JPH0746579Y2 - 自動車の物品収納構造 - Google Patents
自動車の物品収納構造Info
- Publication number
- JPH0746579Y2 JPH0746579Y2 JP12117489U JP12117489U JPH0746579Y2 JP H0746579 Y2 JPH0746579 Y2 JP H0746579Y2 JP 12117489 U JP12117489 U JP 12117489U JP 12117489 U JP12117489 U JP 12117489U JP H0746579 Y2 JPH0746579 Y2 JP H0746579Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article storage
- storage chamber
- panel
- storage structure
- hood
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は自動車の物品収納構造に関する。
b.従来の技術とその課題 自動車の車体には、ダッシュパネルとフロントホイルハ
ウスとの間にスペースがある。従来、このスペースはウ
ィンドウォッシャー液タンクの収納に利用される程度
で、必ずしも有効に利用されているとは言えなかった。
ウスとの間にスペースがある。従来、このスペースはウ
ィンドウォッシャー液タンクの収納に利用される程度
で、必ずしも有効に利用されているとは言えなかった。
また、工具などの物品はリアトランクルームに収納して
いたが、エンジンの点検や修理の都度、これを取出さね
ばならず、非常に不便であった。
いたが、エンジンの点検や修理の都度、これを取出さね
ばならず、非常に不便であった。
c.考案が解決しようとする課題 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、車体スペースが有効に利用できる
物品収納構造を提供することにあり、その要旨は、車体
にフロントフードの前端部を揺動自在に支持してなる自
動車において、ダッシュパネルとフロントホイールハウ
スとの間に、車体側方へ開口する物品収納室を設けると
ともに、上記フロントフードとフェンダを一体に構成
し、フロントフードを閉じた際、該フェンダによって上
記物品収納室の開口を覆うようにしたことを特徴とする
自動車の物品収納構造にある。
目的とするところは、車体スペースが有効に利用できる
物品収納構造を提供することにあり、その要旨は、車体
にフロントフードの前端部を揺動自在に支持してなる自
動車において、ダッシュパネルとフロントホイールハウ
スとの間に、車体側方へ開口する物品収納室を設けると
ともに、上記フロントフードとフェンダを一体に構成
し、フロントフードを閉じた際、該フェンダによって上
記物品収納室の開口を覆うようにしたことを特徴とする
自動車の物品収納構造にある。
以下、本考案の一実施例を、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
細に説明する。
第2図において、1は本考案の物品収納構造を採用した
自動車を示す。この自動車1では、フロントフード2は
フェンダー3と一体に構成してあり、その前端は車体に
揺動自在に支持してある。
自動車を示す。この自動車1では、フロントフード2は
フェンダー3と一体に構成してあり、その前端は車体に
揺動自在に支持してある。
第1図は第2図の点線枠B内を示す斜視図であって、フ
ロントフード2を二点鎖線で示すように開いた場合の図
である。同図において、4はドア、5はサイドシル、6
はカウルトップアウタパネル、7は同インナパネル、8
はフロントホイルハウジングパネルである。カウルトッ
プインナパネル7とフロアパネル9には、第3図に示す
ように区画パネル10が差渡して固着してあり、その前後
両側縁部はそれぞれダッシュパネル11とフロントホイル
ハウジングパネル8に固着してある。そして、これらパ
ネル7,8,9,10,11によって車体側方へ開口する物品収納
室12を画成してある。また、カウルトップインナパネル
7の端部下面には、ナット13を固着したU字状部材14が
取付けてある。一方、サイドシルアウタパネル5aとフロ
アパネル9との接合部には、フック部材15が固着してあ
る。リッド16は下部に係止部16aを設けてあり、その係
止部16aをフック部材15に係合させるとともに、別に設
けた回転ノブ17の軸部17aをナット13に螺入することに
より、リッド16を物品収納室12の開口部に取付けてあ
る。18は物品収納室12の開口部に周設したシール部材で
ある。
ロントフード2を二点鎖線で示すように開いた場合の図
である。同図において、4はドア、5はサイドシル、6
はカウルトップアウタパネル、7は同インナパネル、8
はフロントホイルハウジングパネルである。カウルトッ
プインナパネル7とフロアパネル9には、第3図に示す
ように区画パネル10が差渡して固着してあり、その前後
両側縁部はそれぞれダッシュパネル11とフロントホイル
