JPH0619007Y2 - カバーの係止構造 - Google Patents

カバーの係止構造

Info

Publication number
JPH0619007Y2
JPH0619007Y2 JP19387787U JP19387787U JPH0619007Y2 JP H0619007 Y2 JPH0619007 Y2 JP H0619007Y2 JP 19387787 U JP19387787 U JP 19387787U JP 19387787 U JP19387787 U JP 19387787U JP H0619007 Y2 JPH0619007 Y2 JP H0619007Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
locking
body case
main body
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19387787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0196974U (ja
Inventor
真幸 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP19387787U priority Critical patent/JPH0619007Y2/ja
Publication of JPH0196974U publication Critical patent/JPH0196974U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0619007Y2 publication Critical patent/JPH0619007Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は情報機器及び事務機器等において、部分的に開
口し、内部機能の切換えや機能ユニットの交換等を行
う、部分開口用カバーの係止構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、カバーの係止構造として、第7図に示すような、
カバーの係止部17が本体ケースの係止部18に内側か
ら係合する、係止構造がよく知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のような係止構造の場合、カバーを回動操作により
開閉するとき、カバーの係止部付近の回動方向にすなわ
ち開閉するために力を作用させる方向と、係止部の係合
動作方向16が、第7図に示すように大きく異なる為、
カバーを開けるさいカバーの面を下に押しながら、カバ
ー全体は斜め上に回動操作をさせなければならず、操作
が非常に行いにくい、又、装着のさいは、前方への回動
動作方向13の力により、係止部の突起をのり越えるた
めに必要な手前側斜め下への、タワミを得なければなら
ず、大きな力を必要とする。このため係止部の係合量を
大きくとりにくく、強固な係止が得りにくい。さらに、
構造的にカバーを内側へタワまることにより係止を解除
する為、オペレータ等が無意識に小カバーの上面を押し
てしまった場合でも外ずれてしまうという欠陥があっ
た。本考案は上記の問題点を解決し、操作性のよいカバ
ーの係止構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決する為、本考案によるカバーの係止構
造は、ほぼ水平に配置された上面とほぼ垂直に配置され
たカバー側面とよりなり本体ケースのコーナー部を覆う
着脱自在のカバーの係止構造において、このカバー側面
の下端部には本体ケースの外れ防止用穴11に挿入され
カバーの開閉の際の回動支点となる下部突起5が設けら
れ、本体ケース上面の端部には、カバーを閉じる際本体
ケースの挟持用穴10に挿入される挟持用突起3と、本
体ケースに垂直方向に開けられた係止用穴9に挿入止着
される係止用突起2とを備え、前記の挟持用突起とこの
係止用突起とはカバーが止着された状態に於て、互いに
反対方向の力を挟持用穴と係止用穴より受ける様に係止
用穴に対し係止用突起を変位させて設けたことを特徴と
するものである。
〔作用〕
上記のような構造においては、カバーの開閉時第3図に
示すように係止解除の操作方向14と開放の回動操作方
向12及び、閉塞の回動操作方向13と係止の係合操作
方向15が同方向となり、操作の為に加えた力が必要な
動作に有効に働き、又カバー係止が外側からの為、カバ
ー上面に加えられた力はより係止を強化する方向に働く
ことになる。
〔実施例〕
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図において、逆L字状をしたカバー1の上側の一端変
の中央付近に、その端辺の長手方向と同方向を長手方向
とし、高さ方向を内側に向けた長方形の突起2と、端部
をコの字状に外側へ盛り上げた、曲げ部4を二つの前記
突起2の間に設置する、又同じ端辺上に突起2から離れ
た両側に、斜め内側にのびた突起3を設ける。なおこれ
は、これと対向する位置に設けられた本体ケースの穴に
係合し、且つ突起2が本体ケースと係合する前に、本体
ケースに係合する。さらに反対側端辺に、端辺の長手方
向位置を前記突起3とほぼ同位置にして、側面7と同一
面方向に伸びた突起5を設置する。
一方、第2図に於て、本体ケース8に、第1図で示した
カバー1が合致係合する受け形状を形成し、第1図で示
したカバーの各突起2、3、5がそれぞれ嵌挿係合する
穴9、10、11を小カバーの突起に対向する位置と方
向に配設する。
以上のような実施例に於て、カバー1を係止するため本
体ケース8の穴11にカバーの突起5を嵌挿し、端面6
を支点とする。回動動作により、本体ケースの開口部を
閉塞するとき、第4図に示すように先ずカバーの突起3
が本体ケースの穴10に入り、次に第5図に示すように
小カバーの突起2が本体ケースの穴9の手前の段面9a
に接置し、回動操作方向13の力により、カバーの突起
2及び3と本体ケースの穴10及び段面9aとにより形
成される挾持力にうち勝ち、カバーの突起2が本体ケー
スの穴9に嵌挿係合し、カバーが本体ケースに固定され
る。このとき係止部であるカバーの突起2が本体ケース
の穴に係合する為の動作方向とカバーの回動方向とが、
ほぼ同一方向の為、装着操作の為に加えた力が有効的に
働く。又外ずす場合も同様である。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、係止用突起部位とこれに
係合する穴の方向を従来構造に対し逆に配設するという
簡単な構造により、従来構造に比し、飛躍的に円滑な着
脱性と確実な係止品質を得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案にかかわるカバーを示す斜視図。第2
図はカバーが装着される本体ケースの開口部の斜視図。
第3図、第4図、第5図は本考案に係わるカバーと本体
ケースの係合状態を示す断面図。第6図は従来用いられ
ているカバー係止構造を用いたカバーと本体ケースを示
す斜視図。第7図は、従来用いられているカバー係止構
造を用いたカバーと本体ケースの係合状態を示す断面
図。 1……カバー 2……本考案に係わる小カバーの係止用突起 3……挟持用突起 4……離脱用指掛け 5……下部突起 6……カバー回動支点端面 7……カバー側面 8……本体ケース 8′……本体ケース 9……本考案に係わる本体ケースの係止用穴 10……挾持用穴 11……外れ防止用穴 12……離脱時の回動操作方向 13……装着時の回動動作方向 14……離脱時の係止部の動作方向 15……装着時の係止部の動作方向 16……従来構造に於ける離脱時の係止部の動作方向 17……従来構造の小カバー側係止部位 17′……従来構造の本体ケース側係止部位

