体に係合させる構成としたことを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項2の構成では、グリップ本体
と、該グリップ本体に設けられたコートハンガとを備
え、前記コートハンガは、グリップ本体に外嵌された略
C字状ないし略コ字状のハンガ本体と、該ハンガ本体の
一端部に設けられたフック部とから構成してなるコート
ハンガ付きアシストグリップにおいて、前記ハンガ本体
の他端部側には、係合爪を有する突起部を設け、かつ、
前記グリップ本体には、この突起部に対応するゲート部
を設け、前記突起部をゲート部に挿入することにより、
ハンガ本体をグリップ本体に係合させる構成としたこと
を特徴とする。
【0012】
【作用】衣服等の重量によってコートハンガのフック部
が鉛直方向に引っ張られると、この鉛直方向の力によ
り、ハンガ本体を周方向に変位させる力と、ハンガ本体
の他端部側を径方向外側に変位させる力とが発生する。
しかし、ハンガ本体とグリップ本体とは、ハンガ本体の
他端部側の係合爪を有する突起部を穴部に挿入すること
により係合されているため、前記周方向の力と径方向外
側へ向かう力とに対抗し、姿勢を保持する。
【0013】請求項2の構成では、ゲート部に係合爪を
有する突起部を挿入することによりハンガ本体とグリッ
プ本体とを係合するため、請求項1と同様に、前記周方
向の力と径方向外側へ向かう力とに対抗し、姿勢を保持
する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図5に基づ
いて詳細に説明する。
【0015】まず、図5は、本実施例によるコートハン
ガ付きアシストグリップの取付状態を示す斜視図であっ
て、車内後部座席側のルーフ側部1には、例えば樹脂材
料から略棒状に形成され、その両端が傾斜して取付部2
Aとなったグリップ本体2が取付ボルト(図示せず)を
介して固定されている。
【0016】コートハンガ3は、グリップ本体2の把持
部分を確保する等の要請上、グリップ本体2の後部寄り
に取り付けられている。このコートハンガ3は、図1の
断面図に示す如く、樹脂材料から弾性を有する略C字状
ないし略コ字状に形成されたハンガ本体4と、ハンガ本
体4の一端部4A側に一体的に形成されたフック部5と
から大略構成され、前記ハンガ本体4は、フック部5が
ルーフ側部1を向くようにしてグリップ本体2に取り付
けられている。
【0017】また、ハンガ本体4の他端部4B側には、
内向きに突出する突起部6が一体的に形成されている。
この突起部6は、その先端側に、突起部6の挿入方向と
直行する方向に向けて斜めに張り出す略三角形状の係合
爪6Aが形成されている。一方、グリップ本体2の下側
には、突起部6に対応する穴部7が設けられ、この突起
部6と穴部7とによって、係合部8を構成している。
【0018】次に、本実施例の構成による作動につい
て、図2を参照しつつ説明する。
【0019】まず、コートハンガ3をグリップ本体2に
外嵌した後、突起部6を穴部7に挿入すると、突起部6
の係合爪6Aが弾性変形しつつ進入し、これにより、突
起部6と穴部7とが係合して、ハンガ本体4がグリップ
本体2に取り付けられる。
【0020】このように、本実施例によれば、ハンガ本
体4の他端部4B側に略三角形状の係合爪6Aを有する
突起部6を設け、かつ、グリップ本体2には該突起部6
に対応した穴部7を設け、突起部6を弾性変形させつつ
穴部7に挿入することによって、ハンガ本体4をグリッ
プ本体2に係合させる構成としたため、図1中に示す如
く、フック部5を鉛直方向に4kgf程度の力で引っ張
るP方向の力が加わった場合でも、ハンガ本体4が周方
向に変位したり、ハンガ本体4の他端部4Bが径方向外
側に変位したりするのを効果的に防止することができ
る。
【0021】特に、突起部6の係合爪6Aは、突起部6
から横方向に、すなわち、突起部6の挿入方向と直行す
る方向に張り出しているため、他端部4Bが径方向外側
に変位するのを防止できる。この結果、コートハンガ3
の耐荷重性を高めて、信頼性を大幅に向上することがで
きる。
【0022】また、本実施例では、フック部5がルーフ
側部1を向くようにして、コートハンガ3をグリップ本
体2に取り付け、車室内側、すなわち、乗員側に位置す
るハンガ本体4の他端部4B側に、突起部6及び穴部7
を設ける構成としたため、突起部6をつまんで穴部7か
ら引き抜くことにより、簡単に係合を解除することがで
き、容易に着脱を行うことができる。
【0023】次に、本発明の第2の実施例について、図
3及び図4を参照しつつ、詳細に説明する。
【0024】まず、図3は、本実施例に係るコートハン
ガ付きアシストグリップの斜視図であって、ハンガ本体
4の他端部4B側には、突起部9が周方向に延設され、
この突起部9には、突起部9の挿入方向と直行する方向
に向けて斜めに張り出す略三角形状の係合爪9Aと、該
係合爪9Aの後部に形成された凹部9Bとが設けられて
いる。
【0025】一方、グリップ本体2には、この突起部9
に対応する略コ字状のゲート部10が一体的に、又は固
着して設けられ、突起部9とゲート部10によって係合
部11を構成している。なお、突起部9をゲート部10
に取り付けたときに、凹部9Bがゲート部10を収容し
て、ハンガ本体4の表面の滑らかさを保持するようにな
っている。
【0026】そして、突起部9をゲート部10に挿入す
ると、突起部9の係合爪9Aは、ゲート10の内面に接
触することにより、凹部9B側に弾性変形しつつ倒れ込
み、ゲート部10を通過すると、元の形状に復帰する。
この結果、突起部9は、凹部9Bにゲート部10が嵌め
込まれると共に、係合爪9Aがゲート部10の端面に接
触することにより、着脱可能に取り付けられ、ハンガ本
体4とグリップ本体2とが係合する。
