JPH0610416Y2 - 操作レバーとキャップとの嵌合構造 - Google Patents

操作レバーとキャップとの嵌合構造

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JPH0610416Y2
JPH0610416Y2 JP209089U JP209089U JPH0610416Y2 JP H0610416 Y2 JPH0610416 Y2 JP H0610416Y2 JP 209089 U JP209089 U JP 209089U JP 209089 U JP209089 U JP 209089U JP H0610416 Y2 JPH0610416 Y2 JP H0610416Y2
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JP
Japan
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cap
hook portion
piece
operating lever
connecting piece
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JP209089U
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安行 福島
治夫 山崎
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車のトランクやフューエルリッド
等の開閉体を開くための操作レバーとキャップとの嵌合
構造に関する。
〔従来の技術〕
例えば第5図に示すように、従来の自動車には、運転席
(A)の右側部のフロア(B)上に、トランク(図示
略)を開くためのトランクオープナハンドル(C)とフ
ューエルリッド(図示略)を開くためのフューエルリッ
ドオープナハンドル(D)とを設けたものがある。
これらのオープナハンドル(C)(D)は、いずれもカ
バーボックス(E)内に枢設された操作レバー(図示
略)と、その先端部に嵌着されたキャップ(F)(G)
とからなっている。なお、トランクオープナハンドル
(C)のキャップ(F)の平面形はL字形をなしフュー
エルリッドオープナハンドル(D)のキャップ(G)の
平面形は、キャップ(F)の空間部内に収まる矩形をな
している。
両オープナハンドル(C)(D)は、いずれもキャップ
(F)(G)を上方に引き上げることにより、操作レバ
ーが回動し、それに連係されたケーブル(図示略)が引
かれて、トランクロックやフューエルリッドロック(い
ずれも図示略)が解除され、トランク及びフューエルリ
ッドが開くようになっている。
このようなオープナハンドル(C)(D)における操作
レバーの先端にキャップ(F)(G)を嵌合するための
構造としては、例えば特開昭61-261584号公報に開示さ
れているように、キャップに、操作レバーの先端部に設
けた板状のフック部と補形をなす袋状の溝孔を設け、こ
れに操作レバーのフック部を嵌合しただけのものがあ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のような従来の操作レバーとキャップとの嵌合構造
によると、誤操作等により、キャップに本来の操作方向
と異なる方向の負荷が掛ると、キャップが操作レバーか
ら簡単に抜け外れたり、がたついたりする等のおそれが
ある。
本考案は、このような問題点を解決した操作レバーとキ
ャップとの嵌合構造を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の操作レバーとキャッ
プとの嵌合構造は、操作レバーの先端部に設けられた前
方を向く板状のフック部を、弾性を有する合成樹脂製の
キャップにおける上片の下面より垂下する1対の側片に
より左右より挾むとともに、前記キャップの上片と、前
記両側片の下端間に架設した連結片とにより上下より挾
み、かつ前記フック部の後端部側面と、それに対応する
前記側片とのいずれか一方に突起を、また他方に前記突
起と係合する係合孔をそれぞれ設け、さらに前記フック
部の下縁に、連結片の前縁に係合する突起を設けるとと
もに、連結片の後縁を、操作レバーにおけるフック部の
L字形の屈曲部の内側に係合させたことを特徴としてい
る。
〔作用〕
操作レバーのフック部にキャップを一旦嵌合すると、操
作レバーのフック部は、キャップにおける1対の側片に
