JP2981132B2 - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JP2981132B2
JP2981132B2 JP6272135A JP27213594A JP2981132B2 JP 2981132 B2 JP2981132 B2 JP 2981132B2 JP 6272135 A JP6272135 A JP 6272135A JP 27213594 A JP27213594 A JP 27213594A JP 2981132 B2 JP2981132 B2 JP 2981132B2
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JP
Japan
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locking
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protector
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博秋 加茂
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Yazaki Sogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤーハーネスが収
容される円筒状のプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4は、実開昭60−2111
3号公報に記載のプロテクタ1を示す。同図において、
このプロテクタ1は、断面半円形状の本体3と、この本
体3と同形状のカバー体5と、これらの本体3とカバー
体5とをロックするロック手段7とからなる。ロック手
段7は、カバー体5の開口縁部に設けた係止枠部9と、
本体3の開口縁部に設けられて係止枠部9に係合する係
止爪11とからなる。
【0003】そして、本体3とカバー体5との間にワイ
ヤーハーネスを収容した後に、カバー体5と本体3とを
合わせることにより、係止爪11を係止枠部9に係合さ
せる。これにより、本体3とカバー体5とをロック状態
とすることが出来る。
【0004】このプロテクタ1によれば、ワイヤーハー
ネスを本体3とカバー体5との間に入れた後に、本体3
とカバー体5とを合わせれば、係止爪11が係止枠部9
に容易に係合し、ロックすることが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示す
ように、本体3とカバー体5とをロックする場合、カバ
ー体5の外周を本体3側へ向けて押圧すると、係止爪1
1の先端部に当接した係止枠部9は外側へ向けて押圧さ
れるため、カバー体5の外周に加えた力F1がそのまま
係止枠部9に直接加わることはなく、係止枠部9が外側
へ逃げる分だけ少ない力F2で係止枠部9が係止爪11
と係合する。従って、係止枠部9が逃げる分だけ力が必
要であるため、挿入力が高くなり、本体3とカバー体5
とのロック力が高くなり、作業性が悪くなる。
【0006】また、係止枠部9の力が外側へ逃げる分だ
け大きな力をカバー体5の外周面に付与するため、カバ
ー体5に強度が必要となる。
【0007】そこで、本発明は、ロック手段のロック力
を低減して作業性を向上することが出来るプロテクタの
提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、面半円形状の本体と、この本体
と同形状で本体との間にワイヤーハーネスを収容するカ
バー体と、本体又はカバー体の一方に設けられて係止孔
を形成する可撓性の枠部からなる係止部及び、本体又は
カバー体の他方に設けられて前記係止孔に挿入されて係
止部に係合する係止突起を有するロックアームからなる
ロック手段とを備えたプロテクタにおいて、前記係止孔
への係止突起の挿入・係合方向に沿って、被係止部に
入・係合用の押リブを設けたことを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のプ
ロテクタであって、前記押リブが、前記本体とカバー体
との間に収容されたワイヤーハーネスの軸方向に沿って
延出されていることを特徴としている。
【0010】
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、本体とカバー体との
間にワイヤーハーネスを収容し、押リブを押圧して、係
止孔へロックアームを挿入し、係止部へ係止突起を係合
させる。この場合、押リブが係止孔へのロックアームの
挿入・係合方向に沿ってロックアームに設けられている
ので、押リブを押圧した力が、ロックアームが外側へ広
がることで逃げることがなくなり、押リブを押圧した力
がロックアームの直接加わる。
【0012】請求項2の発明によれば、押リブをワイヤ
ーハーネスの軸方向に沿って延出することにより、ロッ
クアームからワイヤーハーネスの軸方向にずれた位置で
押リブを押圧すれば、ロックアームが外側へ逃げること
がなく、押リブに加えた力がロックアームの直接加わ
る。
【0013】
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るプロテクタの実施例につ
いて図面を用いて説明する。
【0015】図1に示すように、本実施例のプロテクタ
13は、電気接続箱等の側部に一体に設けられた断面半
円形状の本体15と、この本体15と同形状で本体との
間にワイヤーハーネスを収容するカバー体17と、係止
部21とこの係止部21に係合する被係止部23とから
なるロック手段19とを備えている。
【0016】ロック手段19は、本体15の設けられた
係止部21と、カバー体17に設けられて係止部21と