【0027】このように構成される本実施例でも、上述
した第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0028】なお、前記各実施例では、グリップ本体2
をルーフ側部1に固定する固定式のアシストグリップを
例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、格納式
のアシストグリップにも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係るコート
ハンガ付きアシストグリップの構成によれば、ハンガ本
体の他端部側に係合爪を有する突起部を設け、この突起
部をグリップ本体に設けた穴部に挿入することにより、
ハンガ本体とグリップ本体とを強固かつ着脱可能に係合
することができ、コートハンガの耐荷重性を向上して、
信頼性を高めることができる。
【0030】また、請求項2の構成では、ハンガ本体の
他端部側に係合爪を有する突起部を設け、この突起部を
ゲート部に挿入することにより、ハンガ本体とグリップ
本体とを強固かつ着脱可能に係合することができ、請求
項1と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るコートハンガ付き
アシストグリップを示す図5中のA−A線に沿った断面
図。
【図2】突起部を穴部に挿入する状態を示す図1と同様
の断面図。
【図3】本発明の第2の実施例に係るコートハンガ付き
アシストグリップの斜視図。
【図4】図3中のB−B線に沿った断面図。
【図5】コートハンガ付きアシストグリップの取付状態
を示す斜視図。
【図6】従来技術によるコートハンガ付きアシストグリ
ップの断面図。
【符号の説明】
2…グリップ本体 3…コートハンガ 4…ハンガ本体 4A…一端部 4B…他端部 5…フック部 6,9…突起部 7…穴部 10…ゲート部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップ本体と、該グリップ本体に設け
    られたコートハンガとを備え、前記コートハンガは、グ
    リップ本体に外嵌された略C字状ないし略コ字状のハン
    ガ本体と、該ハンガ本体の一端部に設けられたフック部
    とから構成してなるコートハンガ付きアシストグリップ
    において、 前記ハンガ本体の他端部側には、係合爪を有する突起部
    を設け、かつ、前記グリップ本体には、この突起部に対
    応する穴部を設け、前記突起部を穴部に挿入することに
    より、ハンガ本体をグリップ本体に係合させる構成とし
    たことを特徴とするコートハンガ付きアシストグリッ
    プ。
  2. 【請求項2】 グリップ本体と、該グリップ本体に設け
    られたコートハンガとを備え、前記コートハンガは、グ
    リップ本体に外嵌された略C字状ないし略コ字状のハン
    ガ本体と、該ハンガ本体の一端部に設けられたフック部
    とから構成してなるコートハンガ付きアシストグリップ
    において、 前記ハンガ本体の他端部側には、係合爪を有する突起部
    を設け、かつ、前記グリップ本体には、この突起部に対
    応するゲート部を設け、前記突起部をゲート部に挿入す
    ることにより、ハンガ本体をグリップ本体に係合させる
    構成としたことを特徴とするコートハンガ付きアシスト
    グリップ。
JP26930893A 1993-10-28 1993-10-28 コートハンガ付きアシストグリップ Pending JPH07117546A (ja)

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JP26930893A JPH07117546A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 コートハンガ付きアシストグリップ

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JP26930893A JPH07117546A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 コートハンガ付きアシストグリップ

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JPH07117546A true JPH07117546A (ja) 1995-05-09

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ID=17470535

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JP26930893A Pending JPH07117546A (ja) 1993-10-28 1993-10-28 コートハンガ付きアシストグリップ

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JP (1) JPH07117546A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002087137A (ja) * 2000-09-18 2002-03-26 Kojima Press Co Ltd 自動車用多機能アシストグリップ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002087137A (ja) * 2000-09-18 2002-03-26 Kojima Press Co Ltd 自動車用多機能アシストグリップ

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