JPH04119936U - スイツチの誤操作防止構造 - Google Patents

スイツチの誤操作防止構造

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JPH04119936U
JPH04119936U JP2354991U JP2354991U JPH04119936U JP H04119936 U JPH04119936 U JP H04119936U JP 2354991 U JP2354991 U JP 2354991U JP 2354991 U JP2354991 U JP 2354991U JP H04119936 U JPH04119936 U JP H04119936U
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JP
Japan
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cover plate
plate
switch
hole
handle
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Withdrawn
Application number
JP2354991U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 坂井
照夫 菊池
保里 川浪
建次 篠原
Original Assignee
富士通株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチの誤操作防止構造に関し、緊急時に
即時、容易に防護を解除してスイッチを操作することを
目的とする。 【構成】 内方に取着されたスイッチ4の操作用孔1aを
備える表面パネル1と、該操作用孔1aを塞ぐように板状
に形成され該板の一端面に操作用孔1aの縁辺1a-1に差し
込む支持溝2aと該板の他端を立ち上げ形成した把手2bと
該板の中間部に手前側に折れる曲げ部2cとを備える合成
樹脂材からなるカバー板2とからなり、さらに該カバー
板2と前記表面パネル1との間に、前記縁辺1a-1に支持
溝2aを差し込み把手2bを押引することによりカバー板2
を表面パネル1に着脱する係着手段3を備え構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスイッチの誤操作防止構造に関する。操作盤などの表面パネルの内方 に取着された釦スイッチやスナップスイッチなどにおいて、通常はスイッチ操作 ができないように防護し緊急時に容易に操作することのできる誤操作防止カバー が要望されている。
【0002】
【従来の技術】
従来は図4の分解斜視図に示すように、表面パネル11の操作用孔11a の内方に 取着したスイッチ14を防護する合成樹脂製のカバー板12は、表面パネル11に取着 した首付きつまみねじ13の頭部13a に大径孔12a-1 と小径孔12a-2 を連通してな るだるま孔12a の大径孔12a-1 を矢印F方向に挿通した後、小径孔12a-2 を矢印 G方向、首付きつまみねじ13の頭部13a の下にずらし頭部でねじ締め固定してい る。
【0003】 スイッチ14を操作する際には、首付きつまみねじ13を緩め、取り付けとは逆の 動作でカバー板12を取り外して行っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような上記誤操作防止構造によれば、カバー板が合成樹脂 板であるため首付きねじの締め付け加減で割れ易い問題や、緊急時、カバー板を 取り外す際にねじ回しに時間が掛かり、カバー板にはとくに手掛かりがないため カバー板をずらして頭部から抜き取るのが容易でなく、緊急事態に即応し敏速に 対処しがたいといった問題があった。
【0005】 上記問題点に鑑み、本考案は緊急時に即時、容易に防護を解除してスイッチを 操作することのできるスイッチの誤操作防止構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のスイッチの誤操作防止構造においては、 内方に取着されたスイッチの操作用孔を備える表面パネルと、該操作用孔を塞ぐ ように板状に形成され該板の一端面に操作用孔の縁辺に差し込む支持溝と該板の 他端を立ち上げ形成した把手と該板の中間部に手前側に折れる曲げ部とを備える 合成樹脂材からなるカバー板とからなり、さらに該カバー板と前記表面パネルと の間に、前記縁辺に支持溝を差し込み把手を押引することによりカバー板を表面 パネルに着脱する係着手段を備えて構成する。
【0007】
【作用】
カバー板の一端に備える支持溝を操作用孔の縁辺に差し込むことにより、カバ ー板を、操作用孔を塞いだ状態に支持することができ、他端に備える把手を押引 することにより曲げ部で屈曲させて係着手段を掛け外しすることができるため、 カバー板を表面パネルの操作用孔に迅速に着脱することができ、内方のスイッチ を即座に操作することができる。
