JPH09104275A - アームレスト取付構造 - Google Patents

アームレスト取付構造

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JPH09104275A
JPH09104275A JP26452395A JP26452395A JPH09104275A JP H09104275 A JPH09104275 A JP H09104275A JP 26452395 A JP26452395 A JP 26452395A JP 26452395 A JP26452395 A JP 26452395A JP H09104275 A JPH09104275 A JP H09104275A
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JP
Japan
Prior art keywords
armrest
door trim
hole
door
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP26452395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Akura
秀範 阿倉
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication of JPH09104275A publication Critical patent/JPH09104275A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取付工程数が少なく簡単で、ドアトリムをドア
に取り付けた後でもドアトリムに対して取付可能なアー
ムレストを提供する。 【解決手段】ドアトリム1には複数個の係合孔10が設
けられている。係合孔10下端においてはトリムボード
2がパッド3より上方に一定の幅ではみ出し被挟持部1
1を形成する。アームレスト5には二叉状の挟持部材1
8が前記係合孔10と相対向する位置に形成されてい
る。挟持部材18は補強用リブ19から延出形成されて
いて、その先端部には被挟持部11を挟持するための係
合爪20と挟持用爪21が形成されている。挟持部材1
8の上部には固定用ボス22が、突出形成されている。
固定用ボス22は、係合孔10に係合するようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のドア内側に
取り付けられるア−ムレストに係り、詳しくは、その取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアトリムには、乗員の姿勢を
楽に保つため肘を載せるアームレストが取着されている
ものがある。アームレストはドア開閉時のプルハンドル
として兼用されることも多い。
【0003】従来の取付方法では、アームレストはドア
のインナパネルに取り付けられる前のドアトリムに取り
付けられる。アームレストをドアトリムに取り付けるに
は、まず、アームレストに形成された複数の位置決用ボ
スを、ドアトリムの位置決用ボスと対応する位置に形成
された位置決用ボス孔に嵌合させる。次に、ドアトリム
に透設されている複数のビス挿入孔に、ドアトリムの裏
面より、ビスを挿入し、ビスをアームレストに形成され
ているビス穴に螺着することでアームレストをドアトリ
ムに取り付ける。
【0004】また、アームレストの取付には熱カシメに
よる方法も用いられている。この場合は、アームレスト
には位置決用ボスの他に複数のカシメ突起が設けられ、
ドアトリムには位置決用ボス孔の他に前記カシメ突起に
対応する位置にカシメ孔が透設される。アームレスト側
の位置決用ボスをドアトリム側の位置決用ボス孔に嵌合
させた時、カシメ突起はカシメ孔よりドアトリム裏面か
ら突出する。この突出した部分をドアトリム裏面より熱
でかしめることでアームレストをドアトリムに取り付け
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ビス止め及
び熱カシメによるアームレストの取付作業はいずれも工
程数が多く面倒であった。さらに、ビス止めによる取付
作業の場合は部品点数が多くなるのでコスト高であり、
在庫管理も面倒であった。
【0006】さらに、熱カシメの場合は、取付作業はド
アトリムの裏面から行う必要があるので、アームレスト
のドアトリムへの取付はドアトリムがドアに取り付けら
れる前に行なわれなければならなかった。従って、アー
ムレストの取付を自動車の製造ライン上で行うことはで
きなかった。
【0007】本発明の目的は、取付工程数が少なく簡単
で、ドアトリムをドアに取り付けた後でもドアトリムに
対して取付可能なアームレストを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1の発明は、自動車のドアトリムに、室内側
に突出するように取り付けられるアームレストの取付構
造であって、前記ドアトリムには係合孔を設け、前記ア
ームレストには前記係合孔から挿入され前記ドアトリム
を挟持する二叉状の挟持部材を設けたことを要旨とす
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のアー
ムレスト取付構造において、前記アームレストは、前記
ドアトリムに挟持部材を挟持させた時、前記係合孔に係
合するガタツキ防止用突部を備えたことを要旨とする。
【0010】従って、請求項1の発明によれば、アーム
レストに設けた二叉状の挟持部材は、ドアトリムに設け
られた係合孔から挿入され前記ドアトリムを挟持する。
従って、アームレストのドアトリムへの取付が表面から
容易に行うことができ、ドアトリム裏面からの作業が不
要になる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、ガタツキ
