JP2526090Y2 - 開閉体のロック機構 - Google Patents

開閉体のロック機構

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JP2526090Y2
JP2526090Y2 JP1725791U JP1725791U JP2526090Y2 JP 2526090 Y2 JP2526090 Y2 JP 2526090Y2 JP 1725791 U JP1725791 U JP 1725791U JP 1725791 U JP1725791 U JP 1725791U JP 2526090 Y2 JP2526090 Y2 JP 2526090Y2
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高橋  宏
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業の利用分野】本考案は、開閉扉又は引出し等の開
閉体をその本体とロックするロック機構に関し、特にテ
レビ、オーディオ機器等を収容又は設置するためのキャ
ビネットの扉をロックするのに好適に用いられる開閉体
のロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビやオーディオ機器等を
収容又は設置するためのキャビネットには、ガラス扉が
多用されており、このようなキャビネットのガラス扉に
は、一般にマグネットを備えたプッシュロック,プッシ
ュオープン式のラッチを用いたロック機構が採用されて
いる。
【0003】即ち、ガラス扉に金属板を取付け、この金
属板をキャビネット本体に取り付けられたラッチのマグ
ネット定着体に磁力によって定着させ、この定着体を押
し込んでラッチ本体内に固定することにより扉を閉じ、
一方扉を開くときは、扉を押圧することによりラッチの
定着体を再度押し込み、定着体のラッチ本体内でのロッ
ク状態を解除する。これにより、定着体が扉と共にバネ
等の弾発力によりラッチ本体から勢いよく突出し、この
とき扉が慣性により定着体から離れ、自動的に扉が開く
もので、ワンタッチでガラス扉の開閉操作を行なうこと
ができるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなワンタッチオープン式のロック機構は、扉の開閉操
作が容易である反面、扉に触れただけで不必要に扉が開
いてしまうという欠点を有する。例えば、幼児が扉に触
れただけでラッチの定着体が押し込まれ、扉が自動的に
開いてしまう場合があり、特にガラス扉を採用している
ような場合には、非常に危険である。
【0005】本考案は、上記事情に鑑みなされたもの
で、このようなロック機構を備えたテレビやオーディオ
機器のキャビネット等に簡単に付設することができ、そ
の扉等の開閉体の開閉操作を煩雑化させることなく、し
かも確実に開閉体を仮ロックして、幼児のいたずら操作
などによって開閉体がみだりに開いてしまうことを確実
に防止することができる扉或いは引出し等の開閉体のロ
ック機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を解
決するため、開閉扉又は引出し等の開閉体(4)をその
本体(2)とロックするロック機構であって、上記本体
(2)に固定する固定部(6)と、該固定部(6)に一
体に設けられ、先端側がこの固定部から外方に延出する
可撓性を有する弾撥軸部(10)と、この軸部(10)
先端部に形成されたロック爪(12)を有するロック部
(11)と、該ロック部(11)先端部から一体に延出
する操作片(15)とからなるロック体(1)を、上記
操作片(15)が上記本体(2)から開閉体側に向けて
突出するように固定部(6)を本体(2)に固定するこ
とにより取付けると共に、先端部にこのロック体(1)
のロック爪(12)と係合する係合爪(20)が形成さ
れた可撓性を有する係合アーム(19)を上記開閉体
(4)に取り付けてなり、この係合アーム(19)の係
合爪(12)と上記ロック体(1)のロック爪(12)
