JP2001275234A - ワイヤハーネス保持用クリップ - Google Patents

ワイヤハーネス保持用クリップ

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JP2001275234A
JP2001275234A JP2000090277A JP2000090277A JP2001275234A JP 2001275234 A JP2001275234 A JP 2001275234A JP 2000090277 A JP2000090277 A JP 2000090277A JP 2000090277 A JP2000090277 A JP 2000090277A JP 2001275234 A JP2001275234 A JP 2001275234A
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JP
Japan
Prior art keywords
clip
wire harness
main body
holding
cover
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000090277A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Sekiya
雄一 関谷
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】外力が加わった場合においてもロック状態が解
除されにくいワイヤーハーネス保持用クリップを提供す
ることである。 【解決手段】ワイヤハーネスを保持するワイヤーハーネ
ス保持用クリップ20において、ワイヤーハーネスAを
収納する略U字状の収納空間12を有するとともに、一
方の立上部11aに第1の係止爪14が設けられた本体
部11と、第1の係止爪14に係止可能な形状の第2の
係止爪16が自由端部13aに設けられているととも
に、収納空間12を開閉できるように、本体部11にお
ける他方の立上部11bと結合したカバー部13と、カ
バー部13における自由端部13a側に設けられた係合
孔17と、本体部11の一方の立上部11a側に突設さ
れ、カバー部13に設けられた係合孔17と係合可能な
係合突起18とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用変速機等に
配線される各種ワイヤーハーネスを束ねて保持するのに
適したワイヤーハーネス保持用クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用変速機に配線される各種ワ
イヤーハーネスを束ねて保持するために、図7に示した
ようなワイヤーハーネス保持用クリップ(以下、適宜
「クリップ」という)が用いられている。このクリップ
10は、比較的軟質な樹脂材で形成されており、本体部
11と、この本体部11に一体形成されたカバー部13
とを有している。略U字形状を有する本体部11の内部
スペース、すなわち収納空間12には、複数本のワイヤ
ーハーネスAが束ねられた状態で収納される。カバー部
13によって、この収納空間12の上部を閉じることに
よって、ワイヤーハーネスAが保持される。
【0003】本体部11における一方の立上部11aに
は、その端部の全域に亘って延在する係止爪14が形成
されている。また、本体部11の他方の立上部11b
は、カバー部13の一方の端部とヒンジ結合しているた
め、カバー部13によって収納空間12を開閉すること
ができる。カバー部13の他方の端部13a(自由端
部)には、本体部11側の係止爪14と係止可能な形状
を有する係止爪16がその全域に亘って形成されてい
る。本体部11側の係止爪14とカバー部13側の係止
爪16とを係合することにより、クリップ10はロック
状態、すなわち、収納空間12が閉じた状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワイヤーハーネス保持用クリップ10では、それに加わ
る外力によってクリップ10の変形が生じ易い。例え
ば、変速機に取り付けられたクリップ10において、図
7の矢印Fで示したように、ワイヤーハーネスAを斜め
方向に引っ張った場合、2つの係止爪14,16が互い
に反対方向にずれてしまうことがある。その結果、外力
Fに起因した係止爪14,16のずれ変位によって、ク
リップ10のロック状態が解除されてしまうことがあっ
た。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、外力が加わった場合においても
ロック状態が解除されにくいワイヤーハーネス保持用ク
リップを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明は、ワイヤハーネスを保持するワイヤーハ
ーネス保持用クリップにおいて、ワイヤーハーネスを収
納する略U字状の収納空間を有するとともに、一方の立
上部に第1の係止爪が設けられた本体部と、第1の係止
爪に係止可能な形状の第2の係止爪が一方の端部に設け
られているとともに、収納空間を開閉できるように、他
方の端部が本体部における他方の立上部と結合したカバ
ー部と、カバー部における一方の端部側に設けられた係
合孔と、本体部の一方の立上部側に突設され、カバー部
に設けられた係合孔と係合可能な係合突起とを有するワ
イヤーハーネス保持用クリップを提供する。
【0007】ここで、本体部とカバー部とは一体的に形
成されていることが好ましい。
【0008】また、上記のワイヤーハーネス保持用クリ
ップは、車両用変速機に配線されるワイヤーハーネスを
保持するために用いることが好ましい。この場合、本体
部の底面には、車両用変速機に形成された取付孔に嵌入
可能な取付部が設けられていることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は車両用変速機の外観図であ
る。この変速機1の内部には、ニュートラルスイッチ、
バックスイッチ、デュアルレンジスイッチ等の各種スイ
ッチが収納されている。また、変速機1の外部には、こ
れらのスイッチから引き出された各種のワイヤーハーネ
スAが延出している。ワイヤーハーネスAは、複数の金
属製クリップとトランスミッションケース2に形成され
た取付孔3に差込み保持されたワイヤーハーネス保持用
クリップ20とによって、束ねられた状態で保持されて
いる。
【0010】図2は、ワイヤーハーネス保持用クリップ
20の斜視図である。また、図3は、ロック解除状態に
おけるこのクリップ20のI−I断面図であり、図4お
よび図5は、その側面図、底面図である。さらに、図6
は、ロック状態におけるクリップ20のI−I断面図で
ある。なお、図7に示した部材と同じ部材については、
