JPH0547237Y2 - - Google Patents

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JPH0547237Y2
JPH0547237Y2 JP14079587U JP14079587U JPH0547237Y2 JP H0547237 Y2 JPH0547237 Y2 JP H0547237Y2 JP 14079587 U JP14079587 U JP 14079587U JP 14079587 U JP14079587 U JP 14079587U JP H0547237 Y2 JPH0547237 Y2 JP H0547237Y2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車の車室内に設けられる
リリースハンドル(このリリースハンドルはトラ
ンクリツドリリース用やフユーエルリツドリリー
ス用等がある)をそのハンドル部を残してカバー
で覆うようにした乗物用リリースハンドル装置に
関する。
[従来の技術] 従来より、自動車の車室内において、例えば乗
員着座用シートの側部に、第4図に示すようなリ
リースハンドル装置を設けることがある。
かかるリリースハンドル装置は、第4図に示す
ごとく、ボデーのサイドシルにボルト等で取り付
けられた金属製支持部材3をそなえており、この
支持部材3には、トランクリツド用リリースハン
ドル1とフユーエルリツド用リリースハンドル2
とが回転軸4を共通にして可動的に取り付けられ
ている。そして、各リリースハンドル1,2はこ
の支持部材3より突出したハンドル部1A,2A
を有している。
また、このリリースハンドル1,2のハンドル
部1A,2Aを開口部9より突出させた状態でリ
リースハンドル1,2付き支持部材3を覆う樹脂
製カバー5をそなえている。
さらに、このカバー5の開口部9の一辺部は、
カバー取付時にハンドル部1A,2Aの侵入を許
容するための開閉可能な蓋部8として構成されて
おり、この蓋部8は、第4,5図に示すごとく、
その基部が樹脂ヒンジ(ポリプロピレンヒンジ)
7を介してカバー5と一体に形成されていて、更
に蓋部8の先端部に蓋部8の閉時にカバー5の縁
部5Aと係合する爪部8Aが設けられている。
またさらに、カバー5における爪部8Aとの係
合縁部5Aを一辺部とする爪部侵入用開口11を
形成する樹脂製枠部材10がカバー5と一体に形
成されている。
このような構成により、まず支持部材3をボデ
ー側に取り付けるには、リリースハンドル1,2
をアツセンブリした支持部材3の穴3aにボルト
を通すことにより、支持部材3をボデー側に取り
付けることが行なわれる。
そして、次にカバー5を支持部材3に取り付け
るが、この場合は、まず、カバー5の内面に形成
された突起5aを支持部材3の穴3bに嵌め込
む。これにより支持部材3の穴3cとカバー5の
穴5bとが整合するので、これらの穴5b,3c
にビス6を通してカバー5を支持部材3に取り付
ける。
ところで、カバー5を支持部材3に取り付ける
際に、リリースハンドル1,2のハンドル部1
A,2Aが障害になるので、カバー5付きの蓋部
材8を、第4,5図に示すごとく、開いた状態に
して、カバー5を支持部材3側へ移動させる。そ
して、リリースハンドル1,2のハンドル部1
A,2Aを通過させると、蓋部8を第5図に鎖線
で示すように閉じるが、このとき蓋部8付きの爪
部8Aが枠部材10でつくられる爪部侵入用開口
11に侵入し、その後この爪部8Aがカバー5の
縁部5Aに係合することにより、蓋部8の閉状態
を維持する。
なお、このようにして取り付けられたリリース
ハンドル装置のカバー5の外側には、通常、車室
の床に敷かれるカーペツトがある。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来の乗物用リリー
スハンドル装置では、爪部8Aが爪部侵入用開口
11に入りやすいように、爪部8Aの寸法m(第
5図参照)より爪部侵入用開口11の開口寸法n
(第6図参照)が大きくなるように設定されてい
るため、例えばカバー5の端に手が引つかかつ
て、第4図に矢印A,B方向に力が加わつた場
合、爪部8Aとカバー5の係合縁部5Aとの係合
が外れ、これにより蓋が第4,5図に実線で示す
ように開いてしまうおそれがある。
本考案はこのような問題点を解決しようとする
もので、爪部の爪部侵入用開口への侵入は容易に
行なえるようにしながら、カバーに爪部との係合
を外すような力が作用しても、爪部と係合縁部と
の係合が外れないようにした、乗物用リリースハ
ンドル装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このため、本考案の乗物用リリースハンドル装
置は、乗物ボデーに取り付けられた支持部材と、
同支持部材に可動的に取り付けられ同支持部材よ
り突出したハンドル部を有するリリースハンドル
と、同リリースハンドルのハンドル部を開口部よ
り突出させた状態で上記のリリースハンドル付き