とを互いに係合させることにより開閉体(4)と本体
(2)とをロックすると共に、本体(2)から突出した
ロック体(1)の操作片(15)を上記軸部(10)の
弾撥力に抗して左右又は上下方向に押圧し、上記軸部
(10)を撓ませることにより上記ロック爪(20)を
左右又は上下方向に移動させて、上記ロック爪(12)
と係合爪(20)との係合状態を解除するように構成し
たことを特徴とする開閉体のロック機構を提供する。
【0007】
【作用】本考案の開閉体(以下、単に扉という)のロッ
ク機構は、上記ロック体を本機構を設けるキャビネット
等の本体に取付けると共に、上記係合アームを扉に取付
け、ロック体のロック爪と係合アームの係合爪とを係合
させて扉を閉じた状態にロックするものであり、この扉
を開くときには、本体から外部に突出した操作片を左右
又は上下方向に押圧して、上記ロック爪と係合爪との係
合状態を解除し、一方開いた扉を閉じる場合には、扉を
閉じることにより自動的に上記ロック爪と係合爪とが係
合して扉がロックされるものである。
【0008】即ち、扉を開くときには、操作片を左右又
は上下方向に押圧して軸部を撓ませることにより、該軸
部先端に設けられたロック部のロック爪が左右又は上下
方向にずれて係合爪との係合状態が解除され、扉を開く
ことが可能な状態となる。なお、このとき扉を開いた後
は上記操作片の押圧状態を解除することにより軸部がそ
の弾性力によって自動的に元の状態に戻るものである。
一方、この扉を閉じる際は扉に固定された係合アームの
係合爪が本体に固定されたロック体のロック爪に当接
し、これを押圧することにより係合爪がロック爪により
押圧されて係合アームが撓み、係合爪がロック爪を通過
した時点で該係合アームが弾性復帰して係合爪とロック
爪とが係合し、扉がロックされるものである。
【0009】本考案のロック機構は、上記ロック体をキ
ャビネット等の本体に取付けると共に、上記係合アーム
を扉に取付けることにより簡単に設置することができ、
上述したプッシュロック,プッシュオープン式のラッチ
を備えたキャビネットなどにも容易に付設することがで
きる。しかもこの場合、扉の開閉操作を煩雑化させるこ
となく、かつ不必要時に扉が押されたような場合には、
確実に扉を仮ロックして扉が自動的に開いてしまうこと
を確実に防止することができるものである。
【0010】即ち、本考案のロック機構を上記プッシュ
ロック,プッシュオープン式のラッチを備えたキャビネ
ットに設置する場合、例えばロック体をキャビネット本
体の開口部にその操作片が本体と扉との隙間から外部に
突出するように固定体を固定することにより取り付ける
と共に、係合アームを上記扉の内面に取り付けることよ
り簡単に設置することができる。そして、扉を開くとき
には、まず扉をワンプッシュしてラッチ本体と定着体と
のロック状態を解除し、定着体及び扉が前面側へ開くよ
うに付勢された状態とする。このとき、扉に取り付けら
れた係合アームの係合爪とキャビネット本体に取り付け
られたロック体のロック爪とが係合しているので扉は前
面側に開くように付勢されたままロックされた状態とな
る。次いで、キャビネット本体と扉との隙間から外部に
突出した操作片を左右又は上下方向に押圧して上記係合
爪とロック爪との係合状態を解除することにより上記付
勢力で扉が自動的に開くものである。また、この扉を閉
じる場合は、扉を内側に回動させてラッチの定着体に磁
力によって扉を定着させ、更に扉を押圧することにより
定着体をラッチ本体内に埋入させてロックする。このと
き同時に、本機構の係合爪とロック爪とが係合する。従
って、扉を開くときには扉をワンプッシュした後、操作
片を左右又は上下方向に押圧するだけでよく、また扉を
内側に回動させ、ワンプッシュするだけで簡単に扉を閉
じることができ、扉の開閉操作を煩雑化することがな
い。しかも、扉が押圧されただけでは上記係合爪とロッ
ク爪との係合状態が解除されることがないので、不必要
時に扉が押されたような場合には確実に扉を仮ロックし
て、扉が自動的に開いてしまうことを確実に防止するこ
とができるものである。
