JPH066642U - ドアハンドルのケーブル固定構造 - Google Patents

ドアハンドルのケーブル固定構造

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JPH066642U
JPH066642U JP5080792U JP5080792U JPH066642U JP H066642 U JPH066642 U JP H066642U JP 5080792 U JP5080792 U JP 5080792U JP 5080792 U JP5080792 U JP 5080792U JP H066642 U JPH066642 U JP H066642U
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outer cable
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正純 宮川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み付け作業性を低下させることがなく、ケ
ーブルのガタを確実に防止する。 【構成】 ボディ本体1にハンドル本体3を組み付けた
状態で、インナーケーブル6aをハンドル本体3に連結
するとともに、アウターケーブル6bを保持部に嵌合し
た状態で、ケーブル6をボディ本体1に仮止めする。次
いで、ボディ本体1を取付面Aに固定することにより、
アウターケーブル6bが押さえ部10によって取付面Aに
押圧され、押え部10と取付面Aとの間に狭持されて、ア
ウターケーブル6bは、ガタ付くことなく確実に固定さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用ドアの取付面に固定されたボディ本体に、ハンドル本体が 枢支され、ハンドル本体のアーム部がケーブルを介してドアロックに連結された ドアハンドルのケーブル固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のハンドル装置として、例えば図6及び図7に示すようなものが ある。 この装置は、ドアのインナーパネル(A)にねじ(101)により固定されたボディ 本体(102)に、ハンドル本体(103)を軸(104)により枢着するとともに、ハンドル 本体(103)に形成されたアーム部(103a)に、ケーブル(105)の端末に固着された端 末部(105a)が連結されることにより、ハンドル本体(103)のドア開扉操作力がド アロック装置に伝達されるようになっている。
【0003】 また、ケーブル(105)のハンドル本体(103)に対する連結は、ケーブル(105)の アウターケーブル(106)に挿通されて案内されるインナーケーブル(107)の端末に 固着された端末部(105a)をハンドル本体(103)のアーム部(103a)に嵌合するとと もに、アウターケーブル(106)の段付き部(106a)をボディ本体(102)に形成された 保持部(102a)の嵌合溝(102b)に嵌合することにより行なわれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように、アウターケーブル(106)を保持部(102)の嵌合溝 (102b)に単に嵌合するだけであると、アウターケーブル(106)と嵌合溝(102b)と の間にガタがある場合、ハンドル本体(103)の操作時にケーブル(105)がガタ付き 、異音発生の原因となり、品質感を低下させる問題点がある。また、アウターケ ーブル(106)が嵌合溝(102b)内でガタ付くことがないように、アウターケーブル( 106)を嵌合溝(102b)にきつく嵌合させると、アウターケーブル(106)のガタ付き を防止することはできるが、その反面、ケーブル(105)の組み付け作業性が低下 する問題点がある。
【0005】 本考案は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、組み付け作業性を 低下させることなく、ケーブルのガタを確実に防止することができるようにした ドアハンドルのケーブル固定構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の装置は、ドアの取付面に固定されたボディ 本体に、ハンドル本体が枢支され、ハンドル本体のアーム部がケーブルを介して ドアロックに連結されたドアハンドルのケーブル固定構造であって、ボディ本体 に、ケーブルのアウターケーブルが嵌合可能な保持部及びケーブルの上方に延出 してアウターケーブルを取付面に押圧可能な押え部を形成したことを特徴として いる。
【0007】
【作用】
ボディ本体にハンドル本体を組み付けた状態で、インナーケーブルをハンドル 本体に連結するとともに、アウターケーブルを保持部に嵌合して、ケーブルをボ ディ本体に仮止めする。次いで、ボディ本体を取付面に固定すると、アウターケ ーブルが押え部によって取付面に押圧され、押え部と取付面との間に狭持されて 、 アウターケーブルはガタ付くことなく確実に固定される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 (1)は、自動車用ドアのインナーパネル(A)に固定されたボディ本体、(2)は 、ボディ本体(1)に固定された舟形状のエスカッション本体、(3)は、ボディ本 体(1)に軸(4)により枢着されたハンドル本体、(5)は、ハンドル本体(3)と同 軸上に独立して揺動可能に枢着されたロックノブ、(6)は、一端がハンドル本体 (3)に連結されたケーブルである。
【0009】 ボディ本体(1)は、合成樹脂材料で成形され、底面に形成された爪部(1a)を インナーパネル(A)に穿設された孔に係合させるとともに、ねじ(9)をインナー パネル(A)のねじ孔(A1)に螺合させることにより、インナーパネル(A)に固定 され、後方(図1において右方)に形成された保持部(1b)には、一端がインナー パネル(A)側に向かって開口して中央部が膨らんだ形状の嵌合溝(1c)及び嵌合 溝(1c)に並設して切設された切欠溝(1d)が形成され、保持部(1b)の上端には 、ケーブル(6)の配索方向に沿って後方に延出し、かつ先端部(10a)が斜めに垂 下する弾性変形可能な押え部(10)が形成されている。
