JP2593966Y2 - 自動車用ドアハンドル装置 - Google Patents

自動車用ドアハンドル装置

Info

Publication number
JP2593966Y2
JP2593966Y2 JP1992065768U JP6576892U JP2593966Y2 JP 2593966 Y2 JP2593966 Y2 JP 2593966Y2 JP 1992065768 U JP1992065768 U JP 1992065768U JP 6576892 U JP6576892 U JP 6576892U JP 2593966 Y2 JP2593966 Y2 JP 2593966Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door trim
door
main body
mounting hole
escutcheon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992065768U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0622026U (ja
Inventor
正純 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority to JP1992065768U priority Critical patent/JP2593966Y2/ja
Publication of JPH0622026U publication Critical patent/JPH0622026U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2593966Y2 publication Critical patent/JP2593966Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用ドアの取付面
に固定されるボディ本体に、ハンドル本体が枢支される
とともに、エスカッション本体がドアに取り付けられる
ドアトリムの装着孔を介してドアトリムの表側に位置す
るよう固定されてなる自動車用ドアハンドル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動車用ドアハンドル装
置は、例えば図4に示すようなものがある。この装置
は、ドアロック装置に連結部材(いずれも図示略)を介し
て連結されるハンドル本体(101)を枢支したボディ本体
(102)を、ドアのインナー側のパネル(A)に爪部(102a)
及びボルト等の締結部材(104)により固定するととも
に、装着孔(B1)を穿設したドアトリム(B)をパネル
(A)に取り付けた後に、飾り枠をなす合成樹脂性のエス
カッション本体(103)を、ドアトリム(B)の装着孔(B1)
を介してボディ本体(102)の係合孔(102b)及び係合部(10
2c)に係合してドアトリム(B)の表側に位置するよう固
定することにより、ドアトリム(B)の装着孔(B1)の周
縁がエスカッション本体(103)の縁部(103a)により隠蔽
されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のドアハンドル装置は、ドアトリム(B)の材
質及び形状、厚さ等の相違により、ドアトリム(B)がド
アのパネル(A)に向かって沈み込むような状態で取り付
けられてしまったような場合、エスカッション本体(10
3)の縁部(103a)とドアトリム(B)との間に隙間(C)が発
生して、見栄えが悪くなり、品質感を損ねる等の問題点
がある。
【0004】本考案は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、ドアトリムとエスカッション本体との
間の隙間発生を防止して、見栄え及び品質感を向上させ
ることができるようにした自動車用ドアハンドル装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案の装置は、ドアの取付面に固定されるボディ
本体に、ハンドル本体が枢支されるとともに、エスカッ
ション本体がドアに取り付けられるドアトリムの装着孔
を介してドアトリムの表側に位置するよう固定されてな
る自動車用ドアハンドル装置において、ボディ本体に、
ドアトリムの装着孔の廻りの裏側に当接し、かつドアト
リムの表裏方向に対して弾性変形可能な舌片部を設け
エスカッション本体に、ドアトリムの装着孔の廻りの表
側に当接する縁部を設け、後方の縁部の内側に設けた係
合溝にボディ本体の係合部を係合させるとともに、エス
カッション本体の側面に設けた爪をボディ本体の側壁の
前方に設けた孔部に係合させることにより、エスカッシ
ョン本体をボディ本体に固定し、かつエスカッション本
体の縁部とボディ本体の舌片部とにより、ドアトリムの
装着孔の廻りを挾むようにしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】エスカッション本体を、ドアトリムの装着孔を
介してボディ本体に固定することにより、舌片部の付勢
力によってドアトリムが表面側に持ち上げられるため、
ドアトリムの材質及び形状、厚さ等に相違があっても、
ドアトリムは、舌片部とエスカッション本体とにより狭
持され、エスカッション本体がドアトリムの表面側に確
実に密接して、ドアトリムとエスカッション本体との間
に隙間が発生するのを防止することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の1実施例を図1乃至図3に基
づいて説明する。(A)は、自動車用ドアのインナーパネ
ル(取付面)、(B)は、インナーパネル(A)の室内側に取
り付けられるドアトリム、(1)は、インナーパネル(A)
とドアトリム(B)との間に固定されるボディ本体、(2)
は、ドアトリム(B)に穿設された装着孔(B1)を介して
ボディ本体(1)に固定される舟形状のエスカッション本
体、(3)は、ボディ本体(1)に軸(4)により枢着される
ハンドル本体、(5)は、ハンドル本体(3)と同軸上に独
立して揺動可能に枢着されるロックノブである。
【0008】ボディ本体(1)は、可撓性の合成樹脂材料
で成形され、左右の側壁(1a)の前方には、矩形の孔部
(1b)が穿設されるとともに、基部(1c)の前方並びに側
壁(1a)の側方及び後壁(1d)の上方には、外方斜め上方
