JPH0545580Y2 - - Google Patents

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JPH0545580Y2
JPH0545580Y2 JP1987141092U JP14109287U JPH0545580Y2 JP H0545580 Y2 JPH0545580 Y2 JP H0545580Y2 JP 1987141092 U JP1987141092 U JP 1987141092U JP 14109287 U JP14109287 U JP 14109287U JP H0545580 Y2 JPH0545580 Y2 JP H0545580Y2
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JP
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cover
opening
lever
locking
opening edge
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JP1987141092U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車室のヒユーズボツクス等におけ
る開口を開閉自在に閉じる樹脂製カバーを設けた
自動車用カバー装置に関する。
(従来の技術) 上記カバー装置には、例えば実開昭58−89454
号公報で示すものがある。この構成では、カバー
を貫通する操作孔が形成され、この操作孔の開口
縁にカバーで閉じた空間の内部側へ向つて突出す
る係止突起が一体成形されると共に、この係止突
起は開口の開口縁に係脱自在に係止している。こ
の場合、係止突起はその基部の有する弾性力によ
り上記開口の開口縁に係止する方向へ付勢され
る。
一方、上記係止突起をその基部の弾性力に抗し
て開口の開口縁から離脱する方向へ回動させれ
ば、開口の開口縁に対するカバーの係止状態が解
除され、このカバーを開けることができるように
なつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構成では、開口の開口縁か
ら係止突起を離脱させる場合、その操作者は開口
の開口縁に対する係止突起の離脱状態を直接的に
は知るようにはなつていないため、この離脱が完
了した後にも係止突起を大きく回動させるおそれ
がある。そして、このように回動が過度になされ
ると、上記係止突起の基部に大きな応力が生じて
この基部が短い使用期間で損傷してしまうおそれ
がある。
また、上記のように係止突起を必要以上に回動
させることがあるため、この無駄な回動操作の分
だけ、開口の開操作がより煩雑になるという不都
合がある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、係止突起が短い使用期間では容易に
は損傷しないようにし、かつ、係止突起を回動さ
せるためのレバーの回動が適度に行われるように
することにより、開口の開操作が円滑にできるよ
うにし、更に、上記諸点がカバーの外観上の見栄
えを損なうことなくできるようにすることを目的
とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、開口の開口縁に係止される係止突起
をカバーの裏面に突設し、上記係止突起から延び
るレバーを設け、このレバーの回動に伴い係止突
起がこの係止突起の弾性変形により回動して上記
開口縁から離脱するようにした場合において、上
記係止突起が上記開口縁から離脱したとき、上記
カバーの裏面とレバーとが互いに対向する両対向
面のうち一方の対向面に当接してそれ以上の上記
レバーの回動を阻止するストツパーを、他方の対
向面に形成した点にある。
(作用) 開口6を開操作する場合、操作孔15を通して
レバー19をこの操作孔15の外部側へ向かつて
回動させる。すると、係止突起18はその弾性変
形により開口6の開口縁から離脱する方向へ回動
する。そして、この係止突起18が上記開口縁か
ら離脱したとき、カバー7の裏面7aに上記レバ
ー19が当接し、それ以上の回動が阻止される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図において、1は自動車のインストルメン
トパネル(以下、これを単にインパネ1という)、
2はハンドルである。上記インパネ1の左側上部
にはグローブボツクス3が設けられ、このグロー
ブボツクス3の下方にはヒユーズボツクス4が配
設されている。このヒユーズボツクス4は樹脂製
のインパネ1に形成された開口6と、この開口6
を開閉する樹脂製のカバー7とを有し、これら開
口6とカバー7は共に矩形状をなしている。ま
た、上記カバー7が開口6を閉じた状態でこのカ
バー7を上記開口6の開口縁に係止する係止装置
8が設けられる。
第1図、第3図及び第4図により、上記係止装
置8について説明する。
上記係止装置8は開口6の下部開口縁6aにカ
バー7の下端を係止させる下部係止手段10と、
開口6の上部開口縁6bにカバー7の上端を係止
させる上部係止手段11とで構成される。上記下
部係止手段10はカバー7の裏面7aに一体成形
される複数の係止片12を有している。これら各
係止片12は断面がL字状をなし、これら各係止
片12とカバー7の下端とでU字状の嵌合溝13
が形成される。そして、上記開口6の下部開口縁
6aに各嵌合溝13を嵌め合わせれば、カバー7
の下端は上記下部開口縁6aに係止される。
上記上部係止手段11はカバー7を貫通するよ
うにこれに形成される左右一対の操作孔15,1
5を有している。これら各操作孔15の下部は円
弧板16,16により覆われ、これら各円弧板1
6はカバー7の裏面7aに一体成形されている。
また、上記カバー7の裏面7aから左右一対の係
止突起18,18が突出している。これら各係止
突起18は上記操作孔15とカバー7の上端との
間でこのカバー7に一体成形され、上記開口6の
上部開口縁6bに係脱自在に係止されている。ま
た、上記各係止突起18の基部18aはやや厚肉
に形成されて係止突起18が開口6の上部開口縁
6bに係止しようとする弾性力を強くしてあり、
この弾性力により上記各係止突起18は上記上部
開口縁6bに強く係止している。
上記係止突起18の突出端側から各操作孔15
にまで延びるレバー19,19が一体成形され
る。これら各レバー19の中途部は折り曲げられ
ており、各レバー19の上部はカバー7の裏面7
aとの間に所定の間隔をあけている。一方、各レ
バー19の下部はカバー7の一般面とほぼ面一と
なるように操作孔15の上部に嵌り込んでいる。
上記ヒユーズボツクス4を開ける場合、先ず、
指Fでレバー19の下部をカバー7の裏面7a側
から表面側へ向つて回動させる(第1図中矢印A
図示)。すると、係止突起18の基部18aが弾
性変形して上記レバー19と共に係止突起18が
回動し、この係止突起18は開口6の上部開口縁
6bから離脱する(第1図中二点鎖線図示)。そ
