JP2546237Y2 - 車輛用コネクタ - Google Patents

車輛用コネクタ

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JP2546237Y2
JP2546237Y2 JP1991100749U JP10074991U JP2546237Y2 JP 2546237 Y2 JP2546237 Y2 JP 2546237Y2 JP 1991100749 U JP1991100749 U JP 1991100749U JP 10074991 U JP10074991 U JP 10074991U JP 2546237 Y2 JP2546237 Y2 JP 2546237Y2
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勲 亀山
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Yazaki Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車等のドア部分等に
配索されるワイヤーハーネスの接続に使用される車輛用
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドア部分に配索されるワ
イヤーハーネスをコネクタを使用して接続を行うのに図
9および図10に示す方法があった。
【0003】すなわち車体aに対するドアbのヒンジ結
合端部において、車体側のパネルPに固定したコネクタ
・ホルダーhに車体a側のワイヤーハーネスWの端部に
装着したコネクタc1 を嵌合、支持し、またドア側のパ
ネルP′からグロメットGを介して引き出され、ドアb
内に配索されるドア用のワイヤーハーネスW′の端部に
コネクタc2 を装着する。そして車体側のパネルPに形
成した接続孔sに被着されるグロメットiを通じて車体
側にドア側のコネクタc2 を引き入れて両コネクタ
1 ,c2 を接続する構造である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら図9およ
び図10に示す上記従来のコネクタの接続構造は、コネ
クタc1 ,c2 の接続時にコネクタc1 がパネルPに完
全に取付けられているか否かの外部からの確認が困難で
あった。また振動等の外力を受けた場合にコネクタ
1 ,c2 の接続が緩むという不都合があり、製品の信
頼性に欠けるものであった。
【0005】そこで本考案はドア用のワイヤーハーネス
と車体側のワイヤーハーネスとの端部に夫々設けたコネ
クタの接続に際し、パネルにコネクタが取付けられてい
るかを外部から確認し、製品の信頼性が高い車輛用コネ
クタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために、パネルの一側にロック結合される一方のコ
ネクタに設けた可撓ロック腕の可撓変位許容空間内にお
いて、前記可撓ロック腕に隣接する位置に該可撓ロック
腕の前端に有する係止片の後方に所定の間隔を隔ててロ
ック突起を設け、該ロック突起に装着検知体の操作用突
起を仮係止可能に設けることにより前記係止よりも前方
へ装着検知体を突出した状態でロック結合し、該コネク
タをパネルの一側よりその接続孔にロック結合させるこ
とにより前記接続孔の内端縁による押下げにより前記ロ
ック突起に対する操作用突起の係合を解除可能となして
該装着検知体を該パネルの他側より押込み可能に構成し
て他のコネクタを接合可能にするという手段を採用し
た。
【0007】
【作用】一方のコネクタに設けた可撓ロック腕の可撓変
位許容空間において、可撓ロック腕に隣接する位置に
可撓ロック腕の前端に有する係止片の後方に所定の間隔
を隔てて設けたロック突起に装着検知体の操作用突起を
仮係止可能に設けることにより前記係止片よりも前方へ
装着検知体を突出した状態でロック結合する。そして可
撓ロック腕をパネルに開設した接続孔内に挿入して可撓
ロック腕をパネルに完全にロック結合させてパネルの一
側にコネクタをロック結合させると、接続孔の内端縁よ
り操作用突起が押圧され可撓ロック腕に隣接して設けた
ロック突起と装着検知体の操作用突起とのロック結合が
解除されるので、装着検知体をパネルの他側より所定位
置に押込める。
【0008】
【実施例】図1においてAは車体側のワイヤーハーネス
Wの接続端に装着される合成樹脂製のコネクタである。
BはコネクタAと接続されるドア側のコネクタであり、
このコネクタBはドア用のワイヤーハーネスW′の接続
端部に装着される。そしてコネクタBはグロメットCに