【0011】更に、本考案のロック機構を構成するロッ
ク体は、固定部に可撓性を有する軸部を一体に設け、こ
の軸部の先端部にロック爪を有するロック部及び操作片
を順次一体に形成した構成としたことにより一点部品と
したものであり、このためロック体の製造工程を大幅に
簡略化することができ、有効なコストダウンが達成され
たものである。
【0012】即ち、このように先端部を左右又は上下方
向に押圧することによりロック爪が左右に移動すると共
に、この押圧力を解除することにより元の状態に自動的
に復帰するロック体を構成する場合、固定部にロック爪
を有するロックアームを回動可能に取付け、このロック
アームを左右又は上下方向に押圧した後押圧力を解除し
た場合、自動的に元の状態に戻るようにバネ等を用いて
付勢することが考えられるが、このようなロック体は固
定部、ロックアーム及びバネ等の付勢手段の最低でも3
点の部品が必要であり、このため各部品の製造工程及び
これらの組立工程が必要になり、非常に煩雑な作業を要
することとなる。これに対し、上記一点部品とされたロ
ック体は、これを金型等を用いて成形するだけでよく、
構成部品の製造工程及び組立て工程を省略することがで
きるものである。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例につき図1〜図5を
参照して具体的に説明する。図1及び図2は、本考案の
一実施例にかかるロック機構を示すもので、このロック
機構は、テレビやオーディオ機器を設置又は収容するキ
ャビネット本体2の上壁3内面開口部近傍に取り付けら
れたロック体1と、キャビネット本体2の開口部を閉塞
する扉4の内面上端部に取り付けられた係合アーム体5
とからなるものである。
【0014】ここで、上記ロック体1は、図3〜図5に
示した構成とされている。即ち、図中6は四角板状の固
定部で、この固定部6には中央部から一端縁部にかけて
切欠き部7が形成されていると共に、下面には幅方向に
沿って三角板状の第一補強リブ8が一体に突設されてお
り、更にこの第一補強リブ8の中央部から固定部の他端
縁部にかけて三角板状の第二補強リブ9が突設されてい
る。
【0015】10は、上記固定部6の第一補強リブ8の
中央部(第二補強リブ9との連結部)に一体に突設され
た可撓性を有する細長板状の軸部であり、その基端側は
上記切欠き部7内に該切欠き部7の両内側面と離間して
配置されていると共に、先端側は切欠き部7から延出
し、固定部6の一端縁部から外方に突出している。この
軸部10の先端には、四角枠状のロック部11が一体に
形成されており、このロック部11の先端側下面には漸
次基端側に後退するように一体に突設された四角ブロッ
ク状のロック爪12が設けられている。そして、このロ
ック爪12の前面(図では左側面)及び後面(図では右
側面)は共に漸次基端側に後退するテーパー面になって
おり、それぞれ係合アーム押圧面13、係合面14を形
成している。更に、このロック部11の先端には、長板
状の操作片15がロック部11の上面から延出するごと
く一体に突設されており、この操作片15を左右方向に
押圧することにより、軸部10が撓んでロック部11を
左右方向に移動させることができ、またこの押圧力を解
除すると、軸部10が弾性復帰して元の状態に自動的に
戻るようになっている。
【0016】なお、図中16,16はビス止め孔であ
り、このビス止め孔16,16を通してビス打ちするか
又は両面粘着テープを用いて固定部6をキャビネット2
の上壁3に固定することにより、ロック体1が該キャビ
ネット2にその操作片15の先端部が扉4と上壁3との
隙間から突出した状態に取り付けられている。また、図
中17は軸部10とロック爪部11との連結部に形成さ
れた三角板状の補強リブである。
【0017】次に、上記係合アーム体5は、図1、図2
に示されているように、四角板状の固定板18の一面中
央部に弓なりに湾曲した長板状の係合アーム19が斜め
上方に向けて一体に突設されたもので、この係合アーム
19先端部上面側には係合爪20が形成されている。な
お、上記係合アーム19は可撓性を有する材質で形成さ
