JPS6119983Y2 - - Google Patents

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JPS6119983Y2
JPS6119983Y2 JP8608181U JP8608181U JPS6119983Y2 JP S6119983 Y2 JPS6119983 Y2 JP S6119983Y2 JP 8608181 U JP8608181 U JP 8608181U JP 8608181 U JP8608181 U JP 8608181U JP S6119983 Y2 JPS6119983 Y2 JP S6119983Y2
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JP
Japan
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cover
cushion
seat cushion
plate
vehicle
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Expired
Application number
JP8608181U
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English (en)
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JPS57197373U (ja
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Priority to JP8608181U priority Critical patent/JPS6119983Y2/ja
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Publication of JPS6119983Y2 publication Critical patent/JPS6119983Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車など車輛のドア開口部に取
付けるスカツフプレートに関する。
一般に車輌のボデイ両側には、インナーパネル
とアウターパネルとから成るドア開口部を設け、
該開口部から車室内に乗降すべくしている。また
前記開口部は、インナー及びアウターパネルの各
端部に内方に向けて突縁を突出させ、この両突縁
を互に接合一対化させることにより形成されてお
り、この開口部の下部には、乗降時に前記突縁に
足が引掛つたりすることがないように、該突縁を
被覆すべくスカツフプレートを取付けている。
ところで前記車室内には、ボデイクロスメンバ
ーを介してシートクツシヨンが取付られるのであ
るが、該クツシヨンは、乗降側外側面で前面から
乗降に便利なように斜め後方にかけて斜面が付さ
れ、この部分に3角形状の空白部が形成されるの
であり、該空白部は所謂利用価値のないデツドス
ペースとして放置されているのである。
また前記空白部によりシートクツシヨン下部の
クロスメンバーその他構成部品が外部に露出さ
れ、外観的にも問題がある。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、前記ドア開口部に設けるスカツフプレート
を利用して、該プレートにカバーを一体に形成
し、このカバーにより前記シートクツシヨンの空
白部から露出するクロスメンバーなどを被覆し
て、外観を良好ならしめ、かつ前記カバーを小物
置台などとして使用し、デツドスペースとして放
置されていた前記クツシヨンの空白部を有効利用
せんとするものである。
さらに詳しくは、プレート本体の車室側側縁
に、薄肉ヒンジを介してシートクツシヨンの前方
側方を閉鎖するカバーを開閉自由に支持すると共
に、前記カバーのシートクツシヨン側側縁に、前
記クツシヨン外側面を押圧して係止する押圧係止
部を設けたことを特徴とするものである。
以下本考案にかかるスカツフプレートを図面の
実施例によつて説明する。
図面は乗用自動車のリヤシートクツシヨン部分
を示し、該図中1はクロスメンバーで、両側にイ
ンナーパネル2aとアウターパネル2bとから成
るドア開口部2を設け、この開口部2にドア(図
示せず)を開閉自由に取付けるべくしている。
前記ドア開口部2は、インナー及びアウター両
パネル2a,2bの各端部に、それぞれ内方に向
けて突縁2c,2dを突出させ、この両突縁2
c,2dを互に接合一体化されており、該開口部
2の下部に前記両突縁2c,2dを被覆するスカ
ツフプレート3を取付けている。
4は車室5内に設けたリヤシートクツシヨン
で、前記クロスメンバー1の上部に載置固定され
ており、該クツシヨン4は乗降側外側部で前面か
ら乗降に便利なように斜め後方にかけて斜面が付
され、この部分に3角形状の空白部イが形成され
ている。
しかして本考案は前記スカツフプレート3を利
用して、前記クツション4の外側前部に形成され
る空白部イの下部を閉鎖し、かつ該空白部イを小
物置き等の空間として有効利用しようとするもの
である。
具体的には、前記スカツフプレート3を合成樹
脂で形成し、このスカツフプレート3におけるプ
レート本体3aの車室5側側縁で、前記空白部イ
と対応する部分に、概略3角形状をなすカバー3
bを薄肉ヒンジ3cを介して開閉自由に一体に取
付け、このカバー3bにより前記空白部イの下部
を閉鎖させるべくなすのである。
また前記カバー3bにおけるシートクツシヨン