支持部材を覆う樹脂製カバーとをそなえ、同カバ
ーの上記開口部の一辺部がカバー取付時に上記ハ
ンドル部の侵入を許容するための開閉可能な蓋部
として構成され、同蓋部がその基部を樹脂ヒンジ
を介して上記カバーと一体に形成されるととも
に、上記蓋部の先端部に同蓋部の閉時に上記カバ
ーの縁部と係合する爪部が設けられて、上記蓋部
の閉時に上記爪部の背後に位置することにより上
記カバーの縁部と協働して上記爪部の係止状態を
保持すべく、上記カバーにおける上記爪部との係
合縁部を一辺部とする爪部侵入用開口を形成する
樹脂製枠部材が上記カバーと一体に形成されて、
同枠部材に、上記爪部の背後に部分的に当接しう
る突起が設けられたことを特徴としている。
[作用] 上述の本考案の乗物用リリースハンドル装置で
は、枠部材の突起が枠部材に局部的に突設されて
いるので、蓋閉時に、爪部が爪部侵入用開口へ侵
入してゆく際に、樹脂の弾性によつて、枠部材が
やや広げられ、これにより爪部が突起を外側へ押
し開きながら侵入してゆくことができる。その結
果、爪部の爪部侵入用開口への侵入を容易に行な
える。
一方、カバーの端に手が引つかかつて、カバー
を反らせるような方向に力が加わつた場合でも、
突起が爪部の背後に部分的に当接しているので、
爪部とカバー縁部との係合は外れない。
[実施例] 以下、図面により本考案の一実施例としての乗
物用リリースハンドル装置について説明すると、
第1図はその分解斜視図、第2図は第1図の−
矢視断面図、第3図は第2図の矢視図であり、
第1〜3図中、第4〜6図と同じ符号はほぼ同様
の部分を示している。
さて、この実施例においても、自動車の車室内
において、例えば乗員着座用シートの側部に、第
1図に示すようなリリースハンドル装置が設けら
れている。
このリリースハンドル装置は、第1図に示すご
とく、ボデーのサイドシルにボルト等で取り付け
られた金属製支持部材3をそなえており、この支
持部材3には、トランクリツド用リリースハンド
ル1とフユーエルリツド用リリースハンドル2と
が回転軸4を共通にして可動的に取り付けられて
いる。そして、各リリースハンドル1,2はこの
支持部材3より突出したハンドル部1A,2Aを
有している。
また、このリリースハンドル1,2のハンドル
部1A,2Aを開口部9より突出させた状態でリ
リースハンドル1,2付き支持部材3を覆う樹脂
製カバー5とをそなえている。
さらに、このカバー5の開口部9の一辺部は、
カバー取付時にハンドル部1A,2Aの侵入を許
容するための開閉可能な蓋部8として構成されて
おり、この蓋部8は、第1,2図に示すごとく、
その基部が樹脂ヒンジ(ポリプロピレンヒンジ)
7を介してカバー5と一体に形成されていて、更
に蓋部8の先端部に蓋部8の閉時にカバー5の縁
部5Aと係合する爪部8Aが設けられている。
またさらに、カバー5における爪部8Aとの係
合縁部5Aを一辺部とする爪部侵入用開口11を
形成する樹脂製枠部材10がカバー5と一体に形
成されており、これにより蓋部8の閉時に爪部8
Aの背後に位置することにより、カバー5の縁部
5Aと協働して爪部8Aの係止状態を保持するこ
とができるようになつている。
ところで、枠部材10には、爪部8Aの背後に
部分的に当接しうる突起10Aが設けられてい
る。
そして、この突起10Aは、爪部8Aが挿入し
やすいように、爪部侵入用開口11内へ向けて降
傾斜するテーパ面10−1を有している。
なお、突起10Aの位置する爪部侵入用開口1
1の開口寸法n′(第3図参照)は、第6図に示す
爪部侵入用開口11の開口寸法nよりも小さい。
上述の構成により、まず支持部材3をボデー側
に取り付けることが行なわれるが、その際の取付
要領は、従来の場合と同じであるので、その説明
は省略する。
そして、次にカバー5を支持部材3に取り付け
るが、この場合は、まず、カバー5の内面に形成
された突起5aを支持部材3の穴3bに嵌め込
む。これにより支持部材3の穴3cとカバー5の
穴5bとが整合するので、これらの穴5b,3c
にビス6を通してカバー5を支持部材3に取り付
ける。
このようにして、カバー5を支持部材3に取り
付けるのであるが、カバー5を支持部材3に取り
付ける際に、リリースハンドル1,2のハンドル
部1A,2Aが障害になるので、カバー5付きの
蓋部材8を、第1,2図に実線で示すごとく、開
いた状態にして、カバー5を支持部材3側へ移動
させる。
そして、リリースハンドル1,2のハンドル部
1A,2Aを通過させると、蓋部8を第2図に鎖
線で示すように閉じるが、このとき蓋部8付きの
爪部8Aが枠部材10でつくられる爪部侵入用開
口11に侵入し、その後この爪部8Aがカバー5
の縁部5Aに係合することにより、蓋部8の閉状
態を維持する。このとき、枠部材10の突起10
Aが枠部材10に局部的に突設され、しかもこの
突起10Aは爪部侵入用開口11内に向けて降傾
斜するテーパ面10A−1を有しているので、蓋
閉時に、爪部8Aが爪部侵入用開口11へ侵入し
てゆく際に、樹脂の弾性によつて、枠部材10