同一の符号を付して説明をここでの省略する。
【0011】このクリップ20は、図7に示した構造に
加えて、係合孔17と係合突起18とが設けられてい
る。係合突起18は、本体部11の一方の立上部11a
における中央から、上方に向けて突出している。係合孔
17は、カバー部13の上面において自由端部13aよ
りに形成されており、係合突起18と係合可能な形状を
有している。
【0012】また、本体部11の底面には、クリップ2
0をトランスミッションケース2に取り付けるための取
付部が一体形成されている。この取付部は、トランスミ
ッションケース2に設けられた取付孔3に係止可能な爪
状の突起部19と、この突起部19の周囲に形成された
弾性部21とで構成される。
【0013】ワイヤーハーネス保持用クリップ20を用
いて、ワイヤーハーネスAを収納保持する場合、まず、
ワイヤーハーネスAを収納空間12に収納して、クリッ
プ20をロック状態にする。そして、クリップ20側の
突起部19をトランスミッション2側の取付孔3に嵌入
して、クリップ20を固定する。この状態において、ク
リップ20側の弾性部21がトランスミッション2を押
圧するため、クリップ20は上方向に常時付勢されてい
る。これにより、突起部19の爪が取付孔3と係合する
ため、クリップ20は安定した状態で固定される。
【0014】このように、本実施形態においては、クリ
ップ20のロック状態では、カバー部13側の係合孔1
7と本体部11側の係合突起18とが係合している。し
たがって、ワイヤーハーネスAの引っ張りによって、係
止爪14,16が互いに反対方向にずれるような外力F
がクリップ20に作用した場合であっても、そのような
ずれ変位は係合孔17と係合突起18との係合によって
阻止される。これにより、クリップ20のロック状態が
解除されてしまうことを有効に防止することができ、ク
リップ20のロック力の向上を図ることができる。
【0015】また、比較的シンプルな構造でクリップ2
0のロック力を効果的に高めることができる。それとと
もに、上述した構造を有するクリップ20を一体成型に
よって製造することができるため、製造コストを安価に
抑えることができる。さらに、このようなクリップ20
を用いたワイヤーハーネスAの取り付けに関する作業性
は、従来と同等ですむ。
【0016】また、クリップ20のサイズも従来のクリ
ップと同等ですむ。したがって、省スペースの観点より
サイズを大きくすることが困難な小さなクリップに適用
することが好ましい。
【0017】さらに、トランスミッションケース2への
クリップ20の取り付けをワンタッチで行うことがで
き、クリップ20の不用意な脱落を有効に防止すること
ができる。
【0018】
【発明の効果】このように、本発明によれば、クリップ
のロック状態において、カバー部側の係合孔と本体部側
の係合突起とが係合する。これにより、クリップに外力
が加わったとしても、係合した係合孔と係合突起とによ
ってクリップの変形が規制されるため、ロック状態の解
除を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用変速機の外観図
【図2】ワイヤーハーネス保持用クリップの斜視図
【図3】ロック解除状態のワイヤーハーネス保持用クリ
ップの断面図
【図4】ワイヤーハーネス保持用クリップの側面図
【図5】ワイヤーハーネス保持用クリップの底面図
【図6】ロック状態のワイヤーハーネス保持用クリップ
の断面図
【図7】従来のワイヤーハーネス保持用クリップの説明
【符号の説明】
1 車両用変速機、 2 トランス
ミッションケース、3 取付孔、10,20 ワイヤ
ーハーネス保持用クリップ、11 本体部、
11a 一方の立上部、11b 他方の立
上部、 12 収納空間、13 カバ
ー部、 13a 他方の端部(自由端
部)、14 係止爪、 16
係止爪、17 係合孔、 18
係合突起、19 突起部、 2
1 弾性部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H023 AA04 AB01 AB07 AC31 AD18 AD22 AD54 AE09 3J022 DA15 EA42 EB14 EC04 ED28 FA05 FB08 FB12 FB17 FB24 HA03 HB06 3J036 AA03 BA01 DA12 DB05 5G363 AA11 BA02 DA13 DA15 DC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤハーネスを保持するワイヤーハーネ
    ス保持用クリップにおいて、 ワイヤーハーネスを収納する略U字状の収納空間を有す
    るとともに、一方の立上部に第1の係止爪が設けられた
    本体部と、 前記第1の係止爪に係止可能な形状の第2の係止爪が一
    方の端部に設けられているとともに、前記収納空間を開
    閉できるように、他方の端部が前記本体部における他方
    の立上部と連結したカバー部と、 前記カバー部における一方の端部側に設けられた係合孔
    と、 前記本体部の一方の立上部側に突設され、前記カバー部
    に設けられた前記係合孔と係合可能な係合突起とを有す
    ることを特徴とするワイヤーハーネス保持用クリップ。
  2. 【請求項2】前記本体部と前記カバー部とは一体的に形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載されたワ
    イヤーハーネス保持用クリップ。
  3. 【請求項3】前記ワイヤーハーネス保持用クリップは、
    車両用変速機に配線されるワイヤーハーネスを保持する
    ために用いられ、 前記本体部の底面には、前記車両用変速機に形成された
    取付孔に嵌入可能な取付部が設けられていることを特徴
    とする請求項1または2に記載されたワイヤーハーネス
    保持用クリップ。
JP2000090277A 2000-03-29 2000-03-29 ワイヤハーネス保持用クリップ Withdrawn JP2001275234A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005102353A (ja) * 2003-09-22 2005-04-14 Ricoh Co Ltd ハーネスクランプ、および画像形成装置
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CN108951004A (zh) * 2018-08-10 2018-12-07 佛山市顺德海尔电器有限公司 一种洗衣机管线固定结构、装配固定方法及洗衣机

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Effective date: 20070605