防止用突部は、ドアトリムに挟持部材を挟持させた時、
係合孔に係合する。従って、アームレストのガタツキが
防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1〜図4に従って説明する。図1は、アーム
レストを自動車のドアのインナパネルに配設されたドア
トリムへ取り付ける方法を示す斜視図である。
【0013】自動車のドアトリム1はトリムボード2に
パッド3が張り合わされ、図示しない表皮で覆われた構
造を持ち、インナパネル4上に配設されている。また、
図4に示すように、インナパネル4にはアームレスト5
を固定するためのグロメット6を備えた孔7が複数個設
けられている。各グロメット6にはねじ孔8が透設され
ている。ドアトリム1のグロメット6に対応する位置に
はグロメット6をドアトリム1の表面に表出させるため
のグロメット用孔9が貫通して設けられている。また、
ドアトリム1にはアームレスト5を取り付けるための複
数個の係合孔10が貫通して設けられている。グロメッ
ト用孔9及び係合孔10は四角形に形成されている。グ
ロメット用孔9において、トリムボード2に形成された
孔とパッド3に形成された孔の大きさは同一であり、グ
ロメット孔9の各端部は面一になっている。一方、各係
合孔10においては、トリムボード2に形成された孔と
パッド3に形成された孔の上端及び両側端は面一になる
ように形成されているが、下端においてはトリムボード
2がパッド3より上方に一定の幅ではみ出し被挟持部1
1を形成する。また、ドアトリム1には円形状の位置決
用ボス孔12が貫通して設けられている。
【0014】ドアトリム1に取り付けられるアームレス
ト5は合成樹脂よりなる箱体である。図2及び図3に示
すように、その開口部13がドアトリム1に当接し取付
けられる。図1及び図4に示すように、アームレスト5
にはプルハンドル14を取り付けるためのプルハンドル
取付部15が上部中央の開口部側を窪ませて形成されて
いる。プルハンドル取付部15の底部からはプルハンド
ル取付部15をインナパネル4に設けられたグロメット
6に固定するための舌片16がグロメット6と同数、ド
アトリム1側に突出するように延出形成されている。各
舌片16には円形のボルト用孔17が貫通して設けられ
ている。
【0015】アームレスト5の開口部13側には、ドア
トリム1に挟持するための二叉状の挟持部材18が前記
係合孔10と相対向する位置に形成されている。挟持部
材18は、アームレスト5の内側に設けられた補強用リ
ブ19から延出形成されていて、その開口部13側先端
部には前記ドアトリム1の被挟持部11を挟持するため
の係合爪20と挟持用爪21が下向きに延出形成されて
いる。係合爪20の形状は前記係合孔10に挿入される
ことができる大きさである。
【0016】図2において、挟持部材18の上部にはガ
タツキ防止用突部としての固定用ボス22が、補強用リ
ブ19から開口部13側へ突出形成されている。そし
て、固定用ボス22は前記挟持部材18が被挟持部11
を挟持した時、係合孔10に係合するようになってい
る。
【0017】図3において、上部の補強リブ19にはガ
タツキ防止用突部としての固定片23が、開口部13側
へ延出形成されている。そして、固定片23は前記挟持
部材18が被挟持部11を挟持した時、係合孔10に係
合するようになっている。なお、図3に示すように、ア
ームレスト5の内部には、ウレタンパッド24が配設さ
れている。
【0018】図4において、舌片16は前記挟持部材1
8が被挟持部11を挟持した時、そのボルト用孔17が
前記グロメット6のねじ孔8と一致し、ボルト25をボ
ルト用孔17からグロメット6のねじ孔8に挿入し螺着
することが可能になっている。なお、プルハンドル取付
部15の上部にはプルハンドル14が引っ掛けなどによ
り、取り付けられるようになっている。
【0019】次に、上記のように構成されたアームレス
ト5をインナパネル4上に配設されたドアトリム1に取
り付ける方法について説明する。アームレスト5の挟持
部材18がドアトリム1に設けられた係合孔10に、相
対向するように配置する。次に、それぞれの挟持部材1
8の先端に設けられた係合爪20を係合孔10内に嵌め
込み、挟持爪21と協働して被挟持部11を挟持するよ
うに、アームレスト5をドア内壁1に当接させる。この
時、固定用ボス22及び固定片23を係合孔10に係合
させる。また、プルハンドル取付部15から延出形成さ
れている舌片16は、インナーパネル4に設けられグロ
メット用孔9から表出しているグロメット6に当接す
る。そして、舌片16のボルト用孔17からボルト25
を挿入しグロメット6のねじ孔に螺着する。
【0020】この実施の形態は以下に述べる特徴を有す
る。 (1)アームレスト5の取り付けは、主にドアトリム1
に設けられた係合孔10に係合爪20を挿入して、被挟
持部11を挟持部材18にて挟持することで行える。従
って、従来のように、インナーパネル4に取り付けられ
る前のドアトリム1の裏面からビス止めや熱カシメによ
って取りつける方法に較べて、取りつけ作業は遙かに容
易である。しかも、ドアトリム1裏面からの作業が必要
ないのでライン上での取り付けが可能になる。また、ボ
ルト締結は荷重を受けやすい必要最小限での箇所でよ
く、部品点数及び工数を軽減できる。
【0021】(2)アームレスト5のドアトリム1への
取り付けは、係合爪20だけによらず、係合爪20と挟
持用爪21によって被挟持部11を挟持して行われる。
従って、アームレスト5がドアトリム1側に押された場
合のガタツキが防止できる。
【0022】(3)挟持部材18が被挟持部11を挟持
した時、固定用ボス22及び固定片23が係合孔10に
係合する。従って、アームレスト5の上下のガタツキが
防止できる。
【0023】(4)挟持部材18の先端に形成された係
合爪20及び挟持用爪21はすべて下向きにされている
ので、ドアトリム1へのアームレスト5の取付が、より
容易に、素早く行えるようになる。