が、第3図に示すごとく、やや広げられ、これに
より爪部8Aが突起10Aを外側へ押し開きなが
ら侵入してゆくことができる。その結果、爪部8
Aの爪部侵入用開口11への侵入が容易に行なえ
る。
なお、このようにして取り付けられたリリース
ハンドル装置のカバー5の外側には、通常、車室
の床に敷かれるカーペツトがある。
そして、このようにしてリリースハンドル装置
を取り付けた後、カバー5の端に手が引つかかつ
て、カバー5を反らせるような方向(第1図の
A,B方向参照)に力が加わつた場合でも、突起
10Aが爪部8Aの背後に部分的に当接している
ので、爪部8Aとカバー縁部5Aとの係合は外れ
ない。
なお、本装置では自動車以外の乗物に装備する
場合にも同様にして適用できるものである。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案の乗物用リリース
ハンドル装置によれば、カバーにおける爪部との
係合縁部を一辺部とする爪部侵入用開口を形成す
る樹脂製枠部材に、爪部の背後に部分的に当接し
うる突起が設けられるという簡素な構成で、爪部
の爪部侵入用開口への侵入は容易に行なえるよう
にしながら、カバーに爪部との係合を外すような
力が作用しても、爪部とカバー縁部との係合は容
易には外れないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例としての乗
物用リリースハンドル装置を示すもので、第1図
はその分解斜視図、第2図は第1図の−矢視
断面図、第3図は第2図の矢視図であり、第4
〜6図は従来の乗物用リリースハンドル装置を示
すもので、第4図はその分解斜視図、第5図は第
4図の−矢視断面図、第6図は第4図の矢
視図である。 1……トランクリツド用リリースハンドル、1
A……ハンドル部、2……フユーエルリツド用リ
リースハンドル、2A……ハンドル部、3……支
持部材、4……回転軸、5……カバー、5A……
係合縁部、6……ビス、7……樹脂ヒンジ、8…
…蓋部、9……開口部、10……枠部材、10A
……突起、10A−1……テーパ面、11……爪
部侵入用開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乗物ボデーに取り付けられた支持部材と、同支
    持部材に可動的に取り付けられ同支持部材より突
    出したハンドル部を有するリリースハンドルと、
    同リリースハンドルのハンドル部を開口部より突
    出させた状態で上記のリリースハンドル付き支持
    部材を覆う樹脂製カバーとをそなえ、同カバーの
    上記開口部の一辺部がカバー取付時に上記ハンド
    ル部の侵入を許容するための開閉可能な蓋部とし
    て構成され、同蓋部がその基部を樹脂ヒンジを介
    して上記カバーと一体に形成されるとともに、上
    記蓋部の先端部に同蓋部の閉時に上記カバーの縁
    部と係合する爪部が設けられて、上記蓋部の閉時
    に上記爪部の背後に位置することにより上記カバ
    ーの縁部と協働して上記爪部の係止状態を保持す
    べく、上記カバーにおける上記爪部との係合縁部
    を一辺部とする爪部侵入用開口を形成する樹脂製
    枠部材が上記カバーと一体に形成されて、同枠部
    材に、上記爪部の背後に部分的に当接しうる突起
    が設けられたことを特徴とする、乗物用リリース
    ハンドル装置。
JP14079587U 1987-09-14 1987-09-14 Expired - Lifetime JPH0547237Y2 (ja)

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JP14079587U JPH0547237Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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JPS6444979U JPS6444979U (ja) 1989-03-17
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JP14079587U Expired - Lifetime JPH0547237Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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JP2518644Y2 (ja) * 1990-04-25 1996-11-27 株式会社大井製作所 自動車用リッドオープナーの操作装置

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JPS6444979U (ja) 1989-03-17

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