JPH041029Y2 - - Google Patents

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JPH041029Y2
JPH041029Y2 JP1985201380U JP20138085U JPH041029Y2 JP H041029 Y2 JPH041029 Y2 JP H041029Y2 JP 1985201380 U JP1985201380 U JP 1985201380U JP 20138085 U JP20138085 U JP 20138085U JP H041029 Y2 JPH041029 Y2 JP H041029Y2
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JP
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seat
storage chamber
sealing member
bottom plate
sealing
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JP1985201380U
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JPS62108086U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両、特にスクータ等のようにシート
下のボデイパネル内に該シートにて閉塞し得る収
納室を設けた車両のシート下収納室構造に関す
る。
(従来技術及び考案が解決しようとする課題) 従来からスクータ等においては、そのシート下
のボデイパネル内に該シートにて閉塞し得る収納
室を設けることが広く行なわれている。このよう
な場合に収納室として要求される条件は、ボデイ
パネル内の空間を出来るだけ有効に利用すること
と、雨水等や塵埃等が入り込まないように充分に
シールすることにある。従来の収納室構造は、例
えば第5図に示すようにボデイパネル1の開口部
フランジ2の全周に亘つてシール保持材3が嵌合
固定され、このシール保持材3にはシール部材4
が一体的に固着されている。この開口部フランジ
2に対してシート5のシート底板6の周側壁下端
側に外側方に向けて断面略凹形状の受け面を設
け、シール部材4を受け面の外側壁内面に密接す
ることにより、開口部フランジ2がシールされ
る。この従来構造ではシート底板6の周側壁の下
端側が外側方に延出しているため、シート底板6
の下端側が開口部フランジ2を跨ぐようになり、
シート底板6の周側壁が開口部フランジ2の内側
に位置するため、その分、収納空間が狭くなる。
また、別の従来例としては、第6図に示すように
シート5のシート底板6の周側壁を収納空間の開
口部フランジ2よりも外側になるように構成し、
該シート底板6の周側壁の下端側内側面を、シー
ル保持材3に固着されたシール部材4に密接させ
ることにより、開口部フランジ2をシールするよ
うにしたものがある。この構造では収納空間を広
く確保できるが、経時に伴いシート底板6の周側
壁が変形した場合(例えば搭乗者の体重による荷
重や、シートの開閉等による周側壁の変形)、シ
ート底板6の周側壁とシール部材4との間の密着
度が弱まつて、シール性にバラツキが生じたりガ
タツキを生じやすい。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、収
納空間を広く確保することが出来ると共に、シー
ル性の良い車両のシート下収納室構造を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、車両のシー
ト下のボデイパネル内に上面が開口する収納室を
設けると共に、該収納室の上面開口部を前記シー
トを蓋体として開閉し得るようにした車両のシー
ト下収納室構造において、前記収納室の上面開口
部に沿うフランジ部全周に亘り、且つこのフラン
ジ部の上端面と外側面を覆うようにしてシール部
材を取り付けると共に前記シートの底板にその周
側壁下端部より内側に位置し、且つ前記シール部
材に対応してシール用リブを前記シール部材に外
側から密接するように突設してなり、前記シート
により前記収納室の上面開口部を閉塞時、前記シ
ール用リブが前記シール部材に外側から密接する
ことにより前記収納室の上面開口部をシールする
ように構成したものである。
(作用) シートの底板の周側壁下端部より内側に設けた
シール用リブが、収納室の上面開口部のフランジ
に設けたシール部材に外側から密接することによ
り、前記収納室の上面開口部をシールする。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について第1図乃至第
4図に基づいて詳述する。
第1図は本考案のシート下収納室構造を適用し
たスクータ(車両)の側面図、第2図は第1図の
−線に沿う断面図であり、図中、11はスク
ータ(車両)、12はシート、13はボデイパネ
ル、14はボデイサイドパネル、15はエンジ
ン、16はハンドル、17は前輪、18は後輪、
19はマフラー、20は燃料タンク、21はスタ
ンドである。
ボデイパネル13の下側縁部13aには仕切板
22が固着され、ボデイパネル13と仕切板22
とによつて上面が開口する収納空間(収納室)2
3が構成されている。収納空間23の開口部に
は、第3図に示すように左右の補強側板24,2
4と、後部あて板25と、ヒンジ取付座26上に
固着される前部あて板27とにより、ボデイパネ
ル13の上側縁部13bを夫々を補強し、開口部
