JPH0548250U - 車輛用コネクタ - Google Patents

車輛用コネクタ

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JPH0548250U
JPH0548250U JP10074991U JP10074991U JPH0548250U JP H0548250 U JPH0548250 U JP H0548250U JP 10074991 U JP10074991 U JP 10074991U JP 10074991 U JP10074991 U JP 10074991U JP H0548250 U JPH0548250 U JP H0548250U
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flexible
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勲 亀山
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は自動車等の特にドア部分に配索され
るドア側若しくは車体側のワイヤーハーネスの端部に設
けたコネクタがパネルに取付けられているかの確認をパ
ネルの外部から容易に行え、しかも製品の信頼性が高い
車輛用コネクタを提供することを目的とする。 【構成】 コネクタAの可撓ロック腕1に設けた係止片
1aよりも装着検知体3を突出させた状態で可撓ロック
腕1の可撓変位許容空間4内に装着検知体3を仮係止し
て設け、パネル2の一側より接続孔2aに可撓ロック腕
をロック結合することにて装着検知体3の仮係止が解除
され、パネル2の他側より押込める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車等のドア部分等に配索されるワイヤーハーネスの接続に使用さ れる車輛用コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のドア部分に配索されるワイヤーハーネスをコネクタを使用して 接続を行うのに図9および図10に示す方法があった。
【0003】 すなわち車体aに対するドアbのヒンジ結合端部において、車体側のパネルP に固定したコネクタ・ホルダーhに車体a側のワイヤーハーネスWの端部に装着 したコネクタc1 を嵌合、支持し、またドア側のパネルP′からグロメットGを 介して引き出され、ドアb内に配索されるドア用のワイヤーハーネスW′の端部 にコネクタc2 を装着する。 そして車体側のパネルPに形成した接続孔sに被着されるグロメットiを通じ て車体側にドア側のコネクタc2 を引き入れて両コネクタc1 ,c2 を接続する 構造である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら図9および図10に示す上記従来のコネクタの接続構造は、コネ クタc1 ,c2 の接続時にコネクタc1 がパネルPに完全に取付けられているか 否かの外部からの確認が困難であった。また振動等の外力を受けた場合にコネク タc1 ,c2 の接続が緩むという不都合があり、製品の信頼性に欠けるものであ った。
【0005】 そこで本考案はドア用のワイヤーハーネスと車体側のワイヤーハーネスとの端 部に夫々設けたコネクタの接続に際し、パネルにコネクタが取付けられているか を外部から確認し、製品の信頼性が高い車輛用コネクタを提供することを目的と する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、コネクタにおける可撓ロック腕の可撓変 位許容空間内において、装着検知体を該可撓ロック腕の前端の係止片よりも前方 へ突出させた状態で仮係止して設け、該コネクタをパネルの一側よりその接続孔 に対して該可撓ロック腕によりロック結合させた状態にて該装着検知体を該パネ ルの他側より押込み可能に構成して成る構造となした。
【0007】
【作用】
可撓ロック腕の可撓変位許容空間内に装着検知体を仮係止している状態のコネ クタをパネルに開設した接続孔内に挿入して可撓ロック腕をパネルに完全にロッ ク結合させると、可撓ロック腕と装着検知体とのロック結合が解除されるので、 装着検知体をパネルの他側より所定位置に押込める。
【0008】
【実施例】
図1においてAは車体側のワイヤーハーネスWの接続端に装着される合成樹脂 製のコネクタである。BはコネクタAと接続されるドア側のコネクタであり、こ のコネクタBはドア用のワイヤーハーネスW′の接続端部に装着される。そして コネクタBはグロメットCによって被覆されている点については公知の技術と略 同様である。