ハウジングパネル8に固着してある。そして、これらパ
ネル7,8,9,10,11によって車体側方へ開口する物品収納
室12を画成してある。また、カウルトップインナパネル
7の端部下面には、ナット13を固着したU字状部材14が
取付けてある。一方、サイドシルアウタパネル5aとフロ
アパネル9との接合部には、フック部材15が固着してあ
る。リッド16は下部に係止部16aを設けてあり、その係
止部16aをフック部材15に係合させるとともに、別に設
けた回転ノブ17の軸部17aをナット13に螺入することに
より、リッド16を物品収納室12の開口部に取付けてあ
る。18は物品収納室12の開口部に周設したシール部材で
ある。
なお、フロントフード2を閉じると、この物品収納室は
第3図に示すように該フード2とフェンダ3で覆われる
こととなる。
第3図に示すように該フード2とフェンダ3で覆われる
こととなる。
物品収納室12を利用する場合は、フロントフード2を開
き回転ノブ17を外して、リッド16を取り外せばよい。
き回転ノブ17を外して、リッド16を取り外せばよい。
d.考案の効果 本考案によれば、従来、車体のデッドスペースとなって
いた個所に、物品収納室が設けられるようになるので、
車体スペースを有効に利用できる。
いた個所に、物品収納室が設けられるようになるので、
車体スペースを有効に利用できる。
さらにフロントフードとフェンダとの一体化により部品
点数、組付工数が削減できる。
点数、組付工数が削減できる。
また、この収納室に工具などを入れておくと、エンジン
の点検や修理の際、便利になる。
の点検や修理の際、便利になる。
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示し、第1図
は物品収納室の斜視図で、第2図の点線枠B内を示す
図、第2図は本考案の物品収納構造を採用した自動車の
側面図、第3図は第1図に示したA−A線による断面図
である。 2……フロントフード、3……フェンダ、6……カウル
トップアウタパネル、7……カウルトップインナパネ
ル、8……フロントホイルハウジングパネル、9……フ
ロアパネル、10……区画パネル、11……ダッシュパネ
ル、12……物品収納室、16……リッド。
は物品収納室の斜視図で、第2図の点線枠B内を示す
図、第2図は本考案の物品収納構造を採用した自動車の
側面図、第3図は第1図に示したA−A線による断面図
である。 2……フロントフード、3……フェンダ、6……カウル
トップアウタパネル、7……カウルトップインナパネ
ル、8……フロントホイルハウジングパネル、9……フ
ロアパネル、10……区画パネル、11……ダッシュパネ
ル、12……物品収納室、16……リッド。
Claims (1)
- 【請求項1】車体にフロントフードの前端部を揺動自在
に支持してなる自動車において、ダッシュパネルとフロ
ントホイールハウスとの間に、車体側方へ開口する物品
収納室を設けるとともに、上記フロントフードとフェン
ダを一体に構成し、フロントフードを閉じた際、該フェ
ンダによって上記物品収納室の開口を覆うようにしたこ
とを特徴とする自動車の物品収納構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12117489U JPH0746579Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 自動車の物品収納構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12117489U JPH0746579Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 自動車の物品収納構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359245U JPH0359245U (ja) | 1991-06-11 |
JPH0746579Y2 true JPH0746579Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=31669212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12117489U Expired - Lifetime JPH0746579Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | 自動車の物品収納構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746579Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP12117489U patent/JPH0746579Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359245U (ja) | 1991-06-11 |
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