JP2000087601A - 車両用インサイドドアハンドル装置 - Google Patents

車両用インサイドドアハンドル装置

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JP2000087601A
JP2000087601A JP26105698A JP26105698A JP2000087601A JP 2000087601 A JP2000087601 A JP 2000087601A JP 26105698 A JP26105698 A JP 26105698A JP 26105698 A JP26105698 A JP 26105698A JP 2000087601 A JP2000087601 A JP 2000087601A
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JP
Japan
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decorative frame
engaging
engagement
resilient
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JP26105698A
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Hiroshi Gohara
弘 郷原
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Honda Lock Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/10Handles
    • E05B85/12Inner door handles
    • E05B85/13Inner door handles with a locking knob forming part of the inside door handle unit
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/10Handles
    • E05B85/12Inner door handles

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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】インナパネルに固定される合成樹脂製のベー
ス、ならびに該ベースに装着される合成樹脂製の化粧枠
の一方の複数箇所の外側面に係合突部が突設され、前記
ベースおよび前記化粧枠の他方には、前記各係合突部を
係合させる係合孔を有して前記外側面に沿って延びる複
数の弾発爪が一体に設けられる車両用インサイドドアハ
ンドル装置において、係合突部および弾発係合部のいず
れもが損傷しないようにして、化粧枠をベースから容易
に取外すことを可能とする。 【解決手段】複数の弾発爪43のうちの少なくとも1つ
の特定弾発爪43の内面を臨ませる挿入口47が、挿入
口47に挿入した治具48で特定弾発爪43を内面側か
ら押圧して当該特定弾発爪43に対応した係合突部41
との係合を解除することを可能として、ベース22への
化粧枠23の装着状態でベース22および化粧枠23間
に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インサイドハンド
ルを軸支して車両用ドアのインナパネルに固定される合
成樹脂製のベース、ならびに該ベースに装着される合成
樹脂製の化粧枠の一方の複数箇所の外側面に係合突部が
突設され、前記ベースおよび前記化粧枠の他方には、前
記各係合突部を係合させる係合孔を有して前記外側面に
沿って延びる複数の弾発爪が一体に設けられる車両用イ
ンサイドドアハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかるインサイドドアハンドル装
置は、たとえば特開平7−98852号公報等により既
に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、メンテナン
ス時に化粧枠をベースから取外す際には、ベースおよび
化粧枠の一方に設けられる複数の係合突部と、ベースお
よび化粧枠の他方に設けられる複数の弾発爪との係合を
解除しなければならないが、係合突部および弾発爪の係
合箇所は、インナーパネルに取付けられるドアトリムで
覆われているので、各係合突部から弾発爪を無理やりに
外さねばならず、係合突部および弾発爪のいずれかが損
傷してしまうことがある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、係合突部および弾発係合部のいずれもが損傷
しないようにして、化粧枠をベースから容易に取外すこ