4側の側縁に、押圧係止部3dを一体に突出形成
される。この係止部3dは、前記ヒンジ3cを中
心としてカバー3bをプレート本体3aに対し回
動させるとき、係止部3dの回動軌跡が前記クツ
シヨン4の外側面内部を通過するように設けのる
のであり、斯しくて前記カバー3bの閉鎖時に係
止部3dをクツシヨン4の外側面に押圧係止させ
て、カバー3bを閉鎖状態に保持させるのであ
る。このカバー3bの開閉時には、その係止部3
dが前記クツシヨン4の外側面一部と干渉するの
であるが、該クツシヨン4は弾力性に富み変形可
能であるため、前記係止部3dはクツシヨン4を
変形させながら自由に通過させ得るのであり、ま
たカバー3dの閉鎖時には、前記クツシヨン4の
弾力により、該クツシヨン4に当接するカバー3
bの一部及び前記係止部3dを押圧させて、カバ
ー3bを閉鎖状態に保持させるのである。
尚、以上の実施例ではリヤシートクツシヨン4
側について説明したが、本考案はフロントシート
クツシヨン側にも適用できる。
図面の実施例では、前記クツシヨン4の骨組と
して設ける枠線6の前面側に、クロスメンバー1
の上面に沿つて前記クツシヨン4の側方空白部イ
へと延びる取付具7を一体に設け、この取付具7
をクロスメンバー1の外側上面に形成した取付孔
8に位置させて、該取付孔8にワツシヤ9をもつ
取付ねじ10を前記空白部イから螺装させること
により、取付具7を介してクツシヨン4を固定す
べくしている。
しかして本考案では、前記スカツフプレート3
のカバー3bにより前記空白部イの下部を閉鎖す
ることにより、カバー3bを小物置台となし、前
記空白部イを小物の収容空間として有効利用でき
るばかりか、前記空白部イに露出するクロスメン
バー1及び該メンバー1にクツシヨン4を固定す
る前記取付具7、取付ねじ10を被覆させて、外
観を良好ならしめ得るのである。
また前記クツシヨン4の着脱時、又は前記スカ
ツフプレート3のカバー3bを掃除するようなと
きに、スカツフプレート3の全体を取外すことな
く、前記カバー3bのみをヒンジ3cを中心に開
閉させることにより容易に行ない得るようにして
いる。
以上説明したごとく本考案では、スカツフプレ
ートのプレート本体に薄肉ヒンジを介してカバー
を開閉自由に設け、このカバーによりシートクツ
シヨンの側方前部に形成される空白部の下部を閉
鎖すべくしたから、このカバーを小物置台などと
して用いることにより、従来ではデツドスペース
として放置されていた前記空白部を小物の収容空
間として有効利用できるのであり、しかも前記カ
バーにより空白部に露出するクロスメンバーその
他構成部分を被覆して、外観を良好ならしめ得る
ものである。
また本考案では、プレート本体に対しカバーを
薄肉ヒンジを介して開閉自由に一体に取付けてい
るため、カバーを紛失したりすることがないばか
りか、該カバーの開閉が自由にできて、このカバ
ーの掃除時などに非常に便利であり、しかも、カ
バーの車室側側縁には押圧係止部を設け、この係
止部をシートクツシヨンの外側面に押圧係止させ
て、該クツシヨンの弾力を利用してカバーを閉鎖
状態に保持させるべくしたから、取付ねじ或は取
付孔などのカバー固定部品が一切不要であり、そ
の上カバーの開閉操作を工具などを用いることな
く、ワンタツチ操作で行ない得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスカツフプレートを取付けた
自動車のリヤシートクツシヨン部分を示す一部切
欠斜面図、第2図はその要部の断面図である。 2……ドア開口部、3……スカツフプレート、
3a……プレート本体、3b……カバー、3c…
…ヒンジ、3d……係止部、4……シートクツシ
ヨン、5……車室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌のドア開口部に取付けるスカツフプレート
    であつて、プレート本体の車室側側縁に、薄肉ヒ
    ンジを介してシートクツシヨンの前方側方を閉鎖
    するカバーを、開閉自在に支持すると共に、前記
    カバーのシートクツシヨン側側縁に、前記クツシ
    ヨン外側面を押圧して係止する押圧係止部を設け
    たことを特徴とする車輌用スカツフプレート。
JP8608181U 1981-06-10 1981-06-10 Expired JPS6119983Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8608181U JPS6119983Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8608181U JPS6119983Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57197373U JPS57197373U (ja) 1982-12-15
JPS6119983Y2 true JPS6119983Y2 (ja) 1986-06-16

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ID=29881319

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JP8608181U Expired JPS6119983Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

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