して、更に指Fでレバー19をカバー7の表面側
に引つ張りながらカバー7を上方に持ち上げれば
下部係止手段10の嵌合溝13が開口6の下部開
口縁6aから離脱する。これによつて、開口6の
開口縁に対するカバー7の係止状態が解除され、
このカバー7を開けることができる。
上記したように係止突起18が開口6の上部開
口縁6bから離脱したとき、上記カバー7の裏面
7aとレバー19とが互いに対向する両対向面の
うち一方の対向面に当接してそれ以上の上記レバ
ー19の回動を阻止するストツパーたるストツパ
片21が、他方の対向面に形成されている。
これをより具体的に説明すると、上記各レバー
19にはストツパ片21,21が突出している。
これら各ストツパ片21はカバー7の裏面7aで
操作孔15の上部開口縁15aに対向するように
レバー19の中途部に一体成形される。そして、
上記のように開口6の上部開口縁6bから係止突
起18が離脱したとき、ストツパ片21が操作孔
15の上部開口縁15aに当接するようになつて
おり(第1図中二点鎖線図示)、このため、上記
係止突起18とレバー19がそれ以上に回動する
ことは阻止される。
なお、上記ストツパ片21を第1図中一点鎖線
で示すように、レバー19の上部に設けてもよ
い。この場合には、操作孔15の上部開口縁15
aとレバー19との間の間隙を通してストツパ片
21が外観されることはなく、このカバー7の見
栄えを向上させることができる。また、上記実施
例では、下部係止手段10を係止片12で構成し
ているが、この下部係止手段10を上部係止手段
11の係止突起18と同様の係止突起で構成して
もよい。また、カバー7は開口6の下部開口縁6
aに上下回動自在に枢支してもよく、更に、この
係止装置8をグローブボツクス3や他の自動車用
カバー装置に適用してもよい。
(考案の効果) この考案によれば、開口縁に係止される係止突
起をカバーの裏面に突設し、上記係止突起から延
びるレバーを設け、このレバーの回動に伴い係止
突起がこの係止突起の弾性変形により回動して上
記開口縁から離脱するようにした場合において、
上記係止突起が上記開口縁から離脱したとき、上
記カバーの裏面とレバーとが互いに対向する両対
向面のうち一方の対向面に当接してそれ以上の上
記レバーの回動を阻止するストツパーを、他方の
対向面に形成してある。
このため、開口の開操作を行うとき、レバーが
過度に回動することはストツパーにより防止され
て適度の回動量が確保され、上記レバーに伴い弾
性変形しながら回動する係止突起が必要以上に弾
性変形することが防止される。よつて、係止突起
がその使用により短い期間で損傷するということ
は防止される。
また、係止突起を回動させるためのレバーの回
動が適度となるように構成されていることから、
操作者が必要以上に無駄にレバーを回動させるこ
とが防止される。よつて、開口の開操作が円滑に
行われる。
また、上記ストツパーはカバーの裏面とレバー
とが互いに対向する対向面に形成されているた
め、上記ストツパーが外観上見えることは上記カ
バーによつて防止される。
よつて、上記ストツパーを設けることにより、
上記諸効果が生じると共に、カバーの見栄えが良
好に保たれるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は第3図
の−線矢視断面図、第2図はインパネの正面
図、第3図は第2図の部分拡大図、第4図は係止
装置をカバーの裏面側から見た斜視図である。 6……開口、6b……上部開口縁(開口縁)、
7……カバー、7a……裏面、8……係止装置、
15……操作孔、18……係止突起、18a……
基部、19……レバー、21……ストツパ片(ス
トツパー)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口を開閉自在に閉じる樹脂製カバーを設け、
    このカバーの裏面に係止突起を突設し、この係止
    突起を開口の開口縁に係脱自在に係止させ、一
    方、上記カバーを貫通する操作孔を形成し、上記
    係止突起の突出端側から操作孔にまで延びる操作
    用レバーを設け、上記操作孔を通してこのレバー
    を操作孔の外部側へ向つて回動させたとき、この
    レバーに伴い係止突起がこの係止突起自体の弾性
    変形により回動して上記開口の開口縁から離脱す
    るようにした自動車用カバー装置において、上記
    係止突起が上記開口縁から離脱したとき、上記カ
    バーの裏面とレバーとが互いに対向する両対向面
    のうち一方の対向面に当接してそれ以上の上記レ
    バーの回動を阻止するストツパーを他方の対向面
    に形成したことを特徴とする自動車用カバー装
    置。
JP1987141092U 1987-09-16 1987-09-16 Expired - Lifetime JPH0545580Y2 (ja)

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JP1987141092U JPH0545580Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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JP1987141092U JPH0545580Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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JPS6447092U JPS6447092U (ja) 1989-03-23
JPH0545580Y2 true JPH0545580Y2 (ja) 1993-11-22

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JP1987141092U Expired - Lifetime JPH0545580Y2 (ja) 1987-09-16 1987-09-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57209441A (en) * 1981-06-17 1982-12-22 Nissan Motor Co Ltd Fuse box structure for automobile

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60159162U (ja) * 1984-03-30 1985-10-23 日野自動車株式会社 リツドロツク装置

Patent Citations (1)

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JPS6447092U (ja) 1989-03-23

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