とを可能とした車両用インサイドドアハンドル装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、インサイドハンドルを軸支
して車両用ドアのインナパネルに固定される合成樹脂製
のベース、ならびに該ベースに装着される合成樹脂製の
化粧枠の一方の複数箇所の外側面に係合突部が突設さ
れ、前記ベースおよび前記化粧枠の他方には、前記各係
合突部を係合させる係合孔を有して前記外側面に沿って
延びる複数の弾発爪が一体に設けられる車両用インサイ
ドドアハンドル装置において、前記複数の弾発爪のうち
の少なくとも1つの特定弾発爪の内面を臨ませる挿入口
が、該挿入口に挿入した治具で前記特定弾発爪を内面側
から押圧して当該特定弾発爪に対応した係合突部との係
合を解除することを可能として、前記ベースへの化粧枠
の装着状態でベースおよび化粧枠間に形成されることを
特徴とする。
【0006】かかる構成によれば、複数の弾発爪の少な
くとも1つである弾発爪の内面を、ベースおよび化粧枠
間に形成される挿入口に挿入した治具で押圧して、特定
弾発爪と、特定弾発爪に対応した係合突部との係合を解
除することができるので、特定弾発爪および係合突部に
その係合解除時に無理な力が加わることはなく、特定弾
発爪および係合突部のいずれもが損傷することはない。
しかも複数の弾発爪の一部だけに対応して挿入口が形成
されている場合にも、少なくとも1つの弾発爪と係合突
部との係合が解除されることにより、残余の弾発爪と係
合突部との係合も無理な力を加えずに解除することが可
能となり、全ての弾発爪および係合突部に損傷が生じる
ことを防止して、ベースから化粧枠を取外すことができ
る。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記挿入口が、非操作状態
でのインサイドハンドルで覆われる位置で、前記ベース
および化粧枠間に形成されることを特徴とし、かかる構
成によれば、挿入口が目立つことがなく、外観上も優れ
たものとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0009】図1〜図14は本発明の一実施例を示すも
のであり、図1は車両用ドアの内面側を示す斜視図、図
2はインサイドドアハンドル装置の正面図、図3は図2
の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5
は分離状態にあるベースおよび化粧枠の側面図、図6は
図5の6矢視方向から見たベースの正面図、図7は図5
の7矢視方向から見たベースの背面図、図8は図6の8
−8線断面図、図9は図7の9−9線拡大断面図、図1
0は図5の10矢視方向から見た化粧枠の正面図、図1
1は図10の11矢視図、図12は図10の12矢視
図、図13は図3の13−13線断面図、図14は図1
3の14−14線断面図である。
【0010】先ず図1において、たとえば運転席側の車
両用ドアの内面側には、各車両用ドアのウインドガラス
の昇降ならびに各車両用ドアのロック・アンロックを制
御するためのマスタースイッチ15が設けられるととも
に、本発明に従うインサイドドアハンドル装置16が設
けられる。
【0011】図2〜図5を併せて参照して、インサイド
ドアハンドル装置16は、車両用ドアのインナーパネル
17に取付けられるケーシング19に、車両用ドアの図
示しないロック装置にそれぞれ連結されるインサイドハ
ンドル20およびロックノブ21が軸支されて成るもの
であり、インナーパネル17の内面を覆うドアトリム1
8に設けられた開口部18aから一部を突出させるよう
にしてケーシング19がインナーパネル17に取付けら
れる。
【0012】インナーパネル17には、車両の内方側に
向けて台形状に隆起した取付部17aが設けられてお
り、ケーシング19は、前記取付部17aに固定される
合成樹脂製のベース22と、該ベース22に装着される
合成樹脂製の化粧枠23とで構成される。
【0013】図6〜図8をさらに併せて参照して、ベー
ス22は、車両の前後方向に長く延びて略矩形状に形成
されるものであり、その長手方向一端部に設けられる開
口部24は、前記車両の前後方向に沿う後方側に配置さ
れる。またインサイドハンドル20も車両の前後方向に
沿って長く延びるように形成されており、このインサイ
ドハンドル20の基部20aおよびロックノブ21は、
前記基部20aの上方にロックノブ21を隣接させるよ
うにして前記開口部24に配置され、開口部24を上下
に横断するようにしてベース22に取付けられる支軸2
5により、インサイドハンドル20およびロックノブ2
1が回動可能に支承される。
【0014】すなわちインサイドハンドル20の基部2
0aには、ロックノブ21を回動可能に支持する円筒状
の支持部20bが一体に設けられており、前記支持部2
0bを貫通する支軸25の両端がベース22に支持され
ており、インサイドハンドル20が支軸25で回動可能
に直接支持され、ロックノブ21は、インサイドハンド