れており、先端部(係合爪20部分)が押圧されると押
圧力に対応して撓むと共に、押圧力が解除されると弾性
復帰して自動的に元の状態に戻るものであり、またこの
係合アーム体5は、その固定板18の他面側を両面粘着
テープを用いて扉4の内面に貼着固定することにより該
扉4に取り付けられているものである。
【0018】なお、特に図示していないが、上記キャビ
ネットの本体2にはプッシュオープン,プッシュロック
式のラッチが取り付けられていると共に、扉4にはこの
ラッチの定着体に設けられたマグネットに定着する金属
板が配設されており、扉を閉じた状態にあっては、定着
体がラッチ本体内に埋入した状態でロックされていると
共に、この定着体に金属板が磁力により定着した状態に
なり、またこの状態で扉を押圧すると、定着体とラッチ
本体とのロックが外れて定着体が扉と共に勢いよくラッ
チ本体から突出すようになっている。
【0019】このロック機構は、図1に示したように、
キャビネット本体2の上壁3に取り付けたロック体1の
ロック爪12と扉4に取り付けた係合アーム体5の係合
爪20とを係合させることにより、扉4を閉じた状態で
ロックするものである。
【0020】この状態から扉4を開く場合は、まず扉4
を押圧してキャビネット本体2に取り付けられたラッチ
の定着体とラッチ本体とのロック状態を解除する。これ
により、定着体が扉と共に前方に進出するように付勢さ
れた状態になるが、この場合扉4はロック爪12と係合
爪20との係合によりロックされているので、閉じたま
ま前方(図中矢印A方向)へ進出するように付勢された
状態を維持する。
【0021】次に、この状態で図2に示したように、上
壁3と扉4上端縁との隙間から外部に突出した操作片1
5を左右方向(図中矢印B方向)に押圧する。これによ
り、ロック体1の軸部10が左右方向に撓んでロック爪
12が左右方向に移動し、ロック爪12と係合爪20と
の係合状態が解除され、上記ラッチの定着体による付勢
力によって扉4が前方に回動すると共に、上記金属板と
定着体との磁力による定着状態が解除されて自動的に扉
4が開く。そして、扉4が開いた後に操作片15への押
圧力を解除することによりロック体1の軸部10が弾性
復帰して、ロック爪12は元の位置に自動的に戻る(図
2参照)。
【0022】そして、扉4を閉じるときには、扉4を内
側に回動させて係合アーム19の先端部をロック爪12
の係合アーム押圧面13に当接させると共に、上記金属
板をラッチの定着体に当接させて定着させ、更に扉4を
内側に回動させるように押圧してロック爪12と係合爪
20とを係合させると共に、上記定着体をラッチ本体内
に埋入させた状態でロックさせるものである。このと
き、ロック爪12の押圧面13に当接した係合アーム1
9の先端は、内方へ押圧されることによって上記押圧面
13により下方に押圧され、係合アーム19が下方に撓
み、係合爪20がロック爪12の下端面を通過し、係合
面14側に至ると該係合アームが弾性復帰して確実にロ
ック爪と係合爪とが係合するものである。
【0023】従って、本実施例のロック機構によれば、
扉を開くときには扉をワンプッシュした後、操作片を左
右方向に押圧するだけでよく、また扉を内側に回動さ
せ、ワンプッシュするだけで簡単に扉を閉じることがで
き、開閉操作が実に簡単なものである。しかも、扉が押
圧されただけでは上記係合爪とロック爪との係合状態が
解除されることがないので、不必要時に扉が押されたよ
うな場合には確実に扉を仮ロックして、扉が自動的に開
いてしまうことを確実に防止することができるものであ
る。
【0024】また、このロック機構は、ロック体1をキ
ャビネット本体2の内側開口部近傍にその操作片15が
扉4との隙間から外部に突出するように取り付けると共
に、係合アーム体5を扉に取り付けることにより、簡単
に構成することができ、更に本ロック機構を構成するロ
ック体1は、固定部6、軸部10、ロック部11及び操
作片15が一体に形成された一品部品とされているの
で、金型等を用いて成形するだけでよく、構成部品の製
造工程及び組立て工程を必要とせず、低コストに製造す