【0010】 ハンドル本体(3)は、エスカッション本体(2)上に配置された把持部(3a)と 、インナーパネル(A)側に延出するアーム部(3b)とを有し、アーム部(3b)には 、他端部がドアロックに連結されたケーブル(6)の一端が連結され、常時は、軸 (4)に巻装されたコイルばね(7)により、図1において反時計方向に付勢され、 コイルばね(7)の付勢力に抗して、時計方向に回動操作することにより、その操 作力がケーブル(6)を介してドアロック装置に伝達され、ドア開扉制御操作をす ることができる。また、ロックノブ(5)は、施錠、解錠操作が可能であって、そ の操作がロッド(8)を介してドアロック装置の施解錠レバーに伝達される。
【0011】 ケーブル(6)は、インナーケーブル(6a)と、インナーケーブル(6a)を挿通し て案内するアウターケーブル(6b)とからなり、インナーケーブル(6a)の端末に 固着された円柱状の端末部(6c)が、ハンドル本体(3)のアーム部(3b)に嵌合さ れて連結されるとともに、アウターケーブル(6b)に形成された拡径部(6d)の段 差部(6e)が、図3に示す矢印方向からボディ本体(1)の保持部(1b)の嵌合溝( 1c)に係合されることにより、ボディ本体(1)に仮止めされる。
【0012】 次に本考案の第1実施例の作用について説明する。 ボディ本体(1)にハンドル本体(3)及びエスカッション本体(2)をそれぞれ組 み付けた状態で、インナーケーブル(6a)の端末部(6c)をハンドル本体(3)のア ーム部(3b)に係合するとともに、アウターケーブル(6b)の段差部(6e)を嵌合 溝(1c)の切欠溝(1d)側にある側片(1e)を外側に弾性変形させながら嵌合溝(1 c)に嵌合した状態で、ケーブル(6)をボディ本体(1)に仮止めする。次いで、ボ ディ本体(1)を爪部(1a)及びねじ(9)によりドアのインナーパネル(A)に固定 すると、アウターケーブル(6b)に設けられた拡径部(6d)が押え部(10)によって インナーパネル(A)に押圧され、アウターケーブル(6b)は押え部(10)とインナ ーパネル(A)との間に狭持されて固定される。また、アウターケーブル(6b)は 、押え部(10)の先端部(10a)の弾性力により押えられ、ガタ付くことなく、確実 に固定される。
【0013】 図4は、本考案の第2実施例を示す。 第2実施例は、ボディ本体(1)の押え部(10)に形成された弾性変形可能な先端 部(10a)を省略し、それに代えて、ケーブル(6)のアウターケーブル(6b)に設け られた拡径部(6d)の外周に、複数の弾性変形可能な弾性舌片(6f)を形成してい る。ボディ本体(1)をインナーパネル(A)に固定することにより、拡径部(6d) 及び弾性舌片(6f)が押え部(10)とインナーパネル(A)との間に狭持され、第1 実施例と同様にケーブル(6)のガタを確実に押さえられる。その他の、構成につ いては、第1実施例と同様であるので、それらについては第1実施例のものと同 一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0014】 図5は、本考案の第3実施例を示す。 第3実施例は、拡径部(6d)及び拡径部(6d)に対向する鍔部(6g)、さらには 、保持部(1b)の拡径部(6d)に対向する側のそれぞれの面にテーパ面(11)を形成 して、アウターケーブル(6b)の保持部(1b)に対する組み付け作業を向上させて いる。すなわち、アウターケーブル(6b)を嵌合溝(1c)に嵌合する際に、インナ ーケーブル(1a)の端末部(6c)をハンドル本体(3)のアーム部(3b)に嵌合した 後、ケーブル(6)を矢示方向に回すことにより、拡径部(6d)の段差部(6e)がそ れぞれのテーパ面(11)に案内されて、嵌合溝(1c)に対する組み付けが容易にな り、作業性の向上が図られる。その他の、構成については、第1実施例と同様で あるので、それらについては第1実施例のものと同一の符号を付して、詳細な説 明は省略する。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、本考案は、ボディ本体にケーブルの上方に延出する押さえ部を 設けたことによって、ボディ本体を取付面に固定することにより、ケーブルのア ウターケーブルが取付面と押さえ部との間に挟持されて固定されるので、作業性 を低下させることなく、確実にケーブルをボディ本体に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の縦断側面図である。
【図2】同じく第1実施例の後面図である。
【図3】同じく要部の分解斜視図である。
【図4】本考案の第2実施例の要部の縦断側面図であ
る。
【図5】本考案の第3実施例の要部の縦断側面図であ
る。
【図6】従来技術を示すドアハンドルの側面図である。
【図7】従来技術の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
(1)ボディ本体 (1b)保持部 (1c)嵌合溝 (2)エスカッシ
ョン本体 (3)ハンドル本体 (3b)アーム部 (6)ケーブル (6a)インナー
ケーブル (6b)アウターケーブル (6c)端末部 (6d)拡径部 (6e)段差部 (6f)弾性舌片 (10)押え部 (10a)先端部 (A)インナーパ
ネル(取付面)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの取付面に固定されたボディ本体
    に、ハンドル本体が枢支され、ハンドル本体のアーム部
    がケーブルを介してドアロックに連結されたドアハンド
    ルのケーブル固定構造であって、ボディ本体に、ケーブ
    ルのアウターケーブルが嵌合可能な保持部及びケーブル
    の上方に延出してアウターケーブルを取付面に押圧可能
    な押え部を形成したことを特徴とするドアハンドルのケ
    ーブル固定構造。
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