ル20が一体に備える支持部20bで回動可能に支持さ
れることになる。
【0015】しかもインサイドハンドル20の基部20
aおよびベース22間には、支軸25を囲繞するねじり
ばね26が設けられており、該ねじりばね26のばね力
により、インサイドハンドル20は、非操作位置側に向
けて回動付勢される。しかもインサイドハンドル20の
基部20aには、ねじりばね26による非操作位置側へ
の回動端を規制すべくベース22に当接する規制腕部2
0cが一体に連設される。
【0016】ベース22の背面には、インナーパネル1
7における取付部17aの表面に沿って摺動することを
可能とした第1および第2リブ28,29が突設され、
第1リブ28は、車両の前後方向に沿う後方側に向って
開く略U字状にしてベース22の他端側(開口部24と
反対側)背面に突設され、第2リブ29は、ベース22
の長手方向中間部で開口部24に隣接した位置に配置さ
れる。
【0017】またベース22の背面において前記第1リ
ブ28の両端部には、係合爪30,30が突設される。
両係合爪30,30は、図9で示すように、第1リブ2
8との間にインナーパネル17の取付部17aを挟むよ
うにして該取付部17aの裏面に当接、係合すべく、ベ
ース22の長手方向に直交する平面内で略L字状に形成
されている。
【0018】一方、前記取付部17aには、各係合爪3
0,30に対応した取付孔31,31が設けられてお
り、各取付孔31,31は、係合爪30全体を挿入させ
得る矩形状の挿入孔部31a…と、該挿入孔部31a…
の一端に直角に連なる係合孔部31b…とで略L字状と
なるように形成される。而してインナーパネル17にお
ける取付部17aの表面に第1および第2リブ28,2
9を摺接させつつ、取付部17aに対してベース22を
スライドさせることにより、両係合爪30,30を取付
孔31,31の前記挿入孔部31a…から前記係合孔部
31b…に移動させることにより、前記取付部17aの
裏面に両係合爪30,30が係合することになる。
【0019】図11〜図12を併せて参照して、化粧枠
23は、ドアトリム18における開口部18aの周縁部
に重なるようにして外側方に張出す鍔部23aを開口縁
全周に有して略矩形の皿状に形成されるものであり、車
両の前後方向に沿う後方側で該化粧枠23の一部は切欠
き部23bを形成するように切欠かれる。この切欠き部
23bは、ベース22における開口部24に対応したも
のであり、ベース22の表面に縦横に突設されているリ
ブ32に化粧枠23の背面を当接させるようにして該化
粧枠23をベース22に装着したときに、ベース22に
軸支されているインサイドハンドル20は前記切欠き部
23bから化粧枠23内を車両の前後方向に沿う前方側
に延びることになり、化粧枠23内に手を差込んでイン
サイドハンドル20を操作することができる。
【0020】化粧枠23の背面には、ベース22側に突
出する複数たとえば一対の第1および第2突部33,3
4が一体に突設されており、ベース22には、それらの
突部33,34をそれぞれ嵌合せしめる第1および第2
嵌合孔35,36が設けられる。
【0021】第1突部33は、比較的小径の円筒状に形
成されて化粧枠23の背面の車両前後方向に沿う前方側
に突設され、第2突部34は、第1突部33よりも大径
の円筒状に形成されて開口部24の近傍で化粧枠23の
背面に突設される。
【0022】しかも第2突部34には、化粧枠23をベ
ース22とともに取付部17aに締結するねじ部材38
を挿通するための挿通孔37が同軸に設けられており、
該挿通孔37は、ねじ部材38の頭部38aを挿入可能
な大径孔部37aと、ねじ部材38のねじ軸部38bを
挿通可能な小径孔部37bとが同軸に連設されて成るも
のである。
【0023】前記ねじ部材38は、インナーパネル17
の取付部17aに装着される合成樹脂製のグロメット3
9にねじ込まれる。すなわちインナーパネル17すなわ
ち取付部17aの板厚は比較的薄く、ねじ部材38を直
接螺合せしめるのは困難であるので、取付部17aに予
め装着せしめたグロメット39にねじ部材38をねじ込
むようにしたものである。
【0024】ところで、ケーシング19におけるベース
22は、該ベース22の背面側に突設される一対の係合
爪30,30を取付部17aの取付孔31,31に挿入
し、それらの取付孔31,31の挿入孔部31a…から
係合孔部31b…に係合爪30,30を移動せしめるよ
うにベース22を取付部17aの表面に沿ってスライド
させることにより、両係合爪30,30が取付部17a
の裏面に係合するのであるが、そのようなケーシング1
9すなわちベース22のスライドに応じて前記グロメッ
ト39を進入させる位置決め凹所40が、ベース22の
背面に設けられる。
【0025】この位置決め凹所40は、ベース22の背
面に突設された第2リブ29の一部により形成されるも
のであり、四角形状であるグロメット39を前記ベース