ることができるものである。
【0025】なお、本実施例は、ワンタッチオープン,
ワンタッチロック式のラッチを備えたキャビネットに本
考案のロック機構を仮ロック機構として付設したもので
あるが、考案のロック機構はこれに限定されず、例えば
キャビネット2に扉4を前方に回動させるバネ等による
付勢手段を設け、操作片15を押圧してロック爪12と
係合爪20との係合状態を解除することにより、該付勢
手段によって自動的に扉4が開くようにすることもで
き、更に特に扉4を回動させる付勢手段を設けず、ロッ
ク爪12と係合爪20との係合状態を解除して手動によ
り扉4を開くようにしてもよい。また、上記実施例では
ロック体をキャビネットの上壁に取付け、操作片を左右
方向に押圧するようにしたが、ロック体をキャビネット
の側壁に取付け、操作片を上下方向に押圧操作するよう
に構成することもできる。更に、本考案のロック機構
は、上記実施例のように回動式の扉をロックするためだ
けに限られず、例えば引出しなどの開閉体のロック機構
としても適応することができ、また本考案のロック機構
を構成するロック体の各構成部分の形状や係合アームの
構成なども上記実施例に制限されるものではなく、本考
案の要旨を逸脱しない限り種々変更して差し支えない。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のロック機
構は、プッシュオープン,プッシュロック式のロック機
構を備えたテレビやオーディオ機器のキャビネットなど
に簡単に付設することができ、開閉体の開閉操作を煩雑
化させることなく、しかも確実に開閉体を仮ロックし
て、幼児のいたずら操作などにより開閉体がみだりに開
いてしまうことを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のロック機構を示す部分断面側面図であ
る。
【図2】同ロック機構を示す透視平面図である。
【図3】同ロック機構を構成するロック体を示す平面図
である。
【図4】同ロック体を示す下面図である。
【図5】同ロック体を示す図3のV−V線に沿った断面
図である。
【符号の説明】
1 ロック体 2 キャビネット本体 4 扉 6 固定部 10 軸部 11 ロック部 12 ロック爪 15 操作片 19 係合アーム 20 係合爪

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉扉又は引出し等の開閉体(4)をそ
    の本体(2)とロックするロック機構であって、上記本
    体(2)に固定する固定部(6)と、該固定部(6)に
    一体に設けられ、先端側がこの固定部から外方に延出す
    る可撓性を有する弾撥軸部(10)と、この軸部(1
    0)先端部に形成されたロック爪(12)を有するロッ
    ク部(11)と、該ロック部(11)先端部から一体に
    延出する操作片(15)とからなるロック体(1)を、
    上記操作片(15)が上記本体(2)から開閉体側に向
    けて突出するように固定部(6)を本体(2)に固定す
    ることにより取付けると共に、先端部にこのロック体
    (1)のロック爪(12)と係合する係合爪(20)が
    形成された可撓性を有する係合アーム(19)を上記開
    閉体(4)に取り付けてなり、この係合アーム(19)
    の係合爪(12)と上記ロック体(1)のロック爪(1
    2)とを互いに係合させることにより開閉体(4)と本
    体(2)とをロックすると共に、本体(2)から突出し
    たロック体(1)の操作片(15)を上記軸部(10)
    の弾撥力に抗して左右又は上下方向に押圧し、上記軸部
    (10)を撓ませることにより上記ロック爪(20)を
    左右又は上下方向に移動させて、上記ロック爪(12)
    と係合爪(20)との係合状態を解除するように構成し
    たことを特徴とする開閉体のロック機構。
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