【0024】(5)挟持部材18と固定用ボス22は補
強用リブ19に固定されているので、挟持部材18と固
定用ボス22の強度を上げることができる。なお、本発
明は上記形態に限定されることはなく、本発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で以下のようにしてもよい。
【0025】上記形態では、上下ガタツキ防止手段は固
定用ボス22と固定片23の2種類を採用したがどちら
かに統一してもよい。以上、本発明の実施の各形態につ
いて説明したが、上記各形態から把握できる請求項以外
の技術思想について、以下にそれらの効果とともに記載
する。
【0026】(イ)請求項1又は2に記載のアームレス
ト取付構造において、挟持部材18の先端に形成された
係合爪20及び挟持用爪21はすべて下向きにされる。
この構成により、ドアトリム1へのアームレスト5の取
付が、より容易に、素早く行えるようになる。
【0027】(ロ)請求項1又は2に記載のアームレス
ト取付構造において、挟持部材18と固定用ボス22は
補強用リブ19に固定されている。この構成により、挟
持部材18と固定用ボス22の強度を上げることができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のアームレス
ト取付構造によれば、取付工程数が少なく簡単で、ドア
トリムをドアに取り付けた後でもドアトリムに対して取
付可能なアームレストを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アームレストの取付方法を説明するための斜視
図。
【図2】アームレストのドアトリムへの取付状態を示す
A−A線断面図。
【図3】アームレストのドアトリムへの取付状態を示す
B−B線断面図。
【図4】アームレストのドアトリムへの取付状態を示す
C−C線断面図。
【符号の説明】
1…ドアトリム、2…トリムボード、3…パッド、5…
アームレスト、10…係合孔、18…挟持部材、22…
ガタツキ防止用突部としての固定用ボス、23…ガタツ
キ防止用突部としての固定片。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアトリムに、室内側に突出す
    るように取り付けられるアームレストの取付構造であっ
    て、 前記ドアトリムには係合孔を設け、前記アームレストに
    は前記係合孔から挿入され前記ドアトリムを挟持する二
    叉状の挟持部材を設けたアームレスト取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のアームレスト取付構造
    において、前記アームレストは、前記ドアトリムに挟持
    部材を挟持させた時、前記係合孔に係合するガタツキ防
    止用突部を備えたアームレスト取付構造。
JP26452395A 1995-10-12 1995-10-12 アームレスト取付構造 Pending JPH09104275A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26452395A JPH09104275A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 アームレスト取付構造

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JP26452395A JPH09104275A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 アームレスト取付構造

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JPH09104275A true JPH09104275A (ja) 1997-04-22

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JP26452395A Pending JPH09104275A (ja) 1995-10-12 1995-10-12 アームレスト取付構造

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JP (1) JPH09104275A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2812245A1 (fr) * 2000-07-26 2002-02-01 Ecia Equip Composants Ind Auto Porte de vehicule automobile comportant un accoudoir reglable en position
JP2004106593A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
JP2014013081A (ja) * 2006-10-02 2014-01-23 Johnson Controlls Interiors Gmbh & Kg 複数部品からなる自動車用装備品および結合方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2812245A1 (fr) * 2000-07-26 2002-02-01 Ecia Equip Composants Ind Auto Porte de vehicule automobile comportant un accoudoir reglable en position
JP2004106593A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Kasai Kogyo Co Ltd 自動車用内装部品
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