フランジ(フランジ部)28を構成する。
シート12はシート底板(底板)29と、該シ
ート底板29に載置されるシートクツシヨン30
と、該シートクツシヨン30の上面及び側面を一
体的に覆う表皮31とによつて構成されている。
シート12は収納空間23の上面開口部を閉塞す
る蓋体となつている。表皮31はシート底板29
の周側壁下端縁29aに沿つて上方に巻き上げら
れ、下端縁29aの全周に亘り密着固定される。
シート底板29には、第4図に示すようにその周
側壁下端縁29aより内側に位置して開口部フラ
ンジ28の外周よりやや大きい枠状のシール用リ
ブ29bが後述するシール部材33に外側から密
接するように突設されている。シート12はボデ
イパネル13のヒンジ取付座26に回動自在に取
り付けられている。
開口部フランジ28には、その全周に亘りシー
ル保持材32が嵌着され、該シール保持材32の
外側面32aにはシール部材33が開口部フラン
ジ28の上端面と外側面を覆うように取り付けら
れている。このシール部材33にはシール用リブ
29bが係合される係合溝33aが設けられてい
る。
シート12により収納空間23の上面開口部を
閉塞時、シール用リブ29bがシール部材33の
係合溝33aに係合されることにより、収納空間
23の上面開口部がシールされる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、シート底
板のシール用リブは、該シート底板の周側壁下端
部より内側にあるから、外側からの荷重によりシ
ート底板の周側壁下端部が変形しても、シール部
材に密接するシール用リブには変形が伝わりにく
くなり、シール性の向上を確保できると共に、ガ
タツキ等を抑えることができる。また、シール部
材及びシール用リブは、いずれも収納室の上面開
口部に沿うフランジ部の外側に位置しているた
め、収納室の容積が少なくなることがない等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、
第1図は本考案を適用したスクータの側面図、第
2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図は
第1図のスクータのボデイパネルの斜視図、第4
図は第2図の部分拡大断面図、第5図及び第6図
は互いに異なる従来の車両の収納室構造を示す第
4図と同状図である。 11……スクータ(車両)、12……シート、
13……ボデイパネル、23……収納空間(収納
室)、28……開口部フランジ(フランジ部)、2
9……シート底板(底板)、29b……シール用
リブ、33……シール部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のシート下のボデイパネル内に上面が開口
    する収納室を設けると共に、該収納室の上面開口
    部を、前記シートを蓋体として開閉し得るように
    した車両のシート下収納室構造において、前記収
    納室の上面開口部に沿うフランジ部の全周に亘
    り、且つこのフランジ部の上端面と外側面を覆う
    ようにしてシール部材を取り付けると共に前記シ
    ートの底板にその周側壁下端部より内側に位置
    し、且つ前記シール部材に対応してシール用リブ
    を前記シール部材に外側から密接するように突設
    してなり、前記シートにより前記収納室の上面開
    口部を閉塞時、前記シール用リブが前記シール部
    材に外側から密接することにより前記収納室の上
    面開口部をシールするように構成したことを特徴
    とする車両のシート下収納室構造。
JP1985201380U 1985-12-26 1985-12-26 Expired JPH041029Y2 (ja)

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JP1985201380U JPH041029Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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JP1985201380U JPH041029Y2 (ja) 1985-12-26 1985-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS62108086U JPS62108086U (ja) 1987-07-10
JPH041029Y2 true JPH041029Y2 (ja) 1992-01-14

Family

ID=31164775

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2724853B2 (ja) * 1988-12-09 1998-03-09 ヤマハ発動機株式会社 スクータ型車輌の収納箱装置
JP4684282B2 (ja) * 2007-11-19 2011-05-18 本田技研工業株式会社 スクータ型車両の車体カバー取付け構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59150755U (ja) * 1983-03-24 1984-10-08 本田技研工業株式会社 樹脂製収納装置

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JPS62108086U (ja) 1987-07-10

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