【0008】
【実施例】
以下図面に示した実施例に基づいて本考案の要旨を詳細に説明する。 スイッチ誤操作防止構造の第1の実施例は図1(a),(b) の要部組立正面図及び その側断面図に示すように、表面パネル1と、カバー板2と、表面パネル1とカ バー板2との間に備える係着手段3とで構成する。
【0009】 表面パネル1は、内方に取着されたスイッチ4(図はスナップ形を示す)を操 作するための長方形の操作用孔1aを備え、更に操作用孔1aの一縁辺の上側に後述 のカバー板2の係合突起2dを押入する係止孔1bを備える。この係止孔1bの両側は 球状の係合突起2dが挿抜し易いようにテーパを付けておく。
【0010】 カバー板2は、合成樹脂材からなり、表面パネル1の操作用孔1aを塞ぐように 嵌まるとともに係止孔1bを覆う長方形板状に成形し、板の一端面(下端面)に操 作用孔1aの縁辺1a-1に差し込む支持溝2aと、板の他端(上端)を立ち上げ形成し た把手2bと、把手2bを矢印A方向手前に引くことにより、2点鎖線で示すように 縁辺1a-1に差し込んだ支持溝2aを支点にして板の中間部で手前側に折り曲げ易い ように(素材の弾性を利用する)切込み2c-1(または、くびれ)を入れてなる曲 げ部2cとを備える。
【0011】 そして更に、カバー板2は、操作用孔1aの縁辺1a-1に支持溝2aを差し込んだ状 態で表面パネル1の係止孔1bに押入係止するための係着手段3、即ち根元がくび れ、先端に割り2d-1を入れた球状の係合突起2dを一体に成形突設する。
【0012】 カバー板2は、通常、操作用孔1aの縁辺1a-1に支持溝2aを差し込み、係合突起 2dを表面パネル1の係止孔1bに押入係止し操作用孔1aを塞ぐように装着する。 カバー板2を開けスイッチ4を操作する際は、2点鎖線で示すように把手2bを 指先で矢印A方向手前に引いて係合突起2dを係止孔1bから抜き、カバー板2を曲 げ部2cで折り曲げ矢印B上方向に持ち上げて開き、内方にあるスイッチ4を操作 する。
【0013】 つぎに第2の実施例は、図2(a),(b) の要部組立正面図及びその側断面図に示 すように、第1の実施例とはカバー板の上部形状と係着手段が異なる。即ち、カ バー板2-1 は合成樹脂材からなり、表面パネル1の操作用孔1aを塞ぐように丁度 嵌まる長方形板状に成形し、係着手段3-1 として板の上端面に操作用孔1aの縁辺 1a-1に係合する係合溝2eを備える点が異なり、板の下端面に支持溝2aと、板の上 端を立ち上げ形成した把手2bと、中間部に曲げ部2cとを備えるのは第1の実施例 と同様である。
【0014】 この第2の実施例において、カバー板2-1 を開けスイッチ4を操作するには、 2点鎖線で示すように把手2bを指先で矢印C方向手前に引いて係合溝2eを操作用 孔1aの縁辺1a-1から外し、カバー板2-1 を曲げ部2cで折り曲げ矢印D上方向に持 ち上げて開き、内方にあるスイッチ4を操作する。
【0015】 最後に第3の実施例は図3(a),(b) の要部組立正面図及びそのX−X断面図に 示すように、カバー板5は、合成樹脂材からなり、曲げ部2cを板の下端に備えて ヒンジを形成し、そのヒンジによりカバー板5を回動開閉可能に一体に連接成形 したカバー枠6を表面パネル1に固定する。カバー枠6の固定は例えば、取付ね じを用いてもよいが、本実施例では熱かしめ可能な固定用突起6bを四隅にそれぞ れ一体成形し、表面パネル1の取付孔1cに挿入し熱かしめにより固着する。そし て、本実施例の係着手段3-2 はカバー板5の上部端面に突出する係合突起5cとカ バー枠6の上部縁辺に備える係止孔6aとで構成する。
【0016】 この第3の実施例では、第1の実施例と同様に把手2bを指先で矢印E方向に押 引することにより、2点鎖線で示すようにヒンジ(曲げ部2c)を中心にカバー板 5を回動開閉し内方のスイッチ4の操作を行う。
【0017】 このように、第1、第2の実施例ではカバー板の一端に備える支持溝を操作用 孔の縁辺に差し込むことにより、カバー板は操作用孔を塞いだ(閉じた)状態に 支持することができ、カバー板に把手と曲げ部を備えカバー板と表面パネルとの 間に係着手段を備えることにより、把手を押引して係着手段を掛け外しし、素材 の弾性を利用した曲げ部で屈曲させ、持ち上げることにより容易に脱着すること ができる。第3の実施例ではカバー板をカバー枠に一体構成するため、カバー板 に備えた曲げ部を回動開閉可能なヒンジに形成し、カバー板をそのヒンジにより カバー枠に連接し、同様の把手と係着手段を備えることにより、把手を押引して 係着手段を掛け外しし、カバー板を取り外すことなく容易に開閉することができ る。何れの実施例もカバー板を迅速、容易に開けて、内方のスイッチを即座に操 作することができる。
【0018】 上記説明の係着手段は何れも突起と孔または溝との係合によりカバー板を係止 する構成としたもので、何れの実施例にも変形応用できるものである。
【0019】
【考案の効果】