22の取付部17aに対するスライドに応じて案内すべ
く、ベース22の開口部24側に開放した略U字状に形
成されるものであり、この位置決め凹所40の閉塞端側
に臨むように、ケーシング19の挿通孔37すなわち第
2嵌合孔36がベース22に設けられる。しかも位置決
め凹所40において、その開口端側すなわちグロメット
39の進入開始端側は、その進入開始端に向うにつれて
幅を拡大するように形成される。
【0026】化粧枠23のベース22への装着にあたっ
ては、ベース22の外側面に突設される2つの係合突部
41,42に、化粧枠23に一体に設けられる2つの弾
発爪43,44が弾発的に係合される。
【0027】両係合突部41,42のうち一方の係合突
部41は、ベース22の下部外側面において車両の前後
方向に沿う後方側の開口部24に近接した位置に突設さ
れ、他方の係合突部42は、ベース22の上部外側面に
おいて車両の前後方向に沿う前方側に突設される。而し
て両係合突部41,42は、弾発爪43,44の弾発係
合を容易とすべく横断面形状が三角形状となるように形
成されている。
【0028】一方、両弾発爪43,44のうち一方の弾
発爪43は、切欠き部23bから一部をはみ出した位置
で、ベース22の下部外側面に沿って延びるように化粧
枠23に一体に突設され、この弾発爪43には前記一方
の係合突部41を係合せしめる矩形状の係合孔45が設
けられる。また他方の弾発爪44は、ベース22の上部
外側面に沿って延びるようにして化粧枠23に一体に突
設され、この弾発爪43には前記他方の係合突部42を
係合せしめる矩形状の係合孔46が設けられる。
【0029】図13および図14において、ベース22
への化粧枠23の装着状態でベース22および化粧枠2
3間には、一対の弾発爪43,44のうちの少なくとも
1つである特定弾発爪としての弾発爪41の内面を臨ま
せる挿入口47が形成される。この挿入口47には、マ
イナスドライバ等の治具48を化粧枠23の内方側から
挿入可能であり、挿入口47に挿入した治具48で前記
弾発爪43を内面側から押圧してその弾発爪43に対応
した係合突部41との係合を解除することが可能であ
る。
【0030】しかも前記挿入口47は、非操作状態(図
14の鎖線で示す状態)にある前記インサイドハンドル
20により覆われるものであり、挿入口47への治具4
8の挿入は、インサイドハンドル20を、図14の実線
で示すようにインサイドハンドル20を操作した状態で
のみ実行可能である。
【0031】次にこの実施例の作用について説明する
と、インナパネル17の取付部17aに固定されるベー
ス22の2箇所に設けられる係合突部41,42に、化
粧枠23が備える弾発爪43,44が弾発係合されるこ
とにより、ベース22および化粧枠23が相互に連結さ
れてケーシング19が構成されるのであるが、化粧枠2
3の背面に一体に突設される第1および第2突部33,
34が、ベース22に設けられる第1および第2嵌合孔
35,36にそれぞれ嵌合されるので、ベース22に対
する化粧枠23の位置決めがなされるとともにベース2
2に対する化粧枠23のがたつきが極力防止される。
【0032】しかも第1および第2突部33,34のう
ちの1つである第1突部34に、化粧枠23をベース2
2とともにインナーパネル17の取付部17aに締結す
るねじ部材38を挿通せしめる挿通孔37が設けられて
いる。したがってベース22とともに化粧枠23がイン
ナーパネル17に締結されることになり、化粧枠23が
ベース22により強固に固定されることになる。
【0033】また前記複数の弾発爪43,44のうちの
1つである弾発爪43の内面を臨ませる挿入口47が、
ベース22への化粧枠23の装着状態でベース22およ
び化粧枠23間に形成されており、挿入口47に挿入し
た治具48で前記弾発爪43を内面側から押圧して当該
弾発爪43に対応した係合突部41との係合を解除する
ことが可能であるので、前記弾発爪43および係合突部
41にその係合解除時に無理な力が加わることはなく、
弾発爪43および係合突部41のいずれもが損傷するこ
とはない。しかも1つの弾発爪43と係合突部41との
係合が解除されることにより、他の弾発爪44と係合突
部42との係合も無理な力を加えずに解除することが可
能となり、全ての弾発爪43,44および係合突部4
1,42に損傷が生じることを防止して、ベース22か
ら化粧枠23を取外すことができる。
【0034】しかも挿入口47は、非操作状態でのイン
サイドハンドル20で覆われるので、挿入口47が目立
つことがなく、外観上も優れたものとなる。
【0035】さらにインナーパネル17の取付部17a
に設けられる取付孔31,31に、ベース22の背面に
突設された係合爪30,30が挿入され、取付部17a
の表面に沿ってベース22をスライドさせつつ係合爪3
0,30を取付孔31,31内で移動させることによ
り、係合爪30,30を取付部17aの裏面に係合させ
るようにしているが、ケーシング19のインナーパネル