【0009】 図1に示すようにコネクタAは一側の外面A1 に後端の立上り基部1bから前 方へ延長して片持ち状態の可撓ロック腕1を有し、この可撓ロック腕1の前端上 面には係止片1aが突設される。
【0010】 可撓ロック腕1の左右の対向位置に係止片1aから後方に間隔Lを隔てて前端 、下面に弧状面Rを有するロック突起1cが設けられ、コネクタAの外面A1 の 対向する他側の外面A2 には係止腕1dが設けられる。
【0011】 2はコネクタAが取付けられる車体側のパネルであり、2aはパネル2に形成 された接続孔である。
【0012】 3は合成樹脂製の装着検知体であり、この装着検知体3は基板3Aの後端に設 けた2つの起立壁部3bから片持ち状態に2本の可撓アーム3cを前方に延長し 、この可撓アーム3cの前端に操作用突起3aが設けられる。さらに基板3Aの 側面には係合突条3dが設けられ、また基板3Aの裏面には案内突起3eが設け られている(第3図参照)。
【0013】 このうち前記係合突条3dは可撓ロック腕1とコネクタAの外面A1 との間に 形成される可撓ロック腕1の可撓変位許容空隙4の左右に設けた支持溝4a内に 挿入され、また前記案内突起3eは前記可撓変位許容空隙4内の下面に設けた摺 動溝4b内に挿入される。
【0014】 そして装着検知体3は可撓ロック腕1の可撓変位許容空間4内に操作用突起3 aがロック突起1cに当接する状態に挿入されることにより案内突起3eが摺動 溝4b内において前方への移動が規制され、仮係止される(図2、図3参照)。 この際、コネクタAの外面A1 に装着検知体3を仮係止した状態でパネル2の 接続孔2a内にコネクタAの挿入を進めて係止片1aがパネル2を乗り越えると 、可撓ロック腕1は接続孔2aの内端を乗り越えて弾性復帰する。同時に装着検 知体3の操作用突起3aが接続孔2aの内端縁に当接して弾性復帰が規制される ので、ロック突起1cに対する装着検知体3の操作用突起3aの係合が解除可能 な状態になる(図5参照)。
【0015】 上記構成において、車体側のコネクタAをパネル2に取付けるにはコネクタA の一側の外面A1 に設けた可撓ロック腕1の係止片1aと、コネクタAの外面A 1 に対向して他側の外面A2 に設けた係止腕1dとをパネル2に開口した接続孔 2aの内縁に係合することによりコネクタAを車体側のパネル2に取付ける。
【0016】 そしてコネクタAとパネル2との結合は、コネクタAをパネル2の接続孔2a 内に挿入して行くと、可撓ロック腕1の先端に設けた係止片1aが接続孔2aの 内端縁に押圧されることにより可撓ロック腕1は押下げられて変位し、これに伴 ってロック突起1cが装着検知体3の可撓アーム3cを押し下げる(図4参照) 。 この状態では未だ可撓ロック腕1の左右に設けたロック突起1cに装着検知体 3の操作用突起3aが係合しているので、装着検知体3は可撓変位許容空間4内 にそれ以上、進入されるのは阻止される。
【0017】 その後パネル2の接続孔2a内に対してコネクタAの挿入を進めて係止片1a がパネル2を乗り越えると、接続孔2aの内端縁に弾性復帰が規制されている可 撓ロック腕1は規制が解除されて弾性復帰し、係止片1aが接続孔2aに係合す る。 またこれと略同時にコネクタAの係止片1aに隣接して位置し可撓ロック腕1 に設けたロック突起1cに押下げられていた可撓アーム3cの操作用突起3aが 接続孔2aの内端縁に当接することにより可撓アーム3cの弾性復帰が阻止され ている(図5参照)。
【0018】 この状態でパネル2の前方から装着検知体3を押し込むと、操作用突起3aが ロック突起1cの弧状面Rの下面を滑動して押し下げられて装着検知体3の操作 用突起3aとコネクタ1cとの係合が解除され、装着検知体3は押込み可能な状 態になる(図6参照)。
【0019】 次に装着検知体3を可撓変位許容空間4内に完全に差込むと、装着検知体3の 操作用突起3aはロック突起1cの押圧から解放されて復帰することにより可撓 ロック腕1のロック突起1cを越えた状態で該ロック突起1cに係止する(図7 参照)。従って装着検知体3はコネクタAの可撓変位許容空間4から抜け出るの が防止されるとともにパネル2の接続孔2a内にワイヤーハーネスWを装着した 車体側のコネクタAの取付けが確認される。
【0020】 そしてドア側のワイヤーハーネスW′の端部に装着したドア側のコネクタBを 車体側のコネクタAに接続し、使用に供する。
【0021】
【考案の効果】