に延出してドアトリム(B)の裏面に弾性変形して当接可
能な可撓性の舌片部(1e)が形成され、基部(1c)の底面
に形成された爪部(1f)がインナーパネル(A)に穿設さ
れた孔に係合するとともに、ボルト(9)がインナーパネ
ル(A)の螺合孔に螺合することにより、インナーパネル
(A)に固定される。
【0009】エスカッション本体(2)は、可撓性の合成
樹脂材料で成形され、外周縁にドアトリム(B)の装着孔
(B1)周縁の表面に当接可能な縁部(2a)を有するととも
に、両側面に、ボディ本体(1)の孔部(1b)に係合可能
な左右の爪部(2b)及び後方の縁部(2a)の下面にボディ
本体(1)の係合部(1g)に係合可能な係合溝(2c)を有
し、ドアトリム(B)の装着孔(B1)を介して爪部(2b)及
び係合溝(2c)をボディ本体(1)の孔部(1b)及び係合部
(1g)に係合することにより、縁部(2a)と舌片部(1e)
とによりドアトリム(B)を挟んでボディ本体(1)に固定
される。
【0010】ハンドル本体(3)は、エスカッション本体
(2)上に配置される把持部(3a)と、インナーパネル
(A)側に延出するアーム部(3b)とを有し、アーム部(3
b)には、他端部がドアロック装置に連結されるロッド等
の連結部材が連結され、常時は、軸(4)に巻装されたコ
イルバネ(7)により図2において反時計方向に付勢さ
れ、コイルバネ(7)の付勢力に抗して、時計方向に回動
操作することにより、その操作力が連結部材を介してド
アロック装置に伝達されて、ドア開扉制御操作をするこ
とができる。また、ロックノブ(5)は、施錠、解錠操作
が可能であって、その操作が他の連結部材を介してドア
ロック装置の施解錠レバーに伝達される。
【0011】次に、本考案の実施例の作用について説明
する。ハンドル本体(3)を枢着したボディ本体(1)を、
爪部(1f)及びボルト(9)によりインナーパネル(A)に
固定し、次いで、ドアトリム(B)を装着孔(B1)からボ
ディ本体(1)が臨むようにしてインナーパネル(A)に固
定する。そのとき、ドアトリム(B)の装着孔(B1)裏側
の廻りに、ボディ本体(1)に形成された可撓性の舌片部
(1e)が当接して、舌片部(1e)の付勢力によって、ドア
トリム(B)が表面側に持ち上げられて付勢される。
【0012】その状態で、エスカッション本体(2)を、
装着孔(B1)を介してドアトリム(B)をインナーパネル
(A)側に向けて押し込むようにして、爪部(2b)及び係
合溝(2c)をボディ本体(1)の孔部(1b)及び係合部(1
g)に係合して、ボディ本体(1)に固定することにより、
舌片部(1e)が図2に示すように2点鎖線で示す状態か
ら実線で示す状態に弾性変形する。そのとき、ドアトリ
ム(B)は、舌片部(1e)の付勢力により表面側に持ち上
げられているので、ドアトリム(B)の材質及び形状、厚
さ等に相違があっても、ドアトリム(B)は、舌片部(1
e)とエスカッション本体(2)の縁部(2a)とにより狭持
され、エスカッション本体(2)の縁部(2a)がドアトリ
ム(B)の表面側に確実に密接して、ドアトリム(B)とエ
スカッション本体(2)の縁部(2a)との間に隙間が発生
することなく固定される。
【0013】
【考案の効果】以上のように、本考案は、ボディ本体
に、ドアトリムの装着孔の廻りの裏側に当接し、かつド
アトリムの表裏方向に対して弾性変形可能な舌片部を設
けたことによって、ドアトリムをエスカッション本体と
舌片部とにより狭持して、ドアトリムとエスカッション
本体を密着させることができ、見栄え、品質感を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す、ボディ本体からエス
カッション本体を外した状態の斜視図である。
【図2】同じく、ドアハンドル装置の断面図である。
【図3】同じく、図3におけるIII−III線断面図であ
る。
【図4】従来技術を示すドアハンドル装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
(A)インナーパネル(取付面) (B)ドアトリム (B1)装着孔 (1)ボディ本体 (1a)側壁 (1b)孔部 (1e)舌片部 (1g)係合部 (2)エスカッション本体 (2a)縁部 (2b)爪部 (2c)係合溝 (3)ハンドル本体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの取付面に固定されるボディ本体
    に、ハンドル本体が枢支されるとともに、エスカッショ
    ン本体がドアに取り付けられるドアトリムの装着孔を介
    してドアトリムの表側に位置するよう固定されてなる自
    動車用ドアハンドル装置において、ボディ本体に、ドア
    トリムの装着孔の廻りの裏側に当接し、かつドアトリム
    の表裏方向に対して弾性変形可能な舌片部を設け、エス
    カッション本体に、ドアトリムの装着孔の廻りの表側に
    当接する縁部を設け、後方の縁部の内側に設けた係合溝
    にボディ本体の係合部を係合させるとともに、エスカッ
    ション本体の側面に設けた爪をボディ本体の側壁の前方
    に設けた孔部に係合させることにより、エスカッション
    本体をボディ本体に固定し、かつエスカッション本体の
    縁部とボディ本体の舌片部とにより、ドアトリムの装着
    孔の廻りを挾むようにしたことを特徴とする自動車用ド
    アハンドル装置。
JP1992065768U 1992-08-28 1992-08-28 自動車用ドアハンドル装置 Expired - Lifetime JP2593966Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992065768U JP2593966Y2 (ja) 1992-08-28 1992-08-28 自動車用ドアハンドル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992065768U JP2593966Y2 (ja) 1992-08-28 1992-08-28 自動車用ドアハンドル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0622026U JPH0622026U (ja) 1994-03-22
JP2593966Y2 true JP2593966Y2 (ja) 1999-04-19