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ水平に配置された上面とほぼ垂直に配
    置されたカバー側面とよりなり本体ケースのコーナー部
    を覆う着脱自在のカバーの係止構造において、 前記カバー側面の下端部には前記本体ケースの外れ防止
    用穴11に挿入されカバーの開閉の際の回動支点となる
    下部突起5が設けられ、 前記上面の端部には、カバーを閉じる際前記本体ケース
    の挟持用穴10に挿入される挟持用突起3と、前記本体
    ケースに垂直方向に開けられた係止用穴9に挿入止着さ
    れる係止用突起2とを備え、 前記挟持用突起と前記係止用突起とは前記カバーが止着
    された状態に於て、互いに反対方向の力を前記挟持用穴
    と前記係止用穴より受ける様に前記係止用穴に対し前記
    係止用突起を変位させて設けたことを特徴とするカバー
    の係止構造。
JP19387787U 1987-12-21 1987-12-21 カバーの係止構造 Expired - Lifetime JPH0619007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19387787U JPH0619007Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21 カバーの係止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19387787U JPH0619007Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21 カバーの係止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0196974U JPH0196974U (ja) 1989-06-28
JPH0619007Y2 true JPH0619007Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31484645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19387787U Expired - Lifetime JPH0619007Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21 カバーの係止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0619007Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4751253B2 (ja) * 2006-06-30 2011-08-17 株式会社ハーマンプロ コンロバーナ
JP5002552B2 (ja) * 2008-07-30 2012-08-15 三洋電機株式会社 電子機器
JP5880367B2 (ja) * 2012-09-11 2016-03-09 株式会社デンソーウェーブ セキュリティ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0196974U (ja) 1989-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6267069U (ja)
JPH0619007Y2 (ja) カバーの係止構造
JPH02110077U (ja)
JPH0750826Y2 (ja) 電気接続箱用カバー
JP3125548B2 (ja) ケースカバーのロック装置
JPH0323199Y2 (ja)
JP3010070U (ja) 鞄の蓋係止具
JP3738190B2 (ja) 車両用収納体
JP2508736Y2 (ja) 家具のラッチ機構
JPH0241888Y2 (ja)
JPH0545580Y2 (ja)
JP3005340U (ja) 交通信号機器のロック装置
JPH0733539Y2 (ja) 分岐接続箱
JPH0541178Y2 (ja)
JPH067078Y2 (ja) 蓋体ロック装置
JPH0610416Y2 (ja) 操作レバーとキャップとの嵌合構造
JPH033643Y2 (ja)
JPH0519083Y2 (ja)
JPH0448301Y2 (ja)
JPH04119936U (ja) スイツチの誤操作防止構造
JPH072923Y2 (ja) 扉のロック装置
JPH059410Y2 (ja)
JPH076203Y2 (ja) マンホール用鉄蓋の施錠装置
JPH0332221Y2 (ja)
JPS5992973U (ja) キヤビネツトの開閉装置