17へのより強固な固定を図るべくインナーパネル17
の取付部17aにはグロメット39が装着されており、
該グロメット39にねじ部材38がねじ込まれる。この
際、前記ベース22のスライドにより、グロメット39
と、ケーシング19の挿通孔37との位置合わせが煩雑
となる可能性があるが、ベース22のスライドに応じて
グロメット39を進入させる位置決め凹所40が、前記
挿通孔37を臨ませてベース22の背面に設けられてい
る。したがって、ベース22を取付部17aの表面に沿
ってスライドさせる際に、取付部17aに装着されたグ
ロメット39が、位置決め凹所40に進入することにな
り、ねじ部材38を挿通せしめるべくケーシング19の
化粧枠23に設けられた挿通孔37と、前記グロメット
39との位置合わせを容易とすることができる。
【0036】しかも位置決め凹所40は、グロメット3
9の進入開始端側に向うにつれて幅を拡大して形成され
ているので、ベース22を取付部17aの表面に沿って
スライドさせる際に、グロメット39の位置決め凹所4
0への進入を確実に案内することが可能となる。
【0037】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0038】たとえば上記実施例では、ベース22に係
合突部41,42が突設され、化粧枠23に弾発爪4
3,44が一体に設けられたが、ベースに弾発爪が一体
に設けられ、化粧枠23に係合突部が突設される構成で
あってもよい。また全ての弾発爪の内面をそれぞれ臨ま
せるようにしてベース22および化粧枠23間に挿入口
が形成されるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、弾発爪および係合突部に損傷が生じることを防止し
て、ベースから化粧枠を取外すことができる。
【0040】また請求項2記載の発明によれば、挿入口
が目立つことがないようにして優れた外観を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用ドアの内面側を示す斜視図である。
【図2】インサイドドアハンドル装置の正面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】分離状態にあるベースおよび化粧枠の側面図で
ある。
【図6】図5の6矢視方向から見たベースの正面図であ
る。
【図7】図5の7矢視方向から見たベースの背面図であ
る。
【図8】図6の8−8線断面図である。
【図9】図7の9−9線拡大断面図である。
【図10】図5の10矢視方向から見た化粧枠の正面図
である。
【図11】図10の11矢視図である。
【図12】図10の12矢視図である。
【図13】図3の13−13線断面図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【符号の説明】
16・・・インサイドドアハンドル装置 17・・・インナーパネル 20・・・インサイドハンドル 22・・・ベース 23・・・化粧枠 41,42・・・係合突部 43,44・・・弾発爪 45,46・・・係合孔 47・・・挿入口 48・・・治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インサイドハンドル(20)を軸支して
    車両用ドアのインナパネル(17)に固定される合成樹
    脂製のベース(22)、ならびに該ベース(22)に装
    着される合成樹脂製の化粧枠(23)の一方の複数箇所
    の外側面に係合突部(41,42)が突設され、前記ベ
    ース(22)および前記化粧枠(23)の他方には、前
    記各係合突部(41,42)を係合させる係合孔(4
    5,46)を有して前記外側面に沿って延びる複数の弾
    発爪(43,44)が一体に設けられる車両用インサイ
    ドドアハンドル装置において、前記複数の弾発爪(4
    3,44)のうちの少なくとも1つの特定弾発爪(4
    3)の内面を臨ませる挿入口(47)が、該挿入口(4
    7)に挿入した治具(48)で前記特定弾発爪(43)
    を内面側から押圧して当該特定弾発爪(43)に対応し
    た係合突部(41)との係合を解除することを可能とし
    て、前記ベース(22)への化粧枠(23)の装着状態
    でベース(22)および化粧枠(23)間に形成される
    ことを特徴とする車両用インサイドドアハンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記挿入口(47)が、非操作状態での
    インサイドハンドル(20)で覆われる位置で、前記ベ
    ース(22)および化粧枠(23)間に形成されること
    を特徴とする請求項1記載の車両用インサイドドアハン
    ドル装置。
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