係合して本体15とカバー体17とをロックする被係止
部23とからなる。また、係止部21と、被係止部23
は、本体15とカバー体17の両側にそれぞれ設けられ
ている。
【0017】係止部21は、本体15の開口縁部外側に
設けられて、本体15の側壁とで係止孔31を形成する
可撓性の係止枠部33で構成されている。また、係止部
21への被係止部33の係合方向(矢印a方向)に沿っ
て、被係止部23に係合用の押リブ29が設けられてい
る。この押リブ29は板状で、カバー体17と一体に形
成されている。
【0018】係止部21は、本体15の開口縁部15a
に設けられて、係止孔31を形成する可撓性の枠部33
からなる。また、被係止部23は、カバー体17の開口
縁部17aに設けられて係止孔31に挿入されると共
に、係止枠部33に係合する係止突起35を有するロッ
クアーム37からなる。そして、ロックアーム37の直
上に前記押リブ29が設けられている。この押リブ29
は、本体15とカバー体17との間に収容されたワイヤ
ーハーネスの軸方向(矢印b方向)に沿って延出されて
いる。
【0019】このようなプロテクタ13にワイヤーハー
ネスWを収容するには、図2に示すように、先ず本体1
5内にワイヤーハーネスWを挿入し、カバー体17を本
体15に合わせる。次に、押リブ29の上面を本体15
側に向けて押圧することにより、ロックアーム37が係
止枠部33内に挿入され、係止突起35が係止枠部33
に係合する。これにより、ワイヤーハーネスWが本体1
5とカバー体17との間に収容されると共に、ロックさ
れる。この場合、押リブ29をカバー体17側に向けて
押圧すると、この力F3はロックアーム37が外側へ逃
げることがないので、ロックアーム37に直接加わる。
このため、ロックする際の挿入力に余分な力が不要にな
り、挿入力を低減することが出来、作業性が向上する。
【0020】また、押リブ29に加えた力F3がロック
アーム37に直接加わり、ロックアーム37が外側へ逃
げる方向へ力が加わらないので、ロックアーム37が変
形することがなく、補強することが出来る。
【0021】さらに、本体15とカバー体17とをロッ
クする場合、押リブ29を押圧すれば良いので、本体1
5及びカバー体17の外周を補強する必要がなくなる。
この結果、本体15及びカバー体17に必要以上の強度
を持たせる必要がなくなり薄肉化を図ることが可能とな
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、押リブが係止孔へのロックアームの挿入・
係合方向に沿ってロックアームに設けられているので、
押リブを押圧した力が、ロックアームが外側へ広がるこ
とで逃げることがなく、ロックアームに直接加わる。こ
の結果、ロック手段のロック力が無駄になることがない
ので、ロックするのに必要な大きさの力でロックするこ
とができて、ロック力を低減することができ、作業性を
向上することができる。
【0023】請求項2記載の発明によれば、押リブをワ
イヤーハーネスの軸方向に沿って延出することにより、
ロックアームからワイヤーハーネスの軸方向にずれた位
置で押リブを押圧すれば、ロックアームが外側へ逃げる
ことがなく、押リブに加えた力がロックアームに直接加
わる。従って、ロック手段のロック力を低減して作業性
を向上することができると共に、強度を向上することが
できる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロテクタの実施例の要部を示す
斜視図である。
【図2】本発明に係るプロテクタの実施例を示す要部断
面図である。
【図3】従来のプロテクタを本体とカバー体とが開放し
た状態で示す斜視図である。
【図4】従来のプロテクタを本体とカバー体とが閉じた
状態で示す斜視図である。
【図5】従来のプロテクタにおいて、カバー体と本体と
をロックしようとする状態を示す断面図である。
【符号の説明】
13 プロテクタ 15 本体 17 カバー体 19 ロック手段 21 係止部 23 被係止部 29 押リブ 31 係止孔 33 係止枠部 35 係止突起 37 ロックアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−262818(JP,A) 特開 平6−86426(JP,A) 実開 平5−84126(JP,U) 実開 平4−93423(JP,U) 実開 平2−97819(JP,U) 実開 平4−54415(JP,U) 実開 平2−14219(JP,U) 実開 平4−17618(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02G 3/00 - 3/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面半円形状の本体と、この本体と同形
    状で本体との間にワイヤーハーネスを収容するカバー体
    と、本体又はカバー体の一方に設けられて係止孔を形成
    する可撓性の枠部からなる係止部及び、本体又はカバー
    体の他方に設けられて前記係止孔に挿入されて係止部に
    係合する係止突起を有するロックアームからなるロック
    手段とを備えたプロテクタにおいて、前記係止孔への係
    止突起の挿入・係合方向に沿って、被係止部に挿入・係
    合用の押リブを設けたことを特徴とするプロテクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプロテクタであって、前
    記押リブが、前記本体とカバー体との間に収容されたワ
    イヤーハーネスの軸方向に沿って延出されていることを
    特徴とするプロテクタ。
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