上述のように本考案は、一方のコネクタに設けた可撓ロック腕がパネルの接続 孔に完全に係止されてパネルへの取付けが完了されない限り、仮係止している装 着検知体をコネクタに対して所定の位置に押込むことができないので、その装着 状態をパネルの外部から確認することができる。 従ってドア用のワイヤーハーネスと車体側のワイヤーハーネスとの接続の検知 が容易になり、振動等の外部振動に対しても両ワイヤーハーネスの接続が堅牢に なり、製品の信頼性は高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の車輛用コネクタの一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】同じく装着検知体をコネクタに仮係止した状態
の斜視図である。
【図3】同じく装着検知体を仮係止した状態のコネクタ
をパネルに設けた接続孔内に係止する直前の一部切欠断
面図である。
【図4】同じくコネクタを車体のパネルに設けた接続孔
内に係止する状態の一部切欠断面図である。
【図5】同じくコネクタの係止片がパネルの接続孔に係
止し装着検知体の操作用突起が接続孔の内端縁に復帰が
阻止されている状態の一部切欠断面図である。
【図6】同じく装着検知体の操作用突起とコネクタに設
けたロック突起との係合が解除される状態の一部切欠断
面図である。
【図7】同じくパネルとコネクタとの結合状態を示す一
部切欠断面図である。
【図8】同じくドアの車体側の接続端においてワイヤー
ハーネスの取付状態を示す斜視図である。
【図9】ドア側と車体側との両ワイヤーハーネスを接続
する従来の接続法を示す斜視図である。
【図10】両ワイヤーハーネスを接続した従来例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 可撓ロック腕 1a 係止片 1b ロック突起 2 車体側のパネル 2a 接続孔 3 装着検知体 3a 操作用突起 4 可撓変位許容空間 A 車体側のコネクタ B ドア側のコネクタ W 車体側のワイヤーハーネス W′ ドア側のワイヤーハーネス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタにおける可撓ロック腕の可撓変
    位許容空間内において、装着検知体を該可撓ロック腕の
    前端の係止片よりも前方へ突出させた状態で仮係止して
    設け、該コネクタをパネルの一側よりその接続孔に対し
    て該可撓ロック腕によりロック結合させた状態にて該装
    着検知体を該パネルの他側より押込み可能に構成して成
    ることを特徴とする車輛用コネクタ。
JP1991100749U 1991-09-26 1991-12-06 車輛用コネクタ Expired - Fee Related JP2546237Y2 (ja)

Priority Applications (2)

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JP1991100749U JP2546237Y2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 車輛用コネクタ
US07/946,980 US5279507A (en) 1991-09-26 1992-09-17 Connector for use in vehicles

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JP1991100749U JP2546237Y2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 車輛用コネクタ

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JPH0548250U true JPH0548250U (ja) 1993-06-25
JP2546237Y2 JP2546237Y2 (ja) 1997-08-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000082533A (ja) * 1998-09-02 2000-03-21 Molex Inc 電気コネクタの位置決め保証装置

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JPS5544317U (ja) * 1978-09-12 1980-03-22
JPH01166977U (ja) * 1988-09-08 1989-11-22
JPH04118583U (ja) * 1990-11-14 1992-10-23 古河電気工業株式会社 コネクタ付きグロメツト

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JP2546237Y2 (ja) 1997-08-27

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