より左右より挾まれるとともに、キャップにおける上片
と連結片とにより上下より挾まれ、かつ突起が係合孔に
係合することにより、キャップは操作レバーのフック部
に対して前後及上下方向に抜け止めされる。
その結果、キャップは操作レバーに対してあらゆる方向
に移動が阻止され、キャップが妄りに外れたり、がたつ
くことはない。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を、第1図乃至第4図に基づい
て説明する。
(1)は、第5図に示すカバーボックス(E)と同様の
カバーボックスで、この上面には、トランクオープナハ
ンドル(2)とフューエルリッドオープナハンドル
(3)を収容するための前方に開口する凹部(4)が設
けられている。
カバーボックス(E)内には、トランクオープナハンド
ル(2)における操作レバー(図示略)の基部と、フュ
ーエルリッドオープナハンドル(3)における操作レバ
ー(5)の基部とがそれぞれ同一の軸(図示略)をもっ
て枢支され、それらは適宜のケーブル(図示略)を介し
て、トランクロック及びフューエルリッドロック(いず
れも図示略)にそれぞれ連係されている。
操作レバー(5)は、前上方に弧状に湾曲し、その上端
部には、前方に向かって楔状に延出する板状のフック部
(6)が連設され、このフック部(6)に平面形が矩形
のキャップ(7)が嵌着されて、操作レバー(5)とキ
ャップ(7)とにより、フューエルリッドオープナハン
ドル(3)が構成されている。
なお、トランクオープナハンドル(2)における操作レ
バーには、操作レバー(5)のフック部(6)より前方
に長いフック部(図示略)が連設され、これに、平面形
がL字形のキャップ(8)が、操作レバー(5)とキャ
ップ(7)との嵌合構造と同様な構造をもって嵌合され
ているが、その詳細な図示及び説明は省略する。
操作レバー(5)のフック部(6)の下縁中間部には、
下方に向かって突出する突起(9)が設けられ、またフ
ック部の後端部一側面には、円錐形の突起(10)が設けら
れている。
キャップ(7)は、適度の弾性を有する硬質合成樹脂材
料よりなり、若干前下向き傾斜する上片(11)と、上片(1
1)の前縁及び両側縁の前半より垂下するコ字状の枠片(1
2)と、枠片(12)内において上片(11)の下面より垂下する
左右1対の側片(13)と、両側片(13)の前下端間に架設さ
れ、かつ前端が枠片(12)の前部に連なる前下片(14)と、
この前下片(14)の後端より、操作レバー(5)のフック
部(6)における突起(9)の前後長とほぼ同一の間隔
を隔てて、両側片(13)の下端間に架設された連結片(15)
とを備えている。
両側片(13)の後端部における上記フック部(6)の突起
(10)と対応する位置には、突起(10)が係合しうる係合孔
(16)が穿設されている。
キャップ(7)は、フック部(6)の先端部が上片(11)
と前下片(14)との間に楔入し、突起(9)が前下片(14)
と連結片(15)との間に形成された開口(17)内に係合し、
この突起(9)と操作レバー(5)におけるフック部
(6)のL字形の屈曲部の内側との間に連結片(15)が係
合し、突起(10)がいずれか一方の側片(13)における係合
孔(16)に係合し、かつフック部(6)のほぼ全体が両側
片(13)により左右より挾まれるようにして、操作レバー
(5)のフック部(6)に嵌合されている。
このような嵌合構造とすると、フック部(6)が上片(1
1)と前下片(14)及び連結片(15)とにより上下から挾まれ
ていることにより、フック部(6)に対するキャップ
(7)の上下動は阻止され、フック部(6)が両側片(1
3)により左右から挾まれていることにより、フック部
(6)に対するキャップ(7)の左右方向の移動が阻止
され、また突起(10)が係合孔(16)に係合し、かつ連結片
(15)の前縁にフック部(6)の下縁の突起(9)が、ま
た連結片(15)の後縁に操作レバー(5)におけるフック
部(6)のL字形の屈曲部の内側がそれぞれ係合してい
ることにより、フック部(6)に対するキャップ(7)
の前後方向の移動が阻止されるとともに、上記の組合せ
により、フック部(6)の側面と直交する水平軸まわり
のキャップ(7)の回動が阻止され、キャップ(7)は
フック部(6)より妄りに抜け外れたり、がたついたり
することはない。
また、第4図に示すように、フック部(6)と両側片(1
3)との間に若干の隙間が生じたとしても、円錐形の突起
(10)が係合孔(16)の開口縁部に係合することにより、左