以上、詳述したように本考案によれば、カバー板の開閉動作は把手の押引によ り迅速、容易に行うことができるため、とくに緊急時に即時、容易に防護を解除 してスイッチを短時間に操作することができるといった実用上極めて有用な効果 を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による第1の実施例の要部組立正面図
及びその側断面図
【図2】 本考案による第2の実施例の要部組立正面図
及びその側断面図
【図3】 本考案による第3の実施例の要部組立正面図
及びそのX−X断面図
【図4】 従来技術による分解斜視図
【符号の説明】
1は表面パネル 2cは曲げ部 1aは操作用孔 2d,5cは係合突起 1a-1は縁辺 2eは係合溝 1bは係止孔 3,3-1,3-2は係着手段 2,5はカバー板 4はスイッチ 2aは支持溝 6はカバー枠 2bは把手 6aは係止孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 篠原 建次 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内方に取着されたスイッチ(4) の操作用
    孔(1a)を備える表面パネル(1) と、該操作用孔(1a)を塞
    ぐように板状に形成され該板の一端面に操作用孔(1a)の
    縁辺(1a-1)に差し込む支持溝(2a)と該板の他端を立ち上
    げ形成した把手(2b)と該板の中間部に手前側に折れる曲
    げ部(2c)とを備える合成樹脂材からなるカバー板(2) と
    からなり、さらに該カバー板(2) と前記表面パネル(1)
    との間に、前記縁辺(1a-1)に支持溝(2a)を差し込み把手
    (2b)を押引することによりカバー板(2) を表面パネル
    (1)に着脱する係着手段(3) を備えてなることを特徴と
    するスイッチの誤操作防止構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の係着手段は、カバー板
    (2) と表面パネル(1)との両当接面間に設け、カバー板
    (2) 側に根元がくびれた係合突起(2d)を、表面パネル
    (1) 側に該カバー板(2) の係合突起(2d)を押入し係止す
    る係止孔(1b)を備え構成することを特徴とするスイッチ
    の誤操作防止構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の係着手段は、カバー板
    (2) の支持溝(2a)の反対側の端面に備える係合溝(2e)
    と、該係合溝(2e)に係止する操作用孔(1a)の縁辺(1a-1)
    とで構成することを特徴とするスイッチの誤操作防止構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のカバー板(5) は、操作用
    孔(1a)を塞ぐように板状に形成し、かつ該板の一端面に
    ヒンジを形成する曲げ部(2c)を備え、さらに該曲げ部(2
    c)により回動開閉可能にカバー枠(6) に一体に連接して
    なり、該カバー枠(6) を表面パネル(1)に固設し、前記
    カバー板(5) は一端を立ち上げ形成した把手(5b)を押引
    することにより回動開閉し、カバー板(5) の他端面に備
    える係合突起(5c)とカバー枠(6) の縁辺に備える係止孔
    (6a)とを係合し閉じるように構成したことを特徴とする
    スイッチの誤操作防止構造。
JP2354991U 1991-04-10 1991-04-10 スイツチの誤操作防止構造 Withdrawn JPH04119936U (ja)

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JPH04119936U true JPH04119936U (ja) 1992-10-27

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JP (1) JPH04119936U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015141410A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 株式会社リコー キャップ及び画像形成装置
JP2020086199A (ja) * 2018-11-28 2020-06-04 株式会社リコー 画像形成装置

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JP2015141410A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 株式会社リコー キャップ及び画像形成装置
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