JPH0735332Y2 - コネクタ付きグロメット - Google Patents

コネクタ付きグロメット

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JPH0735332Y2
JPH0735332Y2 JP11913590U JP11913590U JPH0735332Y2 JP H0735332 Y2 JPH0735332 Y2 JP H0735332Y2 JP 11913590 U JP11913590 U JP 11913590U JP 11913590 U JP11913590 U JP 11913590U JP H0735332 Y2 JPH0735332 Y2 JP H0735332Y2
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JP
Japan
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connector
lock key
grommet
vehicle panel
attached
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JP11913590U
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勝彦 西村
浩一 小川
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Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
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Furukawa Electric Co Ltd
Mazda Motor Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車内配線に使用するコネクタ付きグロメッ
トに関するものである。
〔従来の技術〕 従来、自動車内配線に使用するコネクタ付きグロメット
として、第5図に示すように予めグロメット30と該グロ
メット30の先端開孔部に嵌着する消音蓋31を挿通したハ
ーネスWを車両パネルAに穿設された嵌合孔aに挿通
し、上記グロメット30を嵌合孔aに嵌着すると共に、該
グロメット30の先端開孔部に消音蓋31を嵌着し、然る
後、ハーネスWの端末部に取り付けたコネクタ35と、車
両パネルAを隔てて配設されたハーネスW′の端末部に
取り付けたコネクタ40とを電気的に接続するように構成
されたコネクタ付きグロメットや、 第6図に示すように先端に係止段部36a、36aを設けた係
止アーム36、36を斜め前方に突設したコネクタ35をグロ
メット30に嵌着し、該コネクタ35に設けた上記係止アー
ム36、36の先端に形成した係止段部36a、36aを車両パネ
ルAに穿設された嵌合孔aに強制的に嵌合させてコネク
タ35とグロメット30とを同時に車両パネルAに取り付
け、該コネクタ35に相手方コネクタ40を接続するように
構成されたコネクタ付きグロメットが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、第5図に示すコネクタ付きグロメットに
おいては、車両パネルAに穿設された嵌合孔aにグロメ
ット30を嵌着し、該グロメット30に消音蓋31を嵌着する
作業や、車両パネルAを隔てて配設されたハーネスW、
W′に取り付けたコネクタ35、40相互の接続作業が両手
作業となる等、その接続が面倒で長時間を要するという
問題点があった。
また、第6図に示すコネクタ付きグロメットにおいて
は、コネクタ35に設けた係止突起36、36の先端に形成し
た係止段部36a、36aを車両パネルAに穿設された嵌合孔
aに強制的に嵌合させることで、グロメット30とコネク
タ35を車両パネルAに同時に取り付けることができ、ま
た、コネクタ35、40の接続作業が片手で行えるので作業
性が向上する反面、コネクタ35に軸心方向に作用する機
械的押圧力等が作用するとコネクタ35が車両パネルAか
ら極めて簡単に引き抜けるという問題点があった。
本考案は上記問題点に鑑みなされもので、作業性に優
れ、しかも、車両パネルAに完全且つ強固に取り付ける
ことができるコネクタ付きグロメットを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、雄型又は雌型コネ
クタの何れか一方にゴム製グロメットを取り付け、他方
のコネクタに車両パネルに穿設された嵌合孔の孔縁に係
止する係止突起を設けたコネクタ付きグロメットにおい
て、上記係止突起を設けたコネクタに上面が開口するロ
ックキー挿入部と、該ロックキー挿入部の略中央部にシ