Family

ID=13296537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992065768U Expired - Lifetime JP2593966Y2 (ja) 1992-08-28 1992-08-28 自動車用ドアハンドル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2593966Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010060597A (ko) * 1999-12-27 2001-07-07 이계안 자동차용 도어 내부핸들의 베젤 장착구조
JP4653825B2 (ja) * 2008-08-04 2011-03-16 本田技研工業株式会社 車両用ドアインナハンドル装置の取付構造
KR100957454B1 (ko) * 2008-12-05 2010-05-11 현대자동차주식회사 차량의 도어 인사이드 핸들 어셈블리
JP7073892B2 (ja) * 2018-05-08 2022-05-24 トヨタ自動車株式会社 車両用ドアラッチの解除装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2847806B2 (ja) * 1989-10-16 1999-01-20 日産自動車株式会社 ハンドルエスカッションの取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0622026U (ja) 1994-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002180705A (ja) 自動車用ハンドル装置
JP2593966Y2 (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JPS6233874Y2 (ja)
JP2847806B2 (ja) ハンドルエスカッションの取付構造
JP2000192695A (ja) 自動車のドアアウトサイドハンドル装置
JP3333745B2 (ja) 車両用インサイドドアハンドル装置
JP2535329Y2 (ja) パワーウインド用スイッチベゼルの取付け構造
JP3330087B2 (ja) 車両用インサイドドアハンドル装置
JP3265955B2 (ja) トリム部品におけるリッドの係止構造
JPH067197Y2 (ja) ドアインサイドハンドル構造
JPH0547237Y2 (ja)
JP3221551B2 (ja) 電気機器取付装置
JP2000087601A (ja) 車両用インサイドドアハンドル装置
JPS5921244Y2 (ja) 自動車用インナ−ハンドルカバ−の取付け構造
JPH066642U (ja) ドアハンドルのケーブル固定構造
JP3104902B2 (ja) ドアグリップ取付構造
JPH08216688A (ja) ドアポケット構造
JPH0717620U (ja) パワーウインドウスイッチ用ユニット
JPH09104275A (ja) アームレスト取付構造
JP3550794B2 (ja) 車両用ドアミラー
JPH063921Y2 (ja) ドアロック装置
JP3206789B2 (ja) 内装トリムの構造
JP2540341Y2 (ja) ドアハンドル装置
JP2592627Y2 (ja) 自動車用トランクリッドロック装置のカバー
JP2602995Y2 (ja) 自動車用インサイドドアハンドル装置