よって被覆されている点については公知の技術と略同様
である。
【0009】図1に示すようにコネクタAは一側の外面
1 に後端の立上り基部1bから前方へ延長して片持ち
状態の可撓ロック腕1を有し、この可撓ロック腕1の前
端上面には係止片1aが突設される。
【0010】可撓ロック腕1の左右の対向位置に係止片
1aから後方に後記パネル2の内端縁に後記操作用突起
3aが押下可能になる間隔Lを隔てて前端、下面に弧状
面Rを有するロック突起1cが設けられ、コネクタAの
外面Aの対向する他側の外面Aには係止腕1dが設
けられる。
【0011】2はコネクタAが取付けられる車体側のパ
ネルであり、2aはパネル2に形成された接続孔であ
る。
【0012】3は合成樹脂製の装着検知体であり、この
装着検知体3は基板3Aの後端に設けた2つの起立壁部
3bから片持ち状態に2本の可撓アーム3cを前方に延
長し、この可撓アーム3cの前端に操作用突起3aが設
けられる。さらに基板3Aの側面には係合突条3dが設
けられ、また基板3Aの裏面には案内突起3eが設けら
れている(第3図参照)。
【0013】このうち前記係合突条3dは可撓ロック腕
1とコネクタAの外面A1 との間に形成される可撓ロッ
ク腕1の可撓変位許容空隙4の左右に設けた支持溝4a
内に挿入され、また前記案内突起3eは前記可撓変位許
容空隙4内の下面に設けた摺動溝4b内に挿入される。
【0014】そして装着検知体3は可撓ロック腕1の可
撓変位許容空間4内に操作用突起3aがロック突起1c
に当接する状態に挿入されることにより案内突起3eが
摺動溝4b内において前方への移動が規制され、仮係止
される(図2、図3参照)。この際、コネクタAの外面
1 に装着検知体3を仮係止した状態でパネル2の接続
孔2a内にコネクタAの挿入を進めて係止片1aがパネ
ル2を乗り越えると、可撓ロック腕1は接続孔2aの内
端を乗り越えて弾性復帰する。同時に装着検知体3の操
作用突起3aが接続孔2aの内端縁に当接して弾性復帰
が規制されるので、ロック突起1cに対する装着検知体
3の操作用突起3aの係合が解除可能な状態になる(図
5参照)。
【0015】上記構成において、車体側のコネクタAを
パネル2に取付けるにはコネクタAの一側の外面A1
設けた可撓ロック腕1の係止片1aと、コネクタAの外
面A1 に対向して他側の外面A2 に設けた係止腕1dと
をパネル2に開口した接続孔2aの内縁に係合すること
によりコネクタAを車体側のパネル2に取付ける。
【0016】そしてコネクタAとパネル2との結合は、
コネクタAをパネル2の接続孔2a内に挿入して行く
と、可撓ロック腕1の先端に設けた係止片1aが接続孔
2aの内端縁に押圧されることにより可撓ロック腕1は
押下げられて変位し、これに伴ってロック突起1cが装
着検知体3の可撓アーム3cを押し下げる(図4参
照)。この状態では未だ可撓ロック腕1の左右に設けた
ロック突起1cに装着検知体3の操作用突起3aが係合
しているので、装着検知体3は可撓変位許容空間4内に
それ以上、進入されるのは阻止される。
【0017】その後パネル2の接続孔2a内に対してコ
ネクタAの挿入を進めて係止片1aがパネル2を乗り越
えると、接続孔2aの内端縁に弾性復帰が規制されてい
る可撓ロック腕1は規制が解除されて弾性復帰し、係止
片1aが接続孔2aに係合する。またこれと略同時にコ
ネクタAの係止片1aに隣接して位置し可撓ロック腕1
に設けたロック突起1cに押下げられていた可撓アーム
3cの操作用突起3aが接続孔2aの内端縁に当接する
ことにより可撓アーム3cの弾性復帰が阻止されている
(図5参照)。
【0018】この状態でパネル2の前方から装着検知体
3を押し込むと、操作用突起3aがロック突起1cの弧
状面Rの下面を滑動して押し下げられて装着検知体3の
操作用突起3aとロック突起1cとの係合が解除され、
装着検知体3は押込み可能な状態になる(図6参照)。
【0019】次に装着検知体3を可撓変位許容空間4内
に完全に差込むと、装着検知体3の操作用突起3aはロ
ック突起1cの押圧から解放されて復帰することにより
可撓ロック腕1のロック突起1cを越えた状態で該ロッ
ク突起1cに係止する(図7参照)。従って装着検知体
3はコネクタAの可撓変位許容空間4から抜け出るのが
防止されるとともにパネル2の接続孔2a内にワイヤー
ハーネスWを装着した車体側のコネクタAの取付けが確
認される。
【0020】そしてドア側のワイヤーハーネスW′の端
部に装着したドア側のコネクタBを車体側のコネクタA
に接続し、使用に供する。
【0021】
【考案の効果】上述のように本考案は、一方のコネクタ
に設けた可撓ロック腕がパネルの接続孔に完全に係止さ