ーソー状に支持し基部端に突出部を形成した可動片を設
けると共に、前記ロックキー挿入部に挿入するロックキ
ーにより車両パネルに穿設された嵌合孔にコネクタを完
全係止させるようにコネクタ付きグロメットを構成した
ものである。
〔作用〕
車両パネルに取り付けるコネクタの先端部に設けた係止
突起は、車両パネルに穿設された嵌合孔の孔縁両側に係
止する。基部端に突出部を形成しロックキー挿入部の略
中央部にシーソー動自在に支持した可動片は車両パネル
に穿設された嵌合孔の内面に圧接し、その反発バネ力に
より前記係止突起を車両パネルに穿設された嵌合孔の孔
縁両側に完全係止させる。ロックキー挿入部にはロック
キーが挿入され、該ロックキーにより前記可動片の動き
を封じコネクタを車両パネルに確実強固に固着すると共
に、コネクタが不完全な状態で車両パネルに取り付けら
れている場合には、可動片の基部端に設けた突出部にロ
ックキーの先端が当接しロックキーを完全にロックキー
挿入部内に挿入することができず、コネクタが不完全な
状態で車両パネルに取り付けられていることが検知され
る。
一方、上記コネクタと電気的に接続する相手方コネクタ
に嵌着したゴム製グロメットは、車両パネルに密着し、
エンジンルーム側からの騒音や雨水及び塵埃等の車室内
への侵入を防止する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面により説明する。第1図は
本考案の一実施例を示す分解図、第2図は本考案を構成
するコネクタとロックキーを示す斜視図、第3図及び第
4図は使用状態を示す説明図で、図において1は雄型コ
ネクタ、2は相手方雌型コネクタ10の先端部を嵌合する
嵌合口、3は上記嵌合口2と隔壁により隔てられたロッ
クキー挿入部で、該ロックキー挿入部3は第2図に示す
ように上面が開口し、その略中央部には基部端に突出部
4aを形成した可動片4がシーソー動自在に支持してい
る。5は前記ロックキー挿入部3に挿入するロックキー
で、該ロックキー5は第4図に示すように雄型コネクタ
1を車両パネルAに取り付けた後、ロックキー挿入部3
内に挿入し、可動片4の動きを封じる。また、雄型コネ
クタ1が完全な状態で車両パネルAに取り付けられてい
ない場合には、可動片4の基部端に設けた突出部4aにロ
ックキー5の先端が当接し、該ロックキー5を完全にロ
ックキー挿入部3内に挿入することができず、雄型コネ
クタ1が完全な状態で車両パネルAに取り付けられてい
ないことが検知されるようになっている。なお、ロック
キー5は雄型コネクタ1に予め仮係止させておいてもよ
い。6、7は雄型コネクタ1の先端外壁面に形成された
係止突起で、該係止突起6、7は車両パネルAに穿設さ
れた嵌合孔aの孔縁両側に夫々係止するようになってい
る。
10は雌型コネクタ、11は該雌型コネクタ10の上端部外周
面に設けた鍔部である。
20はゴム製のグロメットで、該ゴム製のグロメット20に
は上記雌型コネクタ10の上端部外周面に設けた鍔部11に
着脱自在に嵌合する嵌合溝21が設けられ、その先端部に
は吸盤状の密着部22が形成されている。
上述のように構成した本考案のコネクタ付きグロメット
により、例えばエンジンルーム側に配設されたハーネス
Wと車室内に配設されたハーネスW′とを接続するに
は、エンジンルーム側に配設されたハーネスWの端末部
に雄型コネクタ1を接続し、該雄型コネクタ1を第3図
に示すように斜めに傾斜させて可動片4の先端部を車両
パネルAに穿設された嵌合孔aの内面に圧接させて可動
片4をロックキー挿入部3内に撓ませ、または、手によ
り可動片4をロックキー挿入部3内に撓ませ、この状態
で嵌合孔aの孔縁両側に係止突起6、7を係止させる
と、第4図に示すように可動片4の先端部が車両パネル
Aに穿設された嵌合孔aの内面に圧接し、その反発バネ
力により係止突起6、7は嵌合孔aの孔縁両側に完全係
止する。
次いで、ロックキー挿入部3内にロックキー5を挿入す
ることで、前記可動片4はその動きが封じられ雄型コネ
クタ1は完全且つ強固に車両パネルAに固着する。
一方、雄型コネクタ1が完全に車両パネルAに取り付け
られていない場合には、前述したように可動片4の基部
端に設けた突出部4aにロックキー5の先端が当接し、ロ
ックキー5を完全にロックキー挿入部3内に挿入するこ
とができず、雄型コネクタ1が完全な状態で車両パネル
Aに取り付けられていないことが検知される。
上述のようにして雄型コネクタ1を車両パネルAに取り
付けた後、該雄型コネクタ1に相手方雌型コネクタ10を
差し込み接続すると、第4図に示すように雌型コネクタ
10の鍔部11により前記ロックキー挿入部3内に挿入され
たロックキー5は抜け止めされ、エンジンルーム側に配
設されたハーネスWと、車室内に配設されたハーネス
W′とは電気的に接続され、且つ、雌型コネクタ10に嵌