右方向のがたを防止することができる。
さらに、フック部(6)の突起(9)が開口(17)に係合
することにより、フック部(6)に対するキャップ
(7)の前方への抜け外れがより確実に防止される。
なお、上記実施例においては、フック部(6)に突起(1
0)を、また両側片(13)に係合孔(16)をそれぞれ設けた
が、フック部(6)に係合孔を設け、かつ両側片(13)に
係合孔に係合する突起を設けてもよい。
さらに、本考案においては、幾多の変化変形が可能であ
る。
〔考案の効果〕
本考案によると、誤操作等により、キャップに本来の操
作方向と異なる方向の負荷が掛っても、キャップは操作
レバーのフック部に対してあらゆる方向に移動が阻止さ
れているので、キャップが操作レバーから妄りに抜け外
れたり、がたついたりすることはなく、しかもキャップ
を操作レバーに簡単に嵌着することができ、実用上頗る
便利である。
特に、連結片の前縁にフック部の下縁に突設した突起を
係合し、かつ連結片の後縁を、操作レバーにおけるフッ
ク部のL字形の屈曲部の内側に係合させたことにより、
操作レバーのフック部に対するキャップの前後方向の移
動が確実に阻止される。
また、連結片の前縁にフック部の下縁に突設した突起を
係合させることにより、キャップに対する操作レバーの
フック部の第1段目の抜け止め手段が形成され、フック
部の後端部側面と、それに対応するキャップ側の側片と
のいずれか一方に設けられた突起と、他方に設けられて
前記突起と係合する係合孔とにより、第2段目の抜け止
め手段が形成され、この2段階の抜け止め手段により、
操作レバーのフック部はキャップに対して確実に抜け止
めされる。
すなわち、第2段目の抜け止め手段は、キャップの側片
を弾性変形させることにより、容易に外れるが、第1段
目の抜け止め手段を設けたことにより、通常の操作時に
キャップに掛る外力によっては、キャップが操作レバー
のフック部から妄りに外れることはなくなる。
しかも、キャップの側片を弾性変形させて第2段目の抜
け止め手段を外した後、フック部の下縁の突起を連結片
の前縁から上方に離れるようにキャップを回転させるこ
とにより、キャップを操作レバーのフック部から外すこ
ともできるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を前上方より見た斜視図、 第2図は、同じく後下方より見た分解斜視図、 第3図は、同じく中央縦断側面図、 第4図は、第3図のA−A線に沿う縦断面図、 第5図は、従来の自動車におけるトランクオープナハン
ドル及びフューエルリッドオープナハンドルの取付け状
態を示す斜視図である。 (1)……カバーボックス、(2)……トランクオープ
ナハンドル (3)……フューエルリッドオープナハンドル (4)……凹部、(5)……操作レバー (6)……フック部、(7)(8)……キャップ (9)(10)……突起、(11)……上片 (12)……枠片、(13)……側片 (14)……前下片、(15)……連結片 (16)……係合孔、(17)……開口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作レバーの先端部に設けられた前方を向
    く板状のフック部を、弾性を有する合成樹脂製のキャッ
    プにおける上片の下面より垂下する1対の側片により左
    右より挾むとともに、前記キャップの上片と、前記両側
    片の下端間に架設した連結片とにより上下より挾み、か
    つ前記フック部の後端部側面と、それに対応する前記側
    片とのいずれか一方に突起を、また他方に前記突起と係
    合する係合孔をそれぞれ設け、さらに前記フック部の下
    縁に、連結片の前縁に係合する突起を設けるとともに、
    連結片の後縁を、操作レバーにおけるフック部のL字形
    の屈曲部の内側に係合させたことを特徴とする操作レバ
    ーとキャップとの嵌合構造。
JP209089U 1989-01-13 1989-01-13 操作レバーとキャップとの嵌合構造 Expired - Lifetime JPH0610416Y2 (ja)

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JPS5824822U (ja) * 1981-08-08 1983-02-17 松下電器産業株式会社 つまみ取付装置

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