れてパネルへの取付けが完了されない限り、ロック突起
に操作用突起が係合することにより仮係止している装着
検知体をコネクタに対して所定の位置に押込むことがで
きないので、その装着状態をパネルの外部から確認する
ことができる。またコネクタに設けた可撓ロック腕がパ
ネルの接続孔に完全に係止された場合には、装着検知体
の操作用突起はパネルの接続孔の内端縁に押下げられて
ロック突起に対する係止が解除可能な状態になり、一方
のコネクタに対して他方のコネクタの接続が可能にな
る。 こうしてドア用のワイヤーハーネスと車体側のワイ
ヤーハーネスとの接続の検知が容易になり、振動等の外
部振動に対しても両ワイヤーハーネスの接続が堅牢にな
り、製品の信頼性は高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車輛用コネクタの一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】同じく装着検知体をコネクタに仮係止した状態
の斜視図である。
【図3】同じく装着検知体を仮係止した状態のコネクタ
をパネルに設けた接続孔内に係止する直前の一部切欠断
面図である。
【図4】同じくコネクタを車体のパネルに設けた接続孔
内に係止する状態の一部切欠断面図である。
【図5】同じくコネクタの係止片がパネルの接続孔に係
止し装着検知体の操作用突起が接続孔の内端縁に復帰が
阻止されている状態の一部切欠断面図である。
【図6】同じく装着検知体の操作用突起とコネクタに設
けたロック突起との係合が解除される状態の一部切欠断
面図である。
【図7】同じくパネルとコネクタとの結合状態を示す一
部切欠断面図である。
【図8】同じくドアの車体側の接続端においてワイヤー
ハーネスの取付状態を示す斜視図である。
【図9】ドア側と車体側との両ワイヤーハーネスを接続
する従来の接続法を示す斜視図である。
【図10】両ワイヤーハーネスを接続した従来例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 可撓ロック腕 1a 係止片 1b ロック突起 2 車体側のパネル 2a 接続孔 3 装着検知体 3a 操作用突起 4 可撓変位許容空間 A 車体側のコネクタ B ドア側のコネクタ W 車体側のワイヤーハーネス W′ ドア側のワイヤーハーネス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルの一側にロック結合される一方の
    コネクタに設けた可撓ロック腕の可撓変位許容空間内に
    おいて、前記可撓ロック腕に隣接する位置に該可撓ロッ
    ク腕の前端に有する係止片の後方に所定の間隔を隔てて
    ロック突起を設け、該ロック突起に装着検知体の操作用
    突起を仮係止可能に設けることにより前記係止よりも前
    方へ装着検知体を突出した状熊でロック結合し、該コネ
    クタをパネルの一側よりその接続孔にロック結合させる
    ことにより前記接続孔の内端縁による押下げにより前記
    ロック突起に対する操作用突起の係合を解除可能となし
    て該装着検知体を該パネルの他側より押込み可能に構成
    して他のコネクタを接合可能にすることを特徴とした車
    両用コネクタ。
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JPH0548250U JPH0548250U (ja) 1993-06-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6045388A (en) * 1998-09-02 2000-04-04 Molex Incorporated Electrical connector position assurance system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586064Y2 (ja) * 1978-09-12 1983-02-02 東芝機器株式会社 物品収納装置
JPH0433667Y2 (ja) * 1988-09-08 1992-08-12
JPH0735332Y2 (ja) * 1990-11-14 1995-08-09 古河電気工業株式会社 コネクタ付きグロメット

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JPH0548250U (ja) 1993-06-25

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