着したグロメット20の先端に設けた吸盤状の密着部22が
車両パネルAに密着し、エンジンルームから車室内への
騒音や雨水及び塵埃等の侵入は完全に防止される。
なお、以上は車両パネルAに取り付ける雄型コネクタ1
にロックキー挿入部3と、該ロックキー挿入部3の略中
央部にシーソー状に支持し基部端に突出部4aを形成した
可動片4を設けると共に、前記ロックキー挿入部3に挿
入するロックキー5を備えた実施例について図示説明し
たが、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、
雌型コネクタ10を車両パネルAに取り付けるようにし、
該雌型コネクタ10にロックキーを挿入するロックキー挿
入部と、該ロックキー挿入部の略中央部にシーソー動自
在に支持し基部端に突出部を形成した可動片を設け、該
雌型コネクタに接続する相手方雄型コネクタにグロメッ
トを取り付けてコネクタ付きグロメットを構成してもよ
いことは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば上述のように、車両パネルに雄型コネク
タ(又は雌型コネクタ)を完全且つ強固に取り付けるこ
とができるばかりでなく、車両パネルAに雄型コネクタ
(又は雌型コネクタ)が不完全な状態で取り付けられて
いる場合にはこれをロックキーで検知することができ、
また、相手方雌型コネクタ(又は雄型コネクタ)を接続
することで前記ロックキーは抜け止めされ、車両パネル
に取り付けたコネクタに機械的引っ張り力等が作用して
も車両パネルから引き抜けるようなおそれは全くない。
さらに、コネクタ相互の接続が片手作業で簡単迅速に行
え、且つ、コネクタ相互を接続することで、グロメット
の先端に設けた吸盤状の密着部が車両パネルに密着する
ので、エンジンルームから車室内への騒音や雨水及び塵
埃等の侵入を完全に防止することができる等の優れた利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解図、第2図は本考
案を構成するコネクタとロックキーを示す斜視図、第3
図及び第4図は使用状態を示す説明図、第5図及び第6
図は従来のコネクタ付きグロメットを示す説明図であ
る。 1:雄型コネクタ、3:ロックキー挿入部 4:可動片、5:ロックキー 6:係止突起、7:係止突起 10:雌型コネクタ、20:グロメット A:車両パネル、a:嵌合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】雄型又は雌型コネクタの何れか一方にゴム
    製グロメットを取り付け、他方のコネクタに車両パネル
    に穿設された嵌合孔の孔縁に係止する係止突起を設けた
    コネクタ付きグロメットにおいて、上記係止突起を設け
    たコネクタに上面が開口するロックキー挿入部と、該ロ
    ックキー挿入部の略中央部にシーソー状に支持し基部端
    に突出部を形成した可動片を設けると共に、前記ロック
    キー挿入部に挿入するロックキーを備えたことを特徴と
    するコネクタ付きグロメット。
JP11913590U 1990-11-14 1990-11-14 コネクタ付きグロメット Expired - Fee Related JPH0735332Y2 (ja)

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EP19910310542 EP0486313B1 (en) 1990-11-14 1991-11-14 Connector for wiring in a vehicle
DE1991610250 DE69110250T2 (de) 1990-11-14 1991-11-14 Verbinder für Verdrahtung in einem Fahrzeug.
US08/007,803 US5259788A (en) 1990-11-14 1993-01-22 Connector for wiring in a vehicle

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US6045388A (en) * 1998-09-02 2000-04-04 Molex Incorporated Electrical connector position assurance system
JP5653246B2 (ja) 2011-02-15 2015-01-14 矢崎総業株式会社 レバー式コネクタ

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JPH04118583